JPH0843471A - プリント基板検査方法並びにその装置 - Google Patents

プリント基板検査方法並びにその装置

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JPH0843471A
JPH0843471A JP6194744A JP19474494A JPH0843471A JP H0843471 A JPH0843471 A JP H0843471A JP 6194744 A JP6194744 A JP 6194744A JP 19474494 A JP19474494 A JP 19474494A JP H0843471 A JPH0843471 A JP H0843471A
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circuit board
printed circuit
patch
switching element
voltage
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JP6194744A
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Tadashi Ito
正 伊藤
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CORP OF HERUMESU KK
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はプリント基板の導通検査等を行う際
に使用する検査装置に関し、特にユニバーサルヘッドに
設けられる接触端子の数を飛躍的に増大することがで
き、なお且つユニバーサルヘッドとプリント基板との間
にアダプタを設置する必要がないプリント基板検査方法
並びにその装置を提供する。 【構成】 本発明は、検査用のプリント基板Nのランド
Rに対して、ユニバーサルヘッド2に具えた接触端子J
を導通状態に保つように臨ませて導通検査を行うプリン
ト基板検査装置1において、前記接触端子Jはユニバー
サルヘッド2の片面に形成されたパッチ21aを用いる
ことを特徴とする。また検査用のプリント基板Nのラン
ドRに対して、ユニバーサルヘッド2の片面に形成され
たパッチ21aを導通状態に保つように臨ませ、検査を
実施するにあたっては、使用するパッチ21a及びスイ
ッチング素子を検査用データにより選択し、順次スイッ
チング素子を作動させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板の導通検査
等を行う際に使用する検査装置に関し、特にユニバーサ
ルヘッドに設けられる接触端子の数を飛躍的に増大する
ことができ、なお且つユニバーサルヘッドとプリント基
板との間にアダプタを設置する必要がないプリント基板
検査方法並びにその装置に関するものである。
【0002】
【発明の背景】IC等の電子部品を実装するプリント基
板Nの導通検査を行う場合には、図15に示すように多
数のプローブと称される接触端子Jを有するユニバーサ
ルヘッドUに対してアダプタAを接続し、このアダプタ
Aに設けられる複数のテストピンTにおけるピンヘッド
Hをテスト用のプリント基板NのランドRに接触させて
行われている。
【0003】本来ユニバーサルヘッドUはプリント基板
N上への部品配置(規格、設計基準)に合わせて2.5
4mmの格子状に接触端子を配し、ランドRが接触端子
のグリッド上に位置するいわゆるオングリッドでの検査
を可能としたものであった。しかし近年、電気製品の小
型化や大集積化に伴い電子部品も小型化され、これに追
随してプリント基板Nについても、例えばランドR間の
距離が0.6〜0.8mmというようにユニバーサルヘ
ッドUにおけるプローブピンP間の距離2.54mmに
比べて非常に微細な構造を有するようになってきたた
め、2.54mm以下の格子状に接触端子を配さなけれ
ばオングリッドでの検査が行えない。実際は接触端子に
用いるプローブの配線、固定手段の制限等により、2.
54mmのダブルグリッド格子状に接触端子を配するこ
とが、機械的に限界であった。そこで図16(a)に示
すようにテストピンTを著しく屈曲させて0.6〜0.
8mmというランドR間の距離に対応し得るアダプタA
を用いて検査を行っているのである。
【0004】このアダプタAを用いた検査においては、
テストピンT同士が互いに接触して電気的にショートし
たり、テストピンT同士の摩擦によってテストピンの動
きが悪くなったり、またピンヘッドHの高さ位置が不揃
いとなってプリント基板Nと接触しないピンヘッドHが
出てきたり、更にはテストピンTの傾き具合によっては
作動中にテストピンTがプローブピンPの受け端子Jか
ら外れてしまう等の問題点があった。またこれを解決す
るために図16(b)に示すようにテストピンTを保持
