JPH0838140A - 原料秤量分割供給方法及び装置 - Google Patents

原料秤量分割供給方法及び装置

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JPH0838140A
JPH0838140A JP17840194A JP17840194A JPH0838140A JP H0838140 A JPH0838140 A JP H0838140A JP 17840194 A JP17840194 A JP 17840194A JP 17840194 A JP17840194 A JP 17840194A JP H0838140 A JPH0838140 A JP H0838140A
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JP17840194A
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Yoichi Ikeno
洋一 池野
Yoshiaki Nozu
喜明 野津
Koji Shimada
浩二 島田
Kiyoshi Inmaki
清 印牧
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】たばこ原料の分割に要する時を短縮し、1銘柄
に複数種類のたばこ原料の総量を少量化して小ロット生
産を可能とする。 【構成】たばこ原料Mをパレット1に載せ、これをリフ
タに載せ、計重機にて重量を測定し、演算部にてその値
からたばこ原料Mの分割位置を計算し、その6割〜9割
の位置で1枚の試分割ナイフ12により試分割して試分
割品m1 を作る。試分割品m1 を試分割ナイフ12に載
せたままリフタを下降し、計重機で残原料M′の重量を
測定して本分割位置を計算する。残原料M′を持ち上
げ、1枚の本分割ナイフ13により本分割して本分割品
2 を作る。本分割品m2 の上に試分割品m1 を重ねて
輪切り大分割品m3 とする。これをT字形ナイフ21で
左右対称な複数個の小分割品m4 に分割する。小分割品
4 をシュートで容器に収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧搾たる詰めたばこ原
料を秤量分割するのに適する原料秤量分割供給方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たばこ製造においては、原料ブレンドの
ために圧搾されたたる詰めたばこ原料をたるから取出
し、分割し秤量して分割品を次工程へ送ることが必要で
ある。
【0003】図8は従来のたばこ原料秤量分割装置の一
例の側面図である。この装置は、特公昭58−5657
号公報に開示されている装置であって、原料給送部A
´、輪切り大分割部B´、走行移載部C´、放射状小分
割部D´、及び送り出し部E´から構成されている。
【0004】原料給送部A´は、輪切り大分割部B´に
対して圧搾たる詰めたばこ原料Mを持ち上げて給送する
部である。基体部42に設けられた孔42aにリフタ4
1が設けられ、その上端に昇降台43が設けられる。昇
降台43にはロードセルをセットした計重機(図示せ
ず)が付けられている。昇降台43にレール44とスト
ッパが設けられ、レール44に原料Mを載置した運搬車
45が導入される。
【0005】図9は図8の輪切り大分割部の平面図であ
る。輪切り大分割部B´においては、水平に移動する4
枚のナイフ46a〜46dが同一レベルで等角で半径方
向に設けられ、レール47で支持され、電動式シリンダ
48により駆動される。4枚のナイフ46a〜46dの
間の上方に原料Mを挟持するため4枚の挟持固定具49
が設けられ、この挟持固定具49は電動式シリンダ50
により進退する。ナイフ46a〜46dの上方には押え
板51が上下動可能に設けられ、押え板51の側方には
上下方向に磁気式スケール52が設けられ、押え板51
にはこれに対する位置検出部53が設けられていて、押
え板51の移動を測定する。エァシリンダ54は押え板
51を上昇させることができる。
