JP2683489B2 - データ転送制御装置 - Google Patents

データ転送制御装置

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JP2683489B2 JP5199550A JP19955093A JP2683489B2 JP 2683489 B2 JP2683489 B2 JP 2683489B2 JP 5199550 A JP5199550 A JP 5199550A JP 19955093 A JP19955093 A JP 19955093A JP 2683489 B2 JP2683489 B2 JP 2683489B2
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  • Image Input (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ転送制御装置
に関し、特に、バス結合されたチップ間でのデータ転送
の転送効率を向上させるデータ転送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータや、ワー
クステーションは、高い解像度で、多くの色を同時に表
示できるディスプレイ装置を備えるに至っている。この
ようなディスプレイ装置によれば、CADの構造表示
や、コンピュータ・グラフィックスの色彩豊かな表示が
提供される。
【0003】このようなディスプレイ装置は、一般的に
APA(全点アドレス可能)ビデオ・バッファを備え、
このAPAビデオ・バッファに、ピクセル値としてデー
タを書き込むことにより、表示内容を書替える機能を持
つ。
【0004】通常、典型的には、ディスプレイのピクセ
ル操作には、BITBLT(特定画面領域のピクセル値
を、別の領域に移動すること)と、ピクセル単位での演
算処理(例えば、カラー値を変化させること)とがあ
る。
【0005】一方、ピクセルに、カラー・コードを付与
する方式には、代表的には、次の2つのものがある。そ
の第1の方式は、画像メモリの複数プレーンにわたっ
て、例えば、各々のプレーンの座標(X,Y)のビット
をそれぞれ、画面の座標(X,Y)に対応するピクセル
に割り当てるものである。この方式では、1つのピクセ
ルを構成するデータが、8ビットからなるものとする
と、8枚のメモリ・プレーンが用意される。そして、各
々のプレーンには、そのプレーンの範囲内で、ビット・
データを演算処理するためのビデオ処理単位(装置)
が、別個に接続される。すなわち、第1の方式にあって
は、1つのピクセルが、8枚のプレーンを、丁度串刺し
にした恰好になっている(プレーン方式)。
【0006】第2の方式では、複数のメモリが用意さ
れ、その各々にビデオ処理単位が個別に接続される点で
は、第1の方式と同様であるけれども、1つのピクセル
を構成する8ビットのデータは、ビデオ処理単位に直接
接続されたメモリ上に存在する(パックド・カラー方
式)。
【0007】第1の方式にあっては、BITBLT操作
を行うことは、個別のメモリ・プレーン内の演算で済ん
でしまうので、バスを介して異なるビデオ・チップにわ
たってデータを転送する必要がなく、高速処理が可能で
ある。しかし、ピクセル値に対して演算処理を行おうと
すると、最早、個別のメモリ・プレーン内での独立の処
理では済まず、各々のメモリ・プレーンから、個別のビ
デオ・チップを動作させて、バスを介してビット値を別
途の演算ユニットに送り、ここで、収集されたバイトに
所定の演算を施して、逆の経路を介して、再び各々のメ
モリ・プレーンにビット値を振り分ける、という処理が
必要であり、演算速度が著しく低下してしまう。
【0008】第2の方式にあっては、1つのピクセルの
カラー値は、同一のメモリ・プレーン上に存在している
ので、ピクセル値の演算処理は、単一のビデオ・チップ
内で済んでしまい、高速処理が可能である。ところが、
BITBLT操作を行うためには、異なるビデオ処理単
位間で、8ビットのピクセル値を転送する必要がある。
通常、ワークステーションのデータ・バスは、64ビッ
ト程度の幅を持っている。しかし、このような64ビッ
ト幅のバスを使用して8ビットのデータを、チップ間で
転送しようとしたとき、従来のバスでは、データ転送の
1サイクルに対するデータ・ビット幅は固定である。従
って、バスの幅よりも小さいデータを転送しようとした
場合、バス幅を有効に使用することが出来ない。
【0009】また、バスを介したデータ転送に関する従
来の技術として、以下ようなものがある。
【0010】特開昭63−27891号公報は、先頭書
込みアドレス、ページ幅などのパラメータを予めソフト
ウエアで準備して、所定の保持回路に格納し、その後の
書込みアドレスをハードウエアによって自動的に作成す
ることを開示している。
【0011】特開平1−14656号公報は、第1のメ
モリに転送アドレスを与えて読み出して一時保持レジス
タに一時保持し、第2のメモリに転送先アドレスを与え
て1時保持レジスタに保持したデータを、第2のメモリ
に書き込むことにより、大量のデータを高速に転送可能
とすることを開示している。
【0012】特開平1−280796号公報は、複数個
の拡張シフトレジスタを、拡大したビットマップメモリ
を共用するように配列し、さまざまな速度でシフトレジ
スタを作動させることを開示している。
【0013】特開平2−284253号公報は、高速バ
ス及び低速バスの間に、メインメモリ及び複数のI/O
メモリ相互間のデータ転送を実行する制御部を設けるこ
とを開示している。この制御部は、例えば、32ビット
幅のメイン・メモリから16ビット幅のI/Oメモリへ
のデータ転送の場合、メイン・メモリのソースアドレス
から4バイトのデータを読み出し、一旦、データ転送装
置内のデータレジスタに取込み、バスを開放する。
【0014】特開平3−204756号公報は、データ
レジスタとアドレスレジスタとを有するバス間データ転
送装置を設けることを開示している。
【0015】特開平3−259340号公報は、複数の
命令を同時に取り込むとともに、み出して一時保持レジ
スタに一時保持し、第2のメモリに転送先アドレスを与
えて1時保持レジスタに保持したデータを、第2のメモ
リに書き込むことにより、大量のデータを高速に転送可
能とすることを開示している。
【0016】特開平4−252386号公報は、1画素
を構成するビット数より多いバスラインで構成し、1つ
以上の画素データを1クロックで転送することにより、
転送クロック速度を上げずに、装置間のデータ転送を高
速化することを開示している。
【0017】特開平4−265038号公報は、入力デ
ータと同期した書込みクロックを内部の各メモリが記憶
するビット数だけ計数する毎に桁上げしメモリの数だけ
計数して書込みアドレスと書込み制御信号を生成する書
込みアドレスカウンタを設けることにより、入力データ
のビット長が変化したとき直ぐメモリ長が単位長の整数
倍で可変になるようすることを開示している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たいずれの公報に記載された技術も、所定ビット幅のバ
