JPH0837849A - 苗植機の植付装置 - Google Patents

苗植機の植付装置

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JPH0837849A
JPH0837849A JP18008294A JP18008294A JPH0837849A JP H0837849 A JPH0837849 A JP H0837849A JP 18008294 A JP18008294 A JP 18008294A JP 18008294 A JP18008294 A JP 18008294A JP H0837849 A JPH0837849 A JP H0837849A
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JP
Japan
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planting
seedling
lever
clutch
arm
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Application number
JP18008294A
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English (en)
Inventor
Isao Ishida
石田  伊佐男
Toshio Tamai
玉井  利男
Takahide Shiozaki
塩崎  孝秀
Masaru Nomura
野村  勝
Hiroyuki Niiyama
裕之 新山
Michinori Seike
清家  理伯
Hitoshi Yamazaki
仁史 山崎
Hisashi Kamiya
神谷  寿
Hideyuki Kusamoto
英之 草本
Takeyuki Ouchi
建之 大内
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 植付具ケ−スの摩耗に対し簡単な構成でその
耐久性の向上を図る。 【構成】 苗分割具と苗押出し棒とを備え、該苗押出し
棒を植付具ケ−ス内から外に突出して摺動可能に設け、
植付具ケ−ス内に回転作動するカムにより揺動作動する
苗押出し作動ア−ムを前記苗押出し棒に連動するように
設けた植付装置を備えた苗移植機において、植付具ケ−
スをダイキャストで成形し、前記苗押出し作動ア−ムの
揺動支軸の両端部を植付具ケ−スの内壁に回転不能に支
持させたことを特徴とする苗植機の植付装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、苗分割具と苗押出し
棒とを備えた苗植機の植付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平4−79604号公報に、苗分割
具と苗押出し棒とを備え、該苗押出し棒を植付具ケ−ス
内から外に突出して摺動可能に設け、植付具ケ−ス内に
回転作動するカムにより揺動作動する苗押出し作動ア−
ムを前記苗押出し棒に連動するように設けた植付装置を
備えた苗移植機において、植付具ケ−スをダイキャスト
で成形した苗植機の植付装置が開示されている。この植
付装置において、苗押出し作動ア−ムの揺動支軸の両端
部は、植付具ケ−スの内壁に回転可能に支持されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは、苗押出
し作動ア−ムの揺動に伴ってその揺動支軸が回転してし
まい、揺動支軸を支持する植付具ケ−スの受け部が摩耗
しやすく、また、揺動支軸はスチ−ルである一方、植付
具ケ−スはダイキャストで成形されたものであるため、
植付具ケ−ス側が摩耗しやすくなっているのである。そ
して、植付具ケ−スの揺動支軸の受け部が大きく摩耗す
ると、揺動支軸の位置が変動して苗押出し棒の摺動範囲
が変動し、植付精度の低下を招く。よって、植付具ケ−
スの摩耗に対し簡単な構成でその耐久性の向上を図る課
題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、苗分割具と苗押出し棒とを備え、該
苗押出し棒を植付具ケ−ス内から外に突出して摺動可能
に設け、植付具ケ−ス内に回転作動するカムにより揺動
作動する苗押出し作動ア−ムを前記苗押出し棒に連動す
るように設けた植付装置を備えた苗移植機において、植
付具ケ−スをダイキャストで成形し、前記苗押出し作動
ア−ムの揺動支軸の両端部を植付具ケ−スの内壁に回転
不能に支持させたことを特徴とする苗植機の植付装置と
した。
【0005】
【発明の作用及び効果】この発明の植付装置は、苗押出
し作動ア−ムが揺動してもその揺動支軸が回転しないの
で、揺動支軸を支持する受け部を形成した植付具ケ−ス
がダイキャストで成形されたものであっても、その植付
具ケ−スの受け部は摩耗しにくくなる。よって、揺動支
軸の受け部の摩耗に対しその耐久性を簡単な構成で向上
でき、長期にわたって良好な植付精度を維持することが
できる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1〜図15には、本発明の一実施例と
しての4条植え歩行型田植機の各部の構成が示されてい
る。まず、この田植機の全体構成は、以下のようになっ
ている。
【0007】走行ミッションケース1の前部にはエンジ
ンEが固着連結され、後側面には後方に向けて延出する
円筒状のフレーム2の前端が固着されている。そのフレ
ーム2の後端には植付伝動ケース3の前側面が固着さ
れ、更に植付伝動ケース3の後側面には後方斜上方に湾
曲して延びるハンドル支持フレーム4の前端が固着され
ている。そして、ハンドル支持フレーム4の上端部に操
縦ハンドル5の基部が取り付けられている。
【0008】植付伝動ケース2には、4条分の植付装置
6…が植付駆動軸6DS…に取り付けられて駆動回転さ
れる回転ア−ム6a…と遊転自在の揺動アーム6b…と
で装着され、苗載台7から苗を一株づつ分離保持して圃
場に植え付けるように作動する。また、植付伝動ケース
2から両端部が左右に突出し左右往復移動する往復移動
棒8の両端部に連結部材9・9で苗載台7が連結され、
前記植付装置6…の植付作動に合わせて苗載台7が左右
に往復作動する。尚、苗載台7は、ハンドル支持フレー
ム4の上部に固着の上部支持具7aと、苗載台50に載
置された苗の下側を受ける側面視L字状の苗受支枠7c
が一体に形成された下部支持具7bにより左右摺動自在
に支持されている。苗受枠7cには植付装置6…の苗分
割具6c…が通過する苗分割口7c’…が設けられてい
る。
【0009】上記植付装置6…は、具体的には図3〜図
