JP2006345312A - 超音波センサ及び超音波振動子 - Google Patents

超音波センサ及び超音波振動子 Download PDF

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Abstract

【課題】 異物衝突の衝撃による超音波振動子の破壊を防止することのできる超音波センサ及び超音波振動子を提供すること。
【解決手段】 有底筒状のハウジング11の底部内面に圧電素子12が固定され、底部外面が振動面11aとなっている超音波振動子11と、開口面を有し、振動面11aが外部に露出するように超音波振動子11が開口面から挿入されて内部に組み付けられる中空状のケース30とを備える超音波センサ100であって、異物の衝突による衝撃が振動面11aに伝達されるのを低減若しくは防止する抑制手段として、振動面11a上に、振動面全体を覆うように振動面11aに対して離間して配置され、振動面11aと対向する部位として、振動面11aと直交する方向に貫通する貫通孔を複数有するフィルタ40を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、超音波センサ及び超音波振動子に関するものである。
従来、例えば特許文献1に開示されるように、有底筒状のハウジングの底部内面に圧電素子が固定され、底部外面が振動面となっている超音波振動子を、中空状のケース内に組み付けてなる超音波センサが知られている。
特開2003−32794号公報
ところで、この種の超音波センサは、車両の例えばバンパに取り付けられて、車両周辺の障害物を検出する障害物検出装置に適用される。
その際、超音波センサは、一般的に超音波振動子の振動面が、車両の外部に露出するように配置される。従って、振動面に飛び石等の異物が直接衝突し、超音波振動子が破壊される恐れがある。
本発明は上記問題点に鑑み、異物衝突の衝撃による超音波振動子の破壊を防止することのできる超音波センサ及び超音波振動子を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に請求項1〜19に記載の発明は、有底筒状のハウジングの底部内面に圧電素子が固定され、底部外面が振動面となっている超音波振動子と、開口面を有し、振動面が外部に露出するように超音波振動子が開口面から挿入されて内部に組み付けられる中空状のケースとを備える超音波センサに関するものである。
請求項1に記載の発明は、振動面上に、異物の衝突による衝撃が振動面に伝達されるのを低減若しくは防止する抑制手段が設けられていることを特徴とする。
このように本発明によると、振動面上に配置した抑制手段が、異物の衝突による衝撃が振動面に伝達されるのを低減若しくは防止するので、異物衝突の衝撃による超音波振動子の破壊を防止することができる。尚、振動面上とは、振動面に接した状態、若しくは、振動面とは離間して対向配置された状態のいずれでも良い。
尚、請求項2に記載のように、超音波振動子の周囲には、超音波振動子からケースへの振動伝達を防止する筒状の防振部材が設けられ、当該防振部材を介して超音波振動子がケース内に組み付けられていることが好ましい。
このような構成とすると、飛び石等の異物衝突の衝撃がケースから超音波振動子に伝達される(或いは、超音波振動子からケースに伝達される)のを低減することができる。従って、誤検出を防止することができる。また、超音波振動子の振動がケースに伝達される(或いは、ケースの振動が超音波振動子に伝達される)のを低減することができるので、残響による誤検出を防止することができる。
抑制手段としては、例えば請求項3に記載のように、振動面全体を覆うように振動面に対して離間して配置され、振動面と対向する部位として、振動面と直交する方向に貫通する貫通孔を複数有する多孔部が設けられたフィルタを適用することができる。
このような構成とすると、フィルタにて、飛び石等の異物が振動面に衝突するのを防ぐことができる。また、フィルタは振動面に対して離間して配置されており、異物がフィルタに衝突した衝撃が少なくとも振動面に直接伝達されない構成となっている。すなわち衝突による衝撃を低減若しくは防止することができる。また、多孔部の貫通孔を介して、振動面は超音波を送受信することができる。
