JPH0840671A - 自己推進エレベータシステム - Google Patents

自己推進エレベータシステム

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JPH0840671A
JPH0840671A JP7170719A JP17071995A JPH0840671A JP H0840671 A JPH0840671 A JP H0840671A JP 7170719 A JP7170719 A JP 7170719A JP 17071995 A JP17071995 A JP 17071995A JP H0840671 A JPH0840671 A JP H0840671A
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JP
Japan
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drive
car
elevator system
shaft
guide rails
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Withdrawn
Application number
JP7170719A
Other languages
English (en)
Inventor
Jean-Marie Rennetaud
ルネトー ジャン−マリー
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B9/00Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B9/02Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures actuated mechanically otherwise than by rope or cable

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来建物に設置されていたトラクションマシ
ン及びカウンターウエイトを廃止し、比較的単純な構成
の動力伝達機構を備えて高信頼性かつ低騒音の自己推進
エレベータシステムを提供する。 【解決手段】 シャフト12に沿って運行されるかご1
0に、複数の電気モータ16と、その電気モータ16の
出力軸20にそれぞれ固設された複数の駆動ローラ22
とを設けた。駆動ローラ22は、その周縁部でシャフト
12に沿って延設された案内レール14と係合する。駆
動ローラ22の各々は、前記案内レール14に所定の水
平方向荷重をもって付勢され、かご10がシャフト12
に沿って運行できるように十分な摩擦力を発生している
ので、電気モータ16を駆動すると、かご10はシャフ
ト12内を案内レール14に沿って自己推進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は広くエレベータに
係わり、特にロープ及びカウンターウエイトを使用しな
い自己推進エレベータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータは、一般に垂直なシャ
フトに沿って運行されるかごと、そのかごをシャフト内
で上下に移動させるべく一端部が前記かごに固接されて
いるロープと、そのロープの他端部に固接されて、かご
の自重及び荷重を補償するカウンターウエイトと、前記
ロープを駆動する電気モータ等のトラクションマシンと
を備えてなる。
【0003】このような従来の一般的な構成を有するエ
レベータにあっては、次に示すようないくつかの改善す
べき点があるように思われる。
【0004】まず、トラクションマシン、ドラム、シー
ブなどの大きくかつ重い装置がシャフトの最上部又は最
下部に設置されるので、エレベータが設置される建物に
は、これらの装置を納めるための場所が特別に必要にな
る。
【0005】また、エレベータの安全性を確保するため
に、ロープ及びシーブの摩耗状態を頻繁に監視しなけれ
ばならない。
【0006】さらに、かご及びカウンターウエイトの案
内機構をシャフトの内部に設けなければならないので、
シャフト内部の構造が複雑となりがちである。また、そ
の結果建設コストの上昇を招くことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータに見
られるこれらの欠点を克服するために、いくつかの提案
がなされている。
【0008】その一つは、駆動装置としてリニアモータ
を採用した自己推進エレベータである。このエレベータ
システムにあってはリニアモータの一次側がかごあるい
