JPH08339641A - 光学式ピックアップの駆動装置 - Google Patents

光学式ピックアップの駆動装置

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JPH08339641A
JPH08339641A JP14735895A JP14735895A JPH08339641A JP H08339641 A JPH08339641 A JP H08339641A JP 14735895 A JP14735895 A JP 14735895A JP 14735895 A JP14735895 A JP 14735895A JP H08339641 A JPH08339641 A JP H08339641A
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JP
Japan
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drive shaft
bearing
optical pickup
drive
disk
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Application number
JP14735895A
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English (en)
Inventor
Makoto Kamibayashi
誠 上林
Shingo Kage
信吾 鹿毛
Seiya Toyama
靖也 戸山
Nobuyuki Miroku
信幸 彌勒
Giichi Yamano
義一 山野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学式ピックアップの駆動軸の軸受けを精度
良く製作しやすい構成とし、駆動モータの消費電力およ
び発熱量の小さな光学式ピックアップの駆動装置を提供
する。 【構成】 光学式ピックアップをディスク11の半径方
向に沿って往復移動させるための送りネジ付き駆動軸2
の軸受け部9aにおいて、ディスク11の主面に対して
垂直の軸受け面9bおよびディスク11の主面に対して
平行の軸受け面9cを形成し、弾発部材10により駆動
軸2を各軸受け面9b,9cに向かって押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばCDプレー
ヤ,CD−ROMドライブ,光磁気記録再生装置などの
ディスクドライブに用いられる光学式ピックアップの駆
動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップの駆動装置は、従来
光学式ピックアップを位置精度高く支持案内する部材
と、案内方向に沿って移動させる駆動部材をそれぞれ有
していたが、近年、コストダウン、省スペースの要求か
ら光学式ピックアップを支持案内する軸に送りネジを形
成した構成の光学式ピックアップの駆動装置が種々提案
されてきた。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
光学式ピックアップの駆動装置の一例について説明す
る。図5は従来の光学式ピックアップの駆動装置の一例
を示す。図5において、101は光学式ピックアップで
ある。102は駆動軸であり、光学式ピックアップ10
1に備わっている軸受け101aに嵌挿されている。1
02aは駆動軸102上に形成された送りネジであり、
光学式ピックアップ101に備わっているネジ101b
と螺合している。103は駆動軸102に固着された駆
動ギアである。104は駆動ギア103に歯合する中間
ギアプーリで、ゴムベルト105を介して駆動モータ1
06につながれている。A部には駆動軸102を回転自
在に外嵌支持する軸受け部107aがある。
【0004】この光学式ピックアップの駆動装置では、
駆動モータ106が回転することにより、ゴムベルト1
05、中間ギアプーリ104、駆動ギア103、駆動軸
102が順次回転する。ネジ101bは送りネジ102
aと螺合しているため、駆動軸102が正逆回転するこ
とにより光学式ピックアップ101は前後に移動するこ
と、つまりディスクの半径方向に沿って往復方向に移動
することができる。これにより、ディスク(図示せず)
に対して任意の位置に光学式ピックアップ101が移動
し、ディスク情報を読み取ることができる。
【0005】図6は図5のA部をB方向から視た駆動軸
102を外嵌支持する軸受け構造を示す第1の従来例の
断面図である。図6において、107は光学式ピックア
