JPH084772Y2 - テレコントローラー用チェッカー - Google Patents
テレコントローラー用チェッカーInfo
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- JPH084772Y2 JPH084772Y2 JP4541691U JP4541691U JPH084772Y2 JP H084772 Y2 JPH084772 Y2 JP H084772Y2 JP 4541691 U JP4541691 U JP 4541691U JP 4541691 U JP4541691 U JP 4541691U JP H084772 Y2 JPH084772 Y2 JP H084772Y2
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- signal
- output
- response
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ホームオートメーショ
ン機器（以下ＨＡ機器と略称する）を、電話回線から操
作するテレコントローラー及びＨＡ機器のチェッカーに
関するものである。
ン機器（以下ＨＡ機器と略称する）を、電話回線から操
作するテレコントローラー及びＨＡ機器のチェッカーに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、現在の家庭用空調装置は、設定
温度帯より温度が低いと暖房に切り替わり、また、高け
れば冷房に切り替わる自動運転機能が設けられている。
ところで、家庭や、極く小人数で構成する事業所などに
おいては、全員が出払ってしまう場合がある。このよう
な場合には、帰着後直ちに空調装置を作動させても、暫
くの間は、蒸し風呂状態であったり、室内が冷えきって
いる状態が続く結果になる。また、出払う際に、装置を
切り忘れ、出先でそのことに気付く場合もある。また、
例えば別荘などに取り付けた深夜電力を利用する給湯装
置を作動させたのでは、長時間温水が使用できないとい
う問題がある。そこで、これら空調装置、給湯装置など
のＨＡ機器を電話で遠隔制御するテレコントロールシス
テムが実用されるに至っている。即ち、テレコントロー
ラー（以下ＴＣ装置と略称する）を設備すれば、離れて
いても、到着前に室内温度や給湯温度を適温にしたり、
外出先からＨＡ機器をオフするなど、離れたところから
ＨＡ機器を制御することができ、前記のような問題を解
消することができる。
温度帯より温度が低いと暖房に切り替わり、また、高け
れば冷房に切り替わる自動運転機能が設けられている。
ところで、家庭や、極く小人数で構成する事業所などに
おいては、全員が出払ってしまう場合がある。このよう
な場合には、帰着後直ちに空調装置を作動させても、暫
くの間は、蒸し風呂状態であったり、室内が冷えきって
いる状態が続く結果になる。また、出払う際に、装置を
切り忘れ、出先でそのことに気付く場合もある。また、
例えば別荘などに取り付けた深夜電力を利用する給湯装
置を作動させたのでは、長時間温水が使用できないとい
う問題がある。そこで、これら空調装置、給湯装置など
のＨＡ機器を電話で遠隔制御するテレコントロールシス
テムが実用されるに至っている。即ち、テレコントロー
ラー（以下ＴＣ装置と略称する）を設備すれば、離れて
いても、到着前に室内温度や給湯温度を適温にしたり、
外出先からＨＡ機器をオフするなど、離れたところから
ＨＡ機器を制御することができ、前記のような問題を解
消することができる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、かかるＨＡ
機器及びＴＣ装置を取り付ける場合、特に、新築中の建
造物に取り付ける場合には、双方の工事が完成していな
いと、個々にＨＡ機器やＴＣ装置を据え付けても検査・
点検を行うことができない。しかしながら、これらの工
事は、規則上、それぞれの専門工事業者が行うので、テ
