JPH083601Y2 - 建設現場用仮囲い - Google Patents

建設現場用仮囲い

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JPH083601Y2
JPH083601Y2 JP1990130295U JP13029590U JPH083601Y2 JP H083601 Y2 JPH083601 Y2 JP H083601Y2 JP 1990130295 U JP1990130295 U JP 1990130295U JP 13029590 U JP13029590 U JP 13029590U JP H083601 Y2 JPH083601 Y2 JP H083601Y2
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JP
Japan
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construction site
temporary enclosure
temporary
panel
panel unit
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JP1990130295U
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真次 松岡
義人 谷
博 原
道雄 安原
卓夫 和下田
淳 中原
成年 今井
敏正 松川
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Takenaka Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建設現場用仮囲いに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の一般的な建設現場用仮囲いは、建設現場の周囲
に所定間隔おきに立設した垂直単管と、直交クランプ等
を介して支柱間に複数段に架設した水平単管と、自在ク
ランプ等を介して前記垂直単管から斜め下方に導出した
控え単管と、控え単管と垂直単管の下端側を連結するつ
なぎ単管等によって、下地枠を構成し、この下地枠の前
記水平単管に縦長の波形鋼板(いわゆる万能板)を番線
等で取り付ける一方、周囲の地面よりも適当な高さま
で、コンクリートの現場打ちによる立上がり壁(幅木)
を築造することによって構成されていた。波形鋼板の上
下長さは、通常、3m程度であり、それよりも高い仮囲い
が必要な場合は、上縁に養生ネットを継ぎ足しているの
が現状である。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の建設現場用仮囲いは、いずれも、概ね上記のよ
うな構成の極めて没個性的なものであって、美的印象に
乏しく、無味乾燥な外観の仮囲いが都市としての景観を
損ねる一因となっている。このため、波形鋼板の色彩を
変えたり、表面に絵を描く等の手段により、デザイン
化、個性化を図っているが、根本的な解決策とはなって
いない。
上記の従来欠点に鑑み、本考案は、横線を基調とする
斬新で個性的な外観が得られ、しかも、パネルユニット
の使用枚数の変更により、高さの変更を容易に行えるよ
うにした建設現場用仮囲いを提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案が講じた技術的
手段は、次の通りである。即ち、第1考案による建設現
場用仮囲いは、建設現場の周囲に所定間隔おきに立設し
た支柱に、横長矩形状のパネルユニットを、上下複数段
に取り付けて成る建設現場用仮囲いであって、前記パネ
ルユニットのうち、最下段のパネルユニットが繊維入り
補強セメントで形成され、3段目以上のパネルユニット
が、無孔のアルミ製表面板とアルミのパンチングメタル
より成る裏面板との間に吸音材を介在させた防音パネル
で形成され、前記支柱が伸縮可能に構成されていること
を特徴とするものである。
前記支柱の上端部には、第2考案のように、照明器具
を内蔵した笠木を、最上段のパネルユニットの上縁に沿
って取り付けることが、夜間における仮囲いの美観を維
持する上でも、また仮囲い周辺の明るさを確保する上で
も、望ましいものである。
〔作用〕
上記の構成によれば、横長矩形状のパネルユニット
が、上下複数段に配設された仮囲いであるため、横線を
基調とする斬新で個性的な外観が得られることになる。
また、パネルユニットの使用枚数(段数)を変更する
ことによって、仮囲いの高さを変更することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面は、本考案に係る建設現場用仮囲いを示す。この
仮囲いは、建設現場の周囲に所定間隔おきに立設した支
柱1…に、横長矩形状のパネルユニット2…を、上下複
数段に取り付けて成るもので、前記パネルユニット2…
のうち、最下段のパネルユニット2aは耐アルカリガラス
繊維入り補強セメント(GRC)で形成され、2段目以上
のパネルユニット2b…は、第9図に示すように、無孔で
且つ水平な凹凸条が形成されたアルミ製表面板3aとアル
ミのパンチングメタルより成る裏面板3bとの間にグラス
ウール等の吸音材3cを介在させた防音パネルで形成され
ている。
尚、支柱1…に対するパネルユニット2…の取付け
は、第6図〜第9図に示すように、支柱1の外側面に突
設した複数の被係止部4…に各パネルユニット裏面に複
数ずつ突設したフック状の係止部5…を係合させること
によって行われている。
前記支柱1…は、第7図に示すように、アンカーボル
ト(図示せず)等で地面に固定されるベースプレート6
付きのアルミ製鞘管1aと、これに摺動自在に差し込まれ
たアルミ製角パイプ1bとによって伸縮可能に構成され、
鞘管1aに穿設されたボルト孔7…と角パイプ1bに穿設さ
れたボルト孔とにわたって挿通したボルト8とナット9
で固定され、ボルト孔7の選択により任意の長さに固定
できるようになっている。
前記支柱1…の上端部には、第10図、第11図に示すよ
うに、街灯として機能する蛍光灯などの照明器具10を内
蔵したアルミ製の笠木11が、最上段のパネルユニット2
…の上縁に沿って取り付けられている。第10図及び第11
図中の11a…は笠木11の開口部、12…は笠木取付け用ブ
ラケットである。
第2図及び第4図中の13a〜13cは前記パネルユニット
2の寸法に対応した寸法、つまり、横幅がパネルユニッ
ト2と同一で、縦がパネルユニット2と同一又は整数倍
に設定されたアルミ製の役物ユニットである。役物ユニ
ット13aは、デジタル時計14とスピーカー15が嵌め込ま
れたもので、役物ユニット13bは宣伝広告用の看板とし
て機能するもの、役物ユニット13cは引き違い式の窓16
と内方へ凹入した公衆電話収納棚17が組み込まれたもの