ス上で、可変バス・プロトコルによって、効率的にデー
タ転送することが出来ないという問題がある。
【0019】この発明の目的は、バス転送プロトコル
を、プログラム可能とすることにより、データ転送効率
を向上させることにある。
【0020】この発明の他の目的は、所定ビット幅のバ
スに、1サイクル中に、該ビット幅よりも小さいビット
値で各々アドレスの異なったデータを複数、プログラム
された動作によって乗せることを可能にすることによっ
て、データ転送効率を向上させることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1のデータ転送制御装置は、第1のチップと、
複数の第2のチップと、前記第1のチップと前記複数の
第2のチップとを、データを転送可能に接続する複数ビ
ット幅のデータ・バスと、前記第1のチップと前記複数
の第2のチップとを、所定ビット値の信号を転送可能に
接続する信号線と、前記複数の第2のチップの各々に設
けられ、各々前記データ・バスのデータ転送動作を制御
するコードを格納した複数のレジスタと、前記信号線に
基づいて転送される信号のビット値によって、前記レジ
スタを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択
された前記レジスタに格納されている前記コードに基づ
いて、前記データ・バスによるデータ転送動作を制御す
る制御手段と、を具備する。
【0022】請求項2のデータ転送制御装置は、第1の
チップと、複数の第2のチップと、前記第1のチップと
前記複数の第2のチップとを、データを転送可能に接続
する複数ビット幅のデータ・バスと、前記第1のチップ
と前記複数の第2のチップとを、所定ビット値の信号を
転送可能に接続する信号線と、前記複数の第2のチップ
の各々に設けられ、各々前記データ・バスのデータ転送
動作を制御するコードを格納した複数の第1のレジスタ
と、前記第2のチップの各々に設けられ、各々前記信号
線によって転送される信号のビット値に基づいてアドレ
ス指定され、各々前記第1のレジスタをアドレス指定可
能なデータを格納した複数の第2のレジスタと、アドレ
ス指定された前記第2のレジスタに格納されているアド
レス指定可能なデータによってアドレス指定される前記
第1のレジスタによって格納されている前記コードに基
づいて、前記データ・バスによるデータ転送動作を制御
する制御手段と、を具備する。
【0023】請求項3のデータ転送制御装置は、請求項
1または2に記載のデータ転送制御装置において、前記
複数のレジスタを、個別にアドレス指定可能とし、前記
複数のレジスタに格納されている前記コードを順次デコ
ードすることを可能にするように、前記複数のレジスタ
を、前記アドレスに従い、順次アクセスする手段を更に
設けている。
【0024】請求項4のデータ転送制御装置は、第1の
チップと、複数の第2のチップと、前記第1のチップ及
び前記複数の第2のチップ相互間を、データを転送可能
に接続する複数ビット幅のデータ・バスと、前記第1の
チップと前記複数の第2のチップとを、所定ビット値の
信号を転送可能に接続する信号線と、前記複数の第2の
チップの各々に設けられ、各々前記データ・バスのデー
タ転送動作を制御するコードを格納した複数のレジスタ
と、前記信号線によって転送される信号のビット値に基
づいて、前記レジスタを選択する選択手段と、前記選択
手段によって選択された前記レジスタに格納されている
前記コードに基づいて、前記複数の第2のチップ間のデ
ータ転送動作を制御し、第1のチップと第2のチップの
間の転送を行うこともできる制御手段と、を具備する。
【0025】請求項5のデータ転送制御装置は、第1の
チップと、複数の第2のチップと、前記第1のチップと
前記複数の第2のチップとを、データを転送可能に接続
する複数ビット幅のデータ・バスと、前記第1のチップ
と前記複数の第2のチップとを、所定ビット値の信号を
転送可能に接続する信号線と、前記複数の第2のチップ
の各々に設けられ、各々前記データ・バスの動作を制御
するコードを格納した複数のレジスタと、前記信号線に
よって転送される信号のビット値に基づいて、前記レジ
スタを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択
された前記レジスタに格納されている前記データ転送動
作を制御するコードに基づいて、前記データ・バスを介
して転送されるデータのうち所定ビットのデータを所定
の前記第2のチップが送受信するように制御する制御手
段と、を、具備する。
【0026】請求項6のデータ転送制御装置は、第1の
チップと、複数の第2のチップと、前記第1のチップと
前記複数の第2のチップとを、データを転送可能に接続
する複数ビット幅のデータ・バスと、前記第1のチップ
と前記複数の第2のチップとを、所定ビット値の信号を
転送可能に接続する信号線と、前記複数の第2のチップ
の各々に設けられ、各々前記データ・バスのデータ転送
動作を制御するコードを格納した複数のレジスタと、前
記信号線によって転送される信号のビット値に基づい
て、前記レジスタを選択する選択手段と、前記選択手段
によって選択された前記レジスタに格納されている前記
コードに基づいた処理を、所定の回数繰り返し行ない、
前記データ・バスのデータ転送動作を制御する制御手段
と、を具備する。
【0027】請求項7のデータ転送制御装置は、請求項
1〜6のいずれかの発明において、上記複数の第2のチ
ップが、ピクセル描画データを保持するビデオ・バッフ
ァへの書込みあるいは読込み処理を行うビデオチップで
ある。
【0028】請求項8のデータ転送制御装置は、請求項
7の発明において、ピクセル描画データを保持するビデ
オ・バッファが1ピクセル描画データをビデオ処理単位
に直接接続されたメモリ内に保持する。
【0029】
【作用】請求項1の発明では、第1のチップと複数の第
2のチップとの間に接続された複数ビット幅のデータ・
バスによって、データが転送される。選択手段は、第1
のチップと複数の第2のチップとの間に接続された信号
線によって転送される信号のビット値によって、第2の
チップの各々に設けられ、個別にバスの制御動作を記述
するコードを格納可能な複数のレジスタを選択する。制
御手段は、選択手段によって選択されたレジスタに格納
されているコードに基づいて、データ・バスによるデー
タ転送動作を制御する。
【0030】このように、信号線によって転送される信
号のビット値と、このビット値によって選択されるレジ
スタによって、複数の個別にバスの制御動作を記述する
コードを選択することによって、データ・バスのデータ
転送動作を制御することが出来る。
【0031】請求項2の発明では、複数の第2のチップ
の各々に設けられ複数個の第2のレジスタによって、第
1のレジスタをアドレス指定可能となる。信号線によっ
て転送されるビット値によって、所定の第2のレジスタ
を選択することによって、制御手段は、選択された第2
のレジスタによってアドレス指定される第1のレジスタ
に格納された制御動作のコードに基づいて、データ・バ
スのデータ転送動作を制御する。
