JPH0836149A - 眼鏡フレームのテンプル取付け構造 - Google Patents
眼鏡フレームのテンプル取付け構造Info
- Publication number
- JPH0836149A JPH0836149A JP19365794A JP19365794A JPH0836149A JP H0836149 A JPH0836149 A JP H0836149A JP 19365794 A JP19365794 A JP 19365794A JP 19365794 A JP19365794 A JP 19365794A JP H0836149 A JPH0836149 A JP H0836149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- temple
- hinge
- connecting member
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Eyeglasses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1つのばね性連結部材とよろいに設けたヒン
ジ片だけで組み立てることができる眼鏡フレームのテン
プル取付け構造を提供すること。 【構成】 ばね線材を折り曲げて形成され、折り曲げ部
21の両側に延びる一対のばね片22,22の自由端を
屈曲して、同一軸線上に位置する一対の枢支ピン23,
23が設けられているばね性連結部材20を用いる。該
ばね性連結部材20は、その枢支ピン23,23がレン
ズ枠11の外側端に固着するよろい12に設けたヒンジ
片13の枢支孔14に回動自在に嵌挿されると共に、前
記枢支ピン23に連続するばね片部分22aが弾性力に
よりヒンジ片13に押し付けられ、一方、折り曲げ部2
1がテンプル15の先端部分に固着連結されている。
ジ片だけで組み立てることができる眼鏡フレームのテン
プル取付け構造を提供すること。 【構成】 ばね線材を折り曲げて形成され、折り曲げ部
21の両側に延びる一対のばね片22,22の自由端を
屈曲して、同一軸線上に位置する一対の枢支ピン23,
23が設けられているばね性連結部材20を用いる。該
ばね性連結部材20は、その枢支ピン23,23がレン
ズ枠11の外側端に固着するよろい12に設けたヒンジ
片13の枢支孔14に回動自在に嵌挿されると共に、前
記枢支ピン23に連続するばね片部分22aが弾性力に
よりヒンジ片13に押し付けられ、一方、折り曲げ部2
1がテンプル15の先端部分に固着連結されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ枠の外側部分に
テンプルを内側へ折りたたみ自在に取り付ける眼鏡フレ
ームのテンプル取付け構造に関する。
テンプルを内側へ折りたたみ自在に取り付ける眼鏡フレ
ームのテンプル取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、眼鏡フレームの従来のテンプル
取付け構造の代表的な例を示している。レンズ枠1の外
側端に固着したブロー智2に、端部にヒンジ片5を有す
るよろい4が固着され、ヒンジ片5の中間に設けた切欠
き部6にテンプル7のヒンジ端部8を嵌入した状態でヒ
ンジピンを構成する小ねじ9をヒンジ片5及びヒンジ端
部8に貫通してヒンジ片5に螺着することにより、レン
ズ枠1に対してテンプル7が回動自在に取り付けられ、
内側に折りたたみ可能となっている。
取付け構造の代表的な例を示している。レンズ枠1の外
側端に固着したブロー智2に、端部にヒンジ片5を有す
るよろい4が固着され、ヒンジ片5の中間に設けた切欠
き部6にテンプル7のヒンジ端部8を嵌入した状態でヒ
ンジピンを構成する小ねじ9をヒンジ片5及びヒンジ端
部8に貫通してヒンジ片5に螺着することにより、レン
ズ枠1に対してテンプル7が回動自在に取り付けられ、
内側に折りたたみ可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のテンプル取付け構造では、よろい4にヒンジ片5をろ
う付けし、テンプル7の先端部分にヒンジ端部8をろう
付けしているため、手間を要するのみならず、ヒンジピ
ンを構成する小ねじ9を必要とし、部品点数が多くてコ
ストが高くなるという問題点があった。
のテンプル取付け構造では、よろい4にヒンジ片5をろ
う付けし、テンプル7の先端部分にヒンジ端部8をろう
付けしているため、手間を要するのみならず、ヒンジピ
ンを構成する小ねじ9を必要とし、部品点数が多くてコ
ストが高くなるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記した従来技術の問題点を解
決するためになされたもので、ろう付け部分を少なく
し、1つのばね性連結部材とよろいに設けたヒンジ片だ
けで組み立てることができる眼鏡フレームのテンプル取
付け構造を提供することを目的とする。
決するためになされたもので、ろう付け部分を少なく
し、1つのばね性連結部材とよろいに設けたヒンジ片だ
けで組み立てることができる眼鏡フレームのテンプル取
付け構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のテンプル取付け構造は、ばね線材を折り曲
げて形成され、折り曲げ部の両側に延びる一対のばね片
の自由端を屈曲して、同一軸線上に位置する一対の枢支
ピンが設けられているばね性連結部材を用い、前記枢支
