JP3056462B2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JP3056462B2
JP3056462B2 JP10010266A JP1026698A JP3056462B2 JP 3056462 B2 JP3056462 B2 JP 3056462B2 JP 10010266 A JP10010266 A JP 10010266A JP 1026698 A JP1026698 A JP 1026698A JP 3056462 B2 JP3056462 B2 JP 3056462B2
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透 黒野
達也 永島
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Nitto Kogyo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は主幹ブレーカと分岐
ブレーカとを備えた分電盤に関するものであり、更に詳
細には母線バーと各ブレーカとの接続をプラグイン方式
により行うようにした分電盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】分電盤は主幹ブレーカから延びる3相の
母線バーの側方に複数の分岐ブレーカを接続した構造の
もので、従来は各分岐ブレーカと各母線バーとの接続を
接続バーにより行うものが普通であった。しかしこのよ
うな分電盤を組み立てるには極めて多数の接続バーが必
要とされ多くの手数を要するために、最近ではブレーカ
の端子接続部をU字状の弾性材により構成したプラグ端
子部とし、このプラグ端子部を母線バーの側面に直接差
し込むこようにしたプラグインブレーカが開発されてい
る。
【0003】図7はこのプラグインブレーカを採用した
分電盤の従来例を示すもので、1は主幹ブレーカ、2は
3相の母線バー、3はこれらの母線バー2に接続された
プラグイン方式の分岐ブレーカである。分岐ブレーカ3
をプラグインブレーカとした場合には、母線バー2は接
続を容易とするために高さを変えて3層に配置しなけれ
ばならないが、主幹ブレーカ1の三つの端子4は横並び
の同一高さにある。このため、図示のように複雑な形状
の3枚の接続バー5a、5b、5cにより主幹ブレーカ
1と母線バー2との間を接続しなければならないという
問題が残されていた。
【0004】なお図8に示すように主幹ブレーカ1もプ
ラグインブレーカとし、分岐ブレーカ3と平行となるよ
うに配置すれば、図7のように複雑な形状の接続バー5
a、5b、5cを用いる必要はなくなる。しかしこの場
合には大型の主幹ブレーカ1が母線バー2の側方に大き
く突出し、それに連れて盤の横幅が拡がったり盤内のデ
ッドスペースが増大したりする問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、従来のような複雑な形状の接続バー
を必要とせず、また盤内のデッドスペースを増大させる
こともない分電盤を提供するためになされたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた第1の発明の分電盤は、プラグインブレー
カを採用した分電盤において、上下に重なるように配置
された母線バーの先端に直交接続部を形成し、この直交
接続部に主幹ブレーカを接続することにより、主幹ブレ
ーカを分岐ブレーカに対して垂直に配置したことを特徴
とするものである。また第2の発明の分電盤は、上下に
重なるように配置された母線バーの先端にクランク形状
部を形成し、このクランク形状部に主幹ブレーカを接続
することにより、主幹ブレーカを分岐ブレーカに対して
平行に配置したことを特徴とするものである。なお、主
幹ブレーカをプラグインアダプタを介して母線バーに接
続してもよい。
【0007】第3の発明の分電盤は、主幹ブレーカをL
字状のプラグインアダプタを介して上下に重なるように
配置された母線バーに接続することにより、主幹ブレー
カを分岐ブレーカに対して垂直に配置したことを特徴と
するものである。
【0008】第1の発明によれば、上下に重なるように
配置された母線バーの先端に直交接続部を設けることに
より、主幹ブレーカを接続バーを必要とせずに分岐ブレ
ーカに対して垂直に母線バーに接続することができる。
また第2の発明によれば、上下に重なるように配置され
母線バーの先端にクランク形状部を設けることによ
り、主幹ブレーカを盤の横幅を広げることなく、分岐ブ
レーカに対して平行に母線バーに接続することができ
る。
【0009】第3の発明によれば、L字状のプラグイン
アダプタを用いることにより、接続バーを必要とせずに
分岐ブレーカに対して垂直に、上下に重なるように配置
された母線バーに接続することができる。従って、いず
れの発明においても盤内のデッドスペースを増大させる
ことがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を示す。図1は第1の発明の実施形態を示す図であ
り、1は主幹ブレーカ、2は3相の母線バー、3はこれ
らの母線バー2に接続されたプラグイン方式の分岐ブレ
ーカである。母線バー2は従来と同様に上下に重なるよ
うに3層に配置されている。分岐ブレーカ3はU字状の
プラグ接続部6を備えたプラグインブレーカであり、こ
れらの母線バー2の両側にプラグ接続部6をプラグイン
することにより、従来のような接続バーを用いることな
く図示のとおり取り付けられている。
【0011】この発明では、母線バー2の先端に図1に
示すような直交接続部7が形成されている。この実施形
態では、母線バー2の先端をL字状に湾曲させてある
が、想像線で示したように反対側にもアーム状の直交接
続部7を形成したT字状の母線バー2としてもよい。そ
してこの母線バー2の先端の直交接続部7に、主幹ブレ
ーカ1を接続してある。主幹ブレーカ1も好ましくはプ
ラグインブレーカであり、この実施形態では主幹ブレー
カ1はプラグインアダプタ8を介して直交接続部7に接
続されている。このプラグインアダプタ8は図2に示す
ように、上下3層のプラグ接続部9を備えており、3層
の母線バー2にこれらのプラグ接続部9を差し込むこと
により、従来のような接続バーを用いることなく主幹ブ
レーカ1を母線バー2に接続している。しかし主幹ブレ
ーカ1がそれ自体にプラグ接続部9を備えたものであれ
ば、プラグインアダプタ8を用いずに直接母線バー2の
