JPH0844747A - 文書作成装置及び言語翻訳方法 - Google Patents
文書作成装置及び言語翻訳方法Info
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- JPH0844747A JPH0844747A JP6176986A JP17698694A JPH0844747A JP H0844747 A JPH0844747 A JP H0844747A JP 6176986 A JP6176986 A JP 6176986A JP 17698694 A JP17698694 A JP 17698694A JP H0844747 A JPH0844747 A JP H0844747A
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- JP
- Japan
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- translation
- language
- languages
- character string
- translated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】言語翻訳機能を備えた文書作成装置において、
入力文字列を複数言語に一括して翻訳でき、その各言語
毎の翻訳文を表示または印刷することを目的とする。 【構成】入力部13の「翻訳モード設定」キー13aを
押下すると、表示部14に翻訳モード設定画面が表示さ
れる。この翻訳モード設定画面にて複数の言語とその翻
訳順位を指定すると、翻訳順位テーブル12bに各言語
が指定の順で格納される。また、カーソルにより翻訳対
象文字列データを指定すると、その文字列データが記憶
バッファ12cに格納される。「翻訳」キー13bの押
下により、記憶バッファ12cに格納された文字列デー
タが翻訳順位テーブル12bの内容に従って各言語毎に
順に翻訳され、その翻訳結果が表示部14に表示され
る。
入力文字列を複数言語に一括して翻訳でき、その各言語
毎の翻訳文を表示または印刷することを目的とする。 【構成】入力部13の「翻訳モード設定」キー13aを
押下すると、表示部14に翻訳モード設定画面が表示さ
れる。この翻訳モード設定画面にて複数の言語とその翻
訳順位を指定すると、翻訳順位テーブル12bに各言語
が指定の順で格納される。また、カーソルにより翻訳対
象文字列データを指定すると、その文字列データが記憶
バッファ12cに格納される。「翻訳」キー13bの押
下により、記憶バッファ12cに格納された文字列デー
タが翻訳順位テーブル12bの内容に従って各言語毎に
順に翻訳され、その翻訳結果が表示部14に表示され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力文字列を指定の言
語に翻訳して表示または印刷する言語翻訳機能を備えた
文書作成装置に係り、特に入力文字列を複数言語に一括
して翻訳可能な文書作成装置と、その言語翻訳方法に関
する。
語に翻訳して表示または印刷する言語翻訳機能を備えた
文書作成装置に係り、特に入力文字列を複数言語に一括
して翻訳可能な文書作成装置と、その言語翻訳方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書作成装置には、言語翻訳機能
を備えたものがある。これは、入力文字列を指定の言語
に翻訳して表示または印刷する機能である。例えば日本
語で「お元気ですか?」という文字列を入力した場合に
おいて、翻訳言語として英語が指定されていれば、「H
ow are you?」という出力結果(表示または
印刷結果)を得ることができる。この場合、翻訳可能な
言語は英語に限らず、日本語、ドイツ語、ロシア等の複
数の言語があり、メニュー画面にて所望の言語を指定す
ることで、その指定言語による翻訳が行われるようにな
っている。
を備えたものがある。これは、入力文字列を指定の言語
に翻訳して表示または印刷する機能である。例えば日本
語で「お元気ですか?」という文字列を入力した場合に
おいて、翻訳言語として英語が指定されていれば、「H
ow are you?」という出力結果(表示または
印刷結果)を得ることができる。この場合、翻訳可能な
言語は英語に限らず、日本語、ドイツ語、ロシア等の複
数の言語があり、メニュー画面にて所望の言語を指定す
ることで、その指定言語による翻訳が行われるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば日本
語で「お元気ですか?」という文字列は、英語では「H
ow are you?」、ドイツ語では「Wie g
eht es Ihnen?」、ロシア語では「Как
вы живёт?」と言う。観光地などで見掛ける
立て看板の注意書きや案内図などには、このような複数
言語で翻訳された文字列が書かれている。
語で「お元気ですか?」という文字列は、英語では「H
ow are you?」、ドイツ語では「Wie g
eht es Ihnen?」、ロシア語では「Как
вы живёт?」と言う。観光地などで見掛ける
立て看板の注意書きや案内図などには、このような複数
言語で翻訳された文字列が書かれている。
【0004】従来の言語翻訳機能では、1回の操作で1
言語しか翻訳できなかった。すなわち、入力文字列はメ
ニュー画面で指定された1つの言語でしか翻訳されなか
った。このため、上述したような複数言語で表現した文
章を作成する場合には、同一文字列を繰り返し入力し、
その都度、モードを切り替えてメニュー画面にて所望の
言語を指定する必要があり、非常に不具合であった。
言語しか翻訳できなかった。すなわち、入力文字列はメ
ニュー画面で指定された1つの言語でしか翻訳されなか
った。このため、上述したような複数言語で表現した文
章を作成する場合には、同一文字列を繰り返し入力し、
その都度、モードを切り替えてメニュー画面にて所望の
言語を指定する必要があり、非常に不具合であった。
【0005】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、入力文字列を複数言語に一括して翻訳でき、その
各言語毎の翻訳文を表示または印刷することができる文
書作成装置及び言語翻訳方法に関する。
ので、入力文字列を複数言語に一括して翻訳でき、その
各言語毎の翻訳文を表示または印刷することができる文
書作成装置及び言語翻訳方法に関する。
【0006】
(1)本発明の文書作成装置は、複数の異なる翻訳言語
をその翻訳順位と共に指定する言語指定手段と、この言
語指定手段によって指定された上記各言語を上記翻訳順
位に従って記憶するテーブル手段と、翻訳対象文字列デ
ータを指定するための翻訳対象指定手段と、上記テーブ
ル手段に記憶された上記各言語を上記翻訳順位に従って
1言語ずつ読出し、上記翻訳対象指定手段によって指定
された上記文字列データをその読出した言語で順次翻訳
する翻訳手段と、この翻訳手段によって翻訳された上記
各言語毎の翻訳文データを出力バッファに格納した後、
この出力バッファに格納された上記各言語毎の翻訳文デ
ータを翻訳順に所定の表示位置一括して表示する表示手
段とを具備したものである。
をその翻訳順位と共に指定する言語指定手段と、この言
語指定手段によって指定された上記各言語を上記翻訳順
位に従って記憶するテーブル手段と、翻訳対象文字列デ
ータを指定するための翻訳対象指定手段と、上記テーブ
ル手段に記憶された上記各言語を上記翻訳順位に従って
1言語ずつ読出し、上記翻訳対象指定手段によって指定
された上記文字列データをその読出した言語で順次翻訳
する翻訳手段と、この翻訳手段によって翻訳された上記
各言語毎の翻訳文データを出力バッファに格納した後、
この出力バッファに格納された上記各言語毎の翻訳文デ
ータを翻訳順に所定の表示位置一括して表示する表示手
段とを具備したものである。
【0007】(2)本発明の文書作成装置は、複数の異
なる翻訳言語をその翻訳順位と共に指定する言語指定手
段と、この言語指定手段によって指定された上記各言語
を上記翻訳順位に従って記憶するテーブル手段と、翻訳
対象文字列データを指定するための翻訳対象指定手段
と、上記テーブル手段に記憶された上記各言語を上記翻
訳順位に従って1言語ずつ読出し、上記翻訳対象指定手
段によって指定された上記文字列データをその読出した
言語で順次翻訳する翻訳手段と、この翻訳手段によって
翻訳された上記各言語毎の翻訳文データを出力バッファ
に格納した後、この出力バッファに格納された上記各言
語毎の翻訳文データを翻訳順に所定の印刷位置一括して
印刷する印刷手段とを具備したものである。
なる翻訳言語をその翻訳順位と共に指定する言語指定手
段と、この言語指定手段によって指定された上記各言語
を上記翻訳順位に従って記憶するテーブル手段と、翻訳
対象文字列データを指定するための翻訳対象指定手段
と、上記テーブル手段に記憶された上記各言語を上記翻
訳順位に従って1言語ずつ読出し、上記翻訳対象指定手
段によって指定された上記文字列データをその読出した
言語で順次翻訳する翻訳手段と、この翻訳手段によって
翻訳された上記各言語毎の翻訳文データを出力バッファ
