JPH084765Y2 - 電話機の音声受音装置 - Google Patents

電話機の音声受音装置

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JPH084765Y2
JPH084765Y2 JP1988089178U JP8917888U JPH084765Y2 JP H084765 Y2 JPH084765 Y2 JP H084765Y2 JP 1988089178 U JP1988089178 U JP 1988089178U JP 8917888 U JP8917888 U JP 8917888U JP H084765 Y2 JPH084765 Y2 JP H084765Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、留守番電話機や拡声電話機等のよ
うに、手にハンドセットを持たずに周囲の音声等を集音
する集音機能を備えた電話機の音声受音装置に関する。
(従来の技術) 既に提案されているこの種の留守番電話機や拡声電話
機等の電話機の音声受音装置は、第3図及び第4図に示
されるように構成されている。
即ち、第3図及び第4図において、留守番電話機にお
けるベースセット(電話機本体)1の上部には、送話承
口凹部2及び受話承口凹部3が形成されており、この送
話承口凹部2及び受話承口凹部3には、ハンドセットコ
ード4を有するハンドセット5の送話部6及び受話部7
が装着されている。又、上記ベースセット1内には、第
2図に示されるように、電話機回路8が構成されてい
る。即ち、上記ハンドセット5の送話部6及び受話部7
には、通話回路9が接続されており、この通話回路9は
電話回線10に接続されており、この通話回路9と上記ハ
ンドセット5の送話部6との回路上には、増幅器11が第
1切換スイッチ12を介して接続されている。さらに、こ
の増幅器11には、制御装置13を備えた録音再生装置14が
接続されており、この録音再生装置14には、スピーカ15
が増幅器16を介して繋がれている。さらに又、上記通話
回路9と上記ハンドセット5の受話部7との回路上に
は、上記増幅器11とマイクロホン17とを切換える第2切
換スイッチ18がいづれか一方へ切換えるようにして付設
されている。又、このマイクロホン17は、第3図に示さ
れるように、上記ベースセット1内の上記送話承口凹部
2の近傍に設置されており、このマイクロホン17の一部
は上記ベースセット1に穿設されたマイク用通音孔19を
通して外周空間へ連通している。
なお、上記ハンドセット5の送話部6内には、通音孔
20を備えた送話器6aが内臓されており、この送話器6a
は、第4図に示されるように、上記通話回路9に接続さ
れている。
従って、上述した留守番電話機における音声受音装置
は、留守番電話機の機能の一である“ルームモニター機
能”を使用した場合、利用者が上記電話回線10を通して
電話機回路9へ制御信号を送信し、上記第1切換スイッ
チ12をON作動すると共に、上記第2切換スイッチ18を上
記マイクロホン17側へ切換えて接続する。
このようにして、上記マイクロホン17は留守番電話機
の周囲の音を集音し、上記マイクロホン17の集音信号
は、上記第2切換スイッチ18,上記増幅器11および上記
第1切換スイッチ12を通して上記通話回路9を経て上記
利用者の耳に届くようになり、利用者は遠隔地から留守
番電話機の周囲の音によって室内の状況を確認すること
ができる。
一方、通常、通話時に使用するハンドセット5の送話
部6内には、送話器6aが内臓されており、一台の留守番
電話機の中には、送話器6aと上記マイクロホン17との2
つの集音用電気音響変換器が内蔵されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した留守番電話機における音声受
音装置は、一台の留守番電話機の中に送話器6aと上記マ
イクロホン17との2つの集音用電気音響変換器を内蔵し
ている関係上、この送話器6aと上記マイクロホン17との
2つの集音用電気音響変換器を実装するのに時間と労力
を費やし、組立てが面倒になるばかりでなく、コスト高
になる等の欠点がある。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、マイクロホンを省略して構成を簡素化して、組立て
を容易にし、一台の留守番電話機の中に送話器で2つの
集音用電気音響器の機能をするようにすると共に、安価
にした電話機の音声受音装置を提供することを目的とす
る。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段とその作用) 本考案は、ハンドセットの送話部にマイクロホンを内
蔵し、このハンドセットをベースセットの上に置いた状
態で送話可能な電話機において、前記ベースセットに
は、周囲空間に連通した空洞部を形成し、この空洞部と
前記マイクロホンとを前記ハンドセットの送話部に設け
られた音通孔を介して連通させたことを特徴とするもの
である。
(実施例) 以下、本考案を留守番電話機に適用した図示の一実施
例について説明する。
なお、本考案は、上述した具体例と同一構成部材に
は、同じ符号を付して説明する。
第1図及び第2図において、符号1は、留守番電話機
におけるベースセット(電話機本体)であって、このベ
ースセット(電話機本体)1の上部には、送話承口凹部
2及び受話承口凹部3が形成されており、この送話承口
凹部2及び受話承口凹部3には、ハンドセットコード4
を有するハンドセット5の送話部6及び受話部7が着脱
自在に装着されている。又、上記ベースセット1内に
は、第2図に示されるように、電話機回路8が構成され
ている。
即ち、上記ハンドセット5の送話部6及び受話部7に
は、通話回路9が接続されており、この通話回路9は電
話回線10に接続されており、この通話回路9と上記ハン
ドセット5の送話部6及び受話部7との回路上には、増
幅器11が切換スイッチ23を介して接続されている。さら
に、この増幅器11には、制御装置13を備えた録音再生装
置14が接続されており、この録音再生装置14には、スピ
ーカ15が増幅器16を介して繋がれている。又、上記ハン
ドセット5の送話部6内には、第1図に示されるよう
に、送話器6aが内臓されており、この送話器6aは、第2
図に示されるように、上記通話回路9に接続されてい
る。さらに、上記送話承口凹部2の下位の上記ベースセ
ット1には、上記送話部6と周囲空間22とに連通した連
通空洞部21が形成されており、この連通空洞部21は上記
送話部6の送話器6aと前記通音孔20を通して連通してい
る。
従って、本考案の音声受音装置は、留守番電話機の機
能の一である“ルームモニター機能”を使用した場合、
利用者が上記電話回線10を通して電話機回路9へ制御信
号を送信すると、電話機回路9へ制御信号が上記切換ス
イッチ23をON作動するから、この切換スイッチ23を上記
送話部6の送話器6aへ切換えて接続する。
このようにして、上記送話部6の送話器6aは、留守番
電話機の周囲の音を集音し、上記送話部6の送話器6aの
集音信号は、上記通話回路9を経て上記利用者の耳に届
くようになり、利用者は遠隔地から留守番電話機の周囲
の音によって室内の状況を確確認することができる。
なお、本考案は、電話機に適用した具体例について説
明したけれども、本考案の要旨を変更しない範囲内で、
例えば、拡声電話機やファックス等の通信機器に設計変
更することは自由である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、ベースセットに
は、周囲空間に連通した空洞部を形成し、この空洞部と
前記ハンドセットに内蔵されたマイクロホンとを前記ハ
ンドセットの送話部に設けられた音通孔を介して連通さ
せたので、前述した具体例のように、マイクロホンを組
込むことなく、簡素化して、一台の留守番電話機の中の
唯一の送話器6で2つの集音用電気音響器の機能を発揮
することができるばかりでなく、構成を簡素化して安価
に提供することができる等の優れた効果を有する。ま
た、本考案によれば、空洞部の底部が開放されているの
で、液体が流れ込んで通路を閉塞するという問題は一切
生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の電話機の音声受音装置の一部を破截
して示す側面図、第2図は、本考案の電話機の音声受音
装置の電気回路図、第3図は、既に提案されている電話
機の音声受音装置の一部を破截して示す側面図、第4図
は、既に提案されている電話機の音声受音装置の電気回
路図である。 1……ベースセット、2……送話承口凹部、3……受話
承口凹部、5……ハンドセット、6……送話部、7……
受話部、8……電話機回路、9……通話回路、21……連
通空洞部、22……周囲空間、23……切換スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドセットの送話部にマイクロホンを内
    臓し、このハンドセットをベースセットの上に置いた状
    態で送話可能な電話機において、前記ベースセットに
    は、底部を開放し、かつ周囲空間に連通した空洞部を形
    成し、この空洞部と前記マイクロホンとを前記ハンドセ
    ットの送話部に設けられた音通孔を介して連通させたこ
    とを特徴とする電話機。
JP1988089178U 1988-07-05 1988-07-05 電話機の音声受音装置 Expired - Lifetime JPH084765Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988089178U JPH084765Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05 電話機の音声受音装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988089178U JPH084765Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05 電話機の音声受音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0210654U JPH0210654U (ja) 1990-01-23
JPH084765Y2 true JPH084765Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=31313732

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0775376B2 (ja) * 1986-07-10 1995-08-09 岩崎通信機株式会社 留守番電話装置の遠隔制御方式
JPS63102347U (ja) * 1986-12-24 1988-07-04

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JPH0210654U (ja) 1990-01-23

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