JP6909464B2 - 超音波洗浄装置および洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波洗浄装置、およびかかる超音洗浄装置を備える洗濯機に関する。
振動ホーンを含む超音波発生手段を内蔵する洗浄装置本体と、水が溜められる水溜め部を有し、被洗浄物を受けるトレイと、を備える超音波洗浄装置が、特許文献1に記載されている。
特許文献1の超音波洗浄装置では、ユーザが、被洗浄物の汚れ箇所に振動ホーンの先端を接触させた状態で、被洗浄物を水溜め部に溜められた水の中に沈み込ませる。超音波発生手段が動作すると、振動ホーンから放出された超音波エネルギーが水を介して被洗浄物に伝わり、被洗浄物に付着していた汚れ成分が被洗浄物から分離される。
特開2004−216244号公報
上記のような超音波洗浄装置は、被洗浄物の部分的な汚れを洗濯機での洗濯に先立って洗浄するために利用されることが多い。このような予備洗浄は、できるだけ素早く行えることが望ましく、このためには、超音波エネルギーによる洗浄作用が被洗浄物のできるだけ広範囲に及ぶような構成を備えた超音波洗浄装置が望まれる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、被洗浄物を素早く洗浄でき得る超音波洗浄装置、および、かかる超音波洗浄装置を備える洗濯機を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る超音波洗浄装置は、超音波を発生させる第1の超音波発生体および第2の超音波発生体と、これら第1の超音波発生体および第2の超音波発生体が、それらの先端が露出するように並んで収容されるハウジングと、水が溜められ、溜められた水に、前記ハウジングから露出した前記第1の超音波発生体および前記第2の超音波発生体の先端に接触する被洗浄物が浸される貯水槽と、を備える。前記第1の超音波発生体は、第1振動ホーンを含み、前記第2の超音波発生体は、前記第1振動ホーンよりも短い第2振動ホーンを含み、前記第1振動ホーンと前記第2振動ホーンの長さの違いにより前記第1の超音波発生体が発生させる超音波と前記第2の超音波発生体が発生させる超音波の周波数の高さが異なる。前記ハウジングには、第1の超音波発生体が設置される第1設置部と第2の超音波発生体が設置される第2設置部とが設けられ、前記第1振動ホーンと前記第2振動ホーンの前記ハウジングからの露出量が同じになるように前記第1設置部と前記第2設置部の位置が設定されている。
上記の構成によれば、第1の超音波発生体と第2の超音波発生体の双方から発生した超音波によって、被洗浄物の広い範囲に洗浄作用を及ぼすことができるので、被洗浄物を素早く洗浄することが可能となる。さらに、形態の異なる汚れに対し、それぞれの除去に適する周波数の超音波を作用させることが可能となるので、被洗浄物の洗浄効果を高めることができる。
上記の構成とされた場合、さらに、前記貯水槽内において前記第1の超音波発生体に対応する第1の領域と前記第2の超音波発生体に対応する第2の領域との間を仕切る仕切部を、さらに備えるような構成が採られ得る。
このような構成とされれば、仕切壁によって第1の領域と第2の領域とが遮られることで、互いに周波数の異なる第1の超音波発生体による超音波と第2の超音波発生体による超音波とが貯水槽内の水を介して干渉し合うことが防止されるので、干渉によって洗浄力の低下が引き起こされることが防止される。
本発明の第2の態様に係る超音波洗浄装置は、超音波を発生させる第1の超音波発生体および第2の超音波発生体と、これら第1の超音波発生体および第2の超音波発生体が、それらの先端が露出するように並んで収容されるハウジングと、水が溜められ、溜められた水に、前記ハウジングから露出した前記第1の超音波発生体および前記第2の超音波発生体の先端に接触する被洗浄物が浸される貯水槽と、を備える。前記第1の超音波発生体および前記第2の超音波発生体は、上下方向に移動可能に前記ハウジング内に収容され、前記第1の超音波発生体および前記第2の超音波発生体のうちの一方の超音波発生体が上昇したときに他方の超音波発生体が下降するように、前記第1の超音波発生体と前記第2の超音波発生体とを連結する連結機構部が、さらに備えられる。
上記の構成によれば、一方の超音波発生体へ接触させるために、被洗浄物の一方の超音波発生体側の部分が持ち上げられ貯水槽の水面から離れても、被洗浄物の他方の超音波発生体側の部分は、他方の超音波発生体によって押し下げられ、水面との接触状態が維持される。これにより、他方の超音波発生体側で被洗浄物の表面側に浸み出した水が一方の超音波発生体側に伝わっていくため、被洗浄物の一方の超音波発生体側の保水状態が維持される。このようにして、双方の超音波発生体の動作による洗浄中、被洗浄物が安定した保水状態を維持できるので、水分不足による被洗浄物の洗浄性能の低下が防止される。
上記の構成とされた場合、さらに、前記第1の超音波発生体が上昇したことを検出する第1の検出部と、前記第2の超音波発生体が上昇したことを検出する第2の検出部と、前記第1の検出部および前記第2の検出部の検出結果に基づいて前記第1の超音波発生体および前記第2の超音波発生体の動作を制御する制御部と、をさらに備えるような構成が採られ得る。
このような構成とされた場合、ユーザが、被洗浄物を持ち上げて第1の超音波発生体または第2の超音波発生体に押し付ける動作、即ち、被洗浄物に対して積極的な洗浄のための動作を行ったときに、自動的にこれら双方の超音波発生体を作動させることができ、ユーザの使い勝手が良くなる。
