JPH083915Y2 - 断熱パネルの連結装置 - Google Patents

断熱パネルの連結装置

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JPH083915Y2
JPH083915Y2 JP8608191U JP8608191U JPH083915Y2 JP H083915 Y2 JPH083915 Y2 JP H083915Y2 JP 8608191 U JP8608191 U JP 8608191U JP 8608191 U JP8608191 U JP 8608191U JP H083915 Y2 JPH083915 Y2 JP H083915Y2
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龍平 畠山
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昭和アルミニウム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、プレハブ式冷凍庫等
における断熱パネルの連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばプレハブ式冷凍庫におい
て、側壁と天井あるいは側壁と床を構成する2つの断熱
パネルを互いに直交状に連結する場合、両断熱パネルの
うちの一方の断熱パネルの端部に枠部材が嵌め込まれ、
この枠部材の内側に、断熱材の充填発泡前の間隔保持お
よび連結ボルト締付けのさいの断熱パネル端部の座屈防
止のためにボルト挿通用筒形スペーサが介在されてい
た。そして、従来のボルト挿通用筒形スペーサとして
は、合成樹脂製スペーサと木製スペーサとが知られてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のうち従来の合成
樹脂製筒形スペーサは、例えば図4に示すように、筒形
スペーサ(27)の両端寄り部分に鍔部(28)(28)がそれぞれ
設けられ、断熱パネルの端部に嵌め込まれる枠部材(25)
が横断面略コ形を有していて、枠部材(25)の対向壁(25
a)(25a)の所定箇所に貫通孔(26)(26)が相互に対向状に
するようにあけられており、枠部材(25)に合成樹脂製筒
形スペーサ(27)を取り付けるには、同図に2点鎖線で示
すように、まず枠部材(25)の対向壁(25a)(25a)を両側に
開いて、対向壁(25a)(25a)同志の間に筒形スペーサ(27)
を嵌め入れ、スペーサ(27)の鍔部(28)(28)より外側の端
部(27a)(27a)を対向壁(25a)(25a)の貫通孔(26)(26)内に
挿入し、これらの貫通孔(26)(26)周縁部の対向壁(25a)
(25a)部分に、スペーサ(27)の鍔部(28)(28)と外端部(27
a)(27a)を接着剤により接合していた。
【0004】しかしながら、これでは、筒形スペーサ(2
7)に接着剤を塗布し、スペーサ(27)を枠部材(25)の対向
壁(25a)(25a)に接合したのち、接着剤を乾燥するという
労力と時間を必要とし、非常に面倒であるという問題が
あった。
【0005】また、従来の木製スペーサの場合は、例え
ば図5に示すように、直交状に連結される両断熱パネル
(31)のうちの一方の断熱パネル(31)の端部(31a) 一側に
枠部材(35)が嵌め込まれ、この枠部材(35)の所定箇所に
ボルト挿通孔(36)があけられるとともに、これに対向す
る表面板(33)部分にもボルト挿通孔(36)があけられてお
り、この枠部材(35)のボルト挿通孔(36)周縁部分と、こ
れに対向する表面板(33)部分との間に、上記木製の筒形
スペーサ(37)を介在させて、これを釘(38)あるいはビス
(図示略)などにより枠部材(35)に固定していた。
【0006】しかしながら、これでは、木製の筒形スペ
ーサ(37)を、そのボルト挿通孔(39)と枠部材(35)のボル
ト挿通孔(36)とが相互に一致するように枠部材(35)の内
側に位置せしめて、釘(38)あるいはビス(図示略)など
で枠部材(35)に固定する必要があり、木製の筒形スペー
サ(37)の取付作業がやはり面倒であるという問題があっ
た。
【0007】この考案の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、スペーサを枠部材にワンタッチで非常に簡単
に取り付けることができ、従って従来のスペーサ取付の
ための接着剤の塗布作業や、釘打ちあるいはビス止め等
の作業を行なう必要がなく、断熱パネル製造のための労
力と時間を大幅に減らすことができ、ひいては断熱パネ
ルの製造が容易であるとともに、直交する2つの断熱パ
ネルの連結作業を面倒なく実施することができる、断熱