尚、多孔部の厚さ及び単位面積あたりの開口度(オープニング)は、飛び石等の異物の衝突に対する強度を有しつつ、異物を多孔部にて食い止め、貫通孔を介して超音波を安定して送受信することができる範囲で設定されることが好ましい。
請求項4に記載のように、フィルタの一部を、ケース及び防振部材の少なくとも一方に固定することで、振動面に対して離間して配置された構成を実現することができる。例えば請求項5に記載のように、フィルタの端部が折曲され、この折曲部位が防振部材とケースとの間で狭持されて、フィルタが固定される構成としても良い。固定方法としては、上記例に限定されるものではなく、接着、溶着、嵌合、ねじ締結等公知の技術を適用することができる。
また、超音波センサが、貫通孔の形成された取付け部に対し、貫通孔を介して振動面が外部に露出するように取付け部に取り付けられる場合、請求項6に記載のように、フィルタの一部を、取付け部の外面側の貫通孔周縁部に固定することで、振動面に対して離間して配置された構成を実現することもできる。
請求項7に記載のように、フィルタを、多孔部と、多孔部の周囲に設けられ、少なくとも一部が他部材(上述したケース、防振部材、取付け部)に固定される固定部とにより構成しても良い。多孔部と固定部とにより構成される場合、請求項8に記載のように、多孔部を固定部に対して着脱可能な構成としても良い。この場合、多孔部が汚れたり、貫通孔が目詰まりしたとしても、洗浄、取替え等を行うことができる。尚、フィルタは多孔部のみから構成されても良い。この場合、多孔部の一部が振動面上に配置され、多孔部の一部が他部材に固定される。
多孔部の形態としては、振動面と直交する方向に貫通する貫通孔を複数有するものであれば特に限定されるものではないが、例えば請求項9に記載のように、網目構造を適用することができる。それ以外にも、ハニカム構造等を適用することができる。
尚、フィルタを振動面上に設けることで、検出エリアが狭くなることも考えられる。そこで、多孔部を、請求項10に記載のように、振動面と同じ若しくは振動面よりも大きい大きさとすると良い。また、請求項11に記載のように、その配置において、超音波振動子の指向性に応じた形状及び大きさとしても良い。この場合、センサ感度の低下防止としてより効果的である。
また、抑制手段として、例えば請求項12に記載のように、振動面の表面に衝撃を吸収する衝撃吸収塗膜を設けた構成を適用することもできる。尚、衝撃吸収塗膜は、例えば請求項13に記載のように、衝撃を吸収する塗料から構成されている。
衝撃吸収塗膜は、振動面の表面に塗膜が設けられる構成において、請求項14に記載のように、塗膜とは別に設けても良い。すなわち、塗膜として、衝撃吸収塗膜を振動面の表面に追加配置すれば良い。
また、請求項15に記載のように、塗膜の少なくとも一部を衝撃吸収塗膜としても良い。例えば請求項16に記載のように、塗膜が複数層からなる場合には、少なくとも1層を衝撃吸収塗膜としても良い。この場合、従来の塗膜構成の一部を衝撃吸収塗膜に置き換えるので、追加する場合よりも塗膜全体の厚さを薄くすることができる。すなわち、センサ感度を向上することができる。尚、請求項17に記載のように、衝撃吸収塗膜を透明とすると、1種類(透明)の塗料を準備するだけで良い。
請求項18に記載のように、少なくとも衝撃吸収塗膜を含む塗膜は、ハウジングの側面にまで設けられ、その側面側の端部がケース及び防振部材の少なくとも一方の内部に配置されていると良い。このような構成とすると、意匠上好ましいものとなる。また、塗膜の端面が露出していないので、剥がれにくくなる。
請求項19に記載のように、ケース内には、超音波振動子に加えて、超音波振動子を駆動させる処理回路基板が設けられており、抑制手段が振動面上に設けられた状態で、処理回路基板を利用して、センサ感度が調整されることが好ましい。抑制手段を振動面上に設けることで、センサ感度が低下し、検出エリアが狭くなることも考えられる。それに対し本発明の構成によれば、センサ感度が所望の状態に調整されるため、センサ感度低下を防止することができる。
また、上記目的を達成する為に請求項20〜26に記載の発明は、有底筒状のハウジングの底部内面に圧電素子が固定され、底部外面が振動面となっている超音波振動子に関するものである。
