JPH0836835A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPH0836835A
JPH0836835A JP19178194A JP19178194A JPH0836835A JP H0836835 A JPH0836835 A JP H0836835A JP 19178194 A JP19178194 A JP 19178194A JP 19178194 A JP19178194 A JP 19178194A JP H0836835 A JPH0836835 A JP H0836835A
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JP
Japan
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recording
audio signal
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magneto
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JP19178194A
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English (en)
Inventor
Izumi Miyashita
泉 宮下
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光磁気ディスクの高速ダビングが可能な記録
再生装置を提供する。 【構成】 音声信号を圧縮し耐振補償し誤り訂正符号化
し変調した変調音声信号を光磁気ディスクMDに記録
し、このディスクMDを再生した再生変調音声信号を相
補的に復調し誤り訂正復号化し耐振補償し伸張して得た
再生音声信号を出力する記録再生システムに用いられる
記録再生装置であって、変調音声信号が記録された一方
のディスクMDを再生した再生変調音声信号を復調し誤
り訂正復号化した再生圧縮音声信号bbを出力する再生
部APと、再生部APから供給される再生圧縮音声信号
bbに誤り訂正符号化し変調した変調音声信号を他方の
ディスクMDaに記録する記録部ARとを備え、再生部
APの再生動作と記録部ARの記録動作とを同期して行
うと共に、ディスクMD,MDaを高速回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ディスクに記録さ
れた音声信号を光磁気ディスクに複製(ダビング)可能
な記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録すべき音声信号を圧縮し耐振
補償し誤り訂正符号化し変調して得た変調音声信号を光
磁気ディスクに記録し、またこの光磁気ディスクを再生
して得た再生変調音声信号を相補的に復調し誤り訂正復
号化し耐振補償し伸張して得た再生音声信号を出力する
光磁気ディスクの記録再生システムとして、ミニディス
ク(以下MDと記す)がある。こうしたシステムにおい
ては一方のMDから他方のMDへ音声信号のダビングを
行ってもダビングした音声には劣化がないMDの性質を
利用して、一方のMDに記録されている音声信号を再生
して他方のMDにダビングするダビング装置が求められ
ている(ここでは、記録済のMDを大量に製造するため
の生産装置に好適なものである。なお、このダビングは
著作権者の許諾があるものであることは言うまでもな
い)。
【0003】図3はMDダビング装置のブロック図であ
る。同図に示すように、MDダビング装置Aは再生側
(マスタ側)APと記録側(スレーブ側)ARとから構
成される。再生側APと記録側ARとは同一構成であ
る。そして、後述するように、再生側APと記録側AR
とは夫々、記録・再生系を備えている。
【0004】前記した再生側APは、AD変換器1、音
声圧縮エンコーダ/デコーダ2、耐振用メモリコントロ
ーラ3、バッファメモリ4、EFM(Eight to Fourteen
Modulation))/CIRC(Cross Interleave Reed-Sol
omon Code)エンコーダ/デコーダ5、ヘッド駆動回路
6、記録用磁気ヘッド7、スピンドルモータ8、光ピッ
クアップ9、対物レンズ10、送りモータ11、RFア
ンプ12、アドレスデコーダ13、サーボ制御回路1
4、システムコントローラ15、表示部16、操作部1
7、DA変換器18から構成される。図中MDはミニデ
ィスク。音声圧縮エンコーダ/デコーダ2は音声圧縮エ
ンコード機能(記録時)及び音声伸張デコード機能(再
生時)を有する。また、EFM/CIRCエンコーダ/
デコーダ5は誤り訂正符号化・EFM変調機能(記録
時)及びEFM復調・誤り訂正復号化機能(再生時)を
有する。
【0005】上記した記録側ARは、AD変換器1a、
音声圧縮エンコーダ/デコーダ2a、耐振用メモリコン
トローラ3a、バッファメモリ4a、EFM/CIRC
エンコーダ/デコーダ5a、ヘッド駆動回路6a、記録
用磁気ヘッド7a、スピンドルモータ8a、光ピックア
ップ9a、対物レンズ10a、送りモータ11a、RF