【0032】従って、第1のレジスタを第2のレジスタ
によって、間接アドレッシングすることにより、様々に
第1のレジスタをアドレッシング出来る。
【0033】請求項3の発明では、複数のレジスタは、
個別にアドレス可能であり、順次アクセス手段は、複数
のレジスタに格納された上記コードを順次デコードす
る。
【0034】従って、レジスタに格納された上記コード
を順次デコードするので、必要な一連の動作を、シーケ
ンシャルに実行することができる。
【0035】請求項4の発明では、制御手段は、選択手
段によって選択される第1のレジスタに格納されている
上記制御動作のコードに基づいて、複数の第2のチップ
間のデータ転送動作を制御する。
【0036】従って、予め格納された制御動作に応じて
データが転送されるので、データ転送中に複雑な制御デ
ータを送る必要がなく、よって、データ転送効率を上げ
ることができる。
【0037】請求項5の発明では、制御手段は、データ
・バスを介して転送されるデータの内、所定ビットのデ
ータを所定の第2チップが受信してデータ・バスのビッ
ト幅を分割する。
【0038】従って、所定の第2チップが、データ・バ
スを介して転送されるデータに対して、所定のビットの
データを送受信し、並列的にデータ処理するので転送効
率を向上させることが出来る。
【0039】請求項6の発明では、制御手段は、選択手
段によって選択されるプログラム・レジスタに格納され
ている制御動作のコードに基づいて、所定の回数繰り返
し処理を行って、データ・バスのデータ転送動作を制御
する。
【0040】所定の回数繰り返し処理を行って、データ
・バスのデータ転送動作を制御するので、制御動作のコ
ードを格納するプログラム・レジスタの節約及び制御動
作のコードのプログラミングを容易にできる。
【0041】請求項7の発明では、請求項1〜6のいず
れかの発明において、上記複数の第2のチップが、ピク
セル描画データを保持するビデオ・バッファへの書込み
あるいは読込み処理を行うビデオチップである。
【0042】また、請求項8の発明では、請求項7の発
明において、ピクセル描画データを保持するビデオ・バ
ッファが1ピクセルを同一プレーン(以下の記述で、ビ
デオ処理単位に直接接続されているメモリのことをプレ
ーンと称する)で保持するパックド・カラー方式を用い
て行われる。
【0043】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。図1に示すように、本実施例によるデー
タ転送装置は、描画制御チップ10、4個のビデオチッ
プV1〜V4を備えている。描画制御チップ10は、図
示しないCPUや入力装置により入力される命令に従っ
て、ビデオ・バッファAPA1〜APA4の各々に対し
てピクセル描画データの書込みを行ったり、あるいはビ
デオ・バッファAPA1〜APA4内に記憶されるピク
セル描画データを読出して図示しないグラフィックディ
スプレイに表示する制御を行っている。ビデオチップV
1〜V4の各々は、描画制御チップ10からの要求に基
づいて,ビデオ・バッファAPA1〜APA4から2次
元の所定のピクセル描画データを読出し、このピクセル
描画データに対して演算処理を行ない、ビデオ・バッフ
ァAPA1〜APA4に対して、書込み処理/読込処理
行う。ビデオ・バッファAPA1〜APA4は、ピクセ
ル描画データを格納するためのRAMで構成されてい
る。
【0044】描画制御チップ10とビデオチップV1〜
V4とは、64ビットの双方向のデータ転送が可能なデ
ータ・バス20及びデータ・バス20によるデータ転送
におけるアクセス方法等を制御するための、描画制御チ
ップ10から転送される信号を転送する4ビットのプロ
グラム信号線22とで接続されている。
【0045】また、描画制御チップ10とビデオチップ
V1とは、ビデオチップV1〜V4で処理が完了した
時、ビデオチップV1から描画制御チップ10に対し
て、データ・バス20を介してデータの転送の許可信号
を転送するための1ビットのレディ信号線24で接続さ
れている。ビデオチップV1〜V4間も1ビットのレデ
ィ信号線24で接続されている。
【0046】ビデオチップV1〜V4の各々は、パック
ド・カラー方式で、個別のメモリ・プレーンを構成する
ように、データ・バス26を介して所定のビデオ・バッ
ファAPA1〜APA4に接続されている。
【0047】次に、ビデオチップV1〜ビデオチップV
4の構成を説明する。ビデオチップV1〜ビデオチップ
V4は同一構成であるので、ビデオチップV1の構成に
ついて説明し、ビデオチップV2〜V4の構成の説明は
省略する。
【0048】図2に示すように、プログラム信号線22
は、ビデオチップV1のデコーダDEC1と接続されて
いる。デコーダDEC1は、複数のプログラム・バッフ
ァ・アドレス・レジスタPBARのうちの1つを選択す
る。プログラム・バッファ・アドレス・レジスタPBA
Rは、シーケンサSEQに接続されている。シーケンサ
SEQは、選択されたプログラム・バッファ・アドレス
・レジスタPBARに格納されているアドレス値に従
い、プログラム・バッファPBをアドレスし、プログラ
ム・バッファPBを辿って実行を順序付ける。
【0049】レジスタRegAは、アドレスされたプロ
グラム・バッファPBから読み出された命令を一時保持
するラッチの役目を果たす。
【0050】デコーダDEC2は、レジスタRegAに
格納されている命令をデコードして、そのデコード内容
に基づいて、各種レジスタ、例えば、レジスタReg
X、レジスタRegYをイネーブルにし、レジスタRe
gXとレジスタRegYとの間の転送、アドレス制御ユ
ニット54などに対して処理を行わせる。例えば、デコ
ーダDEC2の処理には、データ・バス20からレジス
タRegXへのデータの読取り、レジスタRegXとレ
ジスタRegYの間のデータ転送、レジスタRegYと
ビデオ・バッファAPA1の間のデータのやり取り、ア
ドレス制御ユニット54にアドレスのインクリメントさ
せること等がある。
【0051】ピクセル・プロセッサPPは、図示しない
が所定のレジスタを持ち、この演算内容は、予め描画制
御チップ10からそのレジスタにロードされる。ピクセ
ル・プロセッサPPは、DEC2及びSEQとも接続さ
れている。ピクセル・プロセッサPPは、そのピクセル
演算処理が1サイクルで完了せず、時間がかかるとき
は、SEQに対して、次のプログラム・バッファへの移
行を保留させる機能をもつ。また、DEC2は、そのデ
コーディング処理に応じて、ピクセル・プロセッサPP
に、ピクセル・データが到来したことを指示する。
【0052】レジスタRegYは、ピクセルバッファA
PA1に対して、ピクセル描画データの入出力を行うた
めのレジスタであり、後述する各ビデオチップV1に接
続されたビデオ・バッファAPA1にピクセル描画デー
タの入出力を行う。
【0053】レジスタRegZは、データ・バス20を
介して、データの転送を行うためのレジスタであり、レ
ジスタRegXは、ビデオチップV1〜V4間のデータ
転送あるいは描画制御チップ10からのデータを4分割
して格納するためのレジスタである。このレジスタRe
gXは、データ・バス22に接続されたデータの送受信