請求項20〜26に記載の発明の作用効果は、請求項12〜18に記載の発明の作用効果と同様であるので、その記載を省略する。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態にかかる超音波センサのうち、超音波振動子の構成を示す図であり、(a)は超音波振動子の正面図、(b)は右側面図である。この超音波振動子は、中空状のハウジング中に充填物が充填されて構成されており、この充填物を取り除いた状態の裏面図を図1(c)に、側面断面図を図1(d)に示す。
超音波振動子10は、有底筒状のハウジング11の底部内面に圧電素子12を固定して構成されている。
ハウジング11は、導電性材料(金属材料や表面に導電膜を形成した絶縁材料)からなり、ハウジング11の内部には内部空間13が形成されている。そして、底部の内面に圧電素子12が貼着されており、この底部の外面が振動面11aとなっている。本実施形態においては、導電性材料としてアルミニウムを適用しており、振動面11aを円形状としている。
圧電素子12は、圧電セラミックス(例えばチタン酸ジルコン酸鉛系)の両面に電極(図示略)を有し、一方の電極がハウジング11の底部に例えば導電性接着剤により貼着されている。両電極の一方には、リード15がはんだ付けされ、他方はハウジング11を介した後リード15に接続されている。本実施形態においては、ハウジング11の内部側面に切り欠き部14が形成されており、この切り欠き部14に、リード15がはんだ付けされている。このことによって、ハウジング11を介して圧電素子12に交流信号を印加することができ、この交流信号の印加によって圧電素子12を駆動させ、振動面11aを振動させる。
内部空間13は、図1(c)に示すように、縦と横とで径が異なる形状(角部を丸くした長方形)としている。内部空間13をこのような形状とすることにより、超音波振動子10の指向性を水平方向と垂直方向とで異なるものとすることができる。尚、図1においては、上下方向が指向性の狭い垂直方向、左右方向が指向性の広い水平方向となっている。
尚、ハウジング11の内部空間13には、リード15のはんだ付けが行われた後、シリコン等の充填物(図示せず)が充填される。また、ハウジング11には、表面が平坦な平面部16が両側面に形成されている。この平面部16によって、図1(a)の上下方向垂直方向の指向性、左右方向が水平方向の指向性を有していることを識別することができる。
図2に、図1に示す超音波振動子10を有する超音波センサを車両のバンパに取付けた状態を示す。図2(a)は側面側から見た部分断面図、図2(b)は正面図である。尚、図2(a)においては、便宜上、処理回路基板を構成する電子部品を省略して図示している。
超音波センサ100は、上述した超音波振動子10と、超音波を発生させる駆動電圧を超音波振動子10に印可するとともに、超音波振動子10から逆起電圧効果により発生した電圧を処理する処理回路基板20とが、合成樹脂からなる中空状のケース30内に組み付けられて構成されている。
中空状のケース30は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)等の合成樹脂からなり、その内部には、超音波振動子10からケース30への振動伝達を防止する防振部材21が超音波振動子10の周囲に設けられている。本実施形態において、防振部材21は、シリコンゴムからなる筒状弾性体である。また、防湿用シリコン樹脂22が処理回路基板20の後部に充填されている。処理回路基板20は、コネクタ(図示せず)を介してコントローラ(図示せず)に接続され、このコントローラにて車両前後、或いはコーナー部の障害物検出が行われる。
ケース30は、バンパ200の貫通孔201の外面側周囲に係止する円環状のフランジ31を有している。すなわち、本実施形態における超音波センサ100は、バンパ200の外面側から超音波センサ100を貫通孔201に挿入し、上記フランジ31を外面側の貫通孔201周縁部に係止させることでバンパ200に固定される構成となっている。また、超音波振動子10及び防振部材21が、フランジ31の円形状の開口部位からケース30の内側に挿入されて、組み付けられている。この組み付け状態で、超音波振動子10の振動面11aは、ケース30の開口面30aを介して、外部に露出している。本実施形態においては、ケース30のフランジ31の外部表面と超音波振動子10の振動面11aとが略同一の面に位置し、またそれぞれの外径形状が同心円の関係になっている。