本発明によれば、被洗浄物を素早く洗浄でき得る超音波洗浄装置、および、かかる超音波洗浄装置を備える洗濯機を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明によりさらに明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施の形態に係る、全自動洗濯機の側面断面図である。 図2は、実施の形態に係る、超音波発生ユニットが装着された状態の超音波洗浄装置の周辺の斜視図である。 図3は、実施の形態に係る、超音波発生ユニットが取り外された状態の超音波洗浄装置の周辺の斜視図である。 図4は、実施の形態に係る、超音波発生ユニットの第1超音波発生体および第2超音波発生体の位置で切断した超音波洗浄装置の周辺の正面断面図である。 図5は、実施の形態に係る、超音波発生ユニットの第1超音波発生体と第2超音波発生体との間の位置で切断した超音波洗浄装置の周辺の側面断面図である。 図6(a)は、実施の形態に係る、第1超音波発生体の斜視図であり、図6(b)は、本実施の形態に係る、第2超音波発生体の斜視図である。 図7は、実施の形態に係る、全自動洗濯機の構成を示すブロック図である。 図8は、実施の形態に係る、部分洗浄運転の制御動作を示すフローチャートである。 図9(a)ないし(c)は、実施の形態に係る、超音波洗浄装置による被洗浄物の汚れの除去について説明するための図である。 図10は、変更例1に係る、超音波発生ユニットの斜視図である。 図11(a)は、変更例1に係る、2つの超音波発生体の位置で切断した超音波発生ユニットの正面断面図であり、図11(b)は、変更例1に係る、超音波発生体の斜視図である。 図12は、変更例1に係る、全自動洗濯機の構成を示すブロック図である。 図13は、変更例1に係る、部分洗浄運転の制御動作を示すフローチャートである。 図14(a)は、変更例1に係る、2つの超音波発生体が作動する前の超音波発生ユニットと被洗浄物の状態を示す図であり、図14(b)は、2つの超音波発生体が作動しているときの超音波発生ユニットと被洗浄物の状態を示す図である。
以下、本発明の超音波洗浄装置および洗濯機の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る、全自動洗濯機1の側面断面図である。
全自動洗濯機1は、外観を構成する筐体10を備える。筐体10は、上下の面が開放された方形筒状の胴体部11と、胴体部11の上面を覆う上面板12と、胴体部11を支持する脚台13とを含む。上面板12には、洗濯物の投入口14が形成される。投入口14は、開閉自在な上蓋15により覆われる。
筐体10内には、上面が開口する外槽20が、防振装置を有する4本の吊棒21により弾性的に吊り下げ支持される。外槽20内には、上面が開口する洗濯脱水槽22が配される。洗濯脱水槽22は、鉛直方向に延びる回転軸を中心に回転する。洗濯脱水槽22の内周面には、全周に亘って多数の脱水孔22aが形成される。洗濯脱水槽22の上部には、バランスリング23が設けられる。洗濯脱水槽22の底部には、パルセータ24が配される。パルセータ24の表面には、放射状に複数の羽根24aが設けられる。なお、外槽20と洗濯脱水槽22とによって、本発明の洗濯槽が構成される。
外槽20の外底部には、洗濯脱水槽22およびパルセータ24を駆動するトルクを発生させる駆動ユニット30が配される。駆動ユニット30は、駆動モータ31と、伝達機構部32とを含む。伝達機構部32は、クラッチ機構32aを有し、当該クラッチ機構32aによる切替操作により、洗い工程およびすすぎ工程では、駆動モータ31のトルクをパルセータ24のみに伝達してパルセータ24のみを回転させ、脱水工程では、駆動モータ31のトルクをパルセータ24および洗濯脱水槽22に伝達してパルセータ24および洗濯脱水槽22を一体的に回転させる。
外槽20の外底部には、排水口部20aが形成される。排水口部20aには、排水バルブ40が設けられる。排水バルブ40は、排水ホース41に接続される。排水バルブ40が開放されると、洗濯脱水槽22および外槽20に溜められた水が排水ホース41を通じて機外へ排出される。
上面板12の前部には、超音波洗浄装置50が設けられる。超音波洗浄装置50は、主に、ワイシャツの袖や襟口の部分に付着した皮脂汚れ、作業着に付着した油汚れなど、被洗浄物に部分的に付着した汚れを、全自動洗濯機1での洗濯に先立って除去するために用いられる。
上面板12の後部には、洗濯脱水槽22内および超音波洗浄装置50に水道水を供給するための給水ユニット60が配される。給水ユニット60は、給水バルブ61を有する。給水バルブ61は、第1バルブ62と、第2バルブ63とを含み、水道栓に接続される。第1バルブ62が開放されると、水道栓からの水道水が給水路64を通じて洗濯脱水槽22内へ供給される。第2バルブ63が開放されると、水道水が超音波洗浄装置50の貯水槽(後述する)に供給される。なお、給水ユニット60は、超音波洗浄装置50の貯水槽へ給水を行う給水部であるため、超音波洗浄装置50の構成の一部に給水ユニット60が含まれる。
次に、超音波洗浄装置50の構成ついて詳細に説明する。
図2は、本実施の形態に係る、超音波発生ユニット100が装着された状態の超音波洗浄装置50の周辺の斜視図である。図3は、本実施の形態に係る、超音波発生ユニット100が取り外された状態の超音波洗浄装置50の周辺の斜視図である。図4は、本実施の形態に係る、超音波発生ユニット100の第1超音波発生体110および第2超音波発生体120の位置で切断した超音波洗浄装置50の周辺の正面断面図である。図5は、本実施の形態に係る、超音波発生ユニット100の第1超音波発生体110と第2超音波発生体120との間の位置で切断した超音波洗浄装置50の周辺の側面断面図である。図6(a)は、本実施の形態に係る、第1超音波発生体110の斜視図であり、図6(b)は、本実施の形態に係る、第2超音波発生体120の斜視図である。
図2に示すように、上面板12の投入口14よりも前側を構成する前フレーム16は、中央部が低くなる凹湾曲形状を有する上面16aと、上面16aの後端から垂直に立ち上がる後面16bとを有する。
超音波洗浄装置50は、前フレーム16の中央部に設けられる。超音波洗浄装置50が使用されないとき、前フレーム16に上方から図示しないカバーが装着され、このカバーによって超音波洗浄装置50が覆い隠される。
図2ないし図5に示すように、超音波洗浄装置50は、超音波発生ユニット100と、設置台200と、貯水槽300と、排水槽400とを含む。
設置台200は、前フレーム16の上面16aの中央部において後面16bに接するように前フレーム16と一体形成される。設置台200は、貯水槽300に対して所定の高さを有する。設置台200の天面は、超音波発生ユニット100が設置される設置面201となる。前フレーム16の後面16bには、設置面201の上方に2つの開口部17aが形成され、これら開口部17aの間に取付孔17bが形成される。
