JPH0834520B2 - 緊急情報伝達システム - Google Patents

緊急情報伝達システム

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JPH0834520B2
JPH0834520B2 JP61047746A JP4774686A JPH0834520B2 JP H0834520 B2 JPH0834520 B2 JP H0834520B2 JP 61047746 A JP61047746 A JP 61047746A JP 4774686 A JP4774686 A JP 4774686A JP H0834520 B2 JPH0834520 B2 JP H0834520B2
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JP
Japan
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information
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emergency
telephone
emergency information
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JP61047746A
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猪三郎 片岡
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電話機を通して火災,地震などの非常事態
に関する緊急情報を多数の市民に同時に報知する緊急情
報伝達システムに関する。
〔従来の技術〕
第7図は従来の電話システムを示す概略のブロック接
続図であり、図において51,52は各対話者の電話機で、
これらがステップバイステップ方式やクロスバ方式の自
動交換機53を介して通信線54に接続されている。
次に動作について説明する。上記電話システムでは、
一方の電話機51から他方の電話機52を、ダイ自動交換機
を介して呼び出し、相手が受話器を上げると、双方の対
話者が互いに通話できるようになっている。すなわち、
これまでの電話システムでは、対話者が1対1でのみ対
話できるようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の電話システムは以上のように構成されているの
で、2人の対話者どうしで通話ができるのみであり、例
えば、公の施設からの緊急情報伝達には全く利用できな
い構成となっており、したがって、各家庭に電話機があ
るにも拘わらず、地震や津波などの災害情報の緊急伝達
を、限られた区域の一般市民に報知することができない
という問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、電話機によって通常の1対1の対話を害す
ることなく、予め指定した限られた区域の全部の電話加
入者に、共通の緊急情報を同時に流すことができる緊急
情報伝達システムを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかる緊急情報伝達システムは、共通情報
送信モード時に、中継器のメールボックスメモリに格納
されている緊急情報を所定地区の電話機に順次切換え伝
送し、マイクロプロセッサによって、上記各電話機の呼
出信号の発信および緊急情報の音声変換出力を制御する
ように構成したものである。
〔作用〕
この発明におけるメールボックスメモリは中継器に設
けられ、この中継器に付設した制御部が、このメールボ
ックスメモリに格納した緊急情報を、各家庭の電話機の
電話番号に相応したアドレスの全てに順次切り換えなが
ら伝送し、所定地区の全ての電話加入者に自動的に緊急
事態を警報するように作用する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、1は緊急情報の管理,発信を行う情報セ
ンタ、2,3,4は情報センタ1からの緊急情報を中継する
中継器で、各地区ごとに設けられている。5,6,7は各家
庭の電話機、8,9,10は各地区ごとに設置された消防署の
電話機である。
第2図は情報センタ1の制御ブロック接続図であり、
11は緊急情報の処理並びに制御を実行する管理コンピュ
ータ、12は上記各地区の家庭の電話番号や情報伝達確認
のフラグ情報などを保持するデータベース用記憶装置、
13は話者14の音声を例えば64Kbpsのデイジタル信号に変
換する信号変換器で、この信号変換したデイジタル信号
を管理コンピュータ11が取り込み、管理コンピュータ11
はこのデイジタル信号にもとづき、第3図に示すような
フレームのフォーマット21に変換する。15はそのフォー
マット情報を外部に伝送するための通信インタフェース
である。なお、管理コンピュータ11は各種の情報処理を
実行するための一時情報格納用のバッファメモリを有す
る。
上記フォーマットは図示のように4つの領域22,23,2
