JPH0841353A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH0841353A
JPH0841353A JP6180176A JP18017694A JPH0841353A JP H0841353 A JPH0841353 A JP H0841353A JP 6180176 A JP6180176 A JP 6180176A JP 18017694 A JP18017694 A JP 18017694A JP H0841353 A JPH0841353 A JP H0841353A
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JP
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group
polymer
silicon
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isobutylene
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JP6180176A
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English (en)
Inventor
Kazuo Hagiwara
一男 萩原
Koji Noda
浩二 野田
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】(A)珪素原子に結合した水酸基または加水分
解基を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋
し得る珪素含有基を少なくとも1個有する飽和炭化水素
系重合体、(B)式:(R)3 Si(Rは同一又は異な
る、置換又は非置換の1価の炭化水素基又は水素原子)
で表される基を含有し、加水分解により(R)3 SiO
Hを生成するシリコン化合物及び(C)硬化触媒を含有
する硬化性組成物。 【効果】適当な硬化速度を維持し、引張り物性の改善
(高伸び化)及び残留タックの改善(低粘着性)が達成
される。弾性シーラントとして特に有用、建造物、船
舶、自動車、道路などの密封剤として有用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適当な硬化速度を維持
しながら、伸びに優れ、かつ粘着性が残存しない硬化物
を与える新規硬化性組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、珪素原子に結合した水酸基ま
たは加水分解基を有し、シロキサン結合を形成すること
により架橋し得る珪素含有基(以下、反応性珪素基とい
う。)を含有する飽和炭化水素系重合体は液状の重合体
になり得るので、湿分等により室温で硬化してゴム状硬
化物を生じることで知られている。このため、建築物の
弾性シーラント等に用いられている。これらは、硬化
時、適度な硬化速度を有することが望ましく、またゴム
状硬化物は、表面の非粘着性と、引張り物性としての大
きい伸び特性と、柔軟性に富むゴム弾性を有することが
望ましい。
【0003】しかしながら、上記有機重合体は、硬化時
において適度な硬化速度を有しているが、硬化物の伸び
や表面の残留タック(粘着性)の点に関しては、配合組
成及び使用条件によっては充分でない場合があるため、
用途によってはその使用が制限されるという問題があっ
た。
【0004】しかしながら、本発明者らは、上記のごと
き従来の硬化性組成物が有する問題を解消するため、鋭
意検討の結果、新たに硬化物の伸びや表面の残留タック
(粘着性)の改善を示す特定のシリコン化合物を見出
し、本発明をなすに至った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、適当
な硬化速度を維持しながら、伸びに優れ、かつ粘着性が
残存しない硬化物を与える新規な硬化性組成物を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下に説明する手段によって達成することができた。すな
わち、(A)珪素原子に結合した水酸基または加水分解
基を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋し
得る珪素含有基を少なくとも1個有する飽和炭化水素系