を行うための64ビットのレジスタRegZに接続され
ている。
【0054】アドレス制御ユニット54は、レジスタR
egYが、ビデオ・バッファAPA1にデータを読み書
きする際の、ビデオ・バッファAPA1のピクセル描画
データのアドレスが格納されているアドレス・レジスタ
を制御する。アドレスレジスタ1には、ビデオ・バッフ
ァAPA1に対して、ピクセル描画データを読み込むた
めの、ビデオ・バッファAPA1のピクセル描画データ
のアドレスが格納され、アドレスレジスタ2には、ビデ
オ・バッファAPA1に対して、ピクセル描画データを
書き込むための、ビデオ・バッファAPA1のピクセル
描画データのアドレスが格納される。例えば、BITB
LT操作においては、アドレスレジスタ1には、ソース
のピクセル描画データのアドレスが格納され、アドレス
レジスタ2には、ディスティネーションのピクセル描画
データのアドレスが格納される。
【0055】また、アドレス制御ユニット54からの制
御により、アドレス・レジスタ1、2の格納値をインク
リメントしたり、デクリメントしたりするとともに、シ
ャドウ・レジスタにアドレス・レジスタ1、2の格納値
を一旦保持しておき、アドレス・レジスタ1、2をイン
クリメントした後、必要に応じて、アドレス・レジスタ
1、2の格納値を元に戻す働きも行う。セレクタSEL
は、アドレス制御ユニット54の制御により、APA1
のアドレスとしてアドレス・レジスタ1〜4のどれを出
力するかを選択する。
【0056】レジスタRegW及びレジスタRegH
は、BITBLT動作を行うための矩形の幅及び高さを
格納するためのレジスタである。
【0057】プログラム・バッファ・アドレス・レジス
タPBARは、例えば16ビット構成で、その各々に
は、複数のプログラム・バッファPBを個別にアドレス
するためのアドレスが格納される。プログラム・バッフ
ァPBの各々も16ビット構成で、これにはデータ・バ
ス20の制御あるいはプロトコルの制御を行う命令が格
納される。
【0058】次に、本実施例のビデオ・バッファAPA
1〜APA4のプレーン構成について説明する。本実施
例においては、1ピクセル当たり8ビットの描画データ
を取り扱うが、本発明は、これに限定されることなく1
ピクセル当たり16ビット、4ビット、2ビット等の描
画データを取り扱う場合も適用可能である。
【0059】各プレーンに存在するピクセルの描画デー
タは、ピクセル描画データのXアドレス及びYアドレス
によって決められる。以下、その一例を説明する。
【0060】1ピクセル当たりのビット数が8ビットの
描画データの場合、ビデオ・バッファAPA1〜APA
4とピクセルを含むプレーンに接続されるビデオチップ
V1〜V4を以下のように構成する。ピクセル描画デー
タのYアドレスが0の場合、ビデオチップV1は、ピク
セル描画データのXアドレス00とピクセル描画データ
のXアドレス02、ビデオチップV2は、ピクセル描画
データのXアドレス01とピクセル描画データのXアド
レス03、ビデオチップV3は、ピクセル描画データの
Xアドレス04とピクセル描画データのXアドレス0
6、ビデオチップV4は、ピクセル描画データのXアド
レス05とピクセル描画データのXアドレス07が接続
されており、このピクセルに接続されたビデオチップV
1〜V4のいずれかのみがアクセス可能となる。他のピ
クセル描画データのXアドレス及びYアドレスについて
も同様に、ピクセル描画データのXアドレス及びYアド
レスによってこのピクセル描画データがどのプレーン上
に存在するかが決まり、プレーンに接続されたビデオチ
ップV1〜V4のいずれかのみが、アクセス可能とな
る。尚、この構成では、1つのビデオ・チップ内に2つ
のビデオ処理単位が存在している。また、1つのビデオ
・チップに2つのプレーンがつながっていることにな
る。しかし、本発明はそのような構成に限定されること
なく、1つのビデオ・チップに1つのプレーンがつなが
った構成にも適用できることが明らかである。
【0061】従って、例えば、後述するBITBLT操
作において、ディスティネーションにソースのピクセル
描画データを移動する場合、ソースのピクセルのビデオ
・バッファAPA1〜APA4のプレーンに接続された
ビデオチップV1〜V4が、ソースのピクセル描画デー
タを読込み、これをディスティネーションのピクセル描
画データが存在するプレーンに接続されるビデオチップ
V1〜V4にデータ・バス20を介して転送される。
【0062】また、ビデオ・バッファAPA1〜APA
4には、パックド・カラー方式で1ピクセル当たり8ビ
ットのピクセル描画データが記憶される。本実施例で
は、1ピクセル当たり8ビットのピクセル描画データを
例にして説明するが、1ピクセル当たり16ビット、4
ビットあるいは2ビット等であってもよい。
【0063】4ビットのプログラム信号線22は、ビデ
オチップV1〜V4のレジスタへのアクセス方法及びデ
ータ・バス20を介して転送されるデータの種類(レジ
スタのアドレスあるいはピクセル描画データ)を指示す
るためのものである。
【0064】ビデオチップV1〜V4のレジスタへのア
クセス方法には、直接アクセスと間接アクセスとがあ
る。直接アクセスとは、データ・バス20を介して転送
されるアドレスデータによってポイントされるレジスタ
あるいはビデオ・バッファAPA1〜APA4の1つを
アクセスするものである。間接アクセスとは、データ・
バス20を介して転送されるアドレスデータによってポ
イントされるレジスタに格納されているアドレスによっ
てポイントされるレジスタをアクセスするものである。
【0065】更に、直接アクセスには、データ・バス2
0を介して転送されるデータの種類やビデオ・バッファ
APA1〜APA4の1つ、あるいはレジスタへの読込
み/書込み、ビデオチップV1〜V4のレジスタのアド
レスあるいはビデオ・バッファAPA1〜APA4のア
ドレスのいずれかを表すステート(ステータス)と、前
記ステートによって指定されたビデオチップV1〜V4
のレジスタのアドレス、ビデオ・バッファAPA1〜A
PA4のアドレスあるいはビデオチップV1〜V4のレ
ジスタの値あるいはピクセル描画データを表すステート
とがある。以下、直接アクセスにおける前者をオーダス
テート、後者をデータステートと呼ぶ。
【0066】従って、ビデオチップV1〜V4内の所定
のレジスタ及び所定のビデオ・バッファAPA1〜AP
A4に対して、レジスタ値及びピクセルの描画データの
読込み/書込みを行う場合には、オーダステートで、ビ
デオチップV1〜V4のレジスタのアドレス等を指定し
た後、データステートでビデオチップV1〜V4のレジ
スタのアドレス値等を指定する。
【0067】例えば、4ビットのプログラム信号線22
の値を以下のように表す。 0:オーダステート(ダイレクトモード) 1:データステート(ダイレクトモード) 2〜E:間接アクセス(インダイレクトモード) この間接アクセスの値は、プログラム・バッファ内のア
ドレスを示すプログラム・バッファ・アドレスレジスタ
PBARのIDを示す。例えば、間接アクセスの値が2
ならば、PBARのIDが0、3ならば、PBARのI
