JPH0844618A - アドレス制御装置 - Google Patents

アドレス制御装置

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JPH0844618A
JPH0844618A JP18126594A JP18126594A JPH0844618A JP H0844618 A JPH0844618 A JP H0844618A JP 18126594 A JP18126594 A JP 18126594A JP 18126594 A JP18126594 A JP 18126594A JP H0844618 A JPH0844618 A JP H0844618A
Authority
JP
Japan
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address
pointer
memory
value
alu
Prior art date
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Pending
Application number
JP18126594A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyunji Soukado
淳二 惣門
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18126594A priority Critical patent/JPH0844618A/ja
Publication of JPH0844618A publication Critical patent/JPH0844618A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理量削減、ソフトウェア開発の負担軽減を
図ることができるアドレス制御装置を提供する。 【構成】 アドレスポインタ群10と、読み出し、書き
込み手段を持ったアドレスメモリ11によりアドレス値
が供給されるアドレスポインタ12を備え、これらアド
レスポインタの中から1つを選択し、そのアドレス値を
データメモリのアドレスおよびアドレスALU13に供
給する。アドレスALU13の演算結果、または外部ア
ドレス値をアドレスポインタ群10の中から選択された
アドレスポインタに格納する。予め必要なアドレス値を
アドレスメモリ11に格納しておく準備作業を施してお
けば、通常の1回のアドレッシング処理によりアドレス
値の供給、アドレス値に対するアドレス演算、演算結果
の選択ポインタへの書き込みを行い、直後のアドレッシ
ング処理に制限をもつ必要をなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータ、
DSP(ディジタル信号処理プロセッサ)等、プロセッ
サで使用するメモリのアドレス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、急速にプロセッサに要求される処
理速度が高速になっており、それに伴い、高速化を求め
たプロセッサでは、パイプライン処理によるプロセッサ
のバスからのアドレスポインタへの書き込みタイミング
と、アドレスALU演算結果のアドレスポインタへの書
き込みタイミングとが異なるため、バスからのアドレス
ポインタへの書き込み直後のアドレッシング処理に制約
が設けられるものが存在するようになった。
【0003】以下に従来のアドレス制御装置について図
面を参照しながら説明する。図2は従来のアドレス制御
装置を示すブロック図である。
【0004】図2において、10はアドレスポインタ群
であり、通常、1サイクル処理でその中から1つのポイ
ンタが選択される。選択されたポインタのデータをアド
レス出力バス16へ出力し、これをアドレス値としてデ
ータメモリへ送出する。13はアドレスALUで、アド
レスALU制御信号18によりアドレス出力バス16か
ら受け取ったデータにアドレス演算を施し、アドレス入
力バス17へ出力/非出力する。アドレス入力バス17
のデータは、アドレスポインタのプロセッサバス14か
らの書き込み時にはプロセッサバス14から、それ以外
のときにはアドレスALU13の出力から入力し、選択
されたポインタへ書き込む。先に述べたアドレッシング
処理の制約は、アドレス入力バス17の2系統の入力の
タイミングが異なることから発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアドレス制御装置では、LSIの処理高速化に伴う
プロセッサバス14からの書き込みによるアドレッシン
グ処理の制約により、ハードウェアによるウェイト処
理、またはソフトウェア的回避工夫を施す必要があっ
た。多くの場合、処理の高速化が目的であるため、後者
を選択している。ソフトウェア開発時の命令メモリの使
用効率アップ、処理量削減の使命において、この制限は
ソフトウェア開発にとって大きな妨げとなり、時間の効
率という面においても大きな問題となっている。
【0006】例えば、あるポインタの値を新しいアドレ
ス値に変更してそれを使用する場合、プロセッサバス1
4からポインタへの書き込みのための処理に1ステップ
(一般的なプロセッサはこの場合もアドレッシング処理
は不可能)、次に、その書き込み直後の命令のアドレッ
シング処理制限のための1ステップの、計2ステップを
経て、ようやくそのポインタによるアドレッシング処理
が可能となる。そのため、ソフトウェア開発に際し、そ
の2ステップ目にその前後にある演算、転送を当てたり
して命令メモリの効率化、処理量の削減を図っている。
そのために、見ずらいプログラムとなり、ソフトウェア
のデバッグ等の開発期間を長引かせるという問題を有し
ていた。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、ソフトウェアからみれば、予め必要なアドレス
