JPH0840191A - 車両における拘束装置、とくにベルト予張器もしくはガスバッグ使用者拘束装置の推薬用ヒューズの乗物感知作動用センサ - Google Patents

車両における拘束装置、とくにベルト予張器もしくはガスバッグ使用者拘束装置の推薬用ヒューズの乗物感知作動用センサ

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JPH0840191A
JPH0840191A JP7139503A JP13950395A JPH0840191A JP H0840191 A JPH0840191 A JP H0840191A JP 7139503 A JP7139503 A JP 7139503A JP 13950395 A JP13950395 A JP 13950395A JP H0840191 A JPH0840191 A JP H0840191A
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force
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Martin Roehrle
ローレ マルティン
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/33Arrangements for non-electric triggering of inflation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トリップ(引外し)しきい値を、個々の要素
の相互作用なしにかつ正確に設定しうるセンサを得るこ
と。 【構成】 車両における搭乗者拘束装置、たとえばベル
ト予張器またはガスバッグの推薬用の車両感知作動用セ
ンサは、センサハウジング(11)内に設置され、少な
くとも一つのセンサばねの作用の下で少なくとも二つの
支持区域において少なくともセンサハウジング上に支持
された慣性質量(10)を有する。支持区域の一方はオ
ーバーセンタ装置を備えるように構成され、オーバーセ
ンタ装置は慣性質量(10)の加速度による第1方向の
所定の通路に沿う第1運動後、第1方向を横切るセンサ
ばね(12)の力の方向に慣性質量が運動できるように
する。慣性質量(10)は作動部分を備え、作動部分は
第2運動中衝撃ピンばね(17)の力によって拘束され
た衝撃ピン(18)の起動部分に接触して、衝撃ピンを
釈放させ、したがってヒューズ(19)を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両における拘束装置、
とくにベルト予張器もしくはガスバッグ使用者拘束装置
の推薬用ヒューズの乗物感知作動用センサに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなセンサは公知である。このよ
うなセンサのトリップ(引外し)しきい値は、個々の要
素の相互作用がトリップまたは作動を不正確にするた
め、一般的に調節が困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的の一つはヒューズのトリップが予定のトリップ値に
おいて一層正確に実施される上記型のセンサを得ること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は請求項1の特
徴部分に記載された構成、すなわち、慣性質量がセンサ
ハウジングに設置されかつセンサばねの作用の下で少な
くとも二つの支持点においてセンサハウジングに対して
押付けられ、一方の支持点はオーバーセンタ装置を設け
られ、オーバーセンタ装置は慣性質量の加速度に関連し
た第1方向における所定の通路に沿う第1の運動の後、
第1方向を横切って延びる、センサばねの力の方向の慣
性質量の第2の運動を可能にし、慣性質量は、第2の運
動中衝撃ピンばねの力によって偏倚される衝撃ピンのト
リップ部分と係合して、衝撃ピンの釈放したがってヒュ
ーズの作動を生じさせる作動部分を備えた構成によって
達成される。
【0005】本発明による、二つの支持点における慣性
質量のこの配置およびオーバーセンタ装置を備えた一つ
の支持点の構成は、第1方向たとえば車両の移動方向に
おける慣性質量の加速度に関連した運動を、確実に、あ
る程度の大きさの加速度までまたある継続期間まで、衝
撃ピンがヒューズを釈放しかつそのトリップまたは作動
を実施することなしにできるようにする。この慣性質量
の許される運動は、オーバーセンタ装置の形状により正