【0006】原料Mを分割する時は、昇降台43を20
mm程度上昇させ、原料Mの重量を計重機(図示せず)
により測定し、最適分割長を割り出す。計算された分割
長に応じて昇降台3を上昇させて押え板51を上昇さ
せ、磁気式スケール52で分割長を読み取って適正位置
に昇降台43を停止させる。挟持固定具49により原料
Mを固定しつつナイフ46a〜46dで輪切り切断す
る。この時、ナイフ46a〜46dは、相互に衝突しな
いようにインターロックされ、それぞれの切断動作はシ
ーケンス制御され、4枚のナイフ46a〜46dが順次
進退を行って原料Mを切断する。
【0007】圧搾たる詰めたばこ原料Mは、上下方向の
位置により密度が異なるので、等厚で輪切り切断すると
単位輪切り分割品の重量が異なってくる。そのため、目
標単位重量の6〜9割で分割する試分割をまず行い、次
に残原料の重量を秤り直して、その値から補充分を切断
する本分割を行う。試分割と本分割による2枚の輪切り
分割品を合わせて目標重量に近づけるのである。このた
め、試分割を行った後、リフタ41を下降させ、残原料
を秤量し、本分割で切断すべき厚さを計算する。この計
算値に基づいて再びリフタ41を上昇させ、前述の切断
工程を再度実行する。
【0008】本分割終了した輪切り原料mは、そのまま
ナイフ46a〜46d上に支持され、昇降台43を下降
させると共に走行移載部C′の移送車55をナイフ46
a〜46dの下に位置させた状態でナイフ46a〜46
dが開かれ、移送車55により放射状小分割部D´に運
ばれる。
【0009】放射状小分割部D´は、傾斜した分割台6
1と、これに対して上下運動する十字カッタ62を有し
ている。走行移載部C´から移送された輪切り原料m
は、ここで4分割され、コンベア63に払い出される。
4分割された小分割片m´は、コンベア63により送り
出し部E´に移送される。送り出し部E´は、ベルト6
4と仕切板65とを有しており、小分割片m´を次工程
へ移送する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来のた
ばこ原料の秤量分割装置では、4枚のナイフ46a〜4
6dをシーケンス動作させるので、輪切りに要する時間
が大きいという問題があった。輪切り工程を順次記載す
ると、試分割工程では、リフタ持ち上げ→位置決め→ナ
イフ46aの挿入、後退→ナイフ46bの挿入、後退→
ナイフ46cの挿入、後退→ナイフ46dの挿入、後退
となり、本分割工程では、リフタ下降→残原料秤量→本
分割長計算→リフタ持ち上げ→ナイフ46d後退→リフ
タ微動→位置決め→ナイフ46aの挿入、後退→ナイフ
46bの挿入、後退→ナイフ46cの挿入、後退→ナイ
フ46dの挿入、後退となる。このように、従来のたば
こ原料の秤量分割装置では、分割に多大の時間を要する
という問題があった。
【0011】この分割に要するマシンタイムは、たばこ
製造向上における1銘柄分の刻たばこを製造するために
複数種類のたばこ原料をブレンドする処理単位(葉組)
を従来より少量化しようとする場合および同一の処理単
位でもより多数種類のたばこ原料をブレンドしようとし
た場合、処理時間の延長をきたすことになる。
【0012】また、放射状小分割工程では、輪切り原料
mは十字カッタにより4分割されており、2分割以上の
任意の偶数分割がやり難いという問題があった。
【0013】本発明の目的は、圧搾たばこ原料の分割に
要する時間を短縮し、2分割以上の任意の偶数分割が行
える原料秤量分割供給方法および装置を提供し、また、
1種類の圧搾たばこ原料を従来より小分割することで、
1銘柄に必要とする複数種類の圧搾たばこ原料の総量を
少量化する、すなわち、小ロット生産を可能とする方法
および装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の原料秤量分割供
給方法は、原料をリフタに載置して重量を測定する工程
と、前記重量の測定値から前記原料の分割位置を計算
し、前記原料の種類に応じて前記分割位置に対する試分
割位置を求める工程と、前記求められた試分割位置に前
