JPH0842016A - 遮音ボード及び遮音パネル - Google Patents

遮音ボード及び遮音パネル

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Publication number
JPH0842016A
JPH0842016A JP18144994A JP18144994A JPH0842016A JP H0842016 A JPH0842016 A JP H0842016A JP 18144994 A JP18144994 A JP 18144994A JP 18144994 A JP18144994 A JP 18144994A JP H0842016 A JPH0842016 A JP H0842016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound insulation
base material
board
sheet
insulation board
Prior art date
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Pending
Application number
JP18144994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitomi Goto
仁美 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮音ボードにて簡易に遮音壁を構成可能とす
ること。 【構成】 遮音ボード14において、基材21の裏面の
少なくとも一部の木桟固定部分には遮音シート22が被
着されないもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の間仕切壁等に用い
て好適な、遮音ボード及び遮音パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遮音パネル構造として、実開昭63
-138310 号公報に記載の如く、壁を構成する面材に取付
手段を介して防音面材を取付けてなるものがある。
【0003】また、遮音ボードとして、実開平6-6513号
工法に記載の如く、石膏ボードからなる基材に遮音シー
トを被着一体化してなるものがある。この遮音ボード
は、壁枠組を構成する木桟に釘等の乾式工法にて固定さ
れ、遮音パネルを構成するものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、下記、の問題点がある。 壁を構成する面材に取付手段を介して防音面材を取付
けるものは、面材を2度重ねることになり、施工煩雑で
ある。
【0005】基材に遮音シートを被着一体化してなる
遮音ボードにて遮音パネルを構成するものは、遮音シー
トが基材の全面に及んで、遮音シートが基材とともに木
桟に固定されるとき、固定強度を十分に確保できるよう
に遮音シートの強度や粘性を調整する必要がある。即
ち、遮音シートが軟弱すぎる場合には、この遮音ボード
を釘等により強固に締め込みできない。また、遮音シー
トが硬すぎる場合には、釘等の打ち込みにより遮音シー
トが割れ、この遮音ボードを安定的に固定することがで
きない。本発明は、遮音ボードにて簡易に遮音パネルを
構成可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、基材の裏面側に遮音シートを被着し、基材の裏面に
木桟を固定して用いられる遮音ボードにおいて、基材の
裏面の少なくとも一部の木桟固定部分には遮音シートが
被着されないようにしたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、壁枠組を構成
する木桟に、請求項1記載の遮音ボードを組付けてなる
ようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば下記、の作用がある。 遮音ボードは、基材に遮音シートを被着一体化したも
のである。従って、壁枠組を構成する木桟にこの一体の
遮音ボードを釘等の乾式工法にて固定することにより遮
音パネルを構成するものとなり、施工簡易である。
【0009】基材の裏面の木桟固定部分には遮音シー
トが被着されていない。従って、遮音ボードを木桟に固
定する部分で遮音シートを介在させないものとなる。よ
って、遮音ボードの木桟への固定部分では、基材のみが
釘等の乾式工法の打ち込み、締め込みを付与されるもの
となり、遮音シートはこの打ち込み、締め込みを付与さ
れない。このため、遮音シートの強度や粘性を何ら調整
することなく、遮音ボードを十分な固定強度で強固に木
桟に固定した遮音パネルを得ることができる。
【0010】
【実施例】図1は第1実施例の遮音パネルを示す断面
図、図2は第1実施例の遮音パネルを示す斜視図、図3
は第2実施例の遮音パネルを示す断面図、図4は遮音ボ
ードの一例を示す断面図、図5は遮音ボードの他の例を
示す断面図である。 (第1実施例)(図1、図2、図4)
【0011】図1、図2の遮音パネル10は、建物の間
仕切壁として用いられるものであり、壁枠組11を構成
する縦木桟12、横木桟13の一方の側に遮音ボード1
4を組付け、他方の側に一般ボード15を組付けたもの
である。遮音ボード14と一般ボード15は、釘等の乾
式工法にて壁枠組11の縦木桟12に固定される。尚、
遮音ボード14と一般ボード15は、釘等の乾式工法に
て壁枠組11の縦木桟12だけでなく、横木桟13にも
固定されるものであっても良い。
【0012】このとき、遮音ボード14は、図4に示す
如く、例えば石膏ボードからなる基材21の裏面側に遮
音シート22を被着した複合ボードであり、基材21の
裏面に上記縦木桟12(横木桟13)を固定される。そ
して、基材21の裏面の縦木桟12への固定部分には、
遮音シート22が被着されないようになっている。尚、
基材21の裏面の横木桟13への固定部分においても遮
音シート22が被着されないようにするものであっても
良い。
【0013】遮音ボード14において、遮音シート22
