JPH0838743A - Vr用シミュレータ - Google Patents

Vr用シミュレータ

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JPH0838743A
JPH0838743A JP19730394A JP19730394A JPH0838743A JP H0838743 A JPH0838743 A JP H0838743A JP 19730394 A JP19730394 A JP 19730394A JP 19730394 A JP19730394 A JP 19730394A JP H0838743 A JPH0838743 A JP H0838743A
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JP
Japan
Prior art keywords
movable base
simulator
virtual reality
subject
electrodynamic
Prior art date
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Pending
Application number
JP19730394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Takasugi
正則 高杉
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮想現実感を実現するためのシミュレータに
おいて、被験者に不快感を与えない微妙な振動の再現を
可能にする。 【構成】 被験者が乗る可動ベース1を油圧シリンダー
2により駆動する。可動ベース1に動電型加振器4x,
4y,4zを取付ける。油圧シリンダー2では与えるこ
とができない高い周波数の振動を、動電型加振器4x,
4y,4zによって可動ベース1に付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VR(Virtual Reali
ty)と呼ばれる仮想現実感を実現するために使用される
VR用シミュレータに関し、特にアミューズメントとし
ての仮想現実感実現に適したVR用シミュレータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】アミューズメントとしての仮想現実感実
現に使用されるシミュレータの種類は多く、小さなもの
ではゲーム機があり、大きいものは近年各所に次々と造
られるテーマパークに多く設置されている。テーマパー
クに設置されるような大型のシミュレータを例にとっ
て、その種類を説明する。
【0003】ポピュラーなものとしては、前方にスクリ
ーンが固定され、座席が列ごとに油圧駆動されるものが
ある。被験者は座席に座り、CGによる3次元映像とそ
の動きに合わせた座席の動きとにより、仮想現実感を体
験することができる。
【0004】6軸油圧モーション方式により床全体が油
圧駆動されるものもあり、前方のスクリーンは固定式だ
けでなく、床と一緒になって駆動される場合がある。
【0005】これらはいずれもシミュレータが映像の動
きに合わせて、予めコンピュータに仕込まれたモードで
動作する受動型であるのに対し、被験者が映像を見なが
らシミュレータを積極的に操作できる能動型もある。受
動型よりリアルな仮想現実感を得ることができるため、
今後はこの方式が主流になると思われる。比較的小型で
はあるが、スキーシミュレータなどがこれに属する。
【0006】このように、アミューズメント用シミュレ
ータの種類は少なくないが、その基本構造は可動ベース
を備える点、前方に映像表示面が設けられる点、その映
像の動きに合わせて可動ベースが油圧駆動される点にお
いて共通している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
アミューズメント用シミュレータでは、よりリアルな仮
想現実感を実現するために、高い周波数の微妙な振動も
再現することが必要であると考えられる。
【0008】しかし、油圧駆動では応答性の関係から1
00Hz程度が限界であり、仮に電気回路の側でこれを
超えるような周波数の振動を与えようとしても、大きな
タイムラグのために、被験者に不快感を与えるような振
動になってしまう。
【0009】従って、油圧駆動を採用する現状のアミュ
ーズメント用シミュレータでは、微妙な振動を再現する
ことができない。また油圧駆動装置の側で応答性を高め
ようとすると、駆動装置が大型化し価格も高いものにな
る。
【0010】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、小型で安価な駆動装置により不快感を伴わな
い微妙な振動を再現できるVR用シミュレータを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるVR用シ
ミュレータは、可動ベース上に被験者が乗り、その被験
者に仮想現実感を体験させるべく、前方に配置された表
示面に表示される映像の動きに合わせて、前記可動ベー
スが油圧駆動されるVR用シミュレータにおいて、前記
可動ベースを強制的に振動させる動電型加振器を設けた
ことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載のVR用シミュレータは、
アミューズメントとしての仮想現実感実現に使用される
ものである。
【0013】請求項3に記載のVR用シミュレータは、
前記可動ベースがX,Y,Zの3軸方向に振動するよう
に、前記動電型加振器を前記可動ベースに取付けたもの
である。
【0014】
【作用】本発明にかかるVR用シミュレータでは、油圧
駆動源と動電型加振器とで可動ベースに振動が付与され
る。動電型加振器は、油圧駆動では再現困難な高い周波
数の振動を、僅かのタイムラグで付与できる。低い周波
数の振動は従来通り油圧駆動源により付与する。このよ
うな機能分担により、従来通りの油圧駆動源を用いて、
これまで再現が困難であった微妙な振動の再現を可能に
する。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を実施したVR用シミュレータの1
例を示す側面図であり、図2は同シミュレータの平面図
である。
【0016】本シミュレータはアミューズメントとして
の仮想現実感実現に使用される。
【0017】可動ベース1は、内側に傾斜した3本の復
動型の油圧シリンダー2により下方から3点支持されて
いる。可動ベース1と油圧シリンダー2との間には、ユ
ニバーサルジョイント3が介設されている。
【0018】そして、可動ベース1の側面には、可動ベ
ース1をX軸方向に強制振動させる動電型加振器4xが
取付けられている。また、可動ベース1の後面および下
面には、可動ベース1をY軸方向およびZ軸方向にそれ
ぞれ強制振動させる動電型加振器4yおよび4zが取付
けられている。
【0019】一方、可動ベース1の上には、被験者が座
る座席5や操作部6が設けられている。また、可動ベー
ス1の前方には、映像表示面7が配置されている。表示