値をアドレスメモリに格納しておく準備作業を施してお
けば、通常の1回のアドレッシング制御により、データ
メモリへのアドレス値の供給、そのアドレス値に対する
アドレスALU、そのアドレスALU演算結果の選択ポ
インタへの書き込みを行い、かつ直後のアドレッシング
処理に制限をもつ必要をなくすことができ、したがっ
て、処理量の削減、ソフトウェア開発の負担を軽減する
ことができるようにしたアドレス制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数のアドレスポインタからなるアドレス
ポインタ群と、読み出し、書き込み手段を持ったメモリ
と、このメモリによりアドレス値が供給されるアドレス
ポインタと、上記各アドレスポインタから出力されたデ
ータにアドレス演算を施すアドレスALUと、上記各ア
ドレスポインタの中から1つを選択し、そのアドレス値
をデータメモリのアドレスおよび上記アドレスALUの
入力として供給する手段と、上記アドレスALUの演算
結果、または外部から入力されるアドレス値を上記アド
レスポインタ群の中から選択されたアドレスポインタに
格納する手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は、上記構成によって、予め必要なアド
レス値をメモリに格納しておく準備作業を施しておくこ
とができるので、通常の1回のアドレッシング制御によ
り、データメモリへのアドレス値の供給、そのアドレス
値に対するアドレス演算、そのアドレス演算結果の選択
ポインタへの書き込みを行い、かつ直後のアドレッシン
グ処理に制限をもつ必要をなくすことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例におけるアドレス
制御装置を示すブロック図である。図1において、10
はアドレスポインタ群であり、複数のアドレスポインタ
(レジスタ)からなる。11はアドレスメモリで、プロ
セッサバス14からの書き込み時にライト動作を行い、
それ以外はリード動作を行い、アドレスメモリデータバ
ス15へデータを出力する。12はアドレスポインタで
あり、外部から入力されるセレクトO信号20でこのア
ドレスポインタ12がセレクトされたときにアドレスメ
モリデータバス15よりデータを取り込む。アドレスメ
モリ11のアドレスポインタ21はプロセッサバス14
から設定することができ、アドレスメモリ11のライト
動作時、セレクトO信号20でアドレスポインタ12が
セレクトされたときにアドレスALU23により更新さ
れる。アドレスメモリ11のアドレスALU23は、こ
こでは1インクリメント固定処理とする。13はアドレ
スALUであり、外部から入力されるアドレスALU制
御信号18により制御され、アドレス出力バス16から
受け取ったデータにアドレス演算を施し、アドレス入力
バス17へ出力/排出力する。
【0012】外部プロセッサバス14はこのアドレス制
御装置では、データメモリアドレス値(14→アドレス
入力バス17→アドレスポインタ群10)およびアドレ
スメモリ11のアドレス値(14→アドレスポインタ2
1)とデータ(14→アドレスメモリデータバス15→
メモリ22)の外部からの入力に使用される。アドレス
メモリデータバス15はプロセッサバス14からアドレ
スメモリ11へのデータ転送、アドレスメモリ11から
アドレスポインタ12へのデータの転送を行う。外部か
ら入力されるセレクトI信号19は、アドレス入力バス
17のデータを入力するアドレスポインタをアドレスポ
インタ群10の中から選択する。外部から入力されるセ
レクトO信号20はアドレス出力バス16にデータ(ア
ドレス値)を出力するアドレスポインタをアドレスポイ
ンタ群10、アドレスポインタ12の中から選択する。
【0013】以上のように構成されたアドレス制御装置
を用いたプロセッサの一構成について、従来のアドレス
制御装置を用いた場合と比較して示す。
【0014】プロセッサバス転送のデスティネーション
にアドレスメモリ11のメモリ22とメモリアドレスポ
インタ21を設けることにより、アドレスメモリ11の
アドレスポインタ21、メモリ22の書換が可能とな
る。また、従来、同一セレクトであったセレクトI信号
19、セレクトO信号20を別の信号としてわける。セ
レクトI信号19は従来と同じ信号で、セレクトO信号
20はアドレスポインタ12がセレクトされる以外はセ
レクトI信号19と同じアドレスポインタのセレクトと
する。これは、命令コードに関しては、アドレスポイン
タ12の選択1非選択をアドレッシングコードに1ビッ
ト加える必要がある。
【0015】以上の2項目の追加により、予め必要な新
しいアドレス値をアドレスメモリ11に格納しておく準
備作業を施しておけば、通常の1回のアドレッシング制
御により、データメモリへのアドレス値の供給、そのア
ドレス値に対するアドレス演算、そのアドレス演算結果
の選択ポインタへの書き込みを行い、かつ直後のアドレ
ッシング処理に制限をもつ必要をなくすことができるこ
とになる。以下にその処理手順、動作について説明す
る。
【0016】まず、一連の処理中にアドレスポインタに
設定が必要なアドレス値のうち、アドレスポインタ群1
0で設定しきれないものを、処理に必要な順にアドレス
メモリ11に格納する準備処理を行う。動作的には、プ
ロセッサバス転送でアドレスメモリ11のアドレスポイ
ンタ21をリセットする。続いて、プロセッサバス転送
でアドレス値をアドレスメモリ22へ順に格納する。こ
の間、アドレスALU23はアドレスポインタ21を更
新していく。そして、アドレスメモリ11のアドレスポ
インタ21を再びリセットし、一度アドレスポインタ1
2をダミーセレクトし、最初のアドレス値をアドレスポ
インタ12へ転送し、アドレスメモリ11のアドレスポ
インタ21をアドレスALU23により1更新し、格納
した次のアドレス値を次ステップよりアドレスデータバ
ス15へ送出する。これにより準備処理を完了し、一連