は軟質のアスファルトシート、発泡ウレタンに砂を
配合したシート、発泡シートに鉄粉等の金属粉を配合
したシート等にて構成できる。そして、遮音シート22
は熱軟化状態で基材21に融着され、或いは接着剤を介
して基材21に接着され得る。また、一般ボード15
は、例えば石膏ボードから構成される。
【0014】以下、本実施例の作用について説明する。 遮音ボード14は、基材21に遮音シート22を被着
一体化したものである。従って、壁枠組11を構成する
木桟12にこの一体の遮音ボード14を釘等の乾式工法
にて固定することにより遮音パネル10を構成するもの
となり、施工簡易である。
【0015】基材21の裏面の木桟固定部分には遮音
シート22が被着されていない。従って、遮音ボード1
4を木桟に固定する部分で遮音シート22を介在させな
いものとなる。よって、遮音ボード14の木桟への固定
部分では、基材21のみが釘等の乾式工法の打ち込み、
締め込みを付与されるものとなり、遮音シート22はこ
の打ち込み、締め込みを付与されない。このため、遮音
シート22の強度や粘性を何ら調整することなく、遮音
ボード14を十分な固定強度で強固に木桟に固定した遮
音パネル10を得ることができる。 (第2実施例)(図3)
【0016】図3の遮音パネル30は、壁枠組11の一
方の側の全面に前記遮音パネル10と同様に遮音ボード
14を組付け、壁枠組11の他方の側の一部に遮音ボー
ド14を組付けるとともに、壁枠組11の他方の側の残
部に一般ボード15を組付けたものである。
【0017】即ち、遮音パネル30にあっては、建物内
で押入れの如くの収納体31等の遮音物体が設置されて
いる部分については壁枠組11の一方の側にのみ遮音ボ
ード14を組付け、収納体31が設置されない部分につ
いては壁枠組11の両側に遮音ボード14、14を組付
けてその遮音性能を確保可能としている。
【0018】従って、このような遮音パネル30によれ
ば、建物内の遮音効果の必要度に応じて経済的な遮音パ
ネル構成を実現できる。また、このように遮音パネル3
0の片側の一部にのみ遮音ボード14を設け、その残部
に一般ボード15を設ける場合に、遮音ボード14を構
成する遮音シート22のシート厚みに関わらず、遮音パ
ネル30の室内面は平滑に納めることができる。
【0019】尚、遮音パネル30において、壁枠組11
の両側とも、それらの全面に遮音ボード14を組付ける
ものであっても良い。
【0020】図5の遮音ボード40は、基材41の裏面
の木桟固定部分を除く部分に遮音シート42を被着する
とともに、遮音シート42の上面にアルミニウム、鉄、
鉛等の金属箔43をラミネートしたものである。これに
よって、遮音性能をより向上できる。
【0021】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、遮音パネル
10、30において、壁枠組11の両側に固定された遮
音ボード14と一般ボード15の間、或いは遮音ボード
14と遮音ボード14の間に、吸音材、他の遮音材を充
填するものであっても良い。
【0022】また、遮音ボード14の基材21として石
膏ボードを用いることにより遮音パネル10、30の難
燃性能を向上できる。但し、基材21は石膏ボード以外
の材料にて構成することもできる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明方法によれば、遮音
ボードにて簡易に遮音パネルを構成可能とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例の遮音パネルを示す断面図で
ある。
【図2】図2は第1実施例の遮音パネルを示す斜視図で
ある。
【図3】図3は第2実施例の遮音パネルを示す断面図で
ある。
【図4】図4は遮音ボードの一例を示す断面図である。
【図5】図5は遮音ボードの他の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10、30 遮音パネル 11 壁枠組 12、13 木桟 14、40 遮音ボード 21、41 基材 22、42 遮音シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の裏面に遮音シートを被着し、基材
    の裏面に木桟を固定して用いられる遮音ボードにおい
    て、 基材の裏面の少なくとも一部の木桟固定部分には遮音シ
    ートが被着されないことを特徴とする遮音ボード。
  2. 【請求項2】 壁枠組を構成する木桟に、請求項1記載
    の遮音ボードを組付けてなることを特徴とする遮音パネ
    ル。
JP18144994A 1994-08-02 1994-08-02 遮音ボード及び遮音パネル Pending JPH0842016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18144994A JPH0842016A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 遮音ボード及び遮音パネル

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JP18144994A JPH0842016A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 遮音ボード及び遮音パネル

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JPH0842016A true JPH0842016A (ja) 1996-02-13

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JP18144994A Pending JPH0842016A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 遮音ボード及び遮音パネル

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