JP3271648B2 - 超音波診断装置における超音波プローブ用水袋装置 - Google Patents

超音波診断装置における超音波プローブ用水袋装置

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与四広 水内
順一 宮本
光司 東
和宏 室石
基 松田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波を利用した骨
粗しょう症を診断する装置に使用する超音波ブローブ用
水袋装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、超音波による骨粗し
ょう症診断装置を提案した。(特願平6−74323
号) この装置は、耐性黄色ぶどう球菌(MRSA)による病
院内感染が考えられる機会を、可能な限り回避するた
め、超音波診断装置の探触子の頭部に、水を装填した収
納袋を着脱自在に設けて、骨粗しょう症診断に際し、患
者の身体に直接接触する部分である水袋装置を、一度使
えば廃棄し、患者毎に常に新しい水袋装置と、取り替え
るものであった。
【0003】この装置で、使用されていた超音波ブロー
ブ用水袋装置は、図7Aに示すように、水3を装填した
収納袋2を、横方向に突出部を有するようにして枠体
(カセット)5に固着した後、この枠体(カセット)5
を、超音波探触子7の頭部7a外周面に、水袋が密着す
るようにして、機枠10に着脱自在に取付て構成されて
いた。この時、図7Bに示すように、水3を収納した収
納袋2には、水袋の形状を特定するために、予めリング
8が装填されていると共に、この水袋の周縁をスペーサ
9で押圧した状態で、枠体(カセット)5に固着されて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
水3を収納した収納袋2に、リング8を装填したもの
で、その周縁をスペーサ9で押圧したものであると、収
納袋2に、水3とリング8とを装填して、密閉する際、
図2C、図2Dに示すように、密閉部分2b近傍に、ど
うしても、外側に幾分皺2cが残る。、このように、水
袋の表面に、皺が残ったまま、超音波探触子の頭部に、
該水袋を密着させて後、被検者の踵骨部に接触させ、超
音波を発信して計測する際、皺の部分にどうしても微小
の間隙ができ、この間隙の部分に空気が介在することに
なるので、この空気が起因して、計測した測定値が不正
確となる欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記問
題点を次の手段を採用することで解決したものである。
今、これを図1及び図5を参照して説明すると、水3
を装填した収納袋2を、横方向に突出部を有するように
して枠体(カセット)5に固着し、この枠体(カセッ
ト)5を、超音波探触子7の頭部7aが水袋に密着する
ように、機枠10に着脱自在に取付て構成した超音波診
断装置における超音波プローブ用水袋装置において、前
記水3を装填した収納袋2には、所定の幅と外径とを有
する弾力のある中空リング体4を予め装填して密閉して
収納袋体1として形成する。そして、この収納袋体1
を、前記枠体(カセット)5の中空の胴体部5bの内周
面5cに密着して、前記中空リング体4が該枠体(カセ
ット)5の胴体部5bと同心的になるようにはめ込む。
別に、前記収納袋体1に装填した中空リング体4の内径
とほぼ等しい外径を有する中空の内環状体6を、前記中
空リング体4に同心的にはめ込んで構成したことを特徴
とする。
【0006】
【実施例】本発明を図面に基づいて具体的に説明する
と、図1及び図5において、収納袋体1は、収納袋2と
中空リング体4とから構成されている。即ち、図2Aに
示すように、一方が開口した収縮可能な薄肉ゴム製の収
納袋2に、図2Bに示すような所定の幅と外径とを有す
ると共に或程度の弾性を有する例えば合成樹脂製の中空
リング体4を予め装着し、この収納袋2に、水3を装填
して、図2Cに示すように、収納袋2の開口部2aの近
傍を結んで結束部2bとして密閉して構成されている。
【0007】枠体(カセット)5は、中空であって、鍔
部5aと胴体部5bとから成り、図3に示すように、鍔
部5aの中心部には、窓5eが設けられ、この窓5e
は、収納袋2が横方向に突出部を有するようにするため
であり、又、超音波探触子から発射された超音波が透過
するためのものである。一方、胴体部5bの内周面5c
には、前記収納袋体1が装着されると共に、該胴体部5
bの外周面には、突起5dが設けられいてる。 尚、前
記中空リング体4の幅と外径は、この枠体5(カセッ
ト)の胴体部5bの内周面5cに同心的に密着するよう
な寸法に形成されている。 内環状体6は、図4に示す
ように、中空に形成され、前記中空リング体4の内径と
ほぼ等しい外径と、幅とを有し、前記中空リング体4に
同心的にはめ込まれるものである。