貯水槽300は、前フレーム16の上面16aにおいて、中央部の前寄りに形成される。貯水槽300は、横長の長円形状を有する。貯水槽300には、左右方向における中央部に前後方向に延びる仕切壁301が形成される。貯水槽300内は、仕切壁301によって、左側の第1領域302と右側の第2領域303とに分けられる。仕切壁301は、貯水槽300の前側の内壁面とは繋がっているが、後側の内壁面とは離れており、第1領域302と第2領域303は、仕切壁301が途切れている貯水槽300の中央後部で繋がっている。なお、仕切壁301は、本発明の仕切部に相当する。また、第1領域302および第2領域303は、それぞれ、本発明の第1の領域および第2の領域に相当する。
貯水槽300の底面には、仕切壁301の後方に給水口304が形成される。貯水槽300の外底面は、給水口304に繋がる給水パイプ305が形成される。給水パイプ305には、第2バルブ63から延びる給水管306が接続される。
排水槽400は、前フレーム16の上面16aの中央部であって貯水槽300の周囲に形成される。排水槽400の底面には、貯水槽300の後方の中央位置に排水口401が形成される。排水槽400の外底面は、排水口401に繋がる排水パイプ402が形成される。排水パイプ402には、外槽20に繋がる排水管403が接続される。なお、排水管403は、排水ホース41に繋げられてもよい。
超音波発生ユニット100は、超音波を発生させる2つの超音波発生体、即ち第1超音波発生体110および第2超音波発生体120と、これら超音波発生体110、120を収容するハウジング130とを含む。第1超音波発生体110および第2超音波発生体120は、それぞれ、本発明の第1の超音波発生体および第2の超音波発生体に相当する。
図6(a)に示すように、第1超音波発生体110は、第1超音波振動子111と、第1超音波振動子111に結合される第1振動ホーン112とを含む。第1振動ホーン112は、導電性を有する金属材料で形成され、先端側に向かうにつれて徐々に細くなる形状を有する。第1振動ホーン112の先端面112aの形状は、細長い長方形状となる。第1振動ホーン112の上端部には、ほぼ四角形状の第1フランジ部113が形成される。
図6(b)に示すように、第2超音波発生体120の構成は、第1超音波発生体110の構成とほぼ同様である。即ち、第2超音波発生体120は、第2超音波振動子121と、第2振動ホーン122と、第2フランジ部123とを含む。但し、第2振動ホーン122の長さは、第1振動ホーン112の長さよりも短くされている。
第1超音波発生体110と第2超音波発生体120は、それぞれが発生させる超音波の周波数の高さが異なる。第1超音波発生体110が発生させる超音波の周波数は、相対的に低く、たとえば、28kHz〜38kHz程度の値とされる。一方、第2超音波発生体120が発生させる超音波の周波数は、相対的に高く、たとえば、50kHz〜60kHz程度の値とされる。なお、第1振動ホーン112と第2振動ホーン122の長さの違いは、超音波の周波数の違いに起因する。
ハウジング130は、樹脂材料により形成され、前後方向に僅かに長く、その先端部130aが下方に突出するようなアーム形状を有する。ハウジング130の先端部130aは、先細りとなるように形成され、その先端面に開口部131が形成される。
ハウジング130は、上面が開放された下部材140と、下面が開放された上部材150とを結合することにより形成される。下部材140と上部材150には、これらを結合するための下取付ボス141と上取付ボス151とが設けられる。これら下取付ボス141と上取付ボス151とが図示しない固定ネジで止められる。
ハウジング130の内部において、開口部131から上方に延びるほぼ四角筒状の第1設置部142および第2設置部143が、左右に並ぶようにして下部材140に設けられる。第1設置部142の高さは、第2設置部143の高さよりも高くされている。第1超音波発生体110が第1設置部142の上に設置される。このとき、第1振動ホーン112は第1設置部142の内部に収容された状態となり、第1振動ホーン112の先端部が開口部131から僅かに露出する。同様に、第2超音波発生体120が第2設置部143の上に設置される。このとき、第2振動ホーン122は第2設置部143の内部に収容された状態となり、第2振動ホーン122の先端部が開口部131から僅かに露出する。第1振動ホーン112の露出量と第2振動ホーン122の露出量とが同じとなるように、第1設置部142および第2設置部143の高さが設定されている。
第1設置部142および第2設置部143にそれぞれ設置された第1超音波発生体110および第2超音波発生体120は、押さえ部材160によって上方から押さえ付けられる。押さえ部材160は、固定ネジ(図示せず)等によって下部材140に固定され、これにより、第1超音波発生体110および第2超音波発生体120がハウジング130内に固定される。
ハウジング130の天面には、上方から見て第1振動ホーン112の先端面112aと同じ位置に、先端面112aと同様な形状を有する第1目印部132が形成され、上方から見て第2振動ホーン122の先端面122aと同じ位置に、先端面122aと同様な形状を有する第2目印部133が形成される。ユーザは、これら第1目印部132および第2目印部133を見ることで、第1振動ホーン112の先端面112aの位置および第2振動ホーン122の先端面122aの位置を確認することができる。
さらに、ハウジング130の天面には、円形の表示窓134が形成される。上部材150には、表示窓134に繋がる円筒状のランプ収容部152が形成され、ランプ収容部152に下方から、報知部である報知ランプ170が収容される。報知ランプ170は、基盤171に実装され、基盤171を介してランプ収容部152の下端に固定される。報知ランプ170は、たとえば、LEDランプであり、表示窓134から外部に臨む。
ハウジング130の後端部の外側には、下部材140側の左右に、第1取付ボス144が形成される。また、ハウジング130の後端部の内側には、2つの第1取付ボス144の間の位置に、第2取付ボス145が形成される。
前フレーム16には、左右の開口部17aの上方にそれぞれ取付部18が形成される。ハウジング130の後端部が設置台200の設置面201に載せられると、第1取付ボス144と取付部18とが上下方向に重なるとともに、前フレーム16の取付孔17bと、第2取付ボス145のネジ孔145aとが整合する。第1取付ボス144と取付部18とが固定ネジ161で止められ、また、取付孔17bに通された固定ネジ162が第2取付ボス145に止められることにより、ハウジング130が、貯水槽300に対して所定の高さ位置となるように設置台200上に固定される。
