JPH0842424A - 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック - Google Patents

内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック

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JPH0842424A
JPH0842424A JP19119895A JP19119895A JPH0842424A JP H0842424 A JPH0842424 A JP H0842424A JP 19119895 A JP19119895 A JP 19119895A JP 19119895 A JP19119895 A JP 19119895A JP H0842424 A JPH0842424 A JP H0842424A
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connector
tab
wire harness
main trunk
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Tatsuo Sakai
辰雄 酒井
Mitsuhiro Fujitani
光弘 藤谷
Hikari Nabeshima
光 鍋島
Yasuo Matsushita
靖生 松下
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Denso Corp
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
NipponDenso Co Ltd
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M69/00Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
    • F02M69/46Details, component parts or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus covered by groups F02M69/02 - F02M69/44
    • F02M69/462Arrangement of fuel conduits, e.g. with valves for maintaining pressure in the pipes after the engine being shut-down
    • F02M69/465Arrangement of fuel conduits, e.g. with valves for maintaining pressure in the pipes after the engine being shut-down of fuel rails
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • F02M51/005Arrangement of electrical wires and connections, e.g. wire harness, sockets, plugs; Arrangement of electronic control circuits in or on fuel injection apparatus

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスバーの構造を簡素にする。 【構成】 合成樹脂性のコネクタブロック内にバスバー
6を埋設し、ワイヤハーネス用コネクタ部4および各イ
ンジェクタ結合部3内にタブ状端子5A,5Bを露出さ
せておく。そして、各インジェクタ結合部3内に露出す
るタブ状端子5Bには中継端子10を接続する。中継端
子10を組み込むことで、バスバー6の端部を雌雄変換
のために複雑な形状に変更する必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の内燃機関の
インジェクタ(燃料の噴射機器)より燃焼噴射をさせる
燃料噴射装置において、そのインジェクタを作動させる
電源の導通接続に用いる内燃機関のインジェクタ用コネ
クタブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の内燃機関の前記インジェクタ
の作動電源の導通接続は、インジェクタを多数個配列し
た燃料噴射装置の近傍まで、メインワイヤハーネスを配
設し、そのメインワイヤハーネスと個別のインジェクタ
間を、両端コネクタの分岐電線群で個別接続すると共
に、そ分岐電線群に耐熱チューブを覆着して、分岐電線
の耐熱性を図る配線システムになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来のインジェ
クタ群への電源の導通接続構造は、使用環境が高温雰囲
気にして強振動の条件となるため、前記の接続構造では
耐震耐熱性が充分でなく、断線したり熱劣化することが
あり、耐震耐熱上の品質信頼性が良好とは言えない。
