JPH0837137A - Soi構造の半導体基板管理方法、識別マーク印字装置および識別マーク読取装置 - Google Patents

Soi構造の半導体基板管理方法、識別マーク印字装置および識別マーク読取装置

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JPH0837137A
JPH0837137A JP8565295A JP8565295A JPH0837137A JP H0837137 A JPH0837137 A JP H0837137A JP 8565295 A JP8565295 A JP 8565295A JP 8565295 A JP8565295 A JP 8565295A JP H0837137 A JPH0837137 A JP H0837137A
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semiconductor substrate
identification mark
management method
bonding
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JP8565295A
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Inventor
Makoto Hashimoto
誠 橋本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2223/00Details relating to semiconductor or other solid state devices covered by the group H01L23/00
    • H01L2223/544Marks applied to semiconductor devices or parts
    • H01L2223/54493Peripheral marks on wafers, e.g. orientation flats, notches, lot number

Abstract

(57)【要約】 【目的】 SOI構造の半導体基板の管理を適切に行え
る半導体基板管理方法を提供する。 【構成】 張り合わせ方式によりSOI構造のウェハー
を製造する過程において、張り合わせ前にシリコン基板
の第1印字領域10にウェハーのIDを印字する。一
方、張り合わせ後に表面に露出したポリシリコン膜の第
2の印字領域11に再びウェハーのIDを印字する。第
1印字領域10と第2印字領域11とは中心線12に対
して左右対称である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は、半導体基板に識別マークを印字
し、この識別マークに基づいて半導体基板を管理する半
導体基板管理方法、それに用いられる識別マーク印字装
置および識別マーク読取装置に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、半導体ウェハーの製造過程におい
て、ウェハーをシステム的に管理している。このウェハ
ーの管理方法としては、ウェハー1枚1枚に固有の識別
マーク(以下、IDと記す)を印字し、このIDをウェ
ハー毎に個別に非接触方式で光学的に識別し、当該識別
結果に基づいて、ウェハー1枚1枚を管理するものが知
られている。このようにして管理されたウェハーは、例
えば、研究ラインにおいて、識別されたIDに基づい
て、ウェハー毎にプロセス条件を変更して検査される。
また、製造ラインにおいても、検査を行い、不良のウェ
ハーを排出するために、識別されたIDが用いられる。
【0004】ところで、近年、絶縁層を介して半導体層
を重ね、この半導体層に半導体素子を形成することで、
高性能化および高集積化を図るSOI(Silicon on Ins
ulator)構造の半導体ウェハーが着目されている。この
ようなSOI構造の半導体ウェハーの製造方法の一つと
して、2枚の半導体ウェハーを張り合わせるものがあ
る。
【0005】図18(A)は、SOI構造の半導体ウェ
ハーを張り合わせ方式で製造する過程において、半導体
ウェハーにIDを印字する場合を説明するための図であ
る。図18(A)に示すように、張り合わせ前に、シリ
コン基板141のオリフラ部近傍の印字領域に、当該ウ
ェハーを識別するための正転文字から成るID143を
レーザーなどを用いて非接触で図20に示すように印字
領域に深さ1μm程度のドットを形成して印字する。こ
のとき、印字領域には、図21(A)に示すような正転
文字から成るID143が印字される。そして、張り合
わせ工程を行う前にID識別装置によって、例えば、図
20に示すように、ID143が形成された印字領域に
白色光が照射され、ID143を形成するドットにおい
て乱反射が生じ、この乱反射をCCDなどを用いて検出
することでID143が識別される。そして、ID14
3が印字されたシリコン基板141の表面にシリコン基
板142を張り合わせる。その後、シリコン基板142
が張り合わされたシリコン基板141を、裏面から研削
し、所定の厚さのシリコン基板141をシリコン基板1
42の表面に残存させ、SOI構造の半導体ウェハーを
製造する。このとき、シリコン基板142の張り合わせ
側の表面には、張り合わせ前にシリコン基板41に形成
されたID143が現れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したシス
テムでは、SOI構造の半導体ウェハーを製造した後
に、シリコン基板142の張り合わせ側の表面には、張
り合わせ工程前に図21(A)に示すように正転文字を
用いて形成したID143が図21(B)に示すような
鏡文字から成るIDとして現れる。すなわち、図21
(B)に示すIDは、図21(A)に示す正転文字から
成るID143を鏡に写したときの像と同じパターンで
ある。そのため、通常の文字を読み取る方法では、張り
合わせ前にシリコン基板141に印字した通常の文字か
ら成るIDを張り合わせ後に読み取ることはできない。
【0007】また、図19に示すように、シリコン基板
45にO2 イオンを所定のエネルギーで打ち込み、当該
エネルギーに応じた深さに絶縁層としてのSiO2 層1
46を形成したSIMOXでは、表面側のシリコン層1
45aにIDをレーザーで印字すると、SiO2 層14
6にダストが生じるという問題がある。