に格納した後、この出力バッファに格納された上記各言
語毎の翻訳文データを翻訳順に所定の印刷位置一括して
印刷する印刷手段とを具備したものである。
【0008】(3)本発明の文書作成装置は、複数の異
なる翻訳言語をその翻訳順位と共に指定する言語指定手
段と、この言語指定手段によって指定された上記各言語
を上記翻訳順位に従って記憶するテーブル手段と、翻訳
範囲を指定する翻訳範囲指定手段と、上記テーブル手段
に記憶された上記各言語を上記翻訳順位に従って1言語
ずつ読出し、上記翻訳範囲指定手段によって指定された
上記翻訳範囲内に存在する各文字列データを翻訳対象文
字列データとして抽出し、その読出した言語で順次翻訳
する翻訳手段と、この翻訳手段によって翻訳された上記
各翻訳対象文字列データのそれぞれに対する上記各言語
毎の翻訳文データを出力する出力手段とを具備したもの
である。
なる翻訳言語をその翻訳順位と共に指定する言語指定手
段と、この言語指定手段によって指定された上記各言語
を上記翻訳順位に従って記憶するテーブル手段と、翻訳
範囲を指定する翻訳範囲指定手段と、上記テーブル手段
に記憶された上記各言語を上記翻訳順位に従って1言語
ずつ読出し、上記翻訳範囲指定手段によって指定された
上記翻訳範囲内に存在する各文字列データを翻訳対象文
字列データとして抽出し、その読出した言語で順次翻訳
する翻訳手段と、この翻訳手段によって翻訳された上記
各翻訳対象文字列データのそれぞれに対する上記各言語
毎の翻訳文データを出力する出力手段とを具備したもの
である。
【0009】(4)本発明の文書作成装置は、複数の異
なる翻訳言語をその翻訳順位と共に指定する言語指定手
段と、この言語指定手段によって指定された上記各言語
を上記翻訳順位に従って記憶するテーブル手段と、カー
ソルの前にある文字列データを翻訳対象文字列データと
して特定する翻訳対象特定手段と、上記テーブル手段に
記憶された上記各言語を上記翻訳順位に従って1言語ず
つ読出し、上記翻訳対象特定手段によって特定された上
記文字列データをその読出した言語で順次翻訳する翻訳
手段と、この翻訳手段によって翻訳された上記各言語毎
の翻訳文データを出力する出力手段とを具備したもので
ある。
なる翻訳言語をその翻訳順位と共に指定する言語指定手
段と、この言語指定手段によって指定された上記各言語
を上記翻訳順位に従って記憶するテーブル手段と、カー
ソルの前にある文字列データを翻訳対象文字列データと
して特定する翻訳対象特定手段と、上記テーブル手段に
記憶された上記各言語を上記翻訳順位に従って1言語ず
つ読出し、上記翻訳対象特定手段によって特定された上
記文字列データをその読出した言語で順次翻訳する翻訳
手段と、この翻訳手段によって翻訳された上記各言語毎
の翻訳文データを出力する出力手段とを具備したもので
ある。
【0010】
【作用】上記(1)の構成によれば、複数の異なる翻訳
言語をその翻訳順位と共に指定することにより、この指
定された上記各言語が上記翻訳順位に従ってテーブル手
段に格納される。ここで、翻訳対象となる文字列データ
を指定することにより、その文字列データが上記テーブ
ル手段の内容に従って各言語毎に順に翻訳され、所定の
位置に一括して表示される。
言語をその翻訳順位と共に指定することにより、この指
定された上記各言語が上記翻訳順位に従ってテーブル手
段に格納される。ここで、翻訳対象となる文字列データ
を指定することにより、その文字列データが上記テーブ
ル手段の内容に従って各言語毎に順に翻訳され、所定の
位置に一括して表示される。
【0011】上記(2)の構成によれば、複数の異なる
翻訳言語をその翻訳順位と共に指定することにより、こ
の指定された上記各言語が上記翻訳順位に従ってテーブ
ル手段に格納される。ここで、翻訳対象となる文字列デ
ータを指定することにより、その文字列データが上記テ
ーブル手段の内容に従って各言語毎に順に翻訳され、所
定の位置に一括して印刷される。
翻訳言語をその翻訳順位と共に指定することにより、こ
の指定された上記各言語が上記翻訳順位に従ってテーブ
ル手段に格納される。ここで、翻訳対象となる文字列デ
ータを指定することにより、その文字列データが上記テ
ーブル手段の内容に従って各言語毎に順に翻訳され、所
定の位置に一括して印刷される。
【0012】上記(3)の構成によれば、複数の異なる
翻訳言語をその翻訳順位と共に指定することにより、こ
の指定された上記各言語が上記翻訳順位に従ってテーブ
ル手段に格納される。ここで、翻訳範囲を指定すること
により、その翻訳範囲内に存在する各文字列データが翻
訳対象として抽出され、その各文字列データが上記テー
ブル手段の内容に従って各言語毎に順に翻訳され、所定
の位置に一括して表示または印刷される。
翻訳言語をその翻訳順位と共に指定することにより、こ
の指定された上記各言語が上記翻訳順位に従ってテーブ
ル手段に格納される。ここで、翻訳範囲を指定すること
により、その翻訳範囲内に存在する各文字列データが翻
訳対象として抽出され、その各文字列データが上記テー
ブル手段の内容に従って各言語毎に順に翻訳され、所定
の位置に一括して表示または印刷される。
【0013】上記(4)の構成によれば、複数の異なる
翻訳言語をその翻訳順位と共に指定することにより、こ
の指定された上記各言語が上記翻訳順位に従ってテーブ
ル手段に格納される。ここで、カーソルの前にある文字
列データが翻訳対象文字列データとして特定され、その
文字列データが上記テーブル手段の内容に従って各言語
毎に順に翻訳され、所定の位置に一括して表示または印
刷される。
翻訳言語をその翻訳順位と共に指定することにより、こ
の指定された上記各言語が上記翻訳順位に従ってテーブ
ル手段に格納される。ここで、カーソルの前にある文字
列データが翻訳対象文字列データとして特定され、その
文字列データが上記テーブル手段の内容に従って各言語
毎に順に翻訳され、所定の位置に一括して表示または印
刷される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (第1の実施例)図1は本発明の第1の実施例に係る言
語翻訳機能を備えた文書作成装置の構成を示すブロック
図である。本装置は、制御部11、記憶部12、入力部
13、表示部14および印刷部15からなる。
する。 (第1の実施例)図1は本発明の第1の実施例に係る言
語翻訳機能を備えた文書作成装置の構成を示すブロック
図である。本装置は、制御部11、記憶部12、入力部
13、表示部14および印刷部15からなる。
【0015】制御部11は、例えばマイクロプロセッサ
からなり、本装置全体の制御を行うものであり、ここで
は入力処理部11a、翻訳モード設定処理部11b、翻
訳処理部11c、翻訳印刷部11d、翻訳範囲指定処理
部11eを有する。
からなり、本装置全体の制御を行うものであり、ここで
は入力処理部11a、翻訳モード設定処理部11b、翻
訳処理部11c、翻訳印刷部11d、翻訳範囲指定処理
部11eを有する。
【0016】入力処理部11aは、入力部13による入
力指示に従って各処理部11b〜11eを起動する。翻
訳モード設定処理部11bは、翻訳言語の設定処理を行
う。翻訳処理部11cは、翻訳対象文字列データを指定
の言語に翻訳する翻訳するための翻訳処理を行う。翻訳
印刷部11dは、翻訳文データの印刷処理を行う。翻訳
範囲指定処理部11eは、翻訳範囲の指定処理を行う。
力指示に従って各処理部11b〜11eを起動する。翻
訳モード設定処理部11bは、翻訳言語の設定処理を行
う。翻訳処理部11cは、翻訳対象文字列データを指定
の言語に翻訳する翻訳するための翻訳処理を行う。翻訳
印刷部11dは、翻訳文データの印刷処理を行う。翻訳
範囲指定処理部11eは、翻訳範囲の指定処理を行う。
【0017】記憶部12は、例えばROMまたはRAM
からなり、本装置の言語翻訳に必要な各種データを記憶
するためのものであり、ここでは翻訳辞書12a、翻訳
順位テーブル12b、記憶バッファ12c、出力バッフ
ァ12dを有する。
からなり、本装置の言語翻訳に必要な各種データを記憶
するためのものであり、ここでは翻訳辞書12a、翻訳
順位テーブル12b、記憶バッファ12c、出力バッフ
ァ12dを有する。
【0018】翻訳辞書12aは、例えば日本語、英語、
ドイツ語等の各種言語に翻訳するための翻訳データを記
憶したメモリである。翻訳順位テーブル12bは、複数
の翻訳言語を指定順に記憶するためのメモリである。記
憶バッファ12cは、翻訳対象文字列データを記憶する
ためのメモリである。出力バッファ12dは、翻訳結果
を記憶するためのメモリである。
ドイツ語等の各種言語に翻訳するための翻訳データを記
憶したメモリである。翻訳順位テーブル12bは、複数
の翻訳言語を指定順に記憶するためのメモリである。記
憶バッファ12cは、翻訳対象文字列データを記憶する
ためのメモリである。出力バッファ12dは、翻訳結果
を記憶するためのメモリである。
【0019】入力部13は、例えばキーボードからな
り、データの入力または指示を行うものであり、文字デ
ータを入力するための「文字」キー、数字データを入力
するための「数字」キー、カーソルを移動させるための
「カーソル」キー、候補の選択や機能の実行を指示する
ための「選択/実行」キーといった各種のキーの他、こ