重合体、(B)式:(R)3 Si(式中、Rは、同じで
あっても異なっていてもよく、置換又は非置換の1価の
炭化水素基又は水素原子を表す。)で表される基を含有
し、加水分解により(R)3 SiOHを生成するシリコ
ン化合物、及び(C)硬化触媒、を含有する硬化性組成
物によってである。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいては、珪素原子に結合した水酸基または加水分解基
を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋し得
る珪素含有基、すなわち反応性珪素基を少なくとも1個
有する飽和炭化水素系重合体(以下、飽和炭化水素系重
合体(A)という。)が使用される。本発明において用
いられる上記反応性珪素基は良く知られた官能基であ
り、その代表例としては、一般式(I):
【0008】
【化1】 (式中、R1 およびR2 は、いずれも炭素数1〜20の
アルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7〜
20のアラルキル基、又は(R´)3 SiO−(R´
は、炭素数1〜20の1価の炭化水素基であり、3個の
R´は同じであっても異なっていてもよい。)で示され
るトリオルガノシロキシ基を表し、R1 及びR2 が2個
以上存在するとき、同一であっても異なっていてもよ
い。Xは水酸基又は加水分解性基を表し、2個以上存在
するとき、同じであっても異なっていてもよい。aは
0、1、2又は3であり、bは0、1又は2であるが、
a+mb≧1である。また、m個の
【0009】
【化2】 におけるbは同一である必要はない。mは0又は1〜1
9の整数である。)で表される基を挙げることができ
る。
【0010】一般式(1)における加水分解性基として
は、特に限定されるものではなく、従来既知の加水分解
性基でよいが、具体例としては、例えば、水素原子、ア
ルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、アミ
ノ基、アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基、アル
ケニルオキシ基等が挙げられる。これらのうち、加水分
解性が温和で、取扱い易いという点から、アルコキシ基
が特に好ましい。
【0011】この加水分解性基や水酸基は1個の珪素原
子に1〜3個の範囲で結合することができ、(a+m
b)は1〜5の範囲であることが好ましい。加水分解性
基や水酸基が反応性珪素基中に2個以上結合する場合に
は、それらは同じであっても、異なっていてもよい。
【0012】この反応性珪素基を形成する珪素原子は1
個でもよく、2個以上であってもよいが、シロキサン結
合等により連結された珪素原子の場合には、20個のも
のまであるのが好ましい。特に、式:
【0013】
【化3】 (式中、R2 、X及びaは前記と同じである。)で表さ
れる反応性珪素基が入手容易であるので好ましい。
【0014】反応性珪素基は、飽和炭化水素系重合体の
1分子中に少なくとも1個、好ましくは1.1〜5個存
在する。分子中に含まれる反応性珪素基の数が1個未満
になると、硬化性が不充分になり、良好なゴム弾性挙動
を発現し難くなる。
【0015】反応性珪素基は、飽和炭化水素系重合体分
子鎖の末端に存在していてもよく、内部に存在していて
もよく、両方に存在していてもよい。特に反応性珪素基
が分子鎖末端に存在する場合には、最終的に形成される
硬化物に含まれる飽和炭化水素系重合体成分の有効網目
鎖量が多くなるため、高強度で高伸びのゴム状硬化物が
得られ易くなる等の点から好ましい。また、これら反応
性珪素基を有する飽和炭化水素系重合体は単独で使用し
てもよく、2種以上併用してもよい。
【0016】本発明において用いられる飽和炭化水素系
重合体は、芳香族環以外の炭素−炭素不飽和結合を実質
的に含有しない重合体を意味する概念であり、本発明に
用いる反応性珪素基を有する飽和炭化水素系重合体の骨
格となる重合体は、次の方法によって得ることができる
ものである。
【0017】(1) エチレン、プロピレン、1-ブテン、イ
ソブチレン等の炭素数が1〜6のオレフィン系化合物を
主単量体として重合させる方法。 (2) ブタジエン、イソプレン等のジエン系化合物を単独
重合させるか、上記オレフィン化合物とジエン系化合物
とを共重合させた後、水素添加する方法。