超音波発生ユニット100が設置台200に設置された状態において、第1超音波発生体110が貯水槽300の第1領域302の真上に位置し、第2超音波発生体120が貯水槽300の第2領域303の真上に位置する。また、第1振動ホーン112の先端面112aおよび第2振動ホーン122の先端面122aと貯水槽300の上面との間に所定の隙間が形成される。この所定の隙間は、超音波洗浄装置50による洗浄に多く利用されると考えられるワイシャツやそれと同類のシャツの襟や袖口の厚みを考慮し、その厚みよりも僅かに大きな隙間に設定される。たとえば、所定の隙間は、3mm程度に設定され得る。超音波発生ユニット100と貯水槽300との間に被洗浄物がセットされたとき、被洗浄物の裏面が貯水槽300の水に浸され、裏面から吸い上げられて表面に浸み出した水により被洗浄物の表面に薄い水の層ができる。そして、その水の層に第1振動ホーン112の先端面112aや第2振動ホーン122の先端面122aを接触させることができ、超音波発生ユニット100による安定した洗浄性能が発揮され得る。
図7は、本実施の形態に係る、全自動洗濯機1の構成を示すブロック図である。
全自動洗濯機1は、上述した構成に加え、制御ユニット70および操作部80を備える。制御ユニット70は、制御部71、記憶部72、モータ駆動部73、クラッチ駆動部74、給水駆動部75、排水駆動部76、振動子駆動部77およびランプ駆動部78を含む。
操作部80は、全自動洗濯機1の電源を投入および遮断するための電源ボタン81を備える。また、操作部80は、洗濯運転に関わる操作ボタンとして、スタートボタン82およびコース選択ボタン83を備える。スタートボタン82は、洗濯運転をスタートさせるためのボタンであり、コース選択ボタン83は、洗濯運転に係る複数の運転コースの中から任意の運転コースを選択するためのボタンである。
さらに、操作部80は、超音波洗浄装置50による部分洗浄運転に関わる操作ボタンとして、同時洗浄ボタン84、低周波洗浄ボタン85、高周波洗浄ボタン86および停止ボタン87を備える。同時洗浄ボタン84は、第1超音波発生体110と第2超音波発生体120の双方の動作による部分洗浄運転を開始させるためのボタンである。低周波洗浄ボタン85は、第1超音波発生体110のみの動作による部分洗浄運転を開始させるためのボタンであり、高周波洗浄ボタン86は、第2超音波発生体120のみの動作による部分洗浄運転を開始させるためのボタンである。停止ボタン87は、部分洗浄運転を停止させるためのボタンである。
操作部80は、電源ボタン81、スタートボタン82、コース選択ボタン83、同時洗浄ボタン84、低周波洗浄ボタン85、高周波洗浄ボタン86、停止ボタン87等の各種操作ボタンの中から、ユーザに操作された操作ボタンに応じた入力信号を制御部71に出力する。なお、操作部80は、たとえば、上蓋15の前部に設けることができる。あるいは、前フレーム16に操作部80が設けられる領域が確保されてもよい。
モータ駆動部73は、制御部71からの制御信号に従って、駆動モータ31を駆動する。クラッチ駆動部74は、制御部71から出力された制御信号に従い、クラッチ機構32aを駆動する。
給水駆動部75は、制御部71からの制御信号に従って、給水バルブ61、即ち、第1バルブ62および第2バルブ63を駆動する。排水駆動部76は、制御部71からの制御信号に従って、排水バルブ40を駆動する。
振動子駆動部77は、制御部71から出力された制御信号に従って、第1超音波発生体110の第1超音波振動子111および第2超音波発生体120の第2超音波振動子121を駆動する。ランプ駆動部78は、制御部71から出力された制御信号に従って、報知ランプ170を駆動する。
記憶部72は、EEPROM、RAM等を含む。記憶部72には、各種運転コースの洗濯運転や超音波洗浄装置50による部分洗浄運転を実行するためのプログラムが記憶される。また、記憶部72には、これらプログラムの実行に用いられる各種パラメータや各種制御フラグが記憶される。
制御部71は、操作部80等からの各信号に基づいて、記憶部72に記憶されたプログラムに従い、モータ駆動部73、クラッチ駆動部74、給水駆動部75、排水駆動部76、振動子駆動部77、ランプ駆動部78等を制御する。
全自動洗濯機1では、各種運転コースの洗濯運転が行われる。洗濯運転では、洗い工程、中間脱水工程、すすぎ工程および最終脱水工程が順番に実行される。
洗い工程およびすすぎ工程では、洗濯脱水槽22内に水が溜められた状態で、パルセータ24が右方向および左方向に回転する。パルセータ24の回転により洗濯脱水槽22内に水流が発生する。洗い工程では、発生した水流と水に含まれる洗剤とにより洗濯物が洗われる。すすぎ工程では、発生した水流により洗濯物がすすがれる。
中間脱水工程および最終脱水工程では、洗濯脱水槽22およびパルセータ24が一体となって高速回転する。洗濯脱水槽22に発生する遠心力の作用により、洗濯物が脱水される。
さらに、全自動洗濯機1では、超音波洗浄装置50による部分洗浄運転が行われる。
図8は、本実施の形態に係る、部分洗浄運転の制御動作を示すフローチャートである。
ユーザは、ワイシャツ等の被洗浄物を洗濯する際に、その被洗浄物が部分的に頑固な汚れを含んでいるなど、必要な場合に適宜、洗濯に先立って超音波洗浄装置50を用いた被洗浄物の部分洗浄を行う。このとき、被洗浄物の汚れ部分には、予め洗剤が塗布されていてよい。
図8を参照し、制御部71は、同時洗浄ボタン84、低周波洗浄ボタン85または高周波洗浄ボタン86の何れかの洗浄ボタンが押されたか否かを監視する(S101)。ユーザは、被洗浄物の汚れの付着部分、たとえ、ワイシャツの襟の部分を貯水槽300の上、即ち、貯水槽300と第1超音波発生体110の第1振動ホーン112および第2超音波発生体120の第2振動ホーン122との間にセットし、所望の洗浄ボタンを押す。
何れかの洗浄ボタンが押されると(S101:YES)、制御部71は、第2バルブ63を開放させる(S102)。これにより、貯水槽300内に給水口304から水が流れ込む。制御部71は、給水開始から所定時間が経過したか否かを監視する(S103)。所定時間は、貯水槽300内から水が溢れ出すのに要する時間とされ得る。被洗浄物が貯水槽300内に溜められた水で浸され、被洗浄物の内部に浸透した水が表面に浸み出す。被洗浄物の表面には薄い水の層が形成され、この水の層に第1振動ホーン112や第2振動ホーン122が接触する状態となる。