する屈曲規制板Sを設けるという試みもなされている
が、屈曲規制板Sの設置に手間がかかり、アダプタAの
構成も複雑化してしまう等の問題点がなお存在してい
た。
【0005】そこで本出願人は特開平4−278476
号の発明に至った、これはテストピンTの弾性復原力を
利用するという技術的思想のもと、屈曲規制板S等の別
部材を用いずにテストピンTの形態ないし保持状態を変
えることでテストピンT同士が互いに接触せずに弾性変
形するようにするとともに変換ボードCの適用を可能に
した新規なプリント基板テスト用のアダプタAの開発を
試みたものである(図17参照)。しかし、このような
方法を用いたとしても、アダプタAを用いるということ
は、その製作費、管理費、プリント基板の版数アップに
伴う改造等に要する経済的課題と、接点が増えることに
起因する信頼性での課題は排除し得ないものであった。
【0006】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景を
考慮してなされたものであって、ユニバーサルヘッドを
有するプリント基板検査装置においてアダプタを使用す
ることなく従来よりも迅速確実な検査を行うことができ
る、新規なプリント基板検査方法並びにその装置の開発
を試みたものである。
【0007】
【発明の構成】
【目的達成の手段】すなわち請求項1記載のプリント基
板検査装置は、検査用のプリント基板のランドに対し
て、ユニバーサルヘッドに具えた接触端子を導通状態に
保つ様に臨ませて導通検査を行うプリント基板検査装置
において、前記接触端子はユニバーサルヘッドの片面に
形成されたパッチを用いることを特徴とする。
【0008】また請求項2記載のプリント基板検査装置
は前記要件に加え、前記パッチは、ダブルグリッド状に
配列されることを特徴とする。
【0009】更に請求項3記載のプリント基板検査装置
は前記要件に加え、導通検査を行うためのスイッチング
素子はBGAパッケージのIC内に集積され、前記パッ
チとスイッチング素子との結線は、ICの下面全域から
突出したスイッチング素子と結線された端子と、パッチ
が形成される面と反対の面に形成されるパッチと導通状
態にある端子とによって行われることを特徴とする。
【0010】更に請求項4記載のプリント基板検査装置
は前記要件に加え、前記パッチとスイッチング素子との
結線は、ICの下面全域から突出したスイッチング素子
と結線された端子と、パッチが形成される面と反対の面
に形成されるパッチと導通状態にある端子との間にフレ
キシブルコネクタを介在することによって行われること
を特徴とする。
【0011】更に請求項5記載のプリント基板検査装置
は前記要件に加え、前記ICの下面全域から突出した端
子は、パッチと同一ピッチのグリッド状に配列されるこ
とを特徴とする。
【0012】更に請求項6記載のプリント基板検査装置
は前記要件に加え、前記ICにおいて、最外周の対向す
る二辺の端子は異なるグリッドに属し、且つパッケージ
の最外周との距離は、異なるグリッドに属する端子間の
距離の二分の一であることを特徴とする。
【0013】更に請求項7記載のプリント基板検査装置
は前記要件に加え、前記ICはユニバーサルヘッドに対
して加圧状態で保持されることを特徴とする。
【0014】更に請求項8記載のプリント基板検査装置
は前記要件に加え、前記ICにおける端子と、ユニバー
サルヘッドにおける端子との接触部は、不活性ガスを充
填した気密室内に収容されることを特徴とする。
【0015】更に請求項9記載のプリント基板検査装置
は前記要件に加え、検査用のプリント基板と、ユニバー
サルヘッドとの間には、フラットコネクタを介在させる
ことを特徴とする。
【0016】更に請求項10記載のプリント基板検査装
置は前記要件に加え、前記フラットコネクタはフレキシ
ブルな素材から成る非導電性の板状部材に対し、導体を
両平面から突出させるように、前記ユニバーサルヘッド
の端子のグリッドより細かいピッチで配列したことを特
徴とする。
【0017】更に請求項11記載のプリント基板検査装
置は前記要件に加え、前記導体は平面への加圧によって
同一方向に撓むことを特徴とする。
【0018】更に請求項12記載のプリント基板検査装
置は前記要件に加え、検査を実施するにあたって使用す
るパッチ及びスイッチング素子は、検査用データにより
選択されることを特徴とする。
【0019】更に請求項13記載のプリント基板検査装
置は前記要件に加え、前記スイッチング素子のコントロ
ールは各IC間を接続するバス方式により行うことを特
徴とする。
【0020】更に請求項14記載のプリント基板検査装
置は前記要件に加え、前記ICのチップ内には、電圧印
加用スイッチング素子と電圧読込用スイッチング素子と
を具え、これら二つのスイッチング素子は一つのパッチ
に接続されるとともに、これら二つのスイッチング素子
を駆動する駆動回路を個別に設け、電圧印加用スイッチ
ング素子は印加電圧ラインの電圧を電源電圧とし、また