Dが1、・・・・、EならばPBARのIDが12を示
す。このプログラム・バッファ・アドレスレジスタPB
ARには、後述する16ビット幅の、例えば、512ス
テップのプログラムが格納されたプログラム・バッファ
PBをポイントするアドレスが格納されており、間接ア
クセスによってプログラム・バッファPBのアドレスを
指定することによって、プログラムが実行される。
【0068】また、プログラム信号線22によって転送
される信号のビット値によってプログラムバッファを間
接アドレッシングしており、このプログラム信号線22
のビット値(2〜E)によって13種類のプログラム化
が可能となる。更に、描画制御チップ10からデータス
テートによって、プログラム・バッファ・アドレスレジ
スタPBARの内容を変更することによって、13種類
以上のプログラムの選択が可能となる。
【0069】上述のオーダステートでの、データ・バス
20を介して描画制御チップ10からビデオチップV1
〜ビデオチップV4に対して転送されるデータの内容の
一例を説明する。
【0070】図3に示すように、ビットアドレスの0ビ
ット目は、ビデオ・バッファAPA1〜APA4に対す
るアクセスなのか、ビデオチップV1〜ビデオチップV
4に設けられたレジスタに対するアクセスなのかを示
す。1ビット目は、ビデオ・バッファAPA1〜APA
4あるいはビデオチップV1〜V4に設けられたレジス
タに対してアクセスする際に、読込み/書込みを行うも
のかを指定する。つまり、書込みが指定された場合は、
描画制御チップ10からビデオチップV1〜V4に対す
るデータの転送を示し、読込みが指定された場合は、ビ
デオチップV1〜V4から描画制御チップ10へのデー
タの転送を指示する。
【0071】56ビット〜59ビット目はビデオIDを
示し、ビデオチップV1〜V4にそれぞれビデオIDを
与えて、ビデオIDで示される特定のビデオチップV1
〜V4に対する読込み/書込みのアクセスを可能にす
る。
【0072】ビット32〜ビット49はアドレスビット
であり、読込み/書込みを行うためのビデオ・バッファ
APA1〜APA4あるいはビデオチップV1〜V4の
レジスタのアドレスを示す。ビデオ・バッファAPA1
〜APA4のアドレスが指定された場合は、64ビット
単位のアドレスを示し、64ビット単位にビデオ・バッ
ファAPA1〜APA4へのアクセスが可能となり、6
4ビット内の各8ビットのピクセル描画データは後述す
るピクセル描画データのXアドレス及びスキャンライン
番号によって予め決められたビデオチップV1〜V4が
分担し、並列的に処理を行う。
【0073】ビット50〜ビット52は、拡張アドレス
を示し、ビデオ・バッファAPA1〜APA4のアドレ
ス空間の拡張のためのビットである。
【0074】ビット16〜ビット23の8ビットは、バ
イトマスクを示し、64ビットのデータをバイト単位に
8個に分割し、分割された8個のデータに対していずれ
のデータをイネーブルにするかを指示する。これは、例
えば、ビデオ・バッファAPA1〜APA4にピクセル
描画データを書込む際に、所定のアドレスのピクセル描
画データの書き換えの必要がなければ、このバイトマス
クに対応するピクセル描画データに対応するバイトマス
クのビットをディスエーブルにすることによって行う。
【0075】ビット8〜ビット15の8ビットは、ビッ
トマスクを示し、バイトマスクによってイネーブルにさ
れた8ビットのピクセル描画データに対して、ビット単
位にイネーブルにする。
【0076】プログラム・バッファPBに格納された1
6ビットのプログラムの内容について説明する。このプ
ログラムには、ビデオチップV1〜V4のレジスタ間
の、または、描画制御チップ10とビデオチップV1〜
V4との間のピクセル描画データの転送等を指示するも
のと、描画制御チップ10によって転送されるビデオチ
ップ内のレジスタの値を読み書きするための、描画制御
チップ10とビデオチップV1〜V4間のプロトコルを
指示するものとがある。
【0077】図4は、ビデオチップV1〜V4のレジス
タ間の、または、描画制御チップとビデオチップV1〜
V4との間のピクセル描画データの転送等を指示するプ
ログラムの内容の一例を示す図である。ピクセル描画デ
ータの転送には、ビデオチップV1〜V4内のレジスタ
間の転送(内部レジスタ間転送)、ビデオチップV1〜
V4と描画制御チップ10との間の転送(データ・バス
転送)、ビデオチップV1〜V4とビデオ・バッファA
PA1〜APA4間の転送(メモリバス転送)の3種類
がある。
【0078】0ビット〜3ビットの4ビットは、内部レ
ジスタ間転送、データを演算するピクセルプロセッサP
Pの起動及びピクセル描画データのマスキングの起動を
指示するためのビットである。例えば、ビデオ・バッフ
ァAPA1〜APA4に対して、入出力を行うレジスタ
RegY、描画制御チップ10とピクセル描画データの
転送を行うためのレジスタRegX、マスキングするた
めの入力レジスタをRegM(図示しない)、出力レジ
スタRegN等とする時、これらレジスタ間のピクセル
描画データの転送の指示を次のように表す。
【0079】”0111”:レジスタRegYからレジ
スタRegXへの転送 ”0011”:レジスタRegXからレジスタRegN
への転送 ”0101”:レジスタRegNからレジスタRegY
への転送 ”1110”:ピクセルマスキングの起動 ”1111”:ピクセルプロセッサPPの起動 これらは、一例に過ぎず、各レジスタ間の転送等をこの
4ビットを用いて適宜定義すれば良い。
【0080】デコーダDEC2は、この定義に基づいて
デコードし、これらの各レジスタをイネーブルにし、ピ
クセル描画データの転送を行い、シーケンサSEQは、
ピクセルプロセッサPPあるいはマスキングプロセッサ
の起動を行う。
【0081】ビット4〜5ビットの2ビットは、データ
・バス転送を示す。例えば、ビット値に対応して次のよ
うに示す。
【0082】”01”:レジスタRegX→レジスタR
egXの転送つまり、ビデオチップV1〜ビデオチップ
V4間の転送 ”10”:レジスタRegX→描画制御チップ10への
転送、ビデオチップV1〜V4から描画制御チップ10
への転送 ”11”:描画制御チップ10→レジスタRegXつま
り描画制御チップ10からビデオチップV1〜V4への
転送 特に、ビデオチップV1〜V4間のデータの転送は、1
バス・サイクルで、4つのビデオチップV1〜V4にデ
ータを供給したり、あるいは1つのバス・サイクルで4
つのビデオチップV1〜V4間で順次データの受渡しが
出来て、転送効率を向上させることが出来る。
【0083】ビット6〜ビット7の2ビットは、ビデオ
チップV1〜V4とビデオ・バッファAPA1〜APA
4との間のピクセル描画データのデータ転送を示す。例
えば、ビット値に対応し次のように表す。
【0084】”01”:レジスタRegY→APA1〜
APA4つまりレジスタRegYからビデオ・バッファ
APA1〜APA4への転送すなわちビデオ・バッファ
APA1〜APA4へのピクセル描画データの書込み ”10”:APA1〜APA4→レジスタRegYすな
わちすなわちビデオ・バッファAPA1〜APA4から