なお、貯水槽300から周囲に溢れた水は、排水槽400で受けられる。排水槽400内の水は、排水口401から排出され、排水管403を通じて外槽20内に送られる。
所定時間が経過すると(S103:YES)、制御部71は、押された洗浄ボタンに応じて第1超音波発生体110および第2超音波発生体120を作動させる。即ち、同時洗浄ボタン84が押された場合(S104:同時)、制御部71は、第1超音波振動子111に通電を行い、第1超音波発生体110を作動させるとともに、第2超音波振動子121に通電を行い、第2超音波発生体120を作動させる(S105)。一方、低周波洗浄ボタン85が押された場合(S104:低周波)、制御部71は、第1超音波振動子111のみに通電を行い、第1超音波発生体110のみを作動させる(S106)。また、高周波洗浄ボタン86が押された場合(S104:高周波)、制御部71は、第2超音波振動子121のみに通電を行い、第2超音波発生体120のみを作動させる(S107)。そして、制御部71は、報知ランプ170を点灯させる(S108)。報知ランプ170の点灯により、ユーザは、超音波発生ユニット100により被洗浄物の洗浄が行われていることを知ることができる。
図9(a)ないし(c)は、本実施の形態に係る、超音波洗浄装置50による被洗浄物の汚れの除去について説明するための図である。ここでは、第1超音波発生体110の動作による被洗浄物の汚れの除去について説明するが、第2超音波発生体120の動作による被洗浄物の汚れの除去についても、これと同様である。
第1超音波発生体110が作動すると、第1振動ホーン112の先端から超音波が発生し、超音波振動が第1振動ホーン112の周りの水を介して被洗浄物内部の水に伝わる。このとき、第1振動ホーン112の周りの水が多過ぎないため、超音波振動が効果的に伝播される。
図9(a)に示すように、被洗浄物の内部では、超音波振動の作用によって減圧と加圧が交互に生じ、圧力が低くなった部分に真空の空洞が生じる。即ち、被洗浄物の汚れの部分に多数の空洞が存在する状態となる。次に、図9(b)に示すように、空洞の部分の圧力が高まり、この圧力に潰されて空洞が破壊されると、被洗浄物の汚れ部分に衝撃波が生じる。この衝撃波によって被洗浄物から汚れが分離される。図9(c)に示すように、第1振動ホーン112からの超音波振動は、被洗浄物の内部から貯水槽300内への水流を生み出し、この水流によって、被洗浄物から分離された汚れが貯水槽300内に排出される。貯水槽300では、上記の水流により対流が発生するので、被洗浄物から汚れが引き離されやすくなる。このようにして、被洗浄物から汚れが除去される。
ここで、第1超音波発生体110が発生させる超音波は、周波数が相対的に低くい、即ち、波長が相対的に長いため、このような超音波が作用した場合、被洗浄物の内部で生じる空洞が大きくなりやすく、これらの空洞が破裂したときの衝撃力が大きくなりやすい。このため、第1超音波発生体110が作動した場合には、大きな洗浄力が得られやすく、油汚れ等の大きな汚れが落ちやすい。一方、第2超音波発生体120が発生させる超音波は、周波数が相対的に高い、即ち、波長が相対的に短いため、このような超音波が作用した場合、被洗浄物の内部で多数の小さな空洞が発生しやすく、これらの空洞が破裂したときに多数の細かな衝撃力が得られやすい。このため、第2超音波発生体120が作動した場合には、細かな衝撃力が微細粒子などによる微細な汚れに作用しやすく、微細な汚れが落ちやすい。
通常の場合は、ユーザによって同時洗浄ボタン84が押されることが多い。同時洗浄ボタン84が押され、第1超音波発生体110と第2超音波発生体120の双方が動作した場合には、これらから発生した超音波によって、一度に、被洗浄物の広い範囲に洗浄作用が及ぼされるとともに、大きな汚れと細かな汚れの双方が良好に除去されやすくなる。
一方で、被洗浄物が、大きな汚れを主体とし、また、汚れ部分が少ない場合に、低周波洗浄ボタン85が押され得る。この場合、第1超音波発生体110のみが動作し、被洗浄物に付着した大きな汚れが良好に除去される。また、被洗浄物が、細かな汚れを主体とし、また、汚れ部分が少ない場合に、高周波洗浄ボタン86が押され得る。この場合、第2超音波発生体120のみが動作し、被洗浄物に付着した細かな汚れが良好に除去される。
なお、第2超音波発生体120が動作した場合、発生する超音波の波長が短いことにより、空洞の発生の周期、即ちキャビテーションの周期が短くなり、被洗浄物に含まれる水分子の動きが激しくなるため、被洗浄物の内部から貯水槽300内への水流が強くなりやすい。これにより、被洗浄物から分離された汚れが貯水槽300内に排出されやすくなり、被洗浄物への汚れの再付着が生じにくくなる。
また、貯水槽300において、第1超音波発生体110の真下に位置する第1領域302内の水には、第1超音波発生体110による超音波振動が伝播し、第2超音波発生体120の真下に位置する第2領域303内の水には第2超音波発生体120による超音波振動が伝播する。しかしながら、貯水槽300は、第1領域302と第2領域303との間が仕切壁301によって封鎖されているため、互いに周波数の異なる第1超音波発生体110による超音波振動と第2超音波発生体120による超音波振動とが貯水槽300内の水を介して干渉し合うことが防止される。
ユーザは、前フレーム16の上面16aに沿って被洗浄物を左右に動かし、被洗浄物の汚れ部分を、順次、第1超音波発生体110や第2超音波発生体120に接触させていき、被洗浄物の汚れを除去していく。こうして、ユーザは、被洗浄物の洗浄を終えると、停止ボタン87を押す。
停止ボタン87が押されると(S109:YES)、制御部71は、第1超音波発生体110と第2超音波発生体120の双方が動作中であれば、双方を停止させ、何れか一方が動作中であれば、その一方を停止させる(S110)。また、制御部71は、報知ランプ170を消灯させる(S110)。さらに、制御部71は、第2バルブ63を閉鎖させ、貯水槽300への給水を終了させる(S111)。こうして、部分洗浄運転が終了する。
<本実施の形態の効果>
