JPH0839791A - プリント装置およびプリント方法 - Google Patents

プリント装置およびプリント方法

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JPH0839791A
JPH0839791A JP17828894A JP17828894A JPH0839791A JP H0839791 A JPH0839791 A JP H0839791A JP 17828894 A JP17828894 A JP 17828894A JP 17828894 A JP17828894 A JP 17828894A JP H0839791 A JPH0839791 A JP H0839791A
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督 岩崎
Naoji Otsuka
尚次 大塚
Kentaro Yano
健太郎 矢野
Daigoro Kanematsu
大五郎 兼松
Toshiji Inui
利治 乾
Hisao Yaegashi
尚雄 八重樫
Atsushi Arai
篤 新井
Isao Ebisawa
功 海老沢
Nobuyuki Kuwabara
伸行 桑原
Kiichiro Takahashi
喜一郎 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリントヘッドカートリッジのバージョンア
ップに対応した駆動条件をプリント装置本体に設定する
システムを提供すること。 【構成】 プリントヘッドカートリッジを駆動条件パラ
メータに基づきプリント素子を駆動手段と、プリントヘ
ッドカートリッジの駆動条件パラメータを外部から取り
込むインターフェース11とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント装置および方法
に関し、詳しくは、プリントヘッドの駆動のための構成
あるいは方法を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスにおけるパーソナルコン
ピュータやワードプロセッサ、ファクシミリ等の普及に
より、これらの機器の情報出力機として様々な方式のプ
リント装置が開発されている。その中でもインクジェッ
ト方式のプリント装置は、プリント騒音が低く、また、
多種の被プリント媒体に高品位のプリントが可能であ
り、さらに、容易に小型化できる等の利点があるため
に、オフィスでのいわゆるパーソナルユースに適したも
のである。このようなインクジェット方式のプリント装
置の中でも、インクを貯蔵するインクタンクと、電気信
号を電気熱変換素子により熱に変換し、これによりイン
クに膜沸騰を生じさせ、その沸騰により生じる気泡の圧
力を利用してインクを飛翔させるプリントヘッドとを一
体にして交換可能としたプリントカートリッジを用いた
構成が主流になっている。
【0003】このプリントカートリッジは、プリントヘ
ッドとインクタンクとの間のインク供給路を短縮するこ
とができ、これにより、製造コストを節減できるととも
に吸引回復時のインク消費量を削減することができる等
の利点を有している。また、プリントヘッドが寿命とな
るまでに使用する量のインクをインクタンクに保持する
ようにした場合、ユーザーがプリントカートリッジを交
換することによって、インク供給およびプリントヘッド
のメンテナンスを同時に行ったことになるなどの利点が
ある。さらに、ユーザーの用途に応じて、カラープリン
ト用とモノクロプリント用とでカートリッジを交換して
使用することが可能であり、そのようなプリント装置も
提案されている。
【0004】このようなインクジェットプリント装置に
おいて電気熱変換素子に印加する駆動パルス(例えば電
圧のパルス)は、印加時の電気熱変換素子のインク接触
面における単位面積あたりの発熱量および熱による伸縮
ストレスに対する耐久性を主に考慮して設定される。
【0005】さらに、インクジェットプリント装置にお
いて高画質を実現するための一つの駆動方法として、プ
リントヘッドの温度に応じて印加する駆動パルスを制御
する構成が知られている。これは、一般にプリントヘッ
ドの温度、すなわち吐出されるインクの温度が変化する
と、その吐出量が変動するため、駆動パルスが一定であ
る場合には、プリントに伴う蓄熱等によるヘッド温度の
変化によって吐出量が変化しプリント画像に濃度むらが
生じるからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した駆
動パルスの設定データや温度に応じた駆動パルスの制御
データはプリント装置本体のROM(Read Onl
y Memory)等に記憶しておくため、これらデー
タは、プリント装置が市場に投入された時点のプリント
ヘッドやプリントインクの特性に対応させて設定されて
いる。このため、インクジェットプリント装置の中枢技
術であるプリントヘッドやプリントインクが、技術革新
によってより優れた品質のものとなり、これらが先に市
場投入されたプリント装置に装着等されて用いられる場
合、記憶されている上記の設定データが新開発のプリン
トカートリッジやインクに必ずしも適するとは限らな
い。このため、先に市場投入されたプリント装置本体を
使用しているユーザーが新開発のプリントカートリッジ
を最適な駆動条件で使用することができず問題を生じる
場合がある。
【0007】また、プリントカートリッジにROM等の
メモリを備え、カートリッジ毎にそれぞれの駆動条件を
記憶させておく構成も知られている。しかし、消耗品で
あるプリントカートリッジにROMを搭載することはラ
ンニングコストの増加になり好ましくない。
【0008】本発明では、上記の問題を解消するために
なされたものであり、その目的は、プリントヘッドカー
トリッジのバージョンアップに対応した駆動条件をプリ
ント装置本体に設定することができるプリント装置およ
びプリント方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の態様は、プリントヘッドのプリント素子に駆
動パルスを印加することによりプリントを行うプリント
装置において、駆動パラメータを参照して前記駆動パル
スを設定する駆動パルス設定手段と、前記駆動パラメー
タの少なくとも一部を外部から取り込むインターフェー
ス手段とを具備することを特徴とするプリント装置にあ
る。