面7はここではスクリーンであり、約200°の角度で
可動ベース1を包囲する。
【0020】表示面7にはCGによる3次元映像が表示
される。その映像の動きに合わせて油圧シリンダー2お
よび動電型加振器4x,4y,4zが作動し、可動ベー
ス1を駆動する。ここで、油圧シリンダー2は、6軸モ
ーション、すなわち前後の傾き、左右の傾き、水平方向
のひねり、前後の移動、左右の移動、上下の移動を可動
ベース1に実行させる。振動については、100Hz程
度までの振動を可動ベース1に付加する。一方、動電型
加振器4x,4y,4zは300〜800Hzの比較的
高い周波数の振動を可動ベース1に独立に付加する。
【0021】これにより、可動ベース1上の被験者は、
通常の油圧駆動では体験できなかった高い周波数の振動
を体験することができる。しかも、動電型加振器4x,
4y,4zによると、タイムラグが0.2秒以下に抑え
られる。これは被験者に不快感を与えないレベルであ
る。また、動電型加振器4x,4y,4zで不足するス
トロークは、油圧シリンダー2により補われる。従っ
て、通常の油圧駆動でありながら、被験者は非常にリア
ルな仮想現実感を体験できる。
【0022】本実施例では、そのシミュレータがアミュ
ーズメント用であるので、被験者に大きな満足感を与え
ることができる。また、動電型加振器4x,4y,4z
によりX,Y,Zの3軸方向に振動を与えるので、特に
リアルな仮想現実感を実現できる。
【0023】本発明は、6軸モーション方式等の各種受
動型シミュレータに適用できる。また、スキーシミュレ
ータのような能動型シミュレータに適用できる。規模に
ついても、ゲーム機のような小型のものから、テーマパ
ークに設置されるような大型のものまで適用可能であ
る。用途についても、アミューズメント用に限るもので
はない。
【0024】具体的に説明すると、可動ベース1は、上
記実施例に示されたような小型のものに限らず、床全体
でもよく、その大きさを限定するものではない。
【0025】表示面7は、可動ベース1と一緒になって
動くものでもよい。操作部6を操作することにより、表
示面7に表示される映像に合わせてシミュレータを積極
的に操作することができる。
【0026】油圧シリンダー2は、可動ベース1の規模
に応じてその容量、本数等が変更され、2本を1組とし
て両方向の応答性を高めたものでもよい。また、可動ベ
ース1を上方から吊下げ支持する形式でもよい。
【0027】可動ベース1を油圧シリンダー2に対して
移動可能とする要素としては、ユニバーサルジョイント
3以外のものを用いることができる。
【0028】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明にかかるVR
用シミュレータは、動電型加振器により可動ベースに別
途振動を付与するので、油圧駆動ではこれまで再現が困
難であった不快感のない微妙な振動の再現を可能にす
る。従って、リアリティに富んだ仮想現実感を実現でき
る。しかも、油圧駆動源の応答性を高める必要がないの
で、油圧駆動源の大型化および複雑化が回避され、経済
性に優れる。つまり、よりリアルな仮想現実感を経済的
に実現できる効果がある。
【0029】請求項2に記載のVR用シミュレータは、
アミューズメントとしての仮想現実感実現に使用される
ので、被験者に大きな満足感を与えることができる。
【0030】請求項3に記載のVR用シミュレータは、
可動ベースがX,Y,Zの3軸方向に振動するように、
動電型加振器を可動ベースに取付けたので、より微妙な
振動の再現を可能にし、特にリアルな仮想現実感を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した仮想現実感実現用シミュレー
タの1例を示す側面図である。
【図2】同シミュレータの平面図である。
【符号の説明】
1 可動ベース 2 油圧シリンダー 3 ユニバーサルジョイント 4x,4y,4z 動電型加振器 7 表示面(スクリーン)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動ベース上に被験者が乗り、その被験
    者に仮想現実感を体験させるべく、前方に配置された表
    示面に表示される映像の動きに合わせて、前記可動ベー
    スが油圧駆動されるVR用シミュレータにおいて、前記
    可動ベースを強制的に振動させる動電型加振器を設けた
    ことを特徴とするVR用シミュレータ。
  2. 【請求項2】 アミューズメントとしての仮想現実感実
    現に使用される請求項1に記載のVR用シミュレータ。
  3. 【請求項3】 前記可動ベースがX,Y,Zの3軸方向
    に振動するように、前記動電型加振器を前記可動ベース
    に取付けたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    VR用シミュレータ。
JP19730394A 1994-07-29 1994-07-29 Vr用シミュレータ Pending JPH0838743A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19730394A JPH0838743A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 Vr用シミュレータ

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JP19730394A JPH0838743A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 Vr用シミュレータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6470630B1 (en) 1999-06-03 2002-10-29 Masafumi Miyamoto Amusement facility, container for amusement facility and installation method of amusement equipment
CN111107912A (zh) * 2017-07-14 2020-05-05 惠普发展公司,有限责任合伙企业 虚拟现实头戴设备支架

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6470630B1 (en) 1999-06-03 2002-10-29 Masafumi Miyamoto Amusement facility, container for amusement facility and installation method of amusement equipment
CN111107912A (zh) * 2017-07-14 2020-05-05 惠普发展公司,有限责任合伙企业 虚拟现实头戴设备支架
CN111107912B (zh) * 2017-07-14 2023-08-25 惠普发展公司,有限责任合伙企业 虚拟现实头戴设备支架

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