【0008】本発明は、上述した従来技術の問題を解決
するためになされ、SOI構造の半導体基板の管理を適
切かつ簡単に行うことができる半導体基板管理方法とそ
れに用いられる識別マーク印字装置および識別マーク読
取装置とを提供する。また、本発明は、SOI構造の半
導体基板に識別マークを印字する際にダストが生じるこ
とを防止できる半導体基板管理方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点の半
導体基板管理方法は、絶縁層の上に半導体層を形成した
SOI構造の半導体基板の表面に形成された酸化膜を除
去して半導体基板を露出させ、半導体基板の当該露出し
た面に、当該半導体基板の識別マークを非接触方式で印
字し、この印字された識別マークを光学的に読み取り、
この読み取り結果に基づいて、前記半導体基板を管理す
る。
【0010】また、本発明の第1の観点の半導体基板管
理方法において、前記半導体基板は、イオン注入により
表面から所定の深さの位置に絶縁層を形成した半導体基
板である。
【0011】また、本発明の第2の観点の半導体基板管
理方法は、張り合わせ工程前に半導体基板の第1の印字
領域に第1の識別マークを印字し、張り合わせ工程前
は、読み取り装置によって、前記第1の識別マークを光
学的に読み取り、この読み取り結果に基づいて半導体基
板を管理し、張り合わせ工程後に前記半導体基板の第2
の印字領域に第2の識別マークを印字し、張り合わせ工
程後は、読み取り装置によって、前記第2の識別マーク
を光学的に読み取り、この読み取り結果に基づいて半導
体基板を管理する
【0012】また、本発明の第2の観点の半導体基板管
理方法において、前記第2の印字領域は、好ましくは、
張り合わせ後の半導体基板に表れる前記第1の印字領域
に対し、基板の中心線を基準として線対称位置に形成さ
れている。
【0013】また、本発明の第3の観点の半導体基板管
理方法は、張り合わせ工程前に半導体基板の第1の印字
領域に第1の識別マークを印字すると共に第2の印字領
域に第2の識別マークを印字し、張り合わせ工程前は、
前記第1の識別マークを光学的に読み取り、この読み取
り結果に基づいて半導体基板を管理し、張り合わせ工程
後は、半導体基板に現れる前記第2の識別マークを光学
的に読み取り、この読み取り結果に基づいて半導体基板
を管理する。
【0014】また、本発明の第3の観点の半導体基板管
理方法は、好ましくは、前記第1の識別マークおよび前
記第2の識別マークは正転文字から成り、前記張り合わ
せ工程前は、正転文字を読み取る処理を行って前記第1
の識別マークを読み取り、前記張り合わせ工程後は、鏡
文字を読み取る処理を行って前記第2の識別マークを読
み取る。
【0015】また、本発明の第3の観点の半導体基板管
理方法は、好ましくは、前記第1の識別マークは正転文
字から成り、前記第2の識別マークは鏡文字から成り、
前記張り合わせ工程前は、正転文字を読み取る処理を行
って前記第1の識別マークを読み取り、前記張り合わせ
工程後は、正転文字を読み取る処理を行って前記第2の
識別マークを読み取る。
【0016】また、本発明の第3の観点の半導体基板管
理方法は、好ましくは、前記第2の識別マークは、前記
第1の識別マークを鏡に写した像と、同じ文字および順
序である。
【0017】また、本発明の第3の観点の半導体基板管
理方法は、好ましくは、前記第2の識別マークは、前記
第1の識別マークを鏡に写した像と、同じ文字の集まり
であるが、順序が逆である。
【0018】また、本発明の第3の観点の半導体基板管
理方法は、好ましくは、前記第2の印字領域は、前記第
1の印字領域に対し、基板の中心線を基準として線対称
位置に形成される。
【0019】また、本発明の第4の観点の半導体基板管
理方法は、好ましくは、張り合わせ工程前に半導体基板
の印字領域に正転文字から成る識別マークを印字し、張
り合わせ工程前は、正転文字を読み取る処理を行って前
記識別マークを光学的に読み取り、この読み取り結果に
基づいて半導体基板を管理し、張り合わせ工程後は、鏡
文字を読み取る処理を行って半導体基板に現れる前記識
別マークを光学的に読み取り、この読み取り結果に基づ
いて半導体基板を管理する。
【0020】また、本発明の第4の観点の半導体基板管
理方法は、好ましくは、前記識別マークの読み取りを行
う識別マーク読取装置の読み取り対象領域を張り合わせ
工程前後で移動させる。
【0021】また、本発明の第4の観点の半導体基板管
理方法は、好ましくは、第1の識別マーク読取装置によ
って前記第1の識別マークを読み取り、第2の識別マー
ク読取装置によって前記第2の識別マークを読み取る。
【0022】また、本発明の識別マーク印字装置は、絶
縁層の上に半導体層を形成したSOI構造の半導体基板
を張り合わせ方式で製造する過程で、張り合わせ工程後
に読み取られる識別マークを、張り合わせ工程前に鏡文
字を用いて印字する。
【0023】さらに、本発明の識別マーク読取装置は、
絶縁層の上に半導体層を形成したSOI構造の半導体基
板を張り合わせ方式で製造する過程で、張り合わせ工程
前に印字され張り合わせ工程後に鏡文字から成る識別マ
ークとして半導体基板に現れる識別マークを鏡文字を読
み取る処理を行って読み取る。
【0024】
【作用】本発明の第1の観点の半導体基板管理方法で
は、酸化膜を除去して露出させた半導体基板の面に、半
導体基板の識別マークを非接触方式で印字するため、酸
化膜には印字は行われない。その結果、例えば、レーザ
ーを用いて印字を行う際に、印字によるダストの発生を
適切に防止することが可能になる。
【0025】また、本発明の第2の観点の半導体基板管
理法では、張り合わせ前および張り合わせ後のそれぞれ
において識別マークの印字を行うため、印字する方向と
読み取りを行う方向とを一致させることが可能になる。
その結果、印字した文字を反転した状態で読み取ること
を回避でき、鏡文字を印字するための特殊な装置を用い
る必要がなくなり、半導体基板の管理を簡単化できる。
【0026】また、本発明の第3の観点の半導体基板管
理方法では、第2の識別マークが正転文字から成る場合
に、張り合わせ工程前においては正転文字を読み取る処
理を行って第1の識別マークを読み取り、この読み取り
結果に基づいて半導体基板を管理する。そして、張り合
わせ工程後には、第2の識別マークが鏡文字から成る識
別マークとして半導体基板に現れ、この鏡文字から成る
識別マークを、鏡文字を読み取る処理を行って読み取
り、この読み取り結果に基づいて半導体基板を管理す
る。