尚、ケース30内において、超音波振動子10のリード15は、処理回路基板20に電気的に接続されている。処理回路基板20には、センサの感度調整を行うための、可変抵抗器(図示せず)が設けられている。この可変抵抗器は、所定のボリュームを回転させることで、手作業での調整が可能である。センサの感度調整は、超音波センサ10から所定距離離れた位置にテスト用のポール(障害物)を設置し、このポールによって発生する処理回路基板20からの出力信号の大きさをモニタしながら、上記可変抵抗器を調整することで行われる。そして、感度調整が行われた後、処理回路基板20は、ケース30の後部からフランジ31側に向けて挿入され、所定位置に配置された状態で、防湿用シリコン樹脂22がケース30の後部に充填され、カバー32により後部開口が蓋をされる。
ここで、本実施形態における超音波センサ100は、飛び石等の異物による衝撃が超音波振動子10の振動面11aに伝達されるのを低減若しくは防止する抑制手段として、フィルタ40をさらに備えている。
フィルタ40は、振動面11aの表面全体を覆うように振動面11aに対して離間して配置されている。具体的には、振動面11aと対向する部位として、振動面11aと直交する方向に貫通する複数の貫通孔を有する多孔部41と、多孔部41の周囲に設けられ、ケース20のフランジ部20bに固定された固定部42とにより構成されている。
多孔部41は網目構造を有しており、振動面11aに対して所定距離離れて配置されている。その構成材料は特に限定されるものではなく、網目構造を構成できる材料(例えば、金属、樹脂、繊維等)であれば適用が可能である。本実施形態における多孔部31は、金属から構成されている。また、多孔部41の大きさは、図2(b)に示すように、振動面11aと同一形状で、振動面11aよりも大きい大きさに形成されている。多孔部41の厚さ及び単位面積あたりの開口度(オープニング)は、飛び石等の異物の衝突に対する強度を有しつつ、異物を多孔部41にて食い止め、貫通孔を介して超音波を安定して送受信することができる範囲で設定されている。
固定部42は、フィルタ40の配置を決定する部位であり、多孔部41が振動面11aの表面全体を覆いつつ、振動面11aに対して所定距離をもった配置構造をとるように、ケース30のフランジ31の外部表面に接着固定されている。尚、本実施形態における固定部42はケース30同様、PBTを構成材料とし、意匠性の向上のため、固定部42がフランジ31とともに拡径方向に薄肉となるテーパ状であり、またフィルタ40側から見た平面形状が円弧状となっている。
尚、本実施形態においては、バンパ200の外面側から超音波センサ100を貫通孔201に挿入し、フランジ31を外面側の貫通孔201周縁部に係止させて超音波センサ100をバンパ200に固定する構成である。従って、超音波センサ10及び防振部材21をケース30内に組み付けた後であれば、フィルタ40をケース30に固定することができる。また、多孔部41はインサート成形により固定部42に対して一体化されている。それ以外にも、嵌合、ねじ締結、接着、溶着等を適用することができる。
このように、本実施形態における超音波センサ100によると、フィルタ40にて、飛び石等の異物が振動面11aに衝突するのを防ぐことができる。また、フィルタ40は振動面11aに対して離間して配置されており、少なくとも振動面11aに直接伝達されない構成となっている。従って、衝突による衝撃を低減若しくは防止することができる。また、多孔部41を介して、振動面11aは超音波を送受信することができる。
また、本実施形態においては、異物がフィルタ40に衝突した衝撃が固定部42を介してケース30に伝達され、ケース30に隣接する防振部材21にて吸収される構成となっている。従って、飛び石等の異物衝突の衝撃がケース30から超音波振動子10に伝達される(或いは、超音波振動子10からケース30に伝達される)のをより低減することができる。従って、誤検出を防止することができる。また、防振部材21によって、超音波振動子10の振動がケース30に伝達される(或いは、ケース30の振動が超音波振動子10に伝達される)のを低減することができるので、残響による誤検出を防止することができる。