5に示すような構成となっている。即ち、植付装置6
は、苗分割具6cと苗押出し棒6dとを備え、該苗押出
し棒6dを植付具ケ−ス6’内から外に突出して摺動可
能に設け、植付具ケ−ス6’内に回転作動するカム6e
により揺動作動する苗押出し作動ア−ム6fを前記苗押
出し棒6dに連動するように設けている。
【0010】植付具ケ−ス6’はアルミダイキャストで
成形したもので、メインケ−ス6’aに蓋部6’bがネ
ジ止めされて構成される。メインケ−ス6’aには苗押
出し作動ア−ム6f等を内装する凹部6’cが形成され
ていて、その凹部6’cの開放口を蓋部6’bが覆うよ
うに取り付けられる。メインケ−ス6’aの下端部には
植付伝動ケース2に回転自在に取り付けられている揺動
アーム6b…の先端部に取り付けた連結軸6b’が回転
自在に取り付けられる。メインケ−ス6’aと蓋部6’
bの合わせ面PFが苗押出し棒6dに直交するように形
成し、苗押出し棒6dを摺動可能に案内支持する植付具
ケ−ス6’aの案内支持部に設けられるシ−ル6gの位
置を苗植付時の状態で従来より高い位置に位置させて植
付具ケ−ス6’内へ浸水しにくくしている。また、メイ
ンケ−ス6’aの凹部6’cの内側壁面と苗押出し棒6
dの案内支持部の孔6’dの内壁面が略平行な形態にで
き、凹部6’cの型抜きと孔6’dの型抜きとが同時に
でき成形時の工数低減が図れる。図中符号6’eはベア
リング、6’fはシ−ル、6’f’はメクラブタであ
る。
【0011】苗分割具6cは、棒材をU字状の成形し、
その2又の先端部を鋭角に加工している。そして、その
苗分割具6cを植付具ケ−ス6’のメインケ−ス6’a
に形成した2本平行する溝に係合させ当て金6c’を介
して1本のボルト6c”で締め付け固定している。尚、
ボルト6c”の取付け位置から苗分割具6cの先端側の
ケ−ス接当部T1の長さL1に対してボルト6c”の取
付け位置から苗分割具6cの反先端側のケ−ス接当部T
2の長さL2が長くなっていて、その長いケ−ス接当部
T2で、苗分割時及び苗植付時において図中矢印(A)
方向に苗分割具6cの先端部が受ける荷重を支持する。
よって、これにより1本のボルト6c”で合理的に苗分
割具6cを固定することができている。
【0012】苗押出し棒6dは、苗分割具6cに平行し
て設けている。苗押出し棒6dの先端部には、軸心方向
に交差する方向の断面でU字状になった苗押出し体6
d’が固着している。この苗押出し棒6dを摺動可能に
案内支持する植付具ケ−ス6’aの案内支持部にはシ−
ル6g、ブッシュ6hを設けている。カム6eは、回転
ア−ム6a…の先端部に一体的に取り付けられ植付具ケ
−ス6’a内にケ−ス側部から嵌入するカム軸6e’に
一体回転するように取り付けている。図中符号6i・6
iはベアリング、6jはシ−ル、6j’はメクラブタで
ある。
【0013】苗押出し作動ア−ム6fは、植付具ケ−ス
6’a内で支持された揺動支軸6k回りに回動自在に組
まれ、その一端側ア−ム6f’がカムフォロア−として
その先端がカム6eの外周カム面に接当し、他端側ア−
ム6f”はその先端部が二又に分かれて苗押出し棒6d
の植付具ケ−ス6’内で形成されている係合部6d”に
係合する。また、苗押出し作動ア−ム6fと植付具ケ−
ス6’の蓋部6’b内面との間にスプリング6mを組み
つけていて、苗押出し棒6dを植付具ケ−ス6’内から
突出させる方向に苗押出し作動ア−ム6fを揺動する方
向に付勢する。また、その付勢方向は、カムフォロア−
の一端側ア−ム6f’がカム6eに接当する方向ともな
っている。更に、苗押出し棒6dが植付具ケ−ス6’内
から最も突出した状態に苗押出し作動ア−ム6fが揺動
したときにその揺動をケ−ス内で受け止めさせるため苗
押出し作動ア−ム6fにクッション6nが付けられてい
る。
【0014】苗押出し作動ア−ム6fの揺動支軸6kの
両端部は、植付具ケ−ス6’aの内壁に回転不能に支持
させている。即ち、揺動支軸6kの両端部6k’・6
k’は面6k”・6k”が対向するよう平面加工され、
その両端部6g’・6g’が植付具ケ−ス6’のメイン
ケ−ス6’aの内壁に凹部6’cの開放口から続いて形
成した受溝6’g・6’gに嵌合させている。受溝6’
g・6’gは揺動支軸の両端部の対向する面6k”・6
k”を挟みこむように形成されている(図5)。尚、揺
動支軸6gは回転不能に支持されているといっても、厳
密には揺動支軸両端部の受溝6’g・6’gへの嵌合を
容易にするために設ける若干のガタ分は回動しうるもの
である。また、揺動支軸両端部6g’・6g’の受溝
6’g・6’gへの嵌合は、スプリング6mによって揺
動支軸6gがメインケ−スの凹部6’cの開放口側へ移
動しないように押さえつけられて嵌合している。また、
揺動支軸6gの組み付けは、メインケ−スの凹部6’c
の開放口側から落とし込むようにして簡単に組み付けら
れる。
【0015】よって、以上のように、苗分割具と苗押出
し棒とを備え、該苗押出し棒を植付具ケ−ス内から外に
突出して摺動可能に設け、植付具ケ−ス内に回転作動す
るカムにより揺動作動する苗押出し作動ア−ムを前記苗
押出し棒に連動するように設けた植付装置を備えた苗移
植機において、植付具ケ−スをダイキャストで成形し、
前記苗押出し作動ア−ムの揺動支軸の両端部を植付具ケ
−スの内壁に回転不能に支持させたことを特徴とする苗
植機の植付装置とした。
【0016】よって、この植付装置は、苗押出し作動ア
−ムが揺動してもその揺動支軸が回転しないので、揺動
支軸を支持する受け部を形成した植付具ケ−スがダイキ
ャストで成形されたものであっても、その植付具ケ−ス
の受け部は摩耗しにくくなる。よって、揺動支軸の受け
部の摩耗に対しその耐久性を簡単な構成で向上でき、長
期にわたって良好な植付精度を維持することができる。
【0017】車輪10・10は、走行ミッションケース
1の左右両側に突出するボス部1a・1aに伝動チェン
ケース12・12に一体のボス12a・12aが回動自
在に外嵌し、その伝動チェンケース12・12の後端側
外側に突出する車軸11・11に軸支されている。ま
た、車輪10・10は油圧シリンダー14の作動により
伝動チェンケース12・12が上下動されるように設け
られている。その油圧シリンダー14の基部は走行ミッ
ションケース1上に固着された油圧ケース15に固着さ
れ、油圧シリンダー14のピストン14aの後端部はス
プリングSPを介して天秤装置16の天秤体18の左右
中央部に連結されている。その天秤装置16の天秤体1
8は、ピストン14aに対してスプリングSPの伸縮範
囲で摺動可能に連結され、且つ縦軸17回りに回動自在
に連結されている。また、天秤体18の左右両端部は、
前端部が前記ボス12a・12aに一体のアーム13・
13の上端部に枢着された連結ロッド20・20の後端