ピンがレンズ枠の外側端に固着するよろいに設けたヒン
ジ片の枢支孔に回動自在に嵌挿されると共に、前記枢支
ピンに連続する前記ばね片部分が弾性力により前記ヒン
ジ片に押し付けられ、一方、前記折り曲げ部がテンプル
の先端部分に固着連結されていることを特徴とする。
に、本発明のテンプル取付け構造は、ばね線材を折り曲
げて形成され、折り曲げ部の両側に延びる一対のばね片
の自由端を屈曲して、同一軸線上に位置する一対の枢支
ピンが設けられているばね性連結部材を用い、前記枢支
ピンがレンズ枠の外側端に固着するよろいに設けたヒン
ジ片の枢支孔に回動自在に嵌挿されると共に、前記枢支
ピンに連続する前記ばね片部分が弾性力により前記ヒン
ジ片に押し付けられ、一方、前記折り曲げ部がテンプル
の先端部分に固着連結されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】ばね性連結部材の両枢支ピンに連続するばね片
部分が弾性力により常時、よろいに設けたヒンジ片に押
し付けられているので、テンプルはよろいに対してがた
付きのない状態で、かつ、適度の制動作用を伴って、回
動自在に取り付けられ、スムーズに内側に折りたたみ又
は外側に開くことができる。
部分が弾性力により常時、よろいに設けたヒンジ片に押
し付けられているので、テンプルはよろいに対してがた
付きのない状態で、かつ、適度の制動作用を伴って、回
動自在に取り付けられ、スムーズに内側に折りたたみ又
は外側に開くことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0008】図1及び図2は、本発明による眼鏡フレー
ムのテンプル取付け構造を示しており、レンズ10を保
持固定するレンズ枠11の外側端によろい12が固着さ
れている。よろい12の端部には、一対のヒンジ片1
3,13がろう付けその他適宜の固着手段により固着さ
れている。両ヒンジ片13,13には後述する一対の枢
支ピンを嵌合する枢支孔14,14が設けられ、かつ、
両枢支孔14,14は同一軸線上に配設されている。テ
ンプル15は、後述するばね性連結部材20を用いてよ
ろい12に取り付けられる。
ムのテンプル取付け構造を示しており、レンズ10を保
持固定するレンズ枠11の外側端によろい12が固着さ
れている。よろい12の端部には、一対のヒンジ片1
3,13がろう付けその他適宜の固着手段により固着さ
れている。両ヒンジ片13,13には後述する一対の枢
支ピンを嵌合する枢支孔14,14が設けられ、かつ、
両枢支孔14,14は同一軸線上に配設されている。テ
ンプル15は、後述するばね性連結部材20を用いてよ
ろい12に取り付けられる。
【0009】ばね性連結部材20は、ステンレス鋼、ニ
ッケル・チタン合金などのばね性を有する金属材料の線
材を細長いV字形に折り曲げて形成され、折り曲げ部2
1の両側に延びる一対のばね片22,22の自由端を外
側へ屈曲して、同一軸線上に位置する一対の枢支ピン2
3,23が設けられており、折り曲げ部21がテンプル
15の先端部分に固着連結される。
ッケル・チタン合金などのばね性を有する金属材料の線
材を細長いV字形に折り曲げて形成され、折り曲げ部2
1の両側に延びる一対のばね片22,22の自由端を外
側へ屈曲して、同一軸線上に位置する一対の枢支ピン2
3,23が設けられており、折り曲げ部21がテンプル
15の先端部分に固着連結される。
【0010】そして、図2に仮想線で示すように、両ば
ね片22,22が互いに接近するようにばね性連結部材
20を弾性変形させた姿勢で、両枢支ピン23,23を
両ヒンジ片13,13の枢支孔14,14に内側から嵌
挿させたのち、両ばね片22,22を解放すると、両枢
支ピン23,23が両ヒンジ片13,13に回動自在に
枢着連結されると共に、両枢支ピン23,23に連結す
るばね片部分22a,22aが復元弾性力により両ヒン
ジ片13,13に押し付けられる。その結果、テンプル
15がよろいに対してがた付きのない状態で、かつ、適
度の制動作用を伴って、回動自在に取り付けられ、スム
ーズに内側に折りたたみ又は外側に開くことができる。
なお、テンプル15の回動範囲は、両ヒンジ片13,1
3に設けた係止段部16,16によって約180度に制
限されている。
ね片22,22が互いに接近するようにばね性連結部材
20を弾性変形させた姿勢で、両枢支ピン23,23を
両ヒンジ片13,13の枢支孔14,14に内側から嵌
挿させたのち、両ばね片22,22を解放すると、両枢
支ピン23,23が両ヒンジ片13,13に回動自在に
枢着連結されると共に、両枢支ピン23,23に連結す
るばね片部分22a,22aが復元弾性力により両ヒン
ジ片13,13に押し付けられる。その結果、テンプル
15がよろいに対してがた付きのない状態で、かつ、適
度の制動作用を伴って、回動自在に取り付けられ、スム
ーズに内側に折りたたみ又は外側に開くことができる。
なお、テンプル15の回動範囲は、両ヒンジ片13,1
3に設けた係止段部16,16によって約180度に制
限されている。
【0011】図3は、図1及び図2に示した実施例と同
様のばね性連結部材20を用いた他の実施例を示してお
り、よろい12及びテンプル15の形状が図1及び図2
に示したものと異なっている。
様のばね性連結部材20を用いた他の実施例を示してお
り、よろい12及びテンプル15の形状が図1及び図2
に示したものと異なっている。
【0012】図4は、両ばね片22,22がたすき掛け