【0018】これらの重合体のうち、末端に官能基を導
入し易い、分子量を制御し易い、末端官能基の数を多く
することができる等の点から、イソブチレン系重合体や
水添ポリブタジエン系重合体であるのが好ましい。
【0019】このイソブチレン系重合体は、単量体単位
の全てがイソブチレン単位で形成されていてもよく、イ
ソブチレンと共重合性を有する単量体単位をイソブチレ
ン系重合体中の好ましくは50%(重量%、以下同様)
以下、更に好ましくは30%以下、特に好ましくは10
%以下の範囲で含有していてもよい。
【0020】このような単量体成分としては、例えば、
炭素数4〜12のオレフィン、ビニルエーテル、芳香族
ビニル化合物、ビニルシラン類、アリルシラン類等が挙
げられる。このような共重合体成分の具体例としては、
例えば、1-ブテン、2-ブテン、2-メチル−1-ブテン、3-
メチル−1-ブテン、ペンテン、4-メチル−1-ペンテン、
ヘキセン、ビニルシクロヘキサン、メチルビニルエーテ
ル、エチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテ
ル、スチレン、α−メチルスチレン、ジメチルスチレ
ン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン、β−ピネ
ン、インデン、ビニルトリクロロシラン、ビニルメチル
ジクロロシラン、ビニルジメチルクロロシラン、ビニル
ジメチルメトキシシラン、ビニルトリメチルシラン、ジ
ビニルジクロロシラン、ジビニルジメトキシシラン、ジ
ビニルジメチルシラン、1,3-ジビニル−1,1,3,3-テトラ
メチルジシロキサン、トリビニルメチルシラン、テトラ
ビニルシラン、アリルトリクロロシラン、アリルメチル
ジクロロシラン、アリルジメチルクロロシラン、アリル
ジメチルメトキシシラン、アリルトリメチルシラン、ジ
アリルジクロロシラン、ジアリルジメトキシシラン、ジ
アリルジメチルシラン、γ−メタクリロイルオキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプ
ロピルメチルジメトキシシラン等が挙げられる。
【0021】これらのイソブチレンと共重合性の単量体
としてビニルシラン類やアリルシラン類を使用すると重
合体の珪素含有量が増大し、シランカップリング剤とし
て作用し得る基が多くなって、得られる組成物の接着性
が向上する。
【0022】更に、水添ポリブタジエン系重合体や他の
飽和炭化水素系重合体においても、イソブチレン系重合
体の場合と同様に、主成分となる単量体単位の他に他の
単量体単位を含有させてもよい。
【0023】また、本発明に用いる飽和炭化水素系重合
体には、本発明の目的が達成される範囲でブタジエン、
イソプレン等のポリエン化合物のような重合後に2重結
合の残る単量体単位を少量、好ましくは10%以下、更
には5%以下、特に1%以下の範囲で含有させてもよ
い。
【0024】この飽和炭化水素系重合体(A)、特にイ
ソブチレン系重合体や水添ポリブタジエン系重合体の数
平均分子量は、500〜100,000程度であるのが
好ましく、特に1,000〜30,000程度の液状乃
至流動性を有するものが取扱い易い等の点から好まし
い。更に、分子量分布(Mw /Mn )に関しては、同一
分子量における粘度が低くなるという点でMw /Mn
狭いほど好ましい。
【0025】反応性珪素基を有する飽和炭化水素系重合
体の製造方法について、特にイソブチレン系重合体及び
水添ポリブタジエン系重合体の場合を例として説明す
る。上記の反応性珪素基を有するイソブチレン系重合体
のうち、分子末端に反応性珪素基を有するイソブチレン
系重合体は、イニファー法と呼ばれる重合法(イニファ
ーと呼ばれる開始剤と連鎖移動剤を兼用する特定の化合
物を用いるカチオン重合法)で得られた末端官能型、好
ましくは全末端官能型イソブチレン系重合体を用いて製
造することができる。このような製造法は、特開昭63
−6003号、同63−6041号、同63−2541
49号、同64−22904号、同64−38407号
の各明細書等に記載されている。
【0026】また、分子内部に反応性珪素基を有するイ
ソブチレン系重合体は、イソブチレンを主体とする単量
体中に、反応性珪素基を有するビニルシラン類やアリル
シラン類を添加し、共重合させることによって製造され
る。
【0027】更に、分子末端に反応性珪素基を有するイ
ソブチレン系重合体を製造する際の重合に当たって、主
