JPH0847849A - ベルト研磨装置用研磨ベルト交換方法及び装置 - Google Patents

ベルト研磨装置用研磨ベルト交換方法及び装置

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JPH0847849A
JPH0847849A JP18587294A JP18587294A JPH0847849A JP H0847849 A JPH0847849 A JP H0847849A JP 18587294 A JP18587294 A JP 18587294A JP 18587294 A JP18587294 A JP 18587294A JP H0847849 A JPH0847849 A JP H0847849A
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polishing
pulley
polishing belt
exchange
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JP18587294A
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Junya Monma
順也 門真
Toshimi Sato
登志美 佐藤
Koichiro Goto
弘一郎 後藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルト研磨装置の研磨ベルト交換作業を自動
で行うことにより研磨作業の自動化を図る。 【構成】 ベルト研磨装置の研磨ベルトヘッドのプ−リ
の配置からなる全体形状にセットされた研磨ベルトをク
ランプし、研磨ベルトガイド20〜23によってベルト
形状を崩さずに保持することが出来るベルト交換ヘッド
9を複数有し、そのうち1台を空にし、その他の交換ヘ
ッドには交換用新研磨ベルト36をセットしておく。研
磨ベルト交換時には、空きベルト交換ヘッドで研磨装置
の研磨ベルトを抜き出し、その後、交換用の新研磨ベル
ト36をセットしたベルト交換ヘッドから新研磨ベルト
36を研磨装置に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研磨ベルトの回転によ
り被加工物の表面を研磨する比較的にコンパクトなベル
トヘッドで周長の長い研磨ベルトを使用するベルト研磨
装置の研磨ベルトの自動交換方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なベルト研磨装置のベルト
交換方法としては、複数のプ−リに張られている研磨ベ
ルトをテンションプ−リを移動させることにより弛め、
人手作業にて交換する方法が一般的である。
【0003】また、ベルト研磨機の研磨ベルト自動交換
装置としては特開平5−8166号公報に記載のよう
に、研磨ベルトヘッドの各プ−リの内側に、それぞれの
プ−リの直径よりも広く間隔を取った1対のベルト装着
ピンを、各プ−リの前後で研磨ベルトを引っ掻けられる
ように位置決めした後、2本のピンとピンの間で生じる
研磨ベルトの直線部分とプ−リが完全に干渉しなくなる
位置まで各プ−リに対するベルト装着ピンを移動させて
研磨ベルトを研磨ベルトヘッドからベルト交換装置に移
し、その後自動ベルト交換装置を逃がすことにより研磨
ベルトを交換する装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被研磨
面を何種類かの研磨ベルトを使いわけながら仕上げる場
合や、研磨ベルトの消耗が激しい場合には、かなり頻繁
に研磨ベルトを交換する必要があり、人手作業で研磨ベ
ルトを交換する場合は作業員がほとんど機械から離れら
れないという問題があった。
【0005】また、特開平5−8166号公報に記載の
従来技術は、2本のベルト装着ピンの間に生じる研磨ベ
ルトの直線部分をプ−リと完全に干渉しない位置まで移
動させることによってプ−リと研磨ベルトのギャップを
確保する方法であるために、研磨ベルトを取り外すのに
必要なギャップを確保するためにはベルト装着ピンとプ
−リの間にかなり大きなスペ−スが必要となる。
【0006】このため、比較的コンパクトなベルトヘッ
ドで周長の長い研磨ベルトを使用できる入り組んだプ−
リ構成を持つ研磨装置に適用するためにはベルト装着ピ
ンの移動スペ−スを確保するのが難しく、また研磨ベル
トの周長は一定であるのにプ−リ一つ一つで研磨ベルト
の形状を大きく変化させるため、研磨ベルトを取り外す
にはテンションプ−リを大きく移動させる必要が生じる
などの問題が有った。更に研磨ベルトを保持するのがピ
