JPH083927B2 - 回転体装置の製造方法 - Google Patents

回転体装置の製造方法

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JPH083927B2 JP61134653A JP13465386A JPH083927B2 JP H083927 B2 JPH083927 B2 JP H083927B2 JP 61134653 A JP61134653 A JP 61134653A JP 13465386 A JP13465386 A JP 13465386A JP H083927 B2 JPH083927 B2 JP H083927B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばビデオテープレコーダのキャプスタン
モータに適用して好適な回転体装置の製造方法に関す
る。
〔発明の概要〕
本発明は、例えばビデオテープレコーダのキャプスタ
ンモータに適用して好適な回転体装置であって、回転軸
を第1の軸受及び第2の軸受を介して固定部に固定し、
ロータ部を回転軸の一端に設けると共にステータ部を固
定部に設ける様になされた回転体装置の製造方法に関す
る。本発明の製造方法によると、回転軸を径一様なスト
レート軸とすると共に回転軸に第1の軸受支持部材及び
第2の軸受支持部材を圧入固定し、この第1の軸受支持
部材及び第2の軸受支持部材に当接する様に第1の軸受
及び第2の軸受を回転軸に圧入固定することにより組立
体を形成し、この組立体を軸受ハウジングに装着する。
それにより、組立作業効率を向上させ、価格を低減でき
る様にし、またクリープが発生しない様にして良好な回
転を得ることができる様にし、更にロータストッパを不
要にする様にしたものである。
〔従来の技術〕
従来、ビデオテープレコーダに使用されるキャプスタ
ンモータとして第3図に示す様なものが提案されてい
る。
この第3図において、(1)は回転軸即ち、キャプス
タン軸を示し、このキャプスタン軸(1)は第1の軸受
(2)及び第2の軸受(3)を介してこのキャプスタン
モータの固定部をなす軸受ハウジング(4)に回転自在
に固定されている。この場合、このキャプスタン軸
(1)は上端部(1A)及び下端部(1B)の径を中間部
(1C)、即ちビデオテープが当接する部分の径より小な
る様にした所謂段付軸に形成され、この上端部(1A)及
び下端部(1B)に夫々第1の軸受(2)及び第2の軸受
(3)が配される様になされている。また軸受ハウジン
グ(4)はその中間部の一部を切り欠いた円柱体(4A)
の上部に蓋体部(4B)を設けると共に下部に環状の鍔部
(4C)を設ける様にして構成され、中間部の切り書き部
(4D)を通してビデオテープがキャプスタン軸(1)と
当接することができる様になされている。
またキャプスタン軸(1)の下端部(1B)にはロータ
部(5)が設けられると共に軸受ハウジング(4)の鍔
部(4C)の下面にはステータ部(6)が設けられ、キャ
プスタン軸(1)を回転できる様になされている。この
場合、ロータ部(5)は環状の多極マグネット(7)を
ロータヨーク(8)に装着することによって構成され、
またステータ部(6)はステータヨーク(9)上に駆動
コイル(10)を配した基板(11)を装着することによっ
て構成されている。
また軸受ハウジング(4)の上部蓋体部(4B)と第1
の軸受(2)との間には圧縮コイルバネ(12)とバネ受
け(13)とが配され、この圧縮コイルバネ(12)の偏倚
力を利用して第1の軸受(2)をバネ受け(13)とキャ
プスタン軸(1)の上端部の段部(1D)とで挟持すると
共に、第2の軸受(3)をステータヨーク(9)とキャ
プスタン軸(1)の下端部の段部(1E)とで挟持するこ
とによってキャプスタン軸(1)に加わる衝撃力を受け
る様になされている。
この様に構成された本例のキャプスタンモータにおい
ては、ステータ部(6)の駆動コイル(10)に所定の駆
動電流を供給することによってキャプスタン軸(1)に