成分であるイソブチレン単量体以外に反応性珪素基を有
するビニルシラン類やアリルシラン類等を共重合させた
後、末端に反応性珪素基を導入することによって、末端
及び分子鎖内部に反応性珪素基を有するイソブチレン系
重合体を製造することができる。
【0028】この反応性珪素基を有するビニルシラン類
やアリルシラン類等の具体例としては、例えば、ビニル
トリクロロシラン、ビニルメチルジクロロシラン、ビニ
ルジメチルクロロシラン、ビニルジメチルメトキシシラ
ン、ジビニルジクロロシラン、ジビニルジメトキシシラ
ン、アリルトリクロロシラン、アリルメチルジクロロシ
ラン、アリルジメチルクロロシラン、アリルジメチルメ
トキシシラン、ジアリルジクロロシラン、ジアリルジメ
トキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリ
メトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルメ
チルジメトキシシラン等が挙げられる。
【0029】水添ポリブタジエン系重合体の製造法につ
いては、例えば、まず、末端ヒドロキシ水添ポリブタジ
エン系重合体の水酸基を−ONa、−OK等のオキシメ
タル基にした後、一般式(2): CH2 =CH−R3 −Y (2) (式中、Yは塩素原子、沃素原子等のハロゲン原子であ
り、R3 は、−R4 −、−R4 −OC(=O)−、−R
4 −C(=O)−(R4 は炭素数1〜20の2価の炭化
水素基で、好ましい具体例としてはアルキレン基、シク
ロアルキレン基、アリーレン基、アラルキレン基が挙げ
られる)で示される2価の有機基で、−CH2 −及び
R''−Ph−CH2 −(R''は炭素数1〜10の炭化水
素基、Phはp-フェニレン基である。)から選ばれる2
価の基が特に好ましい。)で示される有機ハロゲン化合
物を反応させることにより、末端オレフィン基を有する
水添ポリブタジエン系重合体(以下、末端オレフィン水
添ポリブタジエン系重合体ともいう)を製造することが
できる。
【0030】末端ヒドロキシ水添ポリブタジエン系重合
体の末端水酸基をオキシメタル基にする方法としては、
Na、Kのようなアルカリ金属;NaHのような金属水
素化物;NaOCH3 のような金属アルコキシド;Na
OH、KOHのような苛性アルカリ等と反応させる方法
を挙げることができる。
【0031】上記の方法においては、出発原料として用
いた末端ヒドロキシ水添ポリブタジエン系重合体とほぼ
同じ分子量を持つ末端オレフィン水添ポリブタジエン系
重合体が得られるが、より高分子量の重合体を得るため
には、一般式(2)の有機ハロゲン化合物を反応させる
前に、塩化メチレン、ビス(クロロメチル)ベンゼン、
ビス(クロロメチル)エーテル等の1分子中にハロゲン
原子を2個以上含む多価有機ハロゲン化合物と反応させ
て分子量を増大させた後、一般式(2)で示される有機
ハロゲン化合物と反応させると、より高分子量で、末端
にオレフィン基を有する水添ポリブタジエン系重合体を
得ることができる。
【0032】上記一般式(2)で示される有機ハロゲン
化合物の具体例としては、アリルクロライド、アリルブ
ロマイド、ビニル(クロロメチル)ベンゼン、アリル
(クロロメチル)ベンゼン、アリル(ブロモメチル)ベ
ンゼン、アリル(クロロメチル)エーテル、アリル(ク
ロロメトキシ)ベンゼン、1-ブテニル(クロロメチル)
エーテル、1-ヘキセニル(クロロメトキシ)ベンゼン、
アリルオキシ(クロロメチル)ベンゼン等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。これらのうち、
安価でかつ容易に反応することからアリルクロライドが
好ましい。
【0033】末端オレフィン水添ポリブタジエン系重合
体への反応性珪素基の導入は、分子鎖末端に反応性珪素
基を有するイソブチレン系重合体の場合と同様に、例え
ば、一般式(1)で表わされる基に水素原子が結合した
ヒドロシラン化合物、好ましくは、一般式:
【0034】
【化4】 (式中、R2 、X及びaは上記に同じである。)で示さ
れる化合物を白金系触媒を用いて付加反応させることに
より製造することができる。
【0035】この一般式(1)で表される基に水素原子
が結合したヒドロシラン化合物の具体例としては、例え
ば、トリクロロシラン、メチルジクロロシラン、ジメチ
ルクロロシラン、フェニルジクロロシラン等のハロゲン
化シラン類;トリメトキシシラン、トリエトキシシラ