パネルの連結装置を提供しようとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の目的
を達成するために、互いに直交状に連結される第1およ
び第2断熱パネルが、それぞれ2枚の表面板と、これら
の中間に充填された断熱材とによって構成され、一方の
第1断熱パネルの端部一側に第1枠部材が嵌め込まれ、
この第1枠部材とこれに対向する表面板部分との間に合
成樹脂製筒形スペーサが介在され、他方の第2断熱パネ
ルの端部に第2枠部材が嵌め込まれ、この第2枠部材に
埋込みナットが設けられており、第1断熱パネルと第2
断熱パネルとが、第1枠部材および第2枠部材を相互に
重ね合わせた状態に、直交状に配置され、第1断熱パネ
ルの連結端部の筒形スペーサの中空部に貫通状に挿通さ
れた連結ボルトの先端部が、第2枠部材の埋込みナット
にねじ合わせられることにより、両パネルが相互に連結
されている、断熱パネルの連結装置において、上記筒形
スペーサの枠部材側端部に鍔部が設けられるとともに、
鍔部より先端に筒形延長部が設けられ、筒形延長部に、
互いに平行な少なくとも1組の切欠きが設けられるとと
もに、両切欠き同志の間に、先端に係合突起を有しかつ
素材の弾性によって揺動可能となされた棒状分離部が設
けられ、上記第1断熱パネルの第1枠部材に、スペーサ
の筒形延長部が嵌め込まれる貫通孔があけられ、貫通孔
の外端部一側に係合突起嵌入れ用凹部が設けられてお
り、第1断熱パネルの連結端部において、第1枠部材の
貫通孔にスペーサの筒形延長部がパネルの内側より挿入
され、棒状分離部先端の係合突起が貫通孔外端部一側の
凹部に嵌め込まれて、その底壁に係り合わせられてい
る、断熱パネルの連結装置を要旨としている。
【0009】なお、筒形スペーサの表面板側端部には、
第1断熱パネルの端面に向かって伸びている所定長さの
位置決め用凸片を設けておくのが、望ましい。
【0010】上記において、第1断熱パネルの第1枠部
材は、通常、合成樹脂押出形材製であるから、筒形スペ
ーサの棒状分離部先端の係合突起を嵌め入れる凹部は、
第1枠部材にその全長にわたって設けておくのが好まし
い。なお、その場合には、該凹部は、スペーサ筒形延長
部挿入用貫通孔を形成するための位置決めとして利用し
得る。
【0011】
【作用】上記断熱パネルの連結装置によれば、筒形スペ
ーサの筒形延長部を、第1断熱パネルの端部一側の第1
枠部材にあけられた貫通孔に枠部材の内側より差し込む
と、棒状分離部先端の係合突起が、棒状分離部を構成す
る素材の弾性により内側に一旦引っ込んで貫通孔の内壁
に沿って移行し、貫通孔より外側に出たときに、素材の
弾性により瞬間に元の状態に復元して、貫通孔外端部一
側の凹部に嵌まり込んで、凹部の底壁に係り合わせられ
る。またこれと同時に筒形スペーサの鍔部が第1枠部材
の内面に当接し、これによって筒形スペーサを、枠部材
にワンタッチで非常に簡単にかつ確実に取り付けること
ができる。
【0012】なお、筒形スペーサの表面板側端部に、第
1断熱パネルの端面に向かって伸びる所定長さの位置決
め用凸片を設けておけば、第1断熱パネルの端部におけ
る筒形スペーサの位置決めが容易であるとともに、同断
熱パネルの製造のさい、位置決め用凸片の先端が表面板
の折曲げ端面に突き当たっているため、断熱材原料を注
入発泡しても、いわゆる片持ち状態のスペーサの端部の
位置ずれを防止することができる。
【0013】
【実施例】つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0014】この考案をプレハブ式冷凍庫に適用した実
施例を示す図1〜図3において、側壁と天井あるいは側
壁と床を構成するように互いに直交状に連結される第1
および第2断熱パネル(1)(2)は、それぞれ2枚の表面板
(3)(3)と、枠部材(5)(6)と、これらの中間に充填された
断熱材(4) とによって構成されている。
【0015】一方の天井あるいは床を構成する第1断熱
パネル(1) の端部一側に、合成樹脂押出形材製の第1枠
部材(5) が嵌め込まれ、この第1枠部材(5) の所定箇所
とこれに対向する表面板部分(3a)との間に塩化ビニル樹
脂製筒形スペーサ(7) が介在される。
【0016】ここで、筒形スペーサ(7) の枠部材側端部
には鍔部(10)が設けられ、鍔部(10)より先端に筒形延長
部(7a)が設けられている。そして、筒形延長部(7a)に
は、互いに平行な合計2組の切欠き(11)(11)が互いに対
向状に設けられ、両切欠き(11)(11)同志の間に、先端に
係合突起(13)を有しかつ素材の弾性によって揺動可能と
なされた棒状分離部(14)が設けられている。
【0017】また筒形スペーサ(7) の表面板側端部(7b)
には、第1断熱パネル(1) の表面板(3) の折曲げ端面(3
b)に向かって伸びている所定長さの位置決め用凸片(17)
