JPH0845814A - 露光装置および位置決め方法 - Google Patents

露光装置および位置決め方法

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JPH0845814A
JPH0845814A JP6175842A JP17584294A JPH0845814A JP H0845814 A JPH0845814 A JP H0845814A JP 6175842 A JP6175842 A JP 6175842A JP 17584294 A JP17584294 A JP 17584294A JP H0845814 A JPH0845814 A JP H0845814A
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alignment mark
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JP6175842A
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English (en)
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Kazuya Ota
和哉 太田
Shigeru Nakayama
繁 中山
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7049Technique, e.g. interferometric
    • G03F9/7053Non-optical, e.g. mechanical, capacitive, using an electron beam, acoustic or thermal waves
    • G03F9/7061Scanning probe microscopy, e.g. AFM, scanning tunneling microscopy

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】感光基板上に形成されたアライメントマークの
段差を感光基板表面との距離を一定に保つ探針を使用し
て検出することによって正確にアライメントマークの位
置を検出することを目的とする。 【構成】ステージ上に載置された感光基板Wにマスクの
パターンを露光する装置において、露光視野の中心から
略一定距離に設けられ、感光基板表面からの距離を一定
に保つように表面に対して垂直に移動する探針24を備
えたマーク検出手段18と、ステージ9の移動座標を検
出するステージ位置検出手段12,13と、マーク検出
手段の検出信号とステージ位置検出手段の移動座標とか
らマーク位置を出力する演算手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、半導体集積回
路、液晶デバイス基板等を製造するための露光装置およ
び位置決め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製造工程におけるリソ
グラフィー工程においてステップアンドリピート方式の
縮小投影型露光装置(以下、ステッパーと呼ぶ)は中心
的役割を担うようになっている。このステッパーにおい
て、レチクル(以下、上位概念の「マスク」で代表させ
ることがある)に形成された回路パターンの投影像と、
感光基板(以下、ウェハと呼ぶ)上にすでに形成されて
いる回路パターン(以下、チップと呼ぶ)との位置合わ
せに使用されるアライメントパターン検出手段としては
レーザーステップアライメント系(LSA系)、フィー
ルドイメージアライメント系(FIA系)などがある。
【0003】TTL(スルーザレンズ)方式のLSA系
は、投影光学系を介して横断面が帯状の形状をしたスポ
ット光をウェハ上に照射する。ウェハを載置したステー
ジをこのスポット光に対して走査して、ウェハ上のアラ
イメントマークがスポット光を横切る時に発生するアラ
イメントマークからの散乱光を検出することによって、
マーク位置を検出するものである。
【0004】また、OFF−AXIS系のFIA系は多
波長の光をウェハ上のアライメントマークに照射して、
この反射光をイメージセンサーで検出し、イメージセン
サーからの出力を画像処理することによって位置検出を
行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、アライメント系
は感光基板上のアライメントマークに光を投射すること
によってその位置を検出するため、マーク上の感光層に
よる干渉等の影響により検出誤差が生じ易い。FIA系
は段差の小さなマークに対しては検出誤差が生じ易く、
LSA系は非対称マークに対しては検出誤差が生じ易
い。これらの検出誤差が重ね合わせ精度を低下させると
いう第1の問題点があった。重ね合わせとは、感光基板
上のマークを指標にしてアライメントを行い、マスク上
のパターンを感光層上に投影露光をするとき、投影像と
マークとが所定の位置関係になるようにすることを重ね
合わせという。
【0006】本発明の第1は、アライメントマークの検
出誤差による重ね合わせ精度の低下が防止された露光装
置を得ることを目的とする。また、従来は、露光時に重
ね合せ誤差(位置ずれ)が生じても、現像するまでは、
この重ねわ合せ誤差を検出することができないという第
2の問題点があった。現像後に重ね合わせ誤差を検出す
る方法は、手間がかかるという第3の問題点を招く。
【0007】本発明の第2は現像前に重ね合せ誤差を検
出し、以って、重ね合せ露光時に正確に位置決めする方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するため手段】本発明の第1は、感光基板
(ウェハW)を載置する移動ステージ(ウェハステージ