記原料が来るように前記リフタを上昇させる工程と、試
分割ナイフで前記原料を分割して輪切り試分割品を製造
する工程と、前記リフタを下降させ残原料の重量を測定
する工程と、前記残原料の重量の測定値から前記残原料
の本分割位置を求める工程と、前記求められた本分割位
置に前記残原料が来るように前記リフタを上昇させる工
程と、本分割ナイフで前記残原料を本分割して輪切り本
分割品を製造する工程と、前記試分割品と本分割品とを
重ねて一組の輪切り大分割品とする工程と、T字形ナイ
フで前記一組の輪切り大分割品を左右対称な複数個の小
分割片に切断する工程と、小分割片をシュートで落とし
容器に投入する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0015】本発明の原料秤量分割供給装置は、分割す
べき原料をリフタに載置して重量を測定する秤量部と、
前記重量の測定値から求められた試分割位置または本分
割位置に前記原料が来るように前記リフタを上昇または
下降させる駆動部と、1枚の試分割ナイフと1枚の本分
割ナイフを有し、前記原料を輪切り試分割及び輪切り本
分割して一組の輪切り大分割品とする輪切り大分割部
と、前記一組の輪切り大分割品をT字形ナイフで左右対
称な複数個の小分割品に切断するT字分割部と、小分割
片をシュートで落とし容器に投入する送り出し部と、を
備えたことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明では、試分割ナイフと本分割ナイフをそ
れぞれ1枚ずつとし、上下に間隔をおいて設置する。圧
搾たる詰めたばこ原料が均一な密度であると見なした場
合の分割位置を計算し、原料の種類、梱包方法の差異に
応じて計算値の6割〜9割でまず試分割して輪切り試分
割品を作る。試分割は、1枚の試分割ナイフで1回の前
進動作で行う。輪切り試分割品を試分割ナイフに載せた
ままリフタを下降させ、残原料の重量を測定し、本分割
で後どれだけの量を分割する必要があるかを計算する。
計算値に従ってリフタを持ち上げ、試分割ナイフを後退
させつつ本分割ナイフで本分割を行い輪切り本分割品を
作る。プッシャにより輪切り試分割品と輪切り本分割品
とを重ねた輪切り大分割品を次工程へ送り出す。しかる
後、本分割ナイフを後退させる。このように、本発明で
は原料の分割においてナイフは1回しか前進と後退を行
わないので、従来の装置に比べて原料の分割に要する時
間が大幅に短縮される。
【0017】また、小分割工程では、T字形ナイフを使
用しているので、左右対称な2個の分割を行うことがで
き、輪切り大分割品の送り量を変えることにより2分割
以上の好ましくは8分割の任意の偶数分割が行なえ、従
来のような4分割に限定されない。
【0018】
【実施例】図1は本発明の原料秤量分割供給方法の一実
施例を説明するための斜視図、図2は同実施例における
分割供給の流れを説明するための斜視図である。同図に
基づいて、まず実施例の原料秤量分割供給方法について
説明する。
【0019】まず、圧搾たる詰めたばこ原料を解梱し、
たばこ原料Mをパレット1の上に載せ、たばこ原料Mを
パレット1ごとリフタ等に載置してたばこ原料Mの昇降
動作と重量測定を可能にする。そして、たばこ原料Mの
重量を測定し、重量の測定値からたばこ原料Mの分割位
置を計算し、原料の種類に応じた分割位置の計算値の6
割乃至9割となるような試分割ナイフ12に対する試分
割位置を求める。
【0020】その後、リフタ等により、たばこ原料Mの
試分割位置が試分割ナイフ12と水平の位置となるまで
たばこ原料を上昇して停止させ、ストッパ等をたばこ原
料Mの試分割ナイフ12と対向する側面に当接させて位
置決めをする。そして、試分割ナイフ12でたばこ原料
Mをスライス切断して輪切り試分割品m1 を製造し、輪
切り試分割品m1 を試分割ナイフ12に載せたまま残原
料を下降させて残原料の重量を測定する。
【0021】次に、本分割で後どれだけの量を分割する
必要があるかを計算し、計算値から残原料の本分割ナイ
フ13に対する本分割位置を求める。その後、リフタ等