【0010】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記駆動パルス設定手段が参照する前記パラメータ
を予め設定しておくメモリ手段をさらに具備することを
特徴とするプリント装置にある。
【0011】本発明の第3の態様は、第1または2の態
様において、前記インターフェース手段から前記駆動パ
ラメータの少なくとも一部が取り込まれたときに予め設
定されていた前記駆動パラメータを更新する更新手段を
さらに具備することを特徴とするプリント装置にある。
【0012】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様において、前記プリントヘッドの種類を示すヘッ
ドIDを判別して当該プリントヘッドの種類を識別する
ヘッドID識別手段をさらに具備し、前記駆動パラメー
タの少なくとも一部が外部から取り込まれた場合には、
前記ヘッドID識別手段が識別したヘッドの種類に対応
した駆動パラメータに限り、前記駆動パラメータを更新
することを特徴とするプリント装置にある。
【0013】本発明の第5に態様は、第1または2の態
様において、前記インターフェース手段から取り込まれ
た前記駆動パラメータを設定する更新メモリ手段をさら
に具備し、前記駆動パルス設定手段は、前記更新メモリ
手段に設定されている駆動パラメータを優先的に参照す
ることを特徴とするプリント装置にある。
【0014】本発明の第6の態様は、第5の態様におい
て、前記プリントヘッドの種類を示すヘッドIDを判別
して当該プリントヘッドの種類を識別するヘッドID識
別手段をさらに具備し、前記駆動パラメータの少なくと
も一部が外部から取り込まれた場合には、前記ヘッドI
D識別手段が識別したヘッドの種類に対応した駆動パラ
メータに限り、前記更新メモリ手段が当該駆動パラメー
タを設定することを特徴とするプリント装置にある。
【0015】本発明の第7の態様は、第1〜6の何れか
の態様において、前記インターフェース手段は、前記プ
リントヘッドの種類を示すヘッドIDを外部に出力する
機能を有することを特徴とするプリント装置にある。
【0016】本発明の第8の態様は、第1〜7の何れか
の態様において、前記プリントヘッドは、熱エネルギに
よってインクに状態変化を生起させ、該状態変化に基づ
いてインクを吐出させるものであることを特徴とするプ
リント装置にある。
【0017】本発明の第9の態様は、駆動パラメータに
基づいてプリントヘッドのプリント素子に駆動パルスを
印加することによりプリントを行うプリント方法におい
て、前記駆動パラメータの少なくとも一部を、インター
フェース手段を介して外部から取り込むことを特徴とす
るプリント方法にある。
【0018】本発明の第10の態様は、第9の態様にお
いて、前記インターフェース手段から取り込んだ駆動パ
ラメータにより、予め設定してある前記駆動パラメータ
を必要に応じて更新することを特徴とするプリント方法
にある。
【0019】本発明の第11の態様は、第9の態様にお
いて、前記インターフェース手段から取り込んだ駆動パ
ラメータは、予め設定してある前記駆動パラメータとは
別に設定しておき、当該別に設定してある駆動パラメー
タを優先的に参照することをことを特徴とするプリント
方法にある。
【0020】
【作用】以上の構成によれば、先に市場投入されたプリ
ント装置本体に設定されたプリントヘッドカートリッジ
の駆動条件パラメータに束縛されずに、新開発のプリン
トヘッドを市場投入することが可能となり、長期間にわ
たり商品競争力のあるプリント装置を提供することが可
能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明のインクジェットプリント装置
に係る実施例について、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0022】図11ないし図16は、本発明が実施もし
くは適用される好適なインクジェットユニットIJU,
インクジェットヘッドIJH,インクタンクIT,イン
クジェットカートリッジIJC,インクジェットプリン
ト装置本体IJRA,キャリッジHCのそれぞれおよび
それぞれの関係を説明するための説明図である。以下こ
れらの図面を用いて各部構成の説明を行う。
【0023】(i)装置本体の概略説明 図11は、本発明に適用されるインクジェットプリント
装置IJRAの概観図の一例である。図において、駆動
モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5
011,5009を介して回転するリードスクリュー5
005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッジH
Cはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復移動
される。このキャリッジHCには、インクジェットカー
トリッジIJCが搭載されている。紙押え板5002
は、キャリッジ移動方向にわたって紙Pをプラテン50
00に対して押圧する。フォトカプラ5007,500
8は、キャリッジのレバー5006のこの域での存在を
確認して、モータ5013の回転方向切換等を行うため
のホームポジション検知手段である。支持部材5016
は、プリントヘッドの前面をキャップするキャップ部材
5022を支持する部材であり、このキャップ内を吸引
する吸引手段5015は、キャップ内開口5023を介
してプリントヘッドの吸引回復を行う。クリーニングブ
レード5017は移動部材5019に設けられ、前後方
向に移動可能なっており、移動部材5019は本体支持
板5018に支持されている。ブレード5017は、こ
の形態でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用
できることはいうまでもない。
【0024】また、レバー5021は吸引回復の吸引を
開始するためのもので、キャリッジHCと係合するカム
5020の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動
力がクラッチ切換等の公知の伝達手段で移動制御され
る。
【0025】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例には何れも適用できる。
【0026】本例でのインクジェットカートリッジIJ
