JP4766112B2 - 超音波センサおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、超音波センサおよびその製造方法に関し、特にたとえば、自動車のバックソナーまたはコーナソナーなどに用いられる防滴型の超音波センサおよびその製造方法に関する。
図21は、従来の超音波センサの一例を示す正面図解図であり、図22は、その超音波センサのA−A断面での平面図解図である。超音波センサ1は、アルミニウムなどの金属で形成された有底略4角筒状のケース2を含む。この超音波センサ1では、所望の指向性を得るために、ケース2は、その内側に凹部が設けられ、矩形状もしくは長円形状の開口部を有する。ケース2内部の底面には、圧電素子3の一方面が接着剤で接着される。また、ケーブル4の一方の信号線4aが、ケース2の内側面に半田付けされ、ケース2を介して圧電素子3の一方面の電極に電気的に接続される。さらに、ケーブル4の他方の信号線4bが、圧電素子3の他方面の電極に半田付けされて電気的に接続される。また、圧電素子3の他方面上には、たとえばフェルトからなる吸音材5が配置される。さらに、ケース2内部には、シリコンゴムやウレタンゴムなどからなる絶縁性樹脂6が充填される。この絶縁性樹脂6によって、圧電素子3および吸音材5が密閉状態に封止されるとともに、信号線4a,4bが絶縁される。
この超音波センサ1を用いて被検出物までの距離を測定する場合、ケーブル4の信号線4a,4bに駆動電圧を印加することにより、圧電素子3が励振される。圧電素子3の振動により、ケース2の底面も振動し、その底面に直交する向きに超音波が発せられる。超音波センサ1から発せられた超音波が被検出物で反射し、超音波センサ1に到達すると、圧電素子3が振動して電気信号に変換され、ケーブル4の信号線4a,4bから電気信号が出力される。したがって、駆動電圧を印加してから電気信号が出力されるまでの時間を測定することにより、超音波センサ1から被検出物までの距離を測定することができる(特許文献1参照)。
なお、この超音波センサ1は共振周波数が40kHzであり、超音波センサ1において駆動電圧を印加したときの残響特性を図23のグラフに示す。
特開平9−284896号公報
図21に示す超音波センサ1では、次のような問題点がある。
まず、圧電素子3をケース2の底面に接着剤を用いて接着しているため、接着剤の量や接着位置がばらつき、超音波の送受信特性にばらつきが発生しやすい。
また、所望の指向性を得るために金属からなるケース2を複雑な形状に形成する必要があり、ケース2の作製ばらつきにより送受信特性がばらついてしまいやすい。
さらに、ケース2が金属からなるので、圧電素子3の接着部においてケース2が酸化することがあり、超音波の送受信特性がばらついてしまいやすい。
それゆえに、この発明の主たる目的は、安定した送受信特性が得られ、簡単かつ安価な方法で所望の指向性が得られる超音波センサおよびその製造方法を提供することである。
この発明にかかる超音波センサは、圧電素子と、圧電素子を収納するための筒状の側面部および側面部の一端の開口部から側面部の内側に屈曲するように形成された屈曲部を有し、屈曲部の内面側の端部に圧電素子を配置するための凹部が形成され、凹部に配置された圧電素子および屈曲部により開口部が塞がれたベースと、ベースの外側から圧電素子の外面およびベースの外面を覆うように形成された外装材とを備え、外装材は樹脂を充填して硬化されることにより圧電素子に固定されていることを特徴とする、超音波センサである。
この発明にかかる超音波センサでは、外装材が駆動時にベンディング振動することが好ましい。
この発明にかかる超音波センサは、たとえば、ベースの内面に接するようにベースに挿入され、圧電素子に対向する部分に圧電素子に接しないようにするためのくぼみ部が形成された柱状のウエイトをさらに備えてもよい。また、この発明にかかる超音波センサは、たとえば、ベースの内面に接するようにベースに挿入され、圧電素子に対向する部分に圧電素子に接しないようにするためのくぼみ部が形成された筒状のウエイトをさらに備えてもよい。これらの場合、ウエイトは、ベースの材料および外装材の材料より密度の大きい材料で形成されることが好ましい。
また、この発明にかかる超音波センサでは、圧電素子を複数有し、ベースを複数の圧電素子に対応して複数有し、外装材は、複数の圧電素子の外面および複数のベースの外面を覆うように形成されてもよい。