9)を備え、マスクに形成されたパターンを感光基板上
に露光する露光装置に適用される。そして、本発明の露
光装置は、感光層の表面に対して垂直方向の距離を一定
に保つように保持された探針を備え、この探針で感光層
の表面を相対的に走査することにより、感光基板上に設
けられたアライメントマークの段差を検出して検出信号
を出力するマーク検出手段(例えば原子間力顕微鏡1
8:AFM)と、ステージの移動座標を検出するステー
ジ位置検出手段(例えばレーザ干渉計12、13、1
4)と、マーク位置検出手段の検出信号が変化した時の
ステージ位置検出手段の移動座標の少なくとも一つから
アライメントマークのマーク位置座標を出力する演算装
置を備える。以上の構成によりマーク位置座標値に基づ
いてステージを移動させて露光を行う(請求項1)。
【0009】ステージ位置検出手段は、ステージの移動
量に応じてサンプリングパルスを出力し、演算手段はマ
ーク検出手段から出力された検出信号をステージ位置検
出手段のサンプリングパルスによってサンプリングし、
得られた検出信号を演算処理してもよい(請求項2)。
探針は、感光層の表面との原子間力が一定になるよう
に感光層の表面との距離を一定に保って走査してもよい
(請求項3)。
【0010】本発明の露光装置は、さらに、探針の相対
移動量に応じてサンプリングパルスを出力する探針位置
検出手段を備え、演算装置はマーク検出手段から出力さ
れた検出信号をステージ位置検出手段のサンプリングパ
ルスと探針位置検出手段のサンプリングパルスとの両方
によってサンプリングし、演算処理をすることによりア
ライメントマークのマーク位置座標を出力してもよい
(請求項4)。
【0011】本発明の第2の位置決め方法(重ね合せ誤
差検出方法)においては、まず初めに所定位置に第1ア
ライメントマークがそれぞれに形成された複数の処理領
域を有し、表面に感光層が形成された感光基板と、第2
アライメントマークを含むパターンを有するマスクと、
感光基板を載置し、感光基板面に平行な2次元方向に移
動可能なステージとを準備する。そして、「ステージを
移動する事によって、アライメント手段が複数の処理領
域の内の一つの第1アライメントマークを検出する事が
できる第1位置へ感光基板を移動し、そこにおいて、ア
ライメント手段によって、マークの位置座標を検出する
動作」を順次繰り返すことによって、いくつかの処理領
域の第1アライメントマークの位置座標を検出する。こ
の位置座標に基づいて、統計演算する事により、全部の
処理領域の第1アライメントマークの位置座標を求め
る。それから、少なくとも(1)基準点が感光基板上に
投影された位置である第2位置と第1位置との距離を表
すベースライン量と(2)第3工程で求められた所定の
処理領域の第1アライメントマークの位置座標に基づい
て、ステージを移動する事により感光基板を露光位置へ
移動する。第2アライメントマークを露光する事によ
り、該マークの潜像を感光層に形成する。探針を感光層
表面との原子間力が一定になるように、感光層の表面を
相対的に走査する事により、第1アライメントマークと
潜像の段差を検出し、それによって第1アライメントマ
ークと潜像の位置ずれ量を検出する。少なくとも(1)
第3工程で求めた位置座標と(2)ベースライン量と
(3)第6工程で検出された位置ずれ量とに基づいて、
ステージを露光位置へ移動させる。以上の動作によって
位置決めを行う(請求項5)。
【0012】第6工程と第7工程の間において、感光基
板を交換してもよい(第8工程)。この場合、「ステー
ジを移動する事によって、アライメント手段が複数の処
理領域の内の一つの第1アライメントマークを検出する
事ができる第1位置へ感光基板を移動し、そこにおい
て、アライメント手段によって、該マークの位置座標を
検出する動作」を順次繰り返すことによって、いくつか
の処理領域の第1アライメントマークの位置座標を検出
する(第9工程)。その後、第9工程で検出されたいく
つかの位置座標に基づいて、統計演算する事により、全
部の処理領域の位置座標を求める(第10工程)。更
に、第7工程を、少なくとも(1)第10工程で算出さ
れた位置座標と(2)ベースライン量と(3)第6工程
で検出された位置ずれ量とに基づいて、ステージを露光
位置へ移動させる第7´工程に代える。以上の動作によ
って位置決めを行ってもよい(請求項6)。
【0013】
【作用】本発明の第1の露光装置は、アライメントマー
ク等を原子間力(例えば反発力)を利用して、感光層の
表面に対して垂直方向の距離を一定に保つように保持さ
れた探針で感光基板表面の段差を直接検出する。このた
め、低段差、非対称のマーク位置を高精度に検出できる
ので、高精度の重ね合わせを行うことができる。
【0014】本発明の第2の位置決め方法は、露光によ
って生じた感光層(レジスト)の段差(潜像)を、現像
をすることなしに、感光層の表面から垂直方向の距離を
一定に保つ探針で検出する。そして、マスク上の基準点
が感光基板上に投影された位置とアライメント系の検出
位置との距離であるベースライン量を補正して位置決め
を行う。現像なしに位置決めできるので、製造工程全体
のスループットが向上する。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の第1の実施例
を説明する。図1はウェハアライメント系として原子間
力顕微鏡を備えた本発明の第1の実施例によるステッパ
ーの概略的な構成を示す図である。図1において、露光
用の照明光源1はg線、i線等のレジストを感光するよ
うな波長(露光波長)の照明光を発生する。この照明光
は、フライアイレンズ等から構成され照明光の一様化等
を行う照明光学系2、及びビームスプリッター3を通っ
た後、ミラー4を介してコンデンサーレンズ5に至る。
そして、レチクルステージ6に保持されるレチクルRの
パターン領域Paを均一な照度で照明する。なお、レチ