こでは「翻訳モード設定」キー13a、「翻訳」キー1
3b、「翻訳印刷」キー13cを有する。
り、データの入力または指示を行うものであり、文字デ
ータを入力するための「文字」キー、数字データを入力
するための「数字」キー、カーソルを移動させるための
「カーソル」キー、候補の選択や機能の実行を指示する
ための「選択/実行」キーといった各種のキーの他、こ
こでは「翻訳モード設定」キー13a、「翻訳」キー1
3b、「翻訳印刷」キー13cを有する。
【0020】「翻訳モード設定」キー13aは、翻訳言
語を指定するためのキーである。「翻訳」キー13b
は、翻訳を指示するためのキーである。「翻訳印刷」キ
ー13cは、翻訳印刷を指示するためのキーである。
語を指定するためのキーである。「翻訳」キー13b
は、翻訳を指示するためのキーである。「翻訳印刷」キ
ー13cは、翻訳印刷を指示するためのキーである。
【0021】表示部14は、例えばCRT (Cathode Ra
y Tube) またはLCD (Liquid Crystal Display) の表
示装置からなり、データの表示を行う。印刷部15は、
例えば熱転写または電子写真方式のプリンタ装置からな
り、データの印刷を行う。
y Tube) またはLCD (Liquid Crystal Display) の表
示装置からなり、データの表示を行う。印刷部15は、
例えば熱転写または電子写真方式のプリンタ装置からな
り、データの印刷を行う。
【0022】図2は翻訳順位テーブル12bの構成を示
す図である。翻訳順位テーブル12bには、ユーザによ
って指定された複数の言語がその指定の順で格納され
る。この例では、英語、ドイツ語、ロシア語の順で翻訳
言語が指定されていることを示している。
す図である。翻訳順位テーブル12bには、ユーザによ
って指定された複数の言語がその指定の順で格納され
る。この例では、英語、ドイツ語、ロシア語の順で翻訳
言語が指定されていることを示している。
【0023】図3は記憶バッファ12cの構成を示す図
である。記憶バッファ12cには、翻訳対象となる文字
列データが格納される。この例では、「お元気ですか
?」という日本語の文字列データが翻訳対象として入力
されていることを示している。
である。記憶バッファ12cには、翻訳対象となる文字
列データが格納される。この例では、「お元気ですか
?」という日本語の文字列データが翻訳対象として入力
されていることを示している。
【0024】図4は出力バッファ12dの構成を示す図
である。出力バッファ12dには、翻訳順位テーブル1
2bに格納された各言語の順で記憶バッファ12cに格
納された文字列データを翻訳した結果が格納される。こ
の例では、「お元気ですか?」という文字列データを英
語、ドイツ語、ロシア語の順で翻訳した結果が順次格納
されていることを示している。
である。出力バッファ12dには、翻訳順位テーブル1
2bに格納された各言語の順で記憶バッファ12cに格
納された文字列データを翻訳した結果が格納される。こ
の例では、「お元気ですか?」という文字列データを英
語、ドイツ語、ロシア語の順で翻訳した結果が順次格納
されていることを示している。
【0025】次に、図5乃至図7に示すフローチャート
を参照しながら、第1の実施例の動作を説明する。な
お、図5乃至図7は制御部11で実行される各種の処理
動作を示しており、このうち、図5は入力処理部11a
を通じて実行される入力処理、図6は翻訳モード設定処
理部11bを通じて実行される翻訳モード設定処理、図
7は翻訳処理部11cを通じて実行される翻訳処理の各
動作を示している。
を参照しながら、第1の実施例の動作を説明する。な
お、図5乃至図7は制御部11で実行される各種の処理
動作を示しており、このうち、図5は入力処理部11a
を通じて実行される入力処理、図6は翻訳モード設定処
理部11bを通じて実行される翻訳モード設定処理、図
7は翻訳処理部11cを通じて実行される翻訳処理の各
動作を示している。
【0026】言語翻訳を行う場合において、まず、ユー
ザは入力部13に設けられた「翻訳モード設定」キー1
3aを押下する(ステップA11)。「翻訳モード設
定」キー13aを押下すると、入力処理部11aはその
キー入力を判断して、翻訳モード設定処理部11bをコ
ールして翻訳モード設定処理を実行する(ステップA1
2)。
ザは入力部13に設けられた「翻訳モード設定」キー1
3aを押下する(ステップA11)。「翻訳モード設
定」キー13aを押下すると、入力処理部11aはその
キー入力を判断して、翻訳モード設定処理部11bをコ
ールして翻訳モード設定処理を実行する(ステップA1
2)。
【0027】図6のフローチャートに示すように、翻訳
モード設定処理部11bは、まず、図8(a)に示すよ
うな翻訳モード設定画面を表示部14に表示する(ステ
ップA21)。この翻訳モード設定画面には「日本
語」、「英語」、「フランス語」…といった複数の言語
がメニュー表示されており、この中から所望の言語をカ
ーソル21により選択することができる。
モード設定処理部11bは、まず、図8(a)に示すよ
うな翻訳モード設定画面を表示部14に表示する(ステ
ップA21)。この翻訳モード設定画面には「日本
語」、「英語」、「フランス語」…といった複数の言語
がメニュー表示されており、この中から所望の言語をカ
ーソル21により選択することができる。
【0028】ここで、図8(b)に示すように、例えば
ユーザが「カーソル」キーの操作により翻訳モード設定
画面のカーソル21を「英語」に設定して「挿入」キー
を押下すると(ステップA22)、翻訳モード設定処理
部11bはその選択された「英語」を翻訳言語として翻
訳順位テーブル12bの1番目にセットした後、翻訳モ
ード設定画面上の「英語」部分を反転表示する(ステッ
プA23)。同様にして、「カーソル」キーの操作によ
り「ドイツ語」、「ロシア語」が順に選択されると、翻
訳モード設定処理部11bはそれらの言語も翻訳言語と
して順次翻訳順位テーブル12bに格納し、また、それ
らの言語を翻訳モード設定画面上で反転表示する。
ユーザが「カーソル」キーの操作により翻訳モード設定
画面のカーソル21を「英語」に設定して「挿入」キー
を押下すると(ステップA22)、翻訳モード設定処理
部11bはその選択された「英語」を翻訳言語として翻
訳順位テーブル12bの1番目にセットした後、翻訳モ
ード設定画面上の「英語」部分を反転表示する(ステッ
プA23)。同様にして、「カーソル」キーの操作によ
り「ドイツ語」、「ロシア語」が順に選択されると、翻
訳モード設定処理部11bはそれらの言語も翻訳言語と
して順次翻訳順位テーブル12bに格納し、また、それ
らの言語を翻訳モード設定画面上で反転表示する。
【0029】このようにして、翻訳順位テーブル12b
には、図2に示すように複数の言語が指定の順で格納さ
れることになる。ユーザが「選択/実行」キーを押す
と、翻訳モード設定処理部11bは言語選択を終えたも
のと判断し、ここでの処理を終える(ステップA2
4)。
には、図2に示すように複数の言語が指定の順で格納さ
れることになる。ユーザが「選択/実行」キーを押す
と、翻訳モード設定処理部11bは言語選択を終えたも
のと判断し、ここでの処理を終える(ステップA2
4)。
【0030】次に、ユーザは文書作成画面において、図
9に示すように、例えば「お元気ですか?私は元気で
す。」といったような日本語の文字列データを入力後
(ステップA13)、画面上のカーソル22を「お元気
ですか?」のいずれかの文字に設定して(ステップA1
4)、「翻訳」キー13bを押下する(ステップA1
5)。
9に示すように、例えば「お元気ですか?私は元気で
す。」といったような日本語の文字列データを入力後
(ステップA13)、画面上のカーソル22を「お元気
ですか?」のいずれかの文字に設定して(ステップA1
4)、「翻訳」キー13bを押下する(ステップA1
5)。
【0031】これにより、入力処理部11aはカーソル
22で指定された文字を含む1つの文章を検出し、その
文章を構成する文字列データを翻訳対象文字列データと
して記憶バッファ12cに格納する(ステップA1
6)。このとき記憶バッファ12cの内容を図3に示
す。その後、入力処理部11aは翻訳処理部11cをコ
ールし、翻訳処理を実行する(ステップA17)。
22で指定された文字を含む1つの文章を検出し、その
文章を構成する文字列データを翻訳対象文字列データと
して記憶バッファ12cに格納する(ステップA1
6)。このとき記憶バッファ12cの内容を図3に示
す。その後、入力処理部11aは翻訳処理部11cをコ
ールし、翻訳処理を実行する(ステップA17)。
【0032】図7のフローチャートに示すように、翻訳
処理部11cは、まず、翻訳順位テーブル12bを参照
して第1言語で指定されている翻訳言語を取出す(ステ
ップA31)。ここでは、第1言語として「英語」がセ
ットされているので、翻訳処理部11cは翻訳辞書12
aを参照し、記憶バッファ12cに現在格納されている
日本語の文字列データを英語に翻訳し(ステップA3
2)、その翻訳結果を出力バッファ12dにセットする
(ステップA33)。
処理部11cは、まず、翻訳順位テーブル12bを参照
して第1言語で指定されている翻訳言語を取出す(ステ