が、4つの補強リブ(18)を介して設けられている。
【0018】上記天井あるいは床を構成する第1断熱パ
ネル(1) の第1枠部材(5) 外面の幅中央部に、係合突起
嵌入れ用凹部(16)が全長にわたって設けられるととも
に、スペーサ(7) の筒形延長部(7a)が嵌め込まれる貫通
孔(15)が、この凹部(16)を中心線とするようにあけられ
ており、貫通孔(15)の外端部の両側に、該孔(15)によっ
て横断された係合突起嵌入れ用凹部(16)(16)が連なって
いる。また第1断熱パネル(1) の第1枠部材(5) に対向
する表面板部分(3a)に筒形スペーサ(7) の孔に連通する
ボルト挿通孔(12)があけられている。
【0019】また、他方の側壁を構成する第2断熱パネ
ル(2) の端部に、第2枠部材(6) が嵌め込まれ、第2枠
部材(6) の上記筒形スペーサ(7) の対応箇所に埋込みナ
ット(9) が取り付けられている。
【0020】なお、上記冷凍庫の天井あるいは床を構成
する第1断熱パネル(1) を製造するには、まず第1断熱
パネル(1) の2枚の表面板(3)(3)のうち、一方の折曲げ
端面(3b)を有する表面板(3) の内側にスペーサ(7) を配
置し、これの下端の位置決め用凸片(17)を表面板(3) の
折曲げ端面(3b)の内面に突き当てる。ついで該表面板
(3) の折曲げ端面(3b)の上端の逆U形の折返し縁部(3c)
に、第1枠部材(5) の一側縁部を嵌め入れるとともに、
この枠部材(5) の貫通孔(15)に、スペーサ(7) の筒形延
長部(7a)をパネル(1) の内側より挿入する。すると、該
筒形延長部(7a)の2つの棒状分離部(14)(14)先端の係合
突起(13)(13)が貫通孔(15)外端部両側の凹部(16)(16)に
嵌まり込んで、それらの底壁に係り合わせられる。その
後、他方の表面板(3) の端部を第1枠部材(5) の他側縁
部に係り合わせ、2枚の表面板(3)(3)と第1枠部材(5)
とによって囲まれた中空部に、断熱材(4) を注入発泡に
より充填するものである。
【0021】そして、この天井あるいは床を構成する第
1断熱パネル(1) と、側壁を構成する第2断熱パネル
(2) とを相互に連結するには、両パネル(1)(2)の連結端
部を、これらの第1枠部材(5) および第2枠部材(6) を
相互に重ね合わせた状態に、直交状に配置し、第1断熱
パネル(1) の第1枠部材(5) に対向する表面板部分(3a)
側のボルト挿通孔(12)から連結ボルト(8) を挿通して、
筒形スペーサ(7) およびこれの延長部(7a)の中空部を貫
通せしめ、この連結ボルト(8) の先端部を第2枠部材
(6) の埋込みナット(9) にねじ込むことにより、両パネ
ル(1)(2)を相互に連結するものである。
【0022】なお、図2において、床を構成する第2断
熱パネル(2) の上には、すのこ(19)がのせられている。
【0023】なお、上記実施例では、第1枠部材(5) 外
面の幅中央部に、係合突起嵌入れ用凹部(16)が全長にわ
たって設けられているが、このような凹部(16)は、スペ
ーサ(7) 側の棒状分離部(14)の係合突起(13)の個数に応
じて、第1枠部材(5) の貫通孔(15)の外端部の少なくと
も一側に、例えば貫通孔(15)を形成するのと同時に設け
ても良い。
【0024】また、この考案は、上記実施例のプレハブ
式冷凍庫にだけ適用されるものではなく、その他プレハ
ブ式冷蔵庫あるいはクリーンルーム等における断熱パネ
ルの連結装置にも、同様に適用されるものである。
【0025】
【考案の効果】この考案は、上述のように、互いに直交
状に連結される第1および第2断熱パネルが、それぞれ
2枚の表面板と、これらの中間に充填された断熱材とに
よって構成され、一方の第1断熱パネルの端部一側に第
1枠部材が嵌め込まれ、この第1枠部材とこれに対向す
る表面板部分との間に合成樹脂製筒形スペーサが介在さ
れ、他方の第2断熱パネルの端部に第2枠部材が嵌め込
まれ、この第2枠部材に埋込みナットが設けられてお
り、第1断熱パネルと第2断熱パネルとが、第1枠部材
および第2枠部材を相互に重ね合わせた状態に、直交状
に配置され、第1断熱パネルの連結端部の筒形スペーサ
の中空部に貫通状に挿通された連結ボルトの先端部が、
第2枠部材の埋込みナットにねじ合わせられることによ
り、両パネルが相互に連結されている、断熱パネルの連
結装置において、上記筒形スペーサの枠部材側端部に鍔
部が設けられるとともに、鍔部より先端に筒形延長部が
設けられ、筒形延長部に、互いに平行な少なくとも1組
の切欠きが設けられるとともに、両切欠き同志の間に、
先端に係合突起を有しかつ素材の弾性によって揺動可能
となされた棒状分離部が設けられ、上記第1断熱パネル
の第1枠部材に、スペーサの筒形延長部が嵌め込まれる