である。18は前記収納棚17に設置された公衆電話であ
る。
尚、上記の実施例では、仮囲いの周辺環境への圧迫感
をより一層減少するために、コーナー(出隅)には曲面
状のパネルユニット2c…を使用して全てのコーナーを曲
面に形成してある。第3図中の19はガードマンボックス
である。第1図及び第2図間中の20は車両用ゲートであ
る。この実施例では、車両用ゲート20を、上下方向に折
り畳み自在なアコーデオン式に構成してあるが、一般的
な横開きのアコーデオン式を採用してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、上述した構成よりなるから、次の効果を奏
し得るのである。
請求項(1)によれば、横長矩形状のパネルユニット
が、上下複数段に配設された仮囲いであるため横線を基
調とする斬新で個性的な外観が得られ、しかも、パネル
ユニットの使用枚数(段数)を変更することによって、
仮囲いの高さを変更することができる。
しかも、最下段のパネルユニットが繊維入り補強セメ
ントで形成されているので、従来のようなコンクリート
の現場打ちによる立上がり壁(幅木)の築造が不要であ
ることと、2段目以上のパネルユニットがアルミを用い
た軽量なものであることとによって、仮囲いの組立及び
解体撤去を容易かつ迅速に行える。また2段目以上のパ
ネルユニットに吸音性能があるので、工事騒音の外部へ
の伝播を抑制することができる。
殊に、支柱が伸縮可能であるためパネルユニットの使
用枚数(段数)に対応した何種類もの支柱を準備する必
要がなく、部品の共通化や量産によるコストダウンを図
り得る。
請求項(2)によれば、支柱の上端部に、照明器具を
内蔵した笠木が最上段のパネルユニットの上縁に沿って
取り付けられているので、夜間においても仮囲いの美観
を維持でき且つ仮囲い周辺の明るさを確保することがで
きる。
尚、実施例のように、パネルユニットの寸法に対応し
た寸法で且つ宣伝広告用の機能や時刻の表示機能を持た
せた何種類かの役物ユニットを予め準備しておけば、こ
れらを適宜選択して使用することにより、デザイン的に
統一のとれた多機能の仮囲いを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は概略斜視図、
第2図は概略正面図、第3図は概略平面図、第4図はパ
ネルユニットの概略正面図、第5図は要部の一部切欠き
正面図、第6図は要部の横断平面図、第7図は要部の一
部切欠き縦断側面図、第8図はコーナー分の横断平面
図、第9図は要部の一部切欠き斜視図、第10図は要部の
縦断側面図、第11図は要部の平面図である。 1……支柱、2,2a,2b……パネルユニット、3a……表面
板、3b……裏面板、3c……吸音材、10……照明器具、11
……笠木。
フロントページの続き (72)考案者 安原 道雄 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)考案者 和下田 卓夫 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)考案者 中原 淳 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)考案者 今井 成年 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)考案者 松川 敏正 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (56)参考文献 実願昭62−141090号(実開昭64−46337 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭59−141509号(実開昭61−56448 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設現場の周囲に所定間隔おきに立設した
    支柱に、横長矩形状のパネルユニットを、上下複数段に
    取り付けて成る建設現場用仮囲いであって、前記パネル
    ユニットのうち、最下段のパネルユニットが繊維入り補
    強セメントで形成され、2段目以上のパネルユニット
    が、無孔のアルミ製表面板とアルミのパンチングメタル
    より成る裏面板との間に吸音材を介在させた防音パネル
    で形成され、前記支柱が伸縮可能に構成されていること
    を特徴とする建設現場用仮囲い。
  2. 【請求項2】前記支柱の上端部に、照明器具を内蔵した
    笠木が、最上段のパネルユニットの上縁に沿って取り付
    けられていることを特徴とする請求項(1)に記載の建
    設現場用仮囲い。
JP1990130295U 1990-11-30 1990-11-30 建設現場用仮囲い Expired - Lifetime JPH083601Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990130295U JPH083601Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 建設現場用仮囲い

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JP1990130295U JPH083601Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 建設現場用仮囲い

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0486856U JPH0486856U (ja) 1992-07-28
JPH083601Y2 true JPH083601Y2 (ja) 1996-01-31

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ID=31877649

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JP1990130295U Expired - Lifetime JPH083601Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 建設現場用仮囲い

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6156448U (ja) * 1984-09-17 1986-04-16
JPH0446440Y2 (ja) * 1987-09-16 1992-10-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0486856U (ja) 1992-07-28

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