ップA31)。ここでは、第1言語として「英語」がセ
ットされているので、翻訳処理部11cは翻訳辞書12
aを参照し、記憶バッファ12cに現在格納されている
日本語の文字列データを英語に翻訳し(ステップA3
2)、その翻訳結果を出力バッファ12dにセットする
(ステップA33)。
【0033】この後、翻訳処理部11cは再び翻訳順位
テーブル12bを参照して、他の言語が指定されている
か否かを判断し(ステップA34)、他の言語が指定さ
れていれば、上記同様に指定言語を順に取出して記憶バ
ッファ12c内の文字列データを翻訳し、その翻訳結果
を出力バッファ12dにセットする。これにより、出力
バッファ12dには指定言語の全ての翻訳結果が順に格
納されることになる。このとき、出力バッファ12dの
内容を図4に示す。
テーブル12bを参照して、他の言語が指定されている
か否かを判断し(ステップA34)、他の言語が指定さ
れていれば、上記同様に指定言語を順に取出して記憶バ
ッファ12c内の文字列データを翻訳し、その翻訳結果
を出力バッファ12dにセットする。これにより、出力
バッファ12dには指定言語の全ての翻訳結果が順に格
納されることになる。このとき、出力バッファ12dの
内容を図4に示す。
【0034】しかして、翻訳処理部11cは、この出力
バッファ12dに格納された翻訳結果すなわち各言語毎
の翻訳文データを表示部14に渡して、それらを図10
に示すように文書作成画面上の翻訳対象文字列データの
後ろに表示する(ステップA35)。
バッファ12dに格納された翻訳結果すなわち各言語毎
の翻訳文データを表示部14に渡して、それらを図10
に示すように文書作成画面上の翻訳対象文字列データの
後ろに表示する(ステップA35)。
【0035】このように、言語翻訳に際し、複数の言語
を指定することにより、その各言語による一括翻訳が実
行される。したがって、ある文字列を複数の言語で翻訳
したい場合に、従来のように、同一文字列を繰り返し入
力し、その都度、モードを切り替えて翻訳するといった
面倒な操作をしなくとも、簡単に複数言語での翻訳結果
を得ることができる。
を指定することにより、その各言語による一括翻訳が実
行される。したがって、ある文字列を複数の言語で翻訳
したい場合に、従来のように、同一文字列を繰り返し入
力し、その都度、モードを切り替えて翻訳するといった
面倒な操作をしなくとも、簡単に複数言語での翻訳結果
を得ることができる。
【0036】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例を説明する。上記第1の実施例では、複数言語での
翻訳結果を表示する場合の動作について説明したが、こ
こでは複数言語での翻訳結果を印刷する場合の動作につ
いて説明する。
施例を説明する。上記第1の実施例では、複数言語での
翻訳結果を表示する場合の動作について説明したが、こ
こでは複数言語での翻訳結果を印刷する場合の動作につ
いて説明する。
【0037】図11乃至図13は第2の実施例において
制御部11で実行される各種の処理動作を示しており、
このうち、図11は入力処理部11aを通じて実行され
る入力処理、図12は翻訳モード設定処理部11bを通
じて実行される翻訳モード設定処理、図13は翻訳印刷
部11dを通じて実行される翻訳印刷処理の各動作を示
している。
制御部11で実行される各種の処理動作を示しており、
このうち、図11は入力処理部11aを通じて実行され
る入力処理、図12は翻訳モード設定処理部11bを通
じて実行される翻訳モード設定処理、図13は翻訳印刷
部11dを通じて実行される翻訳印刷処理の各動作を示
している。
【0038】言語翻訳の印刷を行う場合において、ま
ず、ユーザは入力部13に設けられた「翻訳モード設
定」キー13aを押下する(ステップB11)。「翻訳
モード設定」キー13aを押下すると、入力処理部11
aはそのキー入力を判断して、翻訳モード設定処理部1
1bをコールして翻訳モード設定処理を実行する(ステ
ップB12)。
ず、ユーザは入力部13に設けられた「翻訳モード設
定」キー13aを押下する(ステップB11)。「翻訳
モード設定」キー13aを押下すると、入力処理部11
aはそのキー入力を判断して、翻訳モード設定処理部1
1bをコールして翻訳モード設定処理を実行する(ステ
ップB12)。
【0039】図12のフローチャートに示すように、翻
訳モード設定処理部11bは、図8(a)に示すような
翻訳モード設定画面を表示部14に表示する(ステップ
B21)。この翻訳モード設定画面には「日本語」、
「英語」、「フランス語」…といった複数の言語がメニ
ュー表示されており、この中から所望の言語をカーソル
21により選択することができる。
訳モード設定処理部11bは、図8(a)に示すような
翻訳モード設定画面を表示部14に表示する(ステップ
B21)。この翻訳モード設定画面には「日本語」、
「英語」、「フランス語」…といった複数の言語がメニ
ュー表示されており、この中から所望の言語をカーソル
21により選択することができる。
【0040】ここで、図8(b)に示すように、例えば
ユーザが「カーソル」キーの操作により翻訳モード設定
画面のカーソル21を「英語」に設定して「挿入」キー
を押下すると(ステップB22)、翻訳モード設定処理
部11bはその選択された「英語」を翻訳言語として翻
訳順位テーブル12bの1番目にセットした後、翻訳モ
ード設定画面上の「英語」部分を反転表示する(ステッ
プB23)。同様にして、「カーソル」キーの操作によ
り「ドイツ語」、「ロシア語」が順に選択されると、翻
訳モード設定処理部11bはそれらの言語も翻訳言語と
して順次翻訳順位テーブル12bに格納し、また、それ
らの言語を翻訳モード設定画面上で反転表示する。
ユーザが「カーソル」キーの操作により翻訳モード設定
画面のカーソル21を「英語」に設定して「挿入」キー
を押下すると(ステップB22)、翻訳モード設定処理
部11bはその選択された「英語」を翻訳言語として翻
訳順位テーブル12bの1番目にセットした後、翻訳モ
ード設定画面上の「英語」部分を反転表示する(ステッ
プB23)。同様にして、「カーソル」キーの操作によ
り「ドイツ語」、「ロシア語」が順に選択されると、翻
訳モード設定処理部11bはそれらの言語も翻訳言語と
して順次翻訳順位テーブル12bに格納し、また、それ
らの言語を翻訳モード設定画面上で反転表示する。
【0041】このようにして、翻訳順位テーブル12b
には、図2に示すように複数の言語が指定の順で格納さ
れることになる。ユーザが「選択/実行」キーを押す
と、翻訳モード設定処理部11bは言語選択を終えたも
のと判断し、ここでの処理を終える(ステップB2
4)。
には、図2に示すように複数の言語が指定の順で格納さ
れることになる。ユーザが「選択/実行」キーを押す
と、翻訳モード設定処理部11bは言語選択を終えたも
のと判断し、ここでの処理を終える(ステップB2
4)。
【0042】次に、ユーザは文書作成画面において、図
14に示すように、例えば「お元気ですか?」といった
ような日本語の文字列データを入力後(ステップB1
3)、画面上のカーソル22を「お元気ですか?」のい
ずれかの文字に設定して(ステップB14)、「翻訳印
刷」キー13cを押下する(ステップB15)。
14に示すように、例えば「お元気ですか?」といった
ような日本語の文字列データを入力後(ステップB1
3)、画面上のカーソル22を「お元気ですか?」のい
ずれかの文字に設定して(ステップB14)、「翻訳印
刷」キー13cを押下する(ステップB15)。
【0043】これにより、入力処理部11aはカーソル
22で指定された文字を含む1つの文章を検出し、その
文章を構成する文字列データを翻訳対象文字列データと
して記憶バッファ12cに格納する(ステップB1
6)。このとき記憶バッファ12cの内容を図3に示
す。その後、入力処理部11aは翻訳印刷部11dをコ
ールし、翻訳印刷処理を実行する(ステップB17)。
22で指定された文字を含む1つの文章を検出し、その
文章を構成する文字列データを翻訳対象文字列データと
して記憶バッファ12cに格納する(ステップB1
6)。このとき記憶バッファ12cの内容を図3に示
す。その後、入力処理部11aは翻訳印刷部11dをコ
ールし、翻訳印刷処理を実行する(ステップB17)。
【0044】図13のフローチャートに示すように、翻
訳印刷部11dは、まず、翻訳順位テーブル12bを参
照して第1言語で指定されている翻訳言語を取出す(ス
テップB31)。ここでは、第1言語として「英語」が
セットされているので、翻訳処理部11cは翻訳辞書1
2aを参照し、記憶バッファ12cに現在格納されてい
る日本語の文字列データを英語に翻訳し(ステップB3
2)、その翻訳結果を出力バッファ12dにセットする
(ステップB33)。
訳印刷部11dは、まず、翻訳順位テーブル12bを参
照して第1言語で指定されている翻訳言語を取出す(ス
テップB31)。ここでは、第1言語として「英語」が
セットされているので、翻訳処理部11cは翻訳辞書1
2aを参照し、記憶バッファ12cに現在格納されてい
る日本語の文字列データを英語に翻訳し(ステップB3
2)、その翻訳結果を出力バッファ12dにセットする