【0027】また、本発明の第3の観点の半導体基板管
理方法では、第2の識別マークが鏡文字から成る場合
に、張り合わせ工程前においては正転文字を読み取る処
理を行って第1の識別マークを読み取り、この読み取り
結果に基づいて半導体基板を管理する。そして、張り合
わせ工程後には、第2の識別マークが正転文字から成る
識別マークとして半導体基板に現れ、この識別マーク
を、正転文字を読み取る処理を行って読み取り、この読
み取り結果に基づいて半導体基板を管理する。
【0028】また、本発明の第4の観点の半導体管理方
法では、張り合わせ工程前においては識別マーク読取装
置によって通常の文字を読み取る処理を行って識別マー
クを読み取り、この読み取り結果に基づいて半導体基板
を管理する。そして、張り合わせ工程後には、識別マー
ク読取装置の読み取り対象領域を移動させ、半導体基板
に鏡文字から成る識別マークとして現れた識別マークを
鏡文字を読み取る処理を行って読み取り、この読み取り
結果に基づいて半導体基板を管理する。
【0029】
【実施例】第1実施例 図1は、本実施例に係わる半導体基板管理方法において
ウェハーのIDを印字する印字領域を説明するためのウ
ェハーの平面図である。図2(A)〜(D)、図3
(E),(F)および図4(G)は、ウェハーの製造過
程において本実施例の半導体基板管理方法を用いる場合
について説明するための図であり、図2(A)〜
(D)、図3(E),(F)は図1に示す断面線A−A
の要部断面図、図4(G)は図1に示す断面線B−Bの
要部断面図である。
【0030】図1および図2(A)に示すシリコン基板
1の周縁のオリフラ部14に沿って設けられた第1印字
領域10に対して、通常のID印字装置によるレーザー
などを用いた非接触方式で、ウェハーのID10aを印
字する。このとき、印字は例えば複数のドットを組み合
わせて行う。その後、図2(A)に示すように、シリコ
ン基板1の表面に、得ようとするSOI構造のシリコン
層に合わせたパターンで、凹凸部(段差)を形成する。
第1印字領域10をオリフラ部14(図1参照)に沿っ
て設けることで、印字領域をウェハーの周縁の円弧状の
部分に沿って設けた場合に比べて、印字処理を簡単にで
きる。また、第1印字領域10をウェハーの周縁部に設
けることで、素子を組み込むウェハーの領域を縮小せず
に、印字領域を確保できる。
【0031】第1印字領域10に印字されたID10a
は、製造ラインまたは研究ラインなどにおいて、通常の
ID識別装置によって、例えばCCDカメラを用いて光
学的に読み取られ、識別される。そして、この識別され
たID10aに基づいて、ウェハーの検査が行われる。
すなわち、枚葉管理が行われる。
【0032】次に、図2(A)に示すシリコン基板1の
当該一方の側の面に、図2(B)に示すように、絶縁層
としてのSiO2 層2を形成する。このとき、SiO2
層2は、パターニングされたシリコン基板1の表面形状
に応じた凹凸部を持った形状になる。
【0033】次に、図2(C)に示すように、シリコン
基板1に形成されたSiO2 層2の上にポリシリコン膜
3を形成する。
【0034】次に、図2(D)に示すように、ポリシリ
コン膜3の表面を、平坦化研磨し、高度に平滑な張り合
わせ面を形成する。
【0035】次に、図3(E)に示すように、ポリシリ
コン膜3の張り合わせ面に、別のシリコン基板4を密着
させる。このシリコン基板4の密着面は高精度に平坦化
してある。一般には、両面に介在する水ないし水酸基の
作用による水素結合によって、きわめてい強固な張り合
わせ状態が得られる。シリコン基板4としては、例え
ば、シリコン基板1と同じものが用いられる。
【0036】図3(F)に示すように、図3(E)に示
す基板の表裏面を反転させ、シリコン基板1の表面を粗
く研磨する。この粗研磨は、SiO2 層2が露出する一
歩手前で止める。
【0037】次に、凹凸状のSiO2 層2が露出するま
で、精密な選択研磨を行う。これにより、シリコン基板
1が研磨され、図4(G)に示すように、凹凸のあるS
iO 2 層2に囲まれて、SiO2 層2の上に単結晶のシ
リコン層1aが部分的に存在するSOI構造が得られ
る。図4(G)に示すSOI構造では、SiO2 層2の
上に部分的に存在するシリコン層1aがSiO2 層2で
囲まれているので、素子分離がなされている。
【0038】次に、ウェハーの周縁部を除く全面にレジ
ストを設けてエッチングすることで、ウェハーの周縁部
のSiO2 層2を除去し、ポリシリコン膜3を露出させ
る。エッチングとしては、ドライエッチングあるいはウ
ェットエッチングのいずれでもよい。ドライエッチング
では例えばCF4 系ガスを用いたRIEが行われる。こ
のように、ポリシリコン膜3を露出させるのは、後にレ
ーザーなどを用いてウェハーのIDを印字する際に、S
iO2 層2からダストが生じることを防止するためので
ある。そして、例えば、ポリシリコン膜3を露出した後
またはその前に、周縁部分を面取りし、図4(G)に示
すように、面取部13を形成する。
【0039】次に、露出したポリシリコン膜3の表面の
所定の第2印字領域11に、図4(G)に示すように、
通常のID印字装置を用いて、レーザーなどを用いて非
接触方式で、当該ウェハーのID11aを印字する。従
って、ウェハーのID11aは、SiO2 層2には印字
されず、SiO2 層2からダストが生じることを防止で
きる。
【0040】第2印字領域11に印字されたID11a
は、製造ラインまたは研究ラインなどにおいて、通常の
ID識別装置を用いて、例えばCCDカメラを用いて光
学的に読み取られ、識別される。そして、この識別され
たID10aに基づいて、ウェハー毎に検査が行われ
る。すなわち、枚葉管理が行われる。
【0041】ここで、ウェハーの平面側における当該第
2印字領域11の位置は、図1に示すように、中心線1
2に対して第1印字領域10と左右対称になる位置にあ
る。このように、第1印字領域10と第2印字領域11
とを中心軸12に対して左右対称に設けることで、前述
したように、図3(F)において基板を上下逆さにした
場合でも、ID識別装置のCCDカメラの撮像位置を変
えることなく、第1印字領域10、11の双方の撮像可
能が可能になる。すなわち、CCDカメラの撮像位置
は、図3(A)に示す場合と、図4(G)に示す場合と
で同じである。また、ウェハーの平面側において第2印
字領域11と第1印字領域10とを中心線12に対して
対称に設けることで、印字を行う際のID印字装置のレ
ーザーの出射範囲も変える必要もなくなる。