クルRにはパターン領域Paに付随して、Y、X方向に
それぞれ伸びたアライメントマーク(矩形の透明窓)S
x、Syが不図示であるが形成されている。図1におい
て、X方向は左から右方向、Y方向は紙面表から裏の方
向である。片側(若しくは両側)テレセントリックな投
影レンズ7は、レチクルRのパターン領域Paに描かれ
た回路パターンの像をレジストが塗布されたウェハW上
に投影する。
【0016】ウェハホルダー(θテーブル)8は、ウェ
ハステージ9上に載置され、ウェハWはウェハホルダー
8に真空吸着されている。このウェハステージ9は、駆
動部10、11によって、投影レンズ7の光軸AXに垂
直なXY平面内を2次元的に移動する。レーザ干渉計1
2は、ウェハステージ9上に設けられた移動鏡Mxと、
投影レンズ7に一体に固設された原子間力顕微鏡18
(詳細後述)に設けられた固定鏡Mf1との両方に、ビ
ームスプリッター12a、反射ミラー12bを介してレ
ーザ光束を照射する。レーザ干渉計12は、移動鏡Mx
と固定鏡Mf1によって反射された光束による干渉縞を
受光面で光電的に検出して、ウェハステージ9のX方向
の位置を検出可能に構成されている。
【0017】また、ウェハステージ9には基準マーク
(フィデューシャルマーク)を備えたガラス基板等の基
準部材15が、その表面とウェハWの表面とが投影レン
ズ7の光軸方向に関して略一致するように、設けられて
いる。この露光装置は、TTL(スルーザレンズ)方式
のレーザステップアライメント系(LSA系)16、1
7を備えている。このLSA系16、17を使用してウ
ェハW上のアライメントマークあるいは基準部材15の
回折格子マークの位置検出を行う。この場合、LSA系
16、17は回折格子マークからの回折光を光電検出し
た検出信号を主制御装置20へ出力する。そして、レー
ザ干渉計12、13はステージの移動に基づいて出力さ
れるサンプリングパルスを主制御装置20へ出力する。
主制御装置20は、検出信号をサンプリングパルスでサ
ンプリングし、サンプリングされた信号を演算して、ウ
ェハW上のアライメントマークあるいは基準部材15の
回折格子マークの位置を検出する。このLSA系17の
ビームSByが回折格子マーク15byを走査した時の
検出信号を図6に示す。
【0018】さらに投影レンズ7から所定距離にOFF
−AXISアライメント系としてFIA系25が設けら
れているが、これは後述する。図2は原子間力顕微鏡1
8と位置検出系の概略的な配置を示す図である。この図
で示すように、レーザ干渉計13は、ウェハステージ9
上に設けられた移動鏡Myと投影レンズ7の鏡筒に設け
られた固定鏡Mf2とにレーザ光束を照射する。そし
て、レーザ干渉計13は、移動鏡Myと固定鏡Mf2に
よって反射された光束による干渉縞をレーザ干渉計13
の受光面で光電的に検出することによりウェハステージ
9のY方向の位置が検出される。レーザ干渉計14は、
ウェハステージ9上に設けられた移動鏡Myと原子間力
顕微鏡18の鏡筒に設けられた固定鏡Mf3とにレーザ
光束を照射する。そして、レーザ干渉計14も移動鏡M
yと固定鏡Mf3によって反射された光束による干渉縞
を受光面で光電的に検出することによってウェハステー
ジ9のY方向の位置が検出可能である。
【0019】レーザ干渉計12、13からのレーザ光束
中心線(測長軸)は同一平面内で直交し、かつ投影レン
ズ7の光軸AXがその交点を通るように配置されてい
る。そして、レーザ干渉計12、14からのレーザ光束
中心線は同一平面内で直交し、かつ原子間力顕微鏡18
の光軸がその交点を通るように配置されている。また、
このレーザ干渉計12、13、14の3つの測長軸を含
む平面が投影レンズ7の結像面と略一致するように配置
されている。このように、レーザ干渉計12、13は露
光位置に対して、レーザ干渉計12、14はアライメン
ト位置に対して、それぞれアッベ誤差が略零となるよう
構成されている。
【0020】図3は、レチクルR上のアライメントマー
クとOFF−AXIS系のアライメント系とのステージ
座標系上での位置を計測するベースライン計測の動作の
説明の為に図1の装置を部分的に示す図である。光ファ
イバー21で伝送された露光光が、レンズ22及びミラ
ー23を介して基準部材15を下方から照明される。そ
して、露光光は、投影レンズ7を介してレチクルRのパ
ターン面に十字パターン15aの投影像15a’を結像
する。その状態で図5(a)に示すように投影像15
a’がアライメントマークSyをY方向に相対的に走査
するようにウェハステージ9をY方向に微動させる。こ
のアライメントマークSyを透過した光は、コンデンサ
ーレンズ5、ミラー4及びビームスプリッター3を介し
て光量検出系19に入射し、光量検出系19は検出信号
を主制御装置20へ出力する。
【0021】図4は、基準部材15上のマークの配置図
である。この基準部材15上には、光透過性のスリット
パターンである十字パターン15aと、Y、X方向に伸
びて光反射性のクロム層で段差をもって形成された回折
格子マーク15bx、15byと、同様に段差をもって
形成された格子状マーク15cx、15cyとが形成さ
れている。
【0022】ここで、図1を用いて、原子間力顕微鏡1
8について説明する。この原子間力顕微鏡18は探針2
4を持ち、探針24は駆動装置(不図示)によりウェハ
Wに対して垂直な方向に移動可能な構成になっている。
この駆動装置は、探針24をウェハW上もしくは基準部
材15上の微小距離(探針24の針先の原子とウェハW
上の原子との反発力が発生する程度の距離)に近づけ
る。この時、探針24は、ウェハW上の原子との反発力
によってウェハWに垂直な方向に自由に移動する事が可
能なように設定される。この状態でウェハステージ9を
探針24と相対的に走査した時、ウェハW上に段差があ
ると、この反発力が一定になるように探針24はウェハ
