JPH10180204A - 超音波洗浄装置及び駆動方法 - Google Patents
超音波洗浄装置及び駆動方法Info
- Publication number
- JPH10180204A JPH10180204A JP34370096A JP34370096A JPH10180204A JP H10180204 A JPH10180204 A JP H10180204A JP 34370096 A JP34370096 A JP 34370096A JP 34370096 A JP34370096 A JP 34370096A JP H10180204 A JPH10180204 A JP H10180204A
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- JP
- Japan
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- ultrasonic
- vibrator
- vibration
- diaphragm
- ultrasonic oscillator
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- Pending
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動板から発生させる超音波の音圧を効率良
く上げることができる超音波洗浄装置を提供すること。 【解決手段】 洗浄液に超音波振動を付与して被洗浄物
を洗浄するための超音波洗浄装置において、洗浄液が供
給される装置本体11と、この装置本体に設けられた振
動板に取り付けられた振動子21と、この振動子と電気
的に接続されこの振動子を駆動して超音波振動させる超
音波発振器31と、この超音波発振器と上記振動子との
間に設けられ、この振動子と上記超音波発振器とのイン
ピ−ダンスマッチング回路33とを具備し、上記超音波
発振器31の発振周波数は上記振動子の共振点と反共振
点との間に存在するスプリアス振動周波数であることを
特徴とする。
く上げることができる超音波洗浄装置を提供すること。 【解決手段】 洗浄液に超音波振動を付与して被洗浄物
を洗浄するための超音波洗浄装置において、洗浄液が供
給される装置本体11と、この装置本体に設けられた振
動板に取り付けられた振動子21と、この振動子と電気
的に接続されこの振動子を駆動して超音波振動させる超
音波発振器31と、この超音波発振器と上記振動子との
間に設けられ、この振動子と上記超音波発振器とのイン
ピ−ダンスマッチング回路33とを具備し、上記超音波
発振器31の発振周波数は上記振動子の共振点と反共振
点との間に存在するスプリアス振動周波数であることを
特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、被洗浄物を洗浄す
る洗浄液に超音波振動を付与するために用いられる超音
波洗浄装置及びその駆動方法に関する。
る洗浄液に超音波振動を付与するために用いられる超音
波洗浄装置及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば液晶製造装置や半導体製造装置
においては、液晶用ガラス基板や半導体ウエハなどの被
洗浄物を高い清浄度で洗浄することが要求される工程が
ある。上記被洗浄物を洗浄する方式としては、洗浄液中
に複数枚の被洗浄物を浸漬するデイップ方式や被洗浄物
に向けて洗浄液を噴射して一枚づつ洗浄する枚葉方式が
あり、最近では高い清浄度が得られるとともに、コスト
的に有利な枚葉方式が採用されることが多くなってきて
いる。
においては、液晶用ガラス基板や半導体ウエハなどの被
洗浄物を高い清浄度で洗浄することが要求される工程が
ある。上記被洗浄物を洗浄する方式としては、洗浄液中
に複数枚の被洗浄物を浸漬するデイップ方式や被洗浄物
に向けて洗浄液を噴射して一枚づつ洗浄する枚葉方式が
あり、最近では高い清浄度が得られるとともに、コスト
的に有利な枚葉方式が採用されることが多くなってきて
いる。
【0003】枚葉方式の1つとして被洗浄物に噴射され
る洗浄液に超音波振動を付与し、その振動作用によって
上記被洗浄物から微粒子を効率よく除去するようにした
洗浄方式が実用化されている。
る洗浄液に超音波振動を付与し、その振動作用によって
上記被洗浄物から微粒子を効率よく除去するようにした
洗浄方式が実用化されている。
【0004】洗浄液に付与する振動は、従来は20〜50k
Hz程度の超音波であったが、最近では600 〜2000kH
z程度の極超音波帯域の音波を付与する超音波洗浄装置
が開発されている。
Hz程度の超音波であったが、最近では600 〜2000kH
z程度の極超音波帯域の音波を付与する超音波洗浄装置
が開発されている。
【0005】ところで、上記超音波洗浄装置は装置本体
を有し、この装置本体には振動子が取り付けられた振動
板が設けられている。上記振動子には超音波発振器が接
続される。この超音波発振器は所定の周波数の電力を出
力し、その電力を上記振動子に印加する。それによっ