ンであるため研磨ベルトがピンの上で幅方向にずれやす
く、研磨ベルトをベルトヘッドに着脱する際に、各プ−
リの幅方向に対して正確に位置決めするための制御が難
しいという問題も有った。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、比較的コンパクトなベルトヘッドで周長の
長い研磨ベルトを使用するベルト研磨装置の研磨ベルト
の交換作業の自動化を図ったベルト研磨装置用研磨ベル
ト交換方法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のベルト研磨装置
用研磨ベルト交換方法は、ベルト研磨装置のベルト交換
を自動的に行なうベルト研磨装置用研磨ベルト交換方法
において、ベルト研磨装置の複数のプ−リの配置からな
る全体形状にセットされた研磨ベルトをクランプ保持す
る複数のベルト交換ヘッドの内、少なくとも一つのベル
ト交換ヘッドを研磨ベルトがセットされていない空きベ
ルト交換ヘッドとすると共に、前記複数のベルト交換ヘ
ッドから任意のベルト交換ヘッドを割り出し可能とし、
ベルト交換時に前記複数のベルト交換ヘッドを所定のベ
ルト交換位置まで移動させた後、前記空きベルト交換ヘ
ッドにベルト研磨装置の使用中の研磨ベルトを移して取
外し、次に交換すべき任意のベルト交換ヘッドを割り出
し、該割り出されたベルト交換ヘッドにセットされた前
記取り外された研磨ベルトと同一もしくは異なる種類の
研磨ベルトをベルト研磨装置に装着することを特徴とす
る。
【0009】本発明のベルト研磨装置用研磨ベルト交換
方法は、前記複数のベルト交換ヘッドにクランプ保持さ
れた研磨ベルトの寿命による研磨ベルトの交換、あるい
は異なる研磨ベルトの付替えを行なうために、ベルト研
磨装置の複数のプ−リ配置からなる全体形状に予備の研
磨ベルトが予めセットされたベルト収納ラックを配置
し、必要時に該ベルト収納ラックから前記複数のベルト
交換ヘッドに予備の研磨ベルトを装着することを特徴と
する。
【0010】本発明のベルト研磨装置用研磨ベルト交換
方法は、前記複数のベルト交換ヘッドに研磨量の多くと
れる荒研磨ベルトと滑らかな表面粗さを確保できる仕上
げベルトをそれぞれクランプ保持しておき、前記荒研磨
ベルトと仕上げベルトとを順次、ベルト研磨装置に装着
して研磨加工を行なうことにより1台のベルト研磨装置
で、機械加工後のカッタマ−クを除去する研磨工程と滑
らかな表面荒さを確保する仕上げ工程を連続的に行うこ
とを特徴とする。
【0011】本発明のベルト研磨装置用研磨ベルト交換
方法は、ベルト研磨装置の複数のプ−リの配置からなる
全体形状にセットされた研磨ベルトを各プ−リ間で厚み
方向にクランプし、かつテンションをかけると共に、各
プ−リに接触している前記研磨ベルトの曲線部分は周長
を変えないようにそのプ−リ形状を保持し、その後各プ
−リと研磨ベルトとのギャップを均一に確保した状態で
ベルト研磨装置から研磨ベルトを取り外すことを特徴と
する。
【0012】本発明のベルト研磨装置用研磨ベルト交換
方法は、ガイド案内している複数のプ−リに掛けられた
研磨ベルトを取り外す際、それぞれのプ−リの曲率と同
等の形状に成形されたガイドを、複数ある各プ−リのう
ち、固定プ−リ側とテンションプ−リ側に分類し、各プ
ーリの外側から各プ−リに掛けられたベルト周面の一部
に押し当てて、その状態で各プ−リ間のベルトをクラン
プ保持した後、テンションプ−リを前記固定プーリ側に
移動させて研磨ベルトとテンションプ−リとのギャップ
を確保し、次いでそれぞれクランプ保持した部分を上下
に移動させ研磨ベルトにテンションをかけた後、固定プ
−リ側とテンションプ−リ側の各プーリとのギャップが
同等になるまでベルト交換ヘッドを移動させた後、研磨
ベルトをそれぞれのプ−リから離して、取り外すことを
特徴とする。
【0013】本発明のベルト研磨装置用ベルト交換方法
は、前記テンションプ−リを弛める前に各プーリに押し
当てる各ガイドの内側にベルトを吸着させ、各ガイドに
ベルトを接触させた状態を保持させた状態で研磨ベルト
を取り外すことを特徴する。
【0014】本発明のベルト研磨装置用ベルト交換方法
は、前記テンションプ−リを移動させるのと同時に研磨
ベルトを各プ−リ半径の中心方向に移動させて各プ−リ
に掛っているベルトの上部の形状を矯正し、各プ−リと
のギャップを確保して研磨ベルトを取り外すことを特徴
とする。
【0015】本発明のベルト研磨装置用研磨ベルト交換
装置は、ベルト研磨装置の研磨ベルトを該ベルトの厚み
方向にクランプし、上下左右に移動可能なクランプ機構
をベルト研磨装置のプ−リ配置にあわせて配置した複数
のベルト交換ヘッドと、該複数のベルト交換ヘッドから