Wの表面に対して垂直方向に移動する。原子間力顕微鏡
18は、この移動量を電気信号に変換し、主制御装置2
0へ出力する。図7は、基準部材15上の格子状マーク
15cyを検出した時のマークと検出波形である。この
探針24は、アライメントマーク検出時にウェハW上の
微小距離に近づけられて計測を行い、計測を行なわない
時には、ウェハW上から離れた場所に待避する機構にな
っている。
【0023】さらに、図7を使用して、原子間力顕微鏡
18を使用したマーク位置検出について基準部材15上
の格子状マーク15cyのマーク位置検出動作により説
明する。まず、基準部材15上の格子状マーク15cy
のマークの走査方向(図7(a)のSTからEPの方
向)に対して手前数十μmの基準部材15の上部に原子
間力顕微鏡18が位置するようにウェハステージ9が移
動する(図7の走査開始位置SP)。ここで、探針24
が基準部材15上の段差を検出できる位置まで下降し、
探針24が格子状マーク15cyの段差を検出する方向
にウェハステージ9は、走査終了位置EPまで移動す
る。この時、原子間力顕微鏡18は、探針24のウェハ
Wに対して垂直な方向の移動量を電気信号に変換した信
号を主制御装置20へ出力する。また、レーザ干渉計1
3、14はウェハステージ9の移動に応じて出力される
サンプリングパルスを主制御装置20へ出力する。主制
御装置20は、原子間力顕微鏡18からの信号をサンプ
リングパルスでステージの位置情報に対応させてサンプ
リングし、サンプリングされた信号から演算処理によっ
てマークの中心位置座標を検出する。
【0024】この演算処理は、例えばサンプリングされ
た信号のピーク値を検出し、このピーク値に対応するス
テージ位置をマーク位置とする。または、あるスライス
レベルを設定し、このスライスレベルをサンプリングさ
れた信号が横切った2点間の中点をマーク位置とするよ
うな処理を行うようにすればよい。この原子間力顕微鏡
18は、X方向のアライメントマークとY方向のアライ
メントマークとの両方を検出することが可能となってい
る。
【0025】次に、本実施例のように構成された装置の
レチクルR上のアライメントマークSx、Syとアライ
メントセンサー(ここでは原子間力顕微鏡18)のウェ
ハステージ9上の座標系での位置関係であるベースライ
ン量の計測動作について説明する。まず、基準部材15
の十字パターン15aの下方から射出した露光光がレチ
クルRのアライメントマークSyと相対的にY方向に走
査する。これによって、前述したように光量検出系19
は検出信号を主制御装置20へ出力する。また、この走
査時にレーザ干渉計13はサンプリングパルスを主制御
装置20へ出力する。主制御装置20は、検出信号を演
算処理して、座標位置を算出する。この際、投影像15
a’とアライメントマークSyとが合致したときに最大
光量が透過し、順次そのずれ量に応じて光量が減少す
る。アライメントマークSyを透過した光が光量検出系
19により光電変換される。この結果、得られた光電信
号S1を図5(b)に示す。同図において、光電信号S
1がピークになる位置が、投影像15a’とアライメン
トマークSyとが合致した位置、つまりアライメントマ
ークSyのY方向位置である。
【0026】次に、基準部材15の十字パターン15a
と予め定められた関係で配置された格子状マーク15c
yを原子間力顕微鏡18で位置検出するようにウェハス
テージ9が移動する。ウェハステージ9が相対的に走査
することで原子間力顕微鏡18は、格子状マーク15c
yの段差を検出し、原子間力顕微鏡18のY方向の座標
位置が求められる。格子状マーク15cyと原子間力顕
微鏡18の出力を図7に示す。
【0027】アライメントマークSyのウェハステージ
9上の座標位置と、十字パターン15aと格子状マーク
15cyとの位置関係と、原子間力顕微鏡18のウェハ
ステージ9上のY方向の座標位置とからアライメントマ
ークSyと原子間力顕微鏡18のY方向の位置関係(Y
方向ベースライン)が求められる。同様に、基準部材1
5の十字パターン15aと格子状マーク15cxとを用
い、アライメントマークSxと原子間力顕微鏡18のX
方向の位置関係(X方向ベースライン)が求められる。
【0028】なお、原子間力顕微鏡18が格子状マーク
を走査する時、同じ場所を複数回走査することによっ
て、主制御装置20が平均化処理を行なってもよい。ま
た、走査する方向と直交した方向に微小距離移動させて
再び走査することを複数回行ない、マーク形状の誤差を
なくすように、主制御装置20が平均化処理を行うこと
も可能である。これは、ウェハW上のアライメントマー
クを検出する時も同様である。
【0029】次に、ウェハWのアライメント動作につい
て説明する。まず、一定の配列で整列されたパターンを
もつウェハWの切り欠き部(以下OF)をほぼ一定の方
向に向けてウェハWがウェハステージ9上に載置され
る。このウェハWを一定の方向に向ける動作は、プリア
ライメント装置(不図示)によってウェハWのOFを用
いて行われる。このウェハWをLSA系16によってウ
ェハ上の2つのYアライメントマークの位置を検出する
ことによって主制御装置20がウェハWのウェハステー
ジ9の走りに対しての回転量を検出する。そして、ウェ
ハステージ9の走りとウェハW上の配列とが一致するよ
うにウェハWを回転させる。さらに、再びYアライメン
トマークの位置検出とLSA系17によってX方向のア
ライメントマークの位置検出を行う。この操作によって
ウェハステージ9の座標系とウェハW上に配列された座
標系の対応付け(規定)が行われる。
【0030】そして、原子間力顕微鏡18がウェハW上
のアライメントマークを検出し、検出されたアライメン
トマーク位置に基づいて露光が行われる。具体的なアラ
イメント手法としては、例えば、ウェハW上の数ショッ
トのマーク位置を検出し、この数ショットのマーク位置
座標から統計的演算手法を用いてウェハW上のショット