この発明にかかる超音波センサの製造方法は、圧電素子と、圧電素子を収納するための筒状の側面部および側面部の一端の開口部から側面部の内側に屈曲するように形成された屈曲部を有し、屈曲部の内面側の端部に圧電素子を配置するための凹部が形成され、凹部に配置された圧電素子および屈曲部によりその開口部が塞がれたベースと、ベースの外側から圧電素子の外面およびベースの外面を覆うように形成された外装材とを備えた超音波センサを製造するための超音波センサの製造方法であって、圧電素子およびベースを用意する工程と、ベースの凹部に圧電素子を配置する工程と、凹部に配置された圧電素子の外面およびベースの外面を覆うための有底の充填型に、凹部に配置された圧電素子およびベースを挿入する工程と、圧電素子およびベースと充填型との間に外装材の材料を充填して、圧電素子の外面およびベースの外面と充填型の内面との間に外装材を形成する工程と、外装材から充填型を除去する工程とを備えたことを特徴とする、超音波センサの製造方法である。
この発明にかかる超音波センサの製造方法では、超音波センサは、ベースの内面に接するようにベースに挿入され、圧電素子に対向する部分に圧電素子に接しないようにするためのくぼみ部が形成されたウエイトをさらに備えた超音波センサであり、ウエイトを用意する工程と、凹部に圧電素子が配置されたベースの内面に接するようにウエイトをベースに挿入して、ウエイトをベースの内面に接着する工程とをさらに備えてもよい。
この発明にかかる超音波センサでは、ベースの屈曲部に形成された凹部に圧電素子が配置されるので、圧電素子を精度よく配置することができ、送受信特性のばらつきを小さくすることができる。
また、この発明にかかる超音波センサでは、ベースの屈曲部の内面側に形成された凹部に圧電素子が配置されているので、ベースの屈曲部の外面側(送受信側)に圧電素子を配置した場合に比べて、圧電素子の送受信側の面に形成される外装材の厚み(量)が多くなり、圧電素子の表裏面での振動の伝わるバランスが崩れて、たわみが発生しやすくなり、大きな振幅の振動となるベンディング振動が発生して、所望の送受信特性が得られる。なお、ベースの屈曲部の送受信側に圧電素子を配置した場合、圧電素子の送受信側の面に形成される外装材の厚み(量)が少なくなり、十分な特性が得られない。それに対して、この発明にかかる超音波センサのように、圧電素子の表裏面での外装材などの厚み(量)の差を大きくするほど、たわみやベンディング振動が発生しやすくなり、超音波センサとしての音圧や感度の特性が向上し、所望の送受信特性が得られる。
この発明にかかる超音波センサにおいて、ベースに挿入されくぼみ部が形成されたウエイトを備える場合には、ウエイトのくぼみ部の形状を変えることによって指向性を変えることができ、簡単な構造で指向性を制御することができる。また、この場合、ウエイトによってベースの側面部の不要な振動が抑制されるので、必要な振動面だけを効率よく振動することができる。さらに、この場合、ウエイトをベースの材料および外装材の材料より密度の大きい材料で形成することによって、ベースの側面部の不要な振動をさらに抑制することができる。
また、この発明にかかる超音波センサにおいて、くぼみ部が形成されたウエイトを備える場合には、ウエイトのくぼみ部に吸音材を設けることによって、残響特性を改善することができる。この場合、ウエイトが筒状のウエイトであれば、ウエイト内にも吸音材を設けることによって、残響特性をさらに改善することができる。
さらに、この発明にかかる超音波センサでは、外装材が複数の圧電素子の外面および複数のベースの外面を覆うように形成されている場合には、複数の圧電素子などを有する複雑なものを容易に製造することができるとともに、障害物などの被検出物までの距離を測定することができるだけでなく被検出物への角度も測定することができるようになる。
この発明によれば、安定した送受信特性が得られ、簡単かつ安価な方法で所望の指向性が得られる超音波センサが得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
この発明にかかる超音波センサの一例を示す平面図である。 図1の線II−IIにおける断面図である。 図1の線III−IIIにおける断面図である。 図1に示す超音波センサに用いられるウエイトを示す斜視図である。 図1に示す超音波センサを製造する工程を示す正面図解図である。 図1に示す超音波センサを製造する工程を示す側面図解図である。 図1に示す超音波センサにおいて駆動電圧を印加したときの残響特性を示すグラフである。 図1に示す超音波センサにおいてウエイトに形成されたくぼみ部の長手方向が垂直方向に配置された場合の水平方向における指向性を示すグラフである。 図1に示す超音波センサにおいてウエイトに形成されたくぼみ部の長手方向が垂直方向に配置された場合の垂直方向における指向性を示すグラフである。 (A)はこの発明にかかる超音波センサに用いられるウエイトの他の例を示す平面図であり、(B)はその正面断面図である。 (A)はこの発明にかかる超音波センサに用いられるウエイトのさらに他の例を示す平面図であり、(B)はその正面図である。 (A)はこの発明にかかる超音波センサに用いられるウエイトのさらに他の例を示す平面図であり、(B)はその正面断面図である。 (A)はこの発明にかかる超音波センサに用いられるウエイトのさらに他の例を示す平面図であり、(B)はその正面断面図である。 この発明にかかる超音波センサの他の例を示す平面図である。 図14の線XV−XVにおける断面図である。 この発明にかかる超音波センサのさらに他の例を示す平面図である。 図16の線XVII−XVIIにおける断面図である。 図16の線XVIII−XVIIIにおける断面図である。 図16に示す超音波センサを製造する工程を示す平面図である。 図16に示す超音波センサを製造する工程を示す正面図解図である。 従来の超音波センサの一例を示す正面図解図である。 図21に示す超音波センサの平面図解図である。 図21に示す超音波センサにおいて駆動電圧を印加したときの残響特性を示すグラフである。
符号の説明
10 超音波センサ
12 ベース
14 側面部
16 屈曲部
18 凹部
20 圧電素子
22a、22b リード線
24 ウエイト
26 へこみ部
28 吸音材
30 外装材
図1は、この発明にかかる超音波センサの一例を示す平面図であり、図2は、図1の線II−IIにおける断面図であり、図3は、図1の線III−IIIにおける断面図である。この超音波センサ10は、たとえば合成樹脂からなるベース12を含む。ベース12は、たとえば外径が13mmで内径が12mmである円筒状の側面部14を有する。側面部14は、後述の圧電素子20を収納するためのものである。側面部14には、その一端の開口部から内側に屈曲するように、たとえばリング状の屈曲部16が形成される。屈曲部16の内面側の端部には、後述の圧電素子20を配置するためのたとえばリング状の凹部18が形成される。この凹部18の高さは、後述の圧電素子20の厚みと略同一である。
ベース12の屈曲部16に形成された凹部18には、たとえば外径がほぼ7mmである円板状の圧電素子20が配置される。圧電素子20は、たとえば円板状の圧電体基板の両主面に電極を形成したものである。ベース12の側面部14の一端の開口部は、屈曲部16および圧電素子20により塞がれる。
圧電素子20の両主面の電極には、リード線22a,22bの一端部がそれぞれ半田付けされて電気的に接続される。これらのリード線22a,22bは、予め、中間部がベース12の側面部14や屈曲部16にインサートモールドで埋め込まれ、他端部がベース12の側面部14の他端から露出されている。なお、リード線22a,22bの中間部は、ベース12に埋め込まれる代わりに、ベース12の内側や外側に配置されてもよい。
ベース12には、たとえば外径が12mmである円柱状のウエイト24が、ベース12の内面に接するように挿入される。ウエイト24は、ベース12の側面部14の不要な振動を抑制するとともに、超音波センサ10の指向性を制御するためのものである。ウエイト24は、ベース12の材料より密度が大きいとともに後述の外装材30の材料より密度が大きいたとえば合成樹脂で形成される。なお、ウエイト24は、合成樹脂以外にセラミックや金属などの他の材料で形成されてもよい。ウエイト24は、ベース12の内面に接着剤で接着される。また、ウエイト24には、図4に示すように、その一方主面の中央に、たとえば略長円形状のくぼみ部26が形成されている。くぼみ部26は、ウエイト24において圧電素子20に対向する部分が圧電素子20に接しないようにするためのものである。くぼみ部26は、たとえば幅が8mmに長さがほぼ11mmに形成されている。このくぼみ部26には、たとえばスポンジなどの弾性材からなる吸音材28が挿入されている。
ベース12の外側からベース12の外面および圧電素子20の外面を覆うように、たとえば合成樹脂からなる外装材30が形成される。外装材30において、圧電素子20上の部分は、圧電素子20に駆動電圧を印加したときに、たわみやベンディング振動を発生しやすくするための部分である。外装材30は、ケース12の側面部14の部分で振動を小さくするために、圧電素子20上の部分の厚みに比べて、側面部14上の部分の厚みが厚く形成される。外装材30は、たとえば外径が14mmで高さが8mmに形成されている。
次に、この超音波センサ10の製造方法の一例について説明する。