部が縦軸19・19にて枢着されている。よって、油圧
シリンダー14のピストン14aが突出作動すると左右
の車輪10・10は下動し、引っ込み作動すると左右の
車輪10・10は上動する。また、天秤体18がその左
右中央部の縦軸17回りに回動すると、左右の車輪10
・10が背反的に上下動するようになっている。更に、
右側の連結ロッド20は直接右側のアーム13と回動自
在に枢着され、左側の連結ロッド20はその中途部にロ
ーリング作動用油圧シリンダー21が設けられていて、
その油圧シリンダー21のピストン21aが突出・引込
み作動すると天秤体18とアーム13との連結長が変更
でき、右側の車輪10に対して左側の車輪10を強制的
に上下動できるようにもなっている。
【0018】中央整地フロート22は、機体底部側で左
右の車輪10・10の内側に取付けられていて、その左
右両側で左右の車輪10・10の外側に左右整地フロー
ト23a・23bが取り付けられている。各フロ−ト後
部は機体に支軸24…で回動自在に支持され、前部は長
孔25a・25’a・25”aを有する遊動連結部材2
5・25’・25”で連結され上下揺動自在に支持され
ている。
【0019】ところで、油圧シリンダー14の作動は、
ロ−タリ−バルブ型の油圧バルブ26で切り換えられ
る。その油圧バルブ26のスプール26aには、第1油
圧操作レバ−L1と連結する第一バルブ操作ア−ムA1
が一体回転するように取り付けられ、その外側に中央整
地フロート22の前部とロッド27で連結する第二バル
ブ操作ア−ムA2が遊転自在に取り付けられている。よ
って、油圧バルブ26は、第1油圧操作レバ−L1を操
縦者が操作することによって切り換え作動し、また、表
土面を滑走する中央整地フロート22の前部の機体に対
する上下動によって切り替え作動して、油圧シリンダー
14が作動し、車輪10・10が上下動するように構成
されている。尚、ロッド27は、上部ロッドと下部ロッ
ドに分割され、その間にロッドを収縮可能とするための
スプリング収縮部を介装させている。
【0020】この田植機の機体姿勢制御は、以下のよう
になっている。(図3参照)まず、機体の上下制御は、
中央整地フロート22をセンサフロ−トとして、左右一
対の車輪10・10を昇降作動させて表土面に対する機
体の高さを所定の高さに維持するよう作動する。即ち、
表土面を滑走する中央整地フロート22の前部と機体と
の相対的な上下間隔が変化すると、ロッド27を介して
昇降制御用油圧バルブ26のスプールが切り替え操作さ
れるようになっている。例えば、中央整地フロート22
の前部が所定範囲を超えて機体に対して相対的に上動す
ると、前記油圧バルブ26は油圧ポンプPからの圧油を
油圧シリンダー14内へ送り込むように切り替わる。こ
れにより、ピストン14aがシリンダ内から押し出され
ると、天秤体18、連結ロッド20・20を介して左右
のアーム13・13が後方に引っ張られて伝動チェンケ
ース12・12が回動し、そして、左右の車輪10・1
0が下降しようとし、相対的に機体がその分上昇する。
機体が上昇するとともに中央整地フロート22の前部が
機体に対して相対的に下動し、所定範囲内に戻れば油圧
バルブ26のスプ−ルは中立に戻って、表土面に対する
機体の高さを所定の高さに復帰する。反対に、中央整地
フロート22の前部が所定範囲を超えて機体に対して相
対的に下動すると、前記油圧バルブ26は油圧シリンダ
ー14内の圧油がタンク(ミッションケ−ス1内)に戻
れるように切り替わる。これにより、ピストン14aは
車輪10・10が地面から反作用として受ける接地荷重
を受けてシリンダ内に押し込まれる。よって、伝動チェ
ンケース12・12が回動して機体に対して左右の車輪
10・10が上昇しようとし、相対的に機体がその分下
降する。機体が下降するとともに中央整地フロート22
の前部が機体に対して相対的に上動し、所定範囲内に戻
れば油圧バルブ26のスプ−ルは中立に戻って、表土面
に対する機体の高さを所定の高さに復帰する。
【0021】機体の左右水平制御は、水平面に対する機
体の左右傾斜を検出する水平センサ29と左右整地フロ
ート23a・23bにより、機体に対して車輪10・1
0の上下位置を左右異ならしめて機体の左右方向が表土
面に対して平行を維持するよう作動する。具体的に、ま
ず、水平センサ29は、下端に錘29aを固着した揺動
アーム29bの上端部が前後方向の枢支軸29cにより
揺動可能に吊下げられ、その揺動アーム29bが機体の
左右傾斜に伴って左右に揺動できるように構成した振子
形態となっている。この水平センサ29の揺動ア−ム2
9bの中途部とローリング制御用油圧バルブ30のスプ
ール30aの先端とを枢支ピンにて連結し、揺動アーム
29bの左右揺動によりローリング制御用油圧バルブ3
0のスプール30aが切換えられるようになっている。
表土面が水平な場合、水平面に対して機体の左側が右側
に対し低くなるよう傾むくと、揺動アーム29bにより
スプール30aが押され、油圧バルブ30がローリング
用油圧シリンダー21のピストン21aが引き込むよう
に切り替わる。すると、左側の天秤体18とアーム13
との連結長が短くなって左側の車輪10が下動し、低く
なった左側が上昇する。そして、機体が左右水平状態に
なるまで上昇すると、油圧バルブ30のスプール30a
は揺動アーム29bにより中立状態に引き戻され、ロー
リング用油圧シリンダー21の作動が停止し、機体が左
右水平状態に復帰する。反対に、水平面に対して機体の
右側が左側に対し低くなるよう傾むくと、揺動アーム2
9bによりスプール30aが引き出され、油圧バルブ3
0がローリング用油圧シリンダー21のピストン21a
が突出するように切り替わる。すると、左側の天秤体1
8とアーム13との連結長が長くなって左側の車輪10
が上動し、高くなった左側が下降する。そして、機体が
左右水平状態になるまで上昇すると、油圧バルブ30の
スプールは揺動アーム29bにより中立状態に押し戻さ
れ、ローリング用油圧シリンダー21の作動が停止し、
機体が左右水平状態に復帰する。よって、水平な表土面
に対して機体は平行状態になるよう制御される。また、
表土面が傾斜している場合は、水平センサ29により水
平制御されると表土面に対して平行状態とならないが、
このときは左右整地フロート23a・23bにより機体
の左右方向が表土面に対して平行となるように修正され
る。即ち、表土面に対して機体が所定範囲以上傾いて、
左右整地フロート23a・23bの一方の前部が所定範
囲以上上動すると、上動した側に水平センサ29の揺動
ア−ム29bを揺動するように連動して、機体の左右方
向が表土面に対して平行となるようになっている。
【0022】尚、図8に示すように、上記左右水平制御
をロックする場合は、水平センサ(振り子)29の揺動
