JPH084560Y2 - スクリーン巻付け装置 - Google Patents
スクリーン巻付け装置Info
- Publication number
- JPH084560Y2 JPH084560Y2 JP2712190U JP2712190U JPH084560Y2 JP H084560 Y2 JPH084560 Y2 JP H084560Y2 JP 2712190 U JP2712190 U JP 2712190U JP 2712190 U JP2712190 U JP 2712190U JP H084560 Y2 JPH084560 Y2 JP H084560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ratchet
- screen
- shaft
- case
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、防虫網、日除けブラインド等のスクリーン
を巻付ける巻付け装置に関する。
を巻付ける巻付け装置に関する。
実開昭62-113293号公報に示すように、スクリーンの
巻付け軸に一方向クラッチを介して回転盤を設け、この
回転盤の外周にボールチェーンを巻装し、ボールチェー
ンにより回転盤を一方向に回転すると巻付け軸が一方向
に回転してスクリーンを巻付け、ボールチェーンにより
回転盤を他方向に回転すると一方向クラッチの作用で巻
付け軸が他方向に回転しないようにしたスクリーン巻付
け装置が知られている。
巻付け軸に一方向クラッチを介して回転盤を設け、この
回転盤の外周にボールチェーンを巻装し、ボールチェー
ンにより回転盤を一方向に回転すると巻付け軸が一方向
に回転してスクリーンを巻付け、ボールチェーンにより
回転盤を他方向に回転すると一方向クラッチの作用で巻
付け軸が他方向に回転しないようにしたスクリーン巻付
け装置が知られている。
かかるスクリーンを巻付け装置であれば、ボールチェ
ーンによって回転盤を他方向に回転しても一方向クラッ
チによって巻付け軸が他方向に回転しないようにできる
から、巻付け軸によってスクリーンを逆巻きしてスクリ
ーンを損傷することを防止できる。
ーンによって回転盤を他方向に回転しても一方向クラッ
チによって巻付け軸が他方向に回転しないようにできる
から、巻付け軸によってスクリーンを逆巻きしてスクリ
ーンを損傷することを防止できる。
しかしながら前述の一方向クラッチは、回転盤の内盤
収納部内に突部を有する内盤を挿入し、その内盤と内盤
収納部との間にコロを配設し、回転盤が一方向に回転す
る時にはコロが突起の傾斜面と内盤収納部内周面との間
にくさび作用で押し込まれて内盤が回転盤とともに一方
向に回転し、回転盤が他方向に回転する時にはコロが突
起の傾斜面と回転盤の内盤収納部内周面との間から離れ
て内盤がフリーとなり、回転盤のみが他方向に回転する
構成であるので、回転盤を他方向に急激に回転した場合
にはコロが突起の傾斜面と回転盤の内盤収納部内周面と
の間に入り込んで内盤が他方向に回転することがあり、
巻付け軸でスクリーンを逆巻きしてスクリーンを損傷す
ることがあるばかりか、回転盤をゆっくりと一方向に回
転した時にはコロが突起の傾斜面と内盤収納部内周面と
の間に入り込まずに内盤が回転しないことがある。
収納部内に突部を有する内盤を挿入し、その内盤と内盤
収納部との間にコロを配設し、回転盤が一方向に回転す
る時にはコロが突起の傾斜面と内盤収納部内周面との間
にくさび作用で押し込まれて内盤が回転盤とともに一方
向に回転し、回転盤が他方向に回転する時にはコロが突
起の傾斜面と回転盤の内盤収納部内周面との間から離れ
て内盤がフリーとなり、回転盤のみが他方向に回転する
構成であるので、回転盤を他方向に急激に回転した場合
にはコロが突起の傾斜面と回転盤の内盤収納部内周面と
の間に入り込んで内盤が他方向に回転することがあり、
巻付け軸でスクリーンを逆巻きしてスクリーンを損傷す
ることがあるばかりか、回転盤をゆっくりと一方向に回
転した時にはコロが突起の傾斜面と内盤収納部内周面と
の間に入り込まずに内盤が回転しないことがある。
このように、従来のスクリーン巻付け装置は一方向ク
ラッチの作動が不確実であるからスクリーンの巻付け動
作が不確実となるばかりか、スクリーンを逆巻きしてス
クリーンを損傷することがある。
ラッチの作動が不確実であるからスクリーンの巻付け動
作が不確実となるばかりか、スクリーンを逆巻きしてス
クリーンを損傷することがある。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした
スクリーン巻付き装置を提供することを目的とする。
スクリーン巻付き装置を提供することを目的とする。
ボールチェーンで回転される回転ロータの内周にラチ
エット歯を設け、この回転ロータの内周部に設けたラチ
エット軸にラチエットをスプリングで突出付勢して設
け、そのラチエット軸を巻付け軸に連結して、ラチエッ
ト歯とラチエットとにより回転ロータの一方向の回転を
ラチエット軸に確実に伝達できると共に、回転ロータの
他方向の回転をラチエット軸には伝達しないようにした
ものである。
エット歯を設け、この回転ロータの内周部に設けたラチ
エット軸にラチエットをスプリングで突出付勢して設
け、そのラチエット軸を巻付け軸に連結して、ラチエッ
ト歯とラチエットとにより回転ロータの一方向の回転を
ラチエット軸に確実に伝達できると共に、回転ロータの