まず、ベース12、圧電素子20、ウエイト24および吸音材28などが用意される。なお、ベース12は、側面部14および屈曲部16を有し、屈曲部16に凹部18が形成され、必要に応じて、側面部14および屈曲部16にリード線22a,22bの中間部がインサートモールドで埋め込まれている。また、圧電素子20の両主面には、電極がそれぞれ形成されている。さらに、ウエイト24には、くぼみ部26が形成されている。
そして、ベース12の屈曲部16に形成された凹部18には、圧電素子20が配置される。凹部18に配置された圧電素子20の両主面の電極には、リード線22a,22bの一端部がそれぞれ半田付けされて電気的に接続される。なお、リード線22a,22bは、それらの一端部が圧電素子20の両主面の電極に接続されてから、それらの中間部がベース12の側面部14および屈曲部16にインサートモールドで埋め込まれるようにしてもよい。また、リード線22a,22bの中間部がベース12の内側や外側に配置される場合には、リード線22a,22bの一端部は、圧電素子20が凹部18に配置される前にまたは配置された後に、圧電素子20の両主面の電極にそれぞれ半田付けされて電気的に接続される。
さらに、ベース12内では、吸音材28が圧電素子20上に配置されるとともに、ウエイト24がベース12の内面に接するように挿入され接着剤でベース12の内面に接着される。それによって、ベース12には、圧電素子20、吸音材28およびウエイト24が固定される。なお、吸音材28は、ウエイト24のくぼみ部26に挿入された状態でウエイト24とともにベース12に挿入されることによって圧電素子20上に配置されてもよい。
圧電素子20やウエイト24などが固定されたベース12は、図5および図6に示すように、ベース12の外面および圧電素子20の外面を覆うための有底の充填型100に挿入されて所定の位置にセットされる。
そして、ベース12および圧電素子20と充填型100との間には、外装材30の材料となる樹脂が充填され硬化されることによって、ベース12の外面および圧電素子20の外面と充填型100の内面との間に外装材30が形成される。
それから、外装材30から充填型100が除去される。このように外装材30は、充填型100によるモールドで形成される。
以上にようにして超音波センサ10が製造される。
この超音波センサ10では、リード線22a,22bに駆動電圧を印加することにより、圧電素子20が励振される。圧電素子20の振動により、圧電素子20はその上の外装材30とともにベンディング振動し、圧電素子20の主面に直交する向きに超音波が発せられる。超音波センサ10から発せられた超音波が被検出物で反射し、超音波センサ10に到達すると、圧電素子20が振動して電気信号に変換されて、リード線22a,22bから電気信号が出力される。したがって、駆動電圧を印加してから電気信号が出力されるまでの時間を測定することにより、超音波センサ10から被検出物までの距離を測定することができる。
この場合、この超音波センサ10では、ベース12の屈曲部16に形成された凹部18に圧電素子20が配置されるので、圧電素子20を精度よく配置することができ、送受信特性のばらつきを小さくすることができる。
また、この場合、この超音波センサ10では、ベース12の屈曲部16の内面側に形成された凹部18に圧電素子20が配置されているので、ベース12の屈曲部16の外面側(送受信側)に圧電素子20を配置した場合に比べて、圧電素子20の送受信側の面に形成される外装材30の厚み(量)が多くなり、圧電素子20の表裏面での振動の伝わるバランスが崩れて、たわみやベンディング振動が発生しやすくなり、超音波センサとしての音圧や感度の特性が向上し、所望の送受信特性が得られる。
また、この超音波センサ10のように、リング状の凹部18の高さは、圧電素子20の厚みと略同一であることが好ましい。このようにすれば、圧電素子20が屈曲部16の凹部18と吸音材28とでしっかり固定されることになり、より安定した送受信特性が得られる。
さらに、この超音波センサ10において、圧電素子20の振動周波数と、その上の外装材30の固有振動数とが一致し、両者が共振するように、圧電素子20および外装材30の材質に合わせてリング状の凹部18の高さ(厚み)を選択することが好ましい。これにより、より大きなベンディング振動が得られ、送受信特性が安定する。