アンプ12a、アドレスデコーダ13a、サーボ制御回
路14a、システムコントローラ15a、表示部16
a、操作部17a、DA変換器18aから構成される。
図中、図中MDaはミニディスク。音声圧縮エンコーダ
/デコーダ2aは音声圧縮エンコード機能(記録時)及
び音声伸張デコード機能(再生時)を有する。また、E
FM/CIRCエンコーダ/デコーダ5aは誤り訂正符
号化・EFM変調機能(記録時)及びEFM復調・誤り
訂正復号化機能(再生時)を有する。
【0006】次に上記したMDダビング装置Aの動作に
ついて、(1)再生側APの記録動作、(2)再生側A
Pの再生動作、(3)記録側ARの記録動作、(4)記
録側ARの再生動作、の順に説明する。
【0007】(1)再生側APの記録動作 記録すべきアナログ音声信号はAD変換器1でAD変換
されディジタル音声信号として音声圧縮エンコーダ/デ
コーダ2に供給される。音声圧縮エンコーダ/デコーダ
2はこのディジタル音声信号をATRAC(Adaptive TR
ansform Acoustic Coding)方式により音声圧縮符号化す
るエンコード動作が行われ、元の信号情報量の約1/5
に圧縮して得た圧縮ディジタル音声信号を耐振用メモリ
コントローラ3を介してバッファメモリ4に間欠的に出
力しここに一旦蓄積する。
【0008】耐振用メモリコントローラ3は、後述する
ように、記録用磁気ヘッド7でMDに変調音声信号を光
磁気記録する際に、外部からの振動により記録用磁気ヘ
ッド7が不用意に振動していわゆる音飛びが発生し、M
Dに記録される変調音声信号の部分欠落(ドロップアウ
ト)が生じた場合、この記録用磁気ヘッド7をその音飛
びが発生したMDのトラック位置に瞬時に戻し、再度そ
の部分の変調音声信号を重ね書きする(記録し直す。耐
振補償する)ため、この重ね書きに要する変調音声信号
の元の信号でありバッファメモリ4に一時記録されてい
る圧縮ディジタル音声信号をバッファメモリ4からEF
M/CIRCエンコーダ/デコーダ5に再度読み出すよ
うに、システムコントローラ15により動作制御され
る。耐振用メモリコントローラ3はこうした耐振補償の
ため、音声圧縮エンコーダ/デコーダ2からここに供給
される圧縮ディジタル音声信号の転送レートを約1/2
にした圧縮ディジタル音声信号をEFM/CIRCエン
コーダ/デコーダ5に出力する。
【0009】耐振用メモリコントローラ3はシステムコ
ントローラ15のこの読み出し制御に応じて、バッファ
メモリ4に蓄積された圧縮ディジタル音声信号を圧縮前
と同じ信号レートでEFM/CIRCエンコーダ/デコ
ーダ5に出力する。EFM/CIRCエンコーダ/デコ
ーダ5はシステムコントローラ15のエンコード制御に
応じて、バッファメモリ4から読み出される圧縮ディジ
タル音声信号にインターリーブ処理及び誤り訂正符号を
生成付加する処理を行ない、この後、EFM変調して得
た変調音声信号をヘッド駆動回路6に出力する。
【0010】ヘッド駆動回路6はこの変調音声信号を所
定量増幅して記録用磁気ヘッド7に供給する。記録用磁
気ヘッド7はこの変調音声信号をMDに光磁気記録す
る。また、システムコントローラ15は耐振用メモリコ
ントローラ3及びEFM/CIRCエンコーダ/デコー
ダ5から供給される出力信号に応じてサーボ制御回路1
4を駆動制御し、スピンドルモータ8の回転速度を回転
角速度一定に制御すると共に、表示部16に対して上記
した一連の記録動作状態を表示する表示信号を出力す
る。システムコントローラ15はこうした一連の記録動
作を、操作部17の多数のキーのうちの特定のキー入力
操作によって供給される開始、停止等の動作制御信号に
基づいて実行する。こうして、MDに音声信号を記録す
ることができる。
【0011】(2)再生側APの再生動作 上述した(1)再生側APの記録動作によって、MDに
記録された音声信号は光ピックアップ9から対物レンズ
10を介してMDにレーザ光を照射することにより得ら
れた反射光によって、これを読み取ることができる。こ
うして読み取った信号は光ピックアップ9からRFアン
プ12に供給されここで所定量増幅された後、アドレス
デコーダ13、EFM/CIRCエンコーダ/デコーダ
5及びサーボ制御回路14に夫々出力される。アドレス
デコーダ13はRFアンプ12から供給された再生信号
からアドレスデータのみをデコードし、これをEFM/
CIRCエンコーダ/デコーダ5に出力する。EFM/
CIRCエンコーダ/デコーダ5はRFアンプ12から
供給された再生信号をアドレスデコーダ13から供給さ
れるアドレスデータに応じてEFM復調した後、誤り訂
正復号処理及び逆インターリーブ処理を行い得た圧縮デ
ィジタル音声信号を耐振用メモリコントローラ3を介し
てバッファメモリ4に連続的に出力しここに順次蓄積す
る。
【0012】耐振用メモリコントローラ3は、前述した
ように、MDに光磁気記録されている変調音声信号を光
ピックアップ9で読み取る際に、外部からの振動により
光ピックアップ9が不用意に振動していわゆる音飛びが
発生し、MDから読み出される再生信号の部分欠落(ド
ロップアウト)が生じた場合、この光ピックアップ9を
その音飛びが発生したMDのトラック位置に瞬時に戻
し、再度その部分の変調音声信号を再度読み取ってバッ
