JPH0840339A - 自動二輪車のハンドグリップ構造 - Google Patents

自動二輪車のハンドグリップ構造

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JPH0840339A
JPH0840339A JP6175396A JP17539694A JPH0840339A JP H0840339 A JPH0840339 A JP H0840339A JP 6175396 A JP6175396 A JP 6175396A JP 17539694 A JP17539694 A JP 17539694A JP H0840339 A JPH0840339 A JP H0840339A
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JP
Japan
Prior art keywords
handgrip
hand grip
motorcycle
vehicle body
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP6175396A
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English (en)
Inventor
Takayuki Suzuki
孝行 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外観を損なわず、カバー等の取付作業性が良
く、さらに操作感の向上した自動二輪車のハンドグリッ
プ構造を提供するするにある。 【構成】後部車体フレーム12R(24,25)の周囲
を後部車体カバー34R(36)およびリヤフェンダ3
7で覆った自動二輪車11において、上記後部車体フレ
ーム12R(24,25)下部にハンドグリップ39を
設ける一方、上記リヤフェンダ37の側方に上記ハンド
グリップ39を収容可能な突出部41を形成し、この突
起部41がハンドグリップ部42を構成する一方、上記
ハンドグリップ41の下部に荷掛フック44を設け、こ
の荷掛フック44を上記リヤフェンダ37と共に上記ハ
ンドグリップ39に共締めしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車のハンドグリ
ップ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車では、メインスタンドを立て
たり、狭い場所で向きを変えるために車体を持上げるこ
とがあるが、通常、車体後部にハンドグリップを設け、
このハンドグリップを握り、抱えるようにして車体を持
上げている。
【0003】ハンドグリップの構造としては、例えば、
図5および図5のVI−VI線に沿う断面図である図6
に示すように、後部車体フレーム1の後方下部にブラケ
ット2を設け、このブラケット2にハンドグリップ3を
ボルト4等で固定したり、溶接して固定したものがあ
る。このハンドグリップ3は、例えばリヤフレームカバ
ー5の下側に露出して設けられている。
【0004】また、運転シート6の後部に荷物を搭載し
た際、この荷物を固定する紐等を引っ掛ける荷掛フック
7がハンドグリップ3に設けられたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハンド
グリップ3をリヤフレームカバー5から露出するように
設けるためには、図6および図5のA矢視図である図7
に示すように、リヤフレームカバー5やリヤフェンダ8
の一部に切欠9を形成する必要があり、後輪10が巻き
上げる砂埃等がこの切欠9からリヤフレームカバー5内
に侵入したり、また、切欠9が外観を損なうといった問
題が生じる。
【0006】さらに、ハンドグリップ3を予め後部車体
フレーム1に固定した後でなければリヤフレームカバー
5やリヤフェンダ8の装着ができず、これらの装着時に
傷が付きやすく、また、作業性もわるい。
【0007】さらにまた、ハンドグリップ3を握る時、
切欠9の端部9aが手に接触する虞があり、操作感が良
くない。
【0008】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、外観を損なわず、カバー等の取付作業性が良
く、さらに操作感の向上した自動二輪車のハンドグリッ
プ構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
のハンドグリップ構造は、上述した課題を解決するため
に、請求項1に記載したように、後部車体フレームの周
囲を後部車体カバーおよびリヤフェンダで覆った自動二
輪車において、上記後部車体フレーム下部にハンドグリ
ップを設ける一方、上記リヤフェンダの側方に上記ハン
ドグリップを収容可能な突出部を形成し、この突起部が
ハンドグリップ部を構成する一方、上記ハンドグリップ
の下部に荷掛フックを設け、この荷掛フックを上記リヤ
フェンダと共に上記ハンドグリップに共締めしたもので
ある。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、後部車
体フレームの周囲を後部車体カバーおよびリヤフェンダ
で覆った自動二輪車において、上記後部車体フレーム下
部にハンドグリップを設ける一方、上記リヤフェンダの
側方に上記ハンドグリップを収容可能な突出部を形成