この超音波センサ10は共振周波数が45kHzであり、超音波センサ10において駆動電圧を印加したときの残響特性を図7のグラフに示す。なお、図7のグラフは、図23のグラフを得る場合に用いられた駆動回路と同一の駆動回路を用いた場合の結果を示す。図7のグラフおよび図23のグラフから明らかなように、図1に示す超音波センサ10では、図21に示す超音波センサ1と比べて、感度は1/2程度になるが、残響時間は同等であり、圧電素子20が伸縮(振動)してもその上の外装材30が伸び縮みしないためにベンディング振動が励振されるという原理で超音波の送受信が可能である。
また、この超音波センサ10では、ウエイト24のくぼみ部26が、その幅方向において短く形成され、その幅方向に直交する縦方向において長く形成されているので、くぼみ部26の幅方向において広い指向性を有し、くぼみ部26の縦方向(長手方向)において狭い指向性を有する。そのため、この超音波センサ10は、たとえば自動車のバックソナーやコーナソナーなどとして用いられる場合、くぼみ部26の幅方向が水平方向となりかつくぼみ部26の長手方向が垂直方向となるように配置される。このように超音波センサ10においてウエイト24に形成されたくぼみ部26の長手方向が垂直方向に配置された場合の水平方向における指向性を図8のグラフに示し、その場合の垂直方向における指向性を図9のグラフに示す。図8のグラフおよび図9のグラフから明らかなように、この超音波センサ10では、くぼみ部26の幅方向において広い指向性を有し、くぼみ部26の長手方向において狭い指向性を有する。したがって、この超音波センサ10では、ウエイト24のくぼみ部26の形状を変えることによって指向性を変えることができ、簡単な構造で指向性を制御することができる。
さらに、この超音波センサ10では、ウエイト24によってベース12の側面部14の不要な振動が抑制されるので、必要な振動面だけが効率よく振動することができる。この場合、ウエイト24がベース12の材料および外装材30の材料より密度の大きい材料で形成されているので、密度の小さい材料で形成されている場合に比べて、ベース12の側面部14の不要な振動をさらに抑制することができる。
また、この超音波センサ10では、ウエイト24のくぼみ部26に吸音材28が設けられているので、残響特性を改善することができる。
さらに、この超音波センサ10では、図21に示す超音波センサ1と比べて、高コストである金属からなるケースが用いられておらず、圧電素子を接着するための高い接着技術や接着面の加工精度が不要であり、たとえば充填型によるモールドなどの技術が用いられているので、コストをたとえば1/2程度に低減することができ、さらに、高い加工精度が必要ないため製造管理が容易になる。
すなわち、この超音波センサ10では、ケース2に圧電素子3を接着剤で接着するために接着剤量の管理や接着時の加圧力などの管理が必要である図21に示す超音波センサ1に比べて、圧電素子20を接着剤で接着しないので、それらの管理が必要でなく、圧電素子の接着に関する接着剤量、加圧力、接着対象物の表面粗さや平面度などの硬化条件の影響を受けず、しかも、接着による部材のそりも生じない。
さらに、この超音波センサ10では、圧電素子20の外面に樹脂からなる外装材30がモールドで形成されるので、圧電素子20と外装材30との接合部の平面度が粗くてもよい。
また、この超音波センサ10では、アルミニウムなどの金属からなるケースが用いられていないので、ケースの酸化による酸化膜によって圧電素子などの電気的接続を不安定にすることもない。
さらに、この超音波センサ10では、アルミニウムからなるケースが用いられていないので、アルミ半田という特殊な半田でリード線を電気的に接続する必要もない。
また、この超音波センサ10では、金属からなるケース2の継続的な振動を抑えるためにケース2の内部にシリコンゴムやウレタンゴムが設けられている図21に示す超音波センサ1と比べて、物性ばらつきの大きいシリコンゴムやウレタンゴムを用いる必要がない。
上述の超音波センサ10では、用いられる円柱状のウエイト24の一方主面の中央に略長円形状のくぼみ部26が形成されているが、この発明にかかる超音波センサには、たとえば図10、図11、図12または図13に示すウエイトが用いられてもよい。
図10(A)は、この発明にかかる超音波センサに用いられるウエイトの他の例を示す平面図であり、図10(B)は、その正面断面図である。図10に示すウエイト24は、全体が円柱状に形成され、その一方主面の中央に円柱状のくぼみ部26が形成されている。
図11(A)は、この発明にかかる超音波センサに用いられるウエイトのさらに他の例を示す平面図であり、図11(B)は、その正面図である。図11に示すウエイト24では、全体が円柱状に形成され、その一方主面に縦長のくぼみ部26が形成されている。