4,25を持ち、宛先アドレス領域22は例えば所定地区ごと
の中継器のステーションアドレスや、記憶装置12に登録
されている各家庭ごとの電話番号相当のアドレスであ
り、伝送モード領域23は単なる通常の1対1の対話モー
ドか、ある地区への共通情報送信モードかを指定するモ
ード選択領域である。また、優先レベル付け領域24は、
受話者のメッセージの中での優先度を決定するもので、
緊急情報を最優先として、通常の1対1の対話を次のレ
ベルに、単なる回覧板や掲示情報をその次のレベルに、
一般のコマーシャル宣伝情報を最下位レベルに設定する
領域である。なお、上記の最優先レベルは権威と責任が
ある例えば公的情報センタ1において決定する必要があ
り、回覧板やコマーシャル宣伝情報のレベルは、地区の
コミュニケーションセンタにおいて決定される。25は通
常のメッセージ領域であり、音声をデイジタル信号に変
換して送信される。また、フォーマット21の領域22〜25
は基本的には以上のようであるが、これ以外に領域22の
先頭には伝送の開始を識別するヘッダ領域が、メッセー
ジ領域25の後には受信先に正しく送信されたか否かを確
認するためのチェックデータ領域がそれぞれ設けられ、
さらに伝送の末尾の識別コードがビット連結データとし
て付加される。
第4図は上記中継器2,3,4の接続図である。ここでは
情報センタ1からの指定モードに従って、制御部31がス
イッチ32を切り換えて、1対1の対話式通話モードとす
るか、スイッチ32を順次切り換えながら発信ルート33の
緊急情報を所定地区の電話回線34に順番に出力する共通
情報送信モードとする。また、中継器2,3,4には緊急情
報のメッセージをデイジタル化して格納している記憶手
段としてのメールボックスメモリ35が設けられている。
第5図は各家庭に設置される電話機5,6,7の内部構成
を示すブロック接続図である。同図において、41は各回
線34に接続された通信インタフェース部で、デイジタル
送受信回路からなり、上記フォーマットのデイジタルデ
ータが正確に受信されたか否かをチェックする機能を有
する。42はその電話機の各種制御をつかさどるマイクロ
プロセッサで、必要な処理やプログラムを格納するメモ
リを有する。43は緊急情報を再生変調して音声変換する
再生変調回路、44は受話器、45は対話者である。
次に、動作について説明する。
まず、情報センタ1は緊急避難等の情報があると、管
理コンピュータ11は記憶装置12に格納した地区およびそ
の地区の家庭の電話番号を指定した、第3図に示すフォ
ーマットデータを各中継器2,3、4に送出する。各中継
器2,3,4は、第4図に示すような制御部31が例えばA地
区の電話加入者の全部、共通情報送信モードおよび最優
先レベルを選択するようにスイッチ32を閉じる。すなわ
ち、制御部31はメールボックスメモリ35にデイジタル化
して格納した緊急メッセージを、各家庭の電話番号に相
応したアドレスに順次切り換えて送信する。なお、上記
メールボックスメモリ35は、確実に緊急メッセージが各
家庭(電話加入者)に届けられたか否かの情報、つまり
受話器が上げられたか否かの情報を、情報センタ1に返
送するデータも保持する。
このため、フォーマットデータとしての緊急メッセー
ジは、A地区の電話加入者の電話機に、上記スイッチ32
の切換順序に従って入力されるのが望ましい。また、音
声変換した緊急メッセージは受話器44に入力される。な
お、マイクロプロセッサ42は緊急情報の受信によって、
その旨をベルを鳴らすことによって対話者45を呼び出
し、対話者45が受話器44を取り上げるまで、制御部31は
メッセージ情報をその家庭の受話器44を上げるまでトラ
イを繰り返し、受話器44を上げなければ、その応答情報
としてメールボックスメモリ35へその旨を格納し、情報
センタ1へ返送できるようにしておく。対話者45が受話
器44を上げると、プロセッサ42は、中継器からのメッセ
ージ情報(緊急情報)を再生変調回路43を通じてアナロ
グの音声信号に変換して、受話器44に入力する。このた
め受話器44は対話者45に緊急情報を流す。なお、対話者
が他の対話者と1対1で通話している場合に、上記緊急
情報が管理コンピュータ11によって出力される場合に
は、例えば中継器2のスイッチ32を使用しての1対1の
対話であっても、その1対1の対話を中断して、各スイ
ッチ32を順次強制的に閉じ、上記フォーマット21に従っ
てマイクロプロセッサ42が緊急情報を例えばA地区の全
ての電話機に順番に流す。このため、全ての家庭に緊急
の場合には、情報センタ1がA地区の各家庭に各電話機
によって緊急避難の告知を行い、さらにA地区およびB
地区の消防署に電話機8,9を通じて出動を要請するとと
もに、C地区の消防署に電話機10を通じて出動待機を要
請することになる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、情報センタは少な
くとも宛先アドレス領域と伝送モード領域を含むフレー
ムフォーマット情報を出力し、このフレームフォーマッ
ト情報を入力した中継器は、上記伝送モード領域が1対