以上、本実施の形態によれば、第1超音波発生体110と第2超音波発生体120の双方から発生した超音波によって、被洗浄物の広い範囲に洗浄作用を及ぼすことができるので、被洗浄物を素早く洗浄することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、第1超音波発生体110から相対的に低い周波数の超音波を発生させ、第2超音波発生体120から相対的に高い周波数を発生させることができる。即ち、互いに形態の異なる汚れである大きな汚れと細かな汚れに対し、それぞれの除去に適する周波数の超音波を作用させることが可能となるので、被洗浄物の洗浄効果を高めることができる。
さらに、本実施の形態によれば、貯水槽300に設けられた仕切壁301により、互いに周波数の異なる第1超音波発生体110による超音波振動と第2超音波発生体120による超音波振動とが貯水槽300内の水を介して干渉し合うことが防止され、干渉によって洗浄力の低下が引き起こされることが防止される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
<変更例1>
図10は、変更例1に係る、超音波発生ユニット500の斜視図である。図11(a)は、変更例1に係る、2つの超音波発生体510の位置で切断した超音波発生ユニット500の正面断面図であり、図11(b)は、変更例1に係る、超音波発生体510の斜視図である。
上記実施の形態の超音波洗浄装置50において、超音波発生ユニット100に替えて、本変更例の超音波発生ユニット500を採用することができる。
超音波発生ユニット500は、超音波を発生させる2つの超音波発生体510と、これら超音波発生体510を収容するハウジング520とを含む。以下、2つの超音波発生体510を区別する場合に、左側の超音波発生体510を第1超音波発生体510aと称し、右側の超音波発生体510を第2超音波発生体510bと称する。第1超音波発生体510aおよび第2超音波発生体510bは、それぞれ、本発明の第1の超音波発生体および第2の超音波発生体に相当する。
超音波発生体510は、超音波振動子511と、超音波振動子511に結合される振動ホーン512とを含む。振動ホーン512は、導電性を有する金属材料で形成され、先端側に向かうにつれて徐々に細くなる形状を有する。振動ホーン512の先端面512aの形状は、細長い長方形状となる。振動ホーン512の上端部には、ほぼ四角形状のフランジ部513が形成される。超音波振動子511の上端部には、連結孔514aを有する連結タブ514が形成される。
本変更例の超音波発生体510は、上記実施の形態の第1超音波発生体110と同様な周波数の超音波を発生させるものであってもよいし、上記実施の形態の第2超音波発生体120と同様な周波数の超音波を発生させるものであってもよいし、これらとは異なる周波数の超音波を発生させるものであってもよい。
ハウジング520は、樹脂材料により形成され、前後方向に長いほぼ直方体の箱形状を有する。ハウジング520の前部の下面には、開口部521が形成される。ハウジング520は、上面が開放された下部材530と、下面が開放された上部材540とを結合することにより形成される。
ハウジング520の内部において、開口部521から上方に延びるほぼ四角筒状の第1設置部531および第2設置部532が、左右に並ぶようにして下部材530に設けられる。第1設置部531の内部には、第1支持バネ551が配置され、第2設置部532の内部には、第2支持バネ552が配置される。第1支持バネ551は、第1設置部531に設けられた第1受け部531aによって受けられ、第2支持バネ552は、第2設置部532に設けられた第2受け部532aによって受けられる。
第1超音波発生体510aが第1設置部531の上に設置される。このとき、第1超音波発生体510aは、第1支持バネ551によって、第1設置部531の上端部から所定量だけ浮いた状態となるように支持される。同様に、第2超音波発生体510bが第2設置部532の上に設置される。このとき、第2超音波発生体510bは、第2支持バネ552によって、第2設置部532の上端部から所定量だけ浮いた状態となるように支持される。
第1超音波発生体510aの振動ホーン512は第1設置部531の内部に収容された状態となり、振動ホーン512の先端部が開口部521から僅かに露出する。同様に、第2超音波発生体510bの振動ホーン512は第2設置部532の内部に収容された状態となり、振動ホーン512の先端部が開口部521から僅かに露出する。2つの振動ホーン512の露出量は同じとなる。
第1設置部531および第2設置部532にそれぞれ設置された第1超音波発生体510aおよび第2超音波発生体510bは、連結機構部560によって連結される。連結機構部560は、左右方向に延びる細長い板状の連結レバー561と、連結レバー561の中央を支持する支持部562とを含む。連結レバー561の両端部には、前方に突出する連結軸563が形成されており、この連結軸563に連結孔514aが挿入されることにより、第1超音波発生体510aの連結タブ514が連結レバー561の左側の端部に回転可能に連結され、第2超音波発生体510bの連結タブ514が連結レバー561の右側の端部に回転可能に連結される。支持部562には前方に突出する支軸564が設けられ、この支軸564が連結レバー561の中央に形成された軸孔565に挿入される。これにより、連結レバー561が支軸564を中心に上下方向に揺動可能となる。
第1超音波発生体510aおよび第2超音波発生体510bは、ハウジング520内において上下方向に移動可能であり、これら超音波発生体510a、510bが連結機構部560で連結されることにより、第1超音波発生体510aが上昇すると第2超音波発生体510bが第2支持バネ552の弾性力に抗して下降し、第2超音波発生体510bが上昇すると第1超音波発生体510aが第1支持バネ551の弾性力に抗して下降する。
ハウジング520の上部材540には、第1超音波発生体510aの上方に第1検出スイッチ571が配置され、第2超音波発生体510bの上方に第2検出スイッチ572が配置される。第1検出スイッチ571および第2検出スイッチ572は、たとえば、マイクロスイッチからなる。第1検出スイッチ571および第2検出スイッチ572は、それぞれ、本発明の第1の検出部および第2の検出部に相当する。第1超音波発生体510aが所定量だけ上昇すると、第1検出スイッチ571がオンし、第2超音波発生体510bが所定量だけ上昇すると、第2検出スイッチ572がオンする。