【0042】このとき、張り合わせ前の第1印字領域1
0は、上述した張り合わせ工程に伴い、左右対称の位置
に移動するので、実際には、第1印字領域10と第2印
字領域11とを同一にすれば、完成時には図1に示すよ
うに第1印字領域10と第2印字領域11とは中心線1
2に対して左右対称になる。
【0043】以上説明したように、本実施例の半導体基
板管理方法によれば、張り合わせ方式による半導体基板
の製造において、鏡文字を印字する特殊な装置を用いる
ことなく、張り合わせ前および張り合わせ後に用いられ
るIDの印字およびIDの読み取り操作を簡単化でき
る。その結果、半導体基板の管理を簡単に行うことがで
きる。
【0044】第2実施例 図5は、本実施例に係わる半導体基板管理方法を用いた
ウェハーの製造過程を説明するための図である。図5
(A)に示すように、シリコン基板21を用意する。次
に、図5(A)に示すシリコン基板21に、その表面か
らO2 イオンを所定のエネルギーで打ち込み、図5
(B)に示すように、当該エネルギーに応じた深さに絶
縁層としてのSiO2 層22を形成し、SiO2 層の上
にシリコン層が残存したSIMOX型のSOI構造基板
とする。
【0045】次に、図5(C)に示すように、例えば、
ウェハーの周縁部において、SiO 2 層22に対して表
面側に位置するシリコン基板21aとSiO2 層22と
を、例えば、ドライエッチングなどで除去し、SiO2
層22に対して裏面側に位置するシリコン基板21bを
表面に露出させる。このとき、ドライエッチングとして
は、例えば、HBrやHCl系のガスを用いたRIEな
どが用いられる。
【0046】次に、図5(D)に示すように、露出した
シリコン基板21bの表面の所定の印字領域に、レーザ
ーなどを用いて非接触方式で、当該ウェハーのIDを印
字23する。
【0047】本実施例では、シリコン基板21aとSi
2 層22とをRIEで除去してから、レーザーによる
IDの印字を行うため、レーザーによる印字はシリコン
基板21bに対してのみ行われる。その結果、レーザー
はSiO2 層22には出射されず、SiO2 層22から
ダストが生じることを防止できる。
【0048】上述した実施例では、IDの印字を行うた
めにレーザーを用いたが、非接触方式で印字を行うこと
ができれば、レーザー射出以外の方法でIDの印字を行
ってもよい。また、図2(A)に示す工程でシリコン基
板1にIDを印字するのではなく、図2(C)の工程で
ポリシリコン膜3にIDを印字してもよい。
【0049】第3実施例 図6は、本実施例に係わる半導体基板管理方法において
ウェハーのIDを印字する印字領域を説明するためのウ
ェハーの平面図である。図7(A)〜(D)、図8
(E),(F)および図9(G)は、ウェハーの製造過
程において本実施例の半導体基板管理方法を用いる場合
について説明するための図であり、図7(A)〜
(D)、図8(E),(F)は図6に示す断面線A−A
の要部断面図、図9(G)は図6に示す断面線B−Bの
要部断面図である。
【0050】図6および図7(A)に示すシリコン基板
1の周縁のオリフラ部14に沿って設けられた第1印字
領域30および第2印字領域31に対して、通常のID
印字装置によるレーザーなどを用いた非接触方式で、ウ
ェハーに関する張り合わせ前に読み取られるID30a
および張り合わせ後に読み取られるID31aの双方を
図21(A)に示すような正転文字から成るパターンで
印字する。ID印字装置による印字は例えば複数のドッ
トを組み合わせて行う。その後、図7(A)に示すよう
に、シリコン基板1の表面に、得ようとするSOI構造
のシリコン層に合わせたパターンで、凹凸部(段差)を
形成する。第1印字領域30および第2印字領域31を
オリフラ部14(図6参照)に沿って設けることで、印
字領域をウェハーの周縁の円弧状の部分に沿って設けた
場合に比べて、印字処理を簡単にできる。また、第1印
字領域30および第2印字領域31をウェハーの周縁部
に設けることで、素子を組み込むウェハーの領域を縮小
せずに、印字領域を確保できる。
【0051】第1印字領域30に印字されたID30a
は、製造ラインまたは研究ラインなどにおいて、通常の
ID識別装置によって、例えばCCDカメラを用いて光
学的に読み取られ、正転文字についての処理が行われ、
識別される。そして、この識別されたID30aに基づ
いて、ウェハーの検査が行われる。すなわち、枚葉管理
が行われる。
【0052】次に、図7(A)に示すシリコン基板1の
当該一方の側の面に、図7(B)に示すように、絶縁層
としてのSiO2 層2を形成する。このとき、SiO2
層2は、パターニングされたシリコン基板1の表面形状
に応じた凹凸部を持った形状になる。
【0053】次に、図7(C)に示すように、シリコン
基板1に形成されたSiO2 層2の上にポリシリコン膜
3を形成する。
【0054】次に、図7(D)に示すように、ポリシリ
コン膜3の表面を、平坦化研磨し、高度に平滑な張り合
わせ面を形成する。
【0055】次に、図8(E)に示すように、ポリシリ
コン膜3の張り合わせ面に、別のシリコン基板4を密着
させる。このシリコン基板4の密着面は高精度に平坦化
してある。一般には、両面に介在する水ないし水酸基の
作用による水素結合によって、きわめてい強固な張り合
わせ状態が得られる。シリコン基板4としては、例え
ば、シリコン基板1と同じものが用いられる。
【0056】次に、図8(F)に示すように、図8
(E)に示す基板の表裏面を反転させ、シリコン基板1
の表面を粗く研磨する。この粗研磨は、SiO2 層2が
露出する一歩手前で止める。
【0057】次に、凹凸状のSiO2 層2が露出するま
で、精密な選択研磨を行う。これにより、シリコン基板
1が研磨され、図9(G)に示すように、凹凸のあるS
iO 2 層2に囲まれて、SiO2 層2の上に単結晶のシ
リコン層1aが部分的に存在するSOI構造が得られ
る。図9(G)に示すSOI構造では、SiO2 層2の
上に部分的に存在するシリコン層1aがSiO2 層2で
囲まれているので、素子分離がなされている。また、こ
のように精密な選択研磨を行うことにより、図7(A)
に示す工程で図21(A)に示すパターンで第2印字領
域31に印字されたウェハーのID31aが図21
(B)に示すような鏡文字から成るパターンで半導体基
板の表面に現れる。
【0058】そして、例えば、ポリシリコン膜3を露出
した後またはその前に、周縁部分を面取りし、図4
(G)に示すように、面取部13を形成する。