は建物のシャフトの内側面に取り付けられ、二次側が前
記一次側と対向するように一定の空隙をおいて設置され
ている。このような技術を開示するものとしては、例え
ばグリナスキ(Grinaski)のアメリカ特許第5,203,432
号、“偏平形リニアモータ駆動エレベータ”がある。し
かし、このような構成についても、なお完全に満足すべ
きものではないように考えられる。
【0009】すなわち、建設コストが高くなりがちであ
って、超電導コイルなどが導入されない限り、商業ベー
スで実現することは難しいと思われる。
【0010】また、リニアモータは、従来の交流あるい
は直流モータと比較して効率及び力率が低いため、消費
電力量の点でも不利となる場合がある。これについて
は、オークマらのアメリカ特許第5,158,156 号、“かご
に二次側磁石を取り付けるための支持翼を有するリニア
モータエレベータ”を参照されたい。
【0011】一方、カナダ特許公開公報第2,079,096
号、“昇降機、特に傾斜路に適用される昇降機”には、
次のような構成が記載されている。
【0012】2本の昇降レールが、上下方向に一定の間
隔を保持して、曲がりくねった階段の通路に沿って壁面
に固設されている。かご枠には、駆動ローラとそれに対
向して設けられる付勢バネ付ローラとを備えた上側ピボ
ットプレートが取り付けられ、前記駆動ローラと付勢バ
ネ付ローラとの間に上側レールが挟み込まれ支持され
る。より小径の案内ローラが、ピボットプレートとレー
ルとの位置合わせをする。モータ及びギヤボックスが、
駆動ローラの駆動軸を駆動する。駆動力は、チェーンを
介して全く同一の下側ピボットプレートと下側レール保
持機構へ伝達される。これにより、前記公報に開示され
ている昇降機は、2本のレールに沿って自己推進する。
しかしながら、この技術についても、次のような改良を
要する点があると考えられる。
【0013】一つは、ギヤボックス及びチェーンを使用
しているために、駆動力伝達機構が複雑なものとなって
いることである。信頼性の高い動作状態を保つために
は、頻繁な保守点検が必要となろう。
【0014】また、駆動力伝達機構がかごに設置されて
いるので、それから発生されるノイズが大きく、乗客に
とってあまり快適でなく感じられることも考えられる。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明のエレベータシ
ステムは、シャフトに沿って運行されるかごと、そのか
ごに配設されて駆動トルクを発生する複数の駆動手段
と、前記複数の駆動手段の各々に接続されて、前記駆動
手段によって発生された駆動トルクを伝達する複数のト
ルク伝達手段と、前記シャフトに沿って延在し、前記ト
ルク伝達手段と係合する複数の長尺構造物とを備えて構
成される。
【0016】この発明の一つの特徴は、かごに複数の駆
動手段が設けられていることである。
【0017】また、この発明の他の特徴は、前記複数の
駆動手段に対してそれぞれ接続された複数のトルク伝達
手段を有していることである。
【0018】この発明のさらなる特徴は、前記シャフト
に沿って延在し、前記トルク伝達手段と係合する複数の
長尺構造物である。
【0019】この発明の主たる利点は、かごが自己推進
することにある。まず、かごがかごに配設された駆動手
段によって自己推進されるので、従来の一般的なエレベ
ータとは異なり、ロープ及びカウンターウエイトが不要
である。次に、各駆動手段が発生するトルクは、各トル
ク伝達手段を介して長尺構造物に直接伝達されるので、
エレベータシステムにそれほど複雑なトルク伝達機構を
設けなくて済む。さらに、例えばギヤボックス、チェー
ンなどといった在来のトルク伝達機構と比較してトルク
伝達機構から発生するノイズを低減することができる。
また、交流モータ、直流モータ等、従来の駆動手段を種
々採用することができるので、在来の一般的な速度制御
方式及びそのための装置を適用することができる。
【0020】この発明のその他の特徴及び利点は、以下
に示すこの発明の実施形態に関する詳細な記述と、添付
図面とからよりいっそう明らかとなるであろう。
【0021】
【発明の実施の形態】図1はこの発明のエレベータシス
テムの構成を示す図である。
【0022】かご10はシャフト12の内部に設置され
ている。シャフト12はほぼその全長にわたってかご1
0が運行されるように構成されており、一対の案内レー
ル14など、複数の長尺構造物によって構成されてい
る。(なお、案内レール14は、後述するようにかご1
0の駆動力を一部負担する駆動レールとしても作用する
が、以下の説明では煩雑さを避けるために、一貫して
「案内レール」の語を用いることとする。)通常、シャ
フト12は建物の壁材(図示せず)によって形成される