また、フィルタ40を振動面11a上に設けることで、フィルタ40によって振動面11aから発信される超音波若しくは障害物にて反射され、振動面11aが受信する超音波の一部が邪魔をされ、検出エリアが狭くなることも考えられる。しかしながら、本実施形態においては、多孔部41を、振動面11aと同一形状で、振動面11aと同じかそれよりも大きい大きさとしているので、検出エリアが狭くなるのを抑制することができる。また、意匠性の点でも好ましい。また、本実施形態における超音波センサ100は指向性を有するので、例えば、図3に示すように、多孔部41の形状及び大きさを、その配置において、超音波振動子10の指向性に応じた形状及び大きさとしても良い。これによっても、検出エリアが狭くなるのを抑制することができる。図3は多孔部41の変形例を示す平面図である。尚、図3においては、多孔部41のみ指向性に応じた形状としているが、固定部42も同じ形状としても良い。
尚、本実施形態においては、多孔部41が網目構造を有している例を示した。しかしながら、飛び石等の異物を食い止め、振動面11aが超音波を送受信することができる構造であれば特に限定されるものではない。例えば網目構造以外にもハニカム構造や、複数の円形断面の貫通孔を有する構造としても良い。
また、本実施形態においては、フィルタ40がバンパ200の外面側に配置される例を示した。しかしながら、例えば図4に示すように、超音波センサ100をバンパ200の内面に固定された固定部材50にて固定(例えば図示されない嵌合手段により)されるような構成においては、フィルタ40を貫通孔201内に配置することもできる。この場合、フィルタ40がバンパ200の外面に露出しないので、意匠性を向上することができる。図4はフィルタ40の変形例を示す部分断面図である。尚、図4において、ケース30にはフランジ31が形成されておらず、ケース30及び固定部42の外径が貫通孔201と同一か若干小さめに形成されている。
また、本実施形態においては、ケース30にフィルタ40を接着固定する構成を示した。しかしながら、防振部材21に固定する構成としても良い。この場合も、フィルタ40に異物が衝突した際の衝撃を低減することができる。また、防振部材21とケース30に固定する構成としても良い。また、固定方法としては、上記例に限定されるものではなく、溶着、嵌合、ねじ締結等公知の技術を適用することができる。例えば、図5に示すように、フィルタ40の端部が折曲され、この折曲部位が防振部材21とケース30との間で狭持されて固定される構成としても良い。図5はフィルタ40の変形例を示す部分断面図である。尚、図5において、金属材料を網目状に配置してなる多孔部41のみでフィルタ40を構成している。このように、材料及び構造によっては、多孔部41のみで構成することも可能である。
また、フィルタ40を超音波センサ100以外に固定する構成も可能である。例えば、図6に示すように、固定部42を、バンパ200の外面側の貫通孔201周縁部に固定することで、振動面11aに対して多孔部41が離間して配置された構成を実現することができる。図6はフィルタ40の変形例を示す部分断面図である。
また、図6においては、フィルタ40と固定手段50とが別個に構成された例を示した。しかしながら、例えば図7に示すように、フィルタ40の固定部42を、バンパ200の外面側の貫通孔201周縁部に係止する係止部42aと、係止部42aから貫通孔201を介してバンパ200の内面側に突出し、超音波センサ100の固定手段(図示せず)が設けられた保持部42bとにより構成しても良い。このように、フィルタ40に固定手段50の機能を持たせた構成とすることも可能である。図7はフィルタ40の変形例を示す部分断面図である。
また、多孔部41にて食い止められる異物は飛び石だけでなく、ごみ等も考えられる、従って、多孔部41に異物が噛み込んで、センサ感度が低下することも考えられる。そこで、少なくとも固定部42に対して多孔部41を着脱可能な構成とすると良い。尚、フィルタ40ごと着脱可能な構成としても良い。これにより、多孔部41を洗浄、取替えすることができる。