Cは、図12の斜視図でわかるように、インクの収納割
合が大きくなっているもので、インクタンクITの前方
面よりもわずかにインクジェットユニットIJUは先端
部が突出した形状である。このインクジェットカートリ
ッジIJCは、インクジェットプリント装置本体IJR
Aに載置されているキャリッジHC(図11)の後述す
る位置決め手段、および電気的接点とによって固定支持
されると共に、該キャリッジHCに対して着脱可能なタ
イプである。
【0027】(ii)インクジェットユニットIJU構成
説明 インクジェットユニットIJUは、電気信号に応じて膜
沸騰をインクに対して生じせしめるための熱エネルギを
生成する電気熱変換体を用いてプリントを行う方式のユ
ニットである。
【0028】図12において、ヒータボード100は、
Si基板上に、複数の列状に配された上記熱エネルギを
生成するための電気熱変換体(吐出ヒータ)と、これに
電力を供給するAl等の電気配線とが成膜技術により形
成されてなるものである。配線基板200は、ヒータボ
ード100の配線に対応する配線(例えばワイヤボンデ
ィングにより接続される)と、この配線の端部に位置し
本体装置からの電気信号を受けるバッド201とを有し
ている。天板1300は、複数のインク吐出口のそれぞ
れに対応したインク液路や共通液室等を構成するための
隔壁を具え、また、インクタンクから供給されるインク
を受けて共通液室へ導入するためのインク受け口150
0と、吐出口を複数有するオリフィスプレート400と
を一体に具える。天板1300が具える隔壁等は天板1
300と一体成型されるものであり、これらの一体成型
材料としてはポリサルフォンが好ましいが、他の成型用
樹脂材料でも良い。
【0029】支持体300は配線基板200の裏面を平
面で支持するもので、例えば金属によって形成され、プ
リントヘッドユニットの構造部材をなす。押えばね50
0は断面M字形状をなし、そのM字の中央で天板130
0の共通液室に対応する部分を押圧すると共に前だれ部
501で同様に天板1300の液路に対応する部分を線
接触で押圧する。押えばね500の足部502が支持体
300の穴3121を通って支持体300の裏面側に係
合することにより、ヒータボード100および天板13
00を支持体300との間に挟み込んだ状態とし、これ
により、押えばね500とその前だれ部501の付勢力
によってヒータボード100と天板1300とを支持体
300に圧着固定することができる。支持体300は、
インクタンクに設けられた2つの位置決め突起1012
および2つの位置決め且つ熱融着保持用突起1800の
それぞれに係合するそれぞれ2つの位置決め用穴31
2,1900を有する他、ヘッドカートリッジの装置本
体側キャリッジに対する位置決め用の突起2500,2
600を裏面側に有している。加えて支持体300はイ
ンクタンクからのインク供給を可能とするインク供給管
2200(後述)を貫通可能にする穴320をも有して
いる。支持体300に対する配線基板200の取付は、
接着剤等で粘着して行われる。
【0030】なお、支持体300の凹部2400,24
00は、それぞれ位置決め用突起2500,2600の
近傍に設けられており、これら凹部は、組立てられたヘ
ッドカートリッジ(図13)において、ヘッドカートリ
ッジにおけるプリントヘッドユニットIJUの周囲の三
辺に形成されたそれぞれ複数の平行溝3000,300
1延長点にあって、ゴミやインク等の不要物が突起25
00,2600に至ることがないように設けられてい
る。平行溝3000が形成される蓋部分800は、図1
4からわかるように、ヘッドカートリッジの外壁を形成
すると共に、プリントヘッドユニットIJUを収納する
部分を形成している。また、平行溝3001が形成され
るインク供給路部材600は、前述したインク供給管2
200と接続することによりこれにインクを連通するイ
ンク導管1600を、供給管2200との接続側が固定
の片持ちバリ形態で具え、また、インク導管1600の
固定部においてインク供給管2200との毛管現象を確
保するための封止ピン602を具える。なお、600は
インクタンクにと供給管2200との結合シールを行う
パッキン、700は供給管2200のタンク側端部に設
けられたフィルタである。
【0031】インク供給路部材600は、モールド成型
されているため、廉価で位置精度が高く形成されるばか
りでなく、片持ちばり形態の導管1600によって大量
生産時においても導管1600の、天板1300のイン
ク受け口1500に対する圧接状態を安定化できる。本
例では、この圧接状態下で封止用接着剤をインク供給路
部材側から流し込む。
【0032】なお、インク供給路部材600の支持体3
00に対する固定は、支持体300の穴1901,19
02に対するインク供給路部材600の裏面側ピン(不
図示)を支持体300の穴1901,1902を介して
貫通突出せしめ、支持体300の裏面側に突出した部分
を熱融着することで簡単に行われる。なお、この熱融着
された裏面部のわずかな突出領域は、インクタンクのプ
リントヘッドユニットIJU取付面側壁面のくぼみ(不
図示)内に収められるのでユニットIJUの位置決め面
は正確に得られる。
【0033】(iii )インクタンクIT構成説明 インクタンクは、カートリッジ本体1000と、インク
吸収体900と、インク吸収体900をカートリッジ本
体1000の上記ユニットIJU取付面とは反対側の側
面から挿入した後、これを封止するための蓋1100
と、で構成されている。吸収体900は、カートリッジ
本体1000内に配置される。供給口1200は上記各
部100〜600からなるユニットIJUに対してイン
クを供給するための供給口であり、当該ユニットをカー
トリッジ本体1000の部分1010に配置する前の工
程で供給口1200よりインクを注入することにより吸
収体900のインク含浸を行うための注入口でもある。
本例のヘッドカートリッジでは、インクをインクタンク
内に注入できる部分は、大気連通口1401と供給口1
200である。しかしながら、本体1000内側面に設
けられたリブ2300および蓋1100の内側面に設け
られたリブ2301,2302とによってそれぞれ形成
されるタンク内空気存在領域を、大気連通口1401側
から連続した部分に設け、かつインク供給口1200か
ら最も遠い角部域にわたって設けた構成をとることによ
り、インク吸収体からのインク供給性を良好に保ってい