直交接続部7に接続することができる。なお、母線バー
の直交接続部7は母線バー2と一体に成型されているが
直交接続部7を別部材とし、ボルト等で母線バー2に接
続して構成してもよい。
【0012】このように第1の発明によれば母線バー2
の先端の直交接続部7に主幹ブレーカ1を接続するよう
にしたため、主幹ブレーカ1の方向を分岐ブレーカ3に
対して垂直に配置することができ、盤内のデッドスペー
スを増大させることがないうえ、従来のような複雑な形
状の接続バーを用いる必要もない利点がある。
【00l3】図3は第1の発明の他の実施形態を示す図
であり、この発明では母線バー2の先端が台形状に形成
されている。この台形部13には主幹ブレーカ1が分岐
ブレーカと垂直に接続してある。この実施形態によれば
盤内のデッドスペースを増大させることがないうえ、母
線バーに複雑な加工を加える必要もないという利点があ
る。
【00l4】図4は第2の発明の実施形態を示す図であ
り、この発明では上下に重なるよう に配置された母線バ
ー2の先端にクランク形状部12が形成されている。こ
のクランク形状部12には、図4に示すように主幹ブレ
ーカ1が分岐ブレーカと平行に接続してある。この実施
形態においても第1の発明の実施形態と同様、主幹ブレ
ーカ1はプラグインブレーカが好ましいが、この場合は
プラグインアダプタ8を介してクランク形状部12に接
続されている。このように第2の発明によれば母線バー
2の先端のクランク形状部12に主幹ブレーカ1を接続
したため、主幹ブレーカ1が分岐ブレーカと平行である
にも関わらず、盤内のデッドスペースを増大させること
がないうえ、従来のような複雑な形状の接続バーを用い
る必要もない利点がある。
【0015】図5は第3の発明の実施形態を示す図であ
り、この第3の発明では上下に重なるように配置された
母線バー2自体は従来と同様のストレートな形状であ
る。しかし主幹ブレーカ1にL字状の端子アダプタ10
を取付け、この端子アダプタ10を介して主幹ブレーカ
1を母線バー2の側面に接続してある。図6に示すよう
に、この端子アダプタ10は主幹ブレーカ1への取付け
部に対して直角方向にプラグ接続部9を備えたものであ
る。この第3の発明でも、第1の発明と同様に主幹ブレ
ーカ1の取付け方向を分岐ブレーカ3に対して垂直にす
ることができ、盤内のデッドスペースを増大させること
がないうえ、接続時に従来のような複雑な形状の接続バ
ーを用いる必要もない利点がある。
【00l6】
【0017】なお、何れの発明においてもプラグインア
ダプタ8や端子アダプタに固定用ネジ孔11を設けてこ
れらを盤に固定するようにしておけば、既に設置された
主幹ブレーカ1を交換する際にアダプタは取り付けたま
まで主幹ブレーカ1のみを交換することができる。この
ようにすれば、重い主幹ブレーカ1の位置決めも容易に
でき、位置決めがうまくできずにプラグ接続部9に無理
な力を加えて変形させてしまうことを防止することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の分電盤
は従来のような複雑な形状の接続バーを必要とせず、ま
た盤内のデッドスペースを増大させることもない利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施形態を示す正面図である。
【図2】プラグインアダプタ付きの主幹ブレーカを示す
斜視図である。
【図3】第1の発明の他の実施形態を示す正面図であ
る。
【図4】第2の発明の実施形態を示す正面図である。
【図5】第3の発明の実施形態を示す正面図である。
【図6】L字状のプラグインアダプタ付きの主幹ブレー
カを示す斜視図である。
【図7】従来例を示す正面図である。
【図8】従来例を変形させた状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 主幹ブレーカ 2 母線バー 3 分岐ブレーカ 4 主幹ブレーカの端子 5 接続バー 6 プラグ接続部 7 直交接続部 8 プラグインアダプタ 9 プラグ接続部 10 L字状の端子アダプタ 11 固定用ネジ孔 12 クランク形状部 13 台形部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−327305(JP,A) 実開 昭49−83557(JP,U) 実開 昭56−126107(JP,U) 実開 昭56−136409(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/40 - 1/44

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグインブレーカを採用した分電盤に
    おいて、上下に重なるように配置された母線バーの先端
    に直交接続部を形成し、この直交接続部に主幹ブレーカ
    を接続することにより、主幹ブレーカを分岐ブレーカに
    対して垂直に配置したことを特徴とする分電盤。
  2. 【請求項2】 プラグインブレーカを採用した分電盤に
    おいて、上下に重なるように配置された母線バーの先端
    にクランク形状部を形成し、このクランク形状部に主幹
    ブレーカを接続することにより、主幹ブレーカを分岐ブ
    レーカに対して平行に配置したことを特徴とする分電
    盤。
  3. 【請求項3】 主幹ブレーカをプラグインアダプタを介
    して母線バーに接続した請求項1または2に記載の分電
    盤。
  4. 【請求項4】 プラグインブレーカを採用した分電盤に
    おいて、主幹ブレーカをL字状のプラグインアダプタを
    介して上下に重なるように配置された母線バーに接続す
    ることにより、主幹ブレーカを分岐ブレーカに対して垂
    直に配置したことを特徴とする分電盤。
JP10010266A 1998-01-22 1998-01-22 分電盤 Expired - Fee Related JP3056462B2 (ja)

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JP2007318875A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Kawamura Electric Inc 住宅用分電盤
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