【0059】第2印字領域31に印字されたID31a
は、製造ラインまたは研究ラインなどにおいて、鏡文字
用ID識別装置によって、例えばCCDカメラを用いて
光学的に読み取られ、識別される。ここで、鏡文字用I
D識別装置のCCDカメラの撮像範囲は、図10に示す
中心線12に対して前述した通常のID識別装置のCC
Dカメラの撮像範囲と左右対称になるように設定されて
いる。また、鏡文字用ID識別装置は、例えば、図21
(B)に示すようなパターンで半導体基板の表面に現れ
る鏡文字から成るID31aの像を光学系で鏡を用いて
反射することで図21(A)に示すような正転文字から
成るパターンの像とし、この正転文字から成るパターン
の像をCCDカメラを用いて読み取り、識別する。ま
た、鏡文字用ID識別装置は、例えば、鏡文字から成る
IDに関するパターンを予め記憶しており、図21
(B)に示すような鏡文字から成るパターンの像をその
ままCCDカメラを用いて読み取り、この読み取り結果
と上記記憶したパターンとを比較して、IDを識別する
ものでもよい。
【0060】そして、この識別されたID31aに基づ
いて、ウェハー毎に検査が行われる。すなわち、枚葉管
理が行われる。
【0061】本実施例の半導体基板管理方法によれば、
ウェハーの平面側において第2印字領域31と第1印字
領域30とを中心線12に対して対称に設けることで、
ID印字装置によって印字を行う際のレーザーの出射範
囲を変える必要がない。
【0062】このとき、張り合わせ前の第1印字領域3
0は、上述した張り合わせ工程に伴い、左右対称の位置
に移動するので、実際には、第1印字領域30と第2印
字領域31とを同一にすれば、完成時には図6に示すよ
うに第1印字領域30と第2印字領域31とは中心線1
2に対して左右対称になる。
【0063】以上説明したように、本実施例の半導体基
板印方法によれば、張り合わせ方式による半導体基板の
製造において、鏡文字を印字する特殊な装置を用いるこ
となく、張り合わせ前および張り合わせ後に用いられる
IDの印字およびIDの読み取りを簡単化できる。その
結果、半導体基板の管理を簡単に行うことができる。
【0064】第4実施例 図10は、本実施例に係わる半導体基板管理方法におい
てウェハーのIDを印字する印字領域を説明するための
ウェハーの平面図である。図11(A)〜(D)、図1
2(E),(F)および図13(G)は、ウェハーの製
造過程において本実施例の半導体基板管理方法を用いる
場合について説明するための図であり、図11(A)〜
(D)、図12(E),(F)は図10に示す断面線A
−Aの要部断面図、図13(G)は図10に示す断面線
B−Bの要部断面図である。
【0065】図10および図11(A)に示すシリコン
基板1の周縁のオリフラ部14に沿って設けられた第1
印字領域40に対して、通常のID印字装置によるレー
ザーなどを用いた非接触方式で、図21(A)に示すよ
うな正転文字から成るウェハーのID40aを印字す
る。また、それと同時に、図10に示すように、シリコ
ン基板1の周縁のオリフラ部14に沿って設けられた第
2印字領域41に対して、鏡文字印字用のID印字装置
によるレーザーなどを用いた非接触方式で、鏡文字から
成りID40aとは文字の順序を逆転させた図21
(B)に示すようなID41aを印字する。ここで、鏡
文字用のID印字装置の印字範囲は、図10に示す中心
線12に対して前述した通常のID印字装置の印字範囲
と左右対称になるように設定されている。また、印字は
例えば複数のドットを組み合わせて行う。鏡文字用のI
D印字装置は、例えば、図21(B)に示すような鏡文
字から成るID41aの印字パターンを予め記憶してお
り、この記憶した印字パターンに基づいてレーザを出射
し、第2印字領域41にID41aを印字する。
【0066】ID40a,41aを印字後、図11
(A)に示すように、シリコン基板1の表面に、得よう
とするSOI構造のシリコン層に合わせたパターンで、
凹凸部(段差)を形成する。第1印字領域40をオリフ
ラ部14(図10参照)に沿って設けることで、印字領
域をウェハーの周縁の円弧状の部分に沿って設けた場合
に比べて、印字処理を簡単にできる。また、第1印字領
域40をウェハーの周縁部に設けることで、素子を組み
込むウェハーの領域を縮小せずに、印字領域を確保でき
る。
【0067】第1印字領域40に印字されたID40a
は、製造ラインまたは研究ラインなどにおいて、ID識
別装置によって、例えばCCDカメラを用いて光学的に
読み取られ、正転文字についての処理が行われ、識別さ
れる。そして、この識別されたID40aに基づいて、
ウェハーの検査が行われる。すなわち、枚葉管理が行わ
れる。
【0068】次に、図11(A)に示すシリコン基板1
の当該一方の側の面に、図11(B)に示すように、絶
縁層としてのSiO2 層2を形成する。このとき、Si
2層2は、パターニングされたシリコン基板1の表面
形状に応じた凹凸部を持った形状になる。
【0069】次に、図11(C)に示すように、シリコ
ン基板1に形成されたSiO2 層2の上にポリシリコン
膜3を形成する。
【0070】次に、図11(D)に示すように、ポリシ
リコン膜3の表面を、平坦化研磨し、高度に平滑な張り
合わせ面を形成する。
【0071】次に、図12(E)に示すように、ポリシ
リコン膜3の張り合わせ面に、別のシリコン基板4を密
着させる。このシリコン基板4の密着面は高精度に平坦
化してある。一般には、両面に介在する水ないし水酸基
の作用による水素結合によって、きわめてい強固な張り
合わせ状態が得られる。シリコン基板4としては、例え
ば、シリコン基板1と同じものが用いられる。
【0072】次に、図12(F)に示すように、図12
(E)に示す基板の表裏面を反転させ、シリコン基板1
の表面を粗く研磨する。この粗研磨は、SiO2 層2が
露出する一歩手前で止める。
【0073】次に、凹凸状のSiO2 層2が露出するま
で、精密な選択研磨を行う。これにより、シリコン基板
1が研磨され、図13(G)に示すように、凹凸のある
SiO2 層2に囲まれて、SiO2 層2の上に単結晶の
シリコン層1aが部分的に存在するSOI構造が得られ
る。図13(G)に示すSOI構造では、SiO2 層2
の上に部分的に存在するシリコン層1aがSiO2 層2
で囲まれているので、素子分離がなされている。また、
このように凹凸状のSiO2 層2が露出するまで精密な
選択研磨を行うことにより、図11(A)に示す工程
で、図10に示すように第2印字領域41に印字された