により、求められた残原料の本分割位置が本分割ナイフ
13と水平の位置となるまで再度残原料を上昇して停止
させ、ストッパ等を残原料の本分割ナイフ13と対向す
る側面に当接させる。そして、本分割ナイフ13で残原
料をスライス切断して輪切り本分割品m2 を製造する。
【0022】この時点で、試分割品m1 は試分割ナイフ
12上に、本分割品m2 は本分割ナイフ13上に載置さ
れた状態にあるが、ここで試分割ナイフ12を後退さ
せ、本分割ナイフ13上に試分割品m1 と本分割品m2
が重なった輪切り大分割品m3とする。
【0023】輪切り大分割品m3 は、ストッパ等を移動
した後、プッシャ等でリザーブ部に供給し、このリザー
ブ部で、一組の輪切り大分割品m3 をT字形ナイフ21
で左右対称な複数個の小分割品m4 に切断し、この小分
割品m4 をシュートで容器32に投入する。
【0024】図3は本発明の原料秤量分割供給装置の一
実施例を示す平面図、図4は同原料秤量分割供給装置の
側面図、図5は同原料秤量分割供給装置の正面図であ
る。この装置は、原料給送部A、秤量部B、輪切り大分
割部C、リザーブ部D、T字分割部E、及び送り出し部
Fで構成されており、前記図1および図2について説明
した本発明の実施例の原料秤量分割供給方法が適用され
ている。
【0025】原料給送部Aは、秤量部Bに対して圧搾た
ばこ原料Mを給送する部であって、ローラコンベア2か
ら成り、ローラコンベア2によりパレット1上に載置さ
れたたばこ原料Mを秤量部Bに給送する。
【0026】秤量部Bは、図4に示すようにリフタ3が
設けられ、その上端に昇降台4が設けられている。昇降
台4にはチェーンコンベア5およびロードセルをセット
した計重機(図示せず)が付けられており、チェーンコ
ンベア5は、チェーンコンベア2で運ばれてきたたばこ
原料Mを昇降台4上の正しい位置に載せる。また、昇降
台4は、シャフト6に取付られ、モータ7とギァ8によ
り昇降する。
【0027】輪切り大分割部Cは、第1プッシャ11、
1枚の試分割ナイフ12、1枚の本分割ナイフ13およ
びストッパ16を有している。第1プッシャ11はエア
シリンダ11aで上下に移動されるとともにその先端を
秤量部Bの上部を通ってリザーブ部Dとの間で前進、後
退する。また、ストッパ16は試分割ナイフ12および
本分割ナイフ13に対向しており、図示しない駆動機構
により前後上下に移動移動可能になっている。
【0028】さらに、試分割ナイフ12と本分割ナイフ
13は、シリンダ14およびシリンダ15によりそれぞ
れ独立に前進、後退する。なお、試分割ナイフ12と本
分割ナイフ13との間隔は、たばこ原料Mに対する試分
割位置と本分割位置との間隔より広く設定されている。
【0029】リザーブ部Dは、載置台17と第2プッシ
ャ18を有しており、載置台17の上面は、図1および
図2に示すように、第1プッシャ11と直交する方向に
移動するコンベア17aで構成されている。また、第2
プッシャ18はその先端をコンベア17aの上部で前
進、後退する。
【0030】T字分割部Eは、図6に示すように、T字
形ナイフ21、このT字形ナイフ21を上下に駆動する
エアシリンダ22、T字形ナイフ21が摺動するガイド
23、リザーブ部Dのコンベア17aに接近して配設さ
れた1対のコンベア24を備えており、1対のコンベア
24の隙間とこのコンベア24とリザーブ部Dのコンベ
ア17aとの隙間はT字形ナイフ21が入る形状になっ
ている。
【0031】送り出し部Fは、ベルトコンベア31、こ
のベルトコンベア31の上に載せられて運ばれてくる容
器32、この容器32に小分割品m4 を投入する左右一
対のシュート33、シュート33の上部開口部に配設さ
れた一対のダンパーローラ34を備えている。なお、ダ
ンパーローラ34は、図4に二点鎖線で示すように内側
を軸にして外側に傾斜可能なように構成されている。
【0032】以上の構成により、原料給送部Aのローラ
コンベア2によりパレット1上に載置されたたばこ原料
Mが秤量部Bに給送されると、秤量部Bでは、チェーン
コンベア5によりたばこ原料Mをパレット1ごと昇降台
