JPH08340203A - 同軸型誘電体共振器の取付構造 - Google Patents
同軸型誘電体共振器の取付構造Info
- Publication number
- JPH08340203A JPH08340203A JP17033595A JP17033595A JPH08340203A JP H08340203 A JPH08340203 A JP H08340203A JP 17033595 A JP17033595 A JP 17033595A JP 17033595 A JP17033595 A JP 17033595A JP H08340203 A JPH08340203 A JP H08340203A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonator
- dielectric resonator
- coaxial dielectric
- circuit board
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/181—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3431—Leadless components
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同軸型誘電体共振器の電気的・機械的接合を
確保しつつ、過大なストレスのかからない取付構造の提
供。 【構成】 同軸型誘電体共振器1は、長手方向の開放端
面11から所定の長さにわたって回路基板2の所定の位
置に半田付けされ、十分に電気的・機械的接合がなされ
ている。それに対して、幅方向は、前記誘電体共振器1
の内、その両端12の長手方向の全長にわたって半田付
けされずに残されている。
確保しつつ、過大なストレスのかからない取付構造の提
供。 【構成】 同軸型誘電体共振器1は、長手方向の開放端
面11から所定の長さにわたって回路基板2の所定の位
置に半田付けされ、十分に電気的・機械的接合がなされ
ている。それに対して、幅方向は、前記誘電体共振器1
の内、その両端12の長手方向の全長にわたって半田付
けされずに残されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸型誘電体共振器を
用いた誘電体フィルタや電圧制御発振器等の電子部品に
関し、特に、同軸型誘電体共振器の取付構造に関する。
用いた誘電体フィルタや電圧制御発振器等の電子部品に
関し、特に、同軸型誘電体共振器の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同軸型共振器を回路基板上に搭載
する場合、回路基板の共振器搭載部分全面に接合剤を塗
布する等の方法により、共振器の全面で接合されるよう
に取り付けを行っていた。共振器が小さい場合は、その
接合面積が小さいため、大きな問題は起こり難かった
が、共振器形状が大きいものにおいては、接合面積が大
きい故に、接合による過大なストレスを受けるようにな
り、特性に悪い影響を及ぼす結果となっていた。特に、
この種の電子部品においては、一般的に、基板の反り試
験の規定があり、反り試験の際に、全面接合を行ったも
のは、そのストレスが非常に大きくなり、半田はがれや
共振器のめっきはがれ等の不具合が生じる結果となって
いた。
する場合、回路基板の共振器搭載部分全面に接合剤を塗
布する等の方法により、共振器の全面で接合されるよう
に取り付けを行っていた。共振器が小さい場合は、その
接合面積が小さいため、大きな問題は起こり難かった
が、共振器形状が大きいものにおいては、接合面積が大
きい故に、接合による過大なストレスを受けるようにな
り、特性に悪い影響を及ぼす結果となっていた。特に、
この種の電子部品においては、一般的に、基板の反り試
験の規定があり、反り試験の際に、全面接合を行ったも
のは、そのストレスが非常に大きくなり、半田はがれや
共振器のめっきはがれ等の不具合が生じる結果となって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
欠点を考慮して、大形状の共振器であっても、接合によ
る過大なストレスを受けないような取り付け構造を提供
することを課題としている。本発明の適用分野における
誘電体共振器においては、共振器の、特に、開放端面近
傍で十分な接地を確保することが必要とされている。従
って、課題の解決に当たっては、十分な接地を確保しつ
つ、達成しなければならない。
欠点を考慮して、大形状の共振器であっても、接合によ
る過大なストレスを受けないような取り付け構造を提供
することを課題としている。本発明の適用分野における
誘電体共振器においては、共振器の、特に、開放端面近
傍で十分な接地を確保することが必要とされている。従
って、課題の解決に当たっては、十分な接地を確保しつ
つ、達成しなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、同軸型
誘電体共振器を用いた高周波電子部品において、前記の
同軸型誘電体共振器を回路基板上に搭載する際に、同軸
型誘電体共振器の長手方向は、開放端面から短絡端面に
向かって電気的接合が十分確保できる長さにわたって前
記回路基板に接合され、かつ幅方向は機械的強度がとれ
る幅を残して接合されていないことを特徴とする同軸型
誘電体共振器の取付構造を提供する。又、接合されない
部分を確保するに当たっては、前記回路基板の共振器搭
載部分の内、前記同軸型誘電体共振器の接合部分を除い
てレジストで被っていることを特徴とする同軸型誘電体
共振器の取付構造、及び前記回路基板の共振器搭載部分
の内、前記同軸型誘電体共振器の接合部分を除いて凹部
