JPH0839027A - 超音波洗浄装置 - Google Patents

超音波洗浄装置

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JPH0839027A
JPH0839027A JP19744394A JP19744394A JPH0839027A JP H0839027 A JPH0839027 A JP H0839027A JP 19744394 A JP19744394 A JP 19744394A JP 19744394 A JP19744394 A JP 19744394A JP H0839027 A JPH0839027 A JP H0839027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
cleaning tank
cleaning
tank
vibrator
Prior art date
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Pending
Application number
JP19744394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Azuma
政利 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
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Publication of JPH0839027A publication Critical patent/JPH0839027A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外装ケース内の空間を有効に利用し、被洗浄
物の洗浄槽底面への落下を防止する超音波洗浄装置を提
供する。 【構成】 被洗浄物1を洗浄する洗浄槽3と、この洗浄
槽3内の液体4に超音波を発生させる超音波振動子5
と、この超音波振動子5の振動面5aより低く位置し超
音波振動子5と洗浄槽3の内壁の間隙8を覆う落下防止
部9aを有し洗浄槽3のフランジ部3aに固定される落
下防止部材9を備えた超音波洗浄装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波により被洗浄物
を洗浄する超音波洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6で示すように、汚れの付着し
た被洗浄物1を収納ラック2に収納し、洗浄槽3に満た
した水などの液体4に浸し洗浄槽3内に設置した超音波
振動子5によって洗浄する超音波洗浄装置6として、例
えば実開昭62−39892号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今日世の中の流れとし
て装置の小型化が強く望まれている。超音波洗浄装置
(以下洗浄装置という)6においても例外ではなく、洗
浄装置6の外側を覆う外装ケース7の寸法は小型化し、
一方この外装ケース7内に収納される洗浄槽3は従来の
洗浄能力を維持するために、外装ケース7内に収納可能
な最大の大きさとなり、この洗浄槽3内底面に設置され
る超音波振動子(以下振動子という)5も、洗浄能力を
維持するため可能な限り大きなものとなる。すなわち、
外装ケース7内の空間の有効利用が望まれている。
【0004】このため、振動子5と洗浄槽3内壁との間
隙8は非常に小さな間隔となる。この間隙8に収納ラッ
ク2から脱落した被洗浄物1が落下した場合、洗浄槽3
の底面にまで落下する。そしてこの被洗浄物1を拾う時
にはかなりの苦労を強いられていた。又、本願出願人が
出願した特願平5−269822号に示されるように、
連通した上下2槽の場合には、洗浄槽3はさらに奥まっ
た場所に配置され、さらに被洗浄物1を拾うことが困難
となる。
【0005】そこで、落下した被洗浄物1を拾いやすい
ように振動子5と洗浄槽3内壁との間隙8を広めにとる
かあるいは全くなくすという手段が考えられるが、前者
の場合限られた洗浄槽3の中で、振動子5そのものの大
きさが小さくなり振動子5の洗浄能力が低下するかある
いは洗浄槽3そのものが大きくなり装置の大型化を招
く。また後者の場合においては、振動子5自らの振動で
自らを破壊するためこのような構成をとることは不可能
である。
【0006】そこで本発明の目的は、外装ケース7の空
間を有効に使い、かつ被洗浄物1を振動子5と洗浄槽3
との間隙8に落下させない超音波洗浄装置6を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、被洗浄物を収納する洗浄槽と、この洗浄
槽内に収納固定される超音波振動子と、この超音波振動
子の振動面より低い位置でかつ前記洗浄槽内壁と前記超
音波振動子との間隙を覆うとともに前記超音波振動子と
当接しない落下防止部材とを備え、また前記落下防止部
材が前記洗浄槽に対して水平方向に位置調整可能とした
ものである。
【0008】
【作用】超音波振動子と洗浄槽内壁との間隙を覆うとと
もに前記超音波振動子と当接しない落下防止部材を設け
たことにより、被洗浄物が洗浄槽底面に落下せず、落下
防止部材にて落下が防止できる。また、落下防止部材を
洗浄槽に対して水平方向に位置調整可能としたことによ
り、超音波振動子と落下防止部材との間隔を管理しやす
くなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1〜5に基づいて説明す
る。
【0010】図1〜3は本発明の第1実施例を示すもの
で、図中1は、汚れが付着した被洗浄物1である。2
は、被洗浄物1を収納する収納ラックである。3は開口
部にフランジ部3aを備え、被洗浄物1を洗浄する洗浄
槽で、この洗浄槽3の中に純水もしくは洗剤溶液等の液
体4を入れる。5は超音波を発生する振動面5aを上面
に備えた超音波振動子(以下振動子という)であり、振
動面5aには図示しない振動素子を振動子5内部に備え
ている。7は洗浄槽を覆う外装ケースであり、図示しな
い操作スイッチ等が設けられている。9は、振動面5a
より下方に位置し、振動子5と洗浄槽3との間隙8を覆
うL字状に折曲形成された落下防止部9aとL字状に折
曲形成された固定部9bとを備えた板状の落下防止部材
である。この固定部9bには長孔9cが形成されてお