ン、メチルジエトキシシラン、メチルジメトキシシラ
ン、フェニルジメトキシシラン等のアルコキシシラン
類;メチルジアセトキシシラン、フェニルジアセトキシ
シラン等のアシロキシシラン類;ビス(ジメチルケトキ
シメート)メチルシラン、ビス(シクロヘキシルケトキ
シメート)メチルシラン等のケトキシメートシラン類等
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。こ
れらのうち、特にハロゲン化シラン類、アルコキシシラ
ン類が好ましい。
【0036】本発明の(B)成分として用いるシリコン
化合物としては、式: (R)3 Si− (式中、Rは、同じであっても異なっていてもよく、置
換又は非置換の1価の炭化水素基又は水素原子を表
す。)で表される基を含有し、加水分解により(R)3
SiOHを生成するシリコン化合物である。
【0037】その中でも、式: QOSi(R)3 (式中、Rは式:(R)3 Si−におけるRと同じであ
り、Qは炭素数1〜20の置換又は非置換の1価の炭化
水素基を表す。)あるいは、式: ZNHSi(R)3 (式中、Rは式:(R)3 Si−におけるRと同じであ
り、Zは炭素数1〜20の置換又は非置換の1価の有機
基を表す。)で表されるシリコン化合物を用いることが
好ましい。
【0038】以下に具体的に示すが、(B)成分として
のシリコン化合物はこれらによって限定されるものでは
ない。式:QOSi(R)3 で表される化合物として
は、Rがメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等
のアルキル基、フェニル基等のアリール基、又はこれら
の置換された基が挙げられ、例えば、CH3 OSi(C
33 、CH3 CH2 OSi(CH33 、CH3
H(CH3 )OSi(CH33 、CH3 CH(Cl)
OSi(CH33 、Ph−OSi(CH33
【0039】
【化5】 などが挙げられる。但し、Phはフェニル基を表す。
【0040】式:ZNHSi(R)3 で表される化合物
としては、例えば、 HSi(Me)2 NHSiH(Me)2 、CH3 C(O)NHSi(Me)3 、 (テトラメチルジシラザン) (N−トリメチルシリルアセトアミド) ClCH2 Si(Me)2 NHSi(Me)2 CH2 Cl、 (ビス(クロルメチル)テトラメチルジシラザン) (Me)3 SiNHSi(Me)3 (ヘキサメチルジシラザン) などが挙げられる。その他、上記の式:QOSi(R)
3 や式:ZNHSi(R)3 で表される化合物には属さ
ないが、以下に例示する化合物が使用し得る。
【0041】
【化6】
【0042】
【化7】
【0043】
【化8】
【0044】上記シリコン化合物(B)の中では、好ま
しくは以下のものが使用し得る。 Ph−OSi(CH33 、CH3 OSi(CH3
3 、CH3 CH2 OSi(CH33 、CH3 CH(C
3 )OSi(CH33 特に、ヘキサメチルジシラザンの使用は、入手の容易な
こと及び合成が簡単なことから望ましい。
【0045】上記シリコン化合物(B)成分の使用量
は、特に限定されるものではなく、硬化物の期待特性に
あわせてその使用量を自由に変えればよいが、通常は、
(A)成分の飽和炭化水素系重合体100部(重量部、
以下同様。)に対して0.1〜10部、好ましくは0.
5〜5部である。0.1部未満では効果が小さく、また
10部を超した使用は、高価であるシリコン化合物の使
用によるコストと性能のバランスに点で好ましくない。
【0046】本発明の重合体(A)成分とシリコン化合
物(B)成分とを混合する方法については、大きく分け
て次の3つの方法が挙げられる。一番目の方法は、シリ
コン化合物(B)成分を重合体(A)成分に単に添加す
る方法である。シリコン化合物(B)成分の性状に応じ
て、加熱攪拌条件などを調整し、均一に分散、溶解させ
ればよい。この場合、完全に均一にする必要はなく、不
透明な状態であっても、分散していれば、充分目的は達
せられる。また必要に応じて、分散性改良剤、例えば界
面活性剤などを併用してもよい。
【0047】二番目の方法としては、最終製品を使用す
る際に、該化合物を所定添加量混合する方法である。例
えば、2成分型のシーリング材として使用するような場
合、基剤と硬化剤の他に第3成分として該化合物を混合
して使用することができる。
【0048】三番目の方法は、該化合物を予め有機重合
体(A)と反応させてしまう方法であり、この方法にお