ファメモリ4に蓄積された圧縮ディジタル音声信号をこ
の部分欠落が生じている信号に代えて音声圧縮エンコー
ダ/デコーダ2に読み出すように、システムコントロー
ラ15により動作制御される。耐振用メモリコントロー
ラ3はこうした耐振補償のため、EFM/CIRCエン
コーダ/デコーダ5からここに供給される圧縮ディジタ
ル音声信号の転送レートを約1/2にした圧縮ディジタ
ル音声信号を音声圧縮エンコーダ/デコーダ2に出力す
る。
【0013】システムコントローラ15の耐振用メモリ
コントローラ3の読み出し制御に応じて、バッファメモ
リ4に蓄積された圧縮ディジタル音声信号は音声圧縮エ
ンコーダ/デコーダ2に供給される。音声圧縮エンコー
ダ/デコーダ2はこのディジタル音声信号を音声伸張復
号化するデコードが行われ、音声圧縮された信号の情報
量の約5倍に伸張して元のディジタル音声信号に戻す。
このディジタル音声信号はDA変換器18に出力されこ
こでDA変換されて得たアナログ音声信号aaとして出
力される。
【0014】システムコントローラ15は耐振用メモリ
コントローラ3、EFM/CIRCエンコーダ/デコー
ダ5、サーボ制御回路14を介してRFアンプ12から
供給される各出力信号に応じて、サーボ制御回路14を
駆動制御し、スピンドルモータ8の回転速度を制御する
と共に、上記した音飛びが発生した場合、光ピックアッ
プ9をその音飛びが発生したトラック位置に戻すため、
光ピックアップ9をその部分に移動するための送りモー
タ11の駆動制御を行い、また、上記した一連の再生動
作状態を表示する表示信号を表示部16に出力すると共
に、操作部17からこの再生動作を開始、停止等の動作
を指定する指定信号が入力される。こうして、MDから
音声信号を再生することができる。
【0015】(3)記録側ARの記録動作 再生側APを構成するDA変換器18の出力側から記録
側ARを構成するAD変換器1入力側にはアナログ音声
信号aaが供給され、この記録すべきアナログ音声信号
aaはAD変換器1aでAD変換されディジタル音声信
号として音声圧縮エンコーダ/デコーダ2aに供給され
る。音声圧縮エンコーダ/デコーダ2aはこのディジタ
ル音声信号をATRAC方式により音声圧縮符号化する
エンコードが行われ、元の信号情報量の約1/5に圧縮
して得た圧縮ディジタル音声信号を耐振用メモリコント
ローラ3aを介してバッファメモリ4aに間欠的に出力
しここに一旦蓄積する。
【0016】耐振用メモリコントローラ3aは、後述す
るように、記録用磁気ヘッド7aでMDに変調音声信号
を光磁気記録する際に、外部からの振動により記録用磁
気ヘッド7aが不用意に振動していわゆる音飛びが発生
し、MDaに記録される変調音声信号の部分欠落(ドロ
ップアウト)が生じた場合、この記録用磁気ヘッド7a
をその音飛びが発生したMDaのトラック位置に瞬時に
戻し、再度その信号を重ね書きする(記録し直す。耐振
補償する)ため、この重ね書きに要する変調音声信号の
元の信号でありバッファメモリ4aに一時記録されてい
る圧縮ディジタル音声信号をバッファメモリ4aからE
FM/CIRCエンコーダ/デコーダ5aに再度読み出
すように、システムコントローラ15aにより動作制御
される。耐振用メモリコントローラ3はこうした耐振補
償のため、音声圧縮エンコーダ/デコーダ2からここに
供給される圧縮ディジタル音声信号の転送レートを約1
/2にした圧縮ディジタル音声信号をEFM/CIRC
エンコーダ/デコーダ5に出力する。
【0017】耐振用メモリコントローラ3aはシステム
コントローラ15aの読み出し制御に応じて、バッファ
メモリ4aに蓄積された圧縮ディジタル音声信号を圧縮
前と同じ信号レートでEFM/CIRCエンコーダ/デ
コーダ5aに出力する。EFM/CIRCエンコーダ/
デコーダ5aはシステムコントローラ15aのエンコー
ド制御に応じて、バッファメモリ4aから読み出される
圧縮ディジタル音声信号にインターリーブ処理及び誤り
訂正符号を生成付加する処理を行ない、この後、EFM
変調して得た変調音声信号をヘッド駆動回路6aに出力
する。
【0018】ヘッド駆動回路6aはこの変調音声信号を
所定量増幅して記録用磁気ヘッド7aに供給する。記録
用磁気ヘッド7aはこの変調音声信号をMDaに光磁気
記録する。また、システムコントローラ15aは耐振用
メモリコントローラ3a及びEFM/CIRCエンコー
ダ/デコーダ5aから供給される出力信号に応じてサー
ボ制御回路14aを駆動制御し、スピンドルモータ8a
の回転速度を制御すると共に、表示部16に対して上記
した一連の記録動作状態を表示する表示信号を出力す
る。システムコントローラ15はこうした一連の記録動
作を、操作部17の多数のキーのうちの特定のキー入力
操作によって供給される開始、停止等の動作制御信号に
基づいて実行する。こうして、MDaに音声信号をダビ
ング記録することができる。
【0019】(4)記録側ARの再生動作 上述した(3)記録側ARの記録動作によって、MDa
に記録された音声信号は光ピックアップ9aから対物レ
ンズ10aを介してMDaにレーザ光を照射することに
より得られた反射光によって、これを読み取ることがで
きる。こうして読み取った信号は光ピックアップ9aか
