JPH08442U - 超音波トランスデューサ - Google Patents

超音波トランスデューサ

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Publication number
JPH08442U
JPH08442U JP11369891U JP11369891U JPH08442U JP H08442 U JPH08442 U JP H08442U JP 11369891 U JP11369891 U JP 11369891U JP 11369891 U JP11369891 U JP 11369891U JP H08442 U JPH08442 U JP H08442U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic transducer
resonator
rivet
fixed
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP11369891U
Other languages
English (en)
Inventor
義晴 谷口
賢一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Ceramic Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ceramic Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Ceramic Co Ltd filed Critical Nippon Ceramic Co Ltd
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Publication of JPH08442U publication Critical patent/JPH08442U/ja
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  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】高信頼性の超音波トランスデューサを市場に提
供する。 【構成】ユニモルフ型振動子の円錐状の共振子をネジ又
はリベットにて機械的な結合方法とすることを特徴とす
る超音波トランスデューサ。 【効果】共振子接合面にて機械的な結合となっているた
め、固定強度が向上し耐環境特性が改善され、信頼性の
高い超音波トランスデューサとなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、超音波トランスデューサに関し、特に自動車用の盗難防止用センサ などのような耐環境特性を要する高信頼の超音波トランスデューサに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来の超音波トランスデューサの一般的な内部構造は図3で示されるように金 属製振動板1に圧電素子2を貼り合わせたユニモルフ振動体3に振動体1の中央 上部に円錐状の共振子4を構造用エポキシ系接着剤5にて共振子を接着により固 定されているものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の超音波トランスデューサは、外部環境温度変化により、図3で示す振動 板1共振子4との接着剤5において劣化が生じ振動板の共振周波数の変動及び送 受波感度が大きく低下する問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は複合振動体の中央部に設けられた共振子を構造用エポキシ系接着剤を 使用することなくネジ又はリベットを用いることにより、機械的な結合方法とし て上記の問題を解決して信頼性の高い超音波トランスデューサを提供できるもの である。
【0005】
【作用】
この方法によって作成された超音波トランスデューサは共振子接合面にて機械 的な結合となっているため、その環境温度変化の特性は従来製法によるエポキシ 系接着剤固定に比べ極めて安定している。 従来品にての金属製振動板の熱膨張係数は約1.5×E−6/℃であり、エポ キシ系接着剤においては約6×E−5/℃にて非常に異なり、熱膨張係数の違い にて熱要因による機械的ストレスが振動板と接着剤の界面にて生じ、超音波トラ ンスデューサの特性に大きな影響を及ぼしていた。 これに対して本考案は、ネジを用いることにて構造用エポキシ系接着剤を使用 することなく機械的な結合方法としているため、上記の問題点は改善され、環境 温度変化に対して安定な特性を得ることができる。
【0006】
【実施例1】 以下、この考案を図1に基づいて説明する。 図1に示すように、中央部に突き出し穴を構成した金属製振動板6と圧電素子 2からなるユニモルフ振動体において振動板の中央部突き出し穴上に共振子を設 置し、ネジにて固定する構造である。 使用するネジにおいては、スクリューネジを使用するが、共振板にタップを立 てる必要があるためタッピングネジを使用すると工数低減となり、生産コストが 安くなる。
【0007】
【実施例2】 図2に示されるように、振動板と共振子の固定にてネジ以外の方法としてリベ ット8固定したものである。 製造工程においては、振動板と共振子をプレス圧力にてリベット固定させた後 圧電素子を貼り合わせた工程にて作成する。 この方法においても、ネジ固定と同等の特性を得ることができる。
【0008】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案は超音波トランスデューサにおいて従来の共振子の 固定強度が大幅に向上され、耐環境特性がより一層改善し、信頼性の高い超音波 トランスデューサを市場に提供できるものである。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の超音波トランスデューサの
要部の構造断面図。
【図2】本考案の実施例2の超音波トランスデューサの
構造断面図。
【図3】従来の超音波トランスデューサの基本構造断面
図。
【00010】
【図面の符号の説明】
1.金属製振動板 2.圧電素子 3.ユニモルフ型振動子 4.円錐状共振子 5.エポキシ系接着剤 6.突き出し穴金属製振動板 7.ネジ 8.リベット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子と金属製振動板とを貼り合わせ
    てなるユニモルフ型振動子の中央部に、円錐状の共振子
    を設けた複合振動体において金属製振動板と円錐状共振
    子を固定する方法として、振動板の中央部に突き出し穴
    をもうけ、ネジにて機械的な結合方法として固定するこ
    とを特徴とするトランスデューサ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1による構造においてネジの
    代わりにリベットをもちい、機械的な結合方法にて固定
    することを特徴とするトランスデューサ。
JP11369891U 1991-12-27 1991-12-27 超音波トランスデューサ Pending JPH08442U (ja)

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JP11369891U JPH08442U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 超音波トランスデューサ

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JP11369891U JPH08442U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 超音波トランスデューサ

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JPH08442U true JPH08442U (ja) 1996-02-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60174794U (ja) * 1984-04-27 1985-11-19 三和シヤツタ−工業株式会社 シヤツタ−スラツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60174794U (ja) * 1984-04-27 1985-11-19 三和シヤツタ−工業株式会社 シヤツタ−スラツト

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