任意のベルト交換ヘッドを割り出し、該ベルト交換ヘッ
ドをベルト交換位置まで移動させ、位置決めする位置決
め機構と、該位置決め機構を駆動制御する駆動手段とを
有することを特徴とする。
【0016】本発明のベルト研磨装置用研磨ベルト交換
装置は、前記複数のベルト交換ヘッドにクランプ保持さ
れた研磨ベルトの寿命による研磨ベルトの交換、あるい
は異なる研磨ベルトの付替えを行なうために、ベルト研
磨装置の複数のプ−リ配置からなる全体形状に予備の研
磨ベルトが予めセットされたベルト収納ラックを有し、
必要時に該ベルト収納ラックから前記複数のベルト交換
ヘッドに予備の研磨ベルトを装着することを特徴とす
る。
【0017】本発明のベルト研磨装置用研磨ベルト交換
装置は、前記ベルト交換ヘッドは、ベルト研磨装置側の
研磨ベルトを案内している各プ−リ間で研磨ベルトをク
ランプできるように配置されたベルトクランプ機構と、
研磨ベルトの各プ−リに接触している曲線部分の周長を
保持するための研磨ベルトガイドとを有することを特徴
とする。
【0018】本発明のベルト研磨装置用研磨ベルト交換
装置において、前記各プ−リに押し当てるガイドの内周
面に、ベルトを吸引する吸着パッドを設けたことを特徴
とする。
【0019】本発明のベルト研磨装置用研磨ベルト交換
装置に、前記各プ−リに押し当てるガイドの内周面に、
研磨ベルトをプ−リ半径の中心方向に移動させるベルト
矯正機構を設けたことを特徴とする。
【0020】
【作用】以上のように構成した本発明によれば、ベルト
研磨装置の移動及び本装置の移動により研磨ベルトヘッ
ド及びベルト交換ヘッドをベルト交換位置に位置決め可
能であり、ベルト研磨装置のベルトをガイド案内及び駆
動しているプ−リの配置からなる形状の研磨ベルトをク
ランプ保持できるベルト交換ヘッドを複数設け、その複
数のベルト交換ヘッドのうち1台を空きベルト交換ヘッ
ドとし、残りのベルト交換ヘッドには交換用の新しい研
磨ベルトをセットしておくことにより、研磨ベルト交換
位置に割り出された空きベルト交換ヘッドによって、ベ
ルト研磨装置から使用済みの研磨ベルトを抜き出し、次
に交換用の研磨ベルトをセットしたベルト交換ヘッドを
ベルト交換位置に割り出し、ベルト研磨装置に装着する
ことが可能となり、この動作を繰り返すことにより、被
加工品の研磨作業の自動化を図ることが可能となる。
【0021】また、予備の研磨ベルトを、ベルト研磨装
置の複数のプ−リからなるベルト形状に予めセットして
おけるベルト収納ラックを組み込むことにより、研磨作
業を更に連続的に行うことが可能となる、また前記複数
の研磨ベルトヘッドに研磨量の多くとれる荒研磨ベルト
と滑らかな表面荒さを確保できる仕上げベルトをクラン
プ保持しておき、それをベルト研磨装置に装着し研磨を
行なうことで研磨工程と仕上げ工程を連続的に行なうこ
とが可能になる。
【0022】またベルト研磨装置側の各プ−リ間で研磨
ベルトを厚み方向にクランプ可能なクランプ機構により
研磨ベルトをしっかりとクランプ把持し、そのクランプ
機構間でテンションを掛けることが可能になり、さらに
各プ−リに接触している曲線部分研磨ベルトガイドによ
り、周長を変えないようにそのプ−リ形状を保持し、そ
の後プ−リと研磨ベルトのギャップを均一に確保するこ
とにより比較的複雑なプ−リ構成を持つ研磨ベルトヘッ
ドに対しても研磨ベルトの着脱が可能となる。
【0023】また、研磨ベルトを着脱する際、研磨ベル
トの形状を保持するための研磨ベルトガイドにベルトを
吸引する吸着パッドもしくはベルト矯正機構を設けるこ
とにより、研磨ベルトガイドにベルトを接触させた状態
を保持したままベルトを交換することが可能になり、安
定した自動交換作業が可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本発明に係るベルト研磨装置用研磨ベルト交換装
置について図1乃至図20を参照して説明する。
【0025】図1、2は研磨ベルト交換装置の正面図、
平面図であり、図3はベルト研磨装置の研磨ベルトヘッ
ド30であり、図5,図6は研磨ベルト交換装置のベル
ト交換ヘッド9の拡大図である。図7は研磨ベルトヘッ
ド30と研磨ベルト交換装置の位置関係図である。
【0026】図1、2において、1は本体ベ−スで、そ
の上面にベルト研磨装置の軸方向に対して直角方向に任
意位置決めできる駆動軸2を配置し、その駆動軸上を移
動用モ−タ6によって自由に移動及び位置決め可能なベ
−ス3を乗せ、そのベ−ス3上には、第1、第2のベル
ト交換ヘッド9a,9bを取付、そのベルト交換ヘッド
9a,9bをシリンダ10により上下に移動させ、任意
に割り出しするための移動軸7を設置した縦フレ−ム8