らRFアンプ12aに供給されここで所定量増幅された
後、アドレスデコーダ13a、EFM/CIRCエンコ
ーダ/デコーダ5a及びサーボ制御回路14aに夫々出
力される。アドレスデコーダ13aはRFアンプ12a
から供給された再生信号からアドレスデータのみをデコ
ードし、これをEFM/CIRCエンコーダ/デコーダ
5aに出力する。EFM/CIRCエンコーダ/デコー
ダ5a及びサーボ制御回路14aに夫々出力される。E
FM/CIRCエンコーダ/デコーダ5aはRFアンプ
12aから供給された再生信号をアドレスデコーダ13
aから供給されるアドレスデータに応じてEFM復調し
た後、誤り訂正復号処理及び逆インターリーブ処理を行
い得た圧縮ディジタル音声信号を耐振用メモリコントロ
ーラ3aを介してバッファメモリ4aaに連続的に出力
しここに順次蓄積する。
【0020】耐振用メモリコントローラ3aは、前述し
たように、MDaに光磁気記録されている変調音声信号
を光ピックアップ9aで読み取る際に、外部からの振動
により光ピックアップ9aが不用意に振動していわゆる
音飛びが発生し、MDaから読み出される再生信号の部
分欠落(ドロップアウト)が生じた場合、この光ピック
アップ9aをその音飛びが発生したMDaのトラック位
置に瞬時に戻し、再度その部分の変調音声信号を再度読
み取ってバッファメモリ4aに蓄積された圧縮ディジタ
ル音声信号をこの部分欠落が生じている信号に代えて音
声圧縮エンコーダ/デコーダ2aに読み出すように、シ
ステムコントローラ15aにより動作制御される。
【0021】耐振用メモリコントローラ3aはこうした
耐振補償のため、EFM/CIRCエンコーダ/デコー
ダ5aからここに供給される圧縮ディジタル音声信号の
転送レートを約1/2にした圧縮ディジタル音声信号を
音声圧縮エンコーダ/デコーダ2aに出力する。システ
ムコントローラ15aの耐振用メモリコントローラ3a
の読み出し制御に応じて、バッファメモリ4aに蓄積さ
れた圧縮ディジタル音声信号は音声圧縮エンコーダ/デ
コーダ2aに供給される。音声圧縮エンコーダ/デコー
ダ2aはこのディジタル音声信号を音声伸張復号化する
デコードが行われ、音声圧縮された信号の情報量の約5
倍に伸張して元のディジタル音声信号に戻す。このディ
ジタル音声信号はDA変換器18aに出力されここでD
A変換されて得たアナログ信号として出力される。
【0022】システムコントローラ15aは耐振用メモ
リコントローラ3a、EFM/CIRCエンコーダ/デ
コーダ5a、サーボ制御回路14aを介してRFアンプ
12aから供給される各出力信号に応じて、サーボ制御
回路14aを駆動制御し、スピンドルモータ8aの回転
速度を制御すると共に、上記した音飛びが発生した場
合、光ピックアップ9aをその音飛びが発生したトラッ
ク位置に戻すため、光ピックアップ9aをその部分に移
動するための送りモータ11aの駆動制御を行い、ま
た、上記した一連の再生動作状態を表示する表示信号を
表示部16aに出力すると共に、操作部17aからこの
再生動作を開始、停止等の動作を指定する指定信号が入
力される。こうして、ダビング記録されたMDaから音
声信号を再生することができる。
【0023】ところで、上記したMDダビング装置と異
なる構成のMDダビング装置としては、一度に多様な音
楽ソースを用いてディスクを大量複製することには好適
であり、しかも、記録済マスタディスクを作成する機
能、マスタディスクに記録する音楽ソースを選択する機
能、記録済マスタディスクを再生して複数のダビングチ
ャンネルに選択的にこの再生信号を供給する選択機能な
どのダビング機能の選択が可能な装置であり、生産シス
テムに応じて多様に用いることができるものである(例
えば特開平6−20386号公報)。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記したMDダビング
装置A(図3に図示)は、ダビング時、再生側APでは
記録側ARに供給する信号をアナログ音声信号で送出す
るために、EFM/CIRCエンコーダ/デコーダ5か
ら出力する圧縮ディジタル音声信号を全て耐振用メモリ
コントローラ3で耐振補償した後、音声圧縮エンコーダ
/デコーダ2で伸張し、DA変換器18でDA変換して
いるために、特に、耐振用メモリコントローラ3からは
間欠的にしか圧縮ディジタル音声信号を音声圧縮エンコ
ーダ/デコーダ2に出力しないため、結果として、音声
圧縮エンコーダ/デコーダ2における伸張処理に多大の
時間を要するため、記録側ARで行うダビングの速度が
これにより制約されてしまい、従って、ダビングの高速
化を行うことができない問題があった。
【0025】また、上記した別のMDダビング装置は一
度に多様な音楽ソースを用いてディスクを大量複製する
ことには好適であり、しかも、記録済マスタディスクを
作成する機能、マスタディスクに記録する音楽ソースを
選択する機能、記録済マスタディスクを再生して複数の
ダビングチャンネルに選択的にこの再生信号を供給する
選択機能などのダビング機能の選択が可能な装置であ
り、生産システムに応じて多様に用いることができるも
のである。しかし、一度に大量のダビングを行う必要が