レコントロールシステムの工事全体を一貫し一業者が行
うことができず、一方の工事が終了しても、その段階で
検査ができないという問題がある。したがって、従来
は、すべての工事が完了した後に検査をするなど、能率
の悪い手段が用いられていた。
機器及びＴＣ装置を取り付ける場合、特に、新築中の建
造物に取り付ける場合には、双方の工事が完成していな
いと、個々にＨＡ機器やＴＣ装置を据え付けても検査・
点検を行うことができない。しかしながら、これらの工
事は、規則上、それぞれの専門工事業者が行うので、テ
レコントロールシステムの工事全体を一貫し一業者が行
うことができず、一方の工事が終了しても、その段階で
検査ができないという問題がある。したがって、従来
は、すべての工事が完了した後に検査をするなど、能率
の悪い手段が用いられていた。
【０００４】本考案は、以上の問題に着目して成された
ものであり、電話、ＨＡ機器、ＴＣ装置、それぞれの据
え付け工事が、部分的に終了した段階で検査できるテレ
コントローラー用チェッカーを提供することを目的とし
ている。
ものであり、電話、ＨＡ機器、ＴＣ装置、それぞれの据
え付け工事が、部分的に終了した段階で検査できるテレ
コントローラー用チェッカーを提供することを目的とし
ている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本考案のテレコントローラー用チェッカーの構成
は、信号のみを伝達するインターフェース回路を取り付
けたホームオートメーション機器と、前記インターフェ
ース回路と電話線との間に取り付けるテレコントローラ
ーとに、電話線及び信号を伝達する電線を接続する前に
遠隔制御作動状況を検査する装置であって、ホームオー
トメーション機器テスト回路は、前記インターフェース
回路にコネクターを通じて接続可能に形成したオン信号
出力回路と応答チェック回路とからなり、オン信号出力
回路は、テストスイッチ、オン信号パルス発生回路及び
出力回路からなり、テストスイッチをオンすると、オン
信号パルス発生回路が作動し、出力回路からオン信号を
出力し、前記応答チェック回路は、応答信号受信回路と
応答確認表示回路とからなり、ホームオートメーション
機器がオン信号を受信し、出力された応答信号を受信す
ると、応答信号受信回路は応答確認表示回路を作動さ
せ、またテレコントローラーテスト回路は、信号のみを
伝達する絶縁回路からなる送受信回路、ラッチ回路、オ
ン信号受信表示回路、及び応答信号出力回路からなり、
送受信回路がテレコントローラーから出力されるオン信
号を受信すると、信号をラッチ回路に与え、ラッチ回路
は、オン信号受信表示回路及び応答信号出力回路を作動
させ、応答信号出力回路は応答信号パルスを前記送受信
回路からテレコントローラに出力するようにしたもので
ある。
めの本考案のテレコントローラー用チェッカーの構成
は、信号のみを伝達するインターフェース回路を取り付
けたホームオートメーション機器と、前記インターフェ
ース回路と電話線との間に取り付けるテレコントローラ
ーとに、電話線及び信号を伝達する電線を接続する前に
遠隔制御作動状況を検査する装置であって、ホームオー
トメーション機器テスト回路は、前記インターフェース
回路にコネクターを通じて接続可能に形成したオン信号
出力回路と応答チェック回路とからなり、オン信号出力
回路は、テストスイッチ、オン信号パルス発生回路及び
出力回路からなり、テストスイッチをオンすると、オン
信号パルス発生回路が作動し、出力回路からオン信号を
出力し、前記応答チェック回路は、応答信号受信回路と
応答確認表示回路とからなり、ホームオートメーション
機器がオン信号を受信し、出力された応答信号を受信す
ると、応答信号受信回路は応答確認表示回路を作動さ
せ、またテレコントローラーテスト回路は、信号のみを
伝達する絶縁回路からなる送受信回路、ラッチ回路、オ
ン信号受信表示回路、及び応答信号出力回路からなり、