電圧読込用スイッチング素子は電圧読込ラインの電圧を
電源電圧とすることを特徴とする。
【0021】また請求項15記載のプリント基板検査方
法は、検査用のプリント基板のランドに対して、ユニバ
ーサルヘッドの片面に形成されたパッチを導通状態に保
つように臨ませ、検査を実施するにあたっては、使用す
るパッチ及びスイッチング素子を検査用データにより選
択し、順次スイッチング素子を作動させることを特徴と
する。これら発明によって前記目的を達成しようとする
ものである。
【0022】
【発明の作用】請求項1記載の発明によれば、検査用の
プリント基板のランドに対して、ユニバーサルヘッドに
具えた接触端子を導通状態に保つように臨ませて導通検
査を行うプリント基板検査装置において、前記接触端子
はユニバーサルヘッドの片面に形成されたパッチを用い
るので、微細なグリッドを形成する。
【0023】また請求項2記載の発明によれば、前記パ
ッチは、ダブルグリッド状に配列されるので、一つのラ
ンドに接触するパッチの数が増す。
【0024】更に請求項3記載の発明によれば、導通検
査を行うためのスイッチング素子はBGAパッケージの
IC内に集積され、前記パッチとスイッチング素子との
結線は、ICの下面全域から突出したスイッチング素子
と結線された端子と、パッチが形成される面と反対の面
に形成されるパッチと導通状態にある端子とによって行
われるので、線材、接続用回路等を介在することなくパ
ッチとスイッチング素子とを導通状態にする。
【0025】更に請求項4記載の発明によれば、前記パ
ッチとスイッチング素子との結線は、ICの下面全域か
ら突出したスイッチング素子と結線された端子と、パッ
チが形成される面と反対の面に形成されるパッチと導通
状態にある端子との間にフレキシブルコネクタを介在す
ることによって行われるので、パッチとスイッチング素
子とを導通状態にしつつ、ピッチの変換が行われる。
【0026】更に請求項5記載の発明によれば、前記I
Cの下面全域から突出した端子は、パッチと同一ピッチ
のグリッド状に配列されるので、スイッチング素子とパ
ッチとが一対一で対応する。
【0027】更に請求項6記載の発明によれば、前記I
Cにおいて、最外周の対向する二辺の端子は異なるグリ
ッドに属し、且つパッケージの最外周との距離は、異な
るグリッドに属する端子間の距離の二分の一であるの
で、複数のICを密に配列することで、端子はパッチと
同ピッチのグリッドを形成する。
【0028】更に請求項7記載の発明によれば、前記I
Cはユニバーサルヘッドに対して加圧状態で保持される
ので、ICにおける端子と、ユニバーサルヘッドにおけ
る端子とを導通状態に維持する。また加圧状態を解除す
ることで取り外しが可能である。
【0029】更に請求項8記載の発明によれば、前記I
Cの端子とパッチと導通状態にある端子との接触部は、
不活性ガスを充填した気密室内に収容されるので、これ
ら導電性部材の変質を防ぐ。
【0030】更に請求項9記載の発明によれば、検査用
のプリント基板と、ユニバーサルヘッドとの間には、フ
ラットコネクタを介在させるので、検査用のプリント基
板とユニバーサルヘッドとの導通が確実になされる。
【0031】更に請求項10記載の発明によれば、前記
フラットコネクタはフレキシブルな素材から成る非導電
性の板状部材に対し、導体を両平面から突出させるよう
に、前記ユニバーサルヘッドの端子のグリッドより細か
いピッチで配列したので、一つの端子に対して複数の導
体が接触するとともにユニバーサルヘッドにおける端子
と検査用の基板におけるランドとを導通状態にする。
【0032】更に請求項11記載の発明によれば、前記
導体は平面への加圧によって同一方向に撓むので、各々
の導体同士の接触を防ぐ。
【0033】更に請求項12記載の発明によれば、検査
を実施するにあたって使用するパッチ及びスイッチング
素子は、検査用データにより選択されるので、検査用の
プリント基板の検査箇所に対応したパッチ及びスイッチ
ング素子のみ通電状態とする。
【0034】また請求項13記載の発明によれば、前記
スイッチング素子のコントロールは各IC間を接続する
バス方式により行うので、制御部とIC群との総結線数
はICの列数となる。
【0035】また請求項14記載の発明によれば、前記
ICのチップ内には、電圧印加用スイッチング素子と電
圧読込用スイッチング素子とを具え、これら二つのスイ
ッチング素子は一つのパッチに接続されるとともに、こ
れら二つのスイッチング素子を駆動する駆動回路を個別
に設け、電圧印加用スイッチング素子は印加電圧ライン
の電圧を電源電圧とし、また電圧読込用スイッチング素
子は電圧読込ラインの電圧を電源電圧とするので、互い
の駆動回路及びスイッチング素子は電圧回路的接続を持
たない。
【0036】また請求項15記載の発明によれば、検査
用のプリント基板のランドに対して、ユニバーサルヘッ
ドに具えた平板の片面に形成されたパッチを導通状態に