(ステップB33)。
【0045】この後、翻訳印刷部11dは再び翻訳順位
テーブル12bを参照して、他の言語が指定されている
か否かを判断し(ステップB34)、他の言語が指定さ
れていれば、上記同様に指定言語を順に取出して記憶バ
ッファ12c内の文字列データを翻訳し、その翻訳結果
を出力バッファ12dにセットする。これにより、出力
バッファ12dには指定言語の全ての翻訳結果が順に格
納されることになる。このとき、出力バッファ12dの
内容を図4に示す。
テーブル12bを参照して、他の言語が指定されている
か否かを判断し(ステップB34)、他の言語が指定さ
れていれば、上記同様に指定言語を順に取出して記憶バ
ッファ12c内の文字列データを翻訳し、その翻訳結果
を出力バッファ12dにセットする。これにより、出力
バッファ12dには指定言語の全ての翻訳結果が順に格
納されることになる。このとき、出力バッファ12dの
内容を図4に示す。
【0046】しかして、翻訳印刷部11dは、記憶バッ
ファ12cに現在格納されている翻訳対象文字列データ
と、この出力バッファ12dに格納された翻訳結果すな
わち各言語毎の翻訳文データを印刷部15に渡して、そ
れらを図15に示すような形式で印刷する(ステップB
35)。すなわち、まず、翻訳対象文字列データ(日本
語)を印刷した後、第1言語の翻訳文データ(英語)を
その1行下に文頭を揃えて印刷する。続いて、第2言語
以降(ドイツ語、ロシア語)を同様に印刷する。
ファ12cに現在格納されている翻訳対象文字列データ
と、この出力バッファ12dに格納された翻訳結果すな
わち各言語毎の翻訳文データを印刷部15に渡して、そ
れらを図15に示すような形式で印刷する(ステップB
35)。すなわち、まず、翻訳対象文字列データ(日本
語)を印刷した後、第1言語の翻訳文データ(英語)を
その1行下に文頭を揃えて印刷する。続いて、第2言語
以降(ドイツ語、ロシア語)を同様に印刷する。
【0047】このように、言語翻訳の印刷に際しても、
上記第1の実施例と同様、複数の言語を指定することに
より、その各言語による一括翻訳が実行される。したが
って、ある文字列を複数の言語で翻訳印刷したい場合
に、従来のように、同一文字列を繰り返し入力し、その
都度、モードを切り替えて翻訳印刷するといった面倒な
操作をしなくとも、簡単に複数言語での翻訳印刷結果を
得ることができる。
上記第1の実施例と同様、複数の言語を指定することに
より、その各言語による一括翻訳が実行される。したが
って、ある文字列を複数の言語で翻訳印刷したい場合
に、従来のように、同一文字列を繰り返し入力し、その
都度、モードを切り替えて翻訳印刷するといった面倒な
操作をしなくとも、簡単に複数言語での翻訳印刷結果を
得ることができる。
【0048】(第3の実施例)次に、本発明の第3の実
施例を説明する。上記第1または第2の実施例では、翻
訳対象となる文字列データを1つだけで指定して翻訳処
理を行ったが、ここでは翻訳範囲の指定により複数の文
字列データを翻訳処理する場合について説明する。
施例を説明する。上記第1または第2の実施例では、翻
訳対象となる文字列データを1つだけで指定して翻訳処
理を行ったが、ここでは翻訳範囲の指定により複数の文
字列データを翻訳処理する場合について説明する。
【0049】図16乃至図19は第3の実施例において
制御部11で実行される各種の処理動作を示しており、
このうち、図16は入力処理部11aを通じて実行され
る入力処理、図17は翻訳モード設定処理部11bを通
じて実行される翻訳モード設定処理、図18は翻訳範囲
指定処理部11eを通じて実行される翻訳範囲指定処
理、図19は翻訳処理部11cを通じて実行される翻訳
処理の各動作を示している。
制御部11で実行される各種の処理動作を示しており、
このうち、図16は入力処理部11aを通じて実行され
る入力処理、図17は翻訳モード設定処理部11bを通
じて実行される翻訳モード設定処理、図18は翻訳範囲
指定処理部11eを通じて実行される翻訳範囲指定処
理、図19は翻訳処理部11cを通じて実行される翻訳
処理の各動作を示している。
【0050】言語翻訳を行う場合において、まず、ユー
ザは文書作成画面において、図20に示すように、例え
ば「お元気ですか?私は元気です。」といったような日
本語の文字列データを入力後(ステップC11)、入力
部13に設けられた「翻訳モード設定」キー13aを押
下する(ステップC12)。「翻訳モード設定」キー1
3aを押下すると、入力処理部11aはそのキー入力を
判断して、翻訳モード設定処理部11bをコールして翻
訳モード設定処理を実行する(ステップC13)。
ザは文書作成画面において、図20に示すように、例え
ば「お元気ですか?私は元気です。」といったような日
本語の文字列データを入力後(ステップC11)、入力
部13に設けられた「翻訳モード設定」キー13aを押
下する(ステップC12)。「翻訳モード設定」キー1
3aを押下すると、入力処理部11aはそのキー入力を
判断して、翻訳モード設定処理部11bをコールして翻
訳モード設定処理を実行する(ステップC13)。
【0051】図17のフローチャートに示すように、翻
訳モード設定処理部11bは、まず、図8(a)に示す
ような翻訳モード設定画面を表示部14に表示する(ス
テップA21)。この翻訳モード設定画面には「日本
語」、「英語」、「フランス語」…といった複数の言語
がメニュー表示されており、この中から所望の言語をカ
ーソル21により選択することができる。
訳モード設定処理部11bは、まず、図8(a)に示す
ような翻訳モード設定画面を表示部14に表示する(ス
テップA21)。この翻訳モード設定画面には「日本
語」、「英語」、「フランス語」…といった複数の言語
がメニュー表示されており、この中から所望の言語をカ
ーソル21により選択することができる。
【0052】ここで、図8(b)に示すように、例えば
ユーザが「カーソル」キーの操作により翻訳モード設定
画面のカーソル21を「英語」に設定して「挿入」キー
を押下すると(ステップC22)、翻訳モード設定処理
部11bはその選択された「英語」を翻訳言語として翻
訳順位テーブル12bの1番目にセットした後、翻訳モ
ード設定画面上の「英語」部分を反転表示する(ステッ
プC23)。同様にして、「カーソル」キーの操作によ
り「ドイツ語」、「ロシア語」が順に選択されると、翻
訳モード設定処理部11bはそれらの言語も翻訳言語と
して順次翻訳順位テーブル12bに格納し、また、翻訳
モード設定画面上で反転表示する。
ユーザが「カーソル」キーの操作により翻訳モード設定
画面のカーソル21を「英語」に設定して「挿入」キー
を押下すると(ステップC22)、翻訳モード設定処理
部11bはその選択された「英語」を翻訳言語として翻
訳順位テーブル12bの1番目にセットした後、翻訳モ
ード設定画面上の「英語」部分を反転表示する(ステッ
プC23)。同様にして、「カーソル」キーの操作によ
り「ドイツ語」、「ロシア語」が順に選択されると、翻
訳モード設定処理部11bはそれらの言語も翻訳言語と
して順次翻訳順位テーブル12bに格納し、また、翻訳
モード設定画面上で反転表示する。
【0053】このようにして、翻訳順位テーブル12b
には、図2に示すように複数の言語が指定の順で格納さ
れることになる。ユーザが「選択/実行」キーを押す
と、翻訳モード設定処理部11bは言語選択を終えたも
のと判断し、ここでの処理を終える(ステップC2
4)。
には、図2に示すように複数の言語が指定の順で格納さ
れることになる。ユーザが「選択/実行」キーを押す
と、翻訳モード設定処理部11bは言語選択を終えたも
のと判断し、ここでの処理を終える(ステップC2
4)。
【0054】次に、ユーザは文書作成画面において、図
20に示すように、例えばカーソル22を「お元気です
か?」のいずれかの文字に設定することにより、第1の
翻訳対象文字列データを指定後(ステップC14)、
「翻訳」キー13bを押下する(ステップC15)。第
3の実施例において、「翻訳」キー13bが押下される
と、入力処理部11aは翻訳範囲指定処理部11eがコ
ールして翻訳範囲指定処理を実行する(ステップC1
6)。
20に示すように、例えばカーソル22を「お元気です
か?」のいずれかの文字に設定することにより、第1の
翻訳対象文字列データを指定後(ステップC14)、
「翻訳」キー13bを押下する(ステップC15)。第
3の実施例において、「翻訳」キー13bが押下される
と、入力処理部11aは翻訳範囲指定処理部11eがコ
ールして翻訳範囲指定処理を実行する(ステップC1
6)。
【0055】図18のフローチャートに示すように、翻
訳範囲指定処理部11eは、図21に示すような翻訳範
囲指定画面を表示し、ユーザにどの文字列までを翻訳範
囲とするのかを指定させる(ステップC31)。この翻
訳範囲指定画面の表示により、ユーザは例えばカーソル
22を「私は元気です。」のいずれかの文字に設定する
ことにより、第2の翻訳対象文字列データを指定後(ス
テップC32)、「選択/実行」キーを押下する(ステ
ップC33)。
訳範囲指定処理部11eは、図21に示すような翻訳範
囲指定画面を表示し、ユーザにどの文字列までを翻訳範
囲とするのかを指定させる(ステップC31)。この翻