縦坑として建設される。シャフト12の底部(図示せ
ず)には、一般に緩衝器(図示せず)が設けられる。
【0023】図1及び図2に示されているように、この
実施形態では、案内レール14はかご10の側方にそれ
ぞれ配設されている。各々の案内レール14は、例え
ば、鋼材等の金属のように耐久性を有する硬い材料で形
成された断面T字状の梁である。
【0024】かご10には、電気モータ16等の複数の
駆動手段が配設されている。図1及び図2に示されてい
るように、電気モータ16は、断面T字状である案内レ
ール14の突出部14aの両側に対向して配置されてい
る六対のモータ群に分けられる。したがって、この実施
形態にあっては、かご10に24台のモータが装備され
ていることになる。電気モータ16としては、交流モー
タ、直流モータ等、在来のモータを種々採用することが
できるが、この発明に好適なモータの一例としては、1
LA6形かご形三相誘導電動機(出力22kW/975
rpm、6極、50Hz、シーメンス社製)が挙げられ
る。
【0025】前記のように、この実施形態にあってはか
ご10に24台のモータ16が装備されている。しか
し、言うまでもないことであるが、この発明に係るエレ
ベータシステムを採用するにあたっては、要求される性
能あるいは採算性を満足すべく最適な数のモータを用い
るようにすればよい。言い換えれば、かごに搭載される
モータの数量は、特定の数、例えば24台などに限定さ
れるものではない。
【0026】図3に示されるように、この実施形態の各
々の電気モータ16は、ベース16aを有する。このベ
ース16aは、例えば剛性の高い金属板であって、電気
モータ16に一体的に固着されている。
【0027】それらの電気モータ16を装着するため
に、複数のベース枠18が溶接等の周知の固定方法によ
ってかご10に取り付けられている。各ベース枠18
は、補強用のリブ18aを有するL形型鋼である。電気
モータ16は、ボルトナット(図示せず)等の周知の締
結手段によって、ベース16aの部分でベース枠18に
取り付けられる。このようにして、電気モータ16は図
3に示されているようにベース枠18を介してかご10
に装着される。
【0028】図1乃至図3に示すように、各電気モータ
16はトルク出力軸20を備えている。トルク出力軸2
0は、電気モータ16の回転出力が取り出される部分で
ある。
【0029】複数のトルク伝達手段(この実施形態にあ
っては駆動ローラ22)の各々は、各トルク出力軸20
の一端に固設されている。各駆動ローラ22は、周縁部
22aとハブ22bとを有する。周縁部22aは、合成
樹脂、合成ゴム等の耐久性を有する弾性材料で形成され
ている。この材料は、案内レール14に対して所要の摩
擦力が得られるように選定される。ハブ22bは、一般
に金属によって形成される。ハブ22bは電気モータ1
6のトルク出力軸20の一端部に、ボルト(図示せず)
等の在来の方法によって固設される。周縁部22aとハ
ブ22bとは、接着剤等の周知の方法によって一体的に
結合されて駆動ローラ22を構成する。
【0030】駆動ローラ22は、案内レール14に向け
て付勢されている。これは、電気モータ16が正常動作
を行っている状態で、かご10が案内レール14に沿っ
て推進されるのに十分な摩擦力が、駆動ローラ22と案
内レール14との間で得られるようにするためである。
【0031】かご10の上面10a及び下面10bの各
側方部には、それぞれ一対の案内装置24が配設されて
おり、おのおの各案内レール14に対向している。各案
内装置24は、案内ローラ24a、ピン24b、及びブ
ラケット24cを備えている。案内ローラ24aは、ピ
ン24bによってブラケット24c内に回転自在に支持
されている。ブラケット24cは、ボルト(図示せず)
等の在来の方法でかご10に固着されている。案内ロー
ラ24aは、案内レール14の突出部14aの突出端部
で案内レール14に向けて付勢されている。これによっ
て、かご10は横方向の運動に対して安定とされる。
【0032】図4は、この発明の一般的な電源系統を示
す概略回路図である。かご10に配設されている電気モ
ータ16は、種々の在来型制御装置30によって駆動制
御される。この制御装置30は、特定のモータの制御に
適したものであって、種々の適当な電源40に接続され
る。一般に、制御装置30は、従来の出力調整回路(整
流器等)を有する駆動ユニットを備え、また在来の運行
及び運転制御システムを有している。なお、ここでは、
それらの在来の制御システムについての詳しい説明は省
略する。制御装置30は、この発明のエレベータシステ
ムが設備される建物の地上階等の適当な場所に設置され
る。そのようにすれば、制御装置30の機器の点検が容
易に行えることになる。
