JPH083892Y2 - アキユムレ−タの支持装置 - Google Patents
アキユムレ−タの支持装置Info
- Publication number
- JPH083892Y2 JPH083892Y2 JP10626586U JP10626586U JPH083892Y2 JP H083892 Y2 JPH083892 Y2 JP H083892Y2 JP 10626586 U JP10626586 U JP 10626586U JP 10626586 U JP10626586 U JP 10626586U JP H083892 Y2 JPH083892 Y2 JP H083892Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accumulator
- compression element
- support
- electric element
- support device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、空気調和機等に用いられる圧縮機が具備し
たアキュムレータの支持装置に関するものである。
たアキュムレータの支持装置に関するものである。
従来の技術 以下図面を参照しながら、従来のアキュムレータの板
金具の一例について説明する。
金具の一例について説明する。
従来、この種の圧縮機は第5図に示すように、圧縮要
素1および電動要素2を内蔵した密閉容器3に、曲管4
を介して前記圧縮要素1と連結したアキュムレータ5を
具備しており、前記密閉容器の外周部に溶接された板金
具6に、取付金具7を用いて前記アキュムレータ5を支
持している。
素1および電動要素2を内蔵した密閉容器3に、曲管4
を介して前記圧縮要素1と連結したアキュムレータ5を
具備しており、前記密閉容器の外周部に溶接された板金
具6に、取付金具7を用いて前記アキュムレータ5を支
持している。
そして、従来の前記板金具6は、第4図に示すよう
に、前記電動要素2の軸を中心とした半径方向に垂直な
断面が、前記軸の方向に「ニ」の字形をしていた。
に、前記電動要素2の軸を中心とした半径方向に垂直な
断面が、前記軸の方向に「ニ」の字形をしていた。
また、前記圧縮要素1および前記電動要素2から発生
する振動成分により、前記圧縮要素1および前記電動要
素2を内蔵した前記密閉容器3と、前記曲管4を介して
前記圧縮要素1に連なる前記アキュムレータ5とからな
る振動系が起こす共振を、前記板金具6を用いることで
低減していた。(例えば実開昭59-100979号公報) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、前記軸を中心と
した円周方向に対する前記板金具6の剛性が弱いため、
前記振動系の共振周波数が低く、この周波数と回転周波
数および電源周波数の低次数とが重なることで、うなり
音が増大するという問題があった。
する振動成分により、前記圧縮要素1および前記電動要
素2を内蔵した前記密閉容器3と、前記曲管4を介して
前記圧縮要素1に連なる前記アキュムレータ5とからな
る振動系が起こす共振を、前記板金具6を用いることで
低減していた。(例えば実開昭59-100979号公報) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、前記軸を中心と
した円周方向に対する前記板金具6の剛性が弱いため、
前記振動系の共振周波数が低く、この周波数と回転周波
数および電源周波数の低次数とが重なることで、うなり
音が増大するという問題があった。
本考案は上記問題点に鑑み、極めて簡単な構成で、ア
キュムレータから発生するうなり音を低減することを目
的とする。
キュムレータから発生するうなり音を低減することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するための手段として本考案は、支持
具の形状を電動要素の軸方向と同方向に突出する屈曲形
状としたものである。
具の形状を電動要素の軸方向と同方向に突出する屈曲形
状としたものである。
作用 上記構成により、支持具は、軸方向に対する剛性を保
ちながら前記軸を中心とした円周方向に対する剛性を増
すため圧縮要素および電動要素を内蔵した密閉容器と、
曲管を介して前記圧縮要素に連なるアキュムレータとか
らなる振動系の共振周波数が上がり、この周波数が回転
周波数および電源周波数の低次数と重なるのを避けられ
ることで、うなり音が低減できる。
ちながら前記軸を中心とした円周方向に対する剛性を増
すため圧縮要素および電動要素を内蔵した密閉容器と、
曲管を介して前記圧縮要素に連なるアキュムレータとか
らなる振動系の共振周波数が上がり、この周波数が回転
周波数および電源周波数の低次数と重なるのを避けられ
ることで、うなり音が低減できる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
第2図において、13は密閉容器で、周知の構造からな
る圧縮要素および電動要素を内蔵している。15は周知の
構造からなるアキュムレータで、曲管を介して前記圧縮
要素と連結している。16は支持具で、前記密閉容器13の
外周部に溶接され、取付金具17を用いて前記アキュムレ
ータ15を支持している。ここで、支持具16は、その延出
部16aが前記電動要素の軸方向と同方向に突出するよう
に断面が「く」の字形をしている。