確に設定される。本発明において、衝撃ピンのトリップ
部分に接触しないため、慣性質量がこの許される移動度
の範囲内で自由に移動しうることは有利である。オーバ
ーセンタ装置がそのデッドセンタまたはオンセンタ位置
を通るときだけ、また慣性質量がばね力の方向に移動し
ている間だけ、慣性質量は衝撃ピンに接触しかつそれを
自由にする。慣性質量の許される運動を阻害し、したが
ってトリップ時刻に影響を及ぼす慣性質量の作動部分と
衝撃ピンのトリップ部分との間の摩擦力は、慣性質量の
許される運動中は停止される。この点において、慣性質
量上のセンサばねの作用点が二つの支持点の間に設置さ
れるならば、オーバーセンタ装置を有する支持点に隣接
した慣性質量に、正確な、規定の支持力を確保すること
が容易に可能になるため、とくに有利である。
【0006】センサの一つの有利な実施例は、オーバー
センタ装置の支持点が慣性質量上に第1斜面を備え、そ
の面は第1方向に関して斜面の前方部分と慣性質量の重
心を通って延びる運動の中心線との間の距離が、第1方
向に関して斜面の後方部分と前記運動の中心線との間の
距離より短くなるように第1方向に対して傾斜している
こと、支持点はさらにハウジング側に本質的に慣性質量
上の斜面に平行に延びる斜面を有すること、および斜面
は慣性質量がセンサばねの力の方向に運動できるように
する係止凹みにそれぞれ移行することを特徴としてい
る。とくに簡単かつ有利な形式において、この構成は、
斜面の傾斜角がトリップに必要な加速度の程度を確実に
調節できるようにするオーバーセンタ装置を構成してい
る。斜面の長さに従って、トリップに必要な加速作用の
継続期間を予め決定することができる。
【0007】このセンサのとくに信頼性のある構成は、
斜面が本質的に長さが等しいこと、慣性質量の斜面の後
方部分は後端に終わり、慣性質量の後端に第1係止凹み
を構成する段付き突起が設けられ、その突起はセンサば
ねの力の方向と反対方向を向いていること、ハウジング
上の斜面の前方部分は前端に終わり、センサハウジング
は前端に第2係止凹みを構成する段付き突起が設けら
れ、前記突起はセンサばねの力の方向を向いている。こ
の構成は高度の信頼性を保持するばかりでなく製造を簡
潔にする。他方の支持点は慣性質量上の支持面およびハ
ウジング上の支持面を有し、それらは互いにかつ前記第
1方向に平行であり、そのような所定の支持点において
規定の状態が達成され、それらは作用する加速度の大き
さおよび継続期間に関係なくオーバーセンタ装置によっ
て設定されたトリップに均等に影響を及ぼす。
【0008】ローラ体が各支持点に慣性質量とセンサハ
ウジングとの間に設けられるセンサの構成はとくに有利
である。摩擦作用はローラ体がボールによって構成され
るならばさらに改善される。センサのとくに有利な構成
はセンサばねが引張りばねから構成され、慣性質量が振
り子状にセンサばねによって垂下されることを特徴とし
ている。センサのとくにコンパクトな構成は慣性質量が
切欠きを備えかつ作動部分を構成するベルクランクを有
し、ベルクランクは本質的に第1方向に対して直角に延
びかつ衝撃ピンのトリップ部分周りに少なくとも部分的
に嵌合する構成である。この点において、とくに有利な
しかも丈夫な構成が、切欠きがその中に衝撃ピンが嵌合
するベルクランクの孔によって構成されるならば、可能
である。本発明のさらに有利なかつ便利な型式は、図面
に基づくその一実施例に関する下記の開示から理解しう
るであろう。
【0009】
【実施例】図1は車両感知用、すなわちベルト予張器の
推薬用ヒューズ19の加速度関連トリップまたは作動用
センサを示す。ヒューズ19は推薬19′も設置される
発生器ハウジング35内に設置されている。発生器ハウ
ジング35の外端には、通常のベルト予張器のシリンダ
36が挿入されている。発生器ハウジング35の他端に
はセンサのハウジング11が固定され、ハウジング11
は通常の形式でハウジング35に連結されている。ヒュ
ーズと軸方向に向合って衝撃ピン18が設けられ、ピン
18はシリンダ状に軸方向に延びる内部ハウジング部分
37に設置され、圧縮ばねの形式の衝撃ピンばね19に
よってヒューズ19に向かって偏倚されている。衝撃ピ
ン18は内側ハウジング部分37の後方開口39を通っ
て延びる後方トリップ部分16を有し、また開口39の
周囲に形成されたキヤッチ端部31の後方に嵌合するキ
ヤッチ部分32を有する。このようにして衝撃ピン18
は拘束位置に保持され、またこうしてヒューズ19から
軸方向に離して保持される。
【0010】センサハウジング11内に、本質的にL字
状の慣性質量10が垂下するセンサばね12に取付けら
