JPH0835675A - 風呂の余熱を利用する暖房システム - Google Patents
風呂の余熱を利用する暖房システムInfo
- Publication number
- JPH0835675A JPH0835675A JP17065694A JP17065694A JPH0835675A JP H0835675 A JPH0835675 A JP H0835675A JP 17065694 A JP17065694 A JP 17065694A JP 17065694 A JP17065694 A JP 17065694A JP H0835675 A JPH0835675 A JP H0835675A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- bath
- water
- line
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 風呂の残り湯の持つ熱エネルギーを有効活用
する。 【構成】 残り湯の温度が一定温度以上の場合、この残
り湯が持つ熱エネルギーを回収した温水を床暖房器５側
に循環させて低温暖房を行う。
する。 【構成】 残り湯の温度が一定温度以上の場合、この残
り湯が持つ熱エネルギーを回収した温水を床暖房器５側
に循環させて低温暖房を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、風呂の余熱（残熱）を
利用して床暖房等の低温暖房を行う暖房システムに関す
るものである。
利用して床暖房等の低温暖房を行う暖房システムに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】一般家庭の残り湯は、入浴が終わるとそ
のまま捨てられてしまうか、翌朝までそのまま放置され
て翌日の洗濯に利用されるのが普通である。
のまま捨てられてしまうか、翌朝までそのまま放置され
て翌日の洗濯に利用されるのが普通である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、４０℃前後
もある熱エネルギーが有効に活用されておらず、省エネ
の観点から好ましくない。本発明は斯る点に鑑みて提案
されるものであって、その目的とするところは、風呂の
残り湯が持つ熱エネルギーの有効利用を図ることであ
る。
もある熱エネルギーが有効に活用されておらず、省エネ
の観点から好ましくない。本発明は斯る点に鑑みて提案
されるものであって、その目的とするところは、風呂の
残り湯が持つ熱エネルギーの有効利用を図ることであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る風呂の余熱
を利用する暖房システムの構成は次のとおりである。暖
房水加熱用熱交換器で加熱された高温水が加熱ラインを
経由して循環する風呂加熱用熱交換器と、前記風呂加熱
用熱交換器を経由して風呂水が風呂加熱用ポンプにより
強制循環する風呂加熱ラインと、前記加熱ラインを暖房
往きラインに分岐してこの暖房往きラインの先を暖房器
具に接続し、暖房器具からの暖房戻りラインをシスター
ンから暖房循環ポンプを経由して前記暖房水加熱用熱交
換器に戻す構成の温水暖房ラインと、から成る暖房シス
テムにおいて、前記風呂加熱ラインに風呂水の温度を検
出するための風呂水温度検出センサを取り付けると共
に、加熱ラインを分岐してこれを暖房往きラインに結ん
だ余熱回収ラインを設け、前記風呂水温度検出センサで
検出される水温が一定温度以上である場合は、風呂加熱
用ポンプを駆動して風呂水を風呂加熱用熱交換器内に循
環させると共に、前記余熱回収ラインを開通して暖房用
循環ポンプを駆動することにより、風呂加熱用熱交換器
で風呂水の余熱を回収した温水を暖房器具内に循環せし
めて風呂水の余熱により低温暖房を行い、風呂水の水温
が一定温度以下の場合には暖房水加熱用熱交換器を駆動
し、余熱回収ラインを閉止して通常の暖房運転に切り換
える制御器を設けて成る風呂の余熱を利用する暖房シス
テム。
を利用する暖房システムの構成は次のとおりである。暖
房水加熱用熱交換器で加熱された高温水が加熱ラインを
経由して循環する風呂加熱用熱交換器と、前記風呂加熱
用熱交換器を経由して風呂水が風呂加熱用ポンプにより
強制循環する風呂加熱ラインと、前記加熱ラインを暖房
往きラインに分岐してこの暖房往きラインの先を暖房器
具に接続し、暖房器具からの暖房戻りラインをシスター