と天秤体18の回動をロックすることで可能となる。こ
のロック操作は、レバ−ボックス71に設けられたロ−
リングロックレバ−L7によりロック状態及びロック解
除状態とに切り換えられる。具体的には、このロ−リン
グロックレバ−L7をロック解除状態となるレバ−位置
に回動操作すると、そのレバ−に連結するワイヤ−W8
a・W8bが引かれて水平センサ29の揺動と天秤体1
8の回動を自由となり、反対に、ロ−リングロックレバ
−L7をロック状態となるレバ−位置に回動操作する
と、そのレバ−に連結するワイヤ−W8a・W8bが戻
され水平センサ29の揺動と天秤体18の回動とがロッ
ク状態となる。水平センサ−29のロック用のワイヤ−
W8aの端部には、揺動アーム29bの一部に形成した
孔29b’に係脱する第一ロックピンLP1が固着し、
その第一ロックピンLP1にはそれが孔29b’に係合
する方向に引っ張るスプリングLS1を取り付けてい
て、第一ロックピンLP1が孔29b’に係合すると水
平センサ29の揺動がロックされ、外れればロック解除
となる。天秤体18のロック用のワイヤ−W8bの端部
は、回動不能に設けた部材に取り付けたL字状の作動ア
−ムLA2の一端部に連結し、その作動ア−ムLA2の
他端部に第二ロックピンLP2が連結して、作動ア−ム
LA2が回動すると天秤体18に取り付けられた第二ロ
ックピンLP2が上下に摺動するようになっている。そ
して、第二ロックピンLP2の下部は徐々に細くなって
いて、機体に固定のロックプレ−トLP3のロックピン
孔LP3’に係合している。第二ロックピンLP2が上
動しているときは、ロックピン孔LP3’に係合してい
る部分の第二ロックピンLP2の径はロックピン孔LP
3’の径に比べ小さく天秤体18の回動を充分に許容す
る。第二ロックピンLP2が下動しているときは、ロッ
クピン孔LP3’に係合している部分の第二ロックピン
LP2の径はロックピン孔18aの径と略同径となって
天秤体18の回動をロックする。よって、以上より、一
つのレバ−で水平センサ(振り子)29の揺動のロック
と天秤体18の回動のロックとを一度にでき左右水平制
御をロックできる。
【0023】また、図9に示すように、左右整地フロー
ト23a・23bがロ−リング修正し始める上動位置を
左右同位置に調整するときは、調整ノブ140を回すこ
とで容易に調整可能となっている。即ち、左右整地フロ
ート23a・23bの前部には左右横軸141・141
回りに回動自在に設けた第一連結パイプ142・142
に固着の遊動連結部材25’・25”の一端側が連結
し、第一連結パイプ142・142に固着の第一連動ア
−ム142a・142aの一端部が前後軸143回りに
回動自在に設けた第二連動ア−ム144・144の一端
と連動ロッド145・145で連結する。各第二連動ア
−ム144・144の基部側は扇型状のなっていてそこ
に円弧状の長孔144a・144aを設けている。その
長孔144a・144aに、水平センサ−29の揺動ア
−ム29bと一体揺動する枢支軸29cより上側のア−
ム部29dの上端部に連結するロッド146の端部を貫
通している。そして、ア−ム部29dの上端部とロッド
146の端部との連結部147は、連結位置調節自在に
構成している。連結部147にはめねじ部147aが形
成され、そこにねじ軸146aが捩じ込まれ、そのねじ
軸146aの一端にロッド146が回転自在に連結し、
他端に調整ノブ140を一体回転するよう取り付けてい
る。よって、上記構成により、左右整地フロート23a
・23bの上下位置が互いに異なり、且つ所定位置以上
に上動していると、その上動している側に水平センサ2
9の揺動ア−ム29bを揺動するように連動するように
なっている。これにより、機体の左右方向が左右整地フ
ロート23a・23bの感知により表土面に対して平行
となるように修正される。そして、左右整地フロート2
3a・23bがロ−リング修正し始める上動位置を左右
同位置に調整するときは、調整ノブ140を回すことに
より、長孔144a・144aに貫通しているロッド1
46の端部146aの位置を左右に移動調整できるの
で、容易に調整できるようになっている。
【0024】更に、図10に示すような構成をとること
ができる。即ち、これは、ハンドル5の基部5bの左右
両側部に感圧センサ−150L・150Rを設け、この
感圧センサ−の左右一方の検出値が設定圧以上になる
と、その左右反対側の車輪10が下降するように作動す
るよう制御する構成である。ここで、図中符号151は
制御装置、152は電磁バルブである。これにより、左
右の車輪10・10が接地する耕盤が左右異なる高さに
なっている場合、耕盤の低い側に接地している車輪10
はその分耕盤上の泥層に深く沈んだ状態となって、反対
側の車輪に比べて車輪の推進抵抗が大きくなり、左右の
車輪の推進力に差異が生じて機体が左右一方側に向けて
進もうとするが、これを補正することができる。即ち、
例えば、機体が右側に向けて進もうとすると、車輪10
・10より後側にあるハンドル5は左側に振られる。操
縦者はハンドル5を握って直進しようと操縦しているか
ら、ハンドル5の基部5bの右側の感圧センサ−150
Rの圧力検出値が高くなる。この検出値により左側の車
輪10を下降して機体を右下がり姿勢とし機体重心を右
側に移動させて右側の車輪10の接地圧を高める。する
と、右側の車輪10の推進力が大きくなって機体が右側
に向けて進もうとするのが抑制される。よって以上によ
り、機体の直進性が向上する。
【0025】また、この田植機の伝動機構は、以下のよ
うになっている(図6参照)。まず、エンジンEの出力
軸31のプ−リ−31aから伝動ベルト32を介して油
圧式無段変速装置33の入力軸33aのプ−リ−33b
に伝動して油圧式無段変速装置33が駆動され、その出
力軸33cのギヤ33dから伝動軸34に回転自在に設
けた入力ギヤ35に伝動し、爪式の主クラッチ36を経
て伝動軸34に伝動される。36aは主クラッチ36を
入り切りするシフタで、主クラッチワイヤW3を介し
て、主クラッチレバ−L3に連結し、操作されるように
なっている。伝動軸34に伝動された動力は、そこから
走行部系と植付部系に分かれて伝動していく。尚、油圧
式無段変速装置33の入力軸33aには、油圧ポンプ2
8の駆動軸が一体回転するよう連結している。
【0026】走行部系への伝動は、伝動軸34と一体回
転する走行速ギヤ(前進2速)37・38に、変速軸4
0上の変速ギヤ41が択一的に噛み合って変速され、伝
動ギヤ42を介して走行駆動軸43と一体回転するよう
に組まれている走行ギヤ43aに伝動される。そして、
走行駆動軸43の左右両端部に組付けられた摩擦式クラ
ッチ構成のサイドクラッチ44・44を経て、チェンケ
−ス12・12内のチェン伝動機構を経て車輪10・1