保つように臨ませ、検査を実施するにあたっては、使用
するパッチ及びスイッチング素子を検査用データにより
選択し、順次スイッチング素子を作動させるので、アダ
プタが不要となるとともに、装置構成が簡素化される。
【0037】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。図1は本発明たるプリント基板検査装置1を適用し
た、プリント基板Nに印刷された配線の導通テストを行
うシステムを示すものである。図1中、符号2は本体1
1の上面側に内蔵されるユニバーサルヘッドである。ま
た本体11の手前には操作パネル12が、右手後方には
表示パネル13が、同じく右手前方にはプリンタ14が
それぞれ設けられるとともに、本体11の上方には加圧
装置15が四本の支持棒16に支えられて設けられる。
【0038】そしてこの加圧装置15の下面側には、加
圧装置15内に設けられるシリンダのロッド17に対し
て押圧板18が設けられる。因みにこのようなプリント
基板検査装置1は、押圧板18によってユニバーサルヘ
ッド2の上にセットしたプリント基板Nを押し付けるこ
とにより、プリント基板Nの配線状態を電気的に検査す
るものである。なお、プリント基板Nの両面にプリント
配線がなされている場合には、押圧板18側にもユニバ
ーサルヘッド2を設けて、プリント基板Nの両面を一度
に検査できるようにしてもよい。
【0039】以下本発明の特徴的構成であるユニバーサ
ルヘッド2及びその周辺部材について具体的に説明す
る。
【0040】まず本発明の特徴的構成であるユニバーサ
ルヘッド2について説明する。このものは図3に示すよ
うに、一例として適宜の非導電性素材から成る5.0m
m厚の平板の片面に、金属の方形状のパッチ21aを
0.635mmピッチのグリッドの対角線の交点群をグ
リッドとして使用するダブルグリッド状に配列する。も
ちろんパッチ21aの形状は方形のほかに、他の多角
形、円形等適宜の形状を採ることができるし、グリッド
のピッチ、形態並びに平板厚は測定対象に応じて適宜の
ものを選択できる。そしてパッチ21aが形成される面
と反対の面には、端子21bがパッチ21aと導通状態
に形成される。パッチ21a及び端子21bは図4に示
すように一例としてエッチングにより形成し、これらを
スルーホールにより導通状態にしている。因みにパッチ
21a及び端子21bの数は、ユニバーサルヘッド2が
150mm×150mmであると110,450個、1
80mm×250mm(B4サイズ)であると218,
400個となる。またユニバーサルヘッド2上面にはプ
リント基板Nの位置合わせ用の突起25が一例として四
カ所に形成される。
【0041】次にユニバーサルヘッド2に取り付けられ
る本発明の特徴的構成の一つであるIC22を図5に示
すとともに説明する。このものはプリント基板Nの導通
検査を行うためのスイッチング素子等を集積したBGA
パッケージのICであり、IC22の下面全域から突出
する端子22aの数は一例として1,024個とする。
この端子22aは、請求項5に定義したように、ユニバ
ーサルヘッド2におけるパッチ21aと同一ピッチ、同
グリッド状に配列され、ユニバーサルヘッド2に対して
直接通続することができるバンプ配置とする。またIC
22のパッケージ22bと端子22aとは、請求項6に
定義し図5(b)に拡大して示すように、最外周の対向
する二辺の端子は異なるグリッドに属し、且つパッケー
ジの最外周との距離は、異なるグリッドに属する端子間
の距離の二分の一であるので、IC22を密接して配列
することで端子22aは、ユニバーサルヘッド2におけ
るパッチ21aと対応した同一ピッチ、同グリッドで配
列されることになる。
【0042】次にIC22がユニバーサルヘッド2に対
して導通状態に保持される機構について説明する。まず
請求項5に定義したように、IC22の下面全域から突
出した端子22aと、ユニバーサルヘッド2における端
子21bとは同一ピッチ、同グリッド状に配列されるの
で(図6(a)参照)、図2に示すようにIC22を押
圧板24bによって押圧しこれらを接触させることによ
って、端子21bと端子22aとの結線(導通)が行わ
れる。この接触は、前記IC22をユニバーサルヘッド
2に対して加圧状態で保持することによって保たれる。
【0043】また請求項4で定義し図6(b)に示すよ
うに、ユニバーサルヘッド2における端子21bと、I
C22における端子22aとのグリッドが異なるような
場合、IC22の下面全域から突出する端子22aと、
端子21bとの間に、端子22a及び端子21bと同一
ピッチの導体をそれぞれ一端に配し、これらを結線した
フレキシブルコネクタ4を介在することによって、端子
21bと端子22aとの結線(導通)を行いつつ、ピッ
チの変換を行うような構成とすることもできる。
【0044】また請求項8に定義し図2に示すように、
前記IC22における端子22aとユニバーサルヘッド