固定されたロータ部(5)を回転させることができるの
で、これをビデオテープレコーダに装着し、キャプスタ
ン軸(1)と所謂ピンチローラとが当接する様にすると
共にキャプスタン軸(1)とピンチローラとの間にビデ
オテープを配する様にすることによってビデオテープを
走行させる様にすることができる。
しかしながら、斯る第3図に示す様な従来のキャプス
タンモータにおいては、キャプスタン軸(1)が段付軸
とされているので、上端部(1A)、中間部(1C)及び下
端部(1B)のセンタを一致させる様に加工しなければな
らず、加工に時間がかかり、キャプスタンモータの組立
作業効率が低下するという不都合があった。
そこで、斯る不都合を解消するキャプスタンモータと
して第4図に示す様なものが提案されている。
この第4図の例においては、キャプスタン軸(14)は
径一様なストレート軸とされ、第3図の従来例に比し、
加工容易なものとされている。そして、この第4図の例
においては、この径一様なストレート軸からなるキャプ
スタン軸(14)は第1の軸受(15)及び第2の軸受(1
6)を介して軸受ハウジング(17)に回転自在に固定さ
れている。この場合、軸受ハウジング(17)は、その中
間部の一部を切り欠いた円柱体(17A)の下部に環状の
鍔部(17B)を設ける様にして構成され、中間部の切り
欠き部(17C)を通してビデオテープが回転軸と当接す
ることができる様にされている。更にこの軸受ハウジン
グ(17)の上部及び下部の内径が中間部の内径より大な
る様に、内壁に段部(17D)及び(17E)が設けられ、こ
の軸受ハウジング(17)の段部(17D)及び(17E)に当
接する様にして第1の軸受(15)及び第2の軸受(16)
が夫々配される様になされている。
またキャプスタン軸(14)の下端部(14B)には、ロ
ータヨーク(18)に環状多極マグネット(19)を装着し
てなるロータ部(20)が設けられると共に軸受ハウジン
グ(17)の鍔部(17B)の下面には、ステータヨーク(2
1)上に駆動コイル(22)を配した基板(23)を装着し
てなるステータ部(24)が設けられ、キャプスタン軸
(14)を回転できる様になされている。
またキャプスタン軸(14)の上端部には環状の蓋体
(25)が圧入固定されると共にこの蓋体(25)と第1の
軸受(15)との間に圧縮コイルバネ(26)とバネ受け
(27)とが配され、第1の軸受(15)をバネ受け(27)
と軸受ハウジング(17)の上端の段部(17D)とで挟持
する様にされていると共に第2の軸受(16)をステータ
ヨーク(21)と軸受ハウジング(17)の下端の段部(17
E)とで挟持する様になされ、キャプスタン軸(14)に
加わる衝撃力を受ける様にされている。更に本例におい
てはロータストッパ(28)が設けられ、キャプスタン軸
(14)が衝撃力で動いた場合に、これを受けることがで
きる様にされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、斯る第4図の例のキャプスタンモータ
においては、軸受ハウジング(17)の内壁上部に段部
(17D)が設けられているので、第1の軸受(15)をキ
ャプスタン軸(14)に圧入固定した状態でこのキャプス
タン軸(14)を軸受ハウジング(17)に挿入することが
できず、キャプスタン軸(14)に第2の軸受(16)を圧
入固定した後、このキャプスタン軸(14)を軸受ハウジ
ング(17)に挿入し、その後、第1の軸受(15)をキャ
プスタン軸(14)に圧入固定する必要がある。この場
合、第2の軸受(16)をキャプスタン軸(14)に圧入固
定する場合にキャプスタン軸(14)に何等目安となるも
のがないので、第2の軸受(16)をキャプスタン軸(1
4)の所定の位置に固定することが難しく、またキャプ
スタン軸(14)を軸受ハウジング(17)に挿入した後で
なければ、第1の軸受(15)をキャプスタン軸(14)に
圧入固定できないので、組立作業効率が低く、このた
め、キャプスタンモータの価格が高価になるという不都
合があった。
また第4図の従来例のキャプスタンモータにおいて