ハウジング520の天面には、上記実施の形態のハウジング130と同様に、2つの振動ホーン512の先端面512aの位置を示す目印部522が形成される。また、ハウジング520の天面には、上記実施の形態のハウジング130と同様に、円形の表示窓523が形成され、LED等からなる報知ランプ580が、表示窓523から外部に臨む。
ハウジング520の後端部には、下部材530側の左右に、取付ボス533が形成される。超音波発生ユニット500が設置台200に設置されたときに、取付ボス533が前フレーム16の取付部18に固定ネジ161で固定される。
なお、本変更例の超音波発生ユニット500では、2つの同じ超音波発生体510が設けられており、発生する超音波の周波数が同じである。よって、本変更例では、貯水槽300に仕切壁301が設けられなくてよい。
図12は、変更例1に係る、全自動洗濯機1の構成を示すブロック図である。
本変更例では、操作部80に、上記実施の形態の同時洗浄ボタン84、低周波洗浄ボタン85、高周波洗浄ボタン86および停止ボタン87に替えて、洗浄ボタン88が設けられる。洗浄ボタン88は、部分洗浄運転を開始および停止させるためのボタンである。
また、本変更例では、第1検出スイッチ571がオンまたはオフすると、それぞれ、オン信号またはオフ信号が制御部71に出力され、第2検出スイッチ572がオンまたはオフすると、それぞれ、オン信号またはオフ信号が制御部71に出力される。
さらに、本変更例では、振動子駆動部77が、制御部71から出力された制御信号に従って、各超音波発生体510の超音波振動子511を駆動する。また、ランプ駆動部78は、制御部71から出力された制御信号に従って、報知ランプ580を駆動する。
図13は、変更例1に係る、部分洗浄運転の制御動作を示すフローチャートである。図14(a)は、変更例1に係る、2つの超音波発生体510が作動する前の超音波発生ユニット500と被洗浄物の状態を示す図であり、図14(b)は、2つの超音波発生体510が作動しているときの超音波発生ユニット500と被洗浄物の状態を示す図である。
図13を参照し、制御部71は、洗浄ボタン88が押されたか否かを監視する(S201)。ユーザは、被洗浄物の汚れの付着部分を貯水槽300と2つの超音波発生体510の振動ホーン512との間にセットし、洗浄ボタン88を押す。
洗浄ボタン88が押されると(S201:YES)、制御部71は、第2バルブ63を開放させる(S202)。これにより、貯水槽300内に給水口304から水が流れ込む。貯水槽300内から水が溢れ出すまで貯水槽300内一杯に水が溜められると、被洗浄物が溜められた水で浸され、被洗浄物の内部に浸透した水が表面に浸み出す。被洗浄物の表面には薄い水の層が形成され、この水の層に2つの振動ホーン512が接触する状態となる。
次に、制御部71は、第1検出スイッチ571または第2検出スイッチ572の何れかがオンしたか否かを監視する(S203)。
図14(a)に示すように、2つの超音波発生体510が同じ高さ位置にあるとき、第1検出スイッチ571および第2検出スイッチ572はオフした状態にある。ユーザは、被洗浄物が水で浸され、表面に水が浸み出したことを確認すると、被洗浄物の汚れ部分を積極的に洗浄しようとするために、この汚れ部分をやや持ち上げて一方の超音波発生体510の振動ホーン512に押し付けるような動作を行う。図14(b)に示すように、たとえば、第2超音波発生体510bの振動ホーン512に被洗浄物が押し付けられると、第2超音波発生体510bが上昇し、第2検出スイッチ572がオンする。
第1検出スイッチ571または第2検出スイッチ572がオンすると(S203:YES)、制御部71は、双方の超音波振動子511に通電を行って双方の超音波発生体510を作動させるとともに、報知ランプ580を点灯させる(S204)。
図14(b)に示すように、たとえば、第2超音波発生体510bが上昇すると、第1超音波発生体510aが下降するため、第1超音波発生体510a側の被洗浄物の部分が第1超音波発生体510aの振動ホーン512に接触して下方に押し付けられる。
図9(a)ないし(c)で説明した通り、双方の超音波発生体510から発生した超音波によって、被洗浄物に洗浄作用が及ぼされ、被洗浄物から汚れが除去される。このとき、図14(b)のように、被洗浄物の第2超音波発生体510b側の部分が、持ち上げられることによって貯水槽300の水面から離れても、被洗浄物の第1超音波発生体510a側の部分は、第1超音波発生体510aによって押し下げられるので、水面との接触状態を維持する。これにより、第1超音波発生体510a側で被洗浄物の表面側に浸み出した水が第2超音波発生体510b側に伝わっていくため、被洗浄物の第2超音波発生体510b側が保水状態を維持できる。よって、水分の不足によって第2超音波発生体510b側で被洗浄物の洗浄性能が低下してしまうことが防止される。
超音波発生体510の作動中、制御部71は、第1検出スイッチ571および第2検出スイッチ572の双方がオフの状態になったか否かを監視する(S205)。ユーザが、一方の超音波発生体510の振動ホーン512に被洗浄物を押し付けるような動作を止め、双方の超音波発生体510が同じ高さ位置に戻ると、第1検出スイッチ571および第2検出スイッチ572の双方がオフの状態となる(S205:YES)。こうなると、制御部71は、双方の超音波発生体510の動作を停止させるとともに、報知ランプ580を消灯させる(S206)。
ユーザが、被洗浄物の洗浄を完了して洗浄ボタン88を押すまで、S203ないしS206の処理による動作が繰り返され、第1検出スイッチ571または第2検出スイッチ572がオンしている間、双方の超音波発生体510が動作する。
洗浄ボタン88が押されると(S207:YES)、制御部71は、第2バルブ63を閉鎖させ、貯水槽300への給水を終了させる(S208)。こうして、部分洗浄運転が終了する。
以上、本変更例の構成によれば、双方の超音波発生体510の動作による洗浄中に被洗浄物が安定した保水状態を維持できるので、水分不足による被洗浄物の洗浄性能の低下が防止される。