配列を求める方法がある。これは、X、Y方向のオフセ
ット、ウェハローテーション、X,Y方向スケーリン
グ、X、Y軸直交度の各補正値が最小となるようなショ
ット配列座標を算出する。そして、求められたショット
配列座標とベースライン量とに基づいてウェハステージ
9を移動させて、露光を行う。このアライメント方式
は、所謂EGA方式と呼ばれ、特開昭61−44429
号公報等に開示されている。もしくはウェハW上の各露
光ショットに対してアライメントマーク位置検出が行わ
れ、このマーク位置とベースライン量とに基づいて、露
光位置までショットが移動し、所謂サイト・バイ・サイ
トアライメント方式により露光が行なわれるようにして
もよい。
【0031】このアライメントのマーク検出について説
明する。まず、X方向の位置検出を行うために、検出す
るマークの所定の位置にウェハステージ9が移動し、待
避させていた原子間力顕微鏡18の探針24がウェハW
上に下降する。次に、ウェハステージ9がマークを検出
するX方向に動作する。この時、主制御装置20は原子
間力顕微鏡18の検出信号とレーザ干渉計12が微小距
離の移動毎に出力するサンプリングパルスとの両方を入
力し、原子間力顕微鏡18の検出信号のサンプリング処
理を行う。この時、検出するウェハW上のマークの断面
図とその検出波形を図8に示す。このサンプリング処理
によって得られた波形を演算処理をすることによりマー
ク座標位置を検出することが可能となる。ここで、別の
マーク検出位置へウェハステージ9を移動させる時、探
針24がウェハWから離れる方向へ待避してからウェハ
ステージ9は移動しなければならない。
【0032】このように原子間力顕微鏡18を用いて、
アライメントマークを検出する事によってマークが低段
差であったり、非対称な形状であってもマークの形状に
応じた信号(正確にはレジスト像の信号)が得られる。
このため低段差や非対称なマーク形状に応じてマーク位
置検出のための演算処理を行なえば、マーク位置検出時
の検出誤差をなくす事が可能となる。
【0033】次に、第2の実施例を説明する。本実施例
では、原子間力顕微鏡18の探針24の原子間力顕微鏡
18に取り付けられた固定鏡Mf1に対する移動量を検
出するためにレーザ干渉計26が図1の装置に付加され
ている。これは、原子間力顕微鏡18を使用してアライ
メントマーク等の検出を行う時、マークの段差の影響な
どで、マーク検出中に僅かながら探針24が計測方向に
振れることがある。この原子間力顕微鏡18の探針24
の振れを検出してマーク位置を精確に検出することを本
実施例は目的としている。
【0034】本実施例による構成を図9より説明する。
図9は第1実施例からの変更部分に関して示してある。
探針24に固定鏡Mf1aがレーザ干渉計26のレーザ
光束を反射可能に設けられている。レーザ干渉計26
は、ビームスプリッター26a、反射ミラー26bによ
って固定鏡Mf1と固定鏡Mf1aとにレーザ光束を照
射する。探針24が基準部材15またはウェハW上のア
ライメントマークを検出する時、レーザ干渉計26は探
針24のX方向の移動量に応じてサンプリングパルスを
主制御装置20へ出力する。このレーザ干渉計26によ
って探針24の移動量を検出する事ができる。
【0035】このレーザ干渉計26を使用して、マーク
位置検出を行う動作について説明する。図7(a)に示
すマークを検出する場合、第1の実施例での説明のよう
に、走査開始位置SPに探針24が位置するようにウェ
ハステージ9を移動させる。次に第1の実施例と同様
に、この位置で探針24がウェハW上に下降し、ウェハ
ステージ9を移動させて走査終了位置EPまで探針24
が相対的に移動する。本実施例では、探針24をウェハ
W上に下降させた時、レーザ干渉計26のレーザ光束が
固定鏡Mf1aを照射し、探針24がX方向に移動する
量に応じてレーザ干渉計26はサンプリングパルスを主
制御装置20へ出力する。また、これとは別にレーザ干
渉計12はウェハステージ9の移動量に応じて出力され
るサンプリングパルスを主制御装置20へ出力し、原子
間力顕微鏡18は探針24のウェハWに対して垂直な方
向の移動量を電気信号に変換した検出信号を主制御装置
20へ出力する。
【0036】主制御装置20は、原子間力顕微鏡18か
らの検出信号をレーザ干渉計12とレーザ干渉計26の
両方のサンプリングパルスでステージの位置情報と探針
位置情報に対応させてサンプリングする。具体的には、
レーザ干渉計12からサンプリングパルスが出力された
時に原子間力顕微鏡18からの検出信号がサンプリング
され、レーザ干渉計26からサンプリングパルスが出力
された時にも原子間力顕微鏡18からの検出信号がサン
プリングされる。これによって、ステージの位置情報と
探針の位置情報との両方を加えた位置情報における探針
24のウェハWに対して垂直な方向の移動量をサンプリ
ングする事が可能となる。このサンプリングされた位置
情報を演算処理する事によってマーク位置が求められ
る。この時、2つのサンプリングパルスによって信号を
サンプリングするために、ウェハステージ9の移動方向
に対して逆の方向に探針24が移動した場合など、同じ
ステージ座標位置で2つ以上の信号が生じるが、これら
の信号を平均してその座標位置での信号とすればよい。
【0037】以上、X方向のマーク検出に関して、本実
施例を説明したが、Y方向のマーク検出に関しても同様
に探針24に固定鏡を設け、レーザ干渉計のレーザ光束
を照射し探針24の移動が検出されれば、同様にマーク
位置検出が行える。また、レーザ干渉計12とレーザ干
渉計26のサンプリングパルスの処理の方法は、上記に
限ったものでない。レーザ干渉計12のステージ位置情
報をレーザ干渉計26の探針位置情報によって補正しな
がらサンプリングを行うという方法も可能である。これ
は、探針24のウェハWに対して垂直な方向の移動量の
