JPH084053A - 建設機械のトラックフレーム - Google Patents

建設機械のトラックフレーム

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JPH084053A
JPH084053A JP16056094A JP16056094A JPH084053A JP H084053 A JPH084053 A JP H084053A JP 16056094 A JP16056094 A JP 16056094A JP 16056094 A JP16056094 A JP 16056094A JP H084053 A JPH084053 A JP H084053A
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JP
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plate
round
frame
round cylinder
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JP16056094A
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Takashi Yagyu
隆 柳生
Masaru Ito
勝 伊藤
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0808Improving mounting or assembling, e.g. frame elements, disposition of all the components on the superstructures
    • E02F9/0816Welded frame structure
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/10Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
    • E02F9/12Slewing or traversing gears
    • E02F9/121Turntables, i.e. structure rotatable about 360°

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 センタフレームに対する丸胴の取付強度を大
幅に向上させ、かつ、丸胴の取付時における溶接作業等
を簡易化して生産性の向上を図る。 【構成】 センタフレーム41の上板42とグリスバス
32を形成する底板29との間に補強丸胴47を配設す
ることにより、丸胴45の内周側に、センタフレーム4
1の上板42、底板29、丸胴45および補強丸胴47
によって囲まれるボックス構造体を形成し、このボック
ス構造体を介して丸胴45をセンタフレーム41に対し
て堅固に取付けるように構成する。これにより、センタ
フレーム41に対する丸胴45の取付強度が大幅に向上
でき、かつ、センタフレーム41に対する丸胴45の取
付時における溶接作業等が容易に行えるため、生産性が
大幅に向上すると共に、製造コストの低減をも図ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル、
油圧クレーン等の旋回装置を有する建設機械のトラック
フレームに関し、特にセンターフレームに丸胴を備えた
建設機械のトラックフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設作業に用いられ土砂の掘削
作業等を行う油圧ショベルや、高所への資材運搬作業等
を行う油圧クレーン等の建設機械には、作業装置が設け
られた上部旋回体を下部走行体に対して旋回させる旋回
装置が装備されている。
【0003】そこで、図3ないし図5に従来技術による
旋回装置を備えた建設機械として油圧ショベルを例に挙
げて示す。
【0004】図において、1は下部走行体、2は該下部
走行体1上に旋回装置3を介して旋回可能に設けられた
上部旋回体を示し、該上部旋回体2は、旋回フレーム4
の前方に位置して内部に操作レバー、ペダル(いずれも
図示せず)等が配設された運転室5と、該運転室5の後
方に位置して前記旋回フレーム4上に搭載され、エンジ
ンや油圧ポンプ(いずれも図示せず)等が収容された機
械室6と、前記旋回フレーム4の後端部に設けられたカ
ウンタウエイト7とから構成されている。また、前記上
部旋回体2の前方には、旋回フレーム4の前側に位置し
て俯仰動可能に取付けられた作業装置8が設けられ、該
作業装置8は前記運転室5内の操作レバー等を操作する
ことによって土砂等の掘削作業を行うようになってい
る。
【0005】9は下部走行体1の本体を構成するトラッ
クフレームを示し、該トラックフレーム9は、図4に示
す如く、後述するセンタフレーム10、サイドフレーム
15および丸胴21等から大略構成されている。
【0006】10はトラックフレーム9の中央部を構成
するセンタフレームを示し、該センタフレーム10は、
鋼板等により略H型に形成され、中央部に油圧配管等が
挿通される大径穴11Aが設けられた板厚t1 の上板1
1と、該上板11に対向する下板12と、該上板11と
下板12との間に放射状に設けられた複数の中板13,
13,…とから骨組構造をなして形成されている。ま
た、上板11と下板12との間には、上板11の大径穴