0に伝動される。尚、変速ギヤ41のシフト操作は、主
変速レバ−L4により操作され、油圧式無段変速装置3
3の変速操作は前後進変速レバーL2により操作される
ようになっている。また、左右のサイドクラッチ44・
44は、サイドクラッチシフタ45・45とサイドクラ
ッチワイヤW5R・W5Lを介してそれぞれ連結するサ
イドクラッチレバーL5R・L5Lで操作される。
【0027】植付部系への伝動は、株間切換軸39のス
プライン溝に嵌合して一体回転且つ摺動可能に組付けら
れた株間切換ギヤ47が、伝動軸34と一体回転する株
間切換ギヤ48、又は49に噛み合って出力軸50に変
速されて伝動し、伝動軸51を介して植付部入力軸52
に動力入力され、定位置停止クラッチ構成の植付クラッ
チ53を介して植付駆動軸53に伝動される。そして、
植付駆動軸54から各条の苗植付具6…の回転クランク
を駆動するクランク軸55…にチェンを介して伝動し、
苗植付具6…が作動する。また、植付駆動軸54と一体
回転する苗横送りギヤ56・57に横送り量切換ギヤ5
8が択一的に噛合い、横送りカム軸59が伝動回転し、
そのカム軸59にリ−ドされて往復移動棒8が左右に往
復移動して苗載台7が左右往復動する。尚、植付クラッ
チ53は、植付クラッチ作動ピン53aと植付クラッチ
ワイヤW6を介して連結する植付クラッチレバ−L6で
操作される。
【0028】尚、61はエンジン始動用のリコイルノ
ブ、62は機体の上部を覆うボンネット、63は予備苗
載台、64はスタンド兼用バンパ−である。ところで、
前記の各種操作レバ−L1〜L7は、ハンドル5を握る
操縦者が操作しやすいような位置に設けられている(図
11参照)。まず、第1油圧操作レバ−L1と主クラッ
チレバ−L3は、ハンドル5の基部後側に固着されたレ
バ−支軸に回動自在に取り付けられ、レバ−ボックス7
1のガイド溝内でレバ−操作されるようになっている。
【0029】よって、第1油圧操作レバ−L1をガイド
溝LG1の上端位置(D)に位置させたときは、中央整
地フロ−ト22が接地状態となるよう下降し、且つ、そ
の中央整地フロ−ト22の前側の上下動により油圧バル
ブ26が切り替わり油圧シリンダ14が作動して車輪1
0・10が昇降作動し機体が昇降作動しうる状態とな
る。また、第1油圧操作レバ−L1をガイド溝LG1下
端位置(U)に係合させたときは機体を上昇させる状態
となり、ガイド溝LG1中間の係止部(F)に係合させ
たときは機体の下降を規制する状態となる。
【0030】また、主クラッチレバ−L3をガイド溝L
G2の上端位置(ON)に位置させたときは、ワイヤ−
W3が緩んで主クラッチが伝動状態となる方向に主クラ
ッチチフタ36aを作動させ主クラッチ入りとする。主
クラッチレバ−L3をガイド溝LG2の下端位置(OF
F)に位置させたときは、ワイヤ−W3がレバ−側に引
っ張られ主クラッチが非伝動状態となる方向に主クラッ
チチフタ36aを作動させ主クラッチ切りとする。
【0031】主変速レバ−L4は、ミッションケース1
の後部から後方に延出させて、その後端部の把持部が苗
載台7の上側に位置するように設けられている。この主
変速レバ−L4を操作することで、ミッションケース1
内の変速ギヤ41が変速軸40上でシフト操作されて、
走行速が前進2段(高速/低速)とニュ−トラルに変速
される。
【0032】前後進変速レバ−L2及びサイドクラッチ
レバ−L5R・L5L、植付クラッチレバ−L6、はハ
ンドル5の把持部5a・5aの近傍に設けられている。
前後進変速レバ−L2は、図12・図13に示されるよ
うに、ハンドル5の左側の把持部5a(L)の左右内側
近傍に設けられ、レバ−体120の先端のレバー操作部
120aは、ハンドルの把持部5aを握った状態で指操
作により上下に回動操作できるようになっている。具体
的には、レバ−体120の基部が固着のボス120b
を、ハンドル5に固着のレバ−軸121に回動可能に取
り付けている。尚、レバ−体120のボス120bとレ
バ−軸121の基部の台座121aの間には摩擦板12
2を介在させ、レバ−軸121の先端部に皿バネ123
aとワッシャ123bを介在させてナット123cで止
めていて、レバ−体120は指操作によって回動可能で
ありながら、非操作状態にあっては自然にレバ−体12
0が回動しないように、レバ−回動に対して適度な抵抗
を与えるよう取り付けている。そして、レバ−体のボス
120bに固着のア−ム120cには、油圧式無段変速
装置33の変速操作軸33eと一体回動する変速ア−ム
33fに連結する変速ワイヤ−W2のインナ−ワイヤ−
W2aの一端を取り付けている。変速ワイヤ−W2のア
ウタ−W2bはハンドル5に固着のアウタ−受け金具1
24に取付け固定されている。尚、油圧式無段変速装置
33の変速ア−ム33fには変速ワイヤ−のインナ−ワ
イヤ−W2aを引っ張るように作用するスプリング12
7を取り付け、更に、変速ア−ム33fと一体回転する
カムディスク130には油圧式無段変速装置33が前後
進中立状態となる位置でスプリング128で弾発された
スチ−ルボ−ル129がカムディスク130の凹部に係
合する中立保持機構NLを設けている(図6参照)。
【0033】また、前後進変速レバーL2の操作は、図
14に示すように、レバ−操作部120aをハンドル把
持部5a(L)の内側に位置する前後進中立位置から親
指以外の指で押し上げると、機体が前進するように操作
される。レバ−操作部120aを上方に回動するほど前
進速が増速される。前進状態から停止するときは、レバ
−操作部120aを親指で押し下げ操作する。これは、
緊急に停止するときにすばやく停止操作ができるので、
安全面で好適である。次に、後進操作するときは、レバ
ー操作部120aを前後進中立位置から親指で押し上げ
操作する。後進時は、駆動反力によりハンドル5が上動
しようとする作用が生じるが、後進のレバ−操作が親指
による押し下げ操作なので、ハンドル5を押し下げるよ
うにしながらその後進レバ−操作ができる。よって、後
進時に、ハンドル5が上がり機体前部が下がって、セン
サ−フロ−ト(中央整地フロ−ト22)の先端が地面に
より押し上げられて車輪10・10が下動し、ますます
ハンドル5が上動していしまい、操縦困難で危険な状態
となることが抑止される。尚、前進時は、そのレバ−操
作が押し上げ操作であってその操作中にハンドル5を押
し下げることはやりにくいが、駆動反力は後進時と逆方
向となりハンドル5が下動しようとする作用が生じるの
で問題はない。ところで、上記レバ−操作において、前
後進中立位置は、前記中立保持機構NLによるレバ−操
作荷重の変化によって、レバー操作時に前後進中立位置
が明確に感じ取れ適確な操作が可能である。
【0034】左右のサイドクラッチレバ−L5R・L5
