JP2007119180A - 旋回式クレーン - Google Patents

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浩史 久保田
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Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd
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Abstract

【課題】大型クレーンにおける旋回輪の剛性不足を解消する。
【解決手段】走行体1と、走行体1の上方に円環状の旋回輪2を介して旋回可能に支持されるメインフレーム31と、メインフレーム31の一端部に起伏可能に支持された作業用フロント4と、メインフレーム31の他端部に搭載されたカウンタウエイト5とを備え、作業用フロント4の先端部を経由したウインチロープ7aを介して作業を行う旋回式クレーンにおいて、旋回輪2はメインフレーム31の幅よりも大径であり、このメインフレーム31の幅方向外側に、旋回輪2の剛性を高めるための補強部材24を設ける。
【選択図】図7

Description

本発明は、走行体に対して旋回可能な旋回フレームを有する旋回式クレーンに関する。
走行体の上方に旋回輪を介して旋回フレームを旋回可能に支持する旋回式クレーンにおいて、とくに大型機では旋回フレームを、中央のメインフレームの左右にベッドフレームを取り付けた構成とし、メインフレームの前部に作業用フロントを取り付け、後部にカウンタウエイトを取り付けるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2000−143155号公報
ところで、この種の大型クレーンは、ウインチロープを介して旋回輪に作用する荷重が大きくなり、旋回輪が大型化するが、メインフレームの幅寸法は輸送制限等の関係でそれほど大きくできない。そのため、大型機では旋回輪がメインフレームの幅方向外側にはみ出ることがあり、その場合には旋回輪の一部(前後端部)のみで吊り荷重を受けることになるため、旋回輪が大きく変形し、耐久性が悪化する。
本発明は、走行体と、走行体の上方に円環状の旋回輪を介して旋回可能に支持されるメインフレームと、メインフレームの一端部に起伏可能に支持された作業用フロントと、メインフレームの他端部に搭載されたカウンタウエイトとを備え、作業用フロントの先端部を経由したウインチロープを介して作業を行う旋回式クレーンに適用され、旋回輪がメインフレームの幅よりも大径であり、このメインフレームの幅方向外側に、旋回輪の剛性を高めるための補強部材を設けることを特徴とする。
メインフレームの幅方向外側に位置する旋回輪が、幅方向へ変形することを抑制するように補強部材を設けることが好ましい。
メインフレームの幅方向外側に位置する旋回輪の上面を覆うように補強部材を略半円状の補強板とすることもできる。
旋回輪のアウターレースの上面に、メインフレームおよび補強板を取り付けることもできる。
本発明によれば、メインフレームの幅よりも大径の旋回輪を用いる場合、メインフレームの幅方向外側に旋回輪の剛性を高めるための補強部材を設けるようにしたので、作業時の旋回輪の変形量が小さくなって、旋回輪の耐久性を向上することができる。
以下、図1〜図7を参照して本発明による旋回式クレーンの実施の形態について説明する。
図1は、本発明が適用される旋回式クレーンの側面図であり、とくに大型のクローラクレーンを示している。下部走行体1の上方には旋回輪2を介して旋回可能に旋回フレーム3が支持されている。図2(a)は旋回フレーム3の平面図であり、図2(b)は側面図(図2(a)の矢視b図)である。図2に示すように、旋回フレーム3はメインフレーム31と一対のベッドフレーム32とで構成される。メインフレーム31の横幅は輸送制限内に抑えられ、作業現場において、メインフレーム31の左右外側面にそれぞれボルトを介してベッドフレーム32が取り付けられる。メインフレーム31の前後端部にはそれぞれブラケット31a,31bが設けられている。
図1に示すように、ブラケット31aには起伏可能にブーム4が支持され、ブラケット31bにはカウンタウエイト5が搭載され、ブーム4とカウンタウエイト5の間に巻上ドラム7と起伏ドラム8が搭載されている。巻上ドラム7には巻上ロープ7aが巻回され、起伏ドラム8には起伏ロープ8aが巻回されている。巻上ロープ7aは、ブーム4の先端に設けられたシーブを経由してフック9に接続され、巻上ドラム7の駆動により巻上ロープ7aが巻き取りまたは繰り出され、フック9が昇降する。起伏ロープ8aは、一端がブーム先端部に連結されたペンダントロープ10の他端にブライドルを介して接続され、起伏ドラム8の駆動により起伏ロープ8aが巻き取りまたは繰り出され、ブーム4が起伏する。なお、右側のベッドフレーム32の前部には運転室6が搭載されている。ベッドフレーム32には制御弁ユニットやオイルタンク等の油圧機器も搭載される。
図3は、下部走行体1の一部とメインフレーム31を示す斜視図である。下部走行体1は、略H字形状のトラックフレーム11と、トラックフレーム11の左右両端部に取り付けられた一対のサイドフレーム12とを有し、サイドフレーム12の周囲に図1に示すように履帯が巻回される。トラックフレーム11の中央部にはリング状の旋回輪2が設けられ、旋回輪2の底面はトラックフレーム11に固定されている。旋回輪2の上面にはメインフレーム31が前後方向に架設されて支持されている。
このようなクレーンにより荷役作業あるいは掘削作業を行うと、メインフレーム31の前側には吊り荷の負荷に応じた下向きの荷重が作用し、これに対抗してメインフレーム31の後側にはカウンタウエイト5の自重等による下向きの荷重が作用する。すなわちクレーンのメインフレーム31には、油圧ショベルと異なり主に前後方向の鉛直面内で荷重が作用し、左右方向の横力はそれほど大きくない。このメインフレーム31に作用した荷重は、旋回輪2を介してトラックフレーム11に伝達される。