がベルト交換ヘッドを回転割り出しするための回転軸4
によって連結されている。
【0027】図3に示されるベルト研磨装置の研磨ベル
トヘッド30において、研磨ベルト35はベルトの回転
を伝達するための駆動用プ−リ33、被加工品37を研
磨するコンタクトホイ−ル34、テンションプ−リ3
1、ガイドプ−リ32によって張られ、取付けられてい
る。研磨ベルト交換時、研磨ベルトを弛めるには、テン
ションプ−リ31及びガイドプ−リ32を矢印の方向に
移動する。弛んだ研磨ベルトは図4のような形状に変化
する。
【0028】図5、6において、ベルト交換ヘッド9は
ベルト研磨装置の研磨ベルトヘッド30の各プ−リ31
〜34に巻かれた研磨ベルト35を各プ−リの入口、出
口付近の直線部分をクランプバ−11を介して把持出来
るクランプ12a〜12hを、各プ−リに対してそれぞ
れ1対備え、またクランプ12a〜12hを研磨ベルト
35を拡げるために移動させる方向及び移動量によって
組み合わせ、シリンダ17a〜17dによってそれぞれ
移動可能なクランプ機構13a〜13dと、各プ−リ3
1〜34に巻かれた研磨ベルト35と同一形状に保持さ
れたテンションプ−リ31用の研磨ベルトガイド20、
ガイドプ−リ32用の研磨ベルトガイド21、駆動用プ
−リ33用の研磨ベルトガイド22、コンタクトホイ−
ル34用の研磨ベルトガイド23を備え、さらに、研磨
ベルトヘッド30のプ−リを研磨ベルト35をゆるめる
方向によって、駆動用プ−リ33及びコンタクトホイ−
ル34を固定プ−リ側、テンションプ−リ31及びガイ
ドプ−リ32をテンションプ−リ側と定め、それぞれの
プ−リに対応するクランプ機構13a〜13d及び研磨
ベルトガイド20〜23を分割しそれぞれをシリンダ1
8a,18bによってクランプ機構13a〜13dの移
動方向に対して直角方向に移動可能なテ−ブルに搭載さ
れたテンションプ−リ側ベルトクランプ部14及び固定
プーリ側研磨ベルトクランプ部15を備えている。また
研磨ベルトクランプ部14,15の間には、ベルト交換
ヘッド9から使用済み研磨ベルトを取外すための研磨ベ
ルト取外し機構16が設けられている。
【0029】次に以上に説明した構成からなる自動研磨
ベルト交換装置による研磨ベルト交換動作について説明
する。
【0030】本発明の自動研磨ベルト交換装置は、NC
軸付きの自動研磨装置の横に前記自動研磨装置の軸方向
と自動研磨ベルト交換装置の駆動軸2が直角になるよう
に設置される。
【0031】この時ベルト交換ヘッド9aは空きベルト
交換ヘッドとし、ベルト交換ヘッド9bには交換用の新
研磨ベルト36をセットしておく(図1)。
【0032】図示しないベルト研磨装置は研磨ベルトヘ
ッド30で研磨ベルト35を張り、回転させることによ
って被加工物表面の研磨を行ない、研磨ベルト交換時に
は研磨ベルトヘッド30の駆動を停止させ、待機する
(図3)。
【0033】ここで、図7及び図9〜15のベルト交換
ヘッド動作図によって研磨ベルトの脱着動作について説
明する。
【0034】まず、自動研磨ベルト交換装置のベルト交
換ヘッド9aを駆動軸2及びベルト交換ヘッド移動軸7
によって研磨ベルト交換位置に位置決めする(図9)。
【0035】このとき、ベルト交換ヘッド9aの全ての
クランプ12a〜12hはアンクランプ状態、全てのク
ランプ機構13a〜13dは基準位置、すなわちベルト
交換装置の研磨ベルトヘッド30がベルト交換ヘッド9
aに挿入されたときに研磨ベルト35が上下のクランプ
バ−11のほぼ中心にくる位置にある。また、前後の研
磨ベルトクランプ部14,15は最も拡がった状態、す
なわち研磨ベルトヘッド30の各プ−リ31〜34と各
研磨ベルトガイドの間のギャップが最も大きい状態にな
っている。
【0036】そこに図7に示すように、自動研磨装置の
NC軸によって研磨ベルトヘッド30を挿入する(図1
0)。
【0037】このとき、研磨ベルトヘッド30の各プ−
リは、研磨ベルトガイドの巾方向に対してほぼ中心位置
にくるように位置決めされる。
【0038】また、図8に示すようにクランプ12は各
プ−リの入口、出口における研磨ベルト35の直線部分
を上下のクランプバ−11のほぼ中心で研磨ベルト35
を把持できるように、かつ各プ−リと干渉しない位置に
あり、研磨ベルト35を拡げる方向に移動可能である。
【0039】次いで、固定プ−リ側クランプ部15をシ
リンダ18bを使って移動させ、コンタクトホイ−ル3
4と駆動用プ−リ33に巻かれた研磨ベルト35と研磨
ベルトガイド22、23を接触し、同時に、テンション
プ−リ側クランプ部14をシリンダ18aを使って移動
させ、テンションプ−リ31とガイドプ−リ32に巻か