図12(A)は、この発明にかかる超音波センサに用いられるウエイトのさらに他の例を示す平面図であり、図12(B)は、その正面断面図である。図12に示すウエイト24は、全体が円筒状に形成され、その一方主面に円柱状にくぼみ部26が形成されている。
図13(A)は、この発明にかかる超音波センサに用いられるウエイトのさらに他の例を示す平面図であり、図13(B)は、その正面断面図である。図13に示すウエイト24は、全体が円筒状に形成され、その一方主面に縦長のくぼみ部26が形成されている。
図10に示すウエイト24または図12に示すウエイト24が超音波センサに用いられた場合には、等方性の指向性となり、図11に示すウエイト24または図13に示すウエイト24が超音波センサに用いられた場合には、図1に示す超音波センサ10と同様に異方性の指向性となる。
このように、超音波センサに用いられるウエイト24の形状により、超音波センサの指向性を制御することができる。
また、図12に示すウエイト24または図13に示すウエイト24が超音波センサに用いられた場合には、ウエイト24のくぼみ部26だけでなくウエイト24の中央の中空部にもたとえばスポンジなどの弾性材からなる吸音材を設ければ、残響特性をさらに改善することができる。
図14は、この発明にかかる超音波センサの他の例を示す平面図であり、図15は、図14の線XV−XVにおける断面図である。図14に示す超音波センサ10は、図1に示す超音波センサ10と比べて、ベース12および外装材30が同じ樹脂材料で一体的に形成されている。なお、ベース12は、外装材30と同じ樹脂材料で形成される代わりに、金属材料で形成されてもよい。
また、図14に示す超音波センサ10は、図1に示す超音波センサ10と比べて、ウエイト24は、その一部分がベース12の他方の開口部から外側に突き出るように、その高さが高く形成されている。なお、ウエイト24は、吸音材28と同じ材料で形成されてもよい。
図14に示す超音波センサ10でも、図1に示す超音波センサ10とほぼ同様の効果を奏する。
さらに、図14に示す超音波センサ10では、図1に示す超音波センサ10と比べて、ベース12および外装材30が同じ樹脂材料で一体的に形成されているので、部品点数を削減することができ、部品点数の削減によりコストも削減することができる。
図16は、この発明にかかる超音波センサのさらに他の例を示す平面図であり、図17は、図16の線XVII−XVIIにおける断面図であり、図18は、図16の線XVIII−XVIIIにおける断面図である。図16に示す超音波センサ10は、図1に示す超音波センサ10を2つ横に並べて一体的に接合したものと同等のものである。
すなわち、図16に示す超音波センサ10は、図1に示す超音波センサ10における外装材30以外のベース12、圧電素子20、リード線22a,22b、ウエイト24および吸音材28を2組有し、2組のベース12,12および圧電素子20,20の外面に、平面形状が横長の長方形状である1つの外装材30が形成されている。
また、図16に示す超音波センサ10では、2つの圧電素子20,20が同一平面内に存在するように配置されるとともに、2つのくぼみ26,26の長手方向が外装材30の長手方向に直交するように2つのウエイト24,24が配置されている。
次に、図16に示す超音波センサ10の製造方法の一例について説明する。
まず、図1に示す超音波センサ10を製造する上述の製造方法と同様にして、外装材30以外の圧電素子20やウエイト24などが固定されたベース12が2組形成される。
2組の圧電素子20,20やウエイト24,24などが固定されたベース12,12は、図19および図20に示すように、2組のベース12,12および圧電素子20,20の外面を覆うための有底の充填型100に挿入されて所定の位置にセットされる。
そして、2組のベース12,12および圧電素子20,20と充填型100との間には、外装材30の材料となる樹脂が充填され硬化されることによって、2組のベース12,12および圧電素子20,20の外面と充填型100の内面との間に外装材30が形成される。
それから、外装材30から充填型100が除去される。
このようにして、図16に示す超音波センサ10が製造される。
図16に示す超音波センサ10でも、図1に示す超音波センサ10とほぼ同様の効果を奏する。
さらに、図16に示す超音波センサ10では、図1に示す超音波センサ10と比べて、2つの圧電素子20,20を有するので、障害物などの被検出物までの距離を測定することができるだけでなく被検出物への角度も測定することができる。