の処理に入る。
【0017】処理開始後、アドレスメモリ11に格納し
た最初のアドレス値を使用するときが来た場合には、ア
ドレスポインタ12を選択するようにセレクトO信号2
0が送出され、アドレスポインタ12のアドレスがデー
タメモリのアドレス値として、また、アドレスALU1
3の入力としてアドレス出力バス16へ送出される。ア
ドレスALU13では、アドレスALU制御信号18に
よりアドレス演算を施してアドレス入力バス17へ転送
する。そして、セレクトI信号19によりアドレスポイ
ンタ群10における空いているアドレスポインタへアド
レス入力バス17のアドレス値を書き込む。また、アド
レスポインタ12は、アドレスメモリデータバス15の
データ(2番目に格納したアドレス値)を取り込み、ア
ドレスメモリ11のアドレスポインタ21はアドレスA
LU23により更新される。このとき、従来の装置で
は、プロセッサバス14−アドレス入力バス17−アド
レスポインタ群10の径路のポインタ設定で、通常のア
ドレスALU13−アドレス入力バス17−アドレスポ
インタ群10の設定のタイミングと異なることから、次
ステップのアドレッシング処理に制約を設けていた。し
かし、本実施例の場合には、同じアドレスALU13−
アドレス入力バス17−アドレスポインタ群10の設定
のタイミングとなるので、制約を設けなくてもよくな
る。
【0018】以下、格納したアドレス値が必要になる度
にこの操作を繰り返す。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のアドレスポインタからなるアドレスポインタ群と、
読み出し、書き込み手段を持ったメモリと、このメモリ
によりアドレス値が供給されるアドレスポインタと、上
記各アドレスポインタから出力されたデータにアドレス
演算を施すアドレスALUと、上記各アドレスポインタ
の中から1つを選択し、そのアドレス値をデータメモリ
のアドレスおよび上記アドレスALUの入力として供給
する手段と、上記アドレスALUの演算結果、または外
部から入力されるアドレス値を上記アドレスポインタ群
の中から選択されたアドレスポインタに格納する手段と
を備えているので、これをプロセッサに用いた場合、予
め必要な新しいアドレス値をメモリに格納しておく準備
作業を施しておこくとができるので、通常の1回のアド
レッシング制御により、データメモリへの新アドレス値
の供給、その新アドレス値に対するアドレス演算、その
アドレス演算結果の選択ポインタへの書き込みを行い、
かつ直後のアドレッシング処理に制限をもつ必要をなく
すことができる。これにより、処理量の削減、ソフトウ
ェア開発の負担を軽減させることができる。また、アド
レスのメモリを使用するので、その特徴であるソフトウ
ェアの汎用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるアドレス制御装置を
示すブロック図
【図2】従来例におけるアドレス制御装置を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
10 アドレスポインタ群 11 アドレスメモリ 12 アドレスポインタ 13 アドレスALU 14 (外部)プロセッサバス 15 アドレスメモリデータバス 16 アドレス出力バス 17 アドレス入力バス 18 アドレスALU制御信号 19 セレクトI信号 20 セレクトO信号 21 アドレスメモリのアドレスポインタ 22 アドレスメモリのアドレスALU 23 アドレスメモリのメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアドレスポインタからなるアドレ
    スポインタ群と、読み出し、書き込み手段を持ったメモ
    リと、このメモリによりアドレス値が供給されるアドレ
    スポインタと、上記各アドレスポインタから出力された
    データにアドレス演算を施すアドレスALUと、上記各
    アドレスポインタの中から1つを選択し、そのアドレス
    値をデータメモリのアドレスおよび上記アドレスALU
    の入力として供給する手段と、上記アドレスALUの演
    算結果、または外部から入力されるアドレス値を上記ア
    ドレスポインタ群の中から選択されたアドレスポインタ
    に格納する手段とを備えたアドレス制御装置。
JP18126594A 1994-08-02 1994-08-02 アドレス制御装置 Pending JPH0844618A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18126594A JPH0844618A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 アドレス制御装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18126594A JPH0844618A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 アドレス制御装置

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JPH0844618A true JPH0844618A (ja) 1996-02-16

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ID=16097683

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JP18126594A Pending JPH0844618A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 アドレス制御装置

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