【0033】電気モータ16の駆動電流は、一組の電力
供給ケーブル26、かごに敷設された電源配線26a、
及び各電気モータ16に設けられた端子箱16bを通じ
て供給される。(図3参照)なお、マイクロ波伝送、電
磁誘導等の既知の非接触電力伝送技術を採用すれば、電
力供給ケーブル26を省略することができる。
【0034】電力供給ケーブル26を有する実施形態に
あっては、電気モータ16の特性は、以下の式にしたが
って試算される。 最大トルク = W×(x+x1 )×d/(2n) (kgm) 定格トルク = W×x×d/(2n) (kgm) 回転速度 = a/(3.14×d) (rpm) 定格出力 = W×a×x/(60×f) (W) ただし、aはかごの運転速度(m/min)、fはシャ
フト効率、Wはかごの全質量(kg)、xは重力加速度
(m/s2 )、x1 はかごの加速度(m/s2)、dは
駆動ローラの直径(m)、nはモータの数である。
【0035】この発明のエレベータシステムの基本仕様
を示す一例としては、全質量4300kgのかごを荷重
1800kg、速度15m/sで運行する条件では、出
力99kW/3600rpmのモータ(4極、120H
z、フレームサイズ346)を10台使用することにな
る。
【0036】次に、この実施形態の作用を説明すると、
制御装置30は、電力供給ケーブル26、かごに敷設さ
れた電源配線26a、及び各電気モータ16に配設され
た端子箱16bを介して、電気モータ16に所定の電力
を供給する。これによって、一定の荷重を有するかご1
0は、所定の速度又は加速度、あるいは所定の速度及び
加速度で運行される。
【0037】駆動ローラ22は、電気モータ16によっ
て各トルク出力軸20を介して回転駆動される。駆動ロ
ーラ22は、駆動ローラ22と案内レール14との間の
摩擦係数に基づいて定められた所定の水平方向荷重をも
って、案内レール14に向けて付勢されている。水平方
向荷重は、例えば次式によって求められる。 水平方向荷重 = W×(x+x1 )/(μ×n) (N) ただし、Wはかごの全質量(kg)、xは重力加速度
(m/s2 )、x1 はかごの加速度(m/s2 )、μは
駆動ローラ22と案内レール14との間の摩擦係数、n
はモータの数である。
【0038】このように、電気モータ16が配設された
かご10は、電気モータ16によって駆動ローラ22が
回転されるにつれて、シャフト12を通じて延設された
案内レール14に沿って運行される。
【0039】案内装置24の案内ローラ24aは、かご
10の両側にそれぞれ設けられている案内レール14に
向けて付勢されている。よって、かご10が水平方向に
移動しあるいは振動することが防止される。
【0040】なお、この発明は以上述べた特定の実施形
態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載さ
れた発明の精神と範囲とから逸脱することなく種々の変
更及び修正を施すことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の内、請
求項1に記載された発明によれば、かごがかごに配設さ
れた駆動手段によって自己推進されるので、従来の一般
的なエレベータとは異なり、ロープ及びカウンターウエ
イトが不要である。これにより、構造の簡易化とそれに
伴う建設及び維持コストの低減が図られる。また、各駆
動手段が発生するトルクは、各トルク伝達手段を介して
長尺構造物に直接伝達されるので、複雑なトルク伝達機
構が不要となり、製作及び維持コストの点で有利とな
る。さらに、例えばギヤボックス、チェーンなどといっ
た在来のトルク伝達機構と比較してトルク伝達機構から
発生するノイズが低減されるので、利用者の快適性の増
進が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のエレベータシステムの概略を示す斜
視図である。
【図2】図1の破線で囲んだ部分の部分拡大図である。
【図3】この発明の案内レールと係合する二組の伝達手
段に結合された駆動手段を示す一部破断平面図である。
【図4】かごに配設された複数の駆動手段と、制御装置
と、電源(例えば直流電源)とを備えた、この発明の一
般的な電力供給系統を示す概略回路図である。
【符号の説明】
10 かご 12 シャフト 14 案内レール 16 電気モータ(駆動手段) 20 トルク出力軸 22 駆動ローラ(トルク伝達手段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトに沿って運行されるかごと、該
    かごに配設されて駆動トルクを発生する複数の駆動手段
    と、前記複数の駆動手段の各々に接続されて、該複数の