る。このため、相対的に良好かつ均一な吸収体へのイン
ク注入は、供給口1200を介して行われることが重要
である。この方法は実用上極めて有効である。リブ23
00は、カートリッジ本体1000の後方において、キ
ャリッジ移動方向に平行なリブを4本(図13には上面
の2本のみ示される)有し、吸収体が本体1000の面
に密着することを防止している。また、部分リブ230
1,2302は、リブ2300の延在する方向の延長上
にあって蓋1100の内側面に設けられているが、リブ
2300とは異なり分割された状態となっている。これ
により、空気の存在空間を前者より増加させている。な
お、リブ2301,2302は蓋1100の全面積の半
分以下の面に分散された形となっている。これらのリブ
によってインク吸収体900のタンク供給口1200か
ら最も遠い角部の領域のインクをより安定させつつも確
実に供給口1200側へ毛管力で導くことができる。1
401はインクタンク内部を大気に連通するために蓋部
材に設けられた大気連通口である。1400は大気連通
口1401の内方に配置される撥液材であり、これによ
り大気連通口1400からのインク漏洩が防止される。
【0034】インクタンクのインク収容空間は長方体形
状であり、その長辺を側面に持つ場合であるので上述し
たリブの配置構成は特に有効であるが、キャリッジの移
動方向に長辺を持つ場合または立方体の場合は、蓋11
00の全体にリブを設けるようにることでインク吸収体
900からのインク供給を安定化できる。
【0035】インクタンクITの上記ユニットIJUを
取付ける面の構成を図14に示す。オリフィスプレート
400の突出口列のほぼ中央を通って、タンクITの底
面もしくはキャリッジの表面の載置基準面に平行な直線
をL1とすると、支持体300の穴312に係合する2
つの位置決め突起1012はこの直線L1上にある。こ
の突起1012の高さは支持体300の厚みよりわずか
に低く、これが穴312と係合することによって支持体
300の位置決めを行う。この図面上で直線L1の延長
上には、キャリッジの位置決め用フック4001の垂直
の係合面4002と係合する爪2100が位置してお
り、キャリッジに対する位置決めの作用力がこの直線L
1を含む上記基準面に平行な面領域で作用するように構
成されている。図15で後述するが、これらの関係は、
インクタンクのキャリッジに対する位置決め精度がプリ
ントヘッドの吐出口のキャリッジに対する位置決め精度
と同等となるので有効な構成となる。
【0036】また、支持体300のインクタンク側面へ
の固定用穴1900,2000にそれぞれ対応するイン
クタンクの突起1800,1801は前述の突起101
2よりも長い。これにより、支持体300を貫通して突
出することができ、この突出部分を熱融着することによ
り支持体300をインクタンクの側面に固定することが
できる。上述の線L1に垂直で、この突起1800を通
る直線をL3、突起1801を通る直線をL2としたと
き、直線L3上にはインクタンクの供給口1200のほ
ぼ中心が位置するので、供給口1200と供給管220
0との結合状態を安定化する作用をし、落下や衝撃によ
ってもこれらの結合状態への負荷を軽減できるので好ま
しい構成である。また、直線L2,L3は一致してはお
らず、また、2つの突起1012,1012のうちプリ
ントヘッドの吐出口側の突起1012周辺に突起180
0,1801が存在しているので、プリントヘッドのイ
ンクタンクに対する位置決めの効果をさらに強めてい
る。なお、曲線L4は、前述したインク供給路部材60
0が装着される時のその外壁位置である。突起180
0,1801はこの曲線L4に沿っているので、プリン
トヘッドの先端側構成の重量に対しても充分な強度と位
置精度を与えている。なお、2700はインクタンクI
Tの先端ツバで、キャリッジの前板4000の穴に挿入
されて、インクタンクの変位が極端に悪くなるような異
変時に対して設けられている。2101は、キャリッジ
HCとのさらなる位置決め部との係合部である。
【0037】インクタンクおよび、これにユニットIJ
Uが装着された後にユニットIJUを覆う蓋800によ
って、ユニットIJUは下方開口を除いて包囲されるこ
とになるが、ヘッドカートリッジは、装置本体側のキャ
リッジに装着され、この際、上記下方開口はキャリッジ
と近接するため、実質的な4方包囲空間が形成される。
従って、この包囲空間内にあるプリントヘッドIJHか
らの発熱は、この空間内に均一に分割してこの空間を均
一な温度に保つものとして有効となる。しかしながら、
ヘッドIJHが長期連続して駆動された場合など、わず
かな昇温を生じることがある。このため、本例では、支
持体300からの自然放熱を妨げるためにカートリッジ
の上方面に、この空間よりは小さい幅のスリット170
0を設けて、昇温を防止しつつもユニットIJU全体の
温度分布の均一化を環境に作用されないようにする。
【0038】図13に示すように、ヘッドカートリッジ
IJCとして組立てられると、インクはインクタンクの
供給口1200から支持体300に設けた穴320およ
び供給タンク600の中裏面側に設けた導入口を貫ぬい
て配される供給管2200を介してインク供給路部材6
00内の導管1600に導かれ、その内部を通った後、
天板1300のインク導入口1500を介して共通液室
内へと流入される。以上における供給管および導管の接
続部には、例えばシリコンゴムやブチルゴム等のパッキ
ンが配設され、これによって封止が行われてインク供給
路が確保される。
【0039】なお、本実施例においては、天板1300
は耐インク性に優れたポリサルフォン,ポリエーテルサ
ルフォン,ポリフェニレンオキサイド,ポリプロピレン
などの樹脂を用い、オリフィスプレート部400と共に
金型により一体に同時成型してある。
【0040】上述のように一体成型部品は、インク供給
路部材600、天板・オリフィスプレート一体、インク
タンク本体1000としたので組立て精度が高水準にな
るばかりでなく、大量生産の品質向上に極めて有効であ
る。また部品点数の個数は従来に比較して減少できてい
るので、優れた所望特性を確実に発揮できる。
【0041】(iv)キャリッジHCに対するインクジェ
ットカートリッジIJCの取付説明 図15において、5000はプラテンローラであり、摩
擦力の作用によりプリント媒体Pをその回転に伴なって
図面下方から上方へ移動させる。キャリッジHCは、プ