訳範囲指定画面の表示により、ユーザは例えばカーソル
22を「私は元気です。」のいずれかの文字に設定する
ことにより、第2の翻訳対象文字列データを指定後(ス
テップC32)、「選択/実行」キーを押下する(ステ
ップC33)。
【0056】これにより、翻訳範囲指定処理部11e
は、指定された第1の翻訳対象文字列データから第2の
翻訳対象文字列データまでを翻訳範囲とし、その翻訳範
囲内に存在する各文字列データを抽出し、これらを翻訳
対象文字列データとして記憶バッファ12cに格納する
(ステップC34)。
は、指定された第1の翻訳対象文字列データから第2の
翻訳対象文字列データまでを翻訳範囲とし、その翻訳範
囲内に存在する各文字列データを抽出し、これらを翻訳
対象文字列データとして記憶バッファ12cに格納する
(ステップC34)。
【0057】図21の例では、第1の翻訳対象文字列か
ら第2の翻訳対象文字列までの翻訳範囲内に他の文字列
は存在しないため、記憶バッファ12cには「お元気で
すか?」と「私は元気です。」の2つが格納されること
になる。その後、翻訳範囲指定処理部11eは翻訳処理
部11cをコールし、翻訳処理を実行する(ステップC
35)。
ら第2の翻訳対象文字列までの翻訳範囲内に他の文字列
は存在しないため、記憶バッファ12cには「お元気で
すか?」と「私は元気です。」の2つが格納されること
になる。その後、翻訳範囲指定処理部11eは翻訳処理
部11cをコールし、翻訳処理を実行する(ステップC
35)。
【0058】図19のフローチャートに示すように、翻
訳処理部11cは、まず、翻訳順位テーブル12bを参
照して第1言語で指定されている翻訳言語を取出す(ス
テップC41)。ここでは、第1言語として「英語」が
セットされているので、翻訳処理部11cは翻訳辞書1
2aを参照し、記憶バッファ12cに現在格納されてい
る日本語の文字列データを英語に翻訳し(ステップC4
2)、その翻訳結果を出力バッファ12dにセットする
(ステップC43)。この場合、記憶バッファ12cに
は複数の文字列データが格納されているため、各文字列
データのそれぞれが英語に翻訳されて、その翻訳結果が
出力バッファ12dに格納される。
訳処理部11cは、まず、翻訳順位テーブル12bを参
照して第1言語で指定されている翻訳言語を取出す(ス
テップC41)。ここでは、第1言語として「英語」が
セットされているので、翻訳処理部11cは翻訳辞書1
2aを参照し、記憶バッファ12cに現在格納されてい
る日本語の文字列データを英語に翻訳し(ステップC4
2)、その翻訳結果を出力バッファ12dにセットする
(ステップC43)。この場合、記憶バッファ12cに
は複数の文字列データが格納されているため、各文字列
データのそれぞれが英語に翻訳されて、その翻訳結果が
出力バッファ12dに格納される。
【0059】この後、翻訳処理部11cは再び翻訳順位
テーブル12bを参照して、他の言語が指定されている
か否かを判断し(ステップC44)、他の言語が指定さ
れていれば、上記同様に指定言語を順に取出して記憶バ
ッファ12c内の各文字列データを翻訳し、その翻訳結
果を出力バッファ12dにセットする。これにより、出
力バッファ12dには各文字列データに対する指定言語
の全ての翻訳結果が順に格納されることになる。
テーブル12bを参照して、他の言語が指定されている
か否かを判断し(ステップC44)、他の言語が指定さ
れていれば、上記同様に指定言語を順に取出して記憶バ
ッファ12c内の各文字列データを翻訳し、その翻訳結
果を出力バッファ12dにセットする。これにより、出
力バッファ12dには各文字列データに対する指定言語
の全ての翻訳結果が順に格納されることになる。
【0060】しかして、翻訳処理部11cは、この出力
バッファ12dに格納された翻訳結果すなわち各言語毎
の翻訳文データを表示部14に渡して、文書作成画面上
の翻訳対象範囲内に存在する最後の文字列データの後ろ
に表示する(ステップC45)。
バッファ12dに格納された翻訳結果すなわち各言語毎
の翻訳文データを表示部14に渡して、文書作成画面上
の翻訳対象範囲内に存在する最後の文字列データの後ろ
に表示する(ステップC45)。
【0061】このように、言語翻訳に際し、翻訳対象と
なる範囲を指定することで、その範囲内に存在する複数
の文字列データの翻訳結果を各言語毎に一括にして表示
することができる。したがって、複数の文字列データを
翻訳する場合に、各文字列データの1つ1つを指定しな
くとも、簡単に翻訳結果を得ることができる。
なる範囲を指定することで、その範囲内に存在する複数
の文字列データの翻訳結果を各言語毎に一括にして表示
することができる。したがって、複数の文字列データを
翻訳する場合に、各文字列データの1つ1つを指定しな
くとも、簡単に翻訳結果を得ることができる。
【0062】なお、言語翻訳の印刷を行う場合であって
も、上記同様、翻訳対象となる範囲を指定することで、
その範囲内に存在する複数の文字列データの翻訳結果を
各言語毎に一括して印刷することができる。
も、上記同様、翻訳対象となる範囲を指定することで、
その範囲内に存在する複数の文字列データの翻訳結果を
各言語毎に一括して印刷することができる。
【0063】(第4の実施例)次に、本発明の第4の実
施例を説明する。上記第1または第2の実施例では、翻
訳対象となる文字列データをカーソルにより指定して翻
訳処理を行ったが、ここではカーソルを移動させずに翻
訳処理を行う場合について説明する。
施例を説明する。上記第1または第2の実施例では、翻
訳対象となる文字列データをカーソルにより指定して翻
訳処理を行ったが、ここではカーソルを移動させずに翻
訳処理を行う場合について説明する。
【0064】図22乃至図24は第4の実施例において
制御部11で実行される各種の処理動作を示しており、
このうち、図22は入力処理部11aを通じて実行され
る入力処理、図23は翻訳モード設定処理部11bを通
じて実行される翻訳モード設定処理、図24は翻訳処理
部11cを通じて実行される翻訳処理の各動作を示して
いる。
制御部11で実行される各種の処理動作を示しており、
このうち、図22は入力処理部11aを通じて実行され
る入力処理、図23は翻訳モード設定処理部11bを通
じて実行される翻訳モード設定処理、図24は翻訳処理
部11cを通じて実行される翻訳処理の各動作を示して
いる。
【0065】言語翻訳を行う場合において、まず、ユー
ザは入力部13に設けられた「翻訳モード設定」キー1
3aを押下する(ステップD11)。「翻訳モード設
定」キー13aを押下すると、入力処理部11aはその
キー入力を判断して、翻訳モード設定処理部11bをコ
ールして翻訳モード設定処理を実行する(ステップD1
2)。
ザは入力部13に設けられた「翻訳モード設定」キー1
3aを押下する(ステップD11)。「翻訳モード設
定」キー13aを押下すると、入力処理部11aはその
キー入力を判断して、翻訳モード設定処理部11bをコ
ールして翻訳モード設定処理を実行する(ステップD1
2)。
【0066】図6のフローチャートに示すように、翻訳
モード設定処理部11bは、まず、図8(a)に示すよ
うな翻訳モード設定画面を表示部14に表示する(ステ
ップD21)。この翻訳モード設定画面には「日本
語」、「英語」、「フランス語」…といった複数の言語
がメニュー表示されており、この中から所望の言語をカ
ーソル21により選択することができる。
モード設定処理部11bは、まず、図8(a)に示すよ
うな翻訳モード設定画面を表示部14に表示する(ステ
ップD21)。この翻訳モード設定画面には「日本
語」、「英語」、「フランス語」…といった複数の言語
がメニュー表示されており、この中から所望の言語をカ
ーソル21により選択することができる。
【0067】ここで、図8(b)に示すように、例えば
ユーザが「カーソル」キーの操作により翻訳モード設定
画面のカーソル21を「英語」に設定して「挿入」キー
を押下すると(ステップD22)、翻訳モード設定処理
部11bはその選択された「英語」を翻訳言語として翻
訳順位テーブル12bの1番目にセットした後、翻訳モ
ード設定画面上の「英語」部分を反転表示する(ステッ
プD23)。同様にして、「カーソル」キーの操作によ
り「ドイツ語」、「ロシア語」が順に選択されると、翻
訳モード設定処理部11bはそれらの言語も翻訳言語と
して順次翻訳順位テーブル12bに格納し、また、それ
らの言語を翻訳モード設定画面上で反転表示する。
ユーザが「カーソル」キーの操作により翻訳モード設定
画面のカーソル21を「英語」に設定して「挿入」キー
を押下すると(ステップD22)、翻訳モード設定処理
部11bはその選択された「英語」を翻訳言語として翻
訳順位テーブル12bの1番目にセットした後、翻訳モ
ード設定画面上の「英語」部分を反転表示する(ステッ
プD23)。同様にして、「カーソル」キーの操作によ
り「ドイツ語」、「ロシア語」が順に選択されると、翻
訳モード設定処理部11bはそれらの言語も翻訳言語と
して順次翻訳順位テーブル12bに格納し、また、それ
らの言語を翻訳モード設定画面上で反転表示する。
【0068】このようにして、翻訳順位テーブル12b
には、図2に示すように複数の言語が指定の順で格納さ