11Aと同心となる位置に補強用の筒体14が配設され
ている。
【0007】15,15はセンタフレーム10の左、右
両側に配設されて前、後に伸長する一対のサイドフレー
ムを示し、該各サイドフレーム15には、その後端部に
位置して油圧モータ(図示せず)によって回転駆動され
る駆動輪16が配設され、先端部にはアイドラ17が取
付けられると共に、該各サイドフレーム15の上、下両
側面には、それぞれ複数の上ローラ18,18,…およ
び下ローラ19,19,…が前、後方向に列設されてい
る。そして、駆動輪16、アイドラ17、各上ローラ1
8および各下ローラ19には履帯20が巻回され、該履
帯20は、前記油圧モータによって回転駆動される駆動
輪16を介して回転されることにより、当該油圧ショベ
ルを走行させるようになっている。
【0008】21はセンタフレーム10の上板11から
上向きに立設された円筒状の丸胴を示し、該丸胴21は
上板11の大径穴11Aと同心となる位置に配設され、
その下端側は上板11上に全周に亘る肉盛溶接によって
固着されている。ここで、肉盛溶接により丸胴21の内
周側と外周側とに形成された溶接部22,22には、丸
胴21に作用する荷重等に対する応力が発生し易く、こ
の応力が局部的に集中するのを防止するために、各溶接
部22の表面は滑らかな円弧状に成形されている。ま
た、丸胴21は図5に示すように、その肉厚がS1 とな
っている。
【0009】23は丸胴21の上端側に複数のボルト2
4,24,…を介して取付けられた旋回輪を示し、該旋
回輪23は、後述する内輪25、外輪26および鋼球2
8等から構成されている。
【0010】25は旋回輪23を構成する内輪で、該内
輪25の内周面には、上部旋回体2に設けられた旋回モ
ータによって回転するピニオン(ともに図示せず)が噛
合する内歯歯車25Aが形成され、外周面には断面が半
円状の凹部25Bが全周に亘って形成されている。そし
て、該内輪25は前記各ボルト24を介して丸胴21の
上端に固着されている。
【0011】26は内輪25と共に旋回輪23を構成す
る外輪を示し、該外輪26は内輪25の外周側に嵌め込
み可能な径寸法を有する環状に形成され、内周面には断
面が半円状の凹部26Aが全周に亘って形成されてい
る。そして、外輪26の上端側は、複数のボルト27,
27,…を介して上部旋回体2の旋回フレーム4の下面
に固着されている。
【0012】28,28,…は内輪25の外周面に形成
された凹部25Bと外輪26の内周面に形成された凹部
26Aとの間に回転可能に介挿された複数(2個のみ図
示)の鋼球で、該各鋼球28は内輪25と外輪26との
間で回転することにより、内輪25と外輪26とが円滑
に相対回転できるようにしている。
【0013】29はセンタフレーム10を構成する上板
11の上方に離間して設けられた環状の底板を示し、該
底板29は、丸胴21の径方向内側に配設され中央部に
大径穴30Aが形成された底面部30と、大径穴30A
の外周側に位置して底面部30上に立設され、内輪25
とほぼ同じ高さまで突出した円筒状の内側板部31とか
ら構成されている。
【0014】ここで、底板29は、底面部30の外周端
が丸胴21の内周面に全周に亘って溶接されることによ
り、旋回輪23との間に凹環状のグリスバス32を形成
している。そして、該グリスバス32内にはグリス33
が蓄えられ、内輪25の内歯歯車25Aとピニオンとの
噛合部に対する給脂を行うようになっている。なお、グ
リスバス32を形成する底板29は、センタフレーム1
0の上板11と丸胴21との間でボックス構造をなし、
これにより、丸胴21を補強する役目も果たしている。
【0015】従来技術による油圧ショベルは上述の如き
構成を有するもので、上部旋回体2を旋回させる場合に
は、旋回モータを回転駆動し、この回転を減速機で減速
させてピニオンに伝える。そして、該ピニオンは丸胴2
1に固着された内輪25の内歯歯車25Aと噛合した状
態で回転することにより、内輪25の内周面に沿って自
転しつつ公転する。この結果、上部旋回体2は下部走行
体1に対して旋回するようになっている。
【0016】このようにして、上部旋回体2を旋回させ
つつ作業装置8を作動させることにより、油圧ショベル
による土砂等の掘削作業が行われる。そして、このとき
に下部走行体1は、作業装置8による作業時に生じる負
荷や上部旋回体2の自重等を、センタフレーム10に取
付けられた丸胴21を介して堅固に支持するようになっ
ている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、油圧ショベルによる土砂等の掘削作業時に
おいて、丸胴21とセンタフレーム10の上板11との
間に形成された各溶接部22には、丸胴21に作用する
上部旋回体2側からの荷重に対する応力が発生し、この
応力が局部的に集中するのを防止するために、各溶接部
22の表面は丸胴21の全周に亘って滑らかな円弧状に
成形する必要がある。
【0018】しかし、上述の如き滑らかな円弧状の表面
を有する各溶接部22を形成するには、通常、丸胴21
の内周側と外周側とに、それぞれ丸胴21の全周に亘る
肉盛溶接を複数回に亘って行い、その後、グラインダ等
を用いた手作業により表面を滑らかな円弧状に削る成形
加工を施すため、作業量が非常に多く、生産性が大幅に
低下してしまうという問題がある。
【0019】また、各溶接部22の表面に対する成形加
工を丸胴21の全周に亘って作業者の手作業で行うよう
にしているため、各溶接部22の表面形状(円弧の均一