て、上記振動子が超音波振動するから、その超音波振動
に上記振動板が連動し、この振動板によって洗浄液に超
音波振動が付与されるようになっている。
を有し、この装置本体には振動子が取り付けられた振動
板が設けられている。上記振動子には超音波発振器が接
続される。この超音波発振器は所定の周波数の電力を出
力し、その電力を上記振動子に印加する。それによっ
て、上記振動子が超音波振動するから、その超音波振動
に上記振動板が連動し、この振動板によって洗浄液に超
音波振動が付与されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように超音波発振
器から振動板に所定の周波数の電力を供給して超音波振
動させて、超音波を発生させるようにしている。このよ
うに超音波を発生させる場合、図3に示すように超音波
を発生させる振動板の共振点および反共振点や、共振点
と反共振点との中間の周波数で振動板を駆動していた。
器から振動板に所定の周波数の電力を供給して超音波振
動させて、超音波を発生させるようにしている。このよ
うに超音波を発生させる場合、図3に示すように超音波
を発生させる振動板の共振点および反共振点や、共振点
と反共振点との中間の周波数で振動板を駆動していた。
【0007】しかし、振動板の共振点および共振点と反
共振点との中間の周波数で駆動すると、振動板が早期に
破損してしまうという問題があった。また、振動板を反
共振点で駆動すると、図3に示すように振動板に流入す
る電流値は少なくなるが、音圧が著しく悪くなってしま
った。
共振点との中間の周波数で駆動すると、振動板が早期に
破損してしまうという問題があった。また、振動板を反
共振点で駆動すると、図3に示すように振動板に流入す
る電流値は少なくなるが、音圧が著しく悪くなってしま
った。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、振動板に流入させる電流を著しく大き
くすることなく、振動板から発生させる超音波の音圧を
効率良く上げることができる超音波洗浄装置及びその駆
動方法を提供することにある。
で、その目的は、振動板に流入させる電流を著しく大き
くすることなく、振動板から発生させる超音波の音圧を
効率良く上げることができる超音波洗浄装置及びその駆
動方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる超音波
洗浄装置は、洗浄液に超音波振動を付与して被洗浄物を
洗浄するための超音波洗浄装置において、洗浄液が供給
される装置本体と、この装置本体に設けられた振動板に
取り付けられた振動子と、この振動子と電気的に接続さ
れこの振動子を駆動して超音波振動させる超音波発振器
と、この超音波発振器と上記振動子との間に設けられ、
この振動子と上記超音波発振器とのインピ−ダンスマッ
チング回路とを具備し、上記超音波発振器の発振周波数
は上記振動子の共振点と反共振点との間に存在するスプ
リアス振動周波数であることを特徴とする。請求項2に
係わる超音波振動子の駆動方法は、超音波振動子をスプ
リアス振動数で駆動することを特徴とする。
洗浄装置は、洗浄液に超音波振動を付与して被洗浄物を
洗浄するための超音波洗浄装置において、洗浄液が供給
される装置本体と、この装置本体に設けられた振動板に
取り付けられた振動子と、この振動子と電気的に接続さ
れこの振動子を駆動して超音波振動させる超音波発振器
と、この超音波発振器と上記振動子との間に設けられ、
この振動子と上記超音波発振器とのインピ−ダンスマッ
チング回路とを具備し、上記超音波発振器の発振周波数
は上記振動子の共振点と反共振点との間に存在するスプ
リアス振動周波数であることを特徴とする。請求項2に
係わる超音波振動子の駆動方法は、超音波振動子をスプ
リアス振動数で駆動することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施の形態について説明する。図1に示すこの発明の超音
波洗浄装置は装置本体11を有する。この装置本体11
は上面が開放した凹部12が長手方向に沿って形成され
た上部材13と、この上部材13の下面に第1のシ−ル
材14を介して液密に接合固定された下部材15とによ
って細長い角柱状に形成されている。
施の形態について説明する。図1に示すこの発明の超音
波洗浄装置は装置本体11を有する。この装置本体11
は上面が開放した凹部12が長手方向に沿って形成され
た上部材13と、この上部材13の下面に第1のシ−ル
材14を介して液密に接合固定された下部材15とによ
って細長い角柱状に形成されている。
【0011】上記上部材13の下部壁の幅方向中央部分
には長手方向に沿って嵌合孔16が穿設され、上記下部
材15の上面の幅方向中央部分には上記嵌合孔16に嵌
合する凸部17が形成されている。
には長手方向に沿って嵌合孔16が穿設され、上記下部
材15の上面の幅方向中央部分には上記嵌合孔16に嵌
合する凸部17が形成されている。
【0012】上記下部材15の凸部17が形成された幅
方向中央部分には、一端を上面に開口させ、他端を下面
に開口させた空間部18が長手方向に沿って形成されて