いては、必要に応じて、錫系、チタン酸エステル系、酸
性又は塩基性触媒を併用し、必要量の水を添加し、減圧
下、加熱脱揮することにより目的が達せられる。
【0049】本発明の(C)成分として用いる硬化触媒
は、特に限定されないが、通常使用される硬化触媒が用
いられる。このような硬化触媒の具体例としては、例え
ば、テトラブチルチタネート、テトラプロピルチタネー
ト等のチタン酸エステル類;ジブチル錫ジラウレ−ト、
ジブチル錫マレエ−ト、ジブチル錫ジアセテ−ト、オク
チル酸錫、ナフテン酸錫等の錫カルボン酸塩類;ジブチ
ルスズオキサイドとフタル酸エステルとの反応物;ジブ
チルスズジアセチルアセトナート;アルミニウムトリス
アセチルアセトナート、アルミニウムトリスエチルアセ
トアセテート、ジイソプロピルアルミニウムエチルアセ
トアセテートなどの有機アルミニウム化合物類;ジルコ
ニウムテトラアセチルアセトナート、チタンテトラアセ
チルアセトナートなどのキレート化合物類;オクチル酸
鉛;ブチルアミン、オクチルアミン、ラウリルアミン、
ジブチルアミン、モノエタノ−ルアミン、ジエタノ−ル
アミン、トリエタノ−ルアミン、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミン、オレイルアミン、シクロ
ヘキシルアミン、ベンジルアミン、ジエチルアミノプロ
ピルアミン、キシリレンジアミン、トリエチレンジアミ
ン、グアニジン、ジフェニルグアニジン、2,4,6−
トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、モルホリ
ン、N−メチルモルホリン、2−エチル−4−メチルイ
ミダゾール、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデセン−7(DBU)等のアミン系化合物或いはこれ
らアミン系化合物のカルボン酸などとの塩;過剰のポリ
アミンと多塩基酸とから得られる低分子量ポリアミド樹
脂;過剰のポリアミンとエポキシ化合物との反応生成
物;γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β
−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン等のアミノ基を有するシランカップリング剤;等のシ
ラノール縮合触媒、さらには他の酸性触媒、塩基性触媒
などの公知のシラノール縮合触媒等が挙げられる。これ
らの触媒は、単独で使用してもよく、2種以上併用して
もよい。
【0050】これらの硬化触媒(C)成分の使用量は、
反応性珪素基含有飽和炭化水素系重合体(A)100部
に対して0.1〜20部程度が好ましく、1〜10部程
度が更に好ましい。反応性珪素基含有飽和炭化水素系重
合体(A)に対して硬化触媒の使用量が少なすぎると、
硬化速度が遅くなることがあり、また硬化反応が充分に
進行し難くなる場合がある。一方、反応性珪素基含有飽
和炭化水素系重合体(A)に対して硬化触媒の使用量が
多すぎると、硬化時に局部的な発熱や発泡が生じ、良好
な硬化物が得られ難くなるので好ましくない。
【0051】本発明の硬化性組成物を使用するに際して
は、更に、必要に応じて、充填剤、可塑剤、接着性改良
剤、物性調整剤、保存安定性改良剤、老化防止剤、紫外
線吸収剤、金属不活性剤、オゾン劣化防止剤、光安定
剤、アミン系ラジカル連鎖禁止剤、燐系過酸化物分解
剤、滑剤、顔料、発泡剤などの各種添加剤を適宜添加す
ることが可能である。
【0052】本発明の硬化性組成物の調製法には特に制
限はなく、例えば、上記各成分を配合し、ミキサーやロ
ールやニーダーなどを用いて常温または加熱下で混練し
たり、適した溶剤を少量使用して成分を溶解させて、混
合したりするなど、通常の方法を採用することができ
る。また、これら成分を適当に組み合わせることによ
り、主に2液型の配合物を製造したりして使用すること
ができる。
【0053】本発明の硬化性組成物は大気中に曝露され
ると水分の作用により、三次元的に網状組織を形成し、
ゴム状弾性を有する固体へと硬化する。このようにして
得られた本発明の硬化性組成物は、弾性シーラントとし
て特に有用であり、建造物、船舶、自動車、道路などの
密封剤として使用し得る。更に、単独あるいはプライマ
ーの助けをかりて、ガラス、磁器、木材、金属、樹脂成
形物など広範囲の基質に密着し得るので、種々のタイプ
の密封組成物及び接着組成物としても使用可能である。