2における端子21bとの接触部は、気密室24内に収
容される。この気密室24はゴム等適宜の素材から成る
パッキン24aと押圧板24bとによって気密性が保た
れるものであり、その内部に窒素ガス等の不活性ガスを
充填し、導電性部材の変質を防ぐのである。また押圧板
24bによる加圧状態を解除することで、IC22は取
り外しが可能となり、単品での交換を容易に行うことが
できる。
【0045】次にフラットコネクタ3について説明す
る。このものは検査用のプリント基板Nと、ユニバーサ
ルヘッド2との間に介在される部材であり、両者間の導
通を確実に行うために設けられるものである。図7、8
に示すように、ゴム等の非導電性のフレキシブルな素材
から成る板状部材に対し、湾曲した線材である導体31
の両端部を両平面から突出させるように維持する。導体
31の配列は請求項10に定義したように、ユニバーサ
ルヘッド2におけるパッチ21aより細かい、一例とし
て0.05mm×0.20mmのピッチで配列する。こ
のような構成とすることで、図8(b)において拡大し
て示すように、ユニバーサルヘッド2にフラットコネク
タ3を載置した状態で、一つのパッチ21aに対して複
数個の導体31が接することになる。
【0046】また請求項11に定義し図8(a)(b)
に示すように、導体31を湾曲した線材とすることで、
平面への加圧によって導体31に垂直方向の荷重がかか
ったときには、すべての導体31は互いに接触すること
なく同一方向に撓む。従ってテスト用のプリント基板N
をユニバーサルヘッド2上にフラットコネクタ3を介し
て載せた状態で上からプリント基板Nを押せば、端部が
プリント基板Nに圧接した状態で導体31を変形させる
ことになる。このフラットコネクタ3は、前記IC22
とユニバーサルヘッド2との間に設置してもよい。
【0047】次に図13に示すIC22の内部構成につ
いて説明する。このものは電圧印加系と電圧検出系とか
ら成り、それぞれコントロール回路22Aと電圧印加回
路22B、コントロール回路22Cと電圧検出回路22
Dとにより構成される。電圧印加回路22B及び電圧検
出回路22DはCMOSの変形回路であり、ゲートの入
力電圧をそれぞれコントロール回路22Aとコントロー
ル回路22Cとにより個別に与えるものである。ただし
双方の入力電圧は同一である。そして請求項14に定義
したように電圧印加回路22B及び電圧検出回路22D
を駆動する駆動回路をそれぞれコントロール回路22A
及びコントロール回路22Cとして個別に設け、電圧印
加回路22Bは印加電圧ラインの電圧を電源電圧とし、
また電圧検出回路22Dは電圧読込ラインの電圧を電源
電圧とする。
【0048】このような内部構造のIC22は、電圧印
加系の入力端子22cと、電圧検出系の出力端子22d
と、コントロール端子22eとを有し、これらは請求項
13に定義し図12、13に示したようにバスラインB
に接続される。そしてこのバスラインBの数はICの列
数となる。
【0049】本発明のプリント基板検査装置1は以上述
べたような構造を有するものであり、以下このものを使
用してプリント基板Nの導通テストを行う状態について
説明する。まずプリント基板検査装置1を作動状態と
し、この状態でユニバーサルヘッド2の上にフラットコ
ネクタ3を載置し、この上に突起25により位置合わせ
してプリント基板Nをセットする。次に操作パネル12
を操作して加圧装置15を駆動させると、押圧板18が
下降してプリント基板Nを押圧する。これによりフラッ
トコネクタ3の各導体31がすべて一定方向に撓み、そ
の復原作用により両端がプリント基板Nの各ランドRと
ユニバーサルヘッド2の各パッチ21aに対して圧接す
る。これによりプリント基板Nから電圧印加回路22B
もしくは電圧検出回路22Dまでの回路が形成され、プ
リント基板Nの導通テストを行うことができる。なお、
検査の結果は電圧値等が表示パネル13に表示され、必
要な場合にはプリンタ14に記録することができる。
【0050】プリント基板Nの導通テストには二つの目
的があり、一つはパターンが製造時に断線状態にないか
どうかを確認することであり、オープン検査と称する。
もう一つは、パターンと他のパターンとが電気的に導通
していないかどうかを確認することであり、ショート検
査と称する。
【0051】図11に示す検査用のプリント基板N1
一例として四層基板であり、配線の始端と終端とが反対
面にあるパターンと、配線の始端と終端とが同一面にあ
るパターンとが混在している。配線の始端と終端とが反
対面にあるパターンの場合、図11(b)に示すように
押圧板18の押圧部の一部を、ガラスエポキシ等の非導
電性の硬質な素材から成る板状部材に対し線材である導
体31の両端部を両平面から突出させるように維持した
フラットコネクタ3′に置き換える。導体31の配列は
請求項10に定義し図7に示すように、ユニバーサルヘ
ッド2における端子21bより細かい、一例として0.