が形成されていることを特徴とする同軸型誘電体共振器
の取付構造を提供するものである。
誘電体共振器を用いた高周波電子部品において、前記の
同軸型誘電体共振器を回路基板上に搭載する際に、同軸
型誘電体共振器の長手方向は、開放端面から短絡端面に
向かって電気的接合が十分確保できる長さにわたって前
記回路基板に接合され、かつ幅方向は機械的強度がとれ
る幅を残して接合されていないことを特徴とする同軸型
誘電体共振器の取付構造を提供する。又、接合されない
部分を確保するに当たっては、前記回路基板の共振器搭
載部分の内、前記同軸型誘電体共振器の接合部分を除い
てレジストで被っていることを特徴とする同軸型誘電体
共振器の取付構造、及び前記回路基板の共振器搭載部分
の内、前記同軸型誘電体共振器の接合部分を除いて凹部
が形成されていることを特徴とする同軸型誘電体共振器
の取付構造を提供するものである。
【0005】
【作用】特に、大形状の共振器を接合する場合には、搭
載される面の全面が接合されていなくても、電気的・機
械的接合は十分確保することができる。しかしながら、
本分野の誘電体共振器においては、長手方向で電磁界分
布が異なり、特に、開放端では電界分布が最大であるた
めに、開放端面近傍においては、確実に接地することが
重要である。
載される面の全面が接合されていなくても、電気的・機
械的接合は十分確保することができる。しかしながら、
本分野の誘電体共振器においては、長手方向で電磁界分
布が異なり、特に、開放端では電界分布が最大であるた
めに、開放端面近傍においては、確実に接地することが
重要である。
【0006】本発明においては、長手方向については、
開放端面から短絡端面に向かって電気的接合を十分確保
できる長さにわたって接地される形となっており、この
条件を満足している。更に、接合によるストレスは、面
積が増大すればするほど、大きくなっていくと考えられ
るが、全面を接合するのではなく、一部を浮かせた形と
しているため、接合強度を確保しつつ、ストレスを小さ
くすることを可能としている。
開放端面から短絡端面に向かって電気的接合を十分確保
できる長さにわたって接地される形となっており、この
条件を満足している。更に、接合によるストレスは、面
積が増大すればするほど、大きくなっていくと考えられ
るが、全面を接合するのではなく、一部を浮かせた形と
しているため、接合強度を確保しつつ、ストレスを小さ
くすることを可能としている。
【0007】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1に示す。同軸型
誘電体共振器1は、一辺の長さaが5mmで、長さcが
12mmのものを用いた。この時、幅方向の接合長さb
は3mmである。又、長手方向の接合長さdは、9mm
である。この時の接合長さb,dは、接合条件によって
異なるが、実験的に共振器の一辺の長さaの概ね6割程
度、共振器の長さcの7〜8割程度あればよいことがわ
かっている。接合には、回路基板2上に半田ペーストを
所定のパターンで塗布し、共振器搭載後、リフロー炉で
240℃に加熱し、接合した。従って、同軸型誘電体共
振器1の短絡端面(開放端面11の反対側)の近傍と、
幅方向の両端部分12は、回路基板からわずかに浮いた
構造となっている。長手方向は、開放端面11側から共
振器長さの75%にわたって接合されているので、接地
は十分確保されている。このように接合された共振器と
全面接合された共振器について、表1に記載した各種の
環境試験を行った結果を表2に示す。
誘電体共振器1は、一辺の長さaが5mmで、長さcが
12mmのものを用いた。この時、幅方向の接合長さb
は3mmである。又、長手方向の接合長さdは、9mm
である。この時の接合長さb,dは、接合条件によって
異なるが、実験的に共振器の一辺の長さaの概ね6割程
度、共振器の長さcの7〜8割程度あればよいことがわ
かっている。接合には、回路基板2上に半田ペーストを
所定のパターンで塗布し、共振器搭載後、リフロー炉で
240℃に加熱し、接合した。従って、同軸型誘電体共
振器1の短絡端面(開放端面11の反対側)の近傍と、
幅方向の両端部分12は、回路基板からわずかに浮いた
構造となっている。長手方向は、開放端面11側から共
振器長さの75%にわたって接合されているので、接地
は十分確保されている。このように接合された共振器と
全面接合された共振器について、表1に記載した各種の
環境試験を行った結果を表2に示す。
【0008】
【0009】
【0010】表2からわかるように、他の試験では、実
施例も比較の全面接合のものも変わりないが、基板反り
試験では、大きく差が出ており、実施例の取り付け方法
の方が優れていることがわかる。
施例も比較の全面接合のものも変わりないが、基板反り
試験では、大きく差が出ており、実施例の取り付け方法
の方が優れていることがわかる。
【0011】本発明の第2の実施例を図2に、第3の実
施例を図3に示す。これらは、いずれも接合されていな
い部分を確保するための構造である。第2の実施例にお
いては、接合されいてない部分をレジスト4で被ってい
る。これによって、半田は、不要部分には塗布されず、
必要な部分にだけ施される。第3の実施例においては、
接合されていない部分で基板に凹部5を設ける構造をと
っている。第3の実施例によれば、仮に塗布した半田量
が多すぎたような場合でも、凹部が半田の逃げとなるた
め、接合されない部分を確実にとることが可能である。
施例を図3に示す。これらは、いずれも接合されていな
い部分を確保するための構造である。第2の実施例にお
いては、接合されいてない部分をレジスト4で被ってい
る。これによって、半田は、不要部分には塗布されず、
必要な部分にだけ施される。第3の実施例においては、