れた研磨ベルト35と研磨ベルトガイド20、21を接
触させる(図11)。
【0040】その後研磨ベルト35をクランプバ−11
を介してクランプ12a〜12hで把持する(図1
2)。
【0041】次いで、テンションプ−リ31,ガイドプ
−リ32を移動させながらシリンダ17a〜17dを使
用してクランプ機構13a及び13cを上方に、13b
及び13dを下方にそれぞれ移動させ研磨ベルト35を
拡げることにより、研磨ベルトにテンションをかける
(図13)。
【0042】このとき、研磨ベルト35の各プ−リ31
〜34に接触している曲線部分の周長は各プ−リ31〜
34に対応して設けられた各研磨ベルトガイド20〜2
3によって保持される。
【0043】次いで、自動研磨ベルト交換装置の駆動軸
2によってベ−ス3ごと研磨ベルト交換ヘッド9aを全
体移動させ、駆動用プ−リ33及びコンタクトホイ−ル
34と研磨ベルト35の接触を切り離す。これにより全
てのプ−リと研磨ベルト35の接触が切り離され、研磨
ベルト35を抜き出すことが可能となる(図14)。
【0044】このときのベルト交換ヘッド9aの移動量
はテンションプ−リ31及びガイドプ−リ32を移動さ
せたときに、プ−リと研磨ベルトガイド20、21の間
に生じたギャップが、ベルト交換ヘッドの全体移動によ
って生じる駆動用プ−リ33及びコンタクトホイ−ル3
4と研磨ベルトガイド22、23のギャップと同じくら
いになるまで移動するのが好ましい。
【0045】その後、自動研磨装置のNC軸を使って研
磨ベルトヘッド30を逃がし、それによって研磨ベルト
ヘッド30から研磨ベルト35を抜き出し、研磨ベルト
交換ヘッド9aに移し替える作業が終了する(図1
5)。
【0046】次に研磨ベルト交換ヘッド移動軸7を使用
し、研磨ベルトヘッド30のプ−リ配置からなる形状に
セットされた研磨ベルト36をクランプ保持し交換準備
状態になっている研磨ベルト交換ヘッド9b(図15の
状態)を研磨ベルト交換位置まで移動させ、再び自動研
磨装置のNC軸によって研磨ベルトヘッド30を研磨ベ
ルト交換ヘッド9bに挿入し、研磨ベルト抜き出し時と
逆の手順を踏むことによって新研磨ベルト36を研磨ベ
ルトヘッド30に装着し、これで研磨ベルトの交換が終
了する。
【0047】このとき、ベルト交換ヘッド9bに、研磨
ベルト35と粗度の異なる研磨ベルトをセットしておく
ことにより、1台の研磨装置で粗度の異なる研磨ベルト
を自動交換しながら使用することが可能となる。
【0048】例えば、研磨装置の研磨ベルトヘッド30
に研磨量の多く取れる荒研磨用ベルト、ベルト交換ヘッ
ド9bに滑らかな表面を確保するための仕上用研磨ベル
トをセットしておき、まず研磨ベルトヘッド30の荒研
磨ベルトによって被加工面の荒研磨を行ない、カッタマ
−ク等の除去を行う。次に、自動研磨ベルト交換装置の
ベルト交換ヘッド9aによって、研磨ベルトヘッド30
から荒研磨ベルトを抜き出し、その後ベルト交換ヘッド
9bによって研磨ベルトヘッド30に仕上用ベルトを装
着し被加工面の仕上げを行ない、被加工面を滑らかに仕
上げる。仕上げが終わったら、次はベルト交換ヘッド9
bによって研磨ベルトヘッド30から仕上げベルトを抜
き出し、研磨ベルトヘッド30にベルト交換ヘッド9a
から再び荒研磨ベルトを装着し、1サイクル終了とす
る。この動作を繰り返すことにより、粗度の異なる研磨
ベルトを自動交換しながら使い分けることが可能とな
る。
【0049】前記実施例においては、ベルト交換ヘッド
は9a,9bの2台だけであるが、図16に示すように
3台のベルト交換ヘッドを有する機構としても良いし、
図17に示すような4台のベルト交換ヘッドを任意に割
り出しながら使用する機構でも良い。
【0050】前記実施例において、研磨ベルトガイド2
0〜23は各プ−リ31〜34に巻かれた研磨ベルトの
曲率にあわせて成型されているだけであるが、研磨装置
のプ−リの曲率が比較的大きい場合には、研磨ベルト着
脱時に研磨ベルト35の形状が図18に示されるように
著しく変化して研磨ベルト交換の妨げとなる可能性もあ
る。そこで図19に示すように各研磨ベルトガイドにベ
ルトを吸引吸着するための吸着パッド41を設け、テン
ションプ−リ31及びガイドプ−リ32を移動させる前
に研磨ベルト35を吸着し、研磨ベルトガイドに研磨ベ
ルトを接触させた状態を保持させて研磨ベルトを着脱す
る方法もある。
【0051】この際、吸着パッド41を取付けるのは、
研磨ベルトの変形が著しいと考えられる研磨ベルトガイ
ドの上半分でよい。
【0052】また、図20に示すように研磨ベルトガイ
ドの内周に、研磨ベルトをプ−リ半径の中心方向に移動
させることが可能な研磨ベルト矯正機構42を設け、テ