4に載せる。
【0033】次に、計重機でたばこ原料Mの重量を測定
し、図示されない演算部で重量の測定値からたばこ原料
Mの輪切り分割位置を計算し、たばこ原料Mの種類に応
じた輪切り分割位置の計算値の6割乃至9割となるよう
な試分割ナイフ12に対する試分割位置を求める。そし
て、リフタ3により、たばこ原料Mの試分割位置が試分
割ナイフ12と水平の位置となるまでたばこ原料Mを上
昇させて停止する。これによって大分割部Cにたばこ原
料Mの上部が供給される。
【0034】図7は輪切り大分割部Cの動作を説明する
図であり、分割作業をする時は、図7(a) に示すよう
に、まず、ストッパ16を原点位置Oから下降させた
後、たばこ原料Mの側面に当接する位置まで前進させて
たばこ原料Mを位置決めする。次に、シリンダ14で試
分割ナイフ12を前進させ、この試分割ナイフ12でた
ばこ原料Mをスライス切断して輪切り試分割品m1 を製
造する。
【0035】次に、輪切り試分割品m1 を試分割ナイフ
12に載せたまま昇降台4を下降させ、計重機で残原料
M′の重量を測定し、輪切り本分割で後どれだけの量を
分割する必要があるかを計算し、計算値から残原料M′
の本分割ナイフ13に対する本分割位置を求める。求め
られた本分割位置に残原料M′が来るように昇降台4を
上昇させる。
【0036】次に、図7(b) に示すように、第1プッシ
ャ11を輪切り試分割品m1 まで突き出し、ストッパ1
6を後退させて本分割位置まで下降後前進させ、シリン
ダ14で試分割ナイフ12を後退させつつシリンダ15
で本分割ナイフ13を前進させ、本分割ナイフ13で残
原料M′をスライス切断して輪切り本分割品m2 を製造
する。
【0037】そして、シリンダ14で試分割ナイフ12
を原点位置まで後退させ、この時点で、輪切り試分割品
1 と輪切り本分割品m2 は、本分割ナイフ13上に重
ねられた輪切り大分割品m3 となる。
【0038】次に、第1プッシャ11を一旦後退して下
降前進させ、図7(C) に示すように第1プッシャ11を
輪切り本分割品m2 まで突き出し、ストッパ16を後退
・上昇させ、その後、図7(d) に示すように第1プッシ
ャ11を前進させて輪切り大分割品m3 をリザーブ部D
のコンベア17a上に供給する。そして、シリンダ15
で本分割ナイフ13を原点位置まで後退させる。
【0039】リザーブ部Dでは、図3に示すように、第
2プッシャ18を前進させて輪切り大分割品m3 をT字
分割部Eに送り出し、輪切り大分割品m3 をリザーブ部
Dのコンベア17aとT字分割部Eのコンベア24との
上の所定位置で一旦停止させる。
【0040】T字分割部Eでは、コンベア17a,24
上の輪切り大分割品m3 に対して、T字形ナイフ21を
下降させてその下端をT字形の隙間に挿入することによ
り、輪切り大分割品m3 を左右対称な小分割品m4 に切
断する。
【0041】そして、リザーブ部Dの第2プッシャ18
の送り動作とT字分割部EのT字形ナイフ21の上下動
を交互に行い、切断した一対の小分割品m4 を第2プッ
シャ18の動作によりコンベア24上を通って左右一対
のダンパーローラ34上に送り出す。ダンパーローラ3
4は外側に傾斜して小分割品m4 をそれぞれシュート3
3内に投入し、小分割品m4 はそれぞれシュート33を
滑り落ちて、ベルトコンベア31上の容器32内に収容
される。
【0042】なお、小分割品m4 の切断幅は第2プッシ
ャ18の送り量によって決まり、この第2プッシャ18
の送り量を変えることにより、一組の輪切り大分割品m
3 を2分割以上の任意の偶数分割することができる。例
えば、輪切り大分割品m3 を8分割の小分割品m4 に切
断する場合は、輪切り大分割品m3 の直径の4分の1に
相当する長さを第2プッシャ18の1動作の伸長量と
し、T字形ナイフ21が下降および上昇して小分割品m
4 を切断する毎にその伸長量を伸ばし、輪切り大分割品
3 を送り出す。
【0043】また、この実施例のようにたる詰めされて
いたたばこ原料Mのように円柱状のたばこ原料を分割す
るときは、第2プッシャ18の1動作の伸長量を適宜変