に交叉して延びるばね性連結部材20′を用いた実施例
を示しており、仮想線で示すように、両枢支ピン23,
23が離間するようにばね性連結部材20′を弾性変形
させた姿勢で、両枢支ピン23,23を両ヒンジ片1
3,13の枢支孔14,14に外側から嵌挿させたの
ち、両ばね片22,22を解放して枢着連結させてい
る。なお、よろい12とテンプル15は図1及び図2に
示したものと同じである。
に交叉して延びるばね性連結部材20′を用いた実施例
を示しており、仮想線で示すように、両枢支ピン23,
23が離間するようにばね性連結部材20′を弾性変形
させた姿勢で、両枢支ピン23,23を両ヒンジ片1
3,13の枢支孔14,14に外側から嵌挿させたの
ち、両ばね片22,22を解放して枢着連結させてい
る。なお、よろい12とテンプル15は図1及び図2に
示したものと同じである。
【0013】図5は、図4に示した実施例と同様にばね
性連結部材20′を用いた他の実施例を示しており、よ
ろい12とテンプル15は、図3に示したものと同じで
ある。
性連結部材20′を用いた他の実施例を示しており、よ
ろい12とテンプル15は、図3に示したものと同じで
ある。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるテン
プル取付け構造は、ヒンジピンを構成するねじを必要と
せずに、1つのばね性連結部材とよろいに設けたヒンジ
片だけでテンプルをよろいに対して折りたたみ自在に取
り付けることができ、構造が簡単で、組立作業も容易、
かつ迅速に行なえる。
プル取付け構造は、ヒンジピンを構成するねじを必要と
せずに、1つのばね性連結部材とよろいに設けたヒンジ
片だけでテンプルをよろいに対して折りたたみ自在に取
り付けることができ、構造が簡単で、組立作業も容易、
かつ迅速に行なえる。
【図1】本発明による眼鏡フレームのテンプル取付け構
造を示す正面図である。
造を示す正面図である。
【図2】同要部の分解斜視図である。
【図3】別の実施例を示すテンプル取付け部の斜視図で
ある。
ある。
【図4】ばね性連結部材の別の実施例を示すテンプル取
付け部の分解斜視図である。
付け部の分解斜視図である。
【図5】更に別の実施例を示すテンプル取付け部の斜視
図である。
図である。
【図6】従来のテンプル取付け構造を示す平面図であ
る。
る。
11 レンズ枠 12 よろい 13 ヒンジ片 14 枢支孔 15 テンプル 20 ばね性連結部材 21 折り曲げ部 22 ばね片 23 枢支ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 ばね線材を折り曲げて形成され、折り曲
げ部の両側に延びる一対のばね片の自由端を屈曲して、
同一軸線上に位置する一対の枢支ピンが設けられている
ばね性連結部材を用い、前記枢支ピンがレンズ枠の外側
端に固着するよろいに設けたヒンジ片の枢支孔に回動自
在に嵌挿されると共に、前記枢支ピンに連続する前記ば
ね片部分が弾性力により前記ヒンジ片に押し付けられ、
一方、前記折り曲げ部がテンプルの先端部分に固着連結
されていることを特徴とする眼鏡フレームのテンプル取
付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19365794A JPH0836149A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 眼鏡フレームのテンプル取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19365794A JPH0836149A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 眼鏡フレームのテンプル取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0836149A true JPH0836149A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16311602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19365794A Pending JPH0836149A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 眼鏡フレームのテンプル取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0836149A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105020261A (zh) * | 2014-04-21 | 2015-11-04 | 美的集团股份有限公司 | 弹性销轴和烹饪器具 |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP19365794A patent/JPH0836149A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105020261A (zh) * | 2014-04-21 | 2015-11-04 | 美的集团股份有限公司 | 弹性销轴和烹饪器具 |
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