05mm×0.20mmのピッチで配列する。このよう
なフラットコネクタ3′の上方に導通板5を昇降可能に
取り付ける。導通板5は導電性の高い金属板である。こ
のような構成とすることで、図11(b)に示すように
導通板5を下降させ目的のランドRに電圧を印加し、導
通板5に電圧が現れればそのパターンは断線していない
ことが確認できる。更に図11(a)に示すように導通
板5を上昇させ、目的のランドRに電圧を印加し、他の
ランドRに電圧が現れなければそのパターンはショート
していないことが確認できる。このような検査をプリン
ト基板N1 の両面に対して行うことで、すべてのパター
ンの検査を行うことができる。また配線の始点と終点と
が同一面にあるパターンの場合、図11(a)に示すよ
うに導通板を上昇させ、基板を裏返しそれぞれの面をオ
ープン検査、ショート検査すればよい。
【0052】検査を実施するにあたって使用するパッチ
21a及びスイッチング素子は、請求項12に定義した
ように、検査用データにより選択されるので、図10に
示すようにプリント基板N上の一つのランドR1 に対し
て複数のパッチ21aが接する様な場合、他のランドR
にも接しているパッチ21aには通電せず、当該ランド
1 のみに接しているパッチ21aのみに通電すること
で検査が可能となる。
【0053】また図9(a)に示すように、ランドRの
一部にレジストがかかり、この部分にパッチ21aが接
しているような場合、一つのランドRに対して図9
(b)(c)に示すように複数のパッチ21aが接して
いれば複数に通電することで良品を不良品と判定するこ
とがない。
【0054】更に本発明のプリント基板検査装置1によ
れば、例えばユニバーサルヘッド2の検査エリアよりも
大きいようなプリント基板Nを扱うような場合でも、検
査用データを分割し、これに応じてプリント基板Nの位
置を変えて複数回測定することで全体の検査をすること
ができる。
【0055】
【他の実施例】先の実施例においてパッチ21a及び端
子21bは一例としてエッチングにより形成し、これら
をスルーホールにより導通状態にしたが、要はパッチ2
1aと端子21bとが導通状態にあれば良いので、図1
4(a)に示すようにユニバーサルヘッド2に対して先
に述べたグリッド状に小孔を形成し、ここにピンを挿入
して両面からの突出部をパッチ21a及び端子21bと
することもできる。更にユニバーサルヘッド2における
パッチ21aのグリッドと、IC22における端子22
aのグリッドとが異なるような場合は、図14(b)に
示すようにユニバーサルヘッド2を多層構造とし、内層
パターンによって変換を行うようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、検査用の
プリント基板のランドRに対して、ユニバーサルヘッド
2に具えた接触端子Jを導通状態に保つように臨ませて
導通検査を行うプリント基板検査装置1において、前記
接触端子Jはユニバーサルヘッド2の片面に形成された
パッチを用いるので、微細なグリッドを形成する。
【0057】また請求項2記載の発明によれば、前記パ
ッチは、ダブルグリッド状に配列されるので、一つのラ
ンドRに接触するパッチ21aの数が増す。
【0058】更に請求項3記載の発明によれば、導通検
査を行うためのスイッチング素子はBGAパッケージの
IC22内に集積され、前記パッチ21aとスイッチン
グ素子との結線は、IC22の下面全域から突出したス
イッチング素子と結線された端子22aと、パッチ21
aが形成される面と反対の面に形成されるパッチと導通
状態にある端子21bとによって行われるので、線材、
接続用回路等を介在することなくパッチ21aとスイッ
チング素子とを導通状態にする。
【0059】更に請求項4記載の発明によれば、前記パ
ッチ21aとスイッチング素子との結線は、IC22の
下面全域から突出したスイッチング素子と結線された端
子22aと、パッチ21aが形成される面と反対の面に
形成されるパッチ21aと導通状態にある端子21bと
の間にフレキシブルコネクタ4を介在することによって
行われるので、パッチ21aとスイッチング素子とを導
通状態にしつつ、ピッチの変換が行われる。
【0060】更に請求項5記載の発明によれば、前記I
C22の下面全域から突出した端子22aは、パッチ2
1aと同一ピッチのグリッド状に配列されるので、スイ
ッチング素子とパッチ21aとが一対一で対応する。
【0061】更に請求項6記載の発明によれば、前記I
C22において、最外周の対向する二辺の端子は異なる
グリッドに属し、且つパッケージの最外周との距離は、
異なるグリッドに属する端子間の距離の二分の一である
ので、複数のIC22を密に配列することで、端子はパ
ッチ21aと同ピッチのグリッドを形成する。
【0062】更に請求項7記載の発明によれば、前記I
C22はユニバーサルヘッド2に対して加圧状態で保持
されるので、IC22における端子22aと、ユニバー
サルヘッド2における端子21bとを導通状態に維持す
る。また加圧状態を解除することで取り外しが可能であ
る。
【0063】更に請求項8記載の発明によれば、前記I
C22の端子22aとパッチ21aと導通状態にある端
子21bとの接触部は、不活性ガスを充填した気密室2
4内に収容されるので、これら導電性部材の変質を防
ぐ。
【0064】更に請求項9記載の発明によれば、検査用
のプリント基板Nと、ユニバーサルヘッド2との間に
は、フラットコネクタ3を介在させるので、検査用のプ