また、フィルタ40を振動面11a上に設けることで、センサ感度が低下することも考えられる。それに対し、本実施形態における超音波センサ100は、ケース30内に配置された処理回路基板20が設けられているので、フィルタ40が振動面11a上に設けられた状態で、処理回路基板20を利用してセンサ感度を調整することができる。これにより、センサ感度低下を防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を、図8〜図12に基づいて説明する。図8は、超音波振動子10の振動面11a表面に塗布された従来の塗膜構成の一例を示す模式図である。図9は、本実施形態における超音波振動子10及び超音波センサ100を構成する超音波振動子10の振動面11a表面に塗布された塗膜構成を示す模式図である。図10,11,12は図9に対する変形例を示す図である。
第2の実施形態における超音波振動子10及び超音波センサ100は、第1の実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
本実施形態においては、異物の衝突による衝撃が振動面11aに伝達されるのを低減若しくは防止する抑制手段として、振動面11aの表面に、衝撃を吸収する衝撃吸収塗膜を設ける点を特徴とする。
超音波センサ100を構成する超音波振動子10の振動面11aは、例えばバンパ200の外部に露出するように配置される。従って、意匠性の点から、振動面11aは一般的にバンパ200と同色に着色されている。その塗膜構成は、例えば図8に示すように、導電性材料からなる振動面11a上に先ず電着塗膜17aが形成され、その上層として所定色のカラー塗膜17bが形成されている。そして、カラー塗膜17bを保護及び装飾するために、表層として、クリア塗膜17cが形成されている。
しかしながら、従来の塗膜構成の場合、衝撃を吸収できないため、超音波振動子10が破壊されるという問題があった。また、破壊されないまでも、塗膜が剥がれ、振動面11aから腐食するという問題があった。
そこで、本実施形態においては、図9に示すように、振動面11aの表面全体を覆うように、衝撃を吸収する衝撃吸収塗膜17dを新たに設ける構成とした。具体的には、一般的に知られた衝撃を吸収できる塗料(例えばエポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系などのマトリクス樹脂にフレーク状のグラファイト等のフィラーを分散させたもの)を用い、異物の衝突によって超音波振動子10が破壊せず、且つ、センサ感度が使用範囲内に収まる範囲の膜厚となるように衝撃吸収塗膜17dを形成した。
このように、本実施形態の構成によっても、異物の衝突による衝撃が振動面11aに伝達されるのを低減若しくは防止することができ、これにより、異物衝突の衝撃による超音波振動子10の破壊を防止することができる。
また、本実施形態によると、第1の実施形態で示したフィルタ40よりも、配置スペースを小さくすることができるので、意匠性の点で好ましい。従来から、振動面11a上に塗膜が設けられた構成においては、別途フィルタ40を配置しなくとも良いので、製造工程を簡素化することができる。
また、本実施形態においては、カラー塗膜17bの下層として衝撃吸収塗膜17dを設けている。このような構成とすると、衝撃吸収塗膜17dの色は特に限定されないので、バンパ200の色に関係なく適用することができる。
尚、本実施形態においては、従来の塗膜構成17a〜17cとは別に衝撃吸収塗膜17dを振動面11aの表面に追加配置する構成例を示した。しかしながら、従来の塗膜構成17a〜17cの少なくとも一層を衝撃吸収塗膜としても良い。例えば、図10に示すように、カラー塗膜17bを衝撃吸収カラー塗膜17bdに置き換えた構成としても良い。このように、従来の塗膜を衝撃吸収塗膜で置き換える構成とすると、塗膜全体の厚さを薄くすることができる。従って、塗膜が厚くなることによる、センサ感度の低下を抑制することができる。また、図11に示すように、クリア塗膜17cを衝撃吸収クリア塗膜17cdとしても良い。この場合、上記効果だけでなく、さらにクリア(透明)であるので、バンパ200の色に関係なく適用することができる。尚、図9の構成において、衝撃吸収膜17dをクリア塗膜17cの下層とすることもできる。この場合、衝撃吸収膜17dをクリア(透明)色とすれば良い。
尚、本実施形態においては、従来の塗膜が複数層17a〜17cからなる例を示したが、塗装構成は上記例に限定されるものではない。塗装のされていない振動面11aに対して、新たに衝撃吸収塗膜17dを少なくとも1層設ける構成としても良い。