鏡文字から成るID41aが図21(A)に示すような
正転文字から成るID41aとして半導体基板に現れ
る。
【0074】そして、例えば、ポリシリコン膜3を露出
した後またはその前に、周縁部分を面取りし、図13
(G)に示すように、面取部13を形成する。
【0075】上述したように半導体基板に現れた正転文
字から成るID41aは、製造ラインまたは研究ライン
などにおいて、通常のID識別装置によって、例えばC
CDカメラを用いて光学的に読み取られ、正転文字につ
いての処理が行われ、識別される。そして、この識別さ
れたID41aに基づいて、ウェハー毎に検査が行われ
る。すなわち、枚葉管理が行われる。
【0076】ここで、ウェハーの平面側における当該第
2印字領域41の位置は、図10に示すように、中心線
12に対して第1印字領域40と左右対称になる位置に
ある。このように、第1印字領域40と第2印字領域4
1とを中心軸12に対して左右対称に設けることで、前
述したように、図12(F)において基板を上下逆さに
した場合でも、CCDカメラの撮像位置を変えることな
く、第1印字領域40、41の双方の撮像可能が可能に
なる。すなわち、CCDカメラの撮像位置は、図11
(A)に示す場合と、図13(G)に示す場合とで同じ
である。
【0077】このとき、張り合わせ前の第1印字領域4
0は、上述した張り合わせ工程に伴い、左右対称の位置
に移動するので、実際には、第1印字領域40と第2印
字領域41とを同一にすれば、完成時には図10に示す
ように第1印字領域40と第2印字領域41とは中心線
12に対して左右対称になる。
【0078】以上説明したように、本実施例の半導体基
板印方法によれば、張り合わせ方式による半導体基板の
製造において、半導体基板に印字されたIDを用いて半
導体基板の管理を簡単に行うことができる。
【0079】本実施例の半導体基板管理方法としては、
例えば、鏡文字印字用のID印字装置によって、第2の
印字領域41には、図21(C)に示すような図21
(A)に示すID40aの文字の順序を変えずに各文字
を鏡文字としたパターンのID41aを印字するように
してもよい。この場合には、張り合わせ工程後に、ID
41aが図21(D)に示すようなパターンで現れ、I
D識別装置においてIDを構成する文字を図21(D)
中右側から読み取る処理を行う。
【0080】第5実施例 図14は、本実施例に係わる半導体基板管理方法におい
てウェハーのIDを印字する印字領域を説明するための
ウェハーの平面図である。図15(A)〜(D)、図1
6(E),(F)および図17(G)は、ウェハーの製
造過程において本実施例の半導体基板管理方法を用いる
場合について説明するための図であり、図15(A)〜
(D)、図16(E),(F)は図14に示す断面線A
−Aの要部断面図、図17(G)は図14に示す断面線
B−Bの要部断面図である。
【0081】図14および図15(A)に示すシリコン
基板1の周縁のオリフラ部14に沿って設けられた印字
領域50に対して、通常のID印字装置によるレーザー
などを用いた非接触方式で、図21(A)に示すような
正転文字から成るウェハーのID50aを印字する。こ
のとき、印字は例えば複数のドットを組み合わせて行
う。その後、図15(A)に示すように、シリコン基板
1の表面に、得ようとするSOI構造のシリコン層に合
わせたパターンで、凹凸部(段差)を形成する。印字領
域50をオリフラ部14(図14参照)に沿って設ける
ことで、印字領域をウェハーの周縁の円弧状の部分に沿
って設けた場合に比べて、印字処理を簡単にできる。ま
た、印字領域50をウェハーの周縁部に設けることで、
素子を組み込むウェハーの領域を縮小せずに、印字領域
を確保できる。
【0082】印字領域50に印字されたID50aは、
製造ラインまたは研究ラインなどにおいて、通常のID
識別装置によって、例えばCCDカメラを用いて光学的
に読み取られ、正転文字についての処理が行われ、識別
される。そして、この識別されたID50aに基づい
て、ウェハーの検査が行われる。すなわち、枚葉管理が
行われる。
【0083】次に、図15(A)に示すシリコン基板1
の当該一方の側の面に、図15(B)に示すように、絶
縁層としてのSiO2 層2を形成する。このとき、Si
2層2は、パターニングされたシリコン基板1の表面
形状に応じた凹凸部を持った形状になる。
【0084】次に、図15(C)に示すように、シリコ
ン基板1に形成されたSiO2 層2の上にポリシリコン
膜3を形成する。
【0085】次に、図15(D)に示すように、ポリシ
リコン膜3の表面を、平坦化研磨し、高度に平滑な張り
合わせ面を形成する。
【0086】次に、図16(E)に示すように、ポリシ
リコン膜3の張り合わせ面に、別のシリコン基板4を密
着させる。このシリコン基板4の密着面は高精度に平坦
化してある。一般には、両面に介在する水ないし水酸基
の作用による水素結合によって、きわめてい強固な張り
合わせ状態が得られる。シリコン基板4としては、例え
ば、シリコン基板1と同じものが用いられる。
【0087】次に、図16(F)に示すように、図16
(E)に示す基板の表裏面を反転させ、シリコン基板1
の表面を粗く研磨する。この粗研磨は、SiO2 層2が
露出する一歩手前で止める。
【0088】次に、凹凸状のSiO2 層2が露出するま
で、精密な選択研磨を行う。これにより、シリコン基板
1が研磨され、図17(G)に示すように、凹凸のある
SiO2 層2に囲まれて、SiO2 層2の上に単結晶の
シリコン層1aが部分的に存在するSOI構造が得られ
る。図17(G)に示すSOI構造では、SiO2 層2
の上に部分的に存在するシリコン層1aがSiO2 層2
で囲まれているので、素子分離がなされている。また、
このように精密な選択研磨を行うことにより、図15
(A)に示す工程で、図21(A)に示すようなパター
ンで印字領域50に印字されたウェハーのID50aが
図21(B)に示すような鏡文字から成るID50aと
して半導体基板の表面に現れる。
【0089】そして、例えば、ポリシリコン膜3を露出
した後またはその前に、周縁部分を面取りし、図17
(G)に示すように、面取部13を形成する。
【0090】印字領域50に印字されたID50aは、
製造ラインまたは研究ラインなどにおいて、鏡文字用の
ID識別装置によって、例えばCCDカメラを用いて光
学的に読み取られ、識別される。ここで、鏡文字用のI
D識別装置のCCDカメラの撮像範囲は、図14に示す
中心線12に対して前述した通常のID識別装置のCC