ピクセル描画データの読込み ビット8〜ビット9は、アドレスインデックスを示し、
後述する4個のアドレスレジスタの内、イネーブルとな
るアドレスレジスタのIDを示す。
【0085】ビットAは、アドレスインデックスで示さ
れるアドレスレジスタの内容を1インクリメントするか
否かを示し、例えば、”1”になった時、アドレスレジ
スタの内容を1だけインクリメントし、”0”の時は、
アドレスレジスタの内容を変えない。
【0086】Dビット目は、プログラムの繰り返しを示
すショートループであり、このビットに1がセットされ
ていれば、そのプログラムを指定された回数だけ繰り返
す。
【0087】以下、このショートループを説明する。図
5は、描画制御チップ10より、直接オーダによって、
ショートループの繰り返し数を記憶するレジスタである
ループカウンタのアドレスが指定され、直接データによ
ってRegNにショートループの繰り返し数が記憶され
る。シーケンサSEQは、ショートループの始まりを示
すプログラム・バッファPBの手続きのアドレスをポイ
ンタレジスタに格納すると共に、レジスタRegNの内
容をループカウンタに格納する。シーケンサSEQは、
ショートループの始まりを示すプログラム・バッファP
Bのオペレーションを順次、デコーダDEC2に読み込
み、実行する。ショートループのビットがオフとなるオ
ペレーションを読み込むと、ループカウンタの内容を1
デクリメントすると共に、ポインタレジスタの内容を読
込み、このポインタレジスタによってポイントされるプ
ログラム・バッファPBのオペレーションを順次読込
み、繰り返し実行し、ループカウンタの内容が0になる
まで実行する。
【0088】このショートループを指定することによっ
て、所定のオペレーションを所定の回数繰り返して実行
することができ、プログラミングを容易に出来るととも
に、プログラムバッファのメモリ容量の節約ができる。
【0089】Eビット目は、オペレーションの終了を示
すビットであり、例えば、”1”がセットされていれ
ば、シーケンサSEQは、オペレーションの実行を終了
して、レディ信号線24にレディ状態を通知する。
【0090】Fビット目は、上述した2種類のプログラ
ムのいずれであるかを示す、すなわち、ビデオチップV
1〜V4のレジスタのセットであるかピクセル描画デー
タの転送であるかを示す。
【0091】上述のプログラム・バッファPBのプログ
ラムを実行する際には、ピクセルプロセッサPPによっ
て演算処理するためのピクセル描画データ及びアドレス
レジスタへのアドレス値が設定されている必要がある。
尚、ダイレクト・モードにより描画制御チップ10から
直接の制御で、ビデオチップV1〜V4内のレジスタへ
直接書き込む方法も可能であるが、これをインダイレク
ト・モードによって行う方法の一例を以下に示す。
【0092】図6に示すように、0ビット〜2ビットの
3ビットは、レジスタに格納されたピクセル描画データ
のシフト量を示す。これは、後述するEビット目によっ
てデータ・バス22の4分割が指定された時、各ビデオ
チップV1〜V4が64ビットのデータのうち、所定の
16ビットのデータを受信して、この16ビットのデー
タを、これらのビットで示されるシフト量だけシフトし
て後述するレジスタIDで示されるレジスタRegX、
レジスタRegY、アドレスレジスタ等のレジスタ群
(以下、レジスタファイル)の所定の位置への格納を指
定する。
【0093】3ビット〜8ビットの6ビットは、レジス
タファイルのレジスタIDを示し、格納すべきレジスタ
ファイルの64ビット幅のアドレスが示される。
【0094】9ビット〜Cビットの4ビットは、ビデオ
チップのビデオIDを示し、後述するデータ・バス22
の分割の指定がない場合に、このビデオチップのビデオ
IDと一致するビデオチップV1〜V4が64ビット全
幅でデータを受信する。
【0095】Dビット目は、データが8ビットであるか
それとも16ビットであるかを示す。これによって、8
ビットあるいは16ビット単位でレジスタファイルへの
書込みを行うことが出来る。
【0096】Eビット目は、データ・バス20を4分割
するのか、それとも分割せずに全幅で使用するのかを指
定する。データ・バス20を4分割する場合は、64ビ
ットのデータを、各ビデオチップV1〜V4が、独自に
もつビデオIDにより、所定量シフトして、所定の16
ビットのみを受信して、各ビデオチップV1〜V4に対
して同時にレジスタファイルにピクセル描画データ等を
設定することが出来る。データ・バス20を分割しない
場合は、ビデオIDで示されるビデオチップに対して、
レジスタIDで示されるレジスタにレジスタ値が格納さ
れる。
【0097】Fビット目は、上述した2種類のプログラ
ムのいずれかであるかをを表す。以下、上述したプログ
ラムの動作を示す。プログラム信号線22を介して転送
されたデータが、デコーダDEC1によってデコードさ
れて、プログラム・バッファ・アドレスレジスタPBA
RのIDによってポイントされるプログラム・バッファ
・アドレスレジスタPBARがイネーブルにされる。シ
ーケンサSEQは、プログラム・バッファ・アドレスレ
ジスタPBARによってポイントされたプログラム・バ
ッファPBから16ビットのプログラムを読出し、レジ
スタRegAに格納する。デコーダDEC2は、レジス
タRegAに格納されたのプログラムを読込み、デコー
ドし、プログラムによって指定されるレジスタをイネー
ブルにし、レジスタ間転送が行われ、あるいはデータ・
バス20によって転送されたピクセル描画データあるい
はレジスタ値等が指定されたプロトコルによって格納さ
れる。
【0098】図7は、プログラムによって指定されたプ
ロトコルが4分割に指定された時の、レジスタファイル
へのデータの格納を示す図である。
【0099】図7に示すように、各ビデオチップV1〜
V4は、データ・バス20からの64ビットのデータV
D1〜VD4を、64ビットレジスタRegZに格納す
る。各ビデオチップV1〜V4が、独自にもつビデオI
Dにより、図示しないシフトレジスタによって所定のビ
ット数シフトし、ビデオチップV1〜V4が16ビット
のデータVD1〜VD4のいずれかのみをレジスタRe
gXに転送する。さらに図示しないシフトレジスタによ
って指定されたシフト量分だけシフトして、レジスタフ
ァイルにデータVDIを格納する。これによって、4分
割された16ビットのデータ、例えば、ピクセル描画デ
ータが所定のレジスタに8ビット単位で格納され、各ビ
デオチップV1〜V4において、このピクセル描画デー
タを用いて並列的に処理が可能となり、処理効率を向上
させることが出来る。
【0100】本実施例では、1ピクセル当たり8ビット
のピクセル描画データについて適用したものであるが、
勿論これに限定されることなく、1ピクセル当たり16
ビットのピクセル描画データ、4ビットのピクセル描画
データ、2ビットのピクセル描画データについても適用
可能である。
【0101】次に、直接アドレスによって指定されたビ
デオチップV1〜V4のレジスタあるいはビデオ・バッ
ファAPA1〜APA4へのアクセスの動作について説
明する。