【0004】個々のインジェクタを個別の分岐電線によ
って接続する構造のため、導通接続のための部品点数が
多くなってコスト高になると共に、接続作業が煩わし
く、コネクタ接続忘れの凡ミスや、コネクタの変形・破
損等による導通不良を生ずることがある。
【0005】電線の熱劣化や断線を極力防止するため
に、配線の取り廻しに特に配慮すると共に、耐熱チュー
ブを覆せる作業が必要になるので、それ等分岐電線群の
成形性や配設作業性が好ましくない。
【0006】配設形態の見映えが悪く、電機配設として
の機能美が優れない。以上の諸不具合点がある。
【0007】本発明は、以上の従来技術の不具合点を解
消するのが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
るための請求項1の発明は、合成樹脂材により形成され
たコネクタ本体には、それぞれフード状に形成された電
源側コネクタ部と電装品側コネクタ部とが配されるとと
もに、これら両コネクタ部のみにタブ状端子として露出
し、他はその外周部分がコネクタ本体内にインサートさ
れてなるバスバーが設けられ、かつ前記コネクタ部の少
なくとも一方には前記タブ状端子に接続された中継端子
が組み込まれていることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2の発明は、ワイヤハーネス
用コネクタ部と、所要の間隔を有する所要数のインジェ
クタ結合部と、これらをつなぐ主幹部とを耐熱硬質樹脂
により一体に成形してなる内燃機関のインジェクタ用コ
ネクタブロックであって、前記主幹部は棒状にほぼ一直
線に延びており、この主幹部から側方へ膨出して前記イ
ンジェクタ結合部が成形されていることを特徴とするも
のである。
【0010】さらに、請求項3の発明は、内燃機関のイ
ンジェクタが2列に複数個ずつ配置されたものに対し、
各列毎にこれらインジェクタに対する給電を行うコネク
タブロックであって、前記主幹部からは前記各インジェ
クタ結合部が両ブロック同士で向き合う方向へ膨出され
ていることを特徴とするものである。
【0011】さらにまた、請求項4の発明は、ワイヤハ
ーネス用コネクタ部と、所要の間隔を有する所要数のイ
ンジェクタ結合部と、これらをつなぐ主幹部とを耐熱硬
質樹脂により一体に成形してなる内燃機関のインジェク
タ用コネクタブロックであって、前記ワイヤハーネス用
コネクタ部に露出するタブ状端子と前記インジェクタ結
合部に露出するタブ状端子とを電気導通するために前記
主幹部内にインサート埋設された複数のバスバーを備
え、かつ前記各バスバーは各インジェクタ結合部に接続
されるインジェクタを独立して制御可能な回路構成とな
っているとともに、各バスバーは主幹部内において縦向
きの並列配置としてあることを特徴とするものである。
【0012】また、請求項5の発明は、ワイヤハーネス
用コネクタ部と、所要の間隔を有する所要数のインジェ
クタ結合部と、これらをつなぐ主幹部とを耐熱硬質樹脂
により一体に成形してなる内燃機関のインジェクタ用コ
ネクタブロックであって、前記主幹部は棒状にほぼ一直
線に延びて形成されるとともに、その一端部に前記ワイ
ヤハーネス用コネクタ部が配置され、かつ前記各インジ
ェクタ結合部が前記主幹部から側方へ膨出して配置さ
れ、また前記主幹部内には前記ワイヤハーネス用コネク
タ部に露出するタブ状端子と前記インジェクタ結合部に
露出するタブ状端子とを電気導通するために複数のバス
バーが縦向きにかつ主幹部の長手方向に沿って並列した
状態でインサート埋設され、かつ前記各バスバーは各イ
ンジェクタ結合部に接続されるインジェクタを独立して
制御可能な回路構成となっており、さらに前記各インジ
ェクタ結合部内に露出する各タブ状端子におけるターミ
ナル対の一方は、前記主幹部内に延びるバスバー列のう
ちインジェクタ結合部から最も遠いものをコモンライン
とし、他方は前記ワイヤハーネス用コネクタ部から最も
遠い位置にあるインジェクタ結合部から順に、コモンラ
インから近い側から内側へ順に専用ラインとされている
ことを特徴とするものである。
【0013】さらに、請求項6の発明は、ワイヤハーネ
ス用コネクタ部と、所要の間隔を有する所要数のインジ
ェクタ結合部と、これらをつなぐ主幹部とを耐熱硬質樹
脂により一体に成形してなる内燃機関のインジェクタ用
コネクタブロックであって、前記ワイヤハーネス用コネ
クタ部に露出するタブ状端子と前記インジェクタ結合部
に露出するタブ状端子とを電気導通するために前記主幹
部内にインサート埋設された複数のバスバーを備え、か
つ各バスバーは主幹部内において縦向きに並列に配置さ
れるとともに、前記ワイヤハーネス用コネクタ部内に露
出する各タブ状端子は、その帯幅方向を揃えた横向き配
列となっていることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、バスバーは樹脂部分
に埋設される構造であるため、外部に対するシール性が
確保されている。また、中継端子の組み込みによってこ
の中継端子がタブ状端子に対する雌雄の変換がなされ
る。
【0015】また、請求項2の発明では主幹部から側方
へずれた位置でインジェクタとの結合がなされる。
【0016】請求項3の発明では、各インジェクタ結合