Dカメラの撮像範囲と左右対称になるように設定されて
いる。また、鏡文字用ID識別装置は、鏡文字用ID識
別装置は、例えば、図21(B)に示すようなパターン
で半導体基板の表面に現れる鏡文字から成るID50a
の像を光学系で鏡を用いて反射することで図21(A)
に示すような正転文字から成るパターンの像とし、この
正転文字から成るパターンの像をCCDカメラを用いて
読み取り、識別する。また、鏡文字用ID識別装置は、
例えば、鏡文字から成るIDに関するパターンを予め記
憶しており、図21(B)に示すような鏡文字から成る
パターンの像をそのままCCDカメラを用いて読み取
り、この読み取り結果と上記記憶したパターンとを比較
して、IDを識別するものでもよい。
【0091】そして、この識別されたID50aに基づ
いて、ウェハー毎に検査が行われる。すなわち、枚葉管
理が行われる。
【0092】本実施例の半導体基板管理方法によれば、
ウェハーの平面側において単一の印字領域50にID印
字装置によって印字を行えば、この印字されたIDを用
いて張り合わせ前後の双方において枚葉管理が行える。
【0093】以上説明したように、本実施例の半導体基
板管理方法によれば、張り合わせ方式による半導体基板
の製造において、半導体基板に印字されたIDを用い
て、半導体基板の管理を簡単に行うことができる。
【0094】本発明は上述した実施例には限定されな
い。例えば、上述した第5実施例の半導体基板管理方法
は、正転文字を処理するID識別装置と鏡文字を処理す
るID識別装置との双方の機能を備えたID読取装置を
使用し、張り合わせ工程前と張り合わせ工程後におい
て、かかるID読取装置のCCDカメラの撮像範囲を移
動させるように構成してもよい。
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体基板
管理方法によれば、識別マークを印字する際にダストが
生じることを適切に回避できる。また、本発明の半導体
基板管理方法によれば、印字した文字を反転した状態で
読み取ることを回避できる。また、本発明の半導体基板
管理方法によれば、基板の枚葉管理を簡単に行うことが
できる。また、本発明の半導体基板管理方法によれば、
イオン注入により表面から所定の深さの位置に絶縁層を
形成した半導体基板に印字を行う際に、ダストが生じる
ことを適切に回避できる。また、本発明の半導体基板管
理方法によれば、識別マーク読取装置の読み取り位置を
変更することなく、張り合わせ工程前に第1の識別マー
クを読み取り、張り合わせ工程後に第2の識別マークを
読み取ることができる。また、本発明の識別マーク印字
装置によれば、SOI構造の半導体基板を張り合わせ方
式で製造する過程で、張り合わせ工程前に鏡文字から成
る識別マークを半導体基板に印字することができる。ま
た、本発明の識別マーク印字装置によれば、SOI構造
の半導体基板を張り合わせ方式で製造する過程で、張り
合わせ工程後に半導体基板に現れる鏡文字から成る識別
マークを適切に読み取ることができる。さらに、本発明
の識別マーク印字装置および識別マーク読取装置を用い
れば、SOI構造の半導体基板を張り合わせ方式で製造
する過程で、半導体基板の管理を簡単に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる半導体基板管理方
法を用いて、張り合わせSOI構造のウェハーを張り合
わせ方式により製造する過程において、ウェハーのID
を印字する印字領域を説明するためのウェハーの平面図
である。
【図2】(A)〜(D)は、図1に示す半導体基板管理
方法を用いたウェハーの製造過程を説明するための図で
ある。
【図3】(E),(F)は、図1に示す半導体基板管理
方法を用いたウェハーの製造過程を説明するための図で
ある。
【図4】(G)は、図1に示す半導体基板管理方法を用
いたウェハーの製造過程を説明するための図である。
【図5】(A)〜(D)は、本発明の第2実施例に係わ
る半導体基板管理方法を用いたウェハーの製造過程を説
明するための図である。
【図6】本発明の第3実施例に係わる半導体基板管理方
法を用いて、張り合わせSOI構造のウェハーを張り合
わせ方式により製造する過程において、ウェハーのID
を印字する印字領域を説明するためのウェハーの平面図
である。
【図7】(A)〜(D)は、図6に示す半導体基板管理
方法を用いたウェハーの製造過程を説明するための図で
ある。
【図8】(E),(F)は、図6に示す半導体基板管理
方法を用いたウェハーの製造過程を説明するための図で
ある。
【図9】(G)は、図6に示す半導体基板管理方法を用
いたウェハーの製造過程を説明するための図である。
【図10】本発明の第4実施例に係わる半導体基板管理
方法を用いて、張り合わせSOI構造のウェハーを張り
合わせ方式により製造する過程において、ウェハーのI
Dを印字する印字領域を説明するためのウェハーの平面
図である。
【図11】(A)〜(D)は、図10に示す半導体基板
管理方法を用いたウェハーの製造過程を説明するための
図である。
【図12】(E),(F)は、図10に示す半導体基板
管理方法を用いたウェハーの製造過程を説明するための
図である。
【図13】(G)は、図10に示す半導体基板管理方法
を用いたウェハーの製造過程を説明するための図であ
る。
【図14】本発明の第4実施例に係わる半導体基板管理
方法を用いて、張り合わせSOI構造のウェハーを張り
合わせ方式により製造する過程において、ウェハーのI
Dを印字する印字領域を説明するためのウェハーの平面
図である。
【図15】(A)〜(D)は、図14に示す半導体基板
管理方法を用いたウェハーの製造過程を説明するための
図である。
【図16】(E),(F)は、図14に示す半導体基板
管理方法を用いたウェハーの製造過程を説明するための
図である。
【図17】(G)は、図14に示す半導体基板管理方法
を用いたウェハーの製造過程を説明するための図であ
る。
【図18】(A),(B)は従来のSOI構造の半導体
ウェハーを張り合わせ方法において製造する過程におい
て、半導体ウェハーにIDを印字する場合を説明するた
めの図である。
【図19】従来のSIMOXにレーザーなどを用いてI
Dを印字する場合を説明するための図である。
【図20】半導体基板に印字されるIDを説明するため
の図である。
【図21】(A)は正転文字から成るパターン図、
(B)は(A)に示すパターンの正転文字を鏡文字と
し、さらに文字の順序を逆にしたパターンの図、(C)
