JPH03133423A - 眼球固定具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は磁気共鳴イメージング（ＭＲＩ）装置により眼
球及び視神経の断層像を得る場合に用いられる眼球固定
具に関するものである。

（従来の技術） 一般にＭＲＩ装置により眼球及び視神経を断層撮影する
場合、眼球の動きによりアーチファクトが発生し、アー
チファクトによる画像の劣化をきたすことが知られてい
る。そこで、眼球及び視神経のＭＨＩ撮影時には眼球が
動かないように、たとえばガーゼやタオル等を目に当て
て撮影したり、あるいはどこか１点を見つめさせて撮影
するなどの方法が採られている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、ガーゼやタオル等は伸縮性がなく、眼球
を圧迫してしまうため、角膜が刺激されて瞬きの原因を
作ってしまいうという問題があった。また、後者の方法
は撮影に要する時間が現在のところ、Ｓ　Ｅ　（Ｓｐｉ
ｎ　Ｅｃｈｏ）法で４分、ＦＥ　（Ｐｌｅｌｄ　Ｅｃｈ
ｏ）法で２分、３　Ｄ　Ｆ　Ｔ　（ＴｈｒｅｅＤ１ａ＋
ｅｎｓ１ｏｎａｌ　Ｆｏｕｒｉｅｒ　Ｔｒａｎｓｆ’ｏ
ｒｍａｔｌｏｎ）法で１３分程度かかるため、撮影中１
点を見つめさせることは困難であった。

本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、眼球を圧迫することなく眼球の動きを規制でき、ア
ーチファクトの少ない眼球及び視神経の断層像を得るこ
とのできる眼球固定具を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記課題を解決するために本発明の眼球固定具は、内部
に流体を封入したバルーンと、このバルーンを眼球に抑
圧固定する抑圧固定手段とからなるものである。

（作　用） すなわち、本発明ではバルーンを眼球に抑圧固定して眼
球の動きを規制するため、ガーゼやタオルのように眼球
を圧迫し過ぎることがなく、アーチファクトによる画像
の劣化を防止することができる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す眼球固定具の斜視図で
あり、この眼球固定具は内部に空気等の流体を封入した
バルーンｌａ、ｌｂと、こレラノバルーンｌａ、ｌｂを
眼球に押圧固定する固定バンド２から構成されている。

上記バルーンｌａ。

１ｂは天然ゴム等の弾性材からなり、接着剤等により固
定バンド２の裏面に固定されている。また、固定バンド
２は伸縮性を有する材料（例えばゴム等）で形成されて
おり、固定バンド２の両端部にはマジックテープ３が取
付けられている。

第２図は上記のように構成される眼球固定具のバルーン
ｌａ、ｌｂを眼球Ｉに押圧固定した状態を示したもので
ある。この図からもわかるように、バルーンｌａ、ｌｂ
は弾力性を有しているので、ガーゼやタオルのように眼
球を圧迫することなく眼球の動きを規制することができ
る。

したがって、本実施例ではＭＨＩ装置により眼球及び視
神経を断層撮影する場合に眼球を圧迫することなく眼球
の動きを規制することができ、アーチファクトの少ない
眼球及び視神経の断層像を得ることができる。

なお、上記実施例ではバルーンを押圧固定する手段とし
て、伸縮性を有する固定バンドを用いたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、たとえばアイマスク型の
眼球固定具やサングラス型の眼球固定具などが考えられ
る。

〔発明の効果コ 以上説明したように本発明の眼球固定具は、内部に流体
を封入したバルーンと、このバルーンを眼球に押圧固定
する抑圧固定手段とからなるものである。したがって、
ガーゼやタオルのように眼球を圧迫することなく眼球の
動きを規制でき、アーチファクトの少ない眼球及び視神
経の断層像を得ることのできる眼球固定具を提供できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す眼球固定具の斜視図、
第２図は第１図に示した眼球固定具の作用を示す図であ
る。 ｌａ、ｌｂ・・・眼球固定具、２・・・固定バンド、３
・・・マジックテープ。 第１図 出順人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）内部に流体を封入したバルーンと、このバルーン
   を眼球に押圧固定する押圧固定手段とからなることを特
   徴とする眼球固定具。
2. （２）前記押圧固定手段は、伸縮性を有する固定バンド
   であることを特徴とする請求項１記載の眼球固定具。