ップの駆動装置全体の基板となるトラバースシャーシで
あり、107aはトラバースシャーシ107に設けられ
た軸受け部であり、駆動軸102を外嵌支持する。10
9はディスクである。
【0006】図7は駆動軸102の軸受け構造の第2の
従来例の断面図であり、107bはトラバースシャーシ
107に設けられた軸受け部であり、各々ディスク10
9に立てた垂線に対して例えば各々±45度の角度をな
し互いに直交する2つの軸受け面(平面)107c,1
07dを有する。108は金属製の板バネ等の弾発部材
であり、駆動軸102を重力に対抗して軸受け部107
bの軸受け面107c,107dに押圧することにより
駆動軸102を保持している。109はディスクであ
り、Gは重力方向を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の光学式ピックアップの駆動装置は、第1の従
来例の軸受け構造では、駆動軸102と軸受け部107
aの間にクリアランスが存在し、特に車載用等のCDプ
レーヤ等において再生中に振動や衝撃を受けた際、駆動
軸102が前記クリアランス内を揺動し前記光学式ピッ
クアップの位置が不安定となり、前記光学式ピックアッ
プの読み取り能力が劣化するという問題点を有してい
た。
【0008】第2の従来例の軸受け構造では、駆動軸1
02を弾発部材108にて付勢しているため、駆動軸1
02と軸受け部107bの軸受け面107c,107d
の間にクリアランスが発生せず、第1の従来例のような
問題は解決されているが、軸受け部107bの軸受け面
107c,107dがディスク109の主面に対して斜
めになっているため、量産金型等の製作時に軸受け部1
07bの軸受け面107c,107dの寸法合わせ込み
において、フォーカス方向(ディスク109の主面に対
して垂直な方向)、トラッキング方向(ディスク109
の主面と平行な方向)をそれぞれ独立に微調整すること
が困難であった。
【0009】また、弾発部材108は、駆動軸102を
重力方向Gとは逆方向に付勢して軸受け部107bの軸
受け面107c,107dに押圧する構造であるので、
弾発部材108は、駆動軸102の荷重に抗する分だけ
付勢力を大きく設定しなければならず、駆動軸102の
回転に対する負荷が大きく、駆動モータ106の消費電
力の増大や発熱の増大を招くという問題点を有してい
た。
【0010】この発明の目的は、対振動性能に優れ、か
つ駆動軸の軸受け部の量産金型等の製作時の寸法合わせ
込みにおいてフォーカス方向およびトラッキング方向を
それぞれ独立に微調整することが容易な光学式ピックア
ップの駆動装置を提供することである。この発明の他の
目的は、対振動性能に優れ、かつ駆動モータに対する負
荷の小さな光学式ピックアップの駆動装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光学式ピ
ックアップの駆動装置は、光学式ピックアップと、光学
式ピックアップをディスクの半径方向に沿って往復移動
させるための送りネジ付きの駆動軸と、駆動軸を駆動す
るための駆動機構と、ディスクの主面に対して垂直の軸
受け面およびディスクの主面に対して平行の軸受け面を
有する軸受け部と、駆動軸を軸受け部の各軸受け面に向
かって押圧する弾発部材とを備えている。
【0012】請求項2記載の光学式ピックアップの駆動
装置は、請求項1記載の光学式ピックアップの駆動装置
において、平行の軸受け面がディスク側に向いている。
請求項3記載の光学式ピックアップの駆動装置は、光学
式ピックアップと、光学式ピックアップをディスクの半
径方向に沿って往復移動させるための送りネジ付きの駆
動軸と、駆動軸を駆動するための駆動機構と、ディスク
側に向いた軸受け凹面を有する軸受け部と、駆動軸を軸
受け部の軸受け凹面に向かって押圧する弾発部材とを備
えている。
【0013】
【作用】請求項1記載の構成によれば、駆動軸を軸受け
部のディスクの主面に対して垂直および平行の各軸受け
面に向かって弾発部材が押圧するので、駆動軸と軸受け
部との間のクリアランスが発生しない。また、軸受け部
の2つの軸受け面をそれぞれディスクの主面に対して垂
直および平行としたので、駆動軸と軸受けの当接方向が
フォーカス方向(ディスクの主面に対して垂直方向)と
トラッキング方向(ディスクの主面と平行方向)のそれ
ぞれに独立させることが可能となる。
【0014】請求項2記載の構成によれば、平行の軸受
け面がディスク側に向いているので、弾発部材による付
勢力が重力方向の分力を持つことになり、弾発部材で駆
動軸を支えなくてもよく、この結果弾発部材の付勢力は
小さくてよく、駆動軸にかかる負荷を小さくできる。請