る圧縮要素および電動要素を内蔵している。15は周知の
構造からなるアキュムレータで、曲管を介して前記圧縮
要素と連結している。16は支持具で、前記密閉容器13の
外周部に溶接され、取付金具17を用いて前記アキュムレ
ータ15を支持している。ここで、支持具16は、その延出
部16aが前記電動要素の軸方向と同方向に突出するよう
に断面が「く」の字形をしている。
上記構成により、支持具16は、前記軸を中心とした円
周方向に対する剛性が増し、前記圧縮要素および前記電
動要素を内蔵した前記密閉容器13と、前記曲管を介して
前記圧縮要素に連なる前記アキュムレータ15とからなる
振動系の共振周波数が上がり、この周波数が回転周波数
および電源周波数の低次数と重なるのを避けられ、うな
り音が低減する。
周方向に対する剛性が増し、前記圧縮要素および前記電
動要素を内蔵した前記密閉容器13と、前記曲管を介して
前記圧縮要素に連なる前記アキュムレータ15とからなる
振動系の共振周波数が上がり、この周波数が回転周波数
および電源周波数の低次数と重なるのを避けられ、うな
り音が低減する。
第3図は、前記半径方向に垂直な断面を「コ」の字形
にした本考案の他の実施例を示し、第1図で示した前記
実施例と同様の効果が得られる。
にした本考案の他の実施例を示し、第1図で示した前記
実施例と同様の効果が得られる。
以上のように本実施例によれば、前記支持具16の前記
半径方向に垂直な断面を、線分の屈曲した形状にするこ
とで、うなり音が低減でき、前記振動系の前記円周方向
の振動応答特性が向上する。
半径方向に垂直な断面を、線分の屈曲した形状にするこ
とで、うなり音が低減でき、前記振動系の前記円周方向
の振動応答特性が向上する。
考案の効果 以上のように本考案は、支持具の形状を電動要素の軸
と同方向に突出する屈曲形状とすることによって、前記
支持具の前記軸方向に対する剛性を保ちながら、前記軸
を中心とした円周方向に対する剛性を増大でき、前記ア
キュムレータから発生するうなり音が低減し、より静か
な圧縮特性が得られる。さらに構造も極めて簡単である
など優れた効果を有する。
と同方向に突出する屈曲形状とすることによって、前記
支持具の前記軸方向に対する剛性を保ちながら、前記軸
を中心とした円周方向に対する剛性を増大でき、前記ア
キュムレータから発生するうなり音が低減し、より静か
な圧縮特性が得られる。さらに構造も極めて簡単である
など優れた効果を有する。
第1図は本考案の一実施例における板金具の斜視図、第
2図(a)、(b)は同実施例における圧縮機の要部平
面図とA−A線による断面図、第3図は本考案の他の実
施例における板金具の斜視図、第4図(a)、(b)は
従来の圧縮機の要部平面図とB−B線による断面図、第
5図は同圧縮機の断面図である。 13……密閉容器、15……アキュムレータ、16……支持
具。
2図(a)、(b)は同実施例における圧縮機の要部平
面図とA−A線による断面図、第3図は本考案の他の実
施例における板金具の斜視図、第4図(a)、(b)は
従来の圧縮機の要部平面図とB−B線による断面図、第
5図は同圧縮機の断面図である。 13……密閉容器、15……アキュムレータ、16……支持
具。
Claims (1)
- 【請求項1】圧縮要素と電動要素を内蔵した密閉容器
に、曲管を介して前記圧縮要素と連結されるアキュムレ
ータを支持具を介して取付け、この支持具の延出部を前
記電動要素の軸方向に突出する屈曲形状としたアキュム
レータの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10626586U JPH083892Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | アキユムレ−タの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10626586U JPH083892Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | アキユムレ−タの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6314964U JPS6314964U (ja) | 1988-01-30 |
JPH083892Y2 true JPH083892Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=30981460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10626586U Expired - Lifetime JPH083892Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | アキユムレ−タの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083892Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-10 JP JP10626586U patent/JPH083892Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6314964U (ja) | 1988-01-30 |
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