JPH0416559Y2 - - Google Patents

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JPH0416559Y2
JPH0416559Y2 JP1985169992U JP16999285U JPH0416559Y2 JP H0416559 Y2 JPH0416559 Y2 JP H0416559Y2 JP 1985169992 U JP1985169992 U JP 1985169992U JP 16999285 U JP16999285 U JP 16999285U JP H0416559 Y2 JPH0416559 Y2 JP H0416559Y2
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JP
Japan
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cylindrical case
piezoelectric ceramic
vibrator
terminal plate
ceramic vibrator
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JP1985169992U
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  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車用後方検知装置やパーキング
メータなどの屋外で使用する超音波の送信器及び
受信器に用いられる超音波セラミツクマイクロホ
ンに関するものである。
従来の技術 従来のこの種の超音波セラミツクマイクロホン
について第2図とともに説明する。第2図におい
て、11は底面を有する筒状ケースで、底面11
aに圧電磁器振動子12を貼り合せ、筒状ケース
11に一体となつた振動部を構成している。13
は端子14a,14bを植設してなる端子板で、
前記筒状ケース11の一端開口端に弾性接着剤1
5を介して密閉かつ固定されている。また、16
a及び16bはリード線である。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、圧電磁器振動子の
貼り合せ位置が底面の中心に合致せずズレを生
じ、電気−機械変換効率が低下するという問題が
あつた。
本考案は、このような問題点を解決するもの
で、圧電磁器振動子と筒状ケースの一端有底面と
の貼り合せの位置決めをすると同時に、組立上の
バラツキを著しく低減し、電気−機械変換効率を
上げることのできる超音波セラミツクマイクロホ
ンを提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、中央部
に凹凸部を有する底面を一端にもつ筒状ケースの
前記底面凹部に、中央部の片面に凸部を有する板
状の圧電磁器振動子を前記筒状ケースの底面凹部
に係合するようにその筒状ケースの底面凹部に貼
り合せて構成した振動部と、前記筒状ケースの他
端開口部を封入する端子板とを有し、この端子板
の一部に前記筒状ケース内の圧力変化を緩和する
緩衝部が設けられている構成としたものである。
作 用 この構成により、筒状ケースの有底面凹部に圧
電磁器振動子が機械的にはめ合せて固定されてい
るため、圧電磁器振動子に電気信号が加わること
により、径方向の振動が効率よく筒状ケースの底
面に伝わり、結合度が向上し、高感度を有すると
ともに、貼り合せ位置が決められるため組立ての
バラツキが小さく、特性バラツキを小さくするこ
とができることとなる。
実施例 第1図は本考案の一実施例による超音波セラミ
ツクマイクロホンを示す断面図である。第1図に
おいて、1は筒状ケースで、円筒状、角筒状ある
いは筒状ケースの一端が円錐台形状などの形状で
構成され、かつ一端面に底面1aをもつものであ
る。1bは前記筒状ケース1の底面に設けられた
凹部である。この凹部1bの外側は加工上、突出
部1cが形成されている。2は圧電磁器振動子
で、中央部の片面に突起状の凸部2aを有してい
る。この凸部2aは前記筒状ケース1の底面の凹
部1bに合わせられ、圧電磁器振動子2は底面1
aに接着剤5を介して接着されている。3は端子
4a,4bを植設してなる端子板で、この端子板
3は前記筒状ケース1の開口端を密封固定してい
る。6は緩衝部で、前記端子板3の一部に設けら
れており、空気を流通させかつ液体を通さないも
のであり、前記筒状ケース1内の圧力変化を緩和
する部材である。本考案の一実施例ではこの圧力
変化を緩和する部材としてシリコンゴムを用いて
構成した。また、筒状ケース1は金属材料より構
成されている。さらに、7a,7bは、リード線
である。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、圧電磁器振動
子の中央部の片面に設けられた凸部が筒状ケース
の有底面に設けられた凹部にはめ合せられて機械
的に接着固定されているため、接着剤の温度特性
による接着剤の接着力低下があつても一定の接着
力を保持することができる。従つて、周囲環境に
よる感度低下がなく、さらに温度特性による特性
バラツキを小さくすることができる。また、筒状
ケースの有底面に圧電磁器振動子を組み立てるこ
とが容易となり、かつ貼り合せ位置のズレを小さ
くすることが可能である。そして、筒状ケースの
突出部(凸部)の寸法を調整することにより、筒
状ケースの質量・形状と圧電磁器振動子によつて
決定される共振周波数を可変することが可能とな
り、コントロール機能をもつ新しい構造を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による超音波セラミ
ツクマイクロホンを示す断面図、第2図は従来の
超音波セラミツクマイクロホンを示す断面図であ
る。 1……筒状ケース、1a……底面、1b……凹
部、1c……突出部、2……圧電磁器振動子、2
a……凸部、3……端子板、4a,4b……端
子、5……接着剤、6……緩衝部、7a,7b…
…リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に凹凸部を有する底面を一端にもつ筒状
    ケースの底面凹部に、中央部の片面に凸部を有す
    る板状の圧電磁器振動子を前記筒状ケースの底面
    凹部に係合するようにその筒状ケースの底面に貼
    り合せて構成した振動部と、前記筒状ケースの他
    端開口部を封入する端子板とを有し、この端子板
    の一部に前記筒状ケース内の圧力変化を緩和する
    緩衝部が設けられている構成とした超音波セラミ
    ツクマイクロホン。
JP1985169992U 1985-11-05 1985-11-05 Expired JPH0416559Y2 (ja)

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JPS6277998U JPS6277998U (ja) 1987-05-19
JPH0416559Y2 true JPH0416559Y2 (ja) 1992-04-14

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4766112B2 (ja) * 2006-03-06 2011-09-07 株式会社村田製作所 超音波センサおよびその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126067A (ja) * 1974-08-27 1976-03-03 Citizen Watch Co Ltd
JPS5737599U (ja) * 1980-08-13 1982-02-27

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JPS57143799U (ja) * 1981-03-05 1982-09-09

Patent Citations (2)

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JPS5126067A (ja) * 1974-08-27 1976-03-03 Citizen Watch Co Ltd
JPS5737599U (ja) * 1980-08-13 1982-02-27

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JPS6277998U (ja) 1987-05-19

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