ラテンローラ5000に沿って移動するために設けら
れ、キャリッジの前方プラテン側にヘッドカートリッジ
IJCの前面側に位置する前板4000(厚さ2mm)
が設けられ、また、キャリッジ上にはカートリッジIJ
Cの配線基板200のパッド201に対応するパッド2
011を具備したフレキシブルシート4005およびこ
れを裏面側から各パッド2011に対して押圧するため
の弾性力を有したゴムパッド4006を保持する電気接
続部用支持板4003と、ヘッドカートリッジIJCを
プリント位置へ固定するための位置決め用フック400
1とが設けられている。前板4000は位置決め用突出
面4010をカートリッジの支持体300の前述した位
置決め突起2500,2600にそれぞれ対応して2個
有し、カートリッジの装着後はこの突出面4010に向
う垂直な力を受ける。このため、補強用のリブが前板4
000のプラテンローラ側に、その垂直な力の方向に向
っているリブ(不図示)を複数有している。このリブ
は、カートリッジIJC装着時に前面位置(図中L5で
示される)よりもわずかに(約0.1mm程度)プラテ
ンローラ5000側に突出しているヘッド保護用突出部
をも構成している。電気接続部用支持板4003は、図
面と垂直方向に延在する補強用リブ4004を複数有
し、プラテンローラ側からフック4001側に向ってプ
ラテンローラ5000と平行な方向の厚さが減じられて
いる。これは、カートリッジ装着時の位置を図のように
傾斜させるための機能も果している。また、支持板40
03は電気的接触状態を安定化するため、プラテンロー
ラ側の位置決め面4008とフック側の位置決め面40
07を有し、これらの間にパッドコンタクト域を形成す
ると共にパッド2011のそれぞれに対応するポッチ付
ゴムシート4006の変形量を一義的に規定する。これ
らの位置決め面は、カートリッジIJCがプリント可能
に位置に固定されると、その配線基板200の表面に当
接した状態となる。本例では、さらに配線基板200の
パッド201を前述した線L1に関して対称となるよう
に分布させているので、ゴムシート4006の各ポッチ
の変形量を均一化してパッド2011と201との当接
圧をより安定化している。本例のパッド201の分布
は、上方,下方2列、縦2列である。
【0042】フック4001は、固定軸4009に係合
する長穴を有し、この長穴の移動空間を利用して図の位
置から反時計方向に回動した後、プラテンローラ500
0と平行に左方側へ移動することでキャリッジHCに対
するインクジェットカートリッジIJCの装着に伴う位
置決めを行う。このフック4001の移動はどのような
ものでも良いが、レバー等で行える構成が好ましい。い
ずれにしてもこのフック4001の回動時にカートリッ
ジIJCはプラテンローラ側へ移動しつつ位置決め突起
2500,2600が前板の位置決め面4010に当接
可能な位置へ移動し、さらに、フック4001の上記左
方側への移動によって垂直のフック面4002がカート
リッジIJCの爪2100の垂直面に密着しつつカート
リッジIJCを位置決め面2500,4010同志の接
触域を中心に水平面内で旋回する。これにより、最終的
にパッド201,2011同志の接触が行われる。そし
てフック4001がその固定位置に保持されると、パッ
ド201,2011同志の完全接触状態と、位置決め面
2500,4010同志の完全面接触と、垂直面400
2と爪の垂直面の2面接触と、配線基板300と位置決
め面4007,4008との面接触とが同時に形成され
てキャリッジに対するカートリッジIJCの保持が完了
する。
【0043】(v)ヒータボードの説明 図16は本発明で使用しているヘッドのヒータボード1
00の模式図を示している。ヘッドの温度を制御するた
めの温調用(サブ)ヒータ8d、インクを吐出させるた
めの吐出用(メイン)ヒータ8cが配された吐出部列8
g、および駆動素子8hが同図で示される様な位置関係
で同一基板上に形成されている。この様に各素子を同一
基板上に配することでヘッド温度の検出、制御が効率よ
く行え、更にヘッドのコンパクト化、製造工程の簡略化
を図ることができる。また同図には、ヒータボードがイ
ンクで満たされる領域と、そうでない領域とに分離する
天板の外周壁断面8fの位置関係を示す。この天板の外
周壁断面8fの吐出用ヒータ8d側が、共通液室として
機能する。なお、天板の外周壁断面8fの吐出部列8g
上に形成された溝部によって、液路が形成される。
【0044】このような装置を用いて以下に本発明での
実施例を示す。
【0045】(vi)プリントヘッド駆動方法 インクジェットプリントヘッドの吐出量を決定する要因
として、吐出部のインク温度(プリントヘッドの温度で
代用できる場合がある)がある。図4は駆動パルス条件
を固定した場合における吐出量の温度依存性を示す線図
である。同図の曲線aに示すように、プリントヘッド温
度TH (この場合はスタティックな温度特性なので吐出
部のインク温度と等しい)の増加に対して吐出量Vdは
直線的に増加する。この直線の傾きを温度依存係数と定
義すると、温度依存係数KT は、
【0046】
【数1】KT =ΔVdT/ΔTH 〔pl/℃・drop〕 となる。この係数KT は駆動条件によらず、ヘッドのイ
ンク物性等によって定まる。図4においても、他のプリ
ントヘッドの場合を曲線b,cに示す。
【0047】本実施例は、上述したインク温度変動によ
る吐出量の変動を吐出ヒータのPWM(パルス幅変調)
駆動により吐出量が一定になるように制御しようとする
ものである。図5は本実施例にかかる分割パルスを説明
するための図である。同図において、Vopは吐出ヒータ
に印加される駆動電圧、P1 は複数の分割されたヒート
パルスの最初のパルス(以下、プレパルスと称す)のパ
ルス幅、P2 はインターバルタイム、P3 は2番目のパ
ルス(以下メインパルスと称す)のパルス幅である。T
1 ,T2 ,T3 はP1 ,P2 ,P3 を決めるための時間
を示している。
【0048】PWM吐出量制御には、大きく分けて2方
法ある。一つは図6に示される駆動法でT2 ,T3 を一
定にしてT1 を変調するプレパルス幅変調駆動法であ
り、もう一つは図7に示される駆動法で、T1 および
(T3 −T2 )を一定にして(T2 −T1 )を変調する
インターバル幅変調駆動方法である。
【0049】前者の制御による吐出量の変化を図8の線
図に示す。T1 の増加に伴って吐出量は増加し、ひとつ