接合されていない部分で基板に凹部5を設ける構造をと
っている。第3の実施例によれば、仮に塗布した半田量
が多すぎたような場合でも、凹部が半田の逃げとなるた
め、接合されない部分を確実にとることが可能である。
【0012】なお、本実施例では、接合長さについて数
字を挙げて説明しているが、電気的・機械的接合に十分
満足できれば、接合面積をもっと減らしても(言い換え
れば、接合長さを短くしても)良く、逆に、接合面積を
増やしても(接合長さを長くしても)良い。特に、長手
方向の接合長さは、共振器の長さに等しくても良い。
字を挙げて説明しているが、電気的・機械的接合に十分
満足できれば、接合面積をもっと減らしても(言い換え
れば、接合長さを短くしても)良く、逆に、接合面積を
増やしても(接合長さを長くしても)良い。特に、長手
方向の接合長さは、共振器の長さに等しくても良い。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、電気的・機械的接合を十分確保した上で、基板の反
り等によって過大なストレスがかかっても、十分耐久性
の得るような同軸型誘電体共振器の取付構造及び高周波
電子部品を提供することが可能になった。
ば、電気的・機械的接合を十分確保した上で、基板の反
り等によって過大なストレスがかかっても、十分耐久性
の得るような同軸型誘電体共振器の取付構造及び高周波
電子部品を提供することが可能になった。
【図1】本発明の第1の実施例の同軸型誘電体共振器を
示す図、図1(a)は断面図、図1(b)は斜視図。
示す図、図1(a)は断面図、図1(b)は斜視図。
【図2】本発明の第2の実施例の同軸型誘電体共振器を
示す断面図。
示す断面図。
【図3】本発明の第3の実施例の同軸型誘電体共振器を
示す断面図。
示す断面図。
1 同軸型誘電体共振器 11 (同軸型誘電体共振器1の)開放端面 12 (同軸型誘電体共振器1の)幅方向の端部 2 回路基板 3 接合部分 4 レジスト 5 凹部 a 同軸型誘電体共振器1の一辺の長さ b (幅方向の)接合長さ c 同軸型誘電体共振器1の長さ d (長手方向の)接合長さ
Claims (4)
- 【請求項1】 同軸型誘電体共振器の長手方向は、開放
端面から短絡端面に向かって電気的接合が十分とれるだ
けの長さにわたって回路基板に接合され、かつ前記共振
器の幅方向は機械的強度がとれる幅を残して接合されて
いないこと特徴とする同軸型誘電体共振器の取付構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の取付構造であって、前記
回路基板の共振器搭載部分の内、前記同軸型誘電体共振
器の接合部分を除いてレジストで被われていることを特
徴とする同軸型誘電体共振器の取付構造。 - 【請求項3】 請求項1記載の取付構造であって、前記
回路基板の共振器搭載部分の内、前記同軸型誘電体共振
器の接合部分を除いて凹部が形成されていることを特徴
とする同軸型誘電体共振器の取付構造。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2、又は請求項3のい
ずれかに記載の取付構造の同軸型誘電体共振器を有する
高周波電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17033595A JPH08340203A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 同軸型誘電体共振器の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17033595A JPH08340203A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 同軸型誘電体共振器の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08340203A true JPH08340203A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15903037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17033595A Pending JPH08340203A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 同軸型誘電体共振器の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08340203A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005020046A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-20 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁装置およびその製造方法 |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP17033595A patent/JPH08340203A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005020046A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-20 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁装置およびその製造方法 |
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