他方向の回転をラチエット軸には伝達しないようにした
ものである。
第1図に示すように、スクリーンボックスA内に配設
した巻付け軸1の外周面に、合成繊維あるいはガラス繊
維等で形成した方形状の防虫網などの可撓性のスクリー
ン2の一辺が固定され、その巻付け軸1の端部はスクリ
ーンボックスAの端部に設けた巻付け装置Bに連結して
あり、前記スクリーン2の側辺はスクリーンボックスA
に連結した縦框Cのガイド溝Dに臨んでいる。
した巻付け軸1の外周面に、合成繊維あるいはガラス繊
維等で形成した方形状の防虫網などの可撓性のスクリー
ン2の一辺が固定され、その巻付け軸1の端部はスクリ
ーンボックスAの端部に設けた巻付け装置Bに連結して
あり、前記スクリーン2の側辺はスクリーンボックスA
に連結した縦框Cのガイド溝Dに臨んでいる。
該巻付け装置Bはケース3を備え、該ケース3はガイ
ドケース4とケースカバー5より成り、そのガイドケー
ス4は側板6と周縁板7で一側が開口した矩形箱状で、
その側板6には中央筒状体8、中間筒状体9、外側筒状
体10が同心状に一体的に設けられ、中間筒状体9と外側
筒状体10とで環状凹部11を構成し、この環状凹部11は一
辺の周縁板7aに形成した一対の開口部12,12と連続し、
かつ前記外側筒状体10の一部分10aが前記開口部12と連
続している。
ドケース4とケースカバー5より成り、そのガイドケー
ス4は側板6と周縁板7で一側が開口した矩形箱状で、
その側板6には中央筒状体8、中間筒状体9、外側筒状
体10が同心状に一体的に設けられ、中間筒状体9と外側
筒状体10とで環状凹部11を構成し、この環状凹部11は一
辺の周縁板7aに形成した一対の開口部12,12と連続し、
かつ前記外側筒状体10の一部分10aが前記開口部12と連
続している。
前記ケースカバー5は矩形板状となり、その中央には
支承孔13が形成されていると共に、この支承孔13と同心
状に中間筒状体14が一体的に設けられ、ケースカバー5
をガイドケース4に取付けることで、第1図に示すよう
に中間筒状体14がガイドケース4の中間筒状体9と間隔
を置いて対向して環状空間15を有するケース3を構成し
ている。
支承孔13が形成されていると共に、この支承孔13と同心
状に中間筒状体14が一体的に設けられ、ケースカバー5
をガイドケース4に取付けることで、第1図に示すよう
に中間筒状体14がガイドケース4の中間筒状体9と間隔
を置いて対向して環状空間15を有するケース3を構成し
ている。
前記環状空間15には回転ロータ16が回転自在に配設さ
れ、この回転ロータ16は外周面に、周方向に連続する溝
部17を有し、内周面における幅方向中央部にラチエット
歯18が周方向に間隔を置いて複数有し、回転ロータ16の
内周面における幅方向両側部が前記ケース3の環状空間
15を構成する中間筒状体9,14に摺接し、回転ロータ16の
外周にボールチェーン19が配設され、このボールチェー
ン19の両端部は前記一対の開口部12,12よりケース3外
に突出している。
れ、この回転ロータ16は外周面に、周方向に連続する溝
部17を有し、内周面における幅方向中央部にラチエット
歯18が周方向に間隔を置いて複数有し、回転ロータ16の
内周面における幅方向両側部が前記ケース3の環状空間
15を構成する中間筒状体9,14に摺接し、回転ロータ16の
外周にボールチェーン19が配設され、このボールチェー
ン19の両端部は前記一対の開口部12,12よりケース3外
に突出している。
ラチエット軸20は大径筒21と小径筒22とを有し、その
小径筒22には一対の角筒23,23が径方向に対向して一体
的に設けられ、その各角筒23内にラチエット24が嵌合さ
れ、かつスプリング25で突出方向に付勢されていると共
に、小径筒22がガイドケース4の中央筒体8に回転自在
に嵌合し、大径筒21はケースカバー5の支承孔13より外
方に突出してラチエット軸20はケース3に回転自在に支
承され、そのラチエット爪24が回転ロータ16に設けたラ
チエット歯18と噛合すると共に、大径筒21に前記巻付け
軸1が連結してある。
小径筒22には一対の角筒23,23が径方向に対向して一体
的に設けられ、その各角筒23内にラチエット24が嵌合さ
れ、かつスプリング25で突出方向に付勢されていると共
に、小径筒22がガイドケース4の中央筒体8に回転自在
に嵌合し、大径筒21はケースカバー5の支承孔13より外
方に突出してラチエット軸20はケース3に回転自在に支
承され、そのラチエット爪24が回転ロータ16に設けたラ
チエット歯18と噛合すると共に、大径筒21に前記巻付け
軸1が連結してある。
しかして、ボールチェーン19を矢印a方向に引くと回
転ロータ16が矢印X方向(一方向)に回転し、ラチエッ
ト歯18がラチエット24と噛合しているからラチエット軸
20が回転ロータ16とともに矢印X方向に回転し、巻付け
軸1が矢印X方向に回転してスクリーン2を巻付ける。
転ロータ16が矢印X方向(一方向)に回転し、ラチエッ
ト歯18がラチエット24と噛合しているからラチエット軸
20が回転ロータ16とともに矢印X方向に回転し、巻付け
軸1が矢印X方向に回転してスクリーン2を巻付ける。
この時、ラチエット24はスプリング25でラチエット歯
18に噛合する方向に付勢されているから、回転ロータ16
が急激に回転してもラチエット24とラチエット歯18が外
れることがなく、回転ロータ16の回転とともにラチエッ