れ、ばね12はセンサハウジングの上部に取付けられか
つ引張りばねの形式を有する。センサばね12は、L字
状慣性質量10の長い方のリムへの取付点20として機
能するフックに連結されている。取付点20は、この場
合、L字状慣性質量10の短い部分から長い部分の長さ
のほぼ三分の一の距離にある。取付点20の両側に、慣
性質量10は支持点または区域13および14にそれぞ
れローラ体21および22を介してハウジング11に連
結された支持体33および34を支持している。センサ
全体は、車両内に、衝撃ピンに作用する衝撃ピンばね1
7の加圧力が移動方向に対応する第1方向Vに発生する
ように設置されている。L字状慣性質量10の長い方の
リムもまた移動方向に平行に第1方向Vに延長してい
る。慣性質量10をハウジングに向かって押付けるセン
サばね12の引張力は、本質的に移動方向Vに直角な方
向Fに作用する。
【0011】移動方向に対して後方の支持点13はオー
バーセンタ装置を備えている。このため、第1斜面23
が慣性質量上に設けられ、斜面23は移動方向Vに対し
て、移動方向に関して斜面23の前方の部分23′と慣
性質量10の重心を通って延びる中心線Mとの距離が、
移動方向に対して斜面の後方の部分23″と運動の中心
線Mとの距離より短くなるような、角度だけ傾斜して設
けられている。慣性質量側の斜面23に平行な斜面24
が、後方支持点13に隣接したハウジング側の支持体3
3上に設けられている。ボールの形式の転動体は、図2
に示されたように、慣性質量上の斜面23ならびにハウ
ジング上の斜面24と接触している。慣性質量上の斜面
23は、移動方向Vに関して後方のその端部25におい
て、慣性質量内側の係止凹み26に移行し、その凹みは
L字状慣性質量の長い方のリムに段によって形成されて
いる。ハウジング上の斜面24の移動方向に対して前方
の端部25′は、段の形式を備えた係止凹み27に移行
している。ハウジング上の段はこの点においてセンサば
ね12の力の方向Fに向いており、一方慣性質量上の段
はセンサばねの力の方向Fに対して反対方向を向いてい
る。
【0012】慣性質量10上の他方の前方支持点14は
慣性質量上の支持面28およびハウジング上に支持面2
9を有し、それらは本質的に互いにかつ移動方向Vに対
して平行に延びている。ボールの形式のローラ体22が
慣性質量上の支持面28とハウジング上の支持面29と
の間に設置され、ハウジング上の支持面29およびハウ
ジングに連結された支持体34上において慣性質量10
が運動できるようにしている。ベルクランクの形式に構
成された、成形慣性質量10の短いほうのリムは、衝撃
ピン18のトリップ部分16が嵌合する開口を形成する
切欠き30を有する。衝撃ピン18のトリップ部分16
は、この場合、ベルクランク15の切欠き30の内周か
ら、通常慣性質量10と衝撃ピンとの間に接触は存在し
ないような、最少距離に設定される。慣性質量は型押
し、射出鋳造または焼結要素の形式で製造することがで
きる。支持シートまたは支持体33および34も型押
し、射出鋳造または焼結要素の形式で製造することがで
き、通常の形式でハウジング11に固定される。
【0013】下記にセンサの作用の態様について記載す
る。移動方向Vと反対方向に車両が減速する場合、慣性
質量10に作用する慣性力は力の不平衡を生じ、すなわ
ち方向Vの慣性力は慣性質量10をローラ体21を介し
てハウジング11に支持する垂直力Nの水平力成分より
大きくなる。したがって、慣性質量10は車両の移動方
向Vにさらに前方へ移動する。そのような運動の間、ロ
ーラ体21および22はそれらの通路に沿って移動す
る。限界以下の減速の場合、慣性質量10はハウジング
11に対し移動方向Vに、ハウジング上の斜面24の前
端25′が、最大で、慣性質量上の斜面23の後端25
の垂直上方直前に達するまでに相対的に移動し、その減
速が停止するとき慣性質量はふたたびその最初の位置
(図2の位置A)に戻る。減速が限界に達する場合、慣
性質量10は斜面24の前端25′が慣性質量上の斜面
の後端25の垂直上方にくる位置Bに達し、さらにこの
位置を通過して移動する。ローラ体21は段付き係止凹
み26および27内に移動し、慣性質量10の後方部分
はセンサばねの力の方向Fに動かされ、ついで前方ロー
ラ体22の周りに旋回する。
【0014】この慣性質量10の移動によって、慣性質
量10のベルクランク15もまたセンサばねの方向Fに
移動し、その結果衝撃ピン18のトリップ部分16はベ
ルクランク15の切欠き30の内壁面に衝突し、センサ
ばねの力の方向Fにばねによって引かれる。このとき、
衝撃ピン18の係止されたキヤッチ部分32はキヤッチ