サンプリングをレーザ干渉計12のサンプリングパルス
のみで行う。そして、この時のステージ位置情報はこの
時の探針位置情報を加えた情報とするものである。その
他、レーザ干渉計12とレーザ干渉計26の位置情報か
ら探針位置情報を考慮したステージ位置情報が得られる
方法であればどのような処理を行なってもよい。
【0038】なお、この第1、第2の実施例は、ウェハ
アライメント系にLSA系の他に原子間力顕微鏡18の
みを設けた。しかし、原子間力顕微鏡18の他にFIA
系25等のウェハアライメント系を設け、アライメント
マークの状態に応じてウェハアライメント系を選択して
も良い。例えば、非対称マークでも、マークの段差がF
IA系でも十分検出できる高さである場合は、FIA系
25を選択してアライメントマーク位置検出が行える。
また、本実施例ではベースライン計測の際に、原子間力
顕微鏡18で基準部材15の十字パターン15aと予め
定められた関係で配置された格子状マーク15cx、1
5cyを検出したが、十字パターン15aそのものの段
差を検出するようにしても良い。
【0039】さらに、第3の実施例を説明する。本実施
例では、原子間力顕微鏡18とは別の投影レンズ7から
所定距離はなれて設置されたOFF−AXISアライメ
ント系が第1実施例の構成に対して、更に備えられてい
る装置において説明する。本実施例では図1に示してい
るとおりOFF−AXISアライメント系としてFIA
系25が原子間力顕微鏡18と投影レンズ7を介してX
軸上の反対側に設けられている。
【0040】このFIA系25を使用してアライメント
を行い、露光を行なった時の重ね合せ誤差検出方法につ
いて以下に説明する。まず、FIA系25のベースライ
ン計測が行われる。このベースライン計測は、第1の実
施例で原子間力顕微鏡18のベースライン計測と同様に
してレチクルR上のアライメントマークSx、Syの位
置とFIA系25の位置関係を基準部材15のマークを
使用して求める。この際、本実施例では、FIA系25
用マーク(不図示)を基準部材15上に用意しておき、
このマークによって検出を行う。
【0041】このベースライン計測を予め行なっておい
て、ウェハWの露光を行なっていく。ウェハWの露光動
作は第1の実施例での説明と同様に、ウェハWのOFの
位置を略一定の方向にしてウェハステージ9に載置して
LSA系17によってウェハステージ9の座標系とウェ
ハW上に配列された座標系の対応付け(規定)が行われ
る。そして、第1の実施例での説明と同様にEGA方式
やサイト・バイ・サイトアライメント方式によりFIA
系25を使用してアライメントが行われる。そして、ウ
ェハW上に予め設けられたアライメントマークに対して
所定の位置関係になるようにレチクルR上のパターンが
露光される。この時の露光ショットは、ウェハW上の半
導体回路の製造に使用しない領域を使用する。例えば、
ウェハ周辺領域の欠けショットの残ったアライメントマ
ークを使用したり、不要なショットのアライメントマー
クを使用する。また、この露光ショットは、予め決めら
れた数ショット、計測誤差を平均化してベースライン誤
差(ベースライン量の変動量)が求められる程度のショ
ット数で、なおかつスループットを落とさない程度の数
ショットで行うことが望ましい。
【0042】このように露光した後、例えば図10で示
したような予めウェハW上に形成された第1パターン3
2に対して第2パターン33の潜像が所定の位置関係で
ウェハW上に形成される。次に、この第1パターン32
の段差と第2パターン33の潜像の段差との両方を原子
間力顕微鏡18が検出する。この検出動作も第1実施例
で説明したと同様な動作を行うことによって第1パター
ン32と第2パターン33の潜像の検出を行う。図11
(a)に示すようにレジスト上に第2パターン33の潜
像33aを形成する事で、レジストは僅かながら窪む事
がわかる。第1パターン32と第2パターン33の潜像
とを原子間力顕微鏡18で検出した信号波形を図11に
示す。この信号波形を処理することによって第1パター
ン32と第2パターン33の潜像の位置関係を求める。
この位置関係を露光したショット数分求め、これを平均
した位置関係計測値と第1パターン32と第2パターン
33の予め定めておいた設計位置関係との差からFIA
系25のY方向のベースライン誤差が求められる。
【0043】X方向についても同様に露光を行い、重ね
合わせの位置ずれ検出を行いFIA系25のX方向のベ
ースライン誤差を求める。この求められたベースライン
誤差をFIA系25のベースライン量に加えて新たなベ
ースライン量とする。この補正されたベースライン量を
使用して再度EGA等のアライメントを行い本露光を行
う。具体的には、ベースライン誤差計測後、EGA方式
により、アライメントを行い、この求められたショット
配列と新たに求められたベースライン量に基づいて露光
位置にウェハステージ9を移動させ、露光を行う。
【0044】なお、重ね合わせ誤差の検出はベースライ
ン量の安定性に応じて、ウエハ毎、ロットの先頭毎、一
定ウエハ枚数毎のいずれかで行う。第1パターン32と
第2パターン33の形状や位置関係は上記の形式にとら
われることはない。例えば、第1パターン32が第2パ
ターン33よりも大きな形状にしておき、図12のよう
に第1パターン34の中心が第2パターン35の中心と
同一となるように露光することも可能である。この場
合、第1パターン34と第2パターン35がそれぞれ1
本ずつであるため演算処理が簡略化する事ができ、なお
かつ第1パターン34と第2パターン35の位置ずれを
そのままベースライン誤差とすることができる利点があ
る。
【0045】従来ベースライン誤差の計測は、重ね合わ
せ露光に先だってテストレチクルの基準パターン(バー
ニアマーク等)をウエハ上に形成し、これを所定の計測
器で検出して測定し、このベースライン誤差の測定値を
オペレーター等が露光装置に入力して補正していた。し