リント基板Nとユニバーサルヘッド2との導通が確実に
なされる。
【0065】更に請求項10記載の発明によれば、前記
フラットコネクタ3はフレキシブルな素材から成る非導
電性の板状部材に対し、導体31を両平面から突出させ
るように、前記ユニバーサルヘッド2の端子21bのグ
リッドより細かいピッチで配列したので、一つの端子2
1bに対して複数の導体31が接触するとともにユニバ
ーサルヘッド2における端子21bと検査用のプリント
基板NにおけるランドRとを導通状態にする。
【0066】更に請求項11記載の発明によれば、前記
導体31は平面への加圧によって同一方向に撓むので、
各々の導体31同士の接触を防ぐ。
【0067】更に請求項12記載の発明によれば、検査
を実施するにあたって使用するパッチ21a及びスイッ
チング素子は、検査用データにより選択されるので、検
査用のプリント基板Nの検査個所に対応したパッチ21
a及びスイッチング素子のみ通電状態とする。
【0068】また請求項13記載の発明によれば、前記
スイッチング素子のコントロールは各IC22間を接続
するバス方式により行うので、制御部とIC22群との
総結線数はIC22の列数となる。
【0069】また請求項14記載の発明によれば、前記
IC22のチップ内には、電圧印加用スイッチング素子
と電圧読込用スイッチング素子とを具え、これら二つの
スイッチング素子は一つのパッチ21aに接続されると
ともに、これら二つのスイッチング素子を駆動する駆動
回路を個別に設け、電圧印加用スイッチング素子は印加
電圧ラインの電圧を電源電圧とし、また電圧読込用スイ
ッチング素子は電圧読込ラインの電圧を電源電圧とする
ので、互いの駆動回路及びスイッチング素子は電圧回路
的接続を持たない。
【0070】また請求項15記載の発明によれば、 検
査用のプリント基板NのランドRに対して、ユニバーサ
ルヘッド2に具えた平板の片面に形成されたパッチ21
aを導通状態に保つように臨ませ、検査を実施するにあ
たっては、使用するパッチ21a及びスイッチング素子
を検査用データにより選択し、順次スイッチング素子を
作動させるので、アダプタAが不要となるとともに、装
置構成が簡素化される。
【0071】これらによって、ユニバーサルヘッド2を
有するプリント基板検査装置1においてアダプタAを使
用することに起因する製作費、管理費、プリント基板N
の版数アップに伴う改造等に要する経済的課題と、接点
が増えることに起因する信頼性での課題を排除すること
ができるのである。特に多数個取りの基板ではアダプタ
Aは同形のものを多数個配列したものであったため、そ
の制作費の削減は大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント基板検査装置を示す斜視図で
ある。
【図2】同上検査部位周辺を拡大して示す縦断側面図で
ある。
【図3】ユニバーサルヘッドを示す平面図並びに底面図
である。
【図4】同上縦断側面図である。
【図5】ICにおける端子の配列態様並びに複数個のI
Cを組み合わせて配設した状態を示す底面図である。
【図6】ICの端子とユニバーサルヘッドの端子とが同
一ピッチ、同グリッド状に配列された場合の両者の接続
状態を示す縦断側面図並びにこれらが異なる場合におい
てフレキシブルコネクタを介在させたその接続状態を示
す縦断側面図である。
【図7】フラットコネクタを示す平面図である。
【図8】同上無負荷時と負荷時の状態を併せ示す縦断側
面図である。
【図9】ランドの一部にレジストがかかった状態並びに
該ランドに複数のパッチが接触している二種の態様を併
せ示す平面図である。
【図10】単一のランドのみに接しているパッチ21a
のみに通電するようにした様子を示す説明図である。
【図11】ショート検査の場合とオープン検査の場合と
の導通板の作用位置を対比して示す縦断側面図である。
【図12】ICとバスラインとの接続態様の一例を示す
ブロック図である。
【図13】ICの内部構成を示すブロック図である。
【図14】パッチ及び端子の他の二種の形成例を示す縦
断側面図である。
【図15】従来の基板テスタの基本的構造並びにプロー
ブピン周辺を拡大して示す縦断側面図である。
【図16】従来のプリント基板テスト用アダプタの二種
の実施例を示す骨格的側面図である。
【図17】同上他の実施例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板検査装置 2 ユニバーサルヘッド 3 フラットコネクタ 3′ フラットコネクタ 4 フレキシブルコネクタ 5 導通板 11 本体 12 操作パネル 13 表示パネル 14 プリンタ 15 加圧装置 16 支持棒 17 ロッド 18 押圧板 19 制御部 21a パッチ 21b 端子 22 IC 22a 端子 22b パッケージ 22c 入力端子 22d 出力端子 22e コントロール端子 22A コントロール回路 22B 電圧印加回路 22C コントロール回路 22D 電圧検出回路 23 配線 24 気密室 24a パッキン 24b 押圧板 25 突起 31 導体 A アダプタ B バスライン C 変換ボード G 寸法 H ヘッドピン J 接触端子 N プリント基板 N1 プリント基板 R ランド R1 ランド T テストピン U ユニバーサルヘッド

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査用のプリント基板のランドに対し