いる。この空間部18の断面形状は、一端(上端)から
他端(下端)にゆくにつれて幅寸法が小さくなるテ−パ
状をなしていて、その下端開口は狭幅なノズル口19と
なっている。
方向中央部分には、一端を上面に開口させ、他端を下面
に開口させた空間部18が長手方向に沿って形成されて
いる。この空間部18の断面形状は、一端(上端)から
他端(下端)にゆくにつれて幅寸法が小さくなるテ−パ
状をなしていて、その下端開口は狭幅なノズル口19と
なっている。
【0013】上記空間部18の開口した上端はタンタ
ル、チタンあるいはそれらの合金などによって矩形板状
に形成された振動板21によって液密に閉塞されてい
る。つまり、この振動板21は、その下面周辺部が所定
の厚さを有する枠状の第2のシ−ル材22を介して上記
上部材13の凹部12の内底面に接合されている。
ル、チタンあるいはそれらの合金などによって矩形板状
に形成された振動板21によって液密に閉塞されてい
る。つまり、この振動板21は、その下面周辺部が所定
の厚さを有する枠状の第2のシ−ル材22を介して上記
上部材13の凹部12の内底面に接合されている。
【0014】上記振動板21の上面には同じく枠状の押
え板23が接合され、上記上部材13にねじ20によっ
て固定されている。それによって、上記空間部18の上
端開口は液密に閉塞されている。
え板23が接合され、上記上部材13にねじ20によっ
て固定されている。それによって、上記空間部18の上
端開口は液密に閉塞されている。
【0015】上記振動板21の上面の幅方向中央部分、
つまり上記空間部18と対応する部位には振動子24が
上記振動板21の長手方向に沿って取着されている。上
記振動板21の上方には給電板25が上記押え板23に
保持部材26を介して取り付けられている。この給電板
25には上記振動子24と弾性的に接触した板ばね状の
接触子27が設けられている。
つまり上記空間部18と対応する部位には振動子24が
上記振動板21の長手方向に沿って取着されている。上
記振動板21の上方には給電板25が上記押え板23に
保持部材26を介して取り付けられている。この給電板
25には上記振動子24と弾性的に接触した板ばね状の
接触子27が設けられている。
【0016】上記給電板25にはコイル28が一端(下
端)を電気的に接続して設けられている。このコイル2
8の他端(上端側)には電極29がスライド自在かつ任
意のスライド位置で固定可能に設けられている。
端)を電気的に接続して設けられている。このコイル2
8の他端(上端側)には電極29がスライド自在かつ任
意のスライド位置で固定可能に設けられている。
【0017】上記振動子24の他方の電極は振動板21
を介して押え板23に導通し、この押え板23には上記
同軸ケ−ブル30の第2のケ−ブル30bの一端が接続
されている。これらケ−ブル30a、30bの他端は上
記振動子24を駆動して超音波振動させる超音波発振器
31に接続されている。また、装置本体11には、第1
のケ−ブル30aと第2のケ−ブル30bとの間に接続
された可変コンデサン32が設けられ、図2に示すよう
に上記振動子24を超音波振動させるためのマッチング
回路33を形成している。つまり、マッチング回路33
と超音波発振器31とは同軸ケ−ブル30によって接続
されている。
を介して押え板23に導通し、この押え板23には上記
同軸ケ−ブル30の第2のケ−ブル30bの一端が接続
されている。これらケ−ブル30a、30bの他端は上
記振動子24を駆動して超音波振動させる超音波発振器
31に接続されている。また、装置本体11には、第1
のケ−ブル30aと第2のケ−ブル30bとの間に接続
された可変コンデサン32が設けられ、図2に示すよう
に上記振動子24を超音波振動させるためのマッチング
回路33を形成している。つまり、マッチング回路33
と超音波発振器31とは同軸ケ−ブル30によって接続
されている。
【0018】したがって、上記電極29をスライドさせ
て上記マッチング回路33におけるコイル28のインダ
クタンスを調整したり、可変コンデンサ32のリアクタ
ンスを調整することで、超音波発振器31と振動子24
とのインピ−ダンスマッチングをとることができるよう
になっている。
て上記マッチング回路33におけるコイル28のインダ
クタンスを調整したり、可変コンデンサ32のリアクタ
ンスを調整することで、超音波発振器31と振動子24
とのインピ−ダンスマッチングをとることができるよう
になっている。
【0019】上記装置本体11の下部材15には、上記
空間部18の幅方向両側に位置する一対の供給路34が
長手方向に貫通して形成されている。この供給路34の
両端には図示しない供給源が同じく図示しないチュ−ブ
を介して接続され、純水や薬液などの洗浄液を供給する
ようになっている。
空間部18の幅方向両側に位置する一対の供給路34が
長手方向に貫通して形成されている。この供給路34の
両端には図示しない供給源が同じく図示しないチュ−ブ
を介して接続され、純水や薬液などの洗浄液を供給する
ようになっている。
【0020】一対の供給路34にはそれぞれ複数の噴出
路35(1つだけ図示)が一端を連通させて設けられて