は(A)に示すパターンの文字の順序を変えずに文字を
鏡文字としたパターンの図、(D)は(A)に示すパタ
ーンの文字の順序を逆にしたパターンの図である。
【符号の説明】
1、4、21、41、42、45・・・シリコン基板 2、22、46・・・SiO2 層 3・・・ポリシリコン膜 10、30、40、50・・・第1印字領域 10a,11a,30a,31a,40a,41a,5
0a… ID 11、31、41・・・第2印字領域 13・・・面取部 14・・・オリフラ部 23、43、50・・・印字領域

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁層の上に半導体層を形成したSOI構
    造の半導体基板の表面に形成された酸化膜を少なくとも
    除去して半導体基板を露出させ、半導体基板の当該露出
    した面に、当該半導体基板の識別マークを非接触方式で
    印字し、 この印字された識別マークを光学的に読み取り、この読
    み取り結果に基づいて、前記半導体基板を管理する半導
    体基板管理方法。
  2. 【請求項2】前記半導体基板は、張り合わせ方式で製造
    される半導体基板である請求項1に記載の半導体基板管
    理方法。
  3. 【請求項3】前記SOI構造の半導体基板は、イオン注
    入により表面から所定の深さの位置に絶縁層を形成した
    半導体基板である請求項1に記載の半導体基板管理方
    法。
  4. 【請求項4】絶縁層の上に半導体層を形成したSOI構
    造の半導体基板を張り合わせ方式で製造する過程で、前
    記半導体基板を管理する半導体基板管理方法であって、 張り合わせ工程前に前記半導体基板の第1の印字領域に
    第1の識別マークを印字し、 張り合わせ工程前は、前記第1の識別マークを光学的に
    読み取り、この読み取り結果に基づいて半導体基板を管
    理し、 張り合わせ工程後に前記半導体基板の第2の印字領域に
    第2の識別マークを印字し、 張り合わせ工程後は、前記第2の識別マークを光学的に
    読み取り、この読み取り結果に基づいて半導体基板を管
    理する半導体基板管理方法。
  5. 【請求項5】前記第2の印字領域は、張り合わせ後の半
    導体基板に表れる前記第1の印字領域に対し、基板の中
    心線を基準として線対称位置に形成される請求項4に記
    載の半導体基板管理方法。
  6. 【請求項6】絶縁層の上に半導体層を形成したSOI構
    造の半導体基板を張り合わせ方式で製造する過程で、前
    記半導体基板を管理する半導体基板管理方法であって、 張り合わせ工程前に前記半導体基板の第1の印字領域に
    第1の識別マークを印字すると共に第2の印字領域に第
    2の識別マークを印字し、 張り合わせ工程前は、前記第1の識別マークを光学的に
    読み取り、この読み取り結果に基づいて半導体基板を管
    理し、 張り合わせ工程後は、半導体基板に現れる前記第2の識
    別マークを光学的に読み取り、この読み取り結果に基づ
    いて半導体基板を管理する半導体基板管理方法。
  7. 【請求項7】前記第1の識別マークおよび前記第2の識
    別マークは正転文字から成り、 前記張り合わせ工程前は、正転文字を読み取る処理を行
    って前記第1の識別マークを読み取り、 前記張り合わせ工程後は、鏡文字を読み取る処理を行っ
    て前記第2の識別マークを読み取る請求項6に記載の半
    導体基板管理方法。
  8. 【請求項8】前記第1の識別マークは正転文字から成
    り、前記第2の識別マークは鏡文字から成り、 前記張り合わせ工程前は、正転文字を読み取る処理を行
    って前記第1の識別マークを読み取り、 前記張り合わせ工程後は、正転文字を読み取る処理を行
    って前記第2の識別マークを読み取る請求項6に記載の
    半導体基板管理方法。
  9. 【請求項9】前記第2の識別マークは、前記第1の識別
    マークを鏡に写した像と、同じ文字および順序である請
    求項8に記載の半導体基板管理方法。
  10. 【請求項10】前記第2の識別マークは、前記第1の識
    別マークを鏡に写した像と、同じ文字の集まりである
    が、順序が逆である請求項8に記載の半導体基板管理方
    法。
  11. 【請求項11】前記第2の印字領域は、前記第1の印字
    領域に対し、基板の中心線を基準として線対称位置に形
    成される請求項6〜10のいずれかに記載の半導体基板
    管理方法。
  12. 【請求項12】絶縁層の上に半導体層を形成したSOI
    構造の半導体基板を張り合わせ方式で製造する過程で、
    前記半導体基板を管理する半導体基板管理方法であっ
    て、 張り合わせ工程前に前記半導体基板の印字領域に正転文
    字から成る識別マークを印字し、 張り合わせ工程前は、正転文字を読み取る処理を行って
    前記識別マークを光学的に読み取り、この読み取り結果
    に基づいて半導体基板を管理し、 張り合わせ工程後は、鏡文字を読み取る処理を行って半
    導体基板に現れる前記識別マークを光学的に読み取り、
    この読み取り結果に基づいて半導体基板を管理する半導
    体基板管理方法。
  13. 【請求項13】前記識別マークの読み取りを行う識別マ
    ーク読取装置の読み取り対象領域を張り合わせ工程前後
    で移動させる請求項12に記載の半導体基板管理方法。
  14. 【請求項14】第1の識別マーク読取装置によって前記
    第1の識別マークを読み取り、 第2の識別マーク読取装置によって前記第2の識別マー
    クを読み取る請求項12に記載の半導体基板管理方法。
  15. 【請求項15】絶縁層の上に半導体層を形成したSOI
    構造の半導体基板を張り合わせ方式で製造する過程で、
    張り合わせ工程後に読み取られる識別マークを、張り合
    わせ工程前に鏡文字を用いて印字する識別マーク印字装
    置。
  16. 【請求項16】絶縁層の上に半導体層を形成したSOI
    構造の半導体基板を張り合わせ方式で製造する過程で、
    張り合わせ工程前に印字され張り合わせ工程後に鏡文字
    から成る識別マークとして半導体基板に現れる識別マー
    クを鏡文字を読み取る処理を行って読み取る識別マーク
    読取装置。
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