し、この突起部がハンドグリップ部を構成する一方、上
記ハンドグリップの下部に荷掛フックを設け、この荷掛
フックを上記リヤフェンダと共に上記ハンドグリップに
共締めしたため、外観は損なわれず、カバー等の取付作
業性が良く、さらにハンドグリップの操作感が向上す
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す左側面図である。
【0013】図1において、この自動二輪車11は車体
フレーム12を有し、この車体フレーム12の前方下部
にエンジン13が搭載される。また、エンジン13の前
側にはエンジン排気系14を構成するエキゾーストパイ
プ14aが接続され、このエキゾーストパイプ14aに
マフラ14bが接続される。さらに、エンジン13の後
側にはエンジン吸気系15を構成するキャブレタ15a
が接続され、このキャブレタ15aにエアクリーナ15
bが接続される。そして、エンジン13前方にはエンジ
ン冷却系を構成するラジエター16が配置される。
【0014】車体フレーム12の前方にはヘッドパイプ
17が設けられ、このヘッドパイプ17にはステアリン
グ機構18が設けられる。このステアリング機構18に
は、前輪19を回動自在に支持するフロントフォーク2
0やハンドルバー21、フロントフェンダ22等が設け
られ、ハンドルバー21により前輪19が左右に回動自
在に操舵される。
【0015】ところで、本実施例の車体フレーム12
は、エンジン13を強度部材、すなわち車体フレーム1
2の一部として使用するダイヤモンド型フレームであ
る。また、この車体フレーム12は、例えばツインチュ
ーブ型のもので、ヘッドパイプ17の直後で左右方向に
拡開された後、互いに平行に後方に延び、前部車体フレ
ーム12Fを構成する左右一対のメインフレーム23
と、このメインフレーム23の後部寄り付近から後方に
延設され、後部車体フレーム12Rを構成するる左右一
対のシートレール24およびこのシートレール24の中
央付近下部から前下方に延設され、メインフレーム23
中央下部に接続される左右一対のリヤサイドチューブ2
5とから構成される。そして、メインフレーム23上に
は燃料タンク26が、また、シートレール24上には開
閉または着脱自在の運転シート27がそれぞれ設置され
る。
【0016】一方、メインフレーム23の後方下部には
ピボット軸28が架設される。ピボット軸28にはスイ
ングアーム29がピボット軸28廻りにスイング自在に
枢着され、このスイングアーム29の後端に後輪30が
回動自在に支持される。スイングアーム29の基端部側
には、リヤショックアブソーバ31および複数のリンク
32が設けられ、これらのスイングアーム29、リヤシ
ョックアブソーバ31およびリンク32からリヤサスペ
ンション機構33が構成される。
【0017】ところで、自動二輪車11は、車体が車体
カバー34によって覆われ、この車体カバー34は、例
えば前部車体カバーと後部車体カバー34Rとから構成
される。前部車体カバーは、例えばエンジン13を覆う
カウリング等のものであるが、本実施例の自動二輪車1
1に示すように、必ずしも装着する必要はない。一方、
後部車体カバー34Rは、エアクリーナ15bおよびシ
ートレール24の両側方を覆うものであり、エアクリー
ナ15bの両側面を覆うエアクリーナカバー35と、運
転シート27の下方、シートレール24の両側方を覆う
左右一体のリヤフレームカバー36とから構成される。
エアクリーナカバー35とリヤフレームカバー36とは
一体、または、本実施例の自動二輪車11に示すように
別体に設けられる。そして、リヤフレームカバー36の
下方にはリヤフェンダ37が設けられる。
【0018】図2は、図1に示す自動二輪車11の車体
後部側面図であり、図3は、図2のIII−III線に
沿う断面図である。図1、図2および図3に示すよう
に、シートレール24およびリヤサイドチューブ25の
後方下部にはブラケット38が設けられ、これらのブラ
ケット38に例えばパイプ状のハンドグリップ39が例
えばボルト40等で固定される。なお、ハンドグリップ
39はシートレール24やリヤサイドチューブ25に直
接固定しても良い。
【0019】一方、リヤフェンダ37の側方で、ハンド
グリップ39が対応する部位にはそのハンドグリップ3
9を収容可能な突出部41が形成され、この突出部41
がハンドグリップ部42を構成する。また、リヤフレー
ムカバー36およびリヤフェンダ37は、それらの合せ
ライン43がハンドグリップ39の上方、かつ外側にな
るように形成される。
【0020】図4は、運転シート27の後部に荷物を搭
載した際、この荷物を固定する紐等を引っ掛けるために
ハンドグリップ39の下部に設けられる荷掛フック44
の平面図である。
【0021】この荷掛フック44は、その基端部にネジ
部45が形成される一方、頭部には六角レンチ等の工具
嵌合孔46が形成される。また、荷掛フック44の中央
付近にはフランジ47が形成される。
【0022】荷掛フック44は、図3に示すように、ハ
ンドグリップ39内に予め配置されたナット48にネジ
結合される。この時、荷掛フック44のフランジ47が
リヤフェンダ37に当接し、リヤフェンダ37をハンド
グリップ39に押圧して共締めする。
【0023】次に、本実施例の作用について説明する。
【0024】ハンドグリップ39をリヤフェンダ37に
設けた突出部41内に収容し、ハンドグリップ部42を