ンションプ−リ31及びガイドプ−リ32を移動させる
と同時にベルト矯正機構42を駆動することにより、研
磨ベルト形状を矯正し、プ−リと研磨ベルトのギャップ
を確保する方法もある。
【0053】上記実施例において、ベルト交換装置のベ
ルト交換ヘッド9に保持された研磨ベルトの寿命時やベ
ルト交換ヘッド9に異なる種類の研磨ベルトを付け替え
する時には、図21に示すように研磨ベルト収納ラック
50を駆動軸2の延長線上に配置し、そこから予備研磨
ベルト60を研磨ベルト交換装置の研磨ベルト交換ヘッ
ド9に装着することで研磨作業を更に連続的に行なうこ
とが可能となる。
【0054】研磨ベルト収納ラック50は、収納ラック
ベース51によって研磨ベルト交換装置の研磨ベルト交
換位置にセットされる。また、研磨ベルト収納ラック5
0は、ベルト交換ヘッド9に研磨ベルトを保持する際の
形状と同形状に研磨ベルトを保つためのインナーガイド
52、53、54、55とそれをサポートするサポート
バー56a、56b、56c、56dによって予備研磨
ベルト60を保持する(図23)。
【0055】また、予備研磨ベルト60の収納の際に
は、インナーガイド52をハンドル57を使用して研磨
ベルトが弛む方向に移動させ、予備研磨ベルト60をイ
ンナーガイド52、53、54、55とサポートバー5
6a、56b、56c、56dにセットした後にハンド
ル57を用いて予備研磨ベルト60に適度なテンション
をかける。その時、予備研磨ベルト60はベルト収納ラ
ックの奥行方向に数本、当間隔で並べられる(図2
2)。
【0056】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、ベルト研磨装置のプ−リの配置からなる全体形状に
セットされた研磨ベルトをクランプ保持できるベルト交
換ヘッドを複数設け、そのベルト交換ヘッドを任意にベ
ルト交換位置に位置決めできるように構成したので、ベ
ルト研磨装置の研磨ベルトの自動交換が可能になり、ベ
ルト研磨装置の自動化、無人化を図ることが出来る。
【0057】また本発明によれば、研磨ベルトを抜き取
った後に交換用の研磨ベルトをセットしたベルト交換ヘ
ッドを速やかにベルト交換位置に位置決めし、ベルト研
磨装置に研磨ベルトを装着することが出来るので、研磨
ベルト交換時間の短縮を図ることができ、研磨工程の時
間短縮が図れる。
【0058】また本発明によれば、複数のベルト交換ヘ
ッドに荒研磨ベルトから仕上げ研磨ベルトまでの用途の
異なる研磨ベルトをセットしておくことが出来るので、
被研磨面の状態、仕上げの程度によって研磨ベルトを自
動交換しながら使い分けすることが可能となり、研磨作
業の能率の向上が図れる。
【0059】また本発明によれば、ベルト交換ヘッド
に、研磨ベルトを厚み方向にクランプでき上下左右に移
動可能なクランプ機構と、各プ−リに接触している研磨
ベルトの曲線部分の周長を変化させないようにそのプ−
リ形状を保持する研磨ベルトガイドとを設けるように構
成したので、小型化した比較的複雑なプ−リ構成を持つ
研磨ベルトヘッドに対しても研磨ベルトの自動着脱が可
能になる。
【0060】また本発明によれば、研磨ベルトガイドに
研磨ベルトを吸引する吸着パッドもしくはベルト矯正機
構を設けるように構成したので、比較的大半径のプ−リ
に巻きつけられた研磨ベルトであっても研磨ベルトガイ
ドに接触させた状態を保持したままベルトを交換するこ
とができ、安定した自動交換作業が可能となる。
【0061】また本発明によれば、予備の研磨ベルト
を、ベルト研磨装置の複数のプーリからなるベルト形状
に予めセットしておけるベルト収納ラックを組み込むよ
うに構成したので、研磨作業を更に連続的に行なうこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る研磨ベルト交換装置の一実施例の
構成を示す正面図である。
【図2】本発明に係る研磨ベルト交換装置の一実施例の
構成を示す平面図である。
【図3】本発明に係る研磨ベルト交換装置を適用する研
磨装置の研磨ベルトヘッドのプ−リの配置の一例を示す
説明図である。
【図4】図3に示した研磨ベルトヘッドの研磨ベルトを
弛めた時の研磨ベルトの形状を示す説明図である。
【図5】本発明に係る研磨ベルト交換装置のベルト交換
ヘッドの平面図である。
【図6】本発明に係る研磨ベルト交換装置のベルト交換
ヘッドの正面図である。
【図7】本発明に係る研磨ベルト交換装置と研磨装置の
研磨ベルトヘッドとの位置関係を示す説明図である。
【図8】本発明に係る研磨ベルト交換装置における研磨
ベルトガイド及びクランプと研磨ベルトとの関係を示す
説明図である。