    駆動手段によって発生される駆動トルクを伝達する複数
    のトルク伝達手段と、前記シャフトに沿って延設され、
    前記トルク伝達手段と係合する複数の長尺構造物とを備
    えたエレベータシステム。
  2. 【請求項2】 前記各駆動手段は電気モータである請求
    項1に記載のエレベータシステム。
  3. 【請求項3】 前記各トルク伝達手段は、前記各駆動手
    段から突出するトルク出力軸と、該トルク出力軸に固設
    された駆動ローラとをさらに備えている請求項1に記載
    のエレベータシステム。
  4. 【請求項4】 前記複数の長尺構造物は、少なくとも二
    本の案内レールを備え、該案内レールは前記かごを挾ん
    で対向するそれぞれの側に配設されており、該案内レー
    ルの各々は、前記トルク伝達手段のそれぞれと係合して
    いる請求項1に記載のエレベータシステム。
  5. 【請求項5】 前記長尺構造物は金属製の梁部材を備え
    ている請求項1に記載のエレベータシステム。
  6. 【請求項6】 前記各駆動ローラは、その周縁部におい
    て前記長尺構造物の一つと係合すべく配置されるととも
    に、前記駆動ローラは前記駆動手段によって駆動される
    ときに前記長尺構造物のそれぞれに沿って回転できるよ
    うに前記トルク出力軸の一端部に固設されている請求項
    3に記載のエレベータシステム。
  7. 【請求項7】 前記駆動ローラは、前記かごを前記長尺
    構造物に対して保持するのに十分な摩擦力が得られるよ
    うに、所定の水平方向荷重をもって前記長尺構造物に対
    して付勢されている請求項6に記載のエレベータシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 シャフトに沿って運行されるかごと、該
    かごに配設された複数の電気モータと、前記電気モータ
    の各出力軸に固設された複数の駆動ローラと、前記シャ
    フトに沿って延設され、前記駆動ローラとそのローラの
    周縁部で係合する複数の駆動レールとを備えたエレベー
    タシステム。
  9. 【請求項9】 前記電気モータは、前記各駆動ローラが
    それぞれ所定の水平方向荷重をもって前記各駆動レール
    に対して付勢され、前記駆動レールに対して前記かごを
    保持するのに十分な摩擦力が得られるように配設されて
    いる請求項8に記載のエレベータシステム。
  10. 【請求項10】 前記複数の駆動レールは、少なくとも
    二本の案内レールを備え、該案内レールは前記かごを挾
    んで対向するそれぞれの側に配設されており、該案内レ
    ールの各々は、前記駆動ローラのそれぞれと係合してい
    る請求項8に記載のエレベータシステム。
  11. 【請求項11】 前記駆動レールは金属製の梁部材を備
    えている請求項8に記載のエレベータシステム。
  12. 【請求項12】 シャフトに沿って運行されるかごと、
    該かごに配設された複数の電気モータと、前記電気モー
    タの出力軸にそれぞれ固設された複数の駆動ローラと、
    前記シャフトに沿って延設され、前記駆動ローラとその
    ローラの周縁部において係合する複数の駆動レールであ
    って、その駆動レールの各々は金属製の梁部材を有する
    複数の駆動レールとを備えており、前記駆動ローラの各
    々は前記かごが前記シャフトに沿って運行できるように
    十分な摩擦力を発生すべく前記駆動レールの一方に所定
    の水平方向荷重をもって付勢されているエレベータシス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記複数の駆動レールは、少なくとも
    二本の案内レールを備え、該案内レールは前記かごを挾
    んで対向するそれぞれの側に配設されており、該案内レ
    ールの各々は、前記駆動ローラとそれぞれ係合している
    請求項12に記載のエレベータシステム。
JP7170719A 1994-07-08 1995-07-06 自己推進エレベータシステム Withdrawn JPH0840671A (ja)

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US08/272,166 1994-07-08
US08/272,166 US5566784A (en) 1994-07-08 1994-07-08 Self-propelled elevator system

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