は、キャプスタン軸(14)と軸受(15)(16)をすきま
ばめにした場合に、キャプスタン軸(14)と軸受(15)
(16)の最大すきまが大きくなりすぎ、キャプスタン軸
(14)と軸受(15)(16)の回転速度が一致せず、グリ
ースの温度が上がり、グリースが溶けだし、所謂クリー
プが発生し、良好な回転が得られない場合があるという
不都合があった。そこで、この場合、クリープを防止す
るため第1の軸受(15)及び第2の軸受(16)を稍弱い
圧入力で圧入固定しようとする場合には、キャプスタン
軸(14)と軸受(15)(16)とを中間ばめにしなければ
ならず、ロータストッパ(28)を設けなければならない
という不都合があった。
本発明は、斯る点に鑑み、組立作業効率を向上させる
回転体装置の製造方法を提供することを目的とする。そ
れにより、価格を低減すると共にクリープが発生せず、
良好な回転を得ることができ、更にロータストッパを不
要とする様にした回転体装置が提供される。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によると第2図に示すように、固定部に装着さ
れたステータ部(34)と該ステータ部(34)に対応した
ロータ部(33)とを有する回転体装置の製造方法におい
て、径一様なストレート軸(29)に2つの軸受支持部材
(35)(36)を圧入固定し該2つの軸受支持部材に当接
するように2つの軸受(30)(31)を上記ストレート軸
に圧入固定して組立体(50)を形成することと、該組立
体(50)を上記固定部のハウジング(32)に挿入し、上
記2つの軸受(30)(31)を上記ハウジング(32)に係
合させることと、上記ハウジング(32)に上記ステータ
部(34)を固定しそれによって上記2つの軸受(30)
(31)の一方を支持することと、上記ストレート軸の一
端に上記ロータ部(33)を装着することとを含む。
〔作用〕
斯る本発明によれば、回転軸(29)は径一様なストレ
ート軸で構成されているので、段付軸に比し、製造が容
易であり、また回転軸(29)に第1の軸受支持部材(3
5)及び第2の軸受支持部材(36)を圧入固定し、この
第1の軸受支持部材(35)及び第2の軸受支持部材(3
6)に当接する様に第1の軸受(30)及び第2の軸受(3
1)を圧入固定する様になされている。従って、回転軸
(29)とそれに圧入固定された第1及び第2の軸受支持
部材(35)(36)と第1及び第2の軸受(30)(31)と
によって組立体(50)が形成され、この組立体(50)を
固定部(32)に挿入固定する様にでき、また、この場
合、第1及び第2の軸受(30)(31)の位置決めが容易
であり、組立作業能率が向上する。
また本発明に依れば、第1の軸受支持部材(35)及び
第2の軸受支持部材(36)をかなり強い圧入力で圧入固
定することにより、回転軸(29)に加わる衝撃力をこの
第1の軸受支持部材(35)及び第2の軸受支持部材(3
6)を介して受けることができるので、第1の軸受(3
0)及び第2の軸受(31)を比較的弱い圧入力で固定す
る様にでき、クリープの発生を防止することができると
共にロータストッパを設ける必要がない。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図を参照して本発明の回転体装
置の製造方法をキャプスタンモータに適用した例につき
説明しよう。
この第1図において、(29)は径一様なストレート軸
からなるキャプスタン軸を示し、本例においては、この
キャプスタン軸(29)を第1の軸受(30)及び第2の軸
受(31)を介して軸受ハウジング(32)に回転自在に固
定する様にする。この場合、本例においては、キャプス
タン軸(29)に環状部材からなる第1の軸受支持部材
(35)及び第2の軸受支持部材(36)をかなり強い圧入
力で圧入固定すると共にこの第1の軸受支持部材(35)
及び第2の軸受支持部材(36)に当接する様にして第1
の軸受(30)及び第2の軸受(31)をキャプスタン軸