【0008】本発明装置の一例は、上述のように構成さ
れたもので、次にその作動状態について、説明すると、
先ず、水3と中空リング体4とを装填して密閉した収納
袋体1を、枠体(カセット)5の胴体部5bの内周面5
cに、予め密着してはめ込んで、準備して置く。こうし
て準備した枠体(カセット)5に、内環状体6を、収納
袋体1の収納袋2の中に装着された中空リング体4に押
圧してはめ込む。そうすると、収納袋2は、中空リング
体4と内環状体6との間に挟まれることになり、収納袋
2は、収縮可能なゴム製であるので、内環状体6挿入
時、ある程度引き伸ばされる。加えて、中空リング体4
は、弾力があり、これに対して、内環状体6は、硬いの
で 、中空リング体4が押し広げられる。このため、図
2Dに示すように、収納袋2の結束部2b近傍の皺2c
も、完全に引き伸ばされる。この結果、空気が介在する
皺による間隙は無くなる。こうして、準備した水袋装置
を、図5に示すように、超音波探触子7の頭部7aに固
着して使用する。即ち、図6に示すように、機枠10に
設けられた切り欠き部10aに、枠体5(カセット)の
胴体部5bの外周面に設けた突起5dを合致させて回動
すると、枠体5(カセット)は、機枠10に固着され
る。
【0009】尚、収納袋2に、中空リング体4を挿入
後、水3を装填する場合、収納袋2の長さが十分長い
と、図2に示す収納袋2の結束部2bを作らず、収納袋
2の端部2cを手で持ったまま、枠体5(カセット)の
胴体部5bの内周面5cにはめ込み、次いで、内環状体
6を、中空リング体4の中に同心的にはめ込むこともで
きる。この場合であっても、中空リング体4は、弾性が
あるので、内環状体6によって押し広げられて、この中
空リング体4と内環状体6との間に介在するゴム製の収
納袋2も十分伸張されて、皺が発生しない。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上述のように、水を装填した
収納袋には、所定の幅と外径とを有する弾力のある中空
リング体を装填して密閉して収納袋体として形成し、こ
の収納袋体を、前記枠体(カセット)の中空の胴体部の
内周面に密着して、前記中空リング体が該枠体(カセッ
ト)の外環状体と同心的になるようにはめ込むと共に、
別に、前記収納袋体に装填した中空リング体の内径とほ
ぼ等しい外径を有する中空の内環状体を、前記中空リン
グ体に同心的にはめ込んで構成したので、従来のものに
比較して、皺が全く無くなることから、超音波を発信し
て、計測する際、正確に安定して測定できる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波診断装置における超音波プロー
ブ用水袋装置の一例を示す要部断面図である。
【図2】水袋装置を構成する部品の説明図で、そのう
ち、A図は収納袋の断面図、B図は中空リング体の断面
図、C図は中空リング体を収納袋に装着して構成した収
納袋体断面図、D図はC図のA矢視拡大説明図である。
【図3】枠体(カセット)の断面図である。
【図4】内環状体の断面図である。
【図5】本発明装置を超音波プローブの頭部に装着した
場合の要部断面図である。
【図6】図5のXーX断面から見た要部説明図である。
【図7】従来の超音波プローブ用水袋装置の一例を示す
説明図で、そのうちA図は、概略断面図で、B図はその
要部拡大図である。
【符号の説明】
1 収納袋体 2 収納袋 3 水 4 中空リング体 5 枠体(カセット) 6 内環状体 7 超音波探触子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−46950(JP,A) 特開 昭61−13944(JP,A) 特開 平2−31746(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水3を装填した収納袋2を、横方向に突
    出部を有するようにして枠体(カセット)5に固着し、
    この枠体(カセット)5を、超音波探触子7の外周面に
    着脱自在に取付て構成した超音波診断装置における超音
    波プローブ用水袋装置において、前記水3を装填した収
    納袋2には、所定の幅と外径とを有する弾力のある中空
    リング体4を装填して密閉して収納袋体1として形成
    し、この収納袋体1を、前記枠体(カセット)5の中空
    の胴体部5bの内周面5cに密着して、前記中空リング
    体4が該枠体(カセット)5の胴体部5bと同心的にな
    るようにはめ込むと共に、別に、前記収納袋体1に装填
    した中空リング体4の内径とほぼ等しい外径を有する中
    空の内環状体6を、前記中空リング体4に同心的に、は
    め込んで構成したことを特徴とする超音波診断装置にお
    ける超音波プローブ用水袋装置。
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