かしながら、原子間力顕微鏡18を使用する事によっ
て、現像を行なわずに高精度に潜像の段差とウェハ上に
形成されたアライメントマークを検出できるため、スル
ープットの向上と高精度なベースライン誤差計測を行う
事が可能となった。また、従来のレジストが感光しない
波長を用いて光学的に潜像を検出する方法では、レジス
ト表面と基板表面との両方で反射した光による干渉など
によって正確に位置検出できないことがあった。しか
し、この原子間力顕微鏡18を使用することによって、
マークの段差を正確に検出することができるようになっ
た。
【0046】この第3の実施例では、潜像を使用して、
現像を行なわずに原子間力顕微鏡18によってベースラ
イン誤差の計測を行い、ベースライン量の修正を行なっ
た。しかしながら、第1パターンに対して第2パターン
を露光して現像を行い、現像を行なったレジスト像であ
る第2パターンと第1パターンを原子間力顕微鏡18が
重ね合せ誤差を検出して、ベースライン量の誤差を補正
する事が可能である。この場合も原子間力顕微鏡18の
高精度にマーク検出が可能であるという利点がそこなわ
れる事はない。
【0047】また、このOFF−AXISアライメント
系は特にFIAに限られたものではなく、他のOFF−
AXISアライメント系を使用しても差し支えない。ま
た、ベースライン量の変動の影響をうけるTTL−LS
A系、TTL−FIA系等のTTLアライメント系にお
いて使用しても同等の効果が得られる。以上、本発明に
おける実施例を説明したが、これら実施例では原子間力
顕微鏡18は一つでX方向とY方向を検出可能な構成と
した。しかし、これとは別の原子間力顕微鏡を投影光学
系の中心を含むY軸方向にもう一つを設置して、この原
子間力顕微鏡ではX方向のマークを検出するようにし、
X軸上に設置してある原子間力顕微鏡18をY方向のマ
ークのみを検出するような構成にしてもよい。
【0048】また、本発明における実施例では投影光学
系を有した露光装置において説明したが、反射光学系を
持つ露光装置に関しても同様に感光基板上に露光される
露光視野の中心から所定距離だけ離れた位置に原子間力
顕微鏡18を備えて使用することも可能である(例
1)。さらに、プロキシミティ装置においても、感光層
の段差を直接検出する必要がある場合などに、やはり感
光基板上に露光される露光視野の中心から所定距離に原
子間力顕微鏡18を設置して使用することが可能である
(例2)。
【0049】本実施例では、原子間力顕微鏡(AFM)
を使用して説明した。理由は、走査型トンネル顕微鏡
(STM)では導電物質を対象にしてしか検出できず、
ウェハのように導電性のないレジストが塗布されている
ものの観察ができないからである。逆に、不導電性の物
質の段差を観察できるならば原子間力顕微鏡に限らず使
用することができる。例えば、ニアフィールド顕微鏡な
どを使用することも可能である(例3)。
【0050】このように、本発明は上述した実施例及び
例1〜3に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の構成を取り得る。
【0051】
【発明の効果】本発明の第1の露光装置では、感光層の
表面からの垂直方向の距離を一定に保つ探針を相対的に
走査することにより、アライメントマークの位置検出を
行なうようにした。このため、この露光装置は、低段差
のアライメントマーク、非対称のアライメントマークを
高精度に検出でき、高い精度で重ね合わせを行うことが
できる。光学的なアライメントマーク検出法のように干
渉の影響を受けることがなく、高精度にアライメントマ
ークの位置検出を行うことができる。
【0052】本発明の第2の位置決め方法では、現像を
行うことなくアライメント手段の位置ずれを検出して、
位置ずれ検出を行う事ができる。これにより、アライメ
ント手段のベースライン量を補正する事ができ、正確な
位置決めを行う事ができる。現像を行なわないので、製
造工程全体のスループットが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるウェハアライメント
系として原子間力顕微鏡を備えたステッパーの概略的な
構成を示す平面図
【図2】 原子間力顕微鏡と位置検出系の概略的な配置
を示す平面図
【図3】 ベースライン計測等の動作の説明に供する概
略的な平面図
【図4】 基準部材のマーク配置図
【図5】 (a)は十字パターンの投影像がレチクルの
アライメントマークを走査する状態を示す図、(b)は
十字パターンの投影像がレチクルのアライメントマーク
を走査した時に得られる光電信号の波形を表す図
【図6】 (a)はLSA系のスポット光が回折格子マ
ークを走査する状態を示す図、(b)はLSA系のスポ
ット光が回折格子マークを走査したときに得られる光電
信号の波形を表す図
【図7】 基準部材上の格子状マークとその格子状マー
クを原子間力顕微鏡で検出した時に得られる信号を表す
【図8】 レジストが塗布されたウェハ上のアライメン
トマークの断面図とこのアライメントマークを原子間力
顕微鏡で検出した時に得られる信号を表す図
【図9】 本発明における第2実施例の主要部を示した
【図10】 重ね合わせ誤差検出のために設けられた第
1パターンを示す図と重ね合わせ位置ずれ検出のために
設けられた第2パターンを示す図
【図11】 (a)第1パターンに重ねて形成された第
2パターンの潜像の位置関係を示す図、(b)第1パタ
ーンに重ねて形成された第2パターンの潜像を原子間力
顕微鏡で計測したときに得られる信号の波形を表す図
【図12】 (a)第2パターンよりも大きな第1パタ
ーン上に重ねて形成された第2パターンの潜像の位置関
係を示す図、(b)原子間力顕微鏡で計測したときに得
られる信号の波形を表す図
【符号の説明】
2 照明光学系 3 ビームスプリッター 7 投影レンズ 9 ウェハステージ(移動ステージ) 12、13、14 レーザ干渉計(ステージ位置検出手