ンから暖房循環ポンプを経由して前記暖房水加熱用熱交
換器に戻す構成の温水暖房ラインと、から成る暖房シス
テムにおいて、前記風呂加熱ラインに風呂水の温度を検
出するための風呂水温度検出センサを取り付けると共
に、加熱ラインを分岐してこれを暖房往きラインに結ん
だ余熱回収ラインを設け、前記風呂水温度検出センサで
検出される水温が一定温度以上である場合は、風呂加熱
用ポンプを駆動して風呂水を風呂加熱用熱交換器内に循
環させると共に、前記余熱回収ラインを開通して暖房用
循環ポンプを駆動することにより、風呂加熱用熱交換器
で風呂水の余熱を回収した温水を暖房器具内に循環せし
めて風呂水の余熱により低温暖房を行い、風呂水の水温
が一定温度以下の場合には暖房水加熱用熱交換器を駆動
し、余熱回収ラインを閉止して通常の暖房運転に切り換
える制御器を設けて成る風呂の余熱を利用する暖房シス
テム。
【０００５】
【作用】通常の風呂加熱及び暖房は暖房水加熱用熱交換
器により行うが、入浴がすべて終了し、この時床暖房等
のような低温暖房負荷があった場合、制御器は一旦風呂
加熱用ポンプを駆動して風呂加熱ライン内に浴槽内の残
り湯を循環させて残り湯の温度を検出し、この残り湯の
温度が例えば２０℃以上ある場合には、そのまま残り湯
の循環を継続しながら切換弁を切り換えて暖房ポンプを
駆動すると共に、切換弁を切り換えて加熱停止中の暖房
水加熱用熱交換器→温水ライン→風呂加熱用熱交換器→
余熱回収ライン→暖房往きライン→暖房器具→暖房戻り
ライン→シスターン→暖房用循環ポンプ→暖房水加熱用
熱交換器の循環を起こす。この結果、風呂加熱用熱交換
器で風呂の余熱を回収した温水が暖房器具内を循環する
ため、低温ではあるが暖房水加熱用熱交換器（ガスバー
ナ）を駆動することなく暖房運転を行うことができる。
器により行うが、入浴がすべて終了し、この時床暖房等
のような低温暖房負荷があった場合、制御器は一旦風呂
加熱用ポンプを駆動して風呂加熱ライン内に浴槽内の残
り湯を循環させて残り湯の温度を検出し、この残り湯の
温度が例えば２０℃以上ある場合には、そのまま残り湯
の循環を継続しながら切換弁を切り換えて暖房ポンプを
駆動すると共に、切換弁を切り換えて加熱停止中の暖房
水加熱用熱交換器→温水ライン→風呂加熱用熱交換器→
余熱回収ライン→暖房往きライン→暖房器具→暖房戻り
ライン→シスターン→暖房用循環ポンプ→暖房水加熱用
熱交換器の循環を起こす。この結果、風呂加熱用熱交換
器で風呂の余熱を回収した温水が暖房器具内を循環する
ため、低温ではあるが暖房水加熱用熱交換器（ガスバー
ナ）を駆動することなく暖房運転を行うことができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明を実施した温水暖房システムの
説明図である。この図１において、１はガスバーナ２を
加熱源とする暖房水加熱用熱交換器、３は浴槽、４は風
呂加熱用熱交換器、５は床暖房器である。
説明図である。この図１において、１はガスバーナ２を
加熱源とする暖房水加熱用熱交換器、３は浴槽、４は風
呂加熱用熱交換器、５は床暖房器である。
【０００７】６は前記暖房水加熱用熱交換器１で加熱さ
れた高温水を前記風呂加熱用熱交換器４からシスターン
７及び暖房用循環ポンプ８を経由して循環させる加熱ラ
イン、９は前記浴槽３内の水を風呂加熱用ポンプ１０に
より前記風呂加熱用熱交換器４を経由して循環させるこ
とにより、前記した暖房水加熱用熱交換器１から送り出
された高温水の熱で風呂水を加熱する風呂加熱ラインで
ある。
れた高温水を前記風呂加熱用熱交換器４からシスターン
７及び暖房用循環ポンプ８を経由して循環させる加熱ラ
イン、９は前記浴槽３内の水を風呂加熱用ポンプ１０に
より前記風呂加熱用熱交換器４を経由して循環させるこ
とにより、前記した暖房水加熱用熱交換器１から送り出
された高温水の熱で風呂水を加熱する風呂加熱ラインで
ある。
【０００８】１１は前記加熱ライン６を分岐した床暖房
器５に至る暖房往きライン、１２は床暖房器５からシス
ターン７に至る暖房戻りラインである。
器５に至る暖房往きライン、１２は床暖房器５からシス
ターン７に至る暖房戻りラインである。
【０００９】なお、図１では床暖房器５のみを表示して
いるが、その他の暖房器が暖房往きライン１１、暖房戻
りライン１２にヘッダーを介して取り付けられる場合が
あることは勿論である。
いるが、その他の暖房器が暖房往きライン１１、暖房戻
りライン１２にヘッダーを介して取り付けられる場合が
あることは勿論である。
【００１０】１３は加熱ライン６において、前記風呂加
