JPH084420Y2 - パレット脚の蓋 - Google Patents

パレット脚の蓋

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JPH084420Y2
JPH084420Y2 JP8937390U JP8937390U JPH084420Y2 JP H084420 Y2 JPH084420 Y2 JP H084420Y2 JP 8937390 U JP8937390 U JP 8937390U JP 8937390 U JP8937390 U JP 8937390U JP H084420 Y2 JPH084420 Y2 JP H084420Y2
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JP
Japan
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lid
outer peripheral
opening
pallet
leg
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JP8937390U
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JPH0448132U (ja
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隆 内山
Original Assignee
株式会社内山商会
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は荷貨物の運搬やその保管等に利用されるパレ
ットの脚部の蓋に関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
従来よりパレットは各種産業の物流分野で盛んに使用
されている。
そして現在使用されているパレットの種類としては、
それを材質面から分類すると、アルミ製、鉄製、プラス
チック製又は木製に大別できる。これら各種パレットは
それぞれに利点を有するが、これらの中でアルミ製パレ
ットは、特に軽量で外観が美しく、清潔で耐食性及び強
度が高い等の特徴を有し、加えて低温保存品の保管に対
してはその優れた熱伝導性が良好な効果を生じているも
のである。
このようなアルミ製パレットは、例えば第3図に示す
ように、表面に滑り止めを施したデッキボード(9)と
これを下面より支持する通常は3本の脚(6)からなっ
ている。そしてこのパレット上に荷物を載せて保管した
り、フォークリフトの爪を脚(6)の間に挿入してこれ
を持ち上げ、移動するものである。
ところがこのようなパレットにおいては、脚は通常ア
ルミの押出材等の中空構造が採られている。このため特
にその両端の開放口部は強度的に弱く、またこのまま開
放しておくと泥やゴミや水等が脚の中空部に入り込んで
堆積するので清潔さに劣り、かつ耐食性の面からも問題
であった。
そこで従来は上記開放口をアルミ板等で溶接して塞ぐ
等していたが、溶接工程や角部の仕上げ等に手間を要
し、コストアップは避けられなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこれに鑑み種々検討の結果、このような不具
合をなくしたパレットの脚の蓋を提供するものである。
即ち本考案は、矩形筒の一端の開口に、該開口を塞ぎ
その開口の外周縁から張り出す大きさの閉塞板を設け、
さらに上記矩形筒の外周面に突起条を1巻又はそれ以上
設けた蓋であって、両端部に矩形の開放口を有するパレ
ット脚の該開放口に、上記蓋をその開口端側からその閉
塞板が当接する位置まで挿入して装着することを特徴と
するものであり、外周面を巻いた突起条をその長手方向
に分断する構成は有効で、また外周面を巻く突起条を複
数重に設け、閉塞板側の突起条の外周縁の大きさを、開
口端側の突起条の外周縁より大きくするのは効果があ
り、さらに矩形筒の内部に補強板を設けるのはよい。
〔実施例及び作用〕
次に本考案を図面により詳細に説明する。
第1図(イ)(ロ)に示すように、矩形筒(1)の外
周を巻いて且つ数カ所の切欠部(2)を形成した突起条
(3)を3重に設け、しかもこれら突起条(3)は、矩
形筒(1)の一方の開口に設けた閉塞板(4)側のもの
ほどその高さを高くした蓋(5)を作製した。
そして上記閉塞板(4)の矩形筒(1)外周面からの
張り出し部分を含めた大きさは、第2図に示すパレット
脚(6)の開放口(7)の断面をほぼ覆う大きさとし
た。さらに上記蓋(5)の矩形筒(1)の内部には、2
枚の補強板(8)を設けた。なおこの蓋(5)の材質は
ポリエチレンやポリ塩化ビニル等の樹脂がよい。
このような蓋(5)の取り付け方法は、第2図に示す
ようにパレット脚(6)の両端の開放口(7)に、蓋
(5)の開放端側を挿入して装着するものである。この
とき蓋(5)の突起条(3)の外周の大きさは、脚
(6)の開放口(7)部の内側断面より僅かに大きいの
で、閉塞板(4)部分を外側から叩いて挿入するか、又
は油圧等で圧入してもよい。なお上記のように突起条
(3)は数カ所に切欠部(2)を設けてあるので、蓋
(5)を叩き入れる際に突起条(3)の割れを防止する
ことができる。
上記のようにして蓋(5)は強制的に脚(6)の開放
口(7)に装着されるので、開放口(7)部の強度は向
上し、さらに該開放口(7)の端縁に蓋(5)の閉塞板
(4)が密接するので、脚(6)の中空部は密封されて
異物の侵入を防ぐことができる。
また上記突起条(3)は、矩形筒(1)の外周面に1
巻したものを3重に設けたが、装着の強度や大きさ等に
より、1巻だけであっても又さらに4重5重に設けても
よい。
また突起条(3)の柔軟性が大きいものであれば、上
記のように切欠部(2)を設けずに連続した突起条であ
ってもよい。
さらに上記の場合突起条(3)の大きさを、閉塞板
(4)側を大きく構成したが、開放口部への装着が確実
であれば、全ての突起条(3)の大きさを同一としても
十分である。
また第1図では補強板(8)は2枚設けたが、これは
1枚であっても、さらに多くてもよい。
またこの実施例では蓋(5)を脚(6)に取り付ける
に際して、該蓋(5)を叩き入れた状態のままとした
が、接着剤を併用してより確実に装着することもでき
る。
〔考案の効果〕
このように本考案によれば、アルミ製ばかりでなく他
の金属製パレット脚の両端開放口を容易に且つ確実に塞
ぐことができ、異物の侵入を防げるのでパレットの清潔
さを保ち、かつ上記開放口部の強度を向上させることが
可能である等顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すもので、(イ)は斜視
図、(ロ)は側断面図、第2図はパレット脚を示す斜視
図、第3図はアルミ製パレットの一例を示す斜視図であ
る。 1……矩形筒 2……切欠部 3……突起条 4……閉塞板 5……蓋 6……パレット脚 7……開放口 8……補強板 9……デッキボード

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形筒の一端の開口に、該開口を塞ぎその
    開口の外周縁から張り出す大きさの閉塞板を設け、さら
    に上記矩形筒の外周面に突起条を1巻又はそれ以上設け
    た蓋であって、両端部に矩形の開放口を有するパレット
    脚の該開放口に、上記蓋をその開口端側からその閉塞板
    が当接する位置まで挿入して装着することを特徴とする
    パレット脚の蓋。
  2. 【請求項2】外周面を巻いた突起条をその長手方向に分
    断した請求項(1)記載のパレット脚の蓋。
  3. 【請求項3】外周面を巻く突起条を複数重に設け、閉塞
    板側の突起条の外周縁の大きさを、開口端側の突起条の
    外周縁より大きくする請求項(1)又は(2)記載のパ
    レット脚の蓋。
  4. 【請求項4】矩形筒の内部に補強板を設ける請求項
    (1),(2)又は(3)記載のパレット脚の蓋。
JP8937390U 1990-08-27 1990-08-27 パレット脚の蓋 Expired - Lifetime JPH084420Y2 (ja)

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JPH0448132U JPH0448132U (ja) 1992-04-23
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