いる。つまり、噴出路35は上記装置本体11の上部材
13と下部材15との接合する部分に形成されていて、
他端を上記上部材13の凹部12の内底面の上記振動板
21によって覆われた部分、つまり上記空間部18の上
端側に連通するよう開口させている。上記噴出路35は
上記空間部18の幅方向一側と他側において、装置本体
1の長手方向に沿って所定間隔で複数形成されている。
路35(1つだけ図示)が一端を連通させて設けられて
いる。つまり、噴出路35は上記装置本体11の上部材
13と下部材15との接合する部分に形成されていて、
他端を上記上部材13の凹部12の内底面の上記振動板
21によって覆われた部分、つまり上記空間部18の上
端側に連通するよう開口させている。上記噴出路35は
上記空間部18の幅方向一側と他側において、装置本体
1の長手方向に沿って所定間隔で複数形成されている。
【0021】上記超音波発振器31は図2に示すように
周波数シセサイザ41を有する。この周波数シンセサイ
ザ41からは所定の周波数の電力が出力されるようにな
っていて、その周波数はCPU42によって制御され
る。この実施の形態では、その周波数は図3に示すよう
に共振点と反共振点との間でインピ−ダンスが極大とな
るスプリアス振動数(例えば、1520KHz )に設定さ
れている。
周波数シセサイザ41を有する。この周波数シンセサイ
ザ41からは所定の周波数の電力が出力されるようにな
っていて、その周波数はCPU42によって制御され
る。この実施の形態では、その周波数は図3に示すよう
に共振点と反共振点との間でインピ−ダンスが極大とな
るスプリアス振動数(例えば、1520KHz )に設定さ
れている。
【0022】上記周波数シンセサイザ41から出力され
た所定周波数の電力は、高周波パワ−アンプ43で増幅
され、抵抗50Ωの同軸ケ−ブル30の電圧、電流をモ
ニタするCMカップラ−(通過形電力計)44で出力が
モニタ−されて上記マッチング回路33へ出力される。
た所定周波数の電力は、高周波パワ−アンプ43で増幅
され、抵抗50Ωの同軸ケ−ブル30の電圧、電流をモ
ニタするCMカップラ−(通過形電力計)44で出力が
モニタ−されて上記マッチング回路33へ出力される。
【0023】上記CMカップラ−44は以下のような原
理によって上記超音波発振器31と振動子24とのマッ
チングをチェックできる。つまり、測定された電圧をC
分圧で同位相で分圧Vv とする。相互誘導M結合で2次
回路ショ−ト条件、つまりカレントトランスで十分低い
抵抗に2次電流を流すことにより、電流と同位相の電圧
Vi を作る。そして、マッチングをチェックする場合に
は、Vv −Vi が0になったかどうかによって判定す
る。つまり、V/I=50Ωで位相が一致していること
がマッチングしているということになる。
理によって上記超音波発振器31と振動子24とのマッ
チングをチェックできる。つまり、測定された電圧をC
分圧で同位相で分圧Vv とする。相互誘導M結合で2次
回路ショ−ト条件、つまりカレントトランスで十分低い
抵抗に2次電流を流すことにより、電流と同位相の電圧
Vi を作る。そして、マッチングをチェックする場合に
は、Vv −Vi が0になったかどうかによって判定す
る。つまり、V/I=50Ωで位相が一致していること
がマッチングしているということになる。
【0024】つぎに、上記構成の超音波洗浄装置を使用
する場合について説明する。まず、上記構成の超音波洗
浄装置を実際に使用するに先立って振動子24を効率よ
く振動させるために、超音波発振器31と振動子24と
のインピ−ダンスマッチングをとる。すなわち、超音波
発振器31を作動させ、振動子24を超音波発振させる
とともに、そのときに上記超音波発振器31と振動子2
4とのインピ−ダンスマッチングがとれているか否やか
をCMカップラ−44によって測定する。
する場合について説明する。まず、上記構成の超音波洗
浄装置を実際に使用するに先立って振動子24を効率よ
く振動させるために、超音波発振器31と振動子24と
のインピ−ダンスマッチングをとる。すなわち、超音波
発振器31を作動させ、振動子24を超音波発振させる
とともに、そのときに上記超音波発振器31と振動子2
4とのインピ−ダンスマッチングがとれているか否やか
をCMカップラ−44によって測定する。
【0025】マッチングが取れていない場合には、コイ
ル28の巻線に設けられた電極29をその巻線に沿って
スライドさせてマッチング回路33におけるインダクタ
ンスを調整するとともに、可変コンデンサ32を調整し
て同じくマッチング回路33におけるリアクタンスを調
整し、上記超音波発振器31と振動子24とのインピ−
ダンスをマッチングさせる。
ル28の巻線に設けられた電極29をその巻線に沿って
スライドさせてマッチング回路33におけるインダクタ
ンスを調整するとともに、可変コンデンサ32を調整し
て同じくマッチング回路33におけるリアクタンスを調
整し、上記超音波発振器31と振動子24とのインピ−
ダンスをマッチングさせる。
【0026】このように、周波数シンセサイザ41から
振動板21をスプリアス振動させるスプリアス振動数を