部はコネクタブロック列同士で互いに向き合った状態で
配置される。
【0017】請求項4の発明では、バスバーによって各
インジェクタはそれぞれ別個独立に制御される。
【0018】請求項5の発明では、主幹部内に配列され
た各バスバーからは各インジェクタ結合部に対してバス
バー列を股がないようにして配線される。
【0019】請求項6の発明では、主幹部内においはバ
スバー列は縦向きであるが、ワイヤハーネス用コネクタ
部内では横向きにしてあるため、通常タイプのコネクタ
との接続が可能となる。
【0020】なお、本発明は、エンジン近傍に配設され
たワイヤハーネスとインジェクタ群の導通手段に、耐熱
硬質樹脂の主幹部にインサート埋設されたバスバーを用
いるので、当該導通構造が金属板を埋設した耐熱硬質樹
脂の剛質一体物構造となり、従来の導通構造に対比し
て、必要な耐熱性と耐振動性等の物理的性質を充分に確
保することができる。そして、その剛質一体物のインジ
ェクタ用コネクタブロックは、インジェクタ群への一括
接続が可能になると共に、単一物構造となって構造が簡
素化し、電気導通構造物としての機能美が向上する。さ
らに、主幹部へインサートした帯状のバスバーが、その
帯幅の方向を、内燃機関のインジェクタへの結合方向
と、概ね同一方向にして配設されているため、インジェ
クタ用コネクタブロックのインジェクタへの結合方向の
外力に対するバスバーの断面二次モーメントが大となっ
て、このバスバーを埋設した主幹部の前記結合方向の曲
げ剛性が大となる構造的特徴となる。したがって、内燃
機関のインジェクタ結合群を結合したり離脱させると
き、強い結合力・離脱力を受ける主幹部が容易に曲がら
ず、結合・離脱がしやすくなって作業が簡易化されると
共に、その結合離脱に伴うコネクタブロックの変形を防
止する。
【0021】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。請求項
1の発明によれば、バスバーはタブ状端子として露出す
る部分以外は樹脂部分に埋設されているため、例えば防
水機能が要求される自動車のエンジンルーム等で使用さ
れた場合でも、バスバーに対するシールは確実であり、
また中継端子もコネクタ部のフード部分内部に組み込ま
れるため、接続状態では外部に露出せず、これによって
簡易な防水が図られる。また、中継端子を組み込んだこ
とによって、バスバーのタブ状端子とタブ幅を異にする
端子との接続も可能になる。さらに、バスバーの端部に
雌雄変換のための形状変更を伴わずにすむため、バスバ
ーの構造を簡素化することができる。
【0022】請求項2の発明によれば、各インジェクタ
結合部を主幹部より側方へ膨出させて配置したため、つ
まりそれぞれを主幹部の軸線上に配置せず、側方へずら
したことによって、各インジェクタ結合部を重ねて配置
せずにすむ。したがって、このような場合と比較して全
体の高さ寸法を小さくすることができる。
【0023】請求項3の発明によれば、コネクタブロッ
ク対は並列して配置されるが、それぞれは各インジェク
タ結合部が対向する方向へ、つまり内側へ向けて膨出さ
れるようにしたため、外部への張り出しが抑制され、周
辺との干渉を未然に解消できる。
【0024】請求項4の発明によれば、各バスバーは各
インジェクタを独立して制御可能に回路構成がしてある
とともに、それぞれは主幹部内に縦向きに並列して配置
されているため、主幹部を小幅化することができる。
【0025】請求項5の発明によれば、主幹部内に延び
るバスバー列は、ワイヤハーネス用コネクタ部から遠い
側から順に、最も外側(インジェクタ結合部から離れる
側)に位置するバスバーから配線するようにしたため、
クロス配線(バスバー列を跨ぐような配線)が最小限で
済む。また、ワイヤハーネス用コネクタ部へ近づくにつ
れて主幹部内を通るバスバー列の数が減少するため、そ
の分主幹部の幅を狭くすることができ、これによって樹
脂材料の経済化が図れる。
【0026】請求項6の発明によれば、各バスバーは主
幹部内では縦向きに配置されているが、そのままの向き
でワイヤーハーネス用コネクタ部に露出させるのでな
く、帯幅方向を揃えて配列させるよう、方向転換をさせ
て露出させたため、インジェクタ側のコネクタは通常の
向きに端子が組み込まれているタイプのものが使用可能
となる。
【0027】なお、本発明ではインジェクタ群の作動用
の電気導通手段として、耐熱性・耐振動性等の必要な物
理的性質を充分に確保して品質性能の向上を図ると共
に、その電気導通手段の配設作業性の向上とコスト低減
を促進し、さらに、当該部分の機能美を向上する等の効
果も得られる。
【0028】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。自
動車エンジンのインジェクタに応用した本発明一実施例
を示す図1〜図5を参照して、本発明のインジェクタ用
コネクタブロック1は(以下、単にコネクタブロック1
という。)、図1のように、一端に一体成形したワイヤ
ハーネス用コネクタ4を有する耐熱硬質樹脂製の棒状の
主幹部2に、所要の間隔で必要数配列されたインジェク
タ結合部3を形成しており、主幹部2には、ワイヤハー
ネス用コネクタ4とインジェクタ結合部群3のそれぞれ
に、タブ状端子5Aと5Bを露出するバスバー6がイン