Lは、ハンドル5の左右の把持部5a・5a付近下側に
設けられ、レバ−体90R・90Lが把持部5a・5a
側に回動操作されると、サイドクラッチワイヤ−W5R
・W5Lを介して、サイドクラッチシフタ45・45が
サイドクラッチ44・44を非伝動状態にするように作
動して車輪10・10の駆動が解除される。レバ−体9
0R・90Lが把持部5a・5a側から離れて非操作状
態になると、サイドクラッチ44・44が伝動状態(車
輪10・10は駆動状態)に復帰する。よって、旋回走
行する場合に、旋回する方向にある左右一方のレバ−体
90R(或は90L)を把持部5a側に引き寄せるよう
に手で回動させる操作すると、旋回外側の車輪は駆動状
態のままで旋回内側の車輪が非駆動状態となって、小回
りで旋回することが可能となる。
【0035】ところで、旋回時のサイドクラッチレバ−
操作に連動して減速するように構成されており、旋回時
の操縦が適確に且つ安全に行なえる。具体的には、サイ
ドクラッチレバ−L5R・L5Lのレバ−体90R・9
0Lの回動に連動して操作される連動ワイヤ−W2’・
W2’を設け、各ワイヤ−のインナ−他端側に固着の連
結部材W2’c・W2’cの長孔W2’d・W2’d
を、前後進変速レバ−L2のア−ム120cの減速連動
ピン120dに係合させる。サイドクラッチレバ−L5
R(或はL5L)がクラッチ切り側に操作されると、連
動ワイヤ−W2’が引っ張られて、前後進変速レバ−L
2が前進高速レバ−位置にあるときは前進低速レバ−位
置に引き戻される。
【0036】植付クラッチレバ−L6は、ハンドル5の
右側の把持部5aの左右内側近傍に設けられている。植
付クラッチレバ−L6を上側に位置させると、植付クラ
ッチワイヤ−W6を介して植付クラッチ作動ピン53a
が植付クラッチ53のクラッチ体から離れ植付クラッチ
53が入り状態(伝動状態)となる。反対に、植付クラ
ッチレバ−L6を下側に位置させると、植付クラッチワ
イヤ−W6を介して植付クラッチ作動ピン53aが植付
クラッチ53のクラッチ体に作用し植付クラッチ53が
切り状態(非伝動状態)となる。よって、圃場内を植付
走行に始めるときは、ハンドルの右側の把持部5aを握
っている手の右手の指で植付クラッチレバ−L6を引き
上げて、植付クラッチ53を切り状態から入り状態に切
替える。そして、枕地に至って旋回するときは、その旋
回に入る前に植付クラッチレバ−L6を右手の指で押し
下げて植付クラッチ53を切り状態に切替える。そし
て、サドクラッチレバ−L5R(或はL5L)を把持部
5a側に握り込んで旋回操作する。旋回が終われば、植
付クラッチレバ−L6を再び入り操作して次行程の植付
走行を開始する。よって、この植付クラッチ53は、そ
の入り切り操作を操縦者がハンドルの把持部5aから手
を離すことなく素早く且つ容易に行える。また、それに
より、旋回に入る前の植付切り操作が素早く安定した姿
勢で行えるので旋回走行直前まで植付走行させられ枕時
幅を狭くできる。また、植付開始時において機体を直進
状態にしてハンドル5を両手で保持しながら植付入り操
作ができるから植付ラインを左右に乱すことがない。
【0037】ところで、図15に示すような別構成の植
付クラッチレバ−L6’もある。この植付クラッチレバ
−L6’は、ハンドル5の把持部5a近傍にレバ−体1
32を回動自在に取付け、そのレバ−体132の基部に
設けたウォ−ムギヤ部132aがラックピン133に噛
み合う。ラックピン133は、ハンドル5に固定のカバ
−134内に摺動自在に取り付け、また、植付クラッチ
ワイヤ−W6のインア−ワイヤ−W6aを連結する。よ
って、この植付クラッチレバ−L6’は、ハンドル5の
軸回りにレバ−体132をハンドル把持部5aを握る手
の親指と人指し指とで回動操作することにより、植付ク
ラッチの入り切り操作ができるようになっている。
【0038】ところで、4条植え歩行型田植機は、その
車輪10・10が2条またぎのトレッドに設けられ、2
条植え歩行型田植機の2条またぎのトレッドと同じであ
る。そのため旋回時において、前行程の隣接植付条に対
して所定の条間隔となる位置に合うよう旋回するとなる
と、4条植え歩行型田植機では旋回半径を大きく(条間
30cm間隔にすると4条植えの場合旋回半径は略々1
25cm)とり、2条植え歩行型田植機では旋回半径を
小さく(条間30cm間隔にすると2条植えの場合旋回
半径は略々60cm)とることになる。即ち、4条植え
歩行型田植機では、前行程で次行程側の車輪が通過した
条間に対して1条間開けて(車輪通過位置の間隔として
は2条間分の間隔を開けて)次行程を走行することにな
るので、4条植え歩行型田植機の旋回時サイドクラッチ
操作は、旋回内側になる車輪側のサイドクラッチ41の
レバ−L5R(或はL5L)を旋回開始時に切り操作
し、機体が90度方向転換できたら一端入り状態に戻
し、約2条間分の間隔を直進走行し、そして、再び旋回
内側になる車輪側のサイドクラッチ41のレバ−L5R
(或はL5L)を切り操作して次行程植付開始位置まで
旋回走行する。
【0039】一方、2条植え歩行型田植機では、前行程
で次行程側の車輪が通過した条間を次行程で再び通過す
ることになるので、2条植え歩行型田植機の旋回時サイ
ドクラッチ操作は、旋回内側になる車輪側のサイドクラ
ッチ41のレバ−L5R(或はL5L)を旋回中ずっと
切り状態にして旋回する。よって、2条植え歩行型田植
機においては、図18に示すように、サイドクラッチレ
バ−L5R・L5Lの切り操作に連動させて油圧バルブ
26を切替し機体を上昇させるように構成すると、簡単
な構成で機体を上昇させた状態での旋回ができる。サイ
ドクラッチレバ−L5’R・L5’Lは、旋回時におい
てレバ−体90’R(90’L)が把持部5a側に回動
操作されると、サイドクラッチシフタ45がサイドクラ
ッチ44を非伝動状態にするように作動して車輪10の
駆動が解除されるとともに、第2油圧操作ワイヤ−W8
のインナ−ワイヤ−がレバ−側に更に引かれて、油圧バ
ルブ26のスプ−ル26aが車輪10・10を下降作動
させて機体を上昇作動させる状態に切り替わる。機体が
上昇上限位置まで上昇作動した後は、リリ−フバルブR
Vにより圧油がタンク側に逃げる状態となる。そして、
旋回が終わって、レバ−体90’R(90L)が把持部
5a側から離れた非操作状態に戻すと、サイドクラッチ
44が伝動状態(車輪10は駆動状態)に復帰してサイ
ドクラッチシフタ45が押し戻され、ワイヤ−W5R
(W5L)のインナーワイヤ−がシフタ−側に引き戻さ
れるとともに、第2油圧操作ワイヤ−W8のインナ−ワ
イヤ−が油圧バルブ側に引かれ、油圧バルブ26のスプ
−ル26aが中央整地フロ−ト22の上下動によって車
輪10・10の昇降作動を可能とする状態となる。
