JPH08339547A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JPH08339547A JPH08339547A JP14337395A JP14337395A JPH08339547A JP H08339547 A JPH08339547 A JP H08339547A JP 14337395 A JP14337395 A JP 14337395A JP 14337395 A JP14337395 A JP 14337395A JP H08339547 A JPH08339547 A JP H08339547A
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- track
- signal
- tracks
- crossing
- circuit
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Abstract
きさが目的トラックのトラック中心から±1/4トラッ
ク以内の範囲を越えると例えば”H”になる1/4オフ
トラック信号を生成し、トラッキングエラー信号が正の
とき”H”で、負のとき”L”となるトラックゼロクロ
ス信号を生成して、これら1/4オフトラック信号とト
ラックゼロクロス信号の状態変化に基づいて、横断トラ
ック数を計測(カウント)する。 【効果】 トラックゼロクロス信号やオフトラック信号
に含まれるパルス状のノイズをトラック横断として誤っ
て計測しないようにしているので、トラック横断方向と
横断トラック数を正確に数えることが可能で、さらに誤
った計測がないためシーク時間の短縮も可能である。
Description
して光ディスクを扱い、オフトラックを検出する光ディ
スク装置に関する。
は、例えばいわゆるコンパクトディスク(CD)やミニ
ディスク(MD: Mini Disc 、ソニー株式会社商標)な
どの光ディスクが存在する。
例えば上記MDは、記録再生可能なディスク(レコーダ
ブルディスク)や再生専用のディスク(プリマスタディ
スク)、さらにはディスク内に記録可能なレコーダブル
領域と予めピットが刻まれたプリマスタ領域とが設けら
れているディスク(ハイブリッドディスク)等が存在す
る。これら各種MDにおいても、基本的な物理パラメー
タと記録密度はCDと同じである。
ォーマットの概略を示しており、図8の(A)には上記
プリマスタディスクを、図8の(B)には上記レコーダ
ブルディスクを、図8の(C)には上記ハイブリッドデ
ィスクの断面を概略的に示している。
ョンエリアのうち最内周部分はリードインエリアとなっ
ており、ここにはTOC(Table Of Contents )と呼ば
れるレーザパワーの設定のための情報やディスクを扱う
上での基本的な情報がピット情報として記録されてい
る。また、これら各ディスクの上記最内周のリードイン
エリア以外のインフォメーションエリアは、上記再生専
用、記録再生可能等のディスクの特性に応じて、ピット
エリア又はレコーダブルグルーブとなされている。
(B)に示すレコーダブルディスクについてより詳細に
説明すると、当該ディスクは半径が32.0mmであ
り、上記リードインエリアとレコーダブルエリアの境界
は、ディスク回転中心から16.0mmとなっており、
さらにレコーダブルエリアは上記リードインエリアから
外周側に14.5mmまでとなっている。
記録可能領域全周の記録溝には、ディスク成形時にAD
IP(ADdress In Pregroove)と呼ぶクラスタ,セクタア
ドレス情報がウォブリングにより形成してある。これを
用いてトラッキングとCLV(線速度一定)のスピンド
ルサーボの制御のみならず、記録時,再生時のアクセス
動作を含むシステム制御が行われるようになっている。
上記ADIP信号は22.05kHzのキャリアをアド
レス情報で変調してあるものであり、記録グルーブはこ
のキャリアで約30nm蛇行している。光学ピックアッ
プは、このウォブリンググルーブによるアドレス情報
を、記録信号とは独立に読み出すことができ、記録時に
はこのアドレス情報に基づいてクラスタ単位で記録が行
われる。
な光ディスクを扱う光ディスク装置においてシークを行
う(トラバースを行う)場合、従来は、いわゆるトラッ
クゼロクロス信号などの1トラック横断当たり1パルス
を出力するトラック横断信号を生成し、このパルス数を
数えることにより、光ピックアップの移動距離を制御し
ていた。この場合、トラック横断信号に例えばヒゲ状の
ノイズパルス等が含まれたりすると、その分余計に誤っ
たトラック数を数えてしまうおそれがある。また、光デ
ィスクの偏心や光ピックアップの対物レンズの揺れなど
により、逆方向にトラックを横断してしまう場合にも、
誤ったトラック数を数えてしまっている。
みて提案されたものであり、シーク時に誤ったトラック