また、本変更例の構成によれば、ユーザが、被洗浄物を持ち上げて超音波発生体510に押し付ける動作、即ち、被洗浄物に対して積極的な洗浄のための動作を行ったときに、自動的に超音波発生体510を作動させることができ、ユーザの使い勝手が良くなる。
<その他の変更例>
上記実施の形態では、超音波発生ユニット100に、互いに周波数の異なる超音波を発生させる第1超音波発生体110および第2超音波発生体120が備えられた。しかしながら、超音波発生ユニット100に、発生する超音波の周波数が同じ2つ超音波発生体が備えられてもよい。この場合、貯水槽300に仕切壁301が設けられなくてよい。
また、上記変更例1では、超音波発生ユニット500に、発生する超音波の周波数が同じである2つ超音波発生体510が備えられた。しかしなら、超音波発生ユニット500に、互いに周波数の異なる超音波を発生させる2つの超音波発生体が備えられてもよい。この場合、貯水槽300に仕切壁301が設けられるとよい。
さらに、上記実施の形態では、第1超音波発生体110のみを動作させる低周波洗浄ボタン85および第2超音波発生体120のみを動作させる高周波洗浄ボタン86が設けられた。しかしながら、このような低周波洗浄ボタン85および高周波洗浄ボタン86が設けられず、常に、第1超音波発生体110および第2超音波発生体120が動作するようになされてもよい。
さらに、上記変更例1では、第1検出スイッチ571および第2検出スイッチ572の検出結果に基づいて超音波発生体510を作動させるようにした。しかしながら、第1検出スイッチ571および第2検出スイッチ572が設けられず、超音波発生体510を作動させるためにユーザに操作される操作ボタンが設けられてもよい。
さらに、上記実施の形態では、貯水槽300が仕切壁301によって完全に仕切られておらず、第1領域302と第2領域303とが後部において繋がっている。しかしながら、貯水槽300が仕切壁301により完全に仕切られ、第1領域302と第2領域303とが繋がらない構成が採られてもよい。この場合、第1領域302と第2領域303のそれぞれに給水口304が形成される。
さらに、上記実施の形態では、超音波洗浄装置50が全自動洗濯機1に備えられた。しかしながら、超音波洗浄装置50が、全自動洗濯機1以外の洗濯機、たとえば、ドラム式洗濯機に備えられてもよい。また、超音波洗浄装置50が、たとえば、乾燥機能を有する全自動洗濯乾燥機やドラム式洗濯乾燥機に備えられてもよい。ドラム式洗濯機およびドラム式洗濯乾燥機では、外槽と、外槽内に配置されるドラムとによって洗濯槽が構成される。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
1 全自動洗濯機(洗濯機)
20 外槽(洗濯槽)
22 洗濯脱水槽(洗濯槽)
50 超音波洗浄装置
71 制御部
100 超音波発生ユニット
110 第1超音波発生体(第1の超音波発生体)
120 第2超音波発生体(第2の超音波発生体)
130 ハウジング
300 貯水槽
301 仕切壁(仕切部)
302 第1領域(第1の領域)
303 第2領域(第2の領域)
500 超音波発生ユニット
510a 第1超音波発生体(第1の超音波発生体)
510b 第2超音波発生体(第2の超音波発生体)
520 ハウジング
560 連結機構部
571 第1検出スイッチ(第1の検出部)
572 第2検出スイッチ(第2の検出部)

Claims (5)

  1. 超音波を発生させる第1の超音波発生体および第2の超音波発生体と、
    これら第1の超音波発生体および第2の超音波発生体が、それらの先端が露出するように並んで収容されるハウジングと、
    水が溜められ、溜められた水に、前記ハウジングから露出した前記第1の超音波発生体および前記第2の超音波発生体の先端に接触する被洗浄物が浸される貯水槽と、を備え、
    前記第1の超音波発生体は、第1振動ホーンを含み、
    前記第2の超音波発生体は、前記第1振動ホーンよりも短い第2振動ホーンを含み、
    前記第1振動ホーンと前記第2振動ホーンの長さの違いにより前記第1の超音波発生体が発生させる超音波と前記第2の超音波発生体が発生させる超音波の周波数の高さを異ならせ、
    前記ハウジングには、第1の超音波発生体が設置される第1設置部と第2の超音波発生体が設置される第2設置部とが設けられ、
    前記第1振動ホーンと前記第2振動ホーンの前記ハウジングからの露出量が同じになるように前記第1設置部と前記第2設置部の位置が設定されている、
    ことを特徴とする超音波洗浄装置。
  2. 請求項に記載の超音波洗浄装置において、
    前記貯水槽内において前記第1の超音波発生体に対応する第1の領域と前記第2の超音波発生体に対応する第2の領域との間を仕切る仕切部を、さらに備える、
    ことを特徴とする超音波洗浄装置。
  3. 超音波を発生させる第1の超音波発生体および第2の超音波発生体と、
    これら第1の超音波発生体および第2の超音波発生体が、それらの先端が露出するように並んで収容されるハウジングと、
    水が溜められ、溜められた水に、前記ハウジングから露出した前記第1の超音波発生体および前記第2の超音波発生体の先端に接触する被洗浄物が浸される貯水槽と、を備え、
    前記第1の超音波発生体および前記第2の超音波発生体は、上下方向に移動可能に前記ハウジング内に収容され、
    前記第1の超音波発生体および前記第2の超音波発生体のうちの一方の超音波発生体が上昇したときに他方の超音波発生体が下降するように、前記第1の超音波発生体と前記第2の超音波発生体とを連結する連結機構部を、さらに備える、
    ことを特徴とする超音波洗浄装置。
  4. 請求項に記載の超音波洗浄装置において、
    前記第1の超音波発生体が上昇したことを検出する第1の検出部と、
    前記第2の超音波発生体が上昇したことを検出する第2の検出部と、
    前記第1の検出部および前記第2の検出部の検出結果に基づいて前記第1の超音波発生体および前記第2の超音波発生体の動作を制御する制御部と、をさらに備える、
    ことを特徴とする超音波洗浄装置。
  5. 洗濯物を収容して洗濯するための洗濯槽と、
    請求項1ないしの何れか一項に記載の超音波洗浄装置と、
    を備えることを特徴とする洗濯機。
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