【0040】尚、この2条植え歩行型田植機には、図1
9に示されるように、前記4条植え歩行型田植機に設け
られていていた第1油圧操作レバ−L1、主変速レバ−
L4、植付クラッチレバ−L6が同様な構成で設けら
れ、前後進変速レバ−L2の替わりに主クラッチレバ−
L3’がハンドル5の左側の把持部5aの左右内側近傍
に設けられている。この主クラッチレバ−L3’は前記
植付クラッチレバ−L6と同様な構成で、この第2主ク
ラッチレバ−L3’を上側に位置させると、主クラッチ
36はクラッチ入り状態(伝動状態)となる。反対に、
主クラッチレバ−L3’を下側に位置させると、主クラ
ッチワイヤ−W3を介して主クラッチシフタ−36aが
操作されて主クラッチ36が切り状態(非伝動状態)と
なる。よって、2条植え歩行型田植機においては、ハン
ドル5の左右の把持部5a・5aに主クラッチレバ−L
3’と植付クラッチレバ−L6とを配設でき、且つその
両クラッチレバ−L3’・L6の非伝動状態とするレバ
−位置が両方共に下側位置とし、その下側位置でハンド
ル5の把持部5a・5aの上面位置より下方に位置する
ように設けている。これにより、両クラッチの操作をハ
ンドルを握った状態のまま指で入り切り操作できるとと
もに、苗補給等で上側からそれらクラッチレバ−を押し
下げるように接触したとしても、伝動切り状態側に作用
し伝動入り側には切り替わらないので安全である。しか
も、前述のように旋回時の油圧操作をサイドクラッチレ
バ−L5・L5に連動させることができるので、植付作
業の大部分の操縦をハンドルを握ったままで行なうこと
ができ、作業性、安全性が向上する。
【0041】尚、2条植え歩行型田植機の全体構成は図
16〜図17の通りである。即ち、走行ミッションケー
ス1の前部にはエンジンEが固着連結され、後側面には
後端部が斜め後方上方に湾曲した円筒状のフレーム2の
前端が固着されている。そのフレーム2の略水平部位後
側の上側には植付伝動ケース3が馬乗り状にまたがって
取り付けられ、湾曲して斜上する部位の上端部には操縦
ハンドル5の基部が取り付けられている。
【0042】植付伝動ケース2には、2条分の苗植付具
6…が駆動回転される回転ア−ムと遊転自在の揺動アー
ムとで装着され、苗載台7から苗を一株づつ分離保持し
て圃場に植え付けるように作動する。また、植付伝動ケ
ース2から両端部が左右に突出し左右往復移動する往復
移動棒8の両端部に連結部材9・9で苗載台7が連結さ
れ、前記苗植付具6…の植付作動に合わせて苗載台7が
左右に往復作動する。尚、苗載台7は、ハンドル支持フ
レーム4の上部に固着の上部支持具7aと、苗載台50
に載置された苗の下側を受ける側面視L字状の苗受支枠
7cが一体に形成された下部支持具7bにより左右摺動
自在に支持されている。苗受支枠7cには苗植付具6…
の苗分離体が通過する苗分割口7c’…が設けられてい
る。
【0043】車輪10・10は、走行ミッションケース
1の左右両側に突出するボス部1a・1aに伝動チェン
ケース12・12に一体のボス12a・12aが回動自
在に外嵌し、その伝動チェンケース12・12の後端側
外側に突出する車軸11・11に軸支されている。ま
た、車輪10・10は油圧シリンダー14の作動により
伝動チェンケース12・12が上下動されるように設け
られている。その油圧シリンダー14の基部は走行ミッ
ションケース1上に固着された油圧ケース15に固着さ
れ、油圧シリンダー14のピストン14aの後端部はス
プリングSPを介して連結ア−ム18’の左右中央部に
連結されている。その連結ア−ム18’は、ピストン1
4aに対してスプリングSPの伸縮範囲で摺動可能に連
結され、且つ上下軸心回りの回動は不能に連結されてい
る。また、連結ア−ム18’の左右両端部は、前端部が
前記ボス12a・12aに一体のアーム13・13の上
端部に枢着された連結ロッド20・20の後端部が連結
されている。よって、油圧シリンダー14のピストン1
4aが突出作動すると左右の車輪10・10は下動し、
引っ込み作動すると左右の車輪10・10は上動する。
尚、右側の連結ロッド20は直接右側のアーム13と回
動自在に枢着され、左側の連結ロッド20はその中途部
にローリング作動用油圧シリンダー21が設けられてい
て、その油圧シリンダー21のピストン21aが突出・
引込み作動すると連結ア−ム18’とアーム13との連
結長が変更でき、右側の車輪10に対して左側の車輪1
0を強制的に上下動できるようにもなっている。
【0044】中央整地フロート22は、機体底部側で左
右の車輪10・10の内側に取付けられている。フロ−
ト後部は機体に支軸24で回動自在に支持され、前部は
長孔25aを有する遊動連結部材25で連結され上下揺
動自在に支持されている。ところで、油圧シリンダー1
4の作動は、ロ−タリ−バルブ型の油圧バルブ26で切
り換えられる。その油圧バルブ26のスプールには、第
1油圧操作レバ−L1と連結する第1バルブ操作ア−ム
A1が一体回転するように取り付けられ、その外側に第
2油圧操作レバ−L2と連結する第2バルブ操作ア−ム
A2が遊転自在に取り付けられ、更にその外側に中央整
地フロート22の前部とロッド27で連結する第3バル
ブ操作ア−ムA3が遊転自在に取り付けられている。よ
って、油圧バルブ26は、第1油圧操作レバ−L1或は
第2油圧操作レバ−L2を操縦者が操作することによっ
て切り換え作動し、また、表土面を滑走する中央整地フ
ロート22の前部の機体に対する上下動によって切り替
え作動して、油圧シリンダー14が作動し、車輪10・
10が上下動するように構成されている。
【0045】この2条植え歩行型田植機の機体姿勢制御
は、以下のようになっている。(図18参照) まず、機体の上下制御は、中央整地フロート22をセン
サフロ−トとして、左右一対の車輪10・10を昇降作
動させて表土面に対する機体の高さを所定の高さに維持
するよう作動する。即ち、表土面を滑走する中央整地フ
ロート22の前部と機体との相対的な上下間隔が変化す
ると、ロッド27を介して昇降制御用油圧バルブ26の
スプールが切り替え操作されるようになっている。例え
ば、中央整地フロート22の前部が所定範囲を超えて機
体に対して相対的に上動すると、前記油圧バルブ26は
油圧ポンプPからの圧油を油圧シリンダー14内へ送り
込むように切り替わる。これにより、ピストン14aが
シリンダ内から押し出されると、連結ア−ム18’、連
結ロッド20・20を介して左右のアーム13・13が
後方に引っ張られて伝動チェンケース12・12が回動
し、そして、左右の車輪10・10が下降しようとし、
相対的に機体がその分上昇する。機体が上昇するととも
に中央整地フロート22の前部が機体に対して相対的に
下動し、所定範囲内に戻れば油圧バルブ26のスプ−ル