り、落下防止部材9を洗浄槽3のフランジ部3aにねじ
10により固定するときに洗浄槽3に対して水平方向に位
置調整可能である。そして振動子5と落下防止部9aと
の間に被洗浄物1が落下せずに、さらに落下防止部9a
が振動子5に当接しないよう少なくとも1〜2mmの間隔
を設け落下防止部材9を固定する。また、落下防止部材
9は、振動子5周囲を取り囲むように4つ設けられてお
り、上面から見た場合各々一部が重なり合う部分があ
る。
【0011】かかる構成から、振動子5と洗浄槽3内壁
との間隙8に被洗浄物1の落下を防止でき、さらに振動
子5と落下防止部材9との間隔を良好に位置調整でき
る。
【0012】図4は本発明の第2実施例を示すもので、
洗浄槽3とは異なる処理を行う槽、たとえば洗浄槽3で
付着した液体4をすすぐすすぎ槽11を洗浄槽3の上に形
成したものである。このすすぎ槽11は、仕切り板12と蓋
13とで洗浄槽3と仕切られている。14はすすぎ用の水が
出るシャワー口である。この仕切り板12には前記第1実
施例と同じ落下防止部材9がねじ10によって固定されて
いる。
【0013】かかる構成から、前記第1実施例と同様の
作用効果を得るとともに、異なる処理を行う槽を上下に
配置した装置のように、洗浄槽3の間隙8が深い位置に
ある場合には落下した被洗浄物1が拾いやすくなる。
【0014】図5は本発明の第3実施例であり、落下防
止部9aを備えた落下防止部材9をスペーサ15を介して
ねじ10によって洗浄槽3内壁に固定する。このスペーサ
15の厚みを変えることにより、洗浄槽3に対して水平方
向に位置調整可能となり、振動子5と落下防止部9aと
の間隔を良好に保つことができる。
【0015】なお前記第1〜3実施例において、落下防
止部9aの高さは、超音波振動子5の上面より低く位置
していれば、超音波振動子5の超音波力すなわち洗浄能
力を弱めず、効率的に超音波振動子5の能力を生かせる
ので、超音波振動子5の上面より低い位置であれば、落
下した被洗浄物1を拾いやすい位置に適宜自由に設定し
てよい。
【0016】また、落下防止部9aは、金網を板状に形
成するか、あるいは板状の金属板に孔を形成したもので
もよく、被洗浄物1の落下を防止するものであれば適宜
自由に設定してよい。
【0017】なお、被洗浄物1を、収納ラック2に収納
して洗浄槽3内の液体4に浸したが、被洗浄物1を液体
4に浸す手段は、前記収納ラック2に限定されるもので
はなく、振動子5に当接しない位置に被洗浄物1を保持
できるものであれば、どのような手段を用いてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、超音波振動子と洗浄槽
内壁との狭い間隙を覆う落下防止部材を設けたことによ
り、被洗浄物が洗浄槽底面に落下せず、また落下した被
洗浄物を落下防止部にて受けるので、被洗浄物を拾いや
すく、さらに間隙を無用に拡げることなく、よりコンパ
クトな洗浄装置を得ることができる。
【0019】また、落下防止部材が超音波振動子に当接
しないように、洗浄槽に対して水平方向に移動可能とし
たことにより、組み付け作業が容易となり、さらに振動
子と落下防止部材との間隙を管理しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図。
【図2】同実施例の洗浄槽内の上面図。
【図3】同実施例の落下防止部材の要部斜視図。
【図4】本発明の第2実施例の断面図。
【図5】本発明の第3実施例の断面図。
【図6】従来例の断面図。
【符号の説明】
1 被洗浄物 3 洗浄槽 3a フランジ部 4 液体 5 超音波振動子 5a 振動面 6 超音波洗浄装置 7 外装ケース 8 間隙 9 落下防止部材 9a 落下防止部 9b 固定部 9c 長孔 12 仕切り板 15 スペーサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物を収納する洗浄槽と、この洗浄
    槽内に収納固定される超音波振動子と、この超音波振動
    子の振動面より低い位置でかつ前記洗浄槽内壁と前記超
    音波振動子との間隙を覆うとともに前記超音波振動子と
    当接しない落下防止材とを備えたことを特徴とする超音
    波洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記超音波洗浄装置において、前記落下
    防止部材が前記洗浄槽に対して水平方向に位置調整可能
    なことを特徴とする請求項1記載の超音波洗浄装置。
JP19744394A 1994-07-29 1994-07-29 超音波洗浄装置 Pending JPH0839027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19744394A JPH0839027A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 超音波洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19744394A JPH0839027A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 超音波洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0839027A true JPH0839027A (ja) 1996-02-13

Family

ID=16374598

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19744394A Pending JPH0839027A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 超音波洗浄装置

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JP (1) JPH0839027A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100352566C (zh) * 2005-06-10 2007-12-05 杭州电子科技大学 矩阵高能聚焦超声清洗系统

Cited By (1)

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