化させることにより、小分割品m4 を同じ重量にするこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では試分割
ナイフと本分割ナイフをそれぞれ1枚ずつとし、試分割
及び本分割は、それぞれ1回の前進及び後退動作で行う
ようにしたので、従来に比べて原料の輪切り大分割に要
する時間が大幅に短縮することができる。また、小分割
工程では、T字形ナイフを使用しているので、左右対称
な2個の分割を行うことができ、輪切り大分割品の送り
量を変えることにより2分割以上の任意の偶数分割を行
うことができ、1種類の圧搾たばこ原料を従来より小分
割することで1銘柄に必要とする複数種類の圧搾たばこ
原料の総量を少量化でき、小ロット生産が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原料秤量分割供給方法の一実施例を説
明するための斜視図である。
【図2】同実施例における分割供給の流れを説明するた
めの斜視図である。
【図3】本発明の原料秤量分割供給装置の一実施例を示
す平面図である。
【図4】同原料秤量分割供給装置の側面図である。
【図5】同原料秤量分割供給装置の正面図である。
【図6】同原料秤量分割供給装置におけるT字分割部の
平面図、正面図および側面図である。
【図7】同原料秤量分割供給装置における輪切り大分割
部の動作を説明する図である。
【図8】従来のたばこ原料秤量分割装置の一例の側面図
である。
【図9】図8の輪切り大分割部の平面図である。
【符号の説明】
1…パレット、4…昇降台、12…試分割ナイフ、13
…本分割ナイフ、21…T字形ナイフ、A…原料給送
部、B…秤量部、C…輪切り大分割部、D…リザーブ
部、E…T字分割部、F…送り出し部、M…たばこ原
料、m1 …輪切り試分割品、m2 …輪切り本分割品、m
3 …一組の輪切り大分割品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 印牧 清 東京都品川区東品川4丁目12番62号 日本 たばこ産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料をリフタに載置して重量を測定する
    工程と、 前記重量の測定値から前記原料の分割位置を計算し、前
    記原料の種類に応じて前記分割位置に対する試分割位置
    を求める工程と、 前記求められた試分割位置に前記原料が来るように前記
    リフタを上昇させる工程と、 試分割ナイフで前記原料を分割して輪切り試分割品を製
    造する工程と、 前記リフタを下降させ残原料の重量を測定する工程と、 前記残原料の重量の測定値から前記残原料の本分割位置
    を求める工程と、 前記求められた本分割位置に前記残原料が来るように前
    記リフタを上昇させる工程と、 本分割ナイフで前記残原料を本分割して輪切り本分割品
    を製造する工程と、 前記試分割品と本分割品とを重ねて一組の輪切り大分割
    品とする工程と、 T字形ナイフで前記一組の輪切り大分割品を左右対称な
    複数個の小分割片に切断する工程と、 小分割片をシュートで落とし容器に投入する工程と、を
    備えたことを特徴とする原料秤量分割供給方法。
  2. 【請求項2】 分割すべき原料をリフタに載置して重量
    を測定する秤量部と、 前記重量の測定値から求められた試分割位置または本分
    割位置に前記原料が来るように前記リフタを上昇または
    下降させる駆動部と、 1枚の試分割ナイフと1枚の本分割ナイフを有し、前記
    原料を輪切り試分割及び輪切り本分割して一組の輪切り
    大分割品とする輪切り大分割部と、 前記一組の輪切り大分割品をT字形ナイフで左右対称な
    複数個の小分割品に切断するT字分割部と、 小分割片をシュートで落とし容器に投入する送り出し部
    と、を備えたことを特徴とする原料秤量分割供給装置。
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