のピークを越えると減少して、P1 のパルスによって発
泡を起こす領域A1に入る。この駆動法の場合、T1
設定領域を最適化することでT1 の変調に対する吐出量
の変化に線形性を持たせることが可能であり、制御が容
易となる。
【0050】後者の制御による吐出量の変化を図9の線
図に示す。インターバルタイムの増加に伴って吐出量は
増加し、ある地点で発泡しなくなる領域A2に入る。こ
の駆動法は、プリントヘッドの昇温が深刻な問題とな
る。高温域でシングルパルスでパルス幅をしぼり、投入
するエネルギを減少させて昇温を抑制する制御法の場
合、温度の増加方向に対して(T2 −T1 )を減少させ
て、(T2 −T1 )=0の地点よりT1 をしぼることで
前記の制御を実行できるため、パルス波形が連続性を保
ち変調させることが可能である。
【0051】本実施例はいづれの駆動方法でも後述する
方法で対応でき、両者を混合した駆動方法に対しても同
様の方法で対応が可能である。
【0052】インクが低温である場合、低音による吐出
量減少分をPWM駆動方法による吐出量増加分で補うに
は限界があり、保温用ヒータを駆動してインクを昇温さ
せて吐出量の増加をはかる。
【0053】上述した関係を実際の制御図として図10
に示す。同図でT0 より低い場合はサブヒータによりプ
リントヘッドを加熱する(領域A3 )。従って、インク
温度に応じた吐出量制御であるPWM制御はT0 以上の
温度で行うことになる。図10でPWM領域A4 と示し
た温度範囲が吐出量を安定化できる温度範囲であり、本
実施例では吐出部のインク温度が24〜54℃の範囲で
ある。なお、温度TL越えた領域は非制御領域A5 であ
る。図10では、プレパルスを11ステップで変化させ
た場合の吐出部のインク温度と吐出量の関係を示してお
り、吐出部のインク温度が変化してもインク温度に応じ
て温度ステップ幅ΔT毎にプレパルスのパルス幅を変え
ることにより、目標吐出量Vd0に対してΔVの幅で吐出
量を制御できる。
【0054】以下に実際の15ステップのインターバル
タイム制御によるプリントヘッド駆動テーブルを記す。
【0055】
【表1】
【0056】以上説明してきたように、プリントヘッド
のパラメータとしては、プリントヘッドのインク温度に
対するP1 ,P2 ,P3 等のプリント素子に印加する駆
動パルスおよびサブヒータに印加する駆動条件があげら
れる。
【0057】さらに付け加えると、プリントヘッドの駆
動としてプリント時以外のインク吐出がある。これら
は、主にプリントヘッドが安定して吐出するために行わ
れるもので、前述のクリーニングブレードでプリントヘ
ッドのフェイスを拭いた後に行う予備吐出や、プリント
ヘッドのノズルおよびヒータをインクに馴染ませること
を目的に行うフラシング吐出等があげられる。前記の吐
出条件はプリントヘッドおよびプリントインクの特性に
大きく関わることが知られている。そのため、プリント
ヘッドの駆動パラメータとして重要なものである。
【0058】(実施例1)上述してきた手段によってプ
リントヘッドの駆動パラメータは設定されているが、消
耗品であるプリントヘッドやプリントインクが大幅に改
良され、駆動パラメータが変わってしまったときには最
適な駆動条件にならず、プリントヘッドの寿命およびプ
リント画像の著しい低下が生じるが、本実施例では以下
のように制御することで前記の消耗品の改良が、即ち駆
動パラメータの変更が可能となる。
【0059】図1は、本実施例におけるプリント装置の
制御構成を説明するブロック図である。
【0060】図1に示すように、本実施例のプリント装
置は、プリント信号や駆動パラメータを外部装置10か
ら入力するインターフェース11、マイクロプロセッサ
ユニット(MPU)12、MPU12が実行する制御プ
ログラムを格納するプログラムROM13、各種データ
(上記プリント信号やプリントヘッド駆動に用いられる
パラメータやヘッドに供給されるプリントデータ等)を
保存しておくダイナミック型のランダムアクセスメモリ
(RAM)14、ゲートアレイ15、およびヘッドドラ
イバ16を具備する。ゲートアレイ15はプリントヘッ
ドカートリッジ17に対するプリントデータの供給制御
などを行うものであり、インターフェース11,MPU
12,およびRAM14間のデータの転送制御も行う。
ヘッドドライバ16はプリントヘッド17を駆動するた
めのものである。さらに制御部の主構成要素には、プリ
ントヘッドを搬送するためのキャリアモータやプリント
用紙搬送のための搬送モータを駆動する不図示のモータ
ドライバ等がある。なお、プリントヘッド17にはプリ
ントヘッドのバージョンをプリント装置本体に認識させ
るヘッドID18を持たせてある。
【0061】図2は、本実施例におけるメモリ構成を説
明するメモリマップの抜粋である。図2からも明らかな
ようにROM領域13の駆動パラメータ格納エリア13
a内には、製品出荷時のプリントヘッド、プリントイン
ク用に合わせこまれたヘッド駆動パラメータが格納され
ている。前記制御部はプリント装置の電源がonされる
と、上記ROM13内のヘッド駆動パラメータをRAM
14の駆動パラメータ・ワークエリア14aにコピーす
る。以後制御部は、RAM14内のヘッド駆動パラメー
タ・ワークエリア14aに格納されているヘッド駆動パ
ラメータを参照することによってプリントヘッド17の
駆動が行われるように制御を行う。
【0062】一方、本実施例のプリント装置には上記R
AM14内のヘッド駆動パラメータを外部装置からイン
ターフェース11を介してダウンロード入力できるコマ
ンドが用意されている。
【0063】すなわち、前記コマンドにより定型化され
た規則に従ってデータを転送すれば、上記RAM14内
のヘッド駆動パラメータワークエリア14a内のデータ
を自由に書き換える手段を解放されている仕様となって
いる。前記の仕様を用いてヘッド駆動パラメータ変更コ
マンドによってヘッド駆動パラメータワークエリア14
aの内容を最適値に更新するメディアを供給することに
より、前記消耗品であるプリントヘッド17やプリント
インクの改良を行うことが可能となる。
【0064】さらに、プリント装置本体にプリントヘッ
ドカートリッジ17のバージョンを認識する手段(例え
ばヘッドID18)を具備し、駆動パラメータを転送す
る前記コマンドに対応可能なプリントヘッドのバージョ
ンを示すデータを加え、プリント装置本体がプリントヘ
ッドのバージョンに対応したプリントヘッド駆動パラメ