また、金属からなるケースが用いられる超音波センサでは複数の圧電素子を有するものを製造する際に金属からなるケースの加工が非常に困難であり高コストになるのに対して、図16に示す超音波センサ10では、金属からなるケースが用いられておらず、しかも、複数の圧電素子20,20の外面などにモールドで外装材30が形成されるので、複数の圧電素子20,20を有するにもかかわらず、複雑な金属加工が不要であり、容易に作製することができ、低コスト化を図ることができる。
なお、上述の各超音波センサ10では、各部が特定の大きさ、形状、配置、材料および数で規定されているが、この発明では、それらは任意に変更されてもよく、このように変更することによって、指向性や残響特性などの特性がさらに改善されてもよい。
また、上述の各超音波センサ10では、外部との電気的な接続のためにリード線22a,22bが用いられるが、外部との電気的な接続のためにはピン端子や他の接続用部材が用いられてもよい。
この発明にかかる超音波センサは、たとえば、自動車のバックソナーやコーナソナーなどに利用される。

Claims (8)

  1. 圧電素子と、
    前記圧電素子を収納するための筒状の側面部および前記側面部の一端の開口部から前記側面部の内側に屈曲するように形成された屈曲部を有し、前記屈曲部の内面側の端部に前記圧電素子を配置するための凹部が形成され、前記凹部に配置された前記圧電素子および前記屈曲部により前記開口部が塞がれたベースと、
    前記ベースの外側から前記圧電素子の外面および前記ベースの外面を覆うように形成された外装材とを備え
    前記外装材は樹脂を充填して硬化されることにより前記圧電素子に固定されていることを特徴とする、超音波センサ。
  2. 前記外装材は駆動時にベンディング振動する、請求項1に記載の超音波センサ。
  3. 前記ベースの内面に接するように前記ベースに挿入され、前記圧電素子に対向する部分に前記圧電素子に接しないようにするためのくぼみ部が形成された柱状のウエイトをさらに備えた、請求項1または請求項2に記載の超音波センサ。
  4. 前記ベースの内面に接するように前記ベースに挿入され、前記圧電素子に対向する部分に前記圧電素子に接しないようにするためのくぼみ部が形成された筒状のウエイトをさらに備えた、請求項1または請求項2に記載の超音波センサ。
  5. 前記ウエイトは、前記ベースの材料および前記外装材の材料より密度の大きい材料で形成された、請求項3または請求項4に記載の超音波センサ。
  6. 前記圧電素子を複数有し、
    前記ベースを前記複数の圧電素子に対応して複数有し、
    前記外装材は、前記複数の圧電素子の外面および前記複数のベースの外面を覆うように形成された、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の超音波センサ。
  7. 圧電素子と、前記圧電素子を収納するための筒状の側面部および前記側面部の一端の開口部から前記側面部の内側に屈曲するように形成された屈曲部を有し、前記屈曲部の内面側の端部に前記圧電素子を配置するための凹部が形成され、前記凹部に配置された前記圧電素子および前記屈曲部により前記開口部が塞がれたベースと、前記ベースの外側から前記圧電素子の外面および前記ベースの外面を覆うように形成された外装材とを備えた超音波センサを製造するための超音波センサの製造方法であって、
    前記圧電素子および前記ベースを用意する工程と、
    前記ベースの前記凹部に前記圧電素子を配置する工程と、
    前記凹部に配置された前記圧電素子の外面および前記ベースの外面を覆うための有底の充填型に、前記凹部に配置された前記圧電素子および前記ベースを挿入する工程と、
    前記圧電素子および前記ベースと前記充填型との間に前記外装材の材料を充填して、前記圧電素子の外面および前記ベースの外面と前記充填型の内面との間に外装材を形成する工程と、
    前記外装材から前記充填型を除去する工程とを備えたことを特徴とする、超音波センサの製造方法。
  8. 前記超音波センサは、前記ベースの内面に接するように前記ベースに挿入され、前記圧電素子に対向する部分に前記圧電素子に接しないようにするためのくぼみ部が形成されたウエイトをさらに備えた超音波センサであり、
    前記ウエイトを用意する工程と、
    前記凹部に前記圧電素子が配置された前記ベースの内面に接するように前記ウエイトを前記ベースに挿入して、前記ウエイトを前記ベースの内面に接着する工程とをさらに備えた、請求項7に記載の超音波センサの製造方法。
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