求項3記載の構成によれば、ディスク側に向いた軸受け
凹面を有する軸受け部を設け、弾発部材により駆動軸を
軸受け部の軸受け凹面に向かって押圧するので、駆動軸
と軸受け部との間のクリアランスが発生しない。また、
軸受け凹面がディスク側に向いているので、弾発部材に
よる付勢力が重力方向の分力を持つことになり、弾発部
材で駆動軸を支えなくてもよく、この結果弾発部材の付
勢力は小さくてよく、駆動軸にかかる負荷は小さくでき
る。
【0015】
【実施例】以下、この発明の光学式ピックアップの駆動
装置の実施例について、図1ないし図4を参照しながら
詳細に説明する。図1はこの発明の実施例における光学
式ピックアップの駆動装置を示すものである。
【0016】図1において、1は光学式ピックアップで
ある。2は駆動軸であり、光学式ピックアップ1に備わ
っている軸受け1aに嵌挿されている。2aは駆動軸2
上に形成された送りネジであり、光学式ピックアップ1
に一端が固着されている弾発性を持ったネジ板3と螺合
している。ネジ板3は弾発性により、送りネジ2aに圧
接している。4は駆動軸2に固着された駆動ギアであ
る。5は駆動ギア4に歯合する中間ギアプーリで、ゴム
ベルト6を介してモータプーリ7につながっている。8
は駆動モータでモータプーリ7が固着されている。上記
の駆動ギア4、中間ギアプーリ5、ゴムベルト6、モー
タプーリ7、駆動モータ8が駆動機構を構成している。
A部には駆動軸2を回転自在に外嵌支持する軸受けがあ
る。
【0017】図2は図1のA部をB方向から視た駆動軸
2を外嵌支持する軸受け構造を示す第1の実施例の断面
図である。図2において、Gは重力方向を示す。9は光
学式ピックアップの駆動装置全体の基板となるトラバー
スシャーシであり、11はディスクである。9aはトラ
バースシャーシ9に設けられた軸受け部で、互いに直交
する2つの軸受け面9b,9cを有して駆動軸2を外嵌
支持する。軸受け部9aの軸受け面9bはディスク11
のディスク主面に対して垂直であり、軸受け面9cはデ
ィスク11のディスク主面に向いた状態でディスク11
のディスク主面に対して平行になっている。10は例え
ば金属製の板バネからなる弾発部材であり、駆動軸2を
軸受け面9b,9cに押圧している。
【0018】以上のように構成された光学式ピックアッ
プの駆動装置について、以下その動作について説明す
る。まず駆動モータ8が正逆方向のいずれかに回転する
と、モータプーリ7、ゴムベルト6、中間ギアプーリ
5、駆動ギア4に順次回転が伝達され駆動軸2が回転す
る。ネジ板3は送りネジ2aと螺合しているため、駆動
軸2が正逆回転することにより光学式ピックアップ1は
前後に移動すること、つまりディスクの半径方向に沿っ
て往復方向に移動することができる。この時駆動軸2の
一端は、弾発部材10と軸受け面9b,9cにより構成
された軸受け部9aにクリアランスなく位置精度も良く
支持されており、光学式ピックアップ1を位置精度良く
移動させることができる。これにより、ディスク11の
任意の位置に光学式ピックアップ1が移動し、ディスク
11の情報を読み取ることができる。
【0019】以上のように、この実施例によれば、光学
式ピックアップ1を移動させる駆動軸2を支持する軸受
け構造に弾発部材10を設けることで駆動軸2と軸受け
部9aの間にクリアランスが発生せず駆動軸2の位置精
度が良くなり、特に振動、衝撃時のディスク読み取り性
能が優れたものになる。また、弾発部材10により駆動
軸2が圧接される面をディスク主面に垂直の軸受け面9
bとディスク主面に平行の軸受け面9cにすることで、
フォーカス方向、トラッキング方向をそれぞれ独立に微
調整することができ軸受け部製作時に寸法精度の合わせ
込みが容易となる。
【0020】さらに、駆動軸2の自重方向と弾発部材1
0の分力方向が一致しており、駆動軸2を弾発部材10
で支えることは不要で、弾発部材10の付勢力を駆動軸
2の自重の分力相当分小さくすることができ、駆動軸2
の回転時の負荷が軽減され駆動モータ8の消費電力や発
熱を軽減することができる。つぎに、第2の実施例につ
いて、図3を参照しながら説明する。図3は図1のAを
B方向から視た駆動軸2を外嵌支持する軸受け構造を示
す断面図である。図3において、Gは重力方向を示す。
なお、図1に示した構成については同じ構成であるの
で、その詳細な説明は省略する。9は光学式ピックアッ
プの駆動装置全体の基板となるトラバースシャーシであ
り、11はディスクである。9dはトラバースシャーシ
9に設けられた軸受け部で、互いに直交する2つの軸受
け面9e,9fを有して駆動軸2を外嵌支持する。軸受