段) 15 基準部材 16 レーザステップアライメント系(アライメント手
段) 18 原子間力顕微鏡(マーク検出手段) 19 光量検出系 20 主制御装置(演算装置) R レチクル W ウェハ(感光基板) Mx、My 移動鏡 Mf1,Mf2、Mf3 固定鏡。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】「段差のあるアライメントマークを有する
    基板であって、表面に感光層が塗布された感光基板」を
    載置する移動ステージを備え、 マスクに形成されたパターンを前記感光基板上に露光す
    る露光装置において、 前記感光層の表面に対して垂直方向の距離を一定に保つ
    ように保持された探針を備え、該探針で前記感光層の表
    面を相対的に走査することにより、前記アライメントマ
    ークの段差に応じて変化する検出信号を出力するマーク
    検出手段と、 前記ステージの位置座標を出力するステージ位置検出手
    段と、 前記マーク検出手段の検出信号が変化した時に前記ステ
    ージ位置検出手段が出力する位置座標から、前記アライ
    メントマークのマーク位置座標を出力する出力装置を備
    え、 前記マーク位置座標に基づいて前記ステージを移動させ
    て露光を行うことを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】前記ステージ位置検出手段は前記ステージ
    の移動量に応じてサンプリングパルスを出力し、 前記出力装置を、前記マーク検出手段から出力された検
    出信号を前記ステージ位置検出手段のサンプリングパル
    スによってサンプリングし、演算処理をすることにより
    前記アライメントマークのマーク位置座標を出力する演
    算装置、に代えたことを特徴とする請求項第1項記載の
    露光装置。
  3. 【請求項3】前記探針は、前記感光層の表面との原子間
    力が一定になるように走査することを特徴とする請求項
    第1項または第2項記載の露光装置。
  4. 【請求項4】前記探針の相対移動量に応じてサンプリン
    グパルスを出力する探針位置検出手段をさらに備え、 前記演算装置は前記マーク検出手段から出力された検出
    信号を前記ステージ位置検出手段のサンプリングパルス
    と前記探針位置検出手段のサンプリングパルスとの両方
    によってサンプリングし、演算処理をすることにより前
    記アライメントマークのマーク位置座標を出力すること
    を特徴とする請求項第1項記載の露光装置。
  5. 【請求項5】第1アライメントマークがそれぞれに形成
    された複数の処理領域を有し、表面に感光層が形成され
    た感光基板と、第2アライメントマークと基準点とを含
    むパターンを有するマスクと、前記感光基板を載置した
    移動ステージとを準備する第1工程と、 「前記ステージを移動する事によって、アライメント手
    段が複数の処理領域の内の一つの第1アライメントマー
    クを検出する事ができる第1位置へ前記感光基板を移動
    し、そこにおいて、該アライメント手段によって、該マ
    ークの位置座標を検出する動作」を順次繰り返すことに
    よって、いくつかの処理領域の第1アライメントマーク
    の位置座標を検出する第2工程と、 第2工程で検出されたいくつかの位置座標に基づいて、
    統計演算する事により、全部の処理領域の第1アライメ
    ントマークの位置座標を求める第3工程と、 少なくとも(1)前記基準点が前記感光基板上に投影さ
    れた位置である第2位置と第1位置との距離を表すベー
    スライン量と(2)第3工程で求められた所定の処理領
    域の第1アライメントマークの位置座標に基づいて、前
    記ステージを移動する事により前記感光基板を露光位置
    へ移動する第4工程と、 第2アライメントマークを露光する事により、該マーク
    の潜像を感光層に形成する第5工程と、 探針を感光層表面との原子間力が一定になるように、前
    記感光層の表面を相対的に走査する事により、第1アラ
    イメントマークと潜像の段差を検出し、それによって前
    記第1アライメントマークと前記潜像の位置ずれ量を検
    出する第6工程と、 少なくとも(1)第3工程で求めた位置座標と(2)前
    記ベースライン量と(3)第6工程で検出された位置ず
    れ量とに基づいて、前記ステージを露光位置へ移動させ
    る第7工程と、を含むことを特徴とする位置決め方法。
  6. 【請求項6】請求項第5項記載の位置決め方法におい
    て、第6工程と第7工程との間に、 前記感光基板を交換する第8工程と、 「前記ステージを移動する事によって、アライメント手
    段が複数の処理領域の内の一つの第1アライメントマー
    クを検出する事ができる第1位置へ前記感光基板を移動
    し、そこにおいて、アライメント手段によって、該マー
    クの位置座標を検出する動作」を順次繰り返すことによ
    って、いくつかの処理領域の第1アライメントマークの
    位置座標を検出する第9工程と、 第9工程で検出されたいくつかの位置座標に基づいて、
    統計演算する事により、全部の処理領域の位置座標を求
    める第10工程と、を含み、 更に、第7工程を、少なくとも(1)第10工程で算出
    された位置座標と(2)前記ベースライン量と(3)第
    6工程で検出された位置ずれ量とに基づいて、前記ステ
    ージを露光位置へ移動させる第7´工程、に代えたこと
    を特徴とする位置決め方法。
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