サートされて埋め込まれており、このコネクタブロック
1によって、メインワイヤハーネスとエンジンのインジ
ェクタ群とを一括接続して電気導通する構造になってい
る。詳しくは、バスバー6は当該エンジンのインジェク
タの配設形態に合わせた、所要ビッチにして所要数(図
示は3個)の中間接続部7を有し、前端にワイヤハーネ
ス用コネクタのタブ状端子5Aを突設すると共に、中間
接続部7に接続用のタブ状端子5Bを分岐立設した形状
を有し、タブ状端子5Aと5Bのみを残して全体が耐熱
性強化硬質樹脂(本実施例は、ガラス繊維30%入りの
「ポリブチレンテレフタレート」)にインサートされて
埋め込まれ、剛性の一体物に成形されている。即ち、バ
スバー6は、図2、図3参照、帯状のものが群をなして
主幹部2にインサートされると共に、主幹部2内で直線
状に延びるバスバー6は、帯幅の方向を、後述する内燃
機関のインジェクタ8へコネクタブロツク1を結合する
方向と、概ね同一になして配設されており、その結合方
向に対するコネクタブロック1の曲げ剛性を意図的に向
上させてある。
【0029】そして、一端に突設したタブ状端子5Aは
主幹部2の端部に一体形成した雄形コネクタハウジング
9に収納されて、ワイヤハーネス用コネクタ4となって
いる。また、中間に分岐立設したタブ状端子5Bは、主
幹部2と一体に形成されて側方へ膨出し、下方を開口し
てキャップ状をなすインジェクタ結合部3のそれぞれの
中央内側から露出して下方を臨む姿勢に配列固定されて
いる。
【0030】そして、インジェクタ結合部3内のタブ状
端子5Bは、中継端子挿着孔11の上部から下方に突出
露出しており、その中継端子挿着孔11に、図4示の両
端リセプタクル接触部の中継端子10を挿入着して、一
側をタブ状端子5Bに接続すると共に、中継端子10の
他側をインジェクタ8に立設したタブ状端子5C(図5
示)に接続するように形成されている。
【0031】そして、以上のコネクタブロック1は、図
5のように、当該エンジンのインジェクタ8群にインジ
ェクタ結合部3を一括覆着して、バスバー6のタブ状端
子5Bとインジェクタ8のタブ状端子5Cを導通接続す
ると共に、ワイヤハーネス用コネクタ4を、当該エンジ
ンの近傍まで配設されたメインワイヤハーネス14のコ
ネクタ13と接続し、インジェクタ8の作動用の電源が
導通接続される。なお、インジェクタ結合部3とインジ
ェクタ8との結合部位には、防水用パッキン12が装着
される。
【0032】以上の実施例のコネクタブロック1による
と、耐熱性強化樹脂の主幹部2に埋設された金属製バス
バー6が、メインワイヤハーネス14のコネクタ13と
インジェクタ8群間に橋設されて電気導通をするので、
コネクタブロツク1の耐熱性と耐振動性を充分に確保
し、振動や熱劣化による従来の品質上の不具合点を解消
することができる。そして、剛質一体物のブロックによ
って、インジェクタ群に一括接続することができるの
で、従来構造物のインジェクタの個別接続に対比して、
接続作業性が向上すると共に、接続忘れの凡ミスが防止
され、接続部分等の変形や破損等のトラブルが防止され
る。そして、バスバー6の配設方向を特定した構造によ
って、棒状をなす主幹部2が、高い曲げ剛性を有するの
で、インジェクタ8群への一括結合と一括離脱の作業性
が向上し、その結合・離脱に基づくコネクタブロック1
の変形が防止できる。そして、この実施例のものは、イ
ンジェクタ8との結合部位にパッキン12を装着するの
で、当該部分の耐振・防水・防音等を図ることができ
る。さらに、剛質一体物のため、部品点数が少なく、構
造簡素となるので、電気導通手段としての品質信頼性の
向上とコスト低減が促進されると共に、電気導通機構と
しての機能美が向上する。以上の諸利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例インジェクタ用コネクタブロックにおける
バスバーと、全体を示す斜視図
【図2】図1のAA断面図
【図3】図1のBB断面図
【図4】インジェクタ結合部に挿着する中継端子の斜視
【図5】本発明のインジェクタ用コネクタブロツクの使
用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1…インジェクタ用コネクタブロツク 2…主幹部 3…インジェクタ結合部 4…ワイヤハーネス用コネクタ 5A、5B、5C…タブ状端子 6…バスバー 7…中間接続部 8…インジェクタ 9…雄形コネクタハウジング 10…中継端子 11…中継端子挿着孔 14…メインワイヤハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鍋島 光 三重県三重郡楠町小倉1832ー2 (72)発明者 松下 靖生 三重県四日市市あさけケ丘2丁目1ー54

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材により形成されたコネクタ本
    体には、それぞれフード状に形成された電源側コネクタ
    部と電装品側コネクタ部とが配されるとともに、これら
    両コネクタ部のみにタブ状端子として露出し、他はその
    外周部分がコネクタ本体内にインサートされてなるバス