性)にバラツキが生じ易く、見栄えが悪いばかりか、例
えば削り過ぎた部分に応力が集中してこの部分に亀裂等
が生じることがあり、当該油圧ショベルの剛性に対する
信頼性が大幅に低下してしまうという問題がある。
【0020】さらに、旋回輪23の内側にグリスバス3
2を形成する底板29は、丸胴21の内周面に全周に亘
って溶接されているので、例えば作業装置8による作業
時等において過大な負荷が作用することにより丸胴21
が歪みを生じた場合には、底板29が変形して丸胴21
の内周面と底板29との溶接部分等に亀裂が生じ、グリ
スバス32内に蓄えたグリス33が漏洩してしまうおそ
れがある。
【0021】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、センタフレームに対する丸胴の取付強度
を大幅に向上させることができ、かつ、丸胴の取付時に
おける溶接作業等の簡易化を図ることにより生産性を大
幅に向上することができるようにした建設機械のトラッ
クフレームを提供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明による建設機械のトラックフレームは、下
板および上板から骨組構造をなして形成されたセンタフ
レームと、該センタフレームの上板から上向きに立設さ
れ、上端側に旋回輪が取付けられる筒状の丸胴と、前記
センタフレームの上板から上方に離間して該丸胴の内周
面に全周に亘って固着され、前記旋回輪の内側にグリス
バスを形成する環状の底板からなる。
【0023】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記センタフレームの上板と前記底板との間に
は、前記丸胴の径方向内側に位置して該丸胴と共にボッ
クス構造をなす補強板を設け、該補強板は下端側を前記
センタフレームの上板に固着し、上端側を前記底板に固
着したことにある。
【0024】また、請求項2に記載した発明のように、
前記補強板は、前記底板の内径よりも大径で、前記丸胴
よりも小径の筒体からなる補強丸胴によって構成するこ
とが望ましい。
【0025】
【作用】請求項1の発明によれば、センタフレームの上
板とグリスバスを形成する底板との間に配設された補強
板により、丸胴の径方向内側に、センタフレームの上
板、底板、丸胴および補強板とで囲まれるボックス構造
体が形成され、このボックス構造体を介して丸胴がセン
タフレームに取付けられることにより、センタフレーム
に対する丸胴の取付強度が大幅に向上する。
【0026】また、請求項2の発明によれば、補強板を
筒体からなる補強丸胴によって構成することにより、丸
胴の径方向内側には、該丸胴の全周に亘って連なる環状
のボックス構造体が形成され、センタフレームに対する
丸胴の取付強度を一層向上させることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2に基
づき説明する。なお、実施例では前述した図3ないし図
5に示す従来技術と同一の構成要素には同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0028】図において、41は本実施例によるセンタ
フレームを示し、該センタフレーム41は、従来技術に
よるセンタフレーム10とほぼ同様に、中央部に大径穴
42Aが形成された上板42、下板43および複数の中
板44,44,…から骨組構造をなして形成されている
ものの、上板42の板厚t2 が、従来技術による上板1
1の板厚t1 (図5参照)よりも薄く(t2 <t1 )形
成されている。
【0029】45はセンタフレーム41の上板42から
上向きに立設された円筒状の丸胴を示し、該丸胴45の
下端側は全周に亘る肉盛溶接によって上板42に固着さ
れ、丸胴45の内周側および外周側と上板42との間に
は、溶接部46,46が形成されている。ここで、該丸
胴45は、従来技術による丸胴21に比してほぼ同様の
形状および高さ寸法を有しているものの、その肉厚S2
が丸胴21の肉厚S1(図5参照)よりも薄く(S2 <
S1 )形成されている。
【0030】47はセンタフレーム41の上板42とグ
リスバス32を形成する底板29との間に設けられた補
強板としての補強丸胴を示し、該補強丸胴47は、図2
に示すように底板29の内径(内側板部31の外径)よ
りも大径で、かつ、丸胴45の内径よりも小径な筒体と
して形成されている。ここで、該補強丸胴47は、丸胴
45の径方向内側に該丸胴45と同心となる位置に配設
され、上端側が底板29に、下端側がセンタフレーム4
1の上板42にそれぞれ溶接等により固着されている。
そして、補強丸胴47は、センタフレーム41の上板4
2、底板29および丸胴45と共に、丸胴45の内周側
にその全周に亘って連なる環状のボックス構造体を形成
している。
【0031】本実施例による建設機械のトラックフレー
ムは上述の如き構成を有するもので、その基本的作動に
ついては従来技術によるものと格別差異はない。
【0032】然るに、本実施例においては、センタフレ
ーム41の上板42とグリスバス32を形成する底板2
9との間に円筒状の補強丸胴47を設け、上板42、底
板29、丸胴45および補強丸胴47により、丸胴45
がその全周に亘って連なるボックス構造体を介してセン
タフレーム41に取付けられるように構成したから、油
圧ショベルの作業時等において丸胴45に作用する荷重
を、丸胴45とセンタフレーム41の上板42との間に
形成された各溶接部46と、補強丸胴47とに分散した
