JPH08342B2 - 板状ワークの位置決め装置 - Google Patents

板状ワークの位置決め装置

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JPH08342B2
JPH08342B2 JP63285534A JP28553488A JPH08342B2 JP H08342 B2 JPH08342 B2 JP H08342B2 JP 63285534 A JP63285534 A JP 63285534A JP 28553488 A JP28553488 A JP 28553488A JP H08342 B2 JPH08342 B2 JP H08342B2
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JP
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positioning
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JP63285534A
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直人 木村
浩司 大西
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、例えば、チップ型可変抵抗器の基板とな
るアルミナ原板のような板状ワークに対してスクリーン
印刷処理などを施す際に使用される板状ワークの位置決
め装置に関する。
<従来の技術> 従来から、この種の矩形板状ワークに対する位置決め
手段としては、第7図で示すように、互いに直交するよ
うに設けられた二つの位置決め板20,21を用いたうえ、
これらの位置決め板20,21のそれぞれをワーク1の互い
に直交する二端面に当てつけることによって位置決めす
るように構成されたものが知られている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、上記従来手段はワーク1の直交する二
端面S1,S2を基準面とした位置決めであることから、ワ
ーク1の長さL及び幅Wにおける加工誤差などを吸収す
ることができず、ワーク1の正確な位置決めを行うのは
大変に難しかった。特に、このワーク1の端面S2上にあ
らかじめ端面電極が形成されている場合などには、その
膜厚が付加されることから、位置決め精度がより一層低
下することになっていた。
本発明は、このような現状に鑑みて創案されたもので
あって、板状ワーク自体における端面の加工精度などに
よる影響を被ることがなく、高い精度で容易、かつ、正
確に位置決めすることができる板状ワークの位置決め装
置を提供することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 本発明に係る板状ワークの位置決め装置は、このよう
な目的を達成するために、対向する二端面のそれぞれに
凹入形成されたノッチを有する板状ワークが上側から投
入して位置決め装填される複数のワーク装填部をステー
ジ上の縦横方向に沿って整列形成するとともに、ワーク
装填部それぞれの一端側にはワークに形成されたノッチ
の一方に係入する断面円形状の固定位置決め部材を設
け、かつその他端側にはノッチの他方に係入する断面円
形状の可動位置決め部材を配設する一方、この可動位置
決め部材と固定位置決め部材とを結ぶ直線方向に沿って
縦一列分ずつの可動位置決め部材それぞれを同時に移動
させる可動枠を各別に設け、各可動位置決め部材を可動
枠の移動方向に沿う一定範囲で変位可能に弾性付勢した
ものである。
<作用> 上記構成の位置決め装置においては、まず、可動枠を
その後退位置にセットしたうえ、ステージ上に形成され
たワーク装填部のそれぞれにワークを装着し、このワー
クに形成されたノッチの一方に各ワーク装填部の一端側
に設けられた固定位置決め部材を係入する。つぎに、可
動位置決め部材と固定位置決め部材とを結ぶ直線方向に
沿って可動枠を前進させることにより、この可動枠に配
設されたすべての可動位置決め部材を同時に移動させ、
各可動位置決め部材をワークに形成されたノッチの他方
に係入させる。
この際、この可動枠は可動位置決め部材の必要係入ス
トロークよりも余分に前進させられ、ノッチに係入して
移動不能となった可動位置決め部材は弾性付勢力に抗
し、可動枠に対して相対的に後退することになる。そこ
で、このワークは、その他方のノッチに係入した可動位
置決め部材によって固定位置決め部材に向かって弾性的
に押しつけられる結果、正確に位置決め支持されること
になる。
<実施例> 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は位置決め装置の要部であるワーク装填部を示
す一部破断斜視図、第2図及び第3図はその動作状態を
示す断面構造図、第4図及び第5図は第2図及び第3図
それぞれに対応する平面図であり、第6図は位置決め装
置の全体構成を示す平面図である。
本実施例に係る位置決め装置は、例えば、チップ型可
変抵抗器(図示していない)の基板となる矩形平板状の
アルミナ原板(ワーク)の表面に対し、スクリーン印刷
処理によって所定形状の抵抗膜パターンを形成する際な
どに使用されるものである。そして、このワーク1は、
第1図中で示すように、矩形平板状として形成されてお
り、その互いに対向する短辺であるところの二端面それ
ぞれには後の分割工程で利用される「V」字状のノッチ
2a,2bが凹入形成されている。また、これらのノッチ2a,
2b同士を結ぶ一直線上には、同じく後の分割工程で利用
される菱形状の貫通孔2c群が形成されている。
一方、位置決め装置を構成するステージ3の上面に
は、その上側から投入されたワーク1のそれぞれが位置
決めして装填されるワーク装填部4を構成する矩形凹部
の所定数が縦(図では、上下)方向、すなわち、各ワー
ク1の短辺方向に沿って一列状に形成されるとともに、
このようなワーク装填部4群の複数列が横(図では、左
右)方向、すなわち、各ワーク1の長辺方向に沿う並列
状に整列して形成されている。そして、ワーク装填部4
それぞれの奥側(図では、右側)の所定位置には、ワー
ク1に形成された一方のノッチ2aに係入する固定位置決
め部材となる断面円形状の固定位置決めピン5が値設さ
れている。また、各ワーク装填部4の前側(図では、左
側)には、ステージ3をそのまま表裏方向に沿って貫通
する開口6が形成されており、この開口6内にはワーク