ない(1枚の記録済マスタディスクから1枚のディスク
にダビングするという)比較的小規模のダビング装置と
しては、こうしたダビング装置の一部の機能しか専ら用
いないため、こうした小規模のダビング装置としてはコ
ストパフォーマンスの面から見ても不適なものであっ
た。
【0026】本発明は、高速なダビングを行うことが可
能な比較的小規模なダビング装置を提供することを目的
とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するため、次の(1),(2)の構成になる記録再
生装置を提供するものである。
【0028】(1) 記録すべき音声信号を(音声圧縮
エンコーダ/デコーダで)圧縮し(耐振用メモリコント
ローラで)耐振補償し(EFM/CIRCエンコーダ/
デコーダで)誤り訂正符号化し変調して得た変調音声信
号を(ヘッド駆動回路、記録用磁気ヘッドを介して)光
磁気ディスクMDに記録し、またこの光磁気ディスクM
Dを再生して(対物レンズ、光ピックアップ、RFアン
プを介して)得た再生変調音声信号を(記録時と)相補
的に(EFM/CIRCエンコーダ/デコーダで)復調
し誤り訂正復号化し(耐振用メモリコントローラで)耐
振補償し(音声圧縮エンコーダ/デコーダで)伸張して
得た再生音声信号を出力する光磁気ディスクの記録再生
システムに用いられる記録再生装置であって、前記変調
音声信号が記録された一方の光磁気ディスクMDを再生
して得た前記再生変調音声信号を復調し誤り訂正復号化
して得た(EFM/CIRCエンコーダ/デコーダ5か
らの)再生圧縮音声信号bbを出力する再生部(再生
側)APと、この再生部APから供給される前記再生圧
縮音声信号bbに(EFM/CIRCエンコーダ/デコ
ーダ5aで)誤り訂正符号化し変調して得た変調音声信
号を(ヘッド駆動回路6a、記録用磁気ヘッド7aを介
して)他方の光磁気ディスクMDaに記録する記録部
(記録側)ARとを備え、前記再生部APの再生動作と
前記記録部ARの記録動作とを(システムコントローラ
15,15aの同期制御信号ccにより)同期して行う
と共に、前記一方及び他方の光磁気ディスクMD,MD
aを高速回転することを特徴とする(図1に図示の)記
録再生装置B。
【0029】(2) 記録すべき音声信号を(音声圧縮
エンコーダ/デコーダで)圧縮し(耐振用メモリコント
ローラで)耐振補償し(EFM/CIRCエンコーダ/
デコーダで)誤り訂正符号化し変調して得た変調音声信
号を(ヘッド駆動回路、記録用磁気ヘッドを介して)光
磁気ディスクMDに記録し、またこの光磁気ディスクM
Dを再生して(対物レンズ、光ピックアップ、RFアン
プを介して)得た再生変調音声信号を(記録時と)相補
的に(EFM/CIRCエンコーダ/デコーダで)復調
し誤り訂正復号化し(耐振用メモリコントローラで)耐
振補償し(音声圧縮エンコーダ/デコーダで)伸張して
得た再生音声信号を出力する光磁気ディスクの記録再生
システムに用いられる記録再生装置であって、前記変調
音声信号が記録された一方の光磁気ディスクMDを再生
して得た前記再生変調音声信号を復調し誤り訂正復号化
し耐振補償して得た(耐振用メモリコントローラ3から
の)再生圧縮耐振音声信号ddを出力する再生部(再生
側)APと、この再生部APから供給される前記再生圧
縮耐振音声信号ddに(EFM/CIRCエンコーダ/
デコーダ5aで)誤り訂正符号化し変調して得た変調音
声信号を(ヘッド駆動回路6a、記録用磁気ヘッド7a
を介して)他方の光磁気ディスクMDaに記録する記録
部(記録側)ARとを備え、前記再生部APの再生動作
と前記記録部ARの記録動作とを(システムコントロー
ラ15,15aの同期制御信号ccにより)同期して行
うと共に、前記一方及び他方の光磁気ディスクMD,M
Daを高速回転することを特徴とする(図2に図示の)
記録再生装置C。
【0030】
【実施例】図1,図2は本発明の記録再生装置の第1,
第2実施例のブロック図である。前述したものと同一構
成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0031】(実施例 1)本発明の記録再生装置B
は、図1に示すように、前述した記MDダビング装置A
(図3に図示)の構成を一部省略したものに等しいもの
であり、その再生側APから記録側ARに圧縮ディジタ
ル音声信号を直接高速伝送可能なように構成したもので
ある。
【0032】即ち、記録再生装置Bは、MDダビング装
置Aの再生側(マスタ側)APを構成するAD変換器
1、音声圧縮エンコーダ/デコーダ2、耐振用メモリコ
ントローラ3、バッファメモリ4、表示部16、操作部
17、DA変換器18を除去すると共に、バッファメモ
リ4と同様なバッファメモリ20を新たに付加し、ま
た、記録側(スレーブ側)ARを構成する、AD変換器
1a、音声圧縮エンコーダ/デコーダ2a、耐振用メモ
リコントローラ3a、バッファメモリ4a、DA変換器
18aを省略したものに等しいものである。前述したも
のと同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0033】次に上記した記録再生装置Bの動作につい
て、(1)再生側APの再生動作、(2)記録側ARの