1の対話式通話モードか共通情報送信モードかを判断
し、後者のモード時には予め記憶手段に格納された緊急
情報を、上記宛先アドレス領域に規定された所定地区の
電話回線に順番に出力し、電話機は受話器が取上げられ
ることにより、上記電話回線を介して入力された上記緊
急情報を音声出力し、この受話器の使用状況を前記中継
器へ報知するように構成したので、通常の1対1の対話
を害することなく、所定区域の電話加入者に緊急情報を
順次に流すことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による緊急情報伝達システ
ムのブロック接続図、第2図は同じく情報センタのブロ
ック接続図、第3図は情報センタが送信する情報のフォ
ーマット図、第4図は同じく中継器の接続図、第5図は
電話機のブロック接続図、第6図は火災情報の説明図、
第7図は従来の電話システムのブロック接続図である。 1は情報センタ、2,3,4は中継器、5,6,7は電話機、35は
メールボックスメモリ、42はマイクロプロセッサ、44は
受話器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の電話機を中継器を介して情報センタ
    に接続した緊急情報伝達システムにおいて、前記情報セ
    ンタは話者の音声をディジタル信号に変換する信号変換
    器と、前記音声を前記ディジタル信号に基づいて、宛先
    アドレス領域と伝送モード領域と情報の優先度を決定す
    る優先レベル付け領域および前記ディジタル信号による
    メッセージを格納したメッセージ領域からなるフォーマ
    ット情報に変換して記憶手段に格納する管理コンピュー
    タを備え、前記中継器は前記情報センタから伝送された
    緊急情報を格納する記憶手段と該情報センタから伝送さ
    れたフォーマット情報の伝送モード領域が1対1の対話
    式通話モードか共通情報送信モードかを判断し該共通情
    報送信モード時には該記憶手段に格納された緊急情報を
    前記宛先アドレス領域に規定された所定地区の電話回線
    に順番に出力する制御部を備え、前記各電話機は受話器
    が取り上げらことに基づき前記電話回線を介して入力さ
    れた前記緊急情報を音声出力するマイクロプロセッサを
    備え、前記情報センタは緊急情報が入力されると前記記
    憶手段に格納されているフォーマット情報を送出し、前
    記中継器は情報センタからの指定モードに従って前記記
    憶手段に格納してある緊急情報を前記フォーマット情報
    の宛先アドレス領域に規定された所定地区の電話機に順
    番に出力し、その電話機は対話者が受話器を取り上げる
    と緊急情報を音声出力することを特徴とする緊急情報伝
    達システム。
JP61047746A 1986-03-05 1986-03-05 緊急情報伝達システム Expired - Lifetime JPH0834520B2 (ja)

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JP61047746A JPH0834520B2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05 緊急情報伝達システム

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JP61047746A JPH0834520B2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05 緊急情報伝達システム

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Publication Number Publication Date
JPS62205499A JPS62205499A (ja) 1987-09-10
JPH0834520B2 true JPH0834520B2 (ja) 1996-03-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5551378B2 (ja) * 1972-12-22 1980-12-24
JPS5157207A (ja) * 1974-11-15 1976-05-19 Fujitsu Ltd Dohotsushinsaabisuseigyohoshiki
JPS5570156A (en) * 1978-11-22 1980-05-27 Hitachi Ltd Automatic connection system
JPS5847367A (ja) * 1981-09-16 1983-03-19 Hitachi Ltd 一斉指令情報転送方式

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JPS62205499A (ja) 1987-09-10

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