JPH1046696A - 建造物の構成体 - Google Patents
建造物の構成体Info
- Publication number
- JPH1046696A JPH1046696A JP8223084A JP22308496A JPH1046696A JP H1046696 A JPH1046696 A JP H1046696A JP 8223084 A JP8223084 A JP 8223084A JP 22308496 A JP22308496 A JP 22308496A JP H1046696 A JPH1046696 A JP H1046696A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polystyrene foam
- aggregate
- side end
- face
- finishing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 断熱性及び防音性を有し、かつ軽量で加工も
容易な建造物の構成体を提供する。 【解決手段】 肉厚の板状体とした発泡スチロール1
を、側端面に骨材2を介在させ、突合して連設すると共
に、表裏面に外装材3を重合して接着して形成したこと
を特徴とする。
容易な建造物の構成体を提供する。 【解決手段】 肉厚の板状体とした発泡スチロール1
を、側端面に骨材2を介在させ、突合して連設すると共
に、表裏面に外装材3を重合して接着して形成したこと
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に簡易住宅、仮
設事務所、簡易店舗、或いは塀等の壁面、天井面、屋根
面等を構成する建造物の構成体に関するものである。
設事務所、簡易店舗、或いは塀等の壁面、天井面、屋根
面等を構成する建造物の構成体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の簡易・仮設建造物等の壁面、天井
面、屋根面等を構成する板状体は、主に金属製の薄鈑の
パネルが用いられ、支柱間に嵌合立設しているのであ
る。
面、屋根面等を構成する板状体は、主に金属製の薄鈑の
パネルが用いられ、支柱間に嵌合立設しているのであ
る。
【0003】金属製の薄鈑パネルは、断熱性が不良で外
気条件に影響され易く、室内は夏期は暑く、冬期には寒
く、温度調節に多大の経費を要し、又防音効果も不充分
であるが、一時的なものとして堪忍しているのが実情で
ある。
気条件に影響され易く、室内は夏期は暑く、冬期には寒
く、温度調節に多大の経費を要し、又防音効果も不充分
であるが、一時的なものとして堪忍しているのが実情で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
み、断熱性及び防音性を有し、かつ軽量で加工も容易な
建造物の構成体を提供せんとするものである。
み、断熱性及び防音性を有し、かつ軽量で加工も容易な
建造物の構成体を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、肉厚の板状体
とした発泡スチロールを、側端面に骨材を介在させ、突
合して連設すると共に、表裏面に外装材を重合して接着
して形成したことを特徴とするものである。外装材は、
化粧板或いはメッシュ金網を介在して合成樹脂、セメン
ト、モルタル等の被覆コーティング層で形成してもよ
く、更に窓・ドア等を装着する位置に透孔を形成したも
のとしてもよい。
とした発泡スチロールを、側端面に骨材を介在させ、突
合して連設すると共に、表裏面に外装材を重合して接着
して形成したことを特徴とするものである。外装材は、
化粧板或いはメッシュ金網を介在して合成樹脂、セメン
ト、モルタル等の被覆コーティング層で形成してもよ
く、更に窓・ドア等を装着する位置に透孔を形成したも
のとしてもよい。
【0006】発泡スチロールは断熱作用、防音作用があ
り、しかも軽量である。そして、骨材を介在させて突合
したため、上下方向への強度も骨材で補強され、表裏面
の外装材は表面補強と共に外観を良好とするものであ
る。
り、しかも軽量である。そして、骨材を介在させて突合
したため、上下方向への強度も骨材で補強され、表裏面
の外装材は表面補強と共に外観を良好とするものであ
る。
【0007】外装材をコーティング層で形成するときは
メッシュ金網を介在させ、コーティング層の補強と共に
発泡スチロールとの接着性を良好とし、又窓・ドア等の
位置に形成した透孔は、当該装着を容易とし、発泡スチ
ロールは透孔の形成も容易である。
メッシュ金網を介在させ、コーティング層の補強と共に
発泡スチロールとの接着性を良好とし、又窓・ドア等の
位置に形成した透孔は、当該装着を容易とし、発泡スチ
ロールは透孔の形成も容易である。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態を
示す構成部材を分解した斜視図であり、1は発泡スチロ
ール、2は骨材、3は外装材、4は透孔を示す。
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態を
示す構成部材を分解した斜視図であり、1は発泡スチロ
ール、2は骨材、3は外装材、4は透孔を示す。
【0009】発泡スチロール1は肉厚の板状体で矩形で
あり、横方向へ側端面を骨材2を介在して連設してい
る。骨材2は木製或いは金属製で、発泡スチロール1の
側端面と同一形状とした板体であって、適宜接着剤を用
いて接着し、一体としている。
あり、横方向へ側端面を骨材2を介在して連設してい
る。骨材2は木製或いは金属製で、発泡スチロール1の
側端面と同一形状とした板体であって、適宜接着剤を用
いて接着し、一体としている。
【0010】発泡スチロール1と骨材2で形成した横長
の板体の表裏面には同形の外装材3、3を接着するので
あり、外装材3には各種化粧板や化粧ボードを利用する
(図1、図2)。又、図3のように、メッシュ金網6を
発泡スチロール1に仮着し合成樹脂を吹き付け、或いは
セメントやモルタル5を塗布してコーティング層を形成
して外装材3としてもよい。