記録動作、の順に説明する。
【0034】(1)再生側APの再生動作 記録済MD(マスタMD)に記録された音声信号は光ピ
ックアップ9から対物レンズ10を介してMDにレーザ
光を照射することにより得られた反射光によって、これ
を読み取ることができる。こうして読み取った信号は光
ピックアップ9からRFアンプ12に供給されここで所
定量増幅された後、アドレスデコーダ13、EFM/C
IRCエンコーダ/デコーダ5及びサーボ制御回路14
に夫々出力される。アドレスデコーダ13はRFアンプ
12から供給された再生信号からアドレスデータのみを
デコードし、これをEFM/CIRCエンコーダ/デコ
ーダ5に出力する。EFM/CIRCエンコーダ/デコ
ーダ5はRFアンプ12から供給された再生信号をアド
レスデコーダ13から供給されるアドレスデータに応じ
てEFM復調した後、誤り訂正復号処理及び逆インター
リーブ処理を行い得た圧縮ディジタル音声信号をバッフ
ァメモリ20に連続的に書き込み一定期間蓄積された後
順次読み出された後、記録側ARのEFM/CIRCエ
ンコーダ/デコーダ5aに直接供給される。
【0035】この結果、従来のMDダビング装置Aにあ
った耐振用メモリコントローラ3、音声圧縮エンコーダ
/デコーダ2を介さないので、耐振用メモリコントロー
ラ3が行う耐振補償のためEFM/CIRCエンコーダ
/デコーダ5から音声圧縮エンコーダ/デコーダ2に供
給される圧縮ディジタル音声信号の転送レートを約1/
2にしなくてもよいので、再生側APのEFM/CIR
Cエンコーダ/デコーダ5は記録側ARのEFM/CI
RCエンコーダ/デコーダ5aに伝送される圧縮ディジ
タル音声信号の転送レートを従来の約2倍に高めること
ができる(EFM/CIRCエンコーダ/デコーダ5か
ら出力される圧縮ディジタル音声信号の転送レートのま
ま伝送可能となる)。
【0036】これに加えて、システムコントローラ15
はサーボ制御回路14を介してスピンドルモータ8の回
転速度をさらに高めるように速度制御することにより、
例えば従来の2倍に回転速度を上げることにより、さら
に、圧縮ディジタル音声信号の転送レートを2倍に高め
ることができ(この場合、光ピックアップ9の読取りの
際に生じるドロップアウトが元の転送レートの場合に比
較して同様な状態であるからこれによる悪影響は生じな
い)、従来のものに比較して、約4倍の高速転送レート
で圧縮ディジタル音声信号を伝送することができる。シ
ステムコントローラ15,15aは再生側APの再生動
作と記録側ARの記録動作とを同期して各種の制御を行
う。
【0037】システムコントローラ15は、MDに光磁
気記録されている変調音声信号を光ピックアップ9で読
み取る際に、外部からの振動により光ピックアップ9が
不用意に振動していわゆる音飛びが発生し、MDから読
み出される再生信号の部分欠落(ドロップアウト)が生
じた場合、この光ピックアップ9をその音飛びが発生し
たMDのトラック位置に瞬時に戻し、再度その部分の変
調音声信号を再度読み取ってバッファメモリ20に蓄積
された圧縮ディジタル音声信号をこの部分欠落が生じて
いる信号に代えて記録側ARのEFM/CIRCエンコ
ーダ/デコーダ5aに読み出すように、バッファメモリ
20の読み出しを制御する。こうして、MDから圧縮デ
ィジタル音声信号を再生することができる。
【0038】(2)記録側ARの記録動作 再生側APを構成するEFM/CIRCエンコーダ/デ
コーダ5から記録側ARを構成するEFM/CIRCエ
ンコーダ/デコーダ5aには圧縮ディジタル音声信号伝
送用の信号線bbが接続されている。さて、信号線bb
を介して再生側APから供給された記録すべき圧縮ディ
ジタル音声信号はEFM/CIRCエンコーダ/デコー
ダ5aに出力する。EFM/CIRCエンコーダ/デコ
ーダ5aはシステムコントローラ15aのエンコード制
御に応じて、バッファメモリ4aから読み出される圧縮
ディジタル音声信号にインターリーブ処理及び誤り訂正
符号を生成付加する処理を行ない、この後、EFM変調
して得た変調音声信号をヘッド駆動回路6aに出力す
る。
【0039】ヘッド駆動回路6aはこの変調音声信号を
所定量増幅して記録用磁気ヘッド7aに供給する。記録
用磁気ヘッド7aはこの変調音声信号をMDaに光磁気
記録する。また、システムコントローラ15aは耐振用
メモリコントローラ3a及びEFM/CIRCエンコー
ダ/デコーダ5aから供給される出力信号に応じてサー
ボ制御回路14aを駆動制御し、スピンドルモータ8a
の回転速度をスピンドルモータ8の回転速度と同一にな
るように制御すると共に、表示部16に対して上記した
一連の記録動作状態を表示する表示信号を出力する。
システムコントローラ15はこうした一連の記録動作
を、操作部17の多数のキーのうちの特定のキー入力操
作によって供給される開始、停止等の動作制御信号に基
づいて実行する。こうして、MDaに音声信号を高速ダ
ビング記録することができる。
【0040】(実施例 2)本発明の記録再生装置C
は、図2に示すように、前述した記MDダビング装置A
(図3に図示)の構成を一部省略したものに等しいもの
であり、その再生側APから記録側ARに圧縮ディジタ