更に、粘着剤、塗料、塗膜防水剤、食品包装材料、注型
ゴム材料、型取り用材料、発泡材料としても有用であ
る。
【0054】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 製造例1 飽和炭化水素系重合体(A)の製造 撹拌装置、窒素ラインを装備した4つ口フラスコの中
に、乾燥した塩化メチレン560mL、n-ヘキサン116
0mL、α−メチルピリジン940mg、p-ジクミルクロリ
ド22g を秤量し、均一混合溶液とした後に、−70℃
まで冷却し、減圧下、イソブチレンモノマー570mLを
モレクラーシーブス管を通して仕込んだ。
【0055】−70℃まで冷却した上記反応溶液中に、
撹拌下、予め冷却した重合触媒溶液(四塩化チタン14
mL/塩化メチレン80mL)を一気に加えて、重合を開始
した。一旦、−54℃まで昇温した後、約17分で−7
0℃まで降温した。重合開始後、約20分後、1,9−
デカジエン132g を添加し、更に−70℃で4時間、
撹拌を継続した。
【0056】黄濁色の反応溶液を、3L の温水(約45
℃)中に入れ、約2時間撹拌し、有機層を分離し、純水
による水洗を3回繰返した。こうして得られた無色透明
の有機層を減圧濃縮し、両末端にビニル基を有するイソ
ブチレンオリゴマー約400g を得た。
【0057】次いで、こうして得られたビニル基含有イ
ソブチレンオリゴマー400g を、n-ヘプタン200mL
に溶解し、約70℃まで昇温した後、メチルジメトキシ
シラン1.5[eq/ビニル基]、白金(ビニルシロキサ
ン)錯体1×10-4[eq/ビニル基]を添加し、ヒドロ
シリル化反応を行った。FT−IRにより反応追跡を行
い、約4時間で1640cm-1のオレフィン吸収が消失し
た。
【0058】反応溶液を減圧濃縮することにより、目的
とする両末端に反応性珪素基を有するイソブチレンオリ
ゴマーが得られた。 [構造式]
【0059】
【化9】 製造例2 飽和炭化水素系重合体(A)の製造 製造例1において、1,9−デカジエンの代りにアリル
メチルシラン24g を使用する以外は、製造例1と同様
にして、製造中間体の構造が一部異なるイソブチレンオ
リゴマーを得た。 [構造式]
【0060】
【化10】 製造例3 飽和炭化水素系重合体(A)の製造 撹拌装置、窒素ラインを装備した4つ口フラスコの中
に、乾燥した塩化メチレン560mL、n-ヘキサン116
0mL、α−メチルピリジン940mg、p-ジクミルクロリ
ド22g を秤量し、均一混合溶液とした後に、−70℃
まで冷却し、減圧下、イソブチレンモノマー570mLを
モレクラーシーブス管を通して仕込んだ。
【0061】−70℃まで冷却した上記反応溶液中に、
撹拌下、予め冷却した重合触媒溶液(四塩化チタン14
mL/塩化メチレン80mL)を一気に加えて、重合を開始
した。一旦、−54℃まで昇温した後、約17分で−7
0℃まで降温した。重合開始後、約60分間、撹拌を継
続した。黄濁色の反応溶液を、3L の温水(約45℃)
中に入れ、約2時間撹拌し、有機層を分離し、純水によ
る水洗を3回繰返した。こうして得られた無色透明の有
機層を減圧濃縮し、両末端に第3級クロル基を有するイ
ソブチレンオリゴマー約400g を得た。
【0062】更に、このイソブチレンオリゴマーを、減
圧下、170℃での加熱を2時間継続することにより、
熱的脱塩酸反応を行い、両末端にイソプロペニル基を有
するイソブチレンオリゴマーを得た。
【0063】次いで、こうして得られたイソプロペニル
基含有イソブチレンオリゴマー400g を、n-ヘプタン
200mLに溶解し、加圧容器中、約100℃まで昇温し
た後、メチルジクロルシラン1.5[eq/ビニル基]、
白金(ビニルシロキサン錯体1×10-4[eq/ビニル
基]を添加し、ヒドロシリル化反応を行った。FT−I
Rにより反応追跡を行い、約10時間で1640cm-1
オレフィン吸収が消失した。反応溶液を60℃まで冷却
した後、過剰量[/メチルジクロルシラン]のメタノー
ルを添加し、約4時間撹拌を行い、メトキシ化を完了さ
せた。反応溶液を減圧濃縮することにより、目的とする
両末端に反応性珪素基を有するイソブチレンオリゴマー
が得られた。 [構造式]
【0064】
【化11】 実施例1〜3 飽和炭化水素系重合体(A)成分として製造例1〜3で
得られた各種ポリマー100部に対して、ヘキサメチル
ジシラザン3部、膠質炭酸カルシウム(白石工業(株)
製、商品名ビスコライト−R)120部、可塑剤として