構成することにより、従来のようにリヤフレームカバー
36やリヤフェンダ37の一部に切欠を形成する必要が
なく、後輪30が巻き上げる砂埃等がリヤフレームカバ
ー36内に侵入したり、また、切欠により外観が損なわ
れることがない。
【0025】さらに、ハンドグリップ部42はパイプ状
のハンドグリップ39に比べてその形状の自由度が多
く、また、切欠も無いため、操作感が向上する。
【0026】一方、リヤフレームカバー36およびリヤ
フェンダ37を、それらの合せライン43がハンドグリ
ップ39の上方、かつ外側になるように形成することに
よりこれらのカバー類36,37の装着時にハンドグリ
ップ39は邪魔にならず、カバー類36,37に傷が付
くようなことがなくなると共に装着が容易になる。
【0027】そして、荷掛フック44を結合部材として
用い、リヤフェンダ37をハンドグリップ39に共締め
することによりリヤフェンダ37およびハンドグリップ
部42の剛性がアップする。
【0028】なお、上記実施例においては、リヤフレー
ムカバー36およびリヤフェンダ37を、それらの合せ
ライン43がハンドグリップ39の上方、かつ外側にな
るように形成し、リヤフェンダ37に突出部41を形成
してハンドグリップ部42を構成したが、リヤフレーム
カバー36をハンドグリップ39の下方まで延設してハ
ンドグリップ部42を構成しても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車のハンドグリップ構造によれば、後部車体フレー
ムの周囲を後部車体カバーおよびリヤフェンダで覆った
自動二輪車において、上記後部車体フレーム下部にハン
ドグリップを設ける一方、上記リヤフェンダの側方に上
記ハンドグリップを収容可能な突出部を形成し、この突
起部がハンドグリップ部を構成する一方、上記ハンドグ
リップの下部に荷掛フックを設け、この荷掛フックを上
記リヤフェンダと共に上記ハンドグリップに共締めした
ため、外観は損なわれず、カバー等の取付作業性が良
く、さらにハンドグリップの操作感が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車のハンドグリップ構造
の一実施例を示す自動二輪車の左側面図。
【図2】図1に示す自動二輪車の車体後部側面図。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図。
【図4】荷掛フックの平面図。
【図5】従来のハンドグリップの取付構造を示す自動二
輪車の車体後部側面図。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図。
【図7】図5のA矢視図。
【符号の説明】
11 自動二輪車 12 車体フレーム 12F 前部車体フレーム 12R 後部車体フレーム 24 シートレール(後部車体フレーム) 25 リヤサイドチューブ(後部車体フレーム) 34 車体カバー 34R 後部車体カバー 36 リヤフレームカバー(後部車体カバー) 37 リヤフェンダ 39 ハンドグリップ 41 突出部 42 ハンドグリップ部 43 リヤフレームカバーとリヤフェンダとの合せライ
ン 44 荷掛フック 45 荷掛フックの基端部に形成されたネジ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部車体フレームの周囲を後部車体カバ
    ーおよびリヤフェンダで覆った自動二輪車において、上
    記後部車体フレーム下部にハンドグリップを設ける一
    方、上記リヤフェンダの側方に上記ハンドグリップを収
    容可能な突出部を形成し、この突起部がハンドグリップ
    部を構成する一方、上記ハンドグリップの下部に荷掛フ
    ックを設け、この荷掛フックを上記リヤフェンダと共に
    上記ハンドグリップに共締めしたことを特徴とする自動
    二輪車のハンドグリップ構造。
JP6175396A 1994-07-27 1994-07-27 自動二輪車のハンドグリップ構造 Pending JPH0840339A (ja)

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JP6175396A JPH0840339A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 自動二輪車のハンドグリップ構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213534A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車のグリップ構造
JP2010228572A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両
CN105501335A (zh) * 2014-10-10 2016-04-20 本田技研工业株式会社 车身后部构造

Cited By (4)

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CN105501335B (zh) * 2014-10-10 2018-11-16 本田技研工业株式会社 车身后部构造

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