の板体の表裏面には同形の外装材3、3を接着するので
あり、外装材3には各種化粧板や化粧ボードを利用する
(図1、図2)。又、図3のように、メッシュ金網6を
発泡スチロール1に仮着し合成樹脂を吹き付け、或いは
セメントやモルタル5を塗布してコーティング層を形成
して外装材3としてもよい。
【0011】透孔4は、図1では出入口用のドアの位置
にドア枠等を含めたドア装置が取り付けられるように発
泡スチロール1及び表裏の外装材3、3を貫通して形成
してある。透孔4は、前以て形成した発泡スチロール1
及び外装材3、3を当着してもよく、又当着後に所定位
置へ形成してもよい。
にドア枠等を含めたドア装置が取り付けられるように発
泡スチロール1及び表裏の外装材3、3を貫通して形成
してある。透孔4は、前以て形成した発泡スチロール1
及び外装材3、3を当着してもよく、又当着後に所定位
置へ形成してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明は断熱性及び防音
性に優れ、仮設の建造物であっても定置建造物と同等な
ものと成るのであり、骨材及び表裏面の外装材で強度的
にも充分なものとなり、壁材等の使用目的に耐えられる
ものである。
性に優れ、仮設の建造物であっても定置建造物と同等な
ものと成るのであり、骨材及び表裏面の外装材で強度的
にも充分なものとなり、壁材等の使用目的に耐えられる
ものである。
【0013】そして、発泡スチロールは加工が容易であ
るから、窓・ドア等の透孔の形成に簡単に応じられ、軽
量であるから運搬、組み立てが容易に行える効果も有す
るのである。又、外装材を用いたため外観の体裁を整え
られ、従来の仮設建物のイメージを払拭するものであ
る。
るから、窓・ドア等の透孔の形成に簡単に応じられ、軽
量であるから運搬、組み立てが容易に行える効果も有す
るのである。又、外装材を用いたため外観の体裁を整え
られ、従来の仮設建物のイメージを払拭するものであ
る。
【0014】更に、仮設のものに限定されることなく、
建造物の資材として他の用途にも利用できるものであ
る。
建造物の資材として他の用途にも利用できるものであ
る。
【図1】本発明の一実施の形態例を示す分解した斜視図
である。
である。
【図2】図1の横断断面図である。
【図3】他の実施の形態例を示す横断平面図である。
1 発泡スチロール 2 骨材 3 外装材 4 透孔 5 モルタル 6 メッシュ金網
Claims (4)
- 【請求項1】 肉厚の板状体とした発泡スチロールを、
側端面に骨材を介在させ、突合して連設すると共に、表
裏面に外装材を重合して接着して形成したことを特徴と
する建造物の構成体。 - 【請求項2】 外装材が化粧板である請求項1記載の建
造物の構成体。 - 【請求項3】 外装材がメッシュ金網を介在した被覆コ
ーティング層で形成された請求項1記載の建造物の構成
体。 - 【請求項4】 窓、ドア等を装着する位置に透孔を形成
した請求項1、2又は3記載の建造物の構成体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8223084A JPH1046696A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 建造物の構成体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8223084A JPH1046696A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 建造物の構成体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1046696A true JPH1046696A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16792597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8223084A Pending JPH1046696A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 建造物の構成体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1046696A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100909381B1 (ko) * | 2007-07-16 | 2009-07-24 | 삼성중공업 주식회사 | 엘엔지 선박의 단열 방벽 연결용 열패드 |
KR100909379B1 (ko) * | 2007-07-16 | 2009-07-24 | 삼성중공업 주식회사 | 엘엔지 선박의 단열 방벽 연결용 복합판넬 |
JP2016501324A (ja) * | 2012-11-14 | 2016-01-18 | ポップアップ−ハウス | 高断熱の建物を構築する方法ならびにその方法により構築された建物 |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP8223084A patent/JPH1046696A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100909381B1 (ko) * | 2007-07-16 | 2009-07-24 | 삼성중공업 주식회사 | 엘엔지 선박의 단열 방벽 연결용 열패드 |
KR100909379B1 (ko) * | 2007-07-16 | 2009-07-24 | 삼성중공업 주식회사 | 엘엔지 선박의 단열 방벽 연결용 복합판넬 |
JP2016501324A (ja) * | 2012-11-14 | 2016-01-18 | ポップアップ−ハウス | 高断熱の建物を構築する方法ならびにその方法により構築された建物 |
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