ジオクチルフタレート90部、老化防止剤2部、二酸化
チタン(石原産業(株)製、商品名R−820)4部、
架橋剤として硫酸水素ナトリウム5部を添加し、三本ペ
イントロールでよく混練した後、オクチル三錫3部、ラ
ウリルアミン0.5部を添加し、均一に混練して、硬化
性組成物を得た。 比較例1〜3 ヘキサメチルジシラザンを添加しない以外は、上記実施
例1〜3と同様にして、硬化性組成物を得た。
【0065】実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた
各種組成物について、下記に示す物性におけるその性能
を評価した。引張り物性 JIS A5758に準拠して、引張接着性試験を行
い、50%伸張時の引張応力(M50)及び破断時伸び
(EB)を評価した。硬化性 100ccビーカーに、該ビーカーの上端縁部まで組成
物を充填し、5℃、24時間養生後の硬化状態を指圧法
で評価した。
【0066】評価基準は、内部まで完全に硬化している
場合を粘着性 100ccビーカーに組成物を充填し、23℃、24時
間養生後の表面のタック(粘着性)を指触により評価し
た。評価基準は、粘着性がなく良好な場合をその結果を
下記表−1に示す。
【0067】
【表1】
【0068】表−1の結果から明らかなように、本発明
の硬化性組成物は、シリコン化合物(B)成分として上
記特定の化合物を用いることにより、該化合物を含有し
ない従来の硬化性組成物に比べて、適当な硬化速度を維
持させながら、引張り物性の改善(高伸び化)及び残留
タックの改善(低粘着性)が達成されたということが分
かる。
【0069】
【発明の効果】本発明の新規硬化性組成物によれば、適
当な硬化速度を維持させながら、引張り物性の改善(高
伸び化)及び残留タックの改善(低粘着性)が達成され
るので、弾性シーラントとして特に有用であり、建造
物、船舶、自動車、道路などの密封剤、各種基質への密
封組成物及び接着組成物、粘着剤、塗料、塗膜防水剤、
食品包装材料、注型ゴム材料、型取り材料及び発泡材料
として有用である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】
【化11】 実施例1〜3 飽和炭化水素系重合体(A)成分として製造例1〜3で
得られた各種ポリマー100部に対して、ヘキサメチル
ジシラザン3部、膠質炭酸カルシウム(白石工業(株)
製、商品名ビスコライト−R)120部、可塑剤として
プロセスオイルPS−32(出光興産(株)製)90
部、老化防止剤2部、二酸化チタン(石原産業(株)
製、商品名R−820)4部、架橋剤として硫酸水素ナ
トリウム5部を添加し、三本ペイントロールでよく混練
した後、オクチル三錫3部、ラウリルアミン0.5部を
添加し、均一に混練して、硬化性組成物を得た。 比較例1〜3 ヘキサメチルジシラザンを添加しない以外は、上記実施
例1〜3と同様にして硬化性組成物を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07F 7/10 T S 7/18 B D C08K 5/54 KCD C08L 83/10 LRM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)珪素原子に結合した水酸基または
    加水分解基を有し、シロキサン結合を形成することによ
    り架橋し得る珪素含有基を少なくとも1個有する飽和炭
    化水素系重合体、(B)式: (R)3 Si (式中、Rは、同じであっても異なっていてもよく、置
    換又は非置換の1価の炭化水素基又は水素原子を表
    す。)で表される基を含有し、加水分解により(R)3
    SiOHを生成するシリコン化合物、及び(C)硬化触
    媒、を含有することを特徴とする硬化性組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7081494B2 (en) 1998-10-08 2006-07-25 Kaneka Corporation Curable compositions
JP2008529973A (ja) * 2004-12-23 2008-08-07 ロディア・シミ 良好な混合特性を示すイソシアネート組成物、及びイソシアネート組成物の助剤、特に混合助剤としてのシリル化誘導体の使用

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