れることになる。ユーザが「選択/実行」キーを押す
と、翻訳モード設定処理部11bは言語選択を終えたも
のと判断し、ここでの処理を終える(ステップD2
4)。
には、図2に示すように複数の言語が指定の順で格納さ
れることになる。ユーザが「選択/実行」キーを押す
と、翻訳モード設定処理部11bは言語選択を終えたも
のと判断し、ここでの処理を終える(ステップD2
4)。
【0069】次に、ユーザは文書作成画面において、図
25に示すように、例えば「お元気ですか?」といった
ような日本語の文字列データを入力する(ステップD1
3)。このとき、画面のカーソル22は「お元気ですか
?」の後ろに位置している。第4の実施例では、このカ
ーソル22の位置を動かさずに、「翻訳」キー13bを
押下する(ステップD14)。
25に示すように、例えば「お元気ですか?」といった
ような日本語の文字列データを入力する(ステップD1
3)。このとき、画面のカーソル22は「お元気ですか
?」の後ろに位置している。第4の実施例では、このカ
ーソル22の位置を動かさずに、「翻訳」キー13bを
押下する(ステップD14)。
【0070】これにより、入力処理部11aはカーソル
22の前にある文字列データを翻訳対象文字列データと
して特定し、これを記憶バッファ12cに格納する(ス
テップD15)。その後、入力処理部11aは翻訳処理
部11cをコールし、翻訳処理を実行する(ステップD
16)。
22の前にある文字列データを翻訳対象文字列データと
して特定し、これを記憶バッファ12cに格納する(ス
テップD15)。その後、入力処理部11aは翻訳処理
部11cをコールし、翻訳処理を実行する(ステップD
16)。
【0071】図7のフローチャートに示すように、翻訳
処理部11cは、まず、翻訳順位テーブル12bを参照
して第1言語で指定されている翻訳言語を取出す(ステ
ップD31)。ここでは、第1言語として「英語」がセ
ットされているので、翻訳処理部11cは翻訳辞書12
aを参照し、記憶バッファ12cに現在格納されている
日本語の文字列データを英語に翻訳し(ステップD3
2)、その翻訳結果を出力バッファ12dにセットする
(ステップD33)。
処理部11cは、まず、翻訳順位テーブル12bを参照
して第1言語で指定されている翻訳言語を取出す(ステ
ップD31)。ここでは、第1言語として「英語」がセ
ットされているので、翻訳処理部11cは翻訳辞書12
aを参照し、記憶バッファ12cに現在格納されている
日本語の文字列データを英語に翻訳し(ステップD3
2)、その翻訳結果を出力バッファ12dにセットする
(ステップD33)。
【0072】この後、翻訳処理部11cは再び翻訳順位
テーブル12bを参照して、他の言語が指定されている
か否かを判断し(ステップD34)、他の言語が指定さ
れていれば、上記同様に指定言語を順に取出して記憶バ
ッファ12c内の文字列データを翻訳し、その翻訳結果
を出力バッファ12dにセットする。これにより、出力
バッファ12dには指定言語の全ての翻訳結果が順に格
納されることになる。
テーブル12bを参照して、他の言語が指定されている
か否かを判断し(ステップD34)、他の言語が指定さ
れていれば、上記同様に指定言語を順に取出して記憶バ
ッファ12c内の文字列データを翻訳し、その翻訳結果
を出力バッファ12dにセットする。これにより、出力
バッファ12dには指定言語の全ての翻訳結果が順に格
納されることになる。
【0073】しかして、翻訳処理部11cは、この出力
バッファ12dに格納された翻訳結果すなわち各言語毎
の翻訳文データを表示部14に渡して、文書作成画面上
の翻訳対象文字列データの後ろに表示する(ステップD
35)。
バッファ12dに格納された翻訳結果すなわち各言語毎
の翻訳文データを表示部14に渡して、文書作成画面上
の翻訳対象文字列データの後ろに表示する(ステップD
35)。
【0074】このように、言語翻訳に際し、カーソルの
前にある文字列データを翻訳対象として特定すること
で、その文字列データの翻訳結果を各言語毎に一括にし
て表示することができる。
前にある文字列データを翻訳対象として特定すること
で、その文字列データの翻訳結果を各言語毎に一括にし
て表示することができる。
【0075】なお、言語翻訳の印刷を行う場合であって
も、上記同様、カーソルの前にある文字列データを翻訳
対象として特定することで、その文字列データの翻訳結
果を各言語毎に一括して印刷することができる。
も、上記同様、カーソルの前にある文字列データを翻訳
対象として特定することで、その文字列データの翻訳結
果を各言語毎に一括して印刷することができる。
【0076】また、上記各実施例では、翻訳設定画面上
で各言語を選択する際に、その言語の翻訳順位を意識し
て選択する必要があったが、例えば各言語を選択後、そ
れらの選択言語に対する翻訳順位を別に指定するように
しても良く、このような構成にすれば、各言語を選択す
る際に、その言語の翻訳順位を意識しなくともよくな
る。
で各言語を選択する際に、その言語の翻訳順位を意識し
て選択する必要があったが、例えば各言語を選択後、そ
れらの選択言語に対する翻訳順位を別に指定するように
しても良く、このような構成にすれば、各言語を選択す
る際に、その言語の翻訳順位を意識しなくともよくな
る。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の異
なる翻訳言語をその翻訳順位と共にテーブル手段に格納
しておき、このテーブル手段の内容に従って翻訳対象文
字列データを各言語毎に順に翻訳するようにしたため、
入力文字列を複数言語に一括して翻訳でき、その各言語
毎の翻訳文データを表示または印刷することができる。
なる翻訳言語をその翻訳順位と共にテーブル手段に格納
しておき、このテーブル手段の内容に従って翻訳対象文
字列データを各言語毎に順に翻訳するようにしたため、
入力文字列を複数言語に一括して翻訳でき、その各言語
毎の翻訳文データを表示または印刷することができる。
【0078】これにより、例えば複数言語で書かれた注
意書きや地図を作成する際に、従来のように1言語ずつ
翻訳しながら表示または印刷を繰り返さなくとも、1回
の操作で簡単に各言語毎の翻訳結果を得ることができ、
その操作性の向上を図れるものである。
意書きや地図を作成する際に、従来のように1言語ずつ
翻訳しながら表示または印刷を繰り返さなくとも、1回
の操作で簡単に各言語毎の翻訳結果を得ることができ、
その操作性の向上を図れるものである。
【図1】本発明の第1の実施例に係る文書作成装置の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】図1に示される翻訳順位テーブルの内容を説明
するための図。
するための図。
【図3】図1に示される記憶バッファの内容を説明する
ための図。
ための図。
【図4】図1に示される出力バッファの内容を説明する
ための図。
ための図。
【図5】第1の実施例における入力処理の動作を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図6】第1の実施例における翻訳モード設定処理の動
作を示すフローチャート。
作を示すフローチャート。
【図7】第1の実施例における翻訳処理の動作を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図8】第1の実施例における翻訳モード設定画面を示
す図。
す図。
【図9】第1の実施例における文書作成画面を示す図。
【図10】第1の実施例における翻訳表示結果を示す
図。
図。
【図11】第2の実施例における入力処理の動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図12】第2の実施例における翻訳モード設定処理の
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
【図13】第2の実施例における翻訳印刷処理の動作を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図14】第2の実施例における文書作成画面を示す
図。
図。
【図15】第2の実施例における翻訳印刷結果を示す
図。
図。
【図16】第3の実施例における入力処理の動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図17】第3の実施例における翻訳モード設定処理の
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
【図18】第3の実施例における翻訳範囲指定処理の動
作を示すフローチャート。
作を示すフローチャート。
【図19】第3の実施例における翻訳処理の動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図20】第3の実施例における文書作成画面を示す
図。
図。
【図21】第3の実施例における翻訳範囲指定画面を示
す図。
す図。
【図22】第4の実施例における入力処理の動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図23】第4の実施例における翻訳モード設定処理の