熱用熱交換器４を出た後を分岐して前記暖房往きライン
１１に結ばれた余熱回収ライン、１４は風呂加熱ライン
９に取り付けられた風呂水温度検出センサ、１５、１
６、１７、１８は切換弁、１９は制御器であって、この
制御器１９は次の制御を行う。
熱用熱交換器４を出た後を分岐して前記暖房往きライン
１１に結ばれた余熱回収ライン、１４は風呂加熱ライン
９に取り付けられた風呂水温度検出センサ、１５、１
６、１７、１８は切換弁、１９は制御器であって、この
制御器１９は次の制御を行う。
【００１１】・風呂加熱運転 この運転は、暖房水加熱用熱交換器１（ガスバーナ２）
を駆動して高温水を温水ライン６から風呂加熱用熱交換
器４内に循環させると同時に、風呂加熱用ポンプ１０を
駆動して浴槽３内の水を風呂加熱用熱交換器４内に循環
させることにより行う。
を駆動して高温水を温水ライン６から風呂加熱用熱交換
器４内に循環させると同時に、風呂加熱用ポンプ１０を
駆動して浴槽３内の水を風呂加熱用熱交換器４内に循環
させることにより行う。
【００１２】・暖房運転 この運転は、切換弁１５を閉じ、暖房水加熱用熱交換器
１から送り出された温水を加熱ライン６→暖房往きライ
ン１１→床暖房器５→暖房戻りライン１２→シスターン
７→暖房用循環ポンプ８→暖房水加熱用熱交換器１と循
環させることにより行う。
１から送り出された温水を加熱ライン６→暖房往きライ
ン１１→床暖房器５→暖房戻りライン１２→シスターン
７→暖房用循環ポンプ８→暖房水加熱用熱交換器１と循
環させることにより行う。
【００１３】・余熱回収暖房運転 この運転は、制御器は１９により一旦風呂加熱用ポンプ
１０を駆動して風呂加熱ライン９内に浴槽３内の残り湯
を循環させて風呂水温度検出センサ１４により残り湯の
温度を検出し、この残り湯の温度が例えば２０℃以上あ
る場合には、そのまま残り湯の循環を継続しながら切換
弁１７、１６閉、切換弁１５、１８開に制御して暖房用
循環ポンプ８を駆動して加熱停止中の暖房水加熱用熱交
換器１→温水ライン６→風呂加熱用熱交換器４→余熱回
収ライン１３→暖房往きライン１１→床暖房器５→暖房
戻りライン１２→シスターン７→暖房用循環ポンプ８→
暖房水加熱用熱交換器１の循環を起こす。この結果、風
呂加熱用熱交換器４で風呂の余熱を回収した温水が床暖
房器５内を循環するため、低温ではあるが暖房水加熱用
熱交換器１（ガスバーナ２）を駆動することなく暖房運
転を行うことができる。
１０を駆動して風呂加熱ライン９内に浴槽３内の残り湯
を循環させて風呂水温度検出センサ１４により残り湯の
温度を検出し、この残り湯の温度が例えば２０℃以上あ
る場合には、そのまま残り湯の循環を継続しながら切換
弁１７、１６閉、切換弁１５、１８開に制御して暖房用
循環ポンプ８を駆動して加熱停止中の暖房水加熱用熱交
換器１→温水ライン６→風呂加熱用熱交換器４→余熱回
収ライン１３→暖房往きライン１１→床暖房器５→暖房
戻りライン１２→シスターン７→暖房用循環ポンプ８→
暖房水加熱用熱交換器１の循環を起こす。この結果、風
呂加熱用熱交換器４で風呂の余熱を回収した温水が床暖
房器５内を循環するため、低温ではあるが暖房水加熱用
熱交換器１（ガスバーナ２）を駆動することなく暖房運
転を行うことができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上のように、風呂の余熱を利
用して床暖房等の低温暖房を可能にしたので、風呂の残
り湯がもつ熱エネルギーの有効活用が可能であって、例
えば夜間の廊下等の低温ヒートショック防止用等の低温
暖房に特に有効である。
用して床暖房等の低温暖房を可能にしたので、風呂の残
り湯がもつ熱エネルギーの有効活用が可能であって、例
えば夜間の廊下等の低温ヒートショック防止用等の低温
暖房に特に有効である。
【図１】本発明を実施した暖房システムの説明図。
１ 暖房水加熱用熱交換器 ２ ガスバーナ ３ 浴槽 ４ 風呂加熱用熱交換器 ５ 床暖房器 ６ 加熱ライン ７ シスターン ８ 暖房用循環ポンプ ９ 風呂加熱ライン １０ 風呂加熱用ポンプ １１ 暖房往きライン １２ 暖房戻りライン １３ 余熱回収ライン １４ 風呂水温度検出センサ １５、１６、１７、１８ 切換弁 １９ 制御器
Claims (1)
- 【請求項１】 暖房水加熱用熱交換器で加熱された高温
水が加熱ラインを経由して循環する風呂加熱用熱交換器
と、前記風呂加熱用熱交換器を経由して風呂水が風呂加
熱用ポンプにより強制循環する風呂加熱ラインと、前記