送受信回路がテレコントローラーから出力されるオン信
号を受信すると、信号をラッチ回路に与え、ラッチ回路
は、オン信号受信表示回路及び応答信号出力回路を作動
させ、応答信号出力回路は応答信号パルスを前記送受信
回路からテレコントローラに出力するようにしたもので
ある。
【０００６】前記ホームオートメーション機器（ＨＡ機
器）のオン信号受信回路は、一般に、ＨＡ機器が内蔵す
る回路と外付けするアダプターとによって構成してい
る。即ち、ＨＡ機器とＴＣ装置とを電気的に絶縁しなが
ら信号を伝達する絶縁回路からなるインターフェイス回
路は、前記アダプターに設けられている。したがって、
現状では、ＨＡ機器をテストする場合には、本考案のテ
レコントローラー用チェッカーをアダプターに接続して
行うことになる。但し、本考案にとって、前記インター
フェイスが外付けであるか、内蔵されているかは、本質
的ではない。
器）のオン信号受信回路は、一般に、ＨＡ機器が内蔵す
る回路と外付けするアダプターとによって構成してい
る。即ち、ＨＡ機器とＴＣ装置とを電気的に絶縁しなが
ら信号を伝達する絶縁回路からなるインターフェイス回
路は、前記アダプターに設けられている。したがって、
現状では、ＨＡ機器をテストする場合には、本考案のテ
レコントローラー用チェッカーをアダプターに接続して
行うことになる。但し、本考案にとって、前記インター
フェイスが外付けであるか、内蔵されているかは、本質
的ではない。
【０００７】即ち、ＨＡ機器を設置した場合の検査は、
前記ＨＡ機器テスト回路をＨＡ機器（前記アダプターに
取り付ける場合を含め）に接続することによって検査
し、また、ＴＣ装置を取り付けた場合の検査は、前記Ｔ
Ｃ機器テスト回路の端子をＴＣ装置に接続することによ
り検査することができる。したがって、本考案を適用す
ることによって、テレコントロールシステム全体の工事
が完了していなくても、部分的工事完了した段階で検査
を行うことが可能となる。
前記ＨＡ機器テスト回路をＨＡ機器（前記アダプターに
取り付ける場合を含め）に接続することによって検査
し、また、ＴＣ装置を取り付けた場合の検査は、前記Ｔ
Ｃ機器テスト回路の端子をＴＣ装置に接続することによ
り検査することができる。したがって、本考案を適用す
ることによって、テレコントロールシステム全体の工事
が完了していなくても、部分的工事完了した段階で検査
を行うことが可能となる。
【０００８】ここで、ＨＡ機器とは、家庭、小規模事務
所などに据えつける小型の空調装置、給湯器付き風呂
釜、電気床暖房器、電動シャッターなど、保守・運転管
理者を必要としない自動制御機能を持った各種機器類を
意味している。前記表示手段は、単に確認ができればよ
く、光、音などで表示させることができる。但し、他の
表示手段、例えば、液晶文字・記号を使用したり、針を
振らせたり、合成音声によるなど各種の手段を使用する
こともできる。
所などに据えつける小型の空調装置、給湯器付き風呂
釜、電気床暖房器、電動シャッターなど、保守・運転管
理者を必要としない自動制御機能を持った各種機器類を
意味している。前記表示手段は、単に確認ができればよ
く、光、音などで表示させることができる。但し、他の
表示手段、例えば、液晶文字・記号を使用したり、針を
振らせたり、合成音声によるなど各種の手段を使用する
こともできる。
【０００９】本考案のテレコントローラー用チェッカー
が出力するオン信号を、例えば社団法人日本電機工業会
(JEMA)制定の規格に従って出力するようにすれば、ＪＥ
ＭＡ規格のＨＡ端子を備えたすべてのＨＡ機器に共通し
て使用することができる。
が出力するオン信号を、例えば社団法人日本電機工業会
(JEMA)制定の規格に従って出力するようにすれば、ＪＥ
ＭＡ規格のＨＡ端子を備えたすべてのＨＡ機器に共通し
て使用することができる。
【００１０】
【実施例】以下、添付の図を対照して、本考案のテレコ
ントローラー用チェッカー（以下単にチェッカーとい
う）を具体的に説明する。先ず、図１によって、実施例