【0102】プログラム信号線22のビット値によっ
て、オーダステートで入力された64ビットのデータ
は、図示しないデコーダに入力されてデコードされて、
指定されたアドレス等がイネーブルにされる。ビデオ・
バッファAPA1〜APA4へのアクセスが指定された
場合には、図示しない入出力バッファとアドレスレジス
タ1〜4がイネーブルにされて、ビデオ・バッファAP
A1〜APA4へのアクセスが可能となる。
【0103】書込みが指定された場合は、データ・バス
20を介して転送された64ビットのデータがレジスタ
RegZで保持される。次に、所定のマスキングの処理
がなされた後、64ビットのデータが、イネーブルにさ
れたレジスタあるいは図示しない入出力バッファに格納
される。ビデオ・バッファAPA1〜APA4への書込
みの場合は、図示しない入出力バッファに格納されたピ
クセル描画データが、セレクタSELによってアドレス
レジスタ1〜4によって指定されるアドレスを有するビ
デオ・バッファAPA1〜APA4に書き込まれる。
【0104】次に、スクリーンの所定の領域を、別の領
域に複写する、いわゆるBITBLT動作について説明
する。
【0105】まず、最初に、ビデオチップV1〜ビデオ
チップV4のプログラム・バッファ・アドレス・レジス
タPBAR及びプログラム・バッファPBに、それぞ
れ、アドレス値と、命令のシーケンスを格納する。この
プログラム・バッファ・アドレス・レジスタPBARに
設定されるアドレス値及びプログラム・バッファに設定
される命令のシーケンスは、描画制御チップ10から6
4ビットのデータ・バス20を介して設定される。これ
は、プログラム信号線22のビット値を0にして、オー
ダステートを出し、その後、データ・バス20を介して
64ビットのデータを転送して、上述したレジスタのア
ドレス値あるいは命令のシーケンスを設定しようとする
プログラム・バッファのアドレス及びレジスタに書込み
モード等を指定し、更にプログラム信号線22のビット
値を1にして、直接ステータスで、64ビットのデータ
・バス20を介してレジスタの値あるいはプログラム・
バッファPBにはBITBLT動作を行うためのプログ
ラムを書き込む。例えば、プログラム・バッファ・アド
レス・レジスタPBARの最初のレジスタにBITBL
T動作を行うためのプログラムの先頭アドレスが格納さ
れ、BITBLT動作を行うためにプログラム・バッフ
ァPBには、図8に示す16ビットのプログラムが、図
4に示したフォーマットで格納される。
【0106】さらに、画面上での矩形領域の移動を行う
ためには、アドレスレジスタ1〜アドレスレジスタ2
に、移動元のピクセルデータのアドレス(ソースアドレ
ス)及び移動先のピクセルデータのアドレス(ディステ
ィネーションアドレス)を設定する。アドレスレジスタ
1には、ソースアドレスを格納し、アドレスレジスタ2
にはディスティネーションアドレスを格納する。また、
移動元のピクセルデータの移動先のピクセルアドレスを
図示しないレジスタに格納する。
【0107】次に、矩形のピクセル幅を格納するレジス
タRegW、矩形のピクセルの高さを格納するレジスタ
RegHの各レジスタに値を格納する。
【0108】これらの、レジスタに値を格納するには、
プログラム信号線22のビット値を0、1で切り換える
ダイレクトモードで行ってもよいし、インダイレクトモ
ードで行ってもよい。
【0109】次に、プログラム信号線22のビット値を
2、即ち、インダイレクトモードでプログラム・バッフ
ァ・アドレス・レジスタPBARの最初のレジスタを指
定すると、デコーダDEC1よりプログラム信号線22
のビット値の2がデコードされて、1番目のプログラム
・バッファ・アドレス・レジスタPBARが選択され
て、シーケンサSEQにより、1番目のプログラム・バ
ッファ・アドレス・レジスタPBARがポイントするプ
ログラムバッファのプログラムが読み出され、デコーダ
DEC2によりこのプログラムの命令がデコードされ
る。1番目のプログラム・バッファ・アドレス・レジス
タPBARには、プログラム・バッファ・アドレス・レ
ジスタPBARの最初のレジスタにBITBLT動作を
示す先頭のプログラムが格納されているので、BITB
LT動作が順次実行されることになる。
【0110】最初のプログラム・バッファには、ビデオ
・バッファAPA1→レジスタRegYを指示する命令
が格納されているので、この命令がデコードされて、ア
ドレス・レジスタ1が示すソースのピクセル描画データ
がレジスタRegYに読み込まれる。
【0111】次に、レジスタRegY→レジスタReg
Xという転送が行われる。次に、レジスタRegX→レ
ジスタRegXという転送が行われる。以下、このレジ
スタRegX→レジスタRegXの転送を説明する。B
ITBLT動作は、ソースのピクセルデータをディステ
ィネーションに移動するものであり、しかも上述したよ
うに各ビデオチップV1〜V4が分担するディスティネ
ーションのピクセルが決まっているので、ソースのピク
セルデータをターゲットに移動するため分担するビデオ
チップV1〜V4に転送を行うのがレジスタRegX→
レジスタRegXの転送である。
【0112】移動先のピクセル描画データのアドレスか
ら、図示しないテーブルによってピクセル描画データが
データ・パス22のどのビットに存在しているかを判別
し、移動先のピクセル描画データに接続されるビデオチ
ップV1〜V4を求めて分担するビデオチップV1〜V
4が分担する16ビットのデータを受取り、図示しない
シフトレジスタによって所定量シフトして、レジスタR
egXに転送する。すると、データ・バス22を介して
各ビデオチップV1〜V4にディスティネーションのピ
クセル描画データとしてデータが転送される。
【0113】例えば、図9は、ソースのピクセル描画デ
ータのプレーンがビデオチップV1に存在する時、その
ディスティネーションのピクセル描画データのプレーン
がビデオチップV4、ソースのピクセル描画データのプ
レーンがビデオチップV2に存在する時、そのディステ
ィネーションのピクセル描画データのプレーンがビデオ
チップV1、ソースのピクセル描画データのプレーンが
ビデオチップV3に存在する時、そのディスティネーシ
ョンのピクセル描画データのプレーンがビデオチップV
2に存在し、ソースのピクセル描画データのプレーンが
ビデオチップV4に存在する時、そのディスティネーシ
ョンのピクセル描画データのプレーンがビデオチップV
3に存在する場合を示したものであり、図9に示すよう
にディスティネーションのピクセル描画データのプレー
ンのビデオチップV1〜V4に転送及びシフトされて、
ビデオチップV1〜V4間での、データ・バス22を介
した並列的なデータ転送が行われる。すなわち、レジス
タRegX→レジスタRegXは、ディスティネーショ
ンのピクセル描画データを担当するビデオチップへのデ
ータ転送であると同時に、ビデオチップからのデータの
受領でもある。
【0114】これによって、64ビットのデータ・バス
22を介して、64ビットをフルに使用することができ
るので、転送効率を落とすことなくビデオチップ間のデ
ータ転送を行うことができる。
【0115】こうして、受領したレジスタRegXのピ
