JPH0344836B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0344836B2
JPH0344836B2 JP15010786A JP15010786A JPH0344836B2 JP H0344836 B2 JPH0344836 B2 JP H0344836B2 JP 15010786 A JP15010786 A JP 15010786A JP 15010786 A JP15010786 A JP 15010786A JP H0344836 B2 JPH0344836 B2 JP H0344836B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
cleaning
substrate
mounting holes
mounting
Prior art date
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Expired
Application number
JP15010786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS637889A (ja
Inventor
Koichi Toizumi
Susumu Takenaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sansha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP15010786A priority Critical patent/JPS637889A/ja
Publication of JPS637889A publication Critical patent/JPS637889A/ja
Publication of JPH0344836B2 publication Critical patent/JPH0344836B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、洗浄槽の洗浄液に浸漬された被洗
浄物を、複数個の振動素子からなる超音波振動子
により洗浄するようにした超音波洗浄機に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、産業用として被洗浄物を超音波を用いて
洗浄する超音波洗浄機は、第3図に示すように構
成されている。
同図において、1は洗浄槽、2は洗浄槽1に収
容された有機溶剤、酸、アルカリなどの洗浄液、
3は洗浄槽1の底部に設けられた投込式超音波振
動子、4は上面が開口した振動子3のケース、5
はケース4の開口を閉塞した振動板、6は振動板
5の下面に半田付け、接着剤、ボルト等で固着さ
れた複数個の磁歪形または電歪形の振動素子であ
り、各振動素子6は振動板5に幾何学的に平均し
て配置されている。
そして、各振動素子6に20〜100KHzの交流電
力を供給すると、各振動素子6が振動し、振動板
5を介して洗浄液2中に超音波が照射され、洗浄
液2に浸漬された被洗浄物が洗浄される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の超音波洗浄機は、幾何学的に
平均して配置された各振動素子6の振動が、1枚
の振動板5を介して洗浄液2中に超音波を照射す
るため、振動板5の振動は、中央部が強く、周縁
部が弱い指向性を有する。
したがつて、洗浄液2中に照射された超音波に
よる洗浄効果は、第3図の破線を示すように、中
央部が強く、周縁部が弱くなる。
そのため、被洗浄物が大きい場合や、被洗浄物
が小さくても多量にあつて全体としてかさが大き
い場合は、被洗浄物に洗浄むらが生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、前記の点に留意してなされたもの
であり、上面が洗浄槽の洗浄液に接触する基板
と、前記基板に透設された複数個の取付孔と、前
記各取付孔の径よりそれぞれ大なる径を有し前記
取付孔を閉塞した複数個の振動板と、前記各振動
板の下面にそれぞれ固着された複数個の振動素子
と、前記各振動板の下面に前記振動素子の外側に
延設され外側に螺溝が形成されそれぞれ前記各取
付孔に上方より挿入された円筒状の取付体と、前
記各取付体の螺溝にそれぞれ螺合し前記取付体を
介して前記振動板を前記基板に圧着したナツトと
を備えた超音波洗浄機である。
〔作用〕
したがつて、この発明によると、基板の各取付
孔を閉塞した各振動板にそれぞれ振動素子が固着
されているため、各振動素子の振動は、それぞれ
の振動板を介して洗浄液中に超音波を照射し、全
体としての超音波に指向性がなくなり、被洗浄物
の洗浄効果にむらが生じない。
〔実施例〕
つぎに、この発明を、その1実施例を示した第
1図および第2図とともに、詳細に説明する。
それらの図面において、第3図と同一記号は同
一のものを示し、6は洗浄槽1の底部に設けられ
た投込式超音波振動子、7は上面が開口した振動
子6のケース、8はケース7の開口を閉塞した基
板、9は基板8に透設された複数個の取付孔であ
り、各取付孔9は基板8に幾何学的に平均した位
置に形成されている。
10はそれぞれ各取付孔9の径より大きい径を
有する振動板であり、硬質塩化ビニール、FRP、
セラミツク、ガラス、金属など、洗浄液2に最適
な材質で構成されている。
11は振動板10の下面の中央部に固着された
電歪形の振動素子、12は振動板10の下面に形
成された螺棒であり、振動素子11の上面に形成
された螺溝13が螺棒12に螺合し、振動素子1
1が振動板10に固着されている。なお、振動素
子11の振動板10への固着は、接着剤あるいは
半田付けで固着してもよい。
14は振動板10の下面に振動素子11の外周
に形成された円筒状の取付体、15は取付体14
の外周に形成された螺溝であり、取付体14が取
付孔9に上方より挿入される。
16は振動板10の周縁部の下面と取付孔9の
外側の基板8の上面との間に介在されたOリン
グ、17は取付体14の螺溝15に螺合した締付
ナツトであり、ナツト17の締付けにより振動板
10がOリング16を介して基板8に密着し、基
板8の下側と上側との気密が保たれる。
そして、各振動素子11に20〜100Hzの交流電
力を供給すると、各振動素子11が振動し、それ
ぞれの振動板10から超音波が洗浄液2中へ照射
される。
したがつて、洗浄液2中に照射された超音波に
よる洗浄効果は、第1図の破線に示すように、全
体に均一となり、被洗浄物に洗浄むらが生じな
い。
なお、振動素子11は電歪形のほか、磁歪形で
あつてもよい。
また、Oリング16は基板8の下面とナツト1
7の上面との間に設けてシールしてもよい。
さらに、各振動素子11をケース6の基板8に
取付けるほか、洗浄槽1の底板を前記基板8とし
て用いてもよい。すなわち、洗浄槽1の底板に前
記各取付孔9を透設し、振動板10、振動素子1
1等を底板に取付けてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によると、基板の各取
付孔に取付けられた各振動板にそれぞれ振動素子
が固着されているため、各振動素子の振動がそれ
ぞれの振動板を介して洗浄液中に超音波を均一に
照射し、被洗浄物の洗浄効果にむらを生じなく、
良好な洗浄を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の超音波洗浄機
の1実施例を示し、第1図は切断正面図、第2図
は一部の拡大切断正面図、第3図は従来の超音波
洗浄機の切断正面図である。 1……洗浄槽、2……洗浄液、8……基板、9
……取付孔、10……振動板、11……振動素
子、14……取付体、15……螺溝、17……ナ
ツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上面が洗浄槽の洗浄液に接続する基板と、前
    記基板に透設された複数個の取付孔と、前記各取
    付孔の径よりそれぞれ大なる径を有し前記取付孔
    を閉塞した複数個の振動板と、前記各振動板の下
    面にそれぞれ固着された複数個の振動素子と、前
    記各振動板の下面に前記振動素子の外側に延設さ
    れ外側に螺溝が形成されそれぞれ前記各取付孔に
    上方より挿入された円筒状の取付体と、前記各取
    付体の螺溝にそれぞれ螺合し前記取付体を介して
    前記振動板を前記基板に圧着したナツトとを備え
    た超音波洗浄機。
JP15010786A 1986-06-26 1986-06-26 超音波洗浄機 Granted JPS637889A (ja)

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JP15010786A JPS637889A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 超音波洗浄機

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JP15010786A JPS637889A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 超音波洗浄機

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Publication Number Publication Date
JPS637889A JPS637889A (ja) 1988-01-13
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JP15010786A Granted JPS637889A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 超音波洗浄機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06104224B2 (ja) * 1989-11-14 1994-12-21 株式会社プレテック バー型洗浄ノズル及び洗浄装置
JP6163696B1 (ja) * 2016-05-31 2017-07-19 本多電子株式会社 超音波液体処理装置

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JPS637889A (ja) 1988-01-13

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