出力するようにしたので、振動板21を共振点と反共振
点との間でスプリアス振動させることができる。このよ
うに、スプリアス振動させることにより、振動板21の
振動を効率良く行わせることができる。
振動板21をスプリアス振動させるスプリアス振動数を
出力するようにしたので、振動板21を共振点と反共振
点との間でスプリアス振動させることができる。このよ
うに、スプリアス振動させることにより、振動板21の
振動を効率良く行わせることができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、超音波洗
浄装置において、振動板をスプリアス振動数で駆動する
ようにしたので、振動板の振動を効率良く行うことがで
きる超音波洗浄装置を提供することができる。
浄装置において、振動板をスプリアス振動数で駆動する
ようにしたので、振動板の振動を効率良く行うことがで
きる超音波洗浄装置を提供することができる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、振動板をス
プリアス振動数で駆動するようにしたので、振動板に過
大な電流を流入させることなく、振動板を効率良く振動
させることができる。
プリアス振動数で駆動するようにしたので、振動板に過
大な電流を流入させることなく、振動板を効率良く振動
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す超音波洗浄装置の
概略的構成の断面図。
概略的構成の断面図。
【図2】電気回路図。
【図3】発振周波数−音圧特性を示す図。
11…装置本体、21…振動板、24…振動子、28…
コイル、29電極、31…超音波、32…コンデンサ。
コイル、29電極、31…超音波、32…コンデンサ。
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄液に超音波振動を付与して被洗浄物
を洗浄するための超音波洗浄装置において、 洗浄液が供給される装置本体と、 この装置本体に設けられた振動板に取り付けられた振動
子と、 この振動子と電気的に接続されこの振動子を駆動して超
音波振動させる超音波発振器と、 この超音波発振器と上記振動子との間に設けられ、この
振動子と上記超音波発振器とのインピ−ダンスマッチン
グ回路とを具備し、 上記超音波発振器の発振周波数は上記振動子の共振点と
反共振点との間に存在するスプリアス振動周波数である
ことを特徴とする超音波洗浄装置。 - 【請求項2】 超音波振動子をスプリアス振動数で駆動
することを特徴とする超音波振動子の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34370096A JPH10180204A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 超音波洗浄装置及び駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34370096A JPH10180204A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 超音波洗浄装置及び駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10180204A true JPH10180204A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18363583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34370096A Pending JPH10180204A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 超音波洗浄装置及び駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10180204A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008080225A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Pre-Tech Co Ltd | 超音波洗浄用ノズルおよびそれを用いた超音波洗浄方法 |
JP2011018900A (ja) * | 2009-07-02 | 2011-01-27 | Imec | 音響洗浄の最適操作を制御する方法および装置 |
WO2015074160A1 (de) * | 2013-11-22 | 2015-05-28 | Messerli Felipe W | Einrichtung zur ultraschallreinigung |
WO2023143058A1 (zh) * | 2022-01-26 | 2023-08-03 | 深圳市合元科技有限公司 | 超声雾化器 |
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