26aは中立に戻って、表土面に対する機体の高さを所
定の高さに復帰する。反対に、中央整地フロート22の
前部が所定範囲を超えて機体に対して相対的に下動する
と、前記油圧バルブ26は油圧シリンダー14内の圧油
がタンク(ミッションケ−ス1内)に戻れるように切り
替わる。これにより、ピストン14aは車輪10・10
が地面から反作用として受ける接地荷重を受けてシリン
ダ内に押し込まれる。よって、伝動チェンケース12・
12が回動して機体に対して左右の車輪10・10が上
昇しようとし、相対的に機体がその分下降する。機体が
下降するとともに中央整地フロート22の前部が機体に
対して相対的に上動し、所定範囲内に戻れば油圧バルブ
26のスプ−ルは中立に戻って、表土面に対する機体の
高さを所定の高さに復帰する。
【0046】次に、機体の左右水平制御は、水平面に対
する機体の左右傾斜を検出する水平センサ29により、
機体に対して車輪10・10の上下位置を左右異ならし
めて機体の左右方向が水平を維持するよう作動する。具
体的に、まず、水平センサ29は、下端に錘29aを固
着した揺動アーム29bの上端部が前後方向の枢支軸に
より揺動可能に吊下げられ、その揺動アーム29bが機
体の左右傾斜に伴って左右に揺動できるように構成した
振子形態となっている。この水平センサ29の揺動ア−
ム29bの中途部とローリング制御用油圧バルブ30の
スプールの先端とを枢支ピンにて連結し、揺動アーム2
9bの左右揺動によりローリング制御用油圧バルブ30
のスプールが切換えられるようになっている。水平面に
対して機体の左側が右側に対し低くなるよう傾むくと、
揺動アーム29bによりスプールが押され、油圧バルブ
30がローリング用油圧シリンダー21のピストン21
aが引き込むように切り替わる。すると、左側の連結ア
−ム18’とアーム13との連結長が短くなって左側の
車輪10が下動し、低くなった左側が上昇する。そし
て、機体が左右水平状態になるまで上昇すると、油圧バ
ルブ30のスプールは揺動アーム29bにより中立状態
に引き戻され、ローリング用油圧シリンダー21の作動
が停止し、機体が左右水平状態に復帰する。反対に、水
平に対して機体の右側が左側に対し低くなるよう傾むく
と、揺動アーム29bによりスプールが引き出され、油
圧バルブ30がローリング用油圧シリンダー21のピス
トン21aが突出するように切り替わる。すると、左側
の連結ア−ム18’とアーム13との連結長が長くなっ
て左側の車輪10が上動し、高くなった左側が下降す
る。そして、機体が左右水平状態になるまで上昇する
と、油圧バルブ30のスプールは揺動アーム29bによ
り中立状態に押し戻され、ローリング用油圧シリンダー
21の作動が停止し、機体が左右水平状態に復帰する。
よって、機体は水平状態になるよう制御される。
【0047】また、2条植え歩行型田植機は、植付伝動
ケ−ス3が2条分の植付装置6・6を駆動する構成なっ
ている他は、図6に示される4条型歩行型田植機の伝動
機構と同様の構成である。
【図面の簡単な説明】
【図1】歩行型田植機の側面図。
【図2】歩行型田植機(ボンネット取外し状態)の平面
図。
【図3】植付装置の断面側面図。
【図4】植付装置の断面平面図。
【図5】植付装置の用部の断面図。
【図6】歩行型田植機の伝動機構図。
【図7】歩行型田植機の機体姿勢制御機構を示す油圧回
路図。
【図8】ロ−リングロック機構を説明する斜視図。
【図9】ロ−リング感知の調整の構成を説明する斜視
図。
【図10】ロ−リング積御機構の応用例を示すブロック
図。
【図11】ハンドル周辺の操作レバ−装置を示す斜視
図。
【図12】前後進変速レバーの構成を示す側面図。
【図13】前後進変速レバーの構成を示す平面図。
【図14】前後進変速レバーの操作構成を示す背面図。
【図15】別構成の植付クラッチレバ−の構成を示す断
面側面図。
【図16】2条植え歩行型田植機の側面図。
【図17】2条植え歩行型田植機(ボンネット取外し状
態)の平面図。
【図18】2条植え歩行型田植機の機体姿勢制御機構を
示す油圧回路図。
【図19】2条植え歩行型田植機におけるハンドル周辺
の操作レバ−装置を示す斜視図。
【符号の説明】
6:植付装置 6’:植付具ケ−ス 6c:苗分割具 6d:苗押出し棒 6e:カム 6f:苗押出し作動ア−ム 6k:揺動支軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 勝 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 新山 裕之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 清家 理伯 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 山崎 仁史 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 草本 英之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 大内 建之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗分割具と苗押出し棒とを備え、該苗押
    出し棒を植付具ケ−ス内から外に突出して摺動可能に設
    け、植付具ケ−ス内に回転作動するカムにより揺動作動
    する苗押出し作動ア−ムを前記苗押出し棒に連動するよ
    うに設けた植付装置を備えた苗移植機において、植付具
    ケ−スをダイキャストで成形し、前記苗押出し作動ア−
    ムの揺動支軸の両端部を植付具ケ−スの内壁に回転不能
    に支持させたことを特徴とする苗植機の植付装置。
JP18008294A 1994-08-01 1994-08-01 苗植機の植付装置 Pending JPH0837849A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129747A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Yanmar Co Ltd 田植機における苗植付け機構
CN102668792A (zh) * 2012-06-04 2012-09-19 浙江理工大学 钵苗移栽机取苗机构移动式取苗臂
CN102668791A (zh) * 2012-06-04 2012-09-19 浙江理工大学 钵苗移栽机滑移式取苗臂
CN103181260A (zh) * 2013-04-25 2013-07-03 浙江理工大学 步行式插秧机等径凸轮强制推秧装置

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