(29)に圧入固定して、組立体(50)を形成する。次に
この組立体(50)を軸受ハウジング(32)に装着する。
第1の軸受(30)を軸受ハウジング(32)の上部内壁に
接着固定すると共に第2の軸受(31)を軸受ハウジング
(32)の下部内壁(32A)に接着固定する様にしてキャ
プスタン軸(29)を軸受ハウジング(32)にて回転自在
に固定する様にする。また本例においては、第2の軸受
(31)の外径が第1の軸受(30)の外径より大なる様に
する。
また本例においては、軸受ハウジング(32)を中間部
の一部を切り欠いた円柱体(32B)の上部に蓋体部(32
C)を設けると共に下部に環状の鍔部(32D)を設け、中
間部の切り欠き部(32E)を通してビデオテープがキャ
プスタン軸(29)と当接することができる様にすると共
に下部内壁(32A)の内径をそれより上の内壁の内径よ
り大なる様にして段部(32a)を形成し、この段部(32
a)に第2の軸受(31)を装着することができる様にす
る。また軸受ハウジング(32)の鍔部(32D)の下面
に、ステータヨーク(37)上に駆動コイル(38)を配し
た基板(39)を装着してなるステータ部(34)を設ける
様にすると共にキャプスタン軸(29)の下端部(29B)
に、ロータヨーク(40)に環状多極マグネット(41)を
装着してなるロータ部(33)を設け、キャプスタン軸
(29)を回転できる様にする。この場合、ステータヨー
ク(37)の内径を軸受ハウジング(32)の下部内壁(32
A)の内径より小なる様にして、第2の軸受(31)をこ
のステータヨーク(37)と第2の軸受支持部材(36)と
で挟持する様にすると共に軸受ハウジング(32)の上部
蓋体部(32C)と第1の軸受(30)との間に圧縮コイル
バネ(42)とバネ受け(43)とを配し、この圧縮コイル
バネ(42)の偏倚力を利用して第1の軸受(30)をバネ
受け(43)と第1の軸受支持部材(35)とで挟持するこ
とによってキャプスタン軸(29)に加わる衝撃力を第1
の軸受支持部材(35)及び第2の軸受支持部材(36)を
介して受ける様にする。そこで本例においては、上述し
た様に第1の軸受支持部材(35)及び第2の軸受支持部
材(36)をかなり強い圧入力で圧入固定する様にしてい
る。従って、第1の軸受(30)及び第2の軸受(31)に
ついては比較的弱い圧入力で圧入固定すれば足りる。
次に第2図を参照して本発明の回転体装置の製造方法
を説明する。ここではキャプスタンモータを製造する場
合について説明しよう。先ず第2図Aに示す様に径一様
なストレート軸からなるキャプスタン軸(29)を用意す
る。
次に第2図Bに示す様にこのキャプスタン軸(29)の
所定の位置に第1の軸受支持部材(35)及び第2の軸受
支持部材(36)をかなり強い圧入力で圧入固定する。
次に第2図Cに示す様に第1の軸受(30)及び第2の
軸受(31)を夫々第1の軸受支持部材(35)及び第2の
軸受支持部材(36)に当接する様に比較的弱い圧入力で
キャプスタン軸(29)に圧入固定する。こうして、キャ
プスタン軸(29)、第1及び第2の軸受支持部材(35)
(36)と第1及び第2の軸受(30)(31)よりなる組立
体(50)が形成される。
次に第2図Dに示す様に上部に圧縮コイルバネ(42)
とバネ受け(43)とを配した軸受ハウジング(32)を用
意する。円柱体(32B)の下部内壁(32A)の内径をその
上の内壁の内径より大きくして、段部(32a)を形成す
る。第2図Eに示す様にこの軸受ハウジング(32)に組
立体(50)を装着する。第1の軸受(30)を軸受ハウジ
ング(32)の上部内壁に接着固定すると共に第2の軸受
(31)を軸受ハウジング(32)の下部内壁(32A)及び
段部(32a)に接着固定する様にして、組立体(50)を
固定する。
次に第2図Fに示す様に軸受ハウジング(32)の鍔部
(32D)の下面に、ステータヨーク(37)上に駆動コイ
ル(38)を配した基板(39)を装着してなるステータ部
(34)を設ける。
次にキャプスタン軸(29)の下端部(29B)に、ロー