このとき、例えば中型のクレーンであれば、メインフレーム31にそれほど大きな荷重が作用しないため、旋回輪2を大型化する必要がない。そのため、図4(a)に示すようにメインフレーム31の横幅寸法Waと旋回輪2の径Daは同程度であり、メインフレーム31に作用する荷重を旋回輪2のほぼ全面で支持することができ、旋回輪2の変形を抑えることができる。
一方、吊上能力が大きい大型機の場合、メインフレーム31に大荷重が作用するため、旋回輪2の剛性を高める必要があり、図4(b)に示すように旋回輪2の径Dbが大きくなる。このときメインフレーム31の横幅寸法Wbは輸送幅により制限されるため、それほど大きくできない。そのため、旋回輪2の径Dとフレーム31の横幅寸歩Wとの差(D−W)は、中型機よりも大型機の方が大きくなる(Da−Wa<Db−Wb)。すなわち、旋回輪2のフレーム31からのはみ出し量は、大型機の方が中型機よりも多い。
したがって、大型機では、メインフレーム31に作用する荷重は、図4(b)に斜線で示す旋回輪2の幅方向中央部(前後端部)のみで支持されることとなり、この斜線部において単位面積当たりに作用する荷重が増加する。また、旋回輪2を支点にしてメインフレーム31には下方への曲げ荷重が作用するため、メインフレーム31の上側は前後方向に引っ張られ、下側(旋回輪2側)は圧縮される。その結果、図5に点線で示すように、旋回輪2の上面の前後端部は外側に変形し、上面の左右端部は内側に変形する。このように旋回輪2が変形すると、旋回輪2のボールとレース面の当たりが強くなり、旋回輪2の耐久性が悪化する。そこで、本実施の形態では、以下のようにして旋回輪2の上面部の剛性を高め、耐久性を向上させる。
図6は図3のVI-VI線断面図であり、図7は図3の平面図である。なお、図7ではトラックフレーム11の図示を省略している。図6に示すように、旋回輪20は、略リング状のインナーレース21とアウターレース22の間にボール23を介装してなり、インナーレース21に対してアウターレース22が相対回転可能である。インナーレース21の底面は、トラックフレーム11の上面に図示しないボルトにより全周にわたって固定されている。インナーレース21の内周面にはギヤ21aが設けられ、このギヤ21aにメインフレーム31から支持された旋回モータ(不図示)の出力軸(ピニオン)が噛合し、旋回モータの駆動により旋回フレーム3が旋回する。
図7に示すように、アウターレース22の上面にはメインフレーム31が搭載され、メインフレーム31はアウターレース22の前後端部に図示しないボルトを介して固定されている。メインフレーム31の左右側方には、旋回輪2の内側を塞ぐように略半円状の一対の補強板24が設けられ、補強板24はボルト25によりアウターレース22の上面に締結されている。これにより旋回輪2の上面部の剛性が高められる。補強板24はアウターレース上面部の左右方向(図示矢印方向)への変形を防ぐのに十分な厚さを有している。
本実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)メインフレーム31の幅方向外側のアウターレース22の上面に、補強板24を取り付けるようにしたので、旋回輪2の上面部の剛性が高まる。その結果、図5に点線で示したような旋回輪2の変形が抑えられ、旋回輪2の寿命低下を防ぐことができる。
(2)アウターレース22の上面に補強板24を取り付けるので、アウターレース22とインナーレース21の隙間が補強板24により覆われ、この隙間への異物の侵入を防ぐことができる。
(3)補強板24を略半円状に形成し、アウターレース22の上面を面で補強するので、十分な強度が得られる。
(4)補強板24をボルト25によりアウターレース22に締結するので、現場での補強板24の取付作業が容易である。また、アウターレース22の上面を塞ぐようにメインフレーム31の底板を半円状に形成する必要がないので、コストを抑えることができ、輸送重量も軽減できる。
なお、上記実施の形態では、アウターレース22の上面に補強板24をボルト25で取り付けるようにしたが、溶接等により補強板24を固設してもよい。補強板24を略半円状に形成したが、補強板24の形状はこれに限らない。例えば長板形状として、旋回輪2の左右方向への変形を抑えるようにしてもよい。また、補強板24をアウターレース上面のみに固定するのではなく、一部をメインフレーム31に固定してもよい。例えば補強板24の一端をL字状に折り曲げ、メインフレーム31の外側面にボルトで固定してもよい。
インナーレース21の底面をトラックフレーム11に固定し、アウターレース22の上面にメインフレーム31を固定するようにしたが、これとは逆にアウターレース22の底面をトラックフレーム11に固定し、インナーレース21の上面にメインフレーム31を固定してもよい。この場合、インナーレース21の上面に補強板を取り付ければよい。上記実施の形態では、旋回輪2の剛性を高めるための補強部材として補強板24を用いたが、補強部材は板状でなくてもよい。
上記実施の形態は、クローラクレーンに適用したが、起伏可能な作業用フロントを有する他の旋回式クレーン(例えばタワークレーン)にも同様に適用できる。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の作業車両の旋回式クレーンに限定されない。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
本発明が適用されるクローラクレーンの側面図。 (a)は図1の旋回フレームの平面図、(b)は側面図。 図1の要部構成を示す斜視図。 大型クレーンの問題点を説明する図。 旋回輪の変形状態を示す斜視図。 図3のVI-VI線断面図。 図3の平面図。
符号の説明
1 下部走行体
2 旋回輪
22 アウターレース
24 補強板
3 旋回フレーム
31 メインフレーム
4 ブーム
5 カウンタウエイト