ータを上記RAM14に書き換える構成をとることが望
ましい。
【0065】尚、前記メディアはインターフェース11
を介してデータをプリント装置制御部に転送できる仕様
のものであれば特別な制約はなく、例えば前記データが
ファイル形式で格納されているパソコンのディスク装置
に対応したフロッピーでもよく、あるいはプリンタード
ライバの要素の一部として供給しても良い。
【0066】以上説明したように、プリントヘッドカー
トリッジ17を駆動条件パラメータに基づきプリント素
子を駆動させる手段と、プリントヘッドカートリッジ1
7の駆動条件パラメータを外部から取り込むインターフ
ェース手段とを有することにより、インクジェットプリ
ント装置の最大の特徴である消耗品のバージョンアップ
で商品の競争力を格段に向上させる商品戦略を可能とし
たインクジェットプリント装置の制御システムを実現す
ることが可能となる。
【0067】さらに、プリント素子を駆動パルスを用い
てプリントを行うプリント装置であれば、サーマルイン
クジェット方式以外のプリント方式に関しても対応可能
であることは明らかであり、説明を省略する。
【0068】(第2実施例)次に、プリントヘッドの駆
動パラメータを外部装置で更新する他の実施例について
説明する。
【0069】図3は本実施例の構成を説明するブロック
図である。前実施例は外部装置10からプリント装置本
体への片方向のみの通信であった。本実施例は外部装置
10とプリント装置本体の間が双方向の通信が可能であ
るシステムである。
【0070】本システムは前実施例と同様にプリントヘ
ッドカートリッジ17のバージョンを示すヘッドID1
8をプリント装置本体で読み取り、前記バージョンデー
タをプリント装置本体のインターフェース11を介して
外部装置10に送り、外部装置10において前記バージ
ョンに適した駆動パラメータをプリント装置本体のイン
ターフェース11に送り、プリント装置本体において前
実施例と同様な作業を行う。
【0071】また、プリントヘッドカートリッジ17の
バージョンとRAM14に格納してある駆動パラメータ
のバージョンとをプリント装置本体が照合して、駆動パ
ラメータの変更がある場合に外部装置10に駆動パラメ
ータの更新を要求する信号とプリントヘッドカートリッ
ジ17のバージョンを送り、プリントヘッドカートリッ
ジ17のバージョンに対応する駆動パラメータをプリン
ト装置本体に送信しても良い。
【0072】本システムによれば、前実施例の様に駆動
パラメータ更新コマンドにおいて対応可能なプリントヘ
ッドのバージョンを示すデータを加える必要がなく、全
バージョンの駆動パラメータを全てプリント装置に送信
しないで、必要なバージョンの駆動パラメータだけを送
ればよく、データの転送時間の短縮が可能である。
【0073】(その他の実施例)次に、プリントヘッド
の駆動パラメータを外部装置で更新する他の実施例につ
いて図17を用いて説明する。
【0074】上述した実施例では、プリントヘッドがバ
ージョンアップした際に変更が必要とされる駆動パラメ
ータを全て、もしくは一部をRAM14のワークエリア
14aに展開するため、常にRAM14の容量の一部を
占有されることになる。
【0075】そこで、本実施例ではプリントヘッドカー
トリッジ17のヘッドID18を参照して、新規の駆動
パラメータが必要である場合にのみ、RAM14内のバ
ージョンアップ用の駆動パラメータワークエリア14b
を必要な容量だけ使用してプリントヘッド17の駆動を
行う。駆動パラメータの更新が必要ない場合、プリント
データのバッファとして開放する。
【0076】さらに、新規に必要な駆動パラメータのみ
外部装置10のコマンドで、プリント装置のRAM14
に必要な容量分のワークエリアを設けて書き込み、書き
込んだ駆動パラメータをROM13の駆動ヘッド用駆動
パラメータワークエリア13b内の駆動パラメータより
優先して使用する構成をとる。
【0077】このシステム構成によれば不必要に更新可
能な駆動パラメータをRAMに設けるのではなく、必要
最小限のメモリー占有であらゆる駆動パラメータの変更
の可能を実現する。
【0078】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0079】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0080】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0081】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0082】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0083】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0084】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0085】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0086】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0087】
【発明の効果】本発明は前述の如く、プリント装置本体
にプリントヘッドの駆動パラメータを外部より設定する
ことが可能になり、プリント装置本体の市場投入時の駆
動パラメータに拘束されること無く新開発のプリントヘ
ッドおよびプリントインクを市場投入することができ、
インクジェットプリント装置の最大の特徴である消耗品
のバージョンアップで商品の競争力を格段に向上させる
商品戦略を可能としたインクジェットプリントヘッドの
駆動制御システムを提供することが可能となる。
【0088】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるシステム構成を示
す構成ブロック図である。
【図2】本発明のメモリー構成を示す概略図である。
【図3】本発明の第2実施例にかかるシステム構成を示
す構成ブロック図である。
【図4】吐出量の温度依存性を示す図である。
【図5】PWM制御に関する説明図である。
【図6】プレパルス制御に関する説明図である。
【図7】インターバルタイム制御に関する説明図であ
る。
【図8】吐出量のプレパルス依存性を示す線図である。