状態で堅固に支えることができる。
【0033】このため、図5に示す従来技術のように、
丸胴21を肉盛溶接のみによってセンタフレーム10の
上板11に取付ける構成に比して、センタフレーム41
に対する丸胴45の取付強度を大幅に向上できるので、
例えば丸胴45と上板42との間に形成された各溶接部
46の表面形状(円弧の均一性)にバラツキが生じた場
合でも、丸胴45のセンタフレーム41に対する取付強
度が低下することがなく、当該油圧ショベルの剛性に対
する信頼性を大幅に向上できる。
【0034】また、丸胴45と上板42との間に形成さ
れた各溶接部46の表面形状が、直接的に丸胴45の取
付強度に影響することがないので、丸胴45に対する溶
接作業や各溶接部46の表面に対する成形加工等の煩雑
な手作業を比較的容易に行うことができ、従来技術に比
して生産性を大幅に向上することができる。
【0035】さらに、センタフレーム41に対する丸胴
45の取付強度が向上することにより、油圧ショベルの
作業時等において丸胴45に過大な負荷が作用しても、
丸胴45に生じる歪みを低減できるから、丸胴45の内
周側に配設された底板29の変形を防止でき、底板29
と丸胴45との溶接部分等からグリス33が漏洩してし
まうのを防止することができる。
【0036】さらにまた、センタフレーム41に対する
丸胴45の取付強度が向上することにより、センタフレ
ーム41を構成する上板42の板厚t2 、および丸胴4
5の肉厚S2 を従来技術に比して薄く形成することがで
き、トラックフレーム全体の重量を軽減することができ
る。
【0037】なお、前記実施例では、丸胴45の径方向
内側に円筒状の補強丸胴47を設けることにより、丸胴
45の内周側にその全周に亘って連なる環状のボックス
構造体を形成する例について述べたが、本発明はこれに
限ることなく、例えば、互いに均等な角度間隔をおいた
複数箇所に板状の補強板を配設するように構成してもよ
い。
【0038】また、前記実施例では、油圧ショベルの下
部走行体を構成するトラックフレームを例に挙げて説明
したが、本発明はこれに限らず、例えば油圧クレーン等
の旋回装置が装備された建設機械に広く適用することが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、センタフレームの上板とグリスバスを構成する底板
との間に配設された補強板により、丸胴の径方向内側
に、センタフレームの上板、底板、丸胴および補強板と
で囲まれるボックス構造体を形成し、このボックス構造
体を介して丸胴がセンタフレームに取付けられるように
構成したから、センタフレームに対する丸胴の取付強度
を大幅に向上できる。しかも、センタフレームの上板と
丸胴との溶接部分の表面形状が、直接的に丸胴の取付強
度に影響することがないので、センタフレームに対する
丸胴の溶接作業や溶接部表面に対する成形加工等の煩雑
な手作業を比較的容易に行うことができ、生産性を大幅
に向上することができる上に、生産コストの低減をも図
ることができる。
【0040】また、請求項2の発明によれば、補強板を
筒体からなる補強丸胴によって構成することにより、丸
胴の径方向内側には、該丸胴の全周に亘って連なる環状
のボックス構造体が形成されるから、センタフレームに
対する丸胴の取付強度を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例によるトラックフレームおよび旋回輪
等を示す図5と同様位置の縦断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向断面図である。
【図3】従来技術による油圧ショベルを示す外観図であ
る。
【図4】図3中の矢示IV−IV方向断面図である。
【図5】丸胴および旋回輪等を拡大して示す図4中の矢
示V−V方向縦断面図である。
【符号の説明】
23 旋回輪 29 底板 32 グリスバス 41 センタフレーム 42 上板 43 下板 45 丸胴 47 補強丸胴(補強板)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下板および上板から骨組構造をなして形
    成されたセンタフレームと、該センタフレームの上板か
    ら上向きに立設され、上端側に旋回輪が取付けられる筒
    状の丸胴と、前記センタフレームの上板から上方に離間
    して該丸胴の内周面に全周に亘って固着され、前記旋回
    輪の内側にグリスバスを形成する環状の底板からなる建
    設機械のトラックフレームにおいて、前記センタフレー
    ムの上板と前記底板との間には、前記丸胴の径方向内側
    に位置して該丸胴と共にボックス構造をなす補強板を設
    け、該補強板は下端側を前記センタフレームの上板に固
    着し、上端側を前記底板に固着する構成としたことを特
    徴とする建設機械のトラックフレーム。
  2. 【請求項2】 前記補強板は、前記底板の内径よりも大
    径で、前記丸胴よりも小径の筒体からなる補強丸胴によ
    って構成してなる請求項1に記載の建設機械のトラック
    フレーム。
JP16056094A 1994-06-20 1994-06-20 建設機械のトラックフレーム Pending JPH084053A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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