数を数えてしまうことがない光ディスク装置を提供する
ことを目的とするものである。
を達成するために提案されたものであり、光ビームスポ
ットがディスク上のトラックを横断する際の横断トラッ
ク数を計測可能な光ディスク装置において、トラッキン
グエラーの大きさがトラック中心から所定の範囲以内で
あるか否かを状態変化によって示すオフトラック信号を
生成すると共に、トラッキングエラー信号のゼロクロス
毎に状態が変化するトラックゼロクロス信号を生成し
て、これらオフトラック信号とトラックゼロクロス信号
の状態変化に基づいて、横断トラック数を計測するトラ
ック横断計測手段を備えてなることを特徴とするもので
ある。
計測する際、トラックゼロクロス信号とオフトラック信
号の両信号の逐次変化を見ており、両信号が共に所定の
状態に変化したときに横断トラック数の計測値を加算又
は減算することで、トラックゼロクロス信号やオフトラ
ック信号に含まれるパルス状のノイズを、トラック横断
として誤って計測しないようにしている。
て詳述する。
成を示す。
いて行われるシーク時のトラック数計測の説明に先立
ち、本実施例装置の全体構成及びその動作について説明
する。
おいて、先ず記録媒体としては、スピンドルモータ9に
より回転駆動される例えば前記レコーダブルのMDのよ
うな光磁気ディスク2が用いられる。ここで、当該光磁
気ディスク2は、プログラムデータや映像,文字等の音
楽用以外のデータ記録再生用に使用されるものである。
ザダイオード等のレーザ光源、コリメータレンズ、対物
レンズ3、偏光ビームスプリッタ、シリンドリカルレン
ズ等の光学部品及び所定パターンの受光部を有するフォ
トディテクタ等から構成されている。なお、上記フォト
ディテクタは、通常のCD用の再生装置に使用されてい
るメインスポットの0次光に対応するいわゆる4分割フ
ォトディテクタ及び±1次光に対応する2つのフォトデ
ィテクタの他に、サブスポットに対応する2つのフォト
ディテクタが設けられたものである。また、対物レンズ
3は2軸アクチュエータによって駆動され、当該光学ピ
ックアップ4はステッピングモータ10によって光磁気
ディスク2の半径方向に移動可能となされている。
ク2を介して上記記録磁気ヘッド1と対向する位置に設
けられている。光磁気ディスク2にデータを記録すると
きには、記録系のヘッド駆動回路であるOWH(オーバ
ーライトヘッド)ドライバ5により記録磁気ヘッド1を
駆動して記録データに応じた変調磁界を上記光磁気ディ
スク2の記録面に印加すると共に、上記光学ピックアッ
プ4により対物レンズ3を介して光磁気ディスク2の目
的トラックに所定パワー(記録用のパワー)のレーザ光
を照射することによって、いわゆる磁界変調方式による
熱磁気記録を行う。
SI(small computer systems interface)コントローラ
24及び端子35を介して例えばホストコンピュータや
外部から供給される。上記端子35及びSCSIコント
ローラ24を介して供給されたデータは、バッファメモ
リとしてのダイナミックRAM22を制御するバッファ
メモリコントローラ部と、MDをデータ記録再生用に使
用する場合(MD DATAと呼ばれている)の誤り訂
正符号の付加及び誤り訂正処理を行うMD/ECCエン
コーダ/デコーダ部とからなる制御用IC21を介し
て、当該RAM22に一旦記憶された後、読み出されて
信号処理回路6のエンコーダに送られる。
トローラ24及びシステムコントローラ15は、バスを
介して接続されるROM(リード・オンリ・メモリ)2
3内に記憶されたプログラムデータに基づいて各種制御
動作を行うようになされている。
22は、例えば記録や再生時に、衝撃等によって光学ピ
ックアップ4のトラッキングが外れたときに、所望のト
ラックに戻るまでの時間分のデータを蓄積するショクプ
ルーフメモリとしても機能している。
データに対して、誤り訂正符号の付加と8−14変調
(EFM)とを施して記録信号に変換する。この記録信
号が上記OWHドライバ5へ送られ、当該ドライバ5が
上記記録信号に応じて記録磁気ヘッド1を駆動する。ま
た、このとき同時に、光学ピックアップ4は、APC
(Autp Power Control)/LDドライバ39によってレ
ーザ光が記録用のパワーとなるように制御され、これに
より記録トラックの記録面の温度をいわゆるキュリー点
まで上昇させる。
録トラックを光学ピックアップ4によりレーザ光でトレ
ースしていわゆるカー効果を利用した磁気光学的な再生
を行う。
に照射したレーザ光の反射光を検出し、この検出信号を
RFアンプ8に送る。この検出信号には、再生時のレー
ザ光の目的トラックからの反射光の偏光角(カー回転
角)の違いに対応する再生信号や、記録及び再生時の例
えばいわゆる非点収差法によるフォーカスエラー信号及
びいわゆるプッシュプル法によるトラッキングエラー信
号、さらには記録時に使用される前記ウォブリンググル
ーブによるアドレス情報が含まれる。