１の基本回路を説明する。チェッカー１は、ＨＡ機器２
のＨＡ機器テスト回路４と、ＴＣ装置６のＴＣ装置テス
ト回路８とから成っている。ＨＡ機器２のＨＡ機器テス
ト回路４は、パルス発生回路から成るオン信号出力回路
10のテストスイッチ12をオンすると、パルス信号が出力
回路14に与えられ、該パルス信号から成るオン信号ｏ
は、出力回路14で所定出力レベルに調整され、コネクタ
ー16からアダプター18に与えられる。このアダプター18
は、ＨＡ機器２と電話回線に接続するＴＣ装置６とを電
気的に絶縁し、信号のみ伝達するインターフェイス回路
から成るものである。
ントローラー用チェッカー（以下単にチェッカーとい
う）を具体的に説明する。先ず、図１によって、実施例
１の基本回路を説明する。チェッカー１は、ＨＡ機器２
のＨＡ機器テスト回路４と、ＴＣ装置６のＴＣ装置テス
ト回路８とから成っている。ＨＡ機器２のＨＡ機器テス
ト回路４は、パルス発生回路から成るオン信号出力回路
10のテストスイッチ12をオンすると、パルス信号が出力
回路14に与えられ、該パルス信号から成るオン信号ｏ
は、出力回路14で所定出力レベルに調整され、コネクタ
ー16からアダプター18に与えられる。このアダプター18
は、ＨＡ機器２と電話回線に接続するＴＣ装置６とを電
気的に絶縁し、信号のみ伝達するインターフェイス回路
から成るものである。
【００１１】前記オン信号ｏをアダプター１８を介して
与えられたＨＡ機器２は、作動を開始すると共に、応答
信号ｒをアダプター１８に出力する。この応答信号ｒ
を、コネクター１６を通じて応答信号受信回路２０が受
けると、該受信回路２０は、例えば、光、音などで表示
する応答確認表示器２２を作動させる。また、ＴＣ装置
テスト回路８は、該回路８とＴＣ装置６とを接続するコ
ネクター２４、ＴＣ装置６側回路とＴＣ装置テスト回路
８とを電気的に絶縁しながら信号を伝達する絶縁回路か
らなる送受信回路２６、信号ラッチ回路２８、応答信号
出力回路３０、及び、オン信号受信表示器３２から構成
されている。そして、ＴＣ装置６のコントロール回路３
４の手動制御スイッチ３５をオンすると、オン信号ｏ
は、コネクター２４から送受信回路２６に与えられ、該
送受信回路２６から出力されたオン信号ｏは、信号ラッ
チ回路２８に与えられ、該ラッチ回路２８は、応答信号
出力回路３０とオン信号受信表示器３２とに与えられ
る。即ち、本実施例の送受信回路２６と信号ラッチ回路
２８とで、本考案のオン信号受信回路３３を構成してい
る。応答信号出力回路３０は、前記オン信号ｏに対する
応答信号ｒを、テレコントロール回路３４に出力する
と、該回路３４は、応答確認表示灯３６を点灯させる。
与えられたＨＡ機器２は、作動を開始すると共に、応答
信号ｒをアダプター１８に出力する。この応答信号ｒ
を、コネクター１６を通じて応答信号受信回路２０が受
けると、該受信回路２０は、例えば、光、音などで表示
する応答確認表示器２２を作動させる。また、ＴＣ装置
テスト回路８は、該回路８とＴＣ装置６とを接続するコ
ネクター２４、ＴＣ装置６側回路とＴＣ装置テスト回路
８とを電気的に絶縁しながら信号を伝達する絶縁回路か
らなる送受信回路２６、信号ラッチ回路２８、応答信号
出力回路３０、及び、オン信号受信表示器３２から構成
されている。そして、ＴＣ装置６のコントロール回路３
４の手動制御スイッチ３５をオンすると、オン信号ｏ
は、コネクター２４から送受信回路２６に与えられ、該
送受信回路２６から出力されたオン信号ｏは、信号ラッ
チ回路２８に与えられ、該ラッチ回路２８は、応答信号
出力回路３０とオン信号受信表示器３２とに与えられ
る。即ち、本実施例の送受信回路２６と信号ラッチ回路
２８とで、本考案のオン信号受信回路３３を構成してい
る。応答信号出力回路３０は、前記オン信号ｏに対する
応答信号ｒを、テレコントロール回路３４に出力する
と、該回路３４は、応答確認表示灯３６を点灯させる。
【００１２】ＨＡ機器２に空調装置を用いて実施した場
合について、以上説明したチェッカー１を用いたＨＡ機
器２のテストと、ＴＣ装置６のテストとを行う様子を図
２及び図３によって説明する。該ＨＡ機器２とアダプタ
ー１８とを、家屋３８に取り付け工事終了後の検査は、
該アダプター１８にコード３７でチェッカー１を接続し
て行う。また、ＴＣ装置６を取り付ける工事が終了した
際の検査は、該ＴＣ装置６にコード３７でチェッカー１
を接続して行う。なお、図２に示す符号４０は、ＴＣ装
置６とアダプター１８とを接続するコード（２点鎖線で
示している）であり、４２は電話線、４４は電柱であ
る。また、チェッカー１は、図３に示すとおり、電源ス
イッチ４６、戻りばねを内蔵したテストスイッチ１２、
ＬＥＤからなるチェッカー起動表示灯４８、パルス出力
表示灯５０、ＨＡ機器２からのＨＡ機器応答表示灯２２
１、ＴＣ装置６からのオン信号受信表示灯３２１であ
り、５２はＨＡ機器２に接続するコード３７（図２）を
差し込むアダプター側コード差し込み用モジュラージャ
ックであり、５４はＴＣ側コード３７差し込み用モジュ
ラージャックであり、片手で持ちながら図示しない指で
電源スイッチ４６及びテストスイッチ１２を操作できる
ように構成した。
合について、以上説明したチェッカー１を用いたＨＡ機
器２のテストと、ＴＣ装置６のテストとを行う様子を図
２及び図３によって説明する。該ＨＡ機器２とアダプタ
ー１８とを、家屋３８に取り付け工事終了後の検査は、
該アダプター１８にコード３７でチェッカー１を接続し
て行う。また、ＴＣ装置６を取り付ける工事が終了した
際の検査は、該ＴＣ装置６にコード３７でチェッカー１
を接続して行う。なお、図２に示す符号４０は、ＴＣ装
置６とアダプター１８とを接続するコード（２点鎖線で
示している）であり、４２は電話線、４４は電柱であ
る。また、チェッカー１は、図３に示すとおり、電源ス
イッチ４６、戻りばねを内蔵したテストスイッチ１２、
ＬＥＤからなるチェッカー起動表示灯４８、パルス出力
表示灯５０、ＨＡ機器２からのＨＡ機器応答表示灯２２
１、ＴＣ装置６からのオン信号受信表示灯３２１であ
り、５２はＨＡ機器２に接続するコード３７（図２）を
差し込むアダプター側コード差し込み用モジュラージャ
ックであり、５４はＴＣ側コード３７差し込み用モジュ
ラージャックであり、片手で持ちながら図示しない指で
電源スイッチ４６及びテストスイッチ１２を操作できる
ように構成した。
【００１３】ＨＡ機器２のテストは、コード37に取り付
けたモジュラープラグ（図示せず）をモジュラージャッ
ク52に差し込み、電源スイッチ46をオンすると電源灯48
が点灯する。次いで、テストスイッチ12をオンするとパ
ルス出力表示灯50が点灯すると共に、パルスからなるオ
ン信号が出力される。ＨＡ機器２が正常に作動した場合
には、応答信号ｒを受信するとＨＡ機器応答表示灯221
が点灯し、内蔵マイク（図示せず）から信号音が出力す
る。もし、ＨＡ応答表示灯221 が点灯せず、前記信号音
も出力されないと、ＨＡ機器２側回路に不良箇所がある
ことが分かる。即ちこの場合は、チェッカー１はＴＣ装
置６と同様に動作して、ＨＡ機器２の動作をチェックす
るものである。
けたモジュラープラグ（図示せず）をモジュラージャッ
ク52に差し込み、電源スイッチ46をオンすると電源灯48
が点灯する。次いで、テストスイッチ12をオンするとパ
ルス出力表示灯50が点灯すると共に、パルスからなるオ
ン信号が出力される。ＨＡ機器２が正常に作動した場合
には、応答信号ｒを受信するとＨＡ機器応答表示灯221
が点灯し、内蔵マイク（図示せず）から信号音が出力す
る。もし、ＨＡ応答表示灯221 が点灯せず、前記信号音
も出力されないと、ＨＡ機器２側回路に不良箇所がある
ことが分かる。即ちこの場合は、チェッカー１はＴＣ装
置６と同様に動作して、ＨＡ機器２の動作をチェックす
るものである。
【００１４】ＴＣ装置６のテストは、コード３７のモジ
ュラープラグ（図示せず）をモジュラージャック５４に
差し込み、前記と同様に電源スイッチ４６をオンする。
次いで、ＴＣ装置６の手動制御スイッチ３５をオンする
と、オン信号ｏがチェッカー１に出力され、チェッカー
１のオン信号受信表示灯３２１が点灯し、内蔵マイク
（図示せず）から信号音が出力する。オン信号を受信し
たチェッカー１は、応答信号ｒをＴＣ装置６に出力し、
ＴＣ装置６のＬＥＤからなる応答確認表示灯３６が点灯
し、ＴＣ装置６が正常に作動することが分かる。即ちこ
の場合は、チェッカー１がＨＡ機器２と同様に動作し、
ＴＣ装置６が正常に作動するか否かを検査するものであ
る。図３では、電話線４２が敷設されていない状態（２
点鎖線）を示した。電話回線４２が敷設されている場合
には、当然、電話を使用して検査することもできる。な
お、図２に示したＴＣ装置６は、３個のＨＡ機器を取り
付け可能のものを例示しており、検査は、各系統ごとに
行う必要がある。
ュラープラグ（図示せず）をモジュラージャック５４に
差し込み、前記と同様に電源スイッチ４６をオンする。
次いで、ＴＣ装置６の手動制御スイッチ３５をオンする
と、オン信号ｏがチェッカー１に出力され、チェッカー
１のオン信号受信表示灯３２１が点灯し、内蔵マイク
（図示せず）から信号音が出力する。オン信号を受信し
たチェッカー１は、応答信号ｒをＴＣ装置６に出力し、
ＴＣ装置６のＬＥＤからなる応答確認表示灯３６が点灯
し、ＴＣ装置６が正常に作動することが分かる。即ちこ
の場合は、チェッカー１がＨＡ機器２と同様に動作し、
ＴＣ装置６が正常に作動するか否かを検査するものであ
る。図３では、電話線４２が敷設されていない状態（２
点鎖線）を示した。電話回線４２が敷設されている場合
には、当然、電話を使用して検査することもできる。な
お、図２に示したＴＣ装置６は、３個のＨＡ機器を取り
付け可能のものを例示しており、検査は、各系統ごとに
行う必要がある。
【００１５】図４は、図１に示す基本回路の具体的回路
の一例を示すものである。図１に対応する図４の回路に
は、同じ符号を付し説明を省略し、図１に示していない
部材についてのみ説明する。オン信号出力回路１０の符
号５６はパルス発生回路の主要部をなすＩＣ回路であ
り、出力回路１４はトランジスターによって構成した。
図４の応答確認受信回路２２は、ＨＡ機器応答表示灯２
２１を点灯させる回路２２１と圧電スピーカー５６から
成るＨＡ機器応答音響表示器２２２及びその音響発生回
路２２２とによって構成した。なお、図の符号６５は音
響発生回路２２２を構成するＩＣ回路であり、５９は圧
電スピーカー５６のドライバ回路である。
の一例を示すものである。図１に対応する図４の回路に
は、同じ符号を付し説明を省略し、図１に示していない
部材についてのみ説明する。オン信号出力回路１０の符
号５６はパルス発生回路の主要部をなすＩＣ回路であ
り、出力回路１４はトランジスターによって構成した。
図４の応答確認受信回路２２は、ＨＡ機器応答表示灯２
２１を点灯させる回路２２１と圧電スピーカー５６から
成るＨＡ機器応答音響表示器２２２及びその音響発生回
路２２２とによって構成した。なお、図の符号６５は音
響発生回路２２２を構成するＩＣ回路であり、５９は圧
電スピーカー５６のドライバ回路である。
【００１６】また、コード37は４線式コードを使用し、
コネクター16,24 とは、モジュラープラグ58によって接
続した。絶縁回路26は、フォトカプラー62,64 を用いて
構成した。信号ラッチ回路28の主要部はＩＣ回路60によ
って構成し、ＨＡ機器の作動開始及び作動停止に対応さ
せて作動させ、該動作を示す信号の出力回路61をトラン
ジスターで構成した。ＴＣ装置テスト回路（図が複雑に
なるので図４に２点鎖線の表示を省略した）の応答信号
出力回路30は、トランジスターで構成した。また、ＴＣ
装置テスト回路のオン信号受信表示回路32（図１）は、
オン信号受信音響表示器322 とその駆動回路322 とから
成り、それぞれ、前記ＨＡ機器応答音響表示器222 を駆
動する回路222 と共通の回路によって構成した。
コネクター16,24 とは、モジュラープラグ58によって接
続した。絶縁回路26は、フォトカプラー62,64 を用いて
構成した。信号ラッチ回路28の主要部はＩＣ回路60によ
って構成し、ＨＡ機器の作動開始及び作動停止に対応さ
せて作動させ、該動作を示す信号の出力回路61をトラン
ジスターで構成した。ＴＣ装置テスト回路（図が複雑に
なるので図４に２点鎖線の表示を省略した）の応答信号
出力回路30は、トランジスターで構成した。また、ＴＣ
装置テスト回路のオン信号受信表示回路32（図１）は、
オン信号受信音響表示器322 とその駆動回路322 とから
成り、それぞれ、前記ＨＡ機器応答音響表示器222 を駆
動する回路222 と共通の回路によって構成した。
【００１７】チェッカー１は、前記取り付け工事をした
際の検査の外に、テレコントロールシステムの配線ミス
の検出、既設テレコントロールシステムの故障箇所の発
見、即ち、ＴＣ装置とＨＡ機器とのいずれが故障したか
の検出などに使用するなど、テレコントロールシステム
の点検、保守管理に使用することがきてる。
際の検査の外に、テレコントロールシステムの配線ミス
の検出、既設テレコントロールシステムの故障箇所の発
見、即ち、ＴＣ装置とＨＡ機器とのいずれが故障したか
の検出などに使用するなど、テレコントロールシステム
の点検、保守管理に使用することがきてる。
【００１８】
【考案の効果】以上説明したように本考案のＴＣ装置用
チェッカーを構成したので、ＨＡ機器を電話回路から遠
隔操作する場合に使用するＴＣ装置の取り付けを、全部
システムの取り付けが完了する前に検査することがで
き、工事の検査・引渡業務を能率化することができる
外、配線ミスの発見、既設設備の故障箇所の発見にも使
用することができる。
チェッカーを構成したので、ＨＡ機器を電話回路から遠
隔操作する場合に使用するＴＣ装置の取り付けを、全部
システムの取り付けが完了する前に検査することがで
き、工事の検査・引渡業務を能率化することができる
外、配線ミスの発見、既設設備の故障箇所の発見にも使
用することができる。
【００１９】
【図面の簡単な説明】
【図１】一実施例による本考案のテレコントローラー用
チェッカーの基本構成を説明するブロック回路図であ
る。
チェッカーの基本構成を説明するブロック回路図であ
る。
【図２】図１の装置を実際に使用する様子を説明する図
である。
である。
【図３】図１に示すテレコントローラー用チェッカーの
外観の一例を示す斜視図である。
外観の一例を示す斜視図である。
【図４】図１に示した基本回路を具体化した回路図の一
例である。
例である。
１ チェッカー（テレコントローラー用チェッカー） ２ ＨＡ機器（ホームオートメーション機器） ４ ＨＡ機器テスト回路 ６ ＴＣ装置（テ
レコントローラー ８ ＴＣ装置テスト回路 10 オン信号出力
回路 12 テストスイッチ 14 出力回路 18 アダプター 20 応答信号受信
回路 22 応答信号確認表示器 221 ＨＡ機器応答
表示灯 222 ＨＡ機器応答音響表示器 26 送受信回路 28 信号ラッチ回路 30 応答信号出力
回路 32 オン信号受信表示灯 322 オン信号受信
音響表示器 33 オン信号受信回路 50 チェッカー起
動表示灯 54 パルス出力表示灯
レコントローラー ８ ＴＣ装置テスト回路 10 オン信号出力
回路 12 テストスイッチ 14 出力回路 18 アダプター 20 応答信号受信
回路 22 応答信号確認表示器 221 ＨＡ機器応答
表示灯 222 ＨＡ機器応答音響表示器 26 送受信回路 28 信号ラッチ回路 30 応答信号出力
回路 32 オン信号受信表示灯 322 オン信号受信
音響表示器 33 オン信号受信回路 50 チェッカー起
動表示灯 54 パルス出力表示灯
Claims (1)
- 【請求項１】 信号のみを伝達するインターフェース回
路を取り付けたホームオートメーション機器と、前記イ
ンターフェース回路と電話線との間に取り付けるテレコ
ントローラーとに、電話線及び信号を伝達する電線を接
続する前に遠隔制御作動状況を検査する装置であって、
ホームオートメーション機器テスト回路は、前記インタ
ーフェース回路にコネクターを通じて接続可能に形成し
たオン信号出力回路と応答チェック回路とからなり、オ
ン信号出力回路は、テストスイッチ、オン信号パルス発
生回路及び出力回路からなり、テストスイッチをオンす
ると、オン信号パルス発生回路が作動し、出力回路から
オン信号を出力し、前記応答チェック回路は、応答信号
受信回路と応答確認表示回路とからなり、ホームオート
メーション機器がオン信号を受信し、出力された応答信
号を受信すると、応答信号受信回路は応答確認表示回路
を作動させ、またテレコントローラーテスト回路は、信
号のみを伝達する絶縁回路からなる送受信回路、ラッチ
回路、オン信号受信表示回路、及び応答信号出力回路か
らなり、送受信回路がテレコントローラーから出力され
るオン信号を受信すると、信号をラッチ回路に与え、ラ
ッチ回路は、オン信号受信表示回路及び応答信号出力回
路を作動させ、応答信号出力回路は応答信号パルスを前
記送受信回路からテレコントローラに出力するようにし
たテレコントローラー用チェッカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4541691U JPH084772Y2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | テレコントローラー用チェッカー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4541691U JPH084772Y2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | テレコントローラー用チェッカー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04137645U JPH04137645U (ja) | 1992-12-22 |
| JPH084772Y2 true JPH084772Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=31925284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4541691U Expired - Lifetime JPH084772Y2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | テレコントローラー用チェッカー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084772Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4653448B2 (ja) * | 2004-09-29 | 2011-03-16 | 大和ハウス工業株式会社 | 住宅内電気機器遠隔制御システムの動作検査方法および該動作検査に用いる検査用パーソナルコンピュータ装置 |
| JP2011071893A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Daiwa House Industry Co Ltd | ホームオートメーション機器試験機能付き情報分電盤 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP4541691U patent/JPH084772Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04137645U (ja) | 1992-12-22 |
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