ル音声信号を直接高速伝送可能なように構成したもので
ある。
【0041】即ち、記録再生装置Cは、MDダビング装
置Aの再生側(マスタ側)APを構成するAD変換器
1、音声圧縮エンコーダ/デコーダ2、表示部16、操
作部17、DA変換器18を除去し、また、記録側(ス
レーブ側)ARを構成する、AD変換器1a、音声圧縮
エンコーダ/デコーダ2a、耐振用メモリコントローラ
3a、バッファメモリ4a、DA変換器18aを省略し
たものに等しいものである。前述したものと同一構成部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0042】次に上記した記録再生装置Cの動作につい
て、(1)再生側APの再生動作、(2)記録側ARの
記録動作、の順に説明する。
【0043】(1)再生側APの再生動作 記録済MD(マスタMD)に記録された音声信号は光ピ
ックアップ9から対物レンズ10を介してMDにレーザ
光を照射することにより得られた反射光によって、これ
を読み取ることができる。こうして読み取った信号は光
ピックアップ9からRFアンプ12に供給されここで所
定量増幅された後、アドレスデコーダ13、EFM/C
IRCエンコーダ/デコーダ5及びサーボ制御回路14
に夫々出力される。アドレスデコーダ13はRFアンプ
12から供給された再生信号からアドレスデータのみを
デコードし、これをEFM/CIRCエンコーダ/デコ
ーダ5に出力する。EFM/CIRCエンコーダ/デコ
ーダ5はRFアンプ12から供給された再生信号をアド
レスデコーダ13から供給されるアドレスデータに応じ
てEFM復調した後、誤り訂正復号処理及び逆インター
リーブ処理を行い得た圧縮ディジタル音声信号を耐振用
メモリコントローラ3を介してバッファメモリ4に連続
的に出力しここに順次蓄積する。
【0044】この結果、従来のMDダビング装置Aにあ
った音声圧縮エンコーダ/デコーダ2を介さないので、
耐振用メモリコントローラ3が行う耐振補償のためにE
FM/CIRCエンコーダ/デコーダ5から出力する圧
縮ディジタル音声信号の転送レートを約1/2にしなく
てもよいので、再生側APの耐振用メモリコントローラ
3は記録側ARのEFM/CIRCエンコーダ/デコー
ダ5aに伝送される圧縮ディジタル音声信号の転送レー
トを従来の約2倍に高めることができる(EFM/CI
RCエンコーダ/デコーダ5から出力される圧縮ディジ
タル音声信号の転送レートのまま伝送可能となる)。
【0045】これに加えて、システムコントローラ15
はサーボ制御回路14を介してスピンドルモータ8の回
転速度をさらに高めるように速度制御することにより、
例えば従来の2倍に回転速度を上げることにより、さら
に、圧縮ディジタル音声信号の転送レートを2倍に高め
ることができ(この場合、光ピックアップ9の読取りの
際に生じるドロップアウトが元の転送レートの場合に比
較して同様な状態であるからこれによる悪影響は生じな
い)、従来ものに比較して、約4倍の高速転送レートで
圧縮ディジタル音声信号を伝送することができる。シス
テムコントローラ15,15aは再生側APの再生動作
と記録側ARの記録動作とを同期して各種の制御を行
う。
【0046】システムコントローラ15は、MDに光磁
気記録されている変調音声信号を光ピックアップ9で読
み取る際に、外部からの振動により光ピックアップ9が
不用意に振動していわゆる音飛びが発生し、MDから読
み出される再生信号の部分欠落(ドロップアウト)が生
じた場合、この光ピックアップ9をその音飛びが発生し
たMDのトラック位置に瞬時に戻し、再度その部分の変
調音声信号を再度読み取ってバッファメモリ20に蓄積
された圧縮ディジタル音声信号をこの部分欠落が生じて
いる信号に代えて記録側ARのEFM/CIRCエンコ
ーダ/デコーダ5aに読み出すように、バッファメモリ
20の読み出しを制御する。こうして、MDから圧縮デ
ィジタル音声信号を再生することができる。
【0047】(2)記録側ARの記録動作 再生側APを構成する耐振用メモリコントローラ5から
記録側ARを構成するEFM/CIRCエンコーダ/デ
コーダ5aには圧縮ディジタル音声信号伝送用の信号線
ddが接続されている。さて、信号線ddを介して再生
側APから供給された記録すべき圧縮ディジタル音声信
号はEFM/CIRCエンコーダ/デコーダ5aに出力
する。EFM/CIRCエンコーダ/デコーダ5aはシ
ステムコントローラ15aのエンコード制御に応じて、
バッファメモリ4aから読み出される圧縮ディジタル音
声信号にインターリーブ処理及び誤り訂正符号を生成付
加する処理を行ない、この後、EFM変調して得た変調
音声信号をヘッド駆動回路6aに出力する。
【0048】ヘッド駆動回路6aはこの変調音声信号を
所定量増幅して記録用磁気ヘッド7aに供給する。記録
用磁気ヘッド7aはこの変調音声信号をMDaに光磁気
記録する。また、システムコントローラ15aは耐振用
メモリコントローラ3a及びEFM/CIRCエンコー
ダ/デコーダ5aから供給される出力信号に応じてサー
ボ制御回路14aを駆動制御し、スピンドルモータ8a
の回転速度をスピンドルモータ8の回転速度と同一にな
るように制御すると共に、表示部16に対して上記した