ト軸20を介して巻付け軸1をX方向に回転してスクリー
ン2を確実に巻付けできる。
18に噛合する方向に付勢されているから、回転ロータ16
が急激に回転してもラチエット24とラチエット歯18が外
れることがなく、回転ロータ16の回転とともにラチエッ
ト軸20を介して巻付け軸1をX方向に回転してスクリー
ン2を確実に巻付けできる。
ボールチェーン19を矢印b方向に引いて回転ロータ16
を矢印Y方向(他方向)に回転すると、ラチエット歯18
がラチエット24をスプリング25に抗して押し下げラチエ
ット歯18がラチエット24を乗り越えるから、ラチエット
軸20は回転せずに回転ロータ16のみが矢印Y方向に回転
し、巻付け軸1が矢印Y方向に回転してスクリーン2を
逆巻きすることがない。
を矢印Y方向(他方向)に回転すると、ラチエット歯18
がラチエット24をスプリング25に抗して押し下げラチエ
ット歯18がラチエット24を乗り越えるから、ラチエット
軸20は回転せずに回転ロータ16のみが矢印Y方向に回転
し、巻付け軸1が矢印Y方向に回転してスクリーン2を
逆巻きすることがない。
ラチエット歯18とラチエット24とによって回転ロータ
16の一方向の回転をラチエット軸20に確実に伝達でき、
回転ロータ16の他方向の回転はラチエット軸20に伝達し
ないようにできるので、ボールチェーン19で回転ロータ
16を一方向に回転することで巻付け軸1を確実に回転し
てスクリーン2を巻付けできると共に、ボールチェーン
19で回転ロータ16を他方向に回転しても巻付け軸1が他
方向に回転してスクリーン2を逆巻きすることを確実に
防止できる。
16の一方向の回転をラチエット軸20に確実に伝達でき、
回転ロータ16の他方向の回転はラチエット軸20に伝達し
ないようにできるので、ボールチェーン19で回転ロータ
16を一方向に回転することで巻付け軸1を確実に回転し
てスクリーン2を巻付けできると共に、ボールチェーン
19で回転ロータ16を他方向に回転しても巻付け軸1が他
方向に回転してスクリーン2を逆巻きすることを確実に
防止できる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は巻付け装置の縦
断面図、第2図は第1図のII-II線断面図、第3図は分
解斜視図である。 1は巻付け軸、2はスクリーン、3はケース、16は回転
ロータ、18はラチエット歯、19はボールチェーン、20は
ラチエット軸、24はラチエット、25はスプリング。
断面図、第2図は第1図のII-II線断面図、第3図は分
解斜視図である。 1は巻付け軸、2はスクリーン、3はケース、16は回転
ロータ、18はラチエット歯、19はボールチェーン、20は
ラチエット軸、24はラチエット、25はスプリング。
Claims (1)
- 【請求項1】内周面にラチエット歯18を有する回転ロー
タ16をケース3内に回転自在に支承し、該回転ロータ16
の内部に、ラチエット24をスプリング25で突出方向に付
勢して保持したラチエット軸20を回転自在に設け、該ラ
チエット軸20をスクリーン2の巻付け軸1に連結すると
共に、前記回転ロータ16の外周面にボールチェーン19を
巻装したことを特徴とするスクリーン巻付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2712190U JPH084560Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | スクリーン巻付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2712190U JPH084560Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | スクリーン巻付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03119197U JPH03119197U (ja) | 1991-12-09 |
JPH084560Y2 true JPH084560Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=31529990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2712190U Expired - Lifetime JPH084560Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | スクリーン巻付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084560Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7265766B2 (ja) * | 2019-06-27 | 2023-04-27 | セイキ住工株式会社 | スクリーン装置 |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP2712190U patent/JPH084560Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03119197U (ja) | 1991-12-09 |
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