端部31との係合が外れ、衝撃ピンは釈放され、(衝撃
ピンのばね18は伸長するので)ヒューズ19に向かっ
て加速され、ヒューズ19を作動する。二つの別々のば
ね、すなわちセンサばね12および衝撃ピンばね17を
設けることにより、ヒューズ19の作動に必要な車両の
加速度に応答する要素が、たとえば摩擦により、互いに
干渉することがないという利点が得られる。ハウジング
上の支持体33および34の間にローラ体21および2
2を設けることにより、転がり摩擦のみが存在する位置
において、相互に接触することによる各部材の表面の性
質の影響をいくぶん減少させ、したがって一層規則的な
作用または再現性を達成し、センサは一層信頼性あるも
のとなる。さらに拘束作用が摺動摩擦によるものの値以
下にいちじるしく減少する。センサ質量が拘束される自
動ロック範囲は、装置が平衡の非安定状態にありかつレ
バーアームが転がり摩擦に関してきわめて小さいため、
きわめて狭い。
【0015】センサハウジング11に永久的に連結され
た発生器ハウジング35は、センサトリップ作用に影響
を及ぼすケーブル湾曲作業を確実に必要ないものとす
る。さらに、このことから、ベルト予張器ユニツトは巻
取ドラム付近に設置することができる。別の利点は振り
子の揺動のための空間が必要でなく、そこでユニツト全
体が一層コンパクトに製造できることである。振り子状
取付け装置のないことはさらに発生器ハウジングとの連
結強度を確実に一層大きくする。センサを単に発生器ハ
ウジングに滑込ませて所定位置に固定できるため、セン
サをベルト予張器の組立て後最後の要素としてセンサに
取付けることができる。さらにこのことから、グループ
式組立てが可能になる。さらに、本発明によるセンサは
ドライバー側および助手側のいずれにも利用できるよう
に構成することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は二つのばねを使用するともに移
動方向に対して傾斜した支持面を有するオーバーセンタ
装置を設けることによって、センサのトリップ(引外
し)しきい値を、個々の要素の相互作用なしに正確に設
定することがでぎる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による部分断面側面図。
【図2】図1のX部分の拡大図。
【図3】図1のY部分の拡大図。
【符号の説明】
10 慣性質量 11 センサハウジング 12 センサばね 13 支持区域 14 支持区域 15 作動部分 16 起動部分 17 衝撃ピンばね 18 衝撃ピン 19 ヒューズ 19′ 推薬 20 取付点 21 ローラ体 22 ローラ体 23 第1斜面 23′ 前方部分 23″ 後方部分 24 斜面 24′ 前方部分 25 後端 25′ 前端 26 係止凹み 27 係止凹み 28 支持面 29 支持面 30 切欠き 31 キヤッチ端部 32 キヤッチ部分 33 支持体 34 支持体 35 発生器ハウジング 36 シリンダ 37 内部ハウジング部分 39 開口

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両における拘束装置、とくにベルト予
    張器もしくはガスバッグ使用者拘束装置の推薬用ヒュー
    ズの乗物感知作動用センサにおいて、慣性質量(10)
    がセンサハウジング(11)に設置されかつセンサばね
    の作用の下で少なくとも二つの支持区域(13,14)
    においてセンサハウジング(11)に対して押付けら
    れ、一方の支持点(13)はオーバーセンタ装置を設け
    られ、オーバーセンタ装置は慣性質量の(10)の加速
    度に関連した第1方向(V)における所定の通路に沿う
    第1の運動の後、第1方向を横切って延びる、センサば
    ね(12)の力の方向の慣性質量(10)の第2の運動
    を可能にすること、および慣性質量(10)は、第2の
    運動中衝撃ピンばね(17)の力によって偏倚される衝
    撃ピン(18)のトリップ部分(16)と係合して、衝
    撃ピン(18)の釈放、したがってヒューズ(19)の
    作動を生じさせる作動部分を備えていることを特徴とす
    る、前記センサ。
  2. 【請求項2】 慣性質量(10)上のセンサばね(1
    2)の係合点(20)は二つの支持区域(13,14)
    の間にあることを特徴とする、請求項1に記載のセン
    サ。
  3. 【請求項3】 オーバーセンタ装置を有する支持区域
    (13)は慣性質量の側に第1面(23)を備え、その