クセルデータを、レジスタRegX→レジスタRegY
によって、各ビデオチップV1〜V4内でデータ転送す
る。この時、シーケンサSEQが、レジスタRegX→
レジスタRegYの転送経路に介在するピクセル・プロ
ッサPP内を起動する。ピクセル・プロッサPPは、図
示しないピクセルプロセッサ内のレジスタの命令に応じ
て、そこを通過するピクセル描画データに演算を施す。
【0116】次に、レジスタRegY→ビデオ・バッフ
ァAPA1の命令を行うが、この命令には、アドレスレ
ジスタをアドレスレジスタ2に切り換える値がセットさ
れており、これによってアドレスレジスタ2のアドレス
の指定を切り換えて、ビデオ・バッファAPA1のター
ゲット・ピクセルの位置に、値を書き込む。尚、このと
き、レジスタRegY→ビデオ・バッファAPA1の命
令中の図4に示したアドレス状態のビットが1になって
おり、これによって、アドレスレジスタ1〜アドレスレ
ジスタ2がそれぞれインクリメントされ、次のソース及
びターゲットのアドレスが指示される。レジスタの命令
に応じて、そこを通過するピクセル描画データに演算が
施される。
【0117】また、アドレス制御ユニット54とシーケ
ンサSEQの協働により、上述したプログラム・バッフ
ァPBに格納されたBITBLTのプログラムにショー
トループのビットがセットされており、また、ループカ
ウンタには、レジスタRegWの内容が格納され、ルー
プカウンタにセットされた個数繰り返される。それが終
わると、レジスタRegHの値がデクリメントされると
ともに、ループカウンタにレジスタRegWの内容が再
びセットされて、処理が繰り返され、レジスタRegH
の値が0になるまでこれらの処理が繰り返されて、矩形
領域のBITBLTが完了する。
【0118】このように、ビデオチップV1〜V4間の
データ転送において、データ・バス20のデータ転送効
率を落とすことなく実行することができる。従って、パ
ックト・カラー方式においても、ビデオチップV1〜V
4間のデータ転送を頻繁に行う必要のあるBITBLT
動作でも、処理効率を落とすことなく実行できる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、信号線
のビット値と、このビット値によって選択される第1の
レジスタによって、個別にバスの制御動作を記述するコ
ードを選択し、データ・バスのデータ転送動作を制御す
ることが出来るという効果が得られる。また、制御手段
によって、複数の第2のチップ間のデータ転送を同時に
行うことによって、データ・バスを有効に用いることが
できる。所定の第2チップが、データ・バスを介して転
送されるデータに対して、所定のビットのデータを受信
し、並列的にデータ処理するので処理効率を向上させる
ことが出来る。また、所定の回数繰り返しデコード、デ
ータ・バスのデータ転送動作を制御するので、制御動作
のコードを格納する第1のレジスタの節約及び制御動作
のコードのプログラミングを容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体構成図である。
【図2】ビデオチップV1の構成図である。
【図3】オーダステートでの64ビットのデータの内容
を示す図である。
【図4】ピクセルデータの転送時のプログラムの内容の
一例を示す図である。
【図5】ショートループの手続きを示す図である。
【図6】データ・バスの転送プロトコルを定義するプロ
グラムの内容を示す図である。
【図7】転送プロトコルに基づいてレジスタファイルに
データの格納を示す図である。
【図8】BITBLTの転送のプログラムを示す図であ
る。
【図9】ビデオチップV1〜V4間の転送を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 描画制御チップ 20 データ・バス 22 プログラム信号線 24 レディ信号線 54 アドレス制御ユニット APA1〜APA4 ビデオ・バッファ PB プログラム・バッファ PBAR プログラム・バッファ・アドレス・レジスタ SEQ シーケンサ SEL セレクタ V1〜V4 ビデオチップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 晋平 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 大和事業所 内 (56)参考文献 特開 平5−158820(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のチップと、 複数の第2のチップと、 前記第1のチップと前記複数の第2のチップとを、デー
    タを転送可能に接続する複数ビット幅のデータ・バス
    と、 前記第1のチップと前記複数の第2のチップとを、所定
    ビット値の信号を転送可能に接続する信号線と、 前記複数の第2のチップの各々に設けられ、各々前記デ
    ータ・バスのデータ転送動作を制御するコードを格納し
    た複数の第1のレジスタと、 前記第2のチップの各々に設けられ、各々前記信号線に
    よって転送される信号のビット値に基づいてアドレス指
    定され、各々前記第1のレジスタをアドレス指定可能な
    データを格納した複数の第2のレジスタと、 アドレス指定された前記第2のレジスタに格納されてい
    るアドレス指定可能なデータによってアドレス指定され
    る前記第1のレジスタによって格納されている前記コー
    ドに基づいて、前記データ・バスによるデータ転送動作
    を制御する制御手段と、 を具備するデータ転送制御装置。
  2. 【請求項2】前記複数のレシズタを、個別にアドレス指
    定可能とし、前記複数のレジスタに格納されている前記
    コードを順次デコードすることを可能にするように、前
    記複数のレジスタを、前記アドレスに従い、順次アクセ
    スする手段を更に設けた請求項1に記載のデータ転送制
    御装置。
  3. 【請求項3】第1のチップと、 複数の第2のチップと、 前記第1のチップと前記複数の第2のチップとを、デー
    タを転送可能に接続する複数ビット幅のデータ・バス
    と、 前記第1のチップと前記複数の前記第2のチップとを、
    所定ビット値の信号を転送可能に接続する信号線と、 前記複数の第2のチップの各々に設けられ、各々前記デ
    ータ・バスの動作を制御するコードを格納した複数のレ
    ジスタと、 前記信号線によって転送される信号のビット値に基づい
    て、前記レジスタを選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された前記レジスタに格納さ
    れている前記データ転送動作を制御するコードに基づい
    て、前記データ・バスを介して転送されるデータのうち
    所定ビットのデータを所定の前記第2のチップが送受信
    するように制御する制御手段と、 を、具備するデータ転送制御装置。
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