加熱ラインを暖房往きラインに分岐してこの暖房往きラ
インの先を暖房器具に接続し、暖房器具からの暖房戻り
ラインをシスターンから暖房循環ポンプを経由して前記
暖房水加熱用熱交換器に戻す構成の温水暖房ラインと、
から成る暖房システムにおいて、前記風呂加熱ラインに
風呂水の温度を検出するための風呂水温度検出センサを
取り付けると共に、加熱ラインを分岐してこれを暖房往
きラインに結んだ余熱回収ラインを設け、前記風呂水温
度検出センサで検出される水温が一定温度以上である場
合は、風呂加熱用ポンプを駆動して風呂水を風呂加熱用
熱交換器内に循環させると共に、前記余熱回収ラインを
開通して暖房用循環ポンプを駆動することにより、風呂
加熱用熱交換器で風呂水の余熱を回収した温水を暖房器
具内に循環せしめて風呂水の余熱により低温暖房を行
い、風呂水の水温が一定温度以下の場合には暖房水加熱
用熱交換器を駆動し、余熱回収ラインを閉止して通常の
暖房運転に切り換える制御器を設けて成る風呂の余熱を
利用する暖房システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17065694A JPH0835675A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 風呂の余熱を利用する暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17065694A JPH0835675A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 風呂の余熱を利用する暖房システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835675A true JPH0835675A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15908934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17065694A Pending JPH0835675A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 風呂の余熱を利用する暖房システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0835675A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009168419A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Gastar Corp | 温調方法と燃焼装置 |
| JP2011185573A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Osaka Gas Co Ltd | 熱供給装置 |
| JP2016125801A (ja) * | 2015-01-08 | 2016-07-11 | 次彦 玉井 | 床暖房システム及び床暖房方法 |
| JP2017078548A (ja) * | 2015-10-21 | 2017-04-27 | 株式会社長府製作所 | 温水装置の制御方法 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP17065694A patent/JPH0835675A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009168419A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Gastar Corp | 温調方法と燃焼装置 |
| JP2011185573A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Osaka Gas Co Ltd | 熱供給装置 |
| JP2016125801A (ja) * | 2015-01-08 | 2016-07-11 | 次彦 玉井 | 床暖房システム及び床暖房方法 |
| JP2017078548A (ja) * | 2015-10-21 | 2017-04-27 | 株式会社長府製作所 | 温水装置の制御方法 |
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