1に形成された他方のノッチ2bに係入する可動位置決め
部材となる断面円形状の可動位置決めピン7が開口6の
範囲内で進退自在に突設されている。
ところで、ワーク装填部4群が並列形成されたステー
ジ3の下方には、縦一列状に形成されたワーク装填部4
群それぞれの縦方向長さとほぼ対応する長さとされた複
数の可動枠8がワーク装填部4の縦一列分ずつに対応し
て各別に配設されている。そして、可動枠8のそれぞれ
は、図示していない駆動手段を介してワーク装填部4の
前後方向、すなわち、その固定位置決めピン5と可動位
置決めピン7とを互いに結ぶ直線方向に沿って移動させ
られるようになっている。また、この可動枠8上面の各
ワーク装填部4と対応する位置には案内溝9が形成され
ており、この案内溝9内にはスライドブロック10が係入
されたうえ、可動枠8の移動方向に沿ってスライド自在
に支持されている。なお、前記可動位置決めピン7は、
このようにして配設された各スライドブロック10の上端
面に値設されており、前記開口6内に突出したうえ、ワ
ーク装填部4の前後方向に沿って進退自在に支持されて
いる。
さらに、このスライドブロック10の前側には、これを
ワーク装填部4の奥側に向かって押圧付勢する圧縮コイ
ルバネ11が設けられている。そこで、このスライドブロ
ック10は、圧縮コイルバネ11によって一定範囲で変位可
能に弾性付勢されていることになる。なお、図中の符号
12はスライドブロック10の奥側端縁を位置規制するため
の当て板、13はスライドブロック10の外れ止め用上板で
あり、14は圧縮コイルバネ11の背面側端末を受け止める
ための当て板である。
つぎに、本発明に係る位置決め装置の動作について説
明する。
まず、ワーク1が装填される際、可動枠8は第2図及
び第4図で示すような後退位置にセットされており、可
動位置決めピン7も固定位置決めピン5から最も遠く離
れた位置で待機させられている。そこで、ワーク1をワ
ーク装填部4に装着し、第4図で示すように、その一
方、すなわち、奥端面側に位置するノッチ2aに固定位置
決めピン5を係入させる。このようにして、すべてのワ
ーク装填部4へのワーク1の装着が終了すると、可動枠
8をステージ3の横方向に沿って移動させるとともに、
すべての可動位置決めピン7をワーク装填部2の奥側に
向かって同時に前進させ、可動位置決めピン7をワーク
1の前端面側に形成されたノッチ2bに係入させる。この
際、可動枠8の前進移動量は可動位置決めピン7がノッ
チ2bに係入するのに必要なストロークよりもやや大きく
設定されており、ノッチ2bに係入して前進不能となった
可動位置決めピン7は、第3図及び第5図で示すよう
に、圧縮コイルバネ11の弾性付勢力に抗し、可動枠8に
対して相対的に後退移動する結果、ワーク1は圧縮コイ
ルバネ11の弾性付勢力によって固定位置決めピン5及び
可動位置決めピン7間で位置決め支持されることにな
る。
なお、以上説明した実施例では、固定位置決め部材5
及び可動位置決め部材7としてピンを用いるものとして
いるが、これに限定されるものではなく、例えば、ノッ
チ2a,2bに係入しうる適当な形状の係入部を有するブロ
ック片を用いても同様の結果が得られることになる。ま
た、本実施例側における板状ワークは、チップ型可変抵
抗器の基板となるアルミナ原板であるものとしている
が、これに限定されるものではなく、少なくとも対向す
る二端面のそれぞれに凹入形成されたノッチを有するも
のでありさえすれば、本発明に係る位置決め装置を適用
することができる。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明に係る板状ワークの位置
決め装置によれば、板状ワークの対向する二端面のそれ
ぞれに凹入形成されたノッチによって位置決めを行うの
で、従来例のようなワーク端面の加工精度などによる影
響を被ることがなく、高い精度で容易、かつ、正確に位
置決め支持することができる。そして、このワークに端
面電極などが形成されている場合には、その利点が格別
有効に発揮させることになる。
さらに、本発明によれば、複数のワーク装填部におけ
るワークの位置決め支持を可動枠によって同時に行うこ
とができ、その作業能率の大幅な向上を図ることができ
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明に係り、第1図は位置決め
装置の要部であるワーク装填部を示す一部破断斜視図、
第2図及び第3図はその動作状態を示す断面構造図、第
4図及び第5図は第2図及び第3図それぞれに対応する
平面図であり、第6図は位置決め装置の全体構成を示す
平面図である。また、第7図は従来例に係り、ワークの
位置決め手段を示す概略平面図である。 図における符号1はワーク(板状ワーク)、2a,2bはノ
ッチ、3はステージ、4はワーク装填部、5は固定位置
決めピン(固定位置決め部材)、7は可動位置決めピン
(可動位置決め部材)、8は可動枠、11は圧縮コイルバ
ネである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B23P 19/00 302 Q

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する二端面のそれぞれに凹入形成され
    たノッチを有する板状ワークが上側から投入して位置決
    め装填される複数のワーク装填部をステージ上の縦横方
    向に沿って整列形成するとともに、 ワーク装填部それぞれの一端側にはワークに形成された
    ノッチの一方に係入する断面円形状の固定位置決め部材
    を設け、かつ、その他端側にはノッチの他方に係入する
    断面円形状の可動位置決め部材を配設する一方、 この可動位置決め部材と固定位置決め部材とを結ぶ直線
    方向に沿って縦一列分ずつの可動位置決め部材それぞれ
    を同時に移動させる可動枠を各別に設け、 各可動位置決め部材を可動枠の移動方向に沿う一定範囲
    で変位可能に弾性付勢したことを特徴とする板状ワーク
    の位置決め装置。
JP63285534A 1988-11-10 1988-11-10 板状ワークの位置決め装置 Expired - Lifetime JPH08342B2 (ja)

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JPH02131833A JPH02131833A (ja) 1990-05-21
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