    て、ユニバーサルヘッドに具えた接触端子を導通状態に
    保つように臨ませて導通検査を行うプリント基板検査装
    置において、前記接触端子はユニバーサルヘッドの片面
    に形成されたパッチを用いることを特徴とするプリント
    基板検査装置。
  2. 【請求項2】 前記パッチは、ダブルグリッド状に配列
    されることを特徴とする請求項1記載のプリント基板検
    査装置。
  3. 【請求項3】 導通検査を行うためのスイッチング素子
    はBGAパッケージのIC内に集積され、前記パッチと
    スイッチング素子との結線は、ICの下面全域から突出
    したスイッチング素子と結線された端子と、パッチが形
    成される面と反対の面に形成されるパッチと導通状態に
    ある端子とによって行われることを特徴とする請求項1
    または2記載のプリント基板検査装置。
  4. 【請求項4】 前記パッチとスイッチング素子との結線
    は、ICの下面全域から突出したスイッチング素子と結
    線された端子と、パッチが形成される面と反対の面に形
    成されるパッチと導通状態にある端子との間にフレキシ
    ブルコネクタを介在することによって行われることを特
    徴とする請求項1、2または3記載のプリント基板検査
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ICの下面全域から突出した端子
    は、パッチと同一ピッチのグリッド状に配列されること
    を特徴とする請求項3記載のプリント基板検査装置。
  6. 【請求項6】 前記ICにおいて、最外周の対向する二
    辺の端子は異なるグリッドに属し、且つパッケージの最
    外周との距離は、異なるグリッドに属する端子間の距離
    の二分の一であることを特徴とする請求項3、4または
    5記載のプリント基板検査装置。
  7. 【請求項7】 前記ICはユニバーサルヘッドに対して
    加圧状態で保持されることを特徴とする請求項3、5ま
    たは6記載のプリント基板検査装置。
  8. 【請求項8】 前記ICにおける端子と、ユニバーサル
    ヘッドにおける端子との接触部は、不活性ガスを充填し
    た気密室内に収容されることを特徴とする請求項3、
    4、5、6または7記載のプリント基板検査装置。
  9. 【請求項9】 検査用のプリント基板と、ユニバーサル
    ヘッドとの間には、フラットコネクタを介在させること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または
    8記載のプリント基板検査装置。
  10. 【請求項10】 前記フラットコネクタはフレキシブル
    な素材から成る非導電性の板状部材に対し、導体を両平
    面から突出させるように、前記ユニバーサルヘッドの端
    子のグリッドより細かいピッチで配列したことを特徴と
    する請求項9記載のプリント基板検査装置。
  11. 【請求項11】 前記導体は平面への加圧によって同一
    方向に撓むことを特徴とする請求項10記載のプリント
    基板検査装置。
  12. 【請求項12】 検査を実施するにあたって使用するパ
    ッチ及びスイッチング素子は、検査用データにより選択
    されることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10または11記載のプリント基板検
    査装置。
  13. 【請求項13】 前記スイッチング素子のコントロール
    は各IC間を接続するバス方式により行うことを特徴と
    する請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11ま
    たは12記載のプリント基板検査装置。
  14. 【請求項14】 前記ICのチップ内には、電圧印加用
    スイッチング素子と電圧読込用スイッチング素子とを具
    え、これら二つのスイッチング素子は一つのパッチに接
    続されるとともに、これら二つのスイッチング素子を駆
    動する駆動回路を個別に設け、電圧印加用スイッチング
    素子は印加電圧ラインの電圧を電源電圧とし、また電圧
    読込用スイッチング素子は電圧読込ラインの電圧を電源
    電圧とすることを特徴とする請求項3、4、5、6、
    7、8、9、10、11、12または13記載のプリン
    ト基板検査装置。
  15. 【請求項15】 検査用のプリント基板のランドに対し
    て、ユニバーサルヘッドの片面に形成されたパッチを導
    通状態に保つように臨ませ、検査を実施するにあたって
    は、使用するパッチ及びスイッチング素子を検査用デー
    タにより選択し、順次スイッチング素子を作動させるこ
    とを特徴とするプリント基板検査方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010034185A1 (zh) * 2008-09-23 2010-04-01 Chen Tao 用于测试线路板专用测试机的通用转接装置及通用治具
CN116559632A (zh) * 2023-07-07 2023-08-08 西安交通大学城市学院 一种电气控制电路板触点自动化检测装置

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