らデータを再生するとき、光学ピックアップ4の出力信
号から上記再生信号を抽出し、これを信号処理回路6に
送る。このときの信号処理回路6は、デコーダ部によっ
て上記再生信号に対して前記EFMの復調と誤り訂正処
理とを行うことで再生データを得る。
前記制御用IC21を介してRAM22に一旦蓄えられ
た後に読み出され、SCSIコントローラ24を介して
例えばホストコンピュータ等に送られる。
れたデータが、MDフォーマットにおける圧縮符号化さ
れたオーディオデータである場合には、上記制御用IC
21から当該圧縮されたオーディオデータが伸張復号化
回路31によって伸張復号化され、その後ディジタル/
アナログ変換回路32でアナログオーディオ信号に変換
される。このアナログオーディオ信号は、ラインアンプ
33及び端子36を介して外部ライン接続端子に送られ
たり、ヘッドホンアンプ34及び端子37を介してヘッ
ドホン接続端子に送られる。
としては、上記MDフォーマットに採用されている、人
間の聴覚特性を考慮して情報量を約1/5に圧縮するい
わゆるATRAC(SONY社商標、Adaptive TRansform A
coustic Coding) と呼ばれる方式によるものが使用され
ている。また、図示は省略しているが、本実施例装置は
オーディオ信号が供給されたときに、上記圧縮符号化し
てMDのディスク2に記録する構成も有している。
記光学ピックアップ4の出力信号から、上記フォーカス
エラー信号とトラッキングエラー信号とを抽出し、これ
らエラー信号をサーボ回路13に送る。
アップ4によって読み取られたフォーカスエラー信号と
トラッキングエラー信号とを用いて、フォーカスサーボ
信号とトラッキングサーボ信号を生成し、これらサーボ
信号をドライバ39を介して光学ピックアップ4へ送
る。これにより、光学ピックアップ4でのフォーカスサ
ーボとトラッキングサーボがなされる。すなわち、上記
フォーカスサーボのためには、上記フォーカスエラー信
号がゼロになるように、光学ピックアップ4の光学系の
フォーカス制御を行う。また上記トラッキングサーボの
ためには、上記トラッキングエラー信号がゼロになるよ
うに光学ピックアップ4の光学系のトラッキング制御を
行う。
ッキングエラー信号や、後述するミラー信号及び上記4
分割フォトダイオードからの信号に基づいて、後述する
本発明にかかるシーク時の横断トラック数の計測を行う
トラック横断計測回路50も設けられている。
フォーカスサーボのための構成やトラッキングサーボの
ための構成の他に、光磁気ディスク2を回転させるスピ
ンドルモータ9の回転サーボのための構成をも有してい
る。すなわち、当該サーボ回路13は、光磁気ディスク
2を所定の回転速度(例えば一定線速度:CLV)で回
転駆動するように、上記スピンドルモータ9を駆動する
スピンドルドライバ11を介して上記スピンドルモータ
9のサーボを行う。
スピンドルドライバ11からのFG信号に基づいてモー
タ制御及びコマンド変換回路14が行う。また、モータ
制御及びコマンド変換回路14は、光磁気ディスク2に
対する光学ピックアップ4の位置に応じた当該光磁気デ
ィスク2の回転速度制御(CLV制御)を行うようにし
ている。このモータ制御及びコマンド変換回路14にお
けるCLV制御は、ステッピングモータ10の送り量に
対するカウント値に基づいて行われる。さらに、当該モ
ータ制御及びコマンド変換回路14は、シリアル/パラ
レル変換、各種コマンド変換も行う。
ステムコントローラ15により指定される光磁気ディス
ク2の目的トラック位置に、上記光学ピックアップ4及
び記録磁気ヘッド1を移動させるようになされている。
これらの移動は、上記システムコントローラ15からの
指定に基づいて、モータ制御及びコマンド変換回路14
がスレッド送り機構の駆動源としてのステッピングモー
タ10を制御することで実現されている。言い換えれ
ば、システムコントローラ15は、ステッピングモータ
10のステップ数(スレッド送り量に対応するステップ
数すなわちステップアドレスに相当する)をカウントし
たカウント値によって、光学ピックアップ4の光磁気デ
ィスク2上の半径方向の位置を知ることができるように
なっている。さらに、システムコントローラ15は、上
記光学ピックアップ4が読み取った上記ウォブリンググ
ルーブに対応するアドレス情報からも、光学ピックアッ
プ4の光磁気ディスク2上の半径方向の位置を知ること
ができる。
して抽出された光磁気ディスク2上のウォブリンググル
ーブに対応する信号に応じて、アドレス信号とFMキャ
リア信号を発生して、これを信号処理回路6に送る。
てシステムコントローラ15に読み取ったアドレスを送
ると共に、常に上記FMキャリア信号と所定の基準クロ
ック信号とを比較し、この比較結果に応じてサーボ回路
13のスピンドルサーボ部を制御する。
CPU(中央処理装置)からなり、各部を制御すると共
に、SCSