JPH084596B2 - 衝撃波式治療装置用カプラ− - Google Patents

衝撃波式治療装置用カプラ−

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JPH084596B2
JPH084596B2 JP62033139A JP3313987A JPH084596B2 JP H084596 B2 JPH084596 B2 JP H084596B2 JP 62033139 A JP62033139 A JP 62033139A JP 3313987 A JP3313987 A JP 3313987A JP H084596 B2 JPH084596 B2 JP H084596B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衝撃波を衝撃波源から治療すべき患者に伝送
するためのカプラーに関する。
〔従来の技術〕
超音波式医学診断装置の分野において、超音波アプリ
ケータを結合ペーストによつて診断すべき患者に結合す
ることが知られている。このようなペーストは、アプリ
ケータを取外したり再結合する際にアプリケーターと患
者との境界面に、超音波像にノイズを含ませる空気封入
を生じさせるおそれがあるという欠点を有している。ま
たこの分野においては、患者を診断する際に音響速度を
身体組織に適合させるための助走区間を使用することも
知られている。この助走区間はたとえば水のよう液体が
充填された容器(袋など)によつて構成されている。こ
の容器は通常結合ペーストを用いて一端が超音波振動励
起器に結合され、他端が患者に結合される。このように
して、超音波アプリケータと診断対象物との境界面にて
障害となる反射が生じるのを回避することができる。
本発明は、超音波診断装置ではなく、衝撃波式治療装
置、特に生体内の結石の破砕装置を対象としている。こ
のような破砕装置はたとえばドイツ連邦共和国特許出願
公開第3328039号公報および同国特許出願公開第3328051
号公報において記述されている。この破砕装置において
も、従来では、衝撃波源から治療すべき患者に至る途中
で衝撃波を結合ないしは伝送するために結合ペーストが
使用されていた。この破砕装置においてこの途中にゴム
弾性体(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3312014号公
報参照)、液体充填形クツシヨン(同国特許出願公開第
3146626号公報参照)、または液体充填式折畳みベロー
ズ(同国特許出願公開第3319871号公報参照)を利用す
る場合でも、この弾性構成要素を結合するために少なく
とも患者の側面では流動性結合ペーストを使用しなけれ
ばならない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこのような結合ペーストの使用は本来の
治療処置の前に患者の特別な前処置を必要とし、また使
用後には患者ならびに場合によつては衝撃波装置の入念
な洗浄を必要としていた。
従つて結合ペーストを、境界面に気泡封入を生じさせ
ることなく衝撃波の音響的に信頼できる結合を保証する
と共に治療後に大規模な洗浄作業を必要としないような
カプラーによつて置換できるならば、極めて有利であ
る。
そこで本発明は、信頼できかつ再現性のある結合を保
証し、取扱いが簡単であり、か清潔な作業を保証するこ
とのできる、衝撃波源から治療すべき患者に至る途中で
衝撃波を伝送するためのカプラーを提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明は、カプラー形状安
定性がありかつ湿つた外面を有する弾性材料によつて形
成されるとともに挿入物を備え、この挿入物は前記形状
安定な弾性材料から突出してこの突出部分に掴み手段を
有することを特徴とする。
〔実施態様〕
形状安定な弾性材料としてはヒドロゲルが好適であ
る。ヒドロゲルは母体として水を含む材料である。この
ようなヒドロゲルにはたとえばゼラチンも属する。しか
しながら衝撃波を伝送する際にはポリアクリルアミドゲ
ルを使用すると特に有利である。このような材料は非常
に形状安定性があり、すなわち取扱いが簡単であり、所
定の形状に容易に加工できる。使用に際してはこの材料
は患者身体の輪郭および衝撃波出口面の輪郭に容易に整
合する。
カプラー用のポリアクリルアミドゲルは a)アクリルアミド(モノマーとして) b)N,N′−メチレン−ビス−アクリルアミド(架橋剤
として) c)ペルオキシ二硫酸アンモニウム(触媒として) d)N,N′,N′−テトラメチルエチレン−ジアミン(開
始剤として) e)水(希釈剤として) から合成されると有利である。
出発物は水のような希薄液である。従つて任意の形状
のカプラーを注型することができる。重合が行われた後
には、ガラスのように透き通つて軟弾性がありかつ比較
的引張り強さを有し衝撃波に対する減衰が低くしかも人
間の組織に整合するインピーダンスを持つゲル体が生成
される。モノマーと水の比率を変えることにより、硬い
弾性ゲルからねばねばしたゲルまで製造することができ
る。
ポリアクリルアミドゲルはたとえばアクリルアミドと
メチレン−ビス−アクリルアミドとの共重合体であり、
その細孔口径はモノマーパートナーと架橋パートナーと
の間の等級差に依存する。
ポリアクリルアミドゲルおよびそれを製造するための
調剤自体は既に知られている。それらは従来技術によれ
ば高分子量の物質を分離、脱塩および濃縮するための分
子ふるいとして適している。それらはまたゲルクロマト
グラフイーにおいても使用されており、その製造は市販
の出発物質から成る公知の調剤に基づいて多くことがで
きる(デターマン(H.Determann)著「ゲル・クロマト
グラフイー(Gel−Chromatographie)」スプリンガー出
版社、ベルリン、ハイデルベルグ、ニューヨーク、特に
第19頁ないし第21頁および第31頁参照)。その特性は詳
細に調査されている(「科学のスペクトル(Spektrum d
er Wissenschaft)」1981年3月発行、第79頁ないし第9
3頁参照)。電気泳動のためにもポリアクリルアミドゲ
ルは使用されており、このために適当な試薬も提供され
ている(ハイデルベルグのデザガ(Desaga)社のデザカ
・カタログ(Desaga Katalog)第49頁および第54頁参
照)。
〔発明の効果〕
形状安定性がありかつ湿つた外面を有する弾性材料を
カプラーとして使用すると、境界面に気泡が封入される
ことなく、音響的に信頼できる結合が保証される。この
結合は再現性が良好であり、すなわちカプラーを取外し
て再結合する際に外面の湿気のために障害となる空気封
入を生じさせるおそれはない。光学的に透明なヒドロゲ
ルを使用すると、かかる空気封入は容易に目視すること
ができる。結合は清潔に行われる。すなわち使用の際に
装置および患者に対する汚染は生じない。使用材料の形
状安定性と挿入物とによつて、カプラーは簡単に取扱い
可能となり、すなわち簡単に持ち運びしたり、保管した
り、また調整したりすることができる。ヒドロゲルは一
般的に高価ではなく、また使用後の処分にも費用は要し
ない。
挿入物としては、衝撃波による治療の際の衝撃波の焦
点はずれを生じさせたりもしくは乱したりしないような
非金属性織物たとえば布製ガーゼを使用すると有利であ
る。この挿入物は縁部が若干突出しており、掴み手段を
備えている。この掴み手段は、突出部分全体を掴み面と
して役立つように充分な幅広にすることによつて形成す
ることができる。突出部分全体を充分な幅広にする代わ
りに、突出部分に掴み用垂れ部を設けるようにしてもよ
い。
本発明の他の優れた実施態様によれば、カプラーは同
時に結合媒体と助走区間とを兼務する。
カプラーは種々異なつた厚さにて製造することがで
き、従つて治療での要求に応じることができる。ヒドロ
ゲルおよび他の同種の物質は一般的に毒性がなく、皮膚
にも良くなじむことができる。それらが透明材料から成
るときには結合個所を容易に検査することができる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明によるカプラーを備えた衝撃波式治療
装置の第1の実施例を示す概略図である。この第1図に
示された衝撃波治療装置2は特に患者4の身体内のたと
えば腎石のような結合用の破砕装置である。図示された
衝撃波式治療装置2自体は既に公知である。この治療装
置は衝撃波源6と、レンズ8と、たとえば水のような結
合媒体10とを含んでいる。これらの要素6,8,10は出口側
がダイヤフラム14によつて密閉されている容器12内に収
納されている。ダイヤフラム14は衝撃波放射面として使
用される。衝撃波源はたとえばいわゆる衝撃波管のよう
な電磁装置としてあるいは圧電セラミツクにて構成する
ことができる。衝撃波源6のための電気接続部は15で示
されている。レンズ8によつて集束された衝撃波の主方
向は矢印16で示されている。
出口側ダイヤフラム14と治療すべき患者4との間には
カプラー20が配置されている。このカプラー20は衝撃波
源6と患者4との途中において衝撃波を伝送するために
使用される。カプラー20は形状安定性があいかつ全面が
湿つておりすなわち湿つた外面24,26を有する弾性材料2
2によつて形成されている。カプラー20はこの実施例に
おいてはほぼ円筒状の外形を有している。
材料22は特にポリアクリルアミドゲルのようなヒドロ
ゲルである。このようなヒドロゲルは粘弾性であり、そ
の湿つた前側および後側外面24,26によつて簡単にダイ
ヤフラム14および患者4に密着する。この種の材料は、
簡単に変形しかつ柔軟でありかつ使用後はダイヤフラム
14および患者4に接着したままとあるようなペーストで
はない。ヒドロゲルの母体は水である。カプラー20のイ
ンピーダンスおよび音響速度は製造時に水の添加量を加
減することにより調整することができる。図示されてい
るように、材料22は著しい形状安定性を示すので、後述
する第3図および第4図に示されているような外側の固
体枠がなくても原理的には設置可能である。しかしなが
ら第5図に基づいて後で詳細に説明するような挿入物は
備える必要がある。カプラー20の材料22はほぼ均質とな
るように網状化されている。
第2図には本発明によるカプラーを備えた衝撃波式治
療装置の第2の実施例が示されている。この第2図に示
された衝撃波式治療装置2は集束形衝撃波源を装備して
いる。その場合球欠状放射面を有する圧電セラミツク
体、もしくは図示されているように凹形コイルとダイヤ
フラムの形状の球欠状放射要素とを備えた衝撃波管によ
つて構成することができる。凹形放射面28を有する衝撃
波管の実施例はたとえば西独実用新案第8413031号公報
に示されている。
放射面28と患者4との間には、湿つた外面24,26を有
して形状安定性のある弾性材料22から成るカプラー20が
取付けられている。この実施例においては、特にヒドロ
ゲルから成るカプラー20は2つの機能を満たしている。
すなわち一方の機能はこのカプラーが衝撃波の助走区間
として使用できることであり、他方の機能はその湿つた
外面24,26のために結合媒体として利用されていること
である。
第3図には主として円筒状に成形され周囲に枠付けを
なされているカプラー20が示されている。枠付けのため
にフレキシブルなゴム管部材30、たとえばシリコン・ゴ
ム管部材が設けられている。このゴム管部材は適用例に
応じたおよびカプラー20に整合する厚さdを有してい
る。ルーチンを診断のために、種々異なつた厚さdを持
つ種々異なつたカプラー20を手元に用意しておくことが
できる。図示されているように、両端側の結合面24,26
は凸状に形成されている。これらの結合面は衝撃波出口
面と患者との間に設置されると多少強く変形することが
できる。材料22としては同様にヒドロゲルが使用され
る。このヒドロゲルは衝撃波に対する減衰が少ないこと
で優れている。この媒体のインピーダンスおよび音響速
度は身体組織に整合する。ゴム管部材30および材料22が
X線を透過させることは有利であり、このことはカプラ
ー20を装着する際にX線による結石の位置決めを可能に
する。
第4図の実施例においては、カプラー20の枠付けのた
めにリング32が設けられている。このリング32はX線を
透過させる半固体材料によつて製作されている。リング
32はこれに対応して成形された接続片34にて伸縮可能で
あり、この接続片34は図示されていない衝撃波源に接続
される。接続片34は公知の構成の結合ベローズによつて
形成することができる。
このような結合ベローズは、微細調整の際に破砕装置
の焦点を調整するために伸縮させることができる。リン
グ32および材料22は種々の厚さのものを用意することが
できる。すなわちこのようにして診察すべき患者の種々
の体形に対する補償を行うことができる。それとは異な
り、円板状に形成された材料22についてだけ種々の厚さ
のものを用意しておき、リング32内の材料22を患者の体
形に応じて交換することもできる。
第5図には薄い円板として整形され平坦状挿入物38を
備えたカプラー20が示されている。この挿入物38はX線
を透過させる材料たとえば繊維織物から成る編目の大き
い織物(ガーゼ)によつて形成することができる。この
織物を挿入することはカプラー20の機械的強度を高める
ことと、カプラー20の取扱いを簡単化することとに役立
つ。しかしながら、両結合面24,26の一方の結合面に近
辺に織物製挿入物38を埋設すると有利になるという適用
例もある。第5図に示されているように、挿入物38は形
状安定な弾性材料22の全周面から突出している。従つ
て、挿入物38は容易に掴むことができるようになつてい
る。挿入物の縁部39はこの場合にたとえば調整の際の取
扱性を高めるための手段として役立つ。
第6図には中間敷設された織物製挿入物38が掴み用垂
れ部40を備えることができる様子が示されている。カプ
ラー20の全体はこの場合には包み42内に収納されてい
る。この包み42気密に密封された矩形状の透明覆いによ
つて形成することができる。この覆いはたとえばポリエ
チレンから成り薄い金属膜を施こされたプラスチツク袋
から成る。このプラスチツク袋は気密に接合され、従つ
て容器を形成する。このようにしてカプラー20は乾燥す
るのが防止される。カプラー20は包み42内で長時間に亘
つて運搬され、貯蔵される。使用の直前になつて初め
て、カプラー20は包み42から取出される。この取出しは
引き裂き線44,46を引き裂くことにより簡単に行うこと
ができる。
第7図によれば、ゴム管部材30により周囲に枠付けさ
れた材料22は気密に閉鎖された鉢状容器50内にて保管す
ることもできる。この容器50は透明シート54が接合され
ている鍔付き鉢52によつて構成されている。透明シート
54の代わりに、プラスチツクコーテイングされた金属箔
を使用することもできる。シート54には引き裂き用垂れ
56および(または)引き裂き線が設けられている。容器
50の構造はヨーグルト容器の構造に似ている。
第8図の実施例は第1図の実施例に似ている。この第
8図においては、ダイヤフラム14の形態の衝撃波出口面
と患者4との間には織物製挿入物38を備えたゲル状カプ
ラー20が保持されている。挿入物38の突出部分はカプラ
ー20を衝撃波式治療装置2の衝撃波源に固定するために
使用されている。この固定は2本の保持ピン58,60とこ
れに取付けられた固定ボタン62,64とによつて行われ
る。原理的にはこの固定に関しては他の固定様式を採用
することもできる。
第9図および第10図においては、カプラー20を衝撃波
式治療装置2もしくは治療波源に固定するために2つの
締付け式掴み具70,72が備えられている。適用例によつ
ては単一の幅広の締付け式掴み具70で間に合うこともあ
る。第2の締付け式掴み具72はカプラー20の種々異なつ
た厚さに整合するために使用される。挿入物38は第9図
および第10図においては図をわかり易くするために省略
されている。
第10図から理解できるように、両締付け式掴み具70,7
2は洗濯ばさみに似ている。締付け式掴み具は主として
半円形状締付け脚82,84を含んでおり、これらの締付け
脚は回転軸86を介して操作脚88,90に結合されている。
両操作脚88,90間には開脚ばね92が設けられており、こ
の開脚ばね92は締付け式掴み具がカプラー20に取付けら
れた状態においてはこのカプラー20に締付け力を与え
る。カプラー20を取外す際には両操作脚88,90を圧縮す
るだけでよい。
第9図から明らかなように、第1の締付け式掴み具70
はホルダ94に固定されており、このホルダ94は衝撃波式
治療装置2に固定されている。このホルダ94は、内部を
棒体96が長手方向に移動可能であるような管体を主とし
て含むことができる。この棒体96には第2の締付け式掴
み具72が固定されている。長手方向へ移動可能であるこ
とは両方向矢印98によつて示されている。第2の締付け
式摘み具72と棒体96とを予め設定された位置にロツクす
るために、ホルダ94には締付け具100たとえば締付けね
じが設けられている。この締付け具100は調整後に棒体9
6が両方向矢印98の方向に移動するのを阻止し、それゆ
えカプラー20はたとえばダイヤフラムの形態の凹状放射
面の前に有効に固定される。両締付け式掴み具70,72に
よつて、形状安定性がありかつ湿つた外面24,26を持つ
弾性材料22から成るカプラー20は、他の種々異なつた厚
さのものと簡単かつ迅速に交換することができる。
最後に、図示した手段は超音波アプリケータを備えた
超音波式診断装置の分野にも適用可能であることを述べ
ておく。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカプラーを備えた衝撃波式治療装
置の第1の実施例を示す概略図、第2図は本発明による
カプラーを備えた衝撃波式治療装置の第2の実施例を示
す概略図、第3図はゴム管によつて周囲に枠付けがなさ
れたカプラーを示す概略図、第4図は衝撃波式治療装置
の末端に取付けるように枠付けされたカプラーを示す概
略図、第5図は織物製挿入物を備えた円板状カプラーを
示す概略図、第6図は包み内に収納された円筒状カプラ
ーを示す概略図、第7図は鉢状容器内に収容された枠付
きカプラーを示す概略図、第8図はカプラーが織物製挿
入物によつて衝撃波発生源に固定されている衝撃波式治
療装置を示す概略図、第9図はカプラーが2つの締付け
式掴み具によつて衝撃波発生源に固定されている衝撃波
式治療装置を示す概略図、第10図は第9図の装置におい
て使用されている締付け式掴み具を示す概略図である。 2……衝撃波式治療装置、4……患者、20……カプラ
ー、22……形状安定性がありかつ湿つた外面を有する弾
性材料、24,26……外面、38……挿入物、40……掴み用
垂れ部、42……包み、50……容器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−225544(JP,A) 特開 昭59−82838(JP,A) 特開 昭59−49750(JP,A) 特開 昭55−63636(JP,A) 実開 昭59−11708(JP,U) 実開 昭54−15488(JP,U)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衝撃波を衝撃波源から治療すべき患者に伝
    送するためのカプラーが形成安定性がありかつ湿った外
    面(24,26)を有する弾性材料(22)によつて形成され
    るとともに挿入物(38)を備え、この装入物(38)は前
    記形状安定な弾性材料(22)から突出し、この突出部分
    に掴み手段(39,40)を有することを特徴とする衝撃波
    式治療装置用カプラー。
  2. 【請求項2】前記材料(22)はヒドロゲルであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカプラー。
  3. 【請求項3】前記材料(22)はポリアクリルアミドゲル
    であることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のカ
    プラー。
  4. 【請求項4】前記材料(22)は均質であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項
    に記載のカプラー。
  5. 【請求項5】カプラーが円筒形に成形されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    か1項に記載のカプラー。
  6. 【請求項6】前記材料(22)は周囲に枠付けがなされて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5
    項のいずれか1項に記載のカプラー。
  7. 【請求項7】挿入物(38)は掴み用垂れ部(40)を備え
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    6項のいずれか1項に記載のカプラー。
  8. 【請求項8】カプラーが気密に閉鎖された容器(42;5
    0)内に収納されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項ないし第7項のいずれか1項に記載のカプラ
    ー。
  9. 【請求項9】挿入物(38)は衝撃波源(2)にカプラー
    を固定するために備えられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか1項に記載の
    カプラー。
  10. 【請求項10】衝撃波源(2)にカプラーを固定するた
    めに少なくとも1つの締付け式掴み具(70,72)が備え
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第9項のいずれか1項に記載のカプラー。
JP62033139A 1986-02-19 1987-02-16 衝撃波式治療装置用カプラ− Expired - Fee Related JPH084596B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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