【図9】本発明に係る研磨ベルト交換装置における研磨
ベルト交換作業時のベルト交換ヘッドの動作説明図であ
る。
【図10】本発明に係る研磨ベルト交換装置における研
磨ベルト交換作業時のベルト交換ヘッドの動作説明図で
ある。
【図11】本発明に係る研磨ベルト交換装置における研
磨ベルト交換作業時のベルト交換ヘッドの動作説明図で
ある。
【図12】本発明に係る研磨ベルト交換装置における研
磨ベルト交換作業時のベルト交換ヘッドの動作説明図で
ある。
【図13】本発明に係る研磨ベルト交換装置における研
磨ベルト交換作業時のベルト交換ヘッドの動作説明図で
ある。
【図14】本発明に係る研磨ベルト交換装置における研
磨ベルト交換作業時のベルト交換ヘッドの動作説明図で
ある。
【図15】本発明に係る研磨ベルト交換装置における研
磨ベルト交換作業時のベルト交換ヘッドの動作説明図で
ある。
【図16】本発明に係る研磨ベルト交換装置の他の実施
例を示す構成図である。
【図17】本発明に係る研磨ベルト交換装置の他の実施
例を示す構成図である。
【図18】本発明に係る研磨ベルト交換装置における研
磨ベルトガイドで研磨ベルトが変形を起こしたときの形
状を示す説明図である。
【図19】本発明に係る研磨ベルト交換装置における研
磨ベルトガイドでの研磨ベルトの変形を防止する変形防
止機構を設けた一実施例を示す構成図である。
【図20】本発明に係る研磨ベルト交換装置における研
磨ベルトガイドでの研磨ベルトの変形を防止する変形防
止機構を設けた他の実施例を示す構成図である。
【図21】本発明の一実施例における研磨ベルト交換装
置と研磨ベルト収納ラックの位置関係を示す説明図であ
る。
【図22】本発明に係る研磨ベルト交換装置に使用され
る研磨ベルト収納ラックの平面図である。
【図23】本発明に係る研磨ベルト交換装置に使用され
る研磨ベルト収納ラックの正面図である。
【符号の説明】
1 駆動用ベ−ス 2 駆動軸 9 ベルト交換ヘッド 13 クランプ機構 14 テンションプ−リ側ベルトクランプ部 15 固定プ−リ側ベルトクランプ部 16 研磨ベルト取外し機構 20 研磨ベルトガイド 21 研磨ベルトガイド 22 研磨ベルトガイド 23 研磨ベルトガイド 35 研磨ベルト 36 交換用新研磨ベルト 37 被加工品 41 ベルト吸着機構 42 ベルト矯正機構

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト研磨装置のベルト交換を自動的に
    行なうベルト研磨装置用研磨ベルト交換方法において、 ベルト研磨装置の複数のプ−リの配置からなる全体形状
    にセットされた研磨ベルトをクランプ保持する複数のベ
    ルト交換ヘッドの内、少なくとも一つのベルト交換ヘッ
    ドを研磨ベルトがセットされていない空きベルト交換ヘ
    ッドとすると共に、前記複数のベルト交換ヘッドから任
    意のベルト交換ヘッドを割り出し可能とし、ベルト交換
    時に前記複数のベルト交換ヘッドを所定のベルト交換位
    置まで移動させた後、前記空きベルト交換ヘッドにベル
    ト研磨装置の使用中の研磨ベルトを移して取外し、次に
    交換すべき任意のベルト交換ヘッドを割り出し、該割り
    出されたベルト交換ヘッドにセットされた前記取り外さ
    れた研磨ベルトと同一もしくは異なる種類の研磨ベルト
    をベルト研磨装置に装着することを特徴とするベルト研
    磨装置用研磨ベルト交換方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のベルト交換ヘッドにクランプ
    保持された研磨ベルトの寿命による研磨ベルトの交換、
    あるいは異なる研磨ベルトの付替えを行なうために、ベ
    ルト研磨装置の複数のプ−リ配置からなる全体形状に予
    備の研磨ベルトが予めセットされたベルト収納ラックを
    配置し、必要時に該ベルト収納ラックから前記複数のベ
    ルト交換ヘッドに予備の研磨ベルトを装着することを特
    徴とする請求項1に記載のベルト研磨装置用研磨ベルト
    交換方法。
  3. 【請求項3】 前記複数のベルト交換ヘッドに研磨量の
    多くとれる荒研磨ベルトと滑らかな表面粗さを確保でき
    る仕上げベルトをそれぞれクランプ保持しておき、前記
    荒研磨ベルトと仕上げベルトとを順次、ベルト研磨装置
    に装着して研磨加工を行なうことにより1台のベルト研
    磨装置で、機械加工後のカッタマ−クを除去する研磨工
    程と滑らかな表面荒さを確保する仕上げ工程を連続的に
    行うことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記
    載のベルト研磨装置用研磨ベルト交換方法。
  4. 【請求項4】 ベルト研磨装置の複数のプ−リの配置か
    らなる全体形状にセットされた研磨ベルトを各プ−リ間
    で厚み方向にクランプし、かつテンションをかけると共
    に、各プ−リに接触している前記研磨ベルトの曲線部分
    は周長を変えないようにそのプ−リ形状を保持し、その
    後各プ−リと研磨ベルトとのギャップを均一に確保した
    状態でベルト研磨装置から研磨ベルトを取り外すことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のベルト研
    磨装置用研磨ベルト交換方法。
  5. 【請求項5】 ガイド案内している複数のプ−リに掛け
    られた研磨ベルトを取り外す際、それぞれのプ−リの曲
    率と同等の形状に成形されたガイドを、複数ある各プ−
    リのうち、固定プ−リ側とテンションプ−リ側に分類
    し、各プーリの外側から各プ−リに掛けられたベルト周
    面の一部に押し当てて、その状態で各プ−リ間のベルト
    をクランプ保持した後、テンションプ−リを前記固定プ
    ーリ側に移動させて研磨ベルトとテンションプ−リとの
    ギャップを確保し、次いでそれぞれクランプ保持した部
    分を上下に移動させ研磨ベルトにテンションをかけた
    後、固定プ−リ側とテンションプ−リ側の各プーリとの
    ギャップが同等になるまでベルト交換ヘッドを移動させ
    た後、研磨ベルトをそれぞれのプ−リから離して、取り
    外すことを特徴とするベルト研磨装置用研磨ベルト交換
    方法。
  6. 【請求項6】 前記テンションプ−リを弛める前に各プ
    ーリに押し当てる各ガイドの内側にベルトを吸着させ、
    各ガイドにベルトを接触させた状態を保持させた状態で
    研磨ベルトを取り外すことを特徴する請求項5に記載の
    ベルト研磨装置用ベルト交換方法。
  7. 【請求項7】 前記テンションプ−リを移動させるのと
    同時に研磨ベルトを各プ−リ半径の中心方向に移動させ
    て各プ−リに掛っているベルトの上部の形状を矯正し、
    各プ−リとのギャップを確保して研磨ベルトを取り外す
    ことを特徴とする請求項5に記載のベルト研磨装置用ベ
    ルト交換方法。
  8. 【請求項8】 ベルト研磨装置の研磨ベルトを該ベルト
    の厚み方向にクランプし、上下左右に移動可能なクラン
    プ機構をベルト研磨装置のプ−リ配置にあわせて配置し
    た複数のベルト交換ヘッドと、 該複数のベルト交換ヘッドから任意のベルト交換ヘッド
    を割り出し、該ベルト交換ヘッドをベルト交換位置まで
    移動させ、位置決めする位置決め機構と、 該位置決め機構を駆動制御する駆動手段とを有すること
    を特徴とするベルト研磨装置用研磨ベルト交換装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のベルト交換ヘッドにクランプ
    保持された研磨ベルトの寿命による研磨ベルトの交換、
    あるいは異なる研磨ベルトの付替えを行なうために、ベ
    ルト研磨装置の複数のプ−リ配置からなる全体形状に予
    備の研磨ベルトが予めセットされたベルト収納ラックを
    有し、必要時に該ベルト収納ラックから前記複数のベル
    ト交換ヘッドに予備の研磨ベルトを装着することを特徴
    とする請求項8に記載のベルト研磨装置用研磨ベルト交
    換装置。
  10. 【請求項10】 前記ベルト交換ヘッドは、ベルト研磨
    装置側の研磨ベルトを案内している各プ−リ間で研磨ベ
    ルトをクランプできるように配置されたベルトクランプ
    機構と、研磨ベルトの各プ−リに接触している曲線部分
    の周長を保持するための研磨ベルトガイドとを有するこ
    とを特徴とする請求項8に記載のベルト研磨装置用研磨
    ベルト交換装置。
  11. 【請求項11】 前記各プ−リに押し当てるガイドの内
    周面に、ベルトを吸引する吸着パッドを設けたことを特
    徴とする請求項10に記載のベルト研磨装置用研磨ベル
    ト交換装置。
  12. 【請求項12】 前記各プ−リに押し当てるガイドの内
    周面に、研磨ベルトをプ−リ半径の中心方向に移動させ
    るベルト矯正機構を設けたことを特徴とする請求項10
    に記載のベルト研磨装置用研磨ベルト交換装置。
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