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
【図24】第4の実施例における翻訳処理の動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図25】第4の実施例における文書作成画面を示す
図。
図。
11…制御部、11a…入力処理部、11b…翻訳モー
ド設定処理部、11c…翻訳処理部、11d…翻訳印刷
部、11e…翻訳範囲指定処理部、12…記憶部、12
a…翻訳辞書、12b…翻訳順位テーブル、12c…記
憶バッファ、12d…出力バッファ、13…入力部、1
3a…「翻訳モード設定」キー、13b…「翻訳」キ
ー、13c…「翻訳印刷」キー、14…表示部、15…
印刷部。
ド設定処理部、11c…翻訳処理部、11d…翻訳印刷
部、11e…翻訳範囲指定処理部、12…記憶部、12
a…翻訳辞書、12b…翻訳順位テーブル、12c…記
憶バッファ、12d…出力バッファ、13…入力部、1
3a…「翻訳モード設定」キー、13b…「翻訳」キ
ー、13c…「翻訳印刷」キー、14…表示部、15…
印刷部。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の異なる翻訳言語をその翻訳順位と
共に指定する言語指定手段と、 この言語指定手段によって指定された上記各言語を上記
翻訳順位に従って記憶するテーブル手段と、 翻訳対象文字列データを指定するための翻訳対象指定手
段と、 上記テーブル手段に記憶された上記各言語を上記翻訳順
位に従って1言語ずつ読出し、上記翻訳対象指定手段に
よって指定された上記文字列データをその読出した言語
で順次翻訳する翻訳手段と、 この翻訳手段によって翻訳された上記各言語毎の翻訳文
データを出力バッファに格納した後、この出力バッファ
に格納された上記各言語毎の翻訳文データを翻訳順に所
定の位置に一括して表示する表示手段とを具備したこと
を特徴とする文書作成装置。 - 【請求項2】 複数の異なる翻訳言語をその翻訳順位と
共に指定する言語指定手段と、 この言語指定手段によって指定された上記各言語を上記
翻訳順位に従って記憶するテーブル手段と、 翻訳対象文字列データを指定するための翻訳対象指定手
段と、 上記テーブル手段に記憶された上記各言語を上記翻訳順
位に従って1言語ずつ読出し、上記翻訳対象指定手段に
よって指定された上記文字列データをその読出した言語
で順次翻訳する翻訳手段と、 この翻訳手段によって翻訳された上記各言語毎の翻訳文
データを出力バッファに格納した後、この出力バッファ
に格納された上記各言語毎の翻訳文データを翻訳順に所
定の位置に一括して印刷する印刷手段とを具備したこと
を特徴とする文書作成装置。 - 【請求項3】 複数の異なる翻訳言語をその翻訳順位と
共に指定する言語指定手段と、 この言語指定手段によって指定された上記各言語を上記
翻訳順位に従って記憶するテーブル手段と、 翻訳範囲を指定する翻訳範囲指定手段と、 上記テーブル手段に記憶された上記各言語を上記翻訳順
位に従って1言語ずつ読出し、上記翻訳範囲指定手段に
よって指定された上記翻訳範囲内に存在する各文字列デ
ータを翻訳対象文字列データとして抽出し、その読出し
た言語で順次翻訳する翻訳手段と、 この翻訳手段によって翻訳された上記各文字列データの
それぞれに対する上記各言語毎の翻訳文データを出力す
る出力手段とを具備したことを特徴とする文書作成装
置。 - 【請求項4】 複数の異なる翻訳言語をその翻訳順位と
共に指定する言語指定手段と、 この言語指定手段によって指定された上記各言語を上記
翻訳順位に従って記憶するテーブル手段と、 カーソルの前にある文字列データを翻訳対象文字列デー
タとして特定する翻訳対象特定手段と、 上記テーブル手段に記憶された上記各言語を上記翻訳順
位に従って1言語ずつ読出し、上記翻訳対象特定手段に
よって特定された上記文字列データをその読出した言語
で順次翻訳する翻訳手段と、 この翻訳手段によって翻訳された上記各言語毎の翻訳文
データを出力する出力手段とを具備したことを特徴とす
る文書作成装置。 - 【請求項5】 複数の異なる翻訳言語をその翻訳順位と
共に指定することにより、この指定された上記各言語を
上記翻訳順位に従ってテーブル手段に記憶しておき、 翻訳対象文字列データが指定された際に、上記テーブル
手段に記憶された上記各言語を上記翻訳順位に従って1
言語ずつ読出し、上記指定された上記文字列データをそ
の読出した言語で順次翻訳し、 この翻訳された上記各言語毎の翻訳文データを出力バッ
ファに格納した後、この出力バッファに格納された上記
各言語毎の翻訳文データを翻訳順に所定の位置に一括し
て表示するようにしたことを特徴とする言語翻訳方法。 - 【請求項6】 複数の異なる翻訳言語をその翻訳順位と
共に指定することにより、この指定された上記各言語を
上記翻訳順位に従ってテーブル手段に記憶しておき、 翻訳対象文字列データが指定された際に、上記テーブル
手段に記憶された上記各言語を上記翻訳順位に従って1
言語ずつ読出し、上記指定された上記文字列データをそ
の読出した言語で順次翻訳し、 この翻訳された上記各言語毎の翻訳文データを出力バッ
ファに格納した後、この出力バッファに格納された上記
各言語毎の翻訳文データを翻訳順に所定の位置に一括し
て印刷するようにしたことを特徴とする言語翻訳方法。 - 【請求項7】 複数の異なる翻訳言語をその翻訳順位と
共に指定することにより、この指定された上記各言語を
上記翻訳順位に従ってテーブル手段に記憶しておき、 翻訳範囲が指定された際に、上記テーブル手段に記憶さ
れた上記各言語を上記翻訳順位に従って1言語ずつ読出
し、上記指定された上記翻訳範囲内に存在する各文字列
データを翻訳対象文字列データとして抽出し、その読出
した言語で順次翻訳し、 この翻訳手段によって翻訳された上記各翻訳対象文字列
データのそれぞれに対する上記各言語毎の翻訳文データ
を出力するようにしたことを特徴とする言語翻訳方法。 - 【請求項8】 複数の異なる翻訳言語をその翻訳順位と
共に指定することにより、この指定された上記各言語を
上記翻訳順位に従ってテーブル手段に記憶しておき、 カーソルの前にある文字列データを翻訳対象文字列デー
タとして特定し、 上記テーブル手段に記憶された上記各言語を上記翻訳順
位に従って1言語ずつ読出し、上記特定された上記文字
列データをその読出した言語で順次翻訳し、 この翻訳された上記各言語毎の翻訳文データを出力する
ようにしたことを特徴とする言語翻訳方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176986A JPH0844747A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 文書作成装置及び言語翻訳方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176986A JPH0844747A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 文書作成装置及び言語翻訳方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0844747A true JPH0844747A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16023190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6176986A Pending JPH0844747A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 文書作成装置及び言語翻訳方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0844747A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007280092A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Win System:Kk | 画面データ作成方法 |
JP2023005805A (ja) * | 2021-06-29 | 2023-01-18 | クェスタ株式会社 | 情報提供装置、情報提供方法及びプログラム |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6176986A patent/JPH0844747A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007280092A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Win System:Kk | 画面データ作成方法 |
JP2023005805A (ja) * | 2021-06-29 | 2023-01-18 | クェスタ株式会社 | 情報提供装置、情報提供方法及びプログラム |
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