【図9】吐出量のインターバルタイム依存性を示す線図
である。
【図10】吐出量制御を示す線図である。
【図11】本発明の実施もしくは適用される好適なイン
クジェットプリント装置の構成を示す斜視図である。
【図12】交換可能なカートリッジの構成を示す斜視図
である。
【図13】交換可能なカートリッジを示す斜視図であ
る。
【図14】インクタンクのプリントヘッドとの係合部を
示す斜視図である。
【図15】交換可能なカートリッジとキャリアとのコン
タクトを示す図である。
【図16】本実施例で使用しているヘッドの吐出(メイ
ン)ヒータ、サブヒータの位置関係を示す図である。
【図17】本発明のその他の実施例にかかるメモリー構
成を示す略図である。
【符号の説明】
11 インターフェース 12 マイクロプロセッサユニット(MPU) 13 プログラムROM 14 ランダムアクセスメモリ(RAM) 15 ゲートアレイ 16 ヘッドドライバ 17 プリントヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 25/28 Z (72)発明者 兼松 大五郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 乾 利治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 八重樫 尚雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 新井 篤 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 海老沢 功 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 桑原 伸行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高橋 喜一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドのプリント素子に駆動パ
    ルスを印加することによりプリントを行うプリント装置
    において、 駆動パラメータを参照して前記駆動パルスを設定する駆
    動パルス設定手段と、 前記駆動パラメータの少なくとも一部を外部から取り込
    むインターフェース手段とを具備することを特徴とする
    プリント装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記駆動パルス設定
    手段が参照する前記パラメータを予め設定しておくメモ
    リ手段をさらに具備することを特徴とするプリント装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記インタ
    ーフェース手段から前記駆動パラメータの少なくとも一
    部が取り込まれたときに予め設定されていた前記駆動パ
    ラメータを更新する更新手段をさらに具備することを特
    徴とするプリント装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記プ
    リントヘッドの種類を示すヘッドIDを判別して当該プ
    リントヘッドの種類を識別するヘッドID識別手段をさ
    らに具備し、前記駆動パラメータの少なくとも一部が外
    部から取り込まれた場合には、前記ヘッドID識別手段
    が識別したヘッドの種類に対応した駆動パラメータに限
    り、前記駆動パラメータを更新することを特徴とするプ
    リント装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、前記インタ
    ーフェース手段から取り込まれた前記駆動パラメータを
    設定する更新メモリ手段をさらに具備し、前記駆動パル
    ス設定手段は、前記更新メモリ手段に設定されている駆
    動パラメータを優先的に参照することを特徴とするプリ
    ント装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記プリントヘッド
    の種類を示すヘッドIDを判別して当該プリントヘッド
    の種類を識別するヘッドID識別手段をさらに具備し、
    前記駆動パラメータの少なくとも一部が外部から取り込
    まれた場合には、前記ヘッドID識別手段が識別したヘ
    ッドの種類に対応した駆動パラメータに限り、前記更新
    メモリ手段が当該駆動パラメータを設定することを特徴
    とするプリント装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記イ
    ンターフェース手段は、前記プリントヘッドの種類を示
    すヘッドIDを外部に出力する機能を有することを特徴
    とするプリント装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかにおいて、前記プ
    リントヘッドは、熱エネルギによってインクに状態変化
    を生起させ、該状態変化に基づいてインクを吐出させる
    ものであることを特徴とするプリント装置。
  9. 【請求項9】 駆動パラメータに基づいてプリントヘッ
    ドのプリント素子に駆動パルスを印加することによりプ
    リントを行うプリント方法において、前記駆動パラメー
    タの少なくとも一部を、インターフェース手段を介して
    外部から取り込むことを特徴とするプリント方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記インターフェ
    ース手段から取り込んだ駆動パラメータにより、予め設
    定してある前記駆動パラメータを必要に応じて更新する
    ことを特徴とするプリント方法。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記インターフェ
    ース手段から取り込んだ駆動パラメータは、予め設定し
    てある前記駆動パラメータとは別に設定しておき、当該
    別に設定してある駆動パラメータを優先的に参照するこ
    とをことを特徴とするプリント方法。
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