    バーが設けられ、かつ前記コネクタ部の少なくとも一方
    には前記タブ状端子に接続された中継端子が組み込まれ
    ていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 ワイヤハーネス用コネクタ部と、所要の
    間隔を有する所要数のインジェクタ結合部と、これらを
    つなぐ主幹部とを耐熱硬質樹脂により一体に成形してな
    る内燃機関のインジェクタ用コネクタブロックであっ
    て、前記主幹部は棒状にほぼ一直線に延びており、この
    主幹部から側方へ膨出して前記インジェクタ結合部が成
    形されていることを特徴とする内燃機関のインジェクタ
    用コネクタブロック。
  3. 【請求項3】 内燃機関のインジェクタが2列に複数個
    ずつ配置されたものに対し、各列毎にこれらインジェク
    タに対する給電を行うコネクタブロックであって、前記
    主幹部からは前記各インジェクタ結合部が両ブロック同
    士で向き合う方向へ膨出されていることを特徴とする請
    求項2記載の内燃機関のインジェクタ用コネクタブロッ
    ク。
  4. 【請求項4】 ワイヤハーネス用コネクタ部と、所要の
    間隔を有する所要数のインジェクタ結合部と、これらを
    つなぐ主幹部とを耐熱硬質樹脂により一体に成形してな
    る内燃機関のインジェクタ用コネクタブロックであっ
    て、前記ワイヤハーネス用コネクタ部に露出するタブ状
    端子と前記インジェクタ結合部に露出するタブ状端子と
    を電気導通するために前記主幹部内にインサート埋設さ
    れた複数のバスバーを備え、かつ前記各バスバーは各イ
    ンジェクタ結合部に接続されるインジェクタを独立して
    制御可能な回路構成となっているとともに、各バスバー
    は主幹部内において縦向きの並列配置としてあることを
    特徴とする内燃機関のインジェクタ用コネクタブロッ
    ク。
  5. 【請求項5】 ワイヤハーネス用コネクタ部と、所要の
    間隔を有する所要数のインジェクタ結合部と、これらを
    つなぐ主幹部とを耐熱硬質樹脂により一体に成形してな
    る内燃機関のインジェクタ用コネクタブロックであっ
    て、前記主幹部は棒状にほぼ一直線に延びて形成される
    とともに、その一端部に前記ワイヤハーネス用コネクタ
    部が配置され、かつ前記各インジェクタ結合部が前記主
    幹部から側方へ膨出して配置され、また前記主幹部内に
    は前記ワイヤハーネス用コネクタ部に露出するタブ状端
    子と前記インジェクタ結合部に露出するタブ状端子とを
    電気導通するために複数のバスバーが縦向きにかつ主幹
    部の長手方向に沿って並列した状態でインサート埋設さ
    れ、かつ前記各バスバーは各インジェクタ結合部に接続
    されるインジェクタを独立して制御可能な回路構成とな
    っており、さらに前記各インジェクタ結合部内に露出す
    る各タブ状端子におけるターミナル対の一方は、前記主
    幹部内に延びるバスバー列のうちインジェクタ結合部か
    ら最も遠いものをコモンラインとし、他方は前記ワイヤ
    ハーネス用コネクタ部から最も遠い位置にあるインジェ
    クタ結合部から順に、コモンラインから近い側から内側
    へ順に専用ラインとされていることを特徴とする内燃機
    関のインジェクタ用コネクタブロック。
  6. 【請求項6】 ワイヤハーネス用コネクタ部と、所要の
    間隔を有する所要数のインジェクタ結合部と、これらを
    つなぐ主幹部とを耐熱硬質樹脂により一体に成形してな
    る内燃機関のインジェクタ用コネクタブロックであっ
    て、前記ワイヤハーネス用コネクタ部に露出するタブ状
    端子と前記インジェクタ結合部に露出するタブ状端子と
    を電気導通するために前記主幹部内にインサート埋設さ
    れた複数のバスバーを備え、かつ各バスバーは主幹部内
    において縦向きに並列に配置されるとともに、前記ワイ
    ヤハーネス用コネクタ部内に露出する各タブ状端子は、
    その帯幅方向を揃えた横向き配列となっていることを特
    徴とする内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック。
JP7191198A 1995-07-03 1995-07-03 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック Expired - Fee Related JP2840051B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005083259A1 (ja) * 2004-02-27 2005-09-09 Keihin Corporation 電磁式燃料噴射弁

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JP2840051B2 (ja) 1998-12-24

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