また、図9〜11に示す例においては、塗膜を振動面11a表面にのみ設ける例を示した。しかしながら、例えば図12に示すように、衝撃吸収塗膜17bdを含む塗膜17a,17bd,17cは、ハウジング11の側面にまで設けられ、その側面側の端部が防振部材21の内部に配置された構成とすると良い。このような構成とすると、意匠上好ましいものとなる。また、塗膜の端面が露出していないので、剥がれにくくなる。尚、図12においては、塗膜17a,17bd,17cの端部が防振部材21の内部に配置された構成を示したが、ケース30の内部に配置された構成においても、同様の効果を期待できる。
尚、例えば衝撃吸収塗膜17dを振動面11a上に設けることで、塗膜が厚くなり、センサ感度が低下することも考えられる。そこで、本実施形態においても、衝撃吸収塗膜17dを含む塗膜17a〜17dが振動面11a上に設けられた状態で、処理回路基板20を利用して、センサ感度を調整すると良い。これにより、センサ感度低下を防止することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、種々変更して実施することができる。
第1の実施形態にかかる超音波センサのうち、超音波振動子の構成を示す図であり、(a)は超音波振動子の正面図、(b)は右側面図、(c)は充填物を取り除いた状態の裏面図、(d)は充填物を取り除いた状態の側面断面図である。 図1に示す超音波振動子を有する超音波センサを車両のバンパに取付けた状態を示す図であり、(a)は側面側から見た部分断面図、(b)は正面図である。 多孔部の変形例を示す平面図である。 フィルタの変形例を示す部分断面図である。 フィルタの変形例を示す部分断面図である。 フィルタの変形例を示す部分断面図である。 フィルタの変形例を示す部分断面図である。 第2の実施形態における比較例であり、超音波振動子の振動面表面に塗布された従来の塗膜構成の一例を示す模式図である。 第2の実施形態における超音波振動子及び超音波センサを構成する超音波振動子の振動面表面に塗布された塗膜構成を示す模式図である。 塗膜構成の変形例を示す模式図である。 塗膜構成の変形例を示す模式図である。 塗膜構成の変形例を示す模式図である。
符号の説明
10・・・超音波振動子
11・・・ハウジング
11a・・・振動面
12・・・圧電素子
13・・・内部空間
17a〜17c・・・塗膜
17bd,17cd・・・衝撃吸収塗膜
20・・・処理回路基板
21・・・防振部材
30・・・ケース
31・・・フランジ
40・・・フィルタ
41・・・多孔部
42・・・固定部
100・・・超音波センサ

Claims (26)

  1. 有底筒状のハウジングの底部内面に圧電素子が固定され、底部外面が振動面となっている超音波振動子と、
    開口面を有し、前記振動面が外部に露出するように前記超音波振動子が前記開口面から挿入されて内部に組み付けられる中空状のケースと、を備える超音波センサであって、
    前記振動面上に、異物の衝突による衝撃が前記振動面に伝達されるのを低減若しくは防止する抑制手段が設けられていることを特徴とする超音波センサ。
  2. 前記超音波振動子の周囲には、前記超音波振動子から前記ケースへの振動伝達を防止する筒状の防振部材が設けられ、当該防振部材を介して前記超音波振動子が前記ケース内に組み付けられていることを特徴とする請求項1に記載の超音波センサ。
  3. 前記抑制手段は、前記振動面全体を覆うように前記振動面に対して離間して配置されたフィルタであり、
    前記フィルタには、前記振動面と対向する部位として、前記振動面と直交する方向に貫通する貫通孔を複数有する多孔部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波センサ。
  4. 前記フィルタは、前記ケース及び前記防振部材の少なくとも一方に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の超音波センサ。
  5. 前記フィルタは、その端部が折曲され、前記防振部材と前記ケースとの間で狭持されていることを特徴とする請求項4に記載の超音波センサ。
  6. 前記超音波センサは、貫通孔の形成された取付け部に対し、前記貫通孔を介して前記振動面が外部に露出するように前記取付け部に取り付けられたものであり、