Claims (4)

  1. 走行体と、
    前記走行体の上方に円環状の旋回輪を介して旋回可能に支持されるメインフレームと、
    前記メインフレームの一端部に起伏可能に支持された作業用フロントと、
    前記メインフレームの他端部に搭載されたカウンタウエイトとを備え、前記作業用フロントの先端部を経由したウインチロープを介して作業を行う旋回式クレーンにおいて、
    前記旋回輪は前記メインフレームの幅よりも大径であり、このメインフレームの幅方向外側に、前記旋回輪の剛性を高めるための補強部材を設けることを特徴とする旋回式クレーン。
  2. 請求項1に記載の旋回式クレーンにおいて、
    前記補強部材は、前記メインフレームの幅方向外側に位置する旋回輪が、幅方向へ変形することを抑制するように設けられることを特徴とする旋回式クレーン。
  3. 請求項2に記載の旋回式クレーンにおいて、
    前記補強部材は、前記メインフレームの幅方向外側に位置する旋回輪の上面を覆うように設けられる略半円状の補強板であることを特徴とする旋回式クレーン。
  4. 請求項3に記載の旋回式クレーンにおいて、
    前記旋回輪のアウターレースの上面に、前記メインフレームおよび前記補強板が取り付けられることを特徴とする旋回式クレーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10464789B2 (en) 2014-02-27 2019-11-05 Kobe Steel, Ltd. Upper turning body for crane

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