    面は第1方向に関して斜面(23)の前方部分(2
    3′)と第1方向に平行に延びかつ慣性質量(10)の
    重心を通る運動の中心線との間の距離が第1方向(V)
    に関して斜面(23)の後方部分(23″)と運動の中
    心線との間の距離より短くなるような傾斜角度(a)で
    第1方向に対して傾斜していること、支持区域はさらに
    ハウジングの側に慣性質量上の斜面(23)に本質的に
    平行に延びる斜面(24)を有すること、および斜面
    (23,24)は慣性質量(10)がセンサばね(1
    2)の力の方向の運動を可能にする係止凹み(26,2
    7)にそれぞれ移行していることを特徴とする、請求項
    1または2のいずれか一項に記載のセンサ。
  4. 【請求項4】 斜面(23,24)は本質的に長さが等
    しいこと、慣性質量上の斜面(23)の後方部分(2
    3″)は後端(25)に終わり、慣性質量(10)の後
    端(25)に第1係止凹み(26)を構成する段部を備
    え、その段部はセンサばね(12)の力の方向(F)と
    反対方向を向き、ハウジング上の斜面(24)の前方部
    分(24′)は前端(25′)に終わり、センサハウジ
    ングの前端(25′)は第2係止凹み(27)を構成す
    る段部を備え、その段部はセンサばね(12)の力の方
    向を向いていることを特徴とする、請求項3に記載のセ
    ンサ。
  5. 【請求項5】 他方の支持点(14)は慣性質量上の支
    持面(28)およびハウジング上の支持面(29)を含
    み、それらは互いにかつ第1方向(V)に平行に延びて
    いることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項
    に記載のセンサ。
  6. 【請求項6】 各支持区域(13,14)には、慣性質
    量(10)とセンサハウジング(11)との間にローラ
    体(21,22)が設けられていることを特徴とする、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のセンサ。
  7. 【請求項7】 センサばね(12)は引張りばねから構
    成されていること、および慣性質量(10)はセンサば
    ね(12)に振り子状に取付けられていることを特徴と
    する、請求項1から6のいずれか一項に記載のセンサ。
  8. 【請求項8】 慣性質量(10)は、作動部分(15)
    を構成し、第1方向(V)にほぼ直角に延び、衝撃ピン
    (18)のトリップ部分(16)の周りに少なくとも部
    分的に嵌合する切欠き(30)を備えたベルクランク
    (31)を有することを特徴とする、請求項1から7の
    いずれか一項に記載のセンサ。
  9. 【請求項9】 切欠き(30)は、中に衝撃ピン(1
    8)のトリップ部分(16)が嵌合するベルクランク
    (31)の開口によって構成されていることを特徴とす
    る、請求項1から8のいずれか一項に記載のセンサ。
  10. 【請求項10】 センサハウジング(11)は管状屈折
    ガス発生器ハウジング(35)に固定され、ガス発生器
    ハウジング(35)は前記センサハウジング内に突入し
    かつ前記ヒューズを備えた前記推薬を収容する第1脚
    部、およびベルト予張器駆動装置のシリンダ(36)の
    一端が碇着される第2脚部を有することを特徴とする、
    請求項1から9のいずれか一項に記載のセンサ。
JP7139503A 1994-06-07 1995-06-06 車両における拘束装置、とくにベルト予張器もしくはガスバッグ使用者拘束装置の推薬用ヒューズの乗物感知作動用センサ Expired - Lifetime JP2667131B2 (ja)

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DE4419911A DE4419911A1 (de) 1994-06-07 1994-06-07 Sensor zur fahrzeugsensitiven Auslösung eines Zünders
DE44199112 1994-06-07

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JPH0840191A true JPH0840191A (ja) 1996-02-13
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