    前記フィルタは、前記取付け部の外面側の貫通孔周縁部に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の超音波センサ。
  7. 前記フィルタは、前記多孔部と、前記多孔部の周囲に設けられ、少なくとも一部が他部材に固定される固定部とにより構成されていることを特徴とする請求項4〜6いずれか1項に記載の超音波センサ。
  8. 前記多孔部は、前記固定部に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の超音波センサ。
  9. 前記多孔部は網目構造とされていることを特徴とする請求項3〜8いずれか1項に記載の超音波センサ。
  10. 前記多孔部は、前記振動面と同じ若しくは前記振動面よりも大きい大きさに形成されていることを特徴とする請求項3〜9いずれか1項に記載の超音波センサ。
  11. 前記多孔部は、その配置において、前記超音波振動子の指向性に応じた形状及び大きさに形成されていることを特徴とする請求項3〜9いずれか1項に記載の超音波センサ。
  12. 前記抑制手段として、前記振動面の表面に前記衝撃を吸収する衝撃吸収塗膜が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波センサ。
  13. 前記衝撃吸収塗膜は、前記衝撃を吸収する塗料から構成されていることを特徴とする請求項12に記載の超音波センサ。
  14. 前記振動面の表面に塗膜が設けられる構成において、
    前記衝撃吸収塗膜は、前記塗膜とは別に設けられていることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の超音波センサ。
  15. 前記振動面の表面に塗膜が設けられる構成において、
    前記塗膜の少なくとも一部が前記衝撃吸収塗膜とされていることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の超音波センサ。
  16. 前記塗膜は複数層からなり、少なくとも1層が前記衝撃吸収塗膜とされていることを特徴とする請求項15に記載の超音波センサ。
  17. 前記衝撃吸収塗膜は透明であることを特徴とする請求項14又は請求項16に記載の超音波センサ。
  18. 少なくとも前記衝撃吸収塗膜を含む前記塗膜は、前記ハウジングの側面にまで設けられ、その側面側の端部が前記ケース及び前記防振部材の少なくとも一方の内部に配置されていることを特徴とする請求項12〜17いずれか1項に記載の超音波センサ。
  19. 前記ケース内には、前記超音波振動子に加えて、前記超音波振動子を駆動させる処理回路基板が設けられており、
    前記抑制手段が前記振動面上に設けられた状態で、前記処理回路基板を利用して、センサ感度が調整されることを特徴とする請求項1〜18いずれか1項に記載の超音波センサ。
  20. 有底筒状のハウジングの底部内面に圧電素子が固定され、底部外面が振動面となっている超音波振動子であって、
    前記振動面の表面に、異物の衝突による衝撃が前記振動面に伝達されるのを低減若しくは防止する衝撃吸収塗膜が設けられていることを特徴とする超音波振動子。
  21. 前記衝撃吸収塗膜は、前記衝撃を吸収する塗料から構成されていることを特徴とする請求項20に記載の超音波振動子。
  22. 前記振動面の表面に塗膜が設けられる構成において、
    前記塗膜とは別に、前記衝撃吸収塗膜が設けられていることを特徴とする請求項19又は請求項21に記載の超音波振動子。
  23. 前記振動面の表面に塗膜が設けられる構成において、
    前記塗膜の少なくとも一部が前記衝撃吸収塗膜とされていることを特徴とする請求項20又は請求項21に記載の超音波振動子。
  24. 前記塗膜は複数層からなり、少なくとも1層が前記衝撃吸収塗膜とされていることを特徴とする請求項22に記載の超音波振動子。
  25. 前記衝撃吸収塗膜は透明であることを特徴とする請求項22又は請求項24に記載の超音波振動子。
  26. 少なくとも前記衝撃吸収塗膜を含む前記塗膜は、前記ハウジングの側面にまで設けられていることを特徴とする請求項20〜25いずれか1項に記載の超音波振動子。
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