け部9dの軸受け面9eはディスク11のディスク平面
に対して垂直であり、軸受け面9fはディスク11のデ
ィスク主面に対し背を向けた状態でディスク11のディ
スク平面に対して平行になっている。12は弾発部材で
あり、駆動軸2を軸受け面9e,9fに押圧している。
【0021】この実施例の動作は第1の実施例と同様で
あるが、この実施例によれば、駆動軸2の自重方向と弾
発部材12の付勢方向が逆であり、弾発部材12が駆動
軸2を支える構造であるので、第1の実施例に比べ弾発
部材12の付勢力を大きくする必要があり、駆動軸2の
回転負荷が増大する。しかしながら駆動モータ8の電源
が電池仕様でない等の理由で消費電力の増加等が問題に
ならない場合は、例えば組み立て易さ等の理由でこの実
施例のような構成でもよい。
【0022】ここで、第2の実施例のように、下方から
重力に逆らって駆動軸を軸受に圧接させる場合と、第1
の実施例のように、上方から駆動軸を軸受に圧接させる
場合の回転負荷の違いについて簡単に説明する。例え
ば、車載用CDプレーヤとして、振動性能に対する音飛
び性能を満足させるために、例えば3Gの振動に耐える
設計をする場合について説明する。
【0023】この場合、全ての部品について、例えば3
Gの振動でも動かないように固定あるいは圧接する必要
がある。駆動軸を含むブロックが仮にWの重量があると
し、垂直方向の振動についてのみ考える。最初に、図3
の実施例のように、下方から軸受に圧接する場合につい
て説明する。駆動軸が軸受に圧接される力は3W必要で
ある。ところが、駆動軸はWの自重があり、これを弾発
部材で支える必要があるので、弾発部材は4Wの力で駆
動軸を軸受に圧接しなければならない。したがって、駆
動軸が回転するのを妨げる負荷は、駆動軸と軸受の間の
摩擦係数をμa、駆動軸と弾発部材の間の摩擦係数をμ
b とすると、3W・μa +4W・μb となる。
【0024】つぎに、図2の実施例のように、上方から
軸受に圧接する場合について説明する。駆動軸が軸受に
圧接される力は上記と同じように3W必要である。とこ
ろが、駆動軸はWの自重が駆動軸を軸受に圧接する方向
に作用しているので、弾発部材は2Wの力で駆動軸を軸
受に圧接すればよい。したがって、駆動軸が回転するの
を妨げる負荷は、駆動軸と軸受の間の摩擦係数をμa
駆動軸と弾発部材の間の摩擦係数をμb とすると、3W
・μa +2W・μb となる。
【0025】したがって、図2の構造の軸受の方が図3
の構造の軸受よりも、回転負荷が小さくなる。つぎに、
第3の実施例について、図4を参照しながら説明する。
図4は図1のAをB方向から視た駆動軸2を外嵌支持す
る軸受け構造を示す断面図である。図4において、Gは
重力方向を示す。なお、図1に示した構成については同
じ構成であるので、その詳細な説明は省略する。9は光
学式ピックアップの駆動装置全体の基板となるトラバー
スシャーシであり、11はディスクである。9gはトラ
バースシャーシ9に設けられた軸受け部で、互いに直交
する2つの軸受け面9h,9iを有して駆動軸2を外嵌
支持する。軸受け面9h,9iはディスク11のディス
ク主面に対して斜めになっており、ディスク側に向いた
軸受け凹面を構成している。13は弾発部材であり、駆
動軸2を軸受け面9h,9iに向かってほぼ重力方向に
押圧している。
【0026】この実施例の動作も第1の実施例と同様で
あるが、この実施例によれば、弾発部材13により駆動
軸2を圧接する方向をほぼ重力方向にすることにより弾
発部材13の必要付勢力をほぼ駆動軸2の自重分軽減す
ることができ、弾発部材13を重力方向に対して斜め方
向から付勢する場合に比べて付勢力を小さくすることが
できる。これにより駆動軸2の回転時の負荷を最小にで
き、駆動モータ8の消費電力および発熱を低減すること
ができる。軸受け面9h,9iの製作精度を高めること
は容易ではないが、駆動モータ8の消費電力等が特に重
要な場合等はこの実施例のような構成でもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の光学式ピックアップの駆
動装置によれば、駆動軸を軸受け部のディスクの主面に
対して垂直および平行の各軸受け面に向かって弾発部材
により押圧するので、駆動軸と軸受け部との間のクリア
ランスが発生せず、特に振動、衝撃時の読み取り性能に
優れたものとなる。また、軸受け部の2つの軸受け面を
それぞれディスクの主面に対して垂直および平行とした
ので、駆動軸と軸受けの当接方向がフォーカス方向(デ
ィスクの主面に対して垂直方向)とトラッキング方向
(ディスクの主面と平行方向)のそれぞれに独立させる
ことが可能となり、軸受け部の製作時の寸法合わせ込み