一連の記録動作状態を表示する表示信号を出力する。
システムコントローラ15はこうした一連の記録動作
を、操作部17の多数のキーのうちの特定のキー入力操
作によって供給される開始、停止等の動作制御信号に基
づいて実行する。こうして、MDaに音声信号を高速ダ
ビング記録することができる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の記録再生装置
は、一方の光磁気ディスクに圧縮して記録された音声信
号を伸張することなくそのまま他方の光磁気ディスクに
複製するので高速複製が可能となり、また、一方及び他
方の光磁気ディスクを同期して高速回転を行なうから一
層高速複製が実現でき、例えば従来のものに比較して、
少なくとも約4倍の高速複製が可能となる効果がある。
請求項2記載の本発明の記録再生装置は、上記した効果
に加えて、耐振動補償を行うことにより、複製時にドロ
ップアウト(音飛び)が発生してもこれを良好に除去す
ることが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置の第1実施例のブロック
図である。
【図2】本発明の記録再生装置の第2実施例のブロック
図である。
【図3】従来の記録再生装置のブロック図である。
【符号の説明】
2,2a 音声圧縮エンコーダ/デコーダ 3,3a 耐振用メモリコントローラ 5,5a EFM/CIRCエンコーダ/デコーダ 6,6a ヘッド駆動回路 7,7a 記録用磁気ヘッド 9,9a 光ピックアップ 10,10a 対物レンズ 12,12a RFアンプ 15,15a システムコントローラ A ダビング装置 aa アナロク音声信号 B,C 記録再生装置 AP 再生側(再生部) AR 記録側(記録部) bb,dd 圧縮ディジタル音声信号(再生圧縮音声信
号) cc 同期制御信号 MD,MDa 光磁気ディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録すべき音声信号を圧縮し耐振補償し誤
    り訂正符号化し変調して得た変調音声信号を光磁気ディ
    スクに記録し、またこの光磁気ディスクを再生して得た
    再生変調音声信号を相補的に復調し誤り訂正復号化し耐
    振補償し伸張して得た再生音声信号を出力する光磁気デ
    ィスクの記録再生システムに用いられる記録再生装置で
    あって、 前記変調音声信号が記録された一方の光磁気ディスクを
    再生して得た前記再生変調音声信号を復調し誤り訂正復
    号化して得た再生圧縮音声信号を出力する再生部と、 この再生部から供給される前記再生圧縮音声信号に誤り
    訂正符号化し変調して得た変調音声信号を他方の光磁気
    ディスクに記録する記録部とを備え、 前記再生部の再生動作と前記記録部の記録動作とを同期
    して行うと共に、前記一方及び他方の光磁気ディスクを
    高速回転することを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】記録すべき音声信号を圧縮し耐振補償し誤
    り訂正符号化し変調して得た変調音声信号を光磁気ディ
    スクに記録し、またこの光磁気ディスクを再生して得た
    再生変調音声信号を相補的に復調し誤り訂正復号化し耐
    振補償し伸張して得た再生音声信号を出力する光磁気デ
    ィスクの記録再生システムに用いられる記録再生装置で
    あって、 前記変調音声信号が記録された一方の光磁気ディスクを
    再生して得た前記再生変調音声信号を復調し誤り訂正復
    号化し耐振補償して得た再生圧縮耐振音声信号を出力す
    る再生部と、 この再生部から供給される前記再生圧縮耐振音声信号に
    誤り訂正符号化し変調して得た変調音声信号を他方の光
    磁気ディスクに記録する記録部とを備え、 前記再生部の再生動作と前記記録部の記録動作とを同期
    して行うと共に、前記一方及び他方の光磁気ディスクを
    高速回転することを特徴とする記録再生装置。 【0001】
JP19178194A 1994-07-22 1994-07-22 記録再生装置 Pending JPH0836835A (ja)

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JP19178194A JPH0836835A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 記録再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438288B1 (ko) * 2001-07-05 2004-07-02 엘지전자 주식회사 광기록재생기의 데이터 복사 방법 및 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438288B1 (ko) * 2001-07-05 2004-07-02 엘지전자 주식회사 광기록재생기의 데이터 복사 방법 및 시스템

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