タヨーク(40)に環状多極マグネット(41)を装着して
なるロータ部(33)を設けることによって第1図に示す
様なキャプスタンモータを得ることができる。
斯る本実施例に依れば、キャプスタン軸(29)は径一
様なストレート軸で構成されているので、第3図の従来
例に示す様な段付軸(1)に比し、製造が容易であり、
軸の精度を出し易く、またこのキャプスタン軸(29)に
第1の軸受(30)及び第2の軸受(31)を圧入固定する
場合、第1の軸受支持部材(35)及び第2の軸受支持部
材(36)に当接する様に第1の軸受(30)及び第2の軸
受(31)を圧入固定でき、第1の軸受(30)及び第2の
軸受(31)の位置決めが容易となり、更に第1の軸受
(30)及び第2の軸受(31)をキャプスタン軸(29)に
圧入固定して組立体(50)を形成し、この組立体(50)
を軸受ハウジング(32)に装着する様になされているの
で、組立作業効率が著しく向上し、キャプスタンモータ
の価格を低減できるという利益がある。
また本実施例に依れば、第1の軸受支持部材(35)及
び第2の軸受支持部材(36)をかなり強い圧入力で圧入
固定することにより、キャプスタン軸(29)に加わる衝
撃力をこの第1の軸受支持部材(35)及び第2の軸受支
持部材(36)を介して受けることができる様にされてい
るので、第1の軸受(30)及び第2の軸受(31)を比較
的弱い圧入力で圧入固定でき、中間ばめにできるのでク
リープを防止し良好な回転を得ることができるという利
益があると共に第4図の従来例の様にロータストッパ
(28)を設ける必要がないという利益がある。
尚、上述の実施例においては、本発明をビデオテープ
レコーダに使用されるキャプスタンモータに適用した場
合につき述べたが、本発明は上述の実施例に限らず、そ
の他種々の回転体装置に適用でき、この場合にも上述と
同様の作用効果を得ることができることは勿論である。
また本発明は上述の実施例に限らず、本発明の要旨を
逸脱することなく、その他種々の構成が取り得ることは
勿論である。
〔発明の効果〕
本発明に依れば、組立作業効率が向上する様になされ
ているので、価格を低減できるという利益がある。
またクリープが発生しない様になされているので、良
好な回転を得ることができるという利益がある。
更に第1の軸受支持部材及び第2の軸受支持部材を介
して回転軸に加わる衝撃力を受けることができる様にな
されているので、ロータストッパを設ける必要がないと
いう利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によって製造された回転体装置の一実施
例の要部を示す中央縦断面図、第2図は本発明による回
転体装置の製造方法の製造工程を示す線図、第3図は従
来のキャプスタンモータの一例の要部を示す中央縦断面
図、第4図は従来のキャプスタンモータの他の例の要部
を示す中央縦断面図である。 (29)はキャプスタン軸、(30)及び(31)は夫々軸
受、(32)は軸受ハウジング、(32a)は段部、(33)
はロータ部、(34)はステータ部、(35)及び(36)は
夫々軸受支持部材、(50)は組立体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部に装着されたステータ部と該ステー
    タ部に対応したロータ部とを有する回転体装置の製造方
    法において、 径一様なストレート軸に2つの軸受支持部材を圧入固定
    し該2つの軸受支持部材に当接するように2つの軸受を
    上記ストレート軸に圧入固定して組立体を形成すること
    と、 該組立体を上記固定部のハウジングに挿入し、上記2つ
    の軸受を上記ハウジングに係合させることと、 上記ハウジングに上記ステータ部を固定しそれによって
    上記2つの軸受の一方を支持することと、 上記ストレート軸の一端に上記ロータ部を装着すること
    と、 を含む回転体装置の製造方法。
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