を容易にすることができる。
【0028】請求項2記載の光学式ピックアップの駆動
装置によれば、平行の軸受け面がディスク側に向いてい
るので、弾発部材による付勢力が重力方向の分力を持つ
ことになり、弾発部材で駆動軸を支えなくてもよく、こ
の結果弾発部材の付勢力は小さくてよく、駆動軸にかか
る負荷は小さくなり、したがって駆動モータの負荷が低
減し、駆動モータの消費電力を低減でき、発熱量を低減
できる。
【0029】請求項3記載の光学式ピックアップの駆動
装置によれば、ディスク側に向いた軸受け凹面を有する
軸受け部を設け、弾発部材により駆動軸を軸受け部の軸
受け凹面に向かって押圧するので、駆動軸と軸受け部と
の間のクリアランスが発生せず、特に振動、衝撃時の読
み取り性能に優れたものとなる。また、軸受け凹面がデ
ィスク側に向いているので、弾発部材による付勢力が重
力方向の分力を持つことになり、弾発部材で駆動軸を支
えなくてもよく、この結果弾発部材の付勢力は小さくて
よく、駆動軸にかかる負荷は小さくなり、したがって駆
動モータの負荷が低減し、駆動モータの消費電力を低減
でき、発熱量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における光学式ピックアップ
の駆動装置の平面図である。
【図2】図1の光学式ピックアップの駆動装置における
軸受け部の第1の実施例の詳細を示す断面図である。
【図3】図1の光学式ピックアップの駆動装置における
軸受け部の第2の実施例の詳細を示す断面図である。
【図4】図1の光学式ピックアップの駆動装置における
軸受け部の第3の実施例の詳細を示す断面図である。
【図5】従来の光学式ピックアップの駆動装置の平面図
である。
【図6】図5の光学式ピックアップの駆動装置における
軸受け部の第1の従来例の詳細を示す断面図である。
【図7】図5の光学式ピックアップの駆動装置における
軸受け部の第2の従来例の詳細を示す断面図である。
【符号の説明】
1 光学式ピックアップ 2 駆動軸 3 ネジ板 4 駆動ギア 5 中間ギアプーリ 6 ゴムベルト 7 モータプーリ 8 駆動モータ 9 トラバースシャーシ 9a,9d,9g 軸受け部 9b,9c,9e,9f,9h,9i 軸受け面 10,12,13 弾発部材 11 ディスク
フロントページの続き (72)発明者 彌勒 信幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山野 義一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学式ピックアップと、前記光学式ピッ
    クアップをディスクの半径方向に沿って往復移動させる
    ための送りネジ付きの駆動軸と、前記駆動軸を駆動する
    ための駆動機構と、前記ディスクの主面に対して垂直の
    軸受け面および前記ディスクの主面に対して平行の軸受
    け面を有する軸受け部と、前記駆動軸を前記軸受け部の
    各軸受け面に向かって押圧する弾発部材とを備えた光学
    式ピックアップの駆動装置。
  2. 【請求項2】 平行の軸受け面がディスク側に向いてい
    る請求項1記載の光学式ピックアップの駆動装置。
  3. 【請求項3】 光学式ピックアップと、前記光学式ピッ
    クアップをディスクの半径方向に沿って往復移動させる
    ための送りネジ付きの駆動軸と、前記駆動軸を駆動する
    ための駆動機構と、前記ディスク側に向いた軸受け凹面
    を有する軸受け部と、前記駆動軸を前記軸受け部の軸受
    け凹面に向かって押圧する弾発部材とを備えた光学式ピ
    ックアップの駆動装置。
JP14735895A 1995-06-14 1995-06-14 光学式ピックアップの駆動装置 Pending JPH08339641A (ja)

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JP (1) JPH08339641A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6052358A (en) * 1996-10-04 2000-04-18 Sony Corporation Head feeding mechanism and optical pick-up feeding mechanism
KR100400339B1 (ko) * 1999-09-07 2003-10-01 알프스 덴키 가부시키가이샤 광디스크장치

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