貫通孔があけられ、貫通孔の外端部一側に係合突起嵌入
れ用凹部が設けられており、第1断熱パネルの連結端部
において、第1枠部材の貫通孔にスペーサの筒形延長部
がパネルの内側より挿入され、棒状分離部先端の係合突
起が貫通孔外端部一側の凹部に嵌め込まれて、その底壁
に係り合わせられているものであるから、スペーサを枠
部材にワンタッチで非常に簡単に取り付けることがで
き、従って従来のスペーサ取付のための接着剤の塗布作
業や、釘打ちあるいはビス止め等の作業を行なう必要が
なく、断熱パネルの製造のための労力と時間を大幅に減
らすことができ、ひいては断熱パネルの製造が容易であ
るとともに、直交する2つの断熱パネルの連結作業を面
倒なく実施することができるという効果を奏する。
【0026】また、筒形スペーサの表面板側端部に、第
1断熱パネルの端面に向かって伸びる所定長さの位置決
め用凸片を設けておけば、第1断熱パネルの端部におけ
る筒形スペーサの位置決めが容易であるとともに、断熱
パネルの製造における断熱材原料の注入発泡時に、スペ
ーサの端部が位置ずれしないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すもので、第1断熱パネ
ルの部分拡大断面図である。
【図2】この考案の実施例を示すプレハブ式冷凍庫の要
部断面図である。
【図3】筒形スペーサのみの一部切欠き拡大斜視図であ
る。
【図4】従来例を示す拡大断面図である。
【図5】従来の断熱パネルのいま1つの例を示す部分拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 第1断熱パネル 2 第2断熱パネル 3 表面板 3a 表面板部分 4 断熱材 5 第1枠部材 6 第2枠部材 7 合成樹脂製筒形スペーサ 7a 筒形延長部 7b スペーサの表面板側端部 8 連結ボルト 9 埋込みナット 10 鍔部 11 切欠き 13 係合突起 14 揺動可能な棒状分離部 15 貫通孔 16 係合突起嵌入れ用凹部 17 位置決め用凸片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに直交状に連結される第1および第
    2断熱パネル(1)(2)が、それぞれ2枚の表面板(3)(3)
    と、これらの中間に充填された断熱材(4) とによって構
    成され、一方の第1断熱パネル(1) の端部一側に第1枠
    部材(5) が嵌め込まれ、この第1枠部材(5) とこれに対
    向する表面板部分(3a)との間に合成樹脂製筒形スペーサ
    (7) が介在され、他方の第2断熱パネル(2) の端部に第
    2枠部材(6) が嵌め込まれ、この第2枠部材(6) に埋込
    みナット(9) が設けられており、第1断熱パネル(1) と
    第2断熱パネル(2) とが、第1枠部材(5) および第2枠
    部材(6) を相互に重ね合わせた状態に、直交状に配置さ
    れ、第1断熱パネル(1) の連結端部の筒形スペーサ(7)
    の中空部に貫通状に挿通された連結ボルト(8)の先端部
    が、第2枠部材(6) の埋込みナット(9) にねじ合わせら
    れることにより、両パネル(1)(2)が相互に連結されてい
    る、断熱パネルの連結装置において、上記筒形スペーサ
    (7) の枠部材側端部に鍔部(10)が設けられるとともに、
    鍔部(10)より先端に筒形延長部(7a)が設けられ、筒形延
    長部(7a)に、互いに平行な少なくとも1組の切欠き(11)
    (11)が設けられるとともに、両切欠き(11)(11)同志の間
    に、先端に係合突起(13)を有しかつ素材の弾性によって
    揺動可能となされた棒状分離部(14)が設けられ、上記第
    1断熱パネル(1) の第1枠部材(5) に、スペーサ(7) の
    筒形延長部(7a)が嵌め込まれる貫通孔(15)があけられ、
    貫通孔(15)の外端部一側に係合突起嵌入れ用凹部(16)が
    設けられており、第1断熱パネル(1) の連結端部におい
    て、第1枠部材(5) の貫通孔(15)にスペーサ(7) の筒形
    延長部(7a)がパネル(1) の内側より挿入され、棒状分離
    部(14)先端の係合突起(13)が貫通孔(15)外端部一側の凹
    部(16)に嵌め込まれて、その底壁に係り合わせられてい
    る、断熱パネルの連結装置。
  2. 【請求項2】 筒形スペーサ(7) の表面板側端部(7b)
    に、第1断熱パネル(1) の端面に向かって伸びている所
    定長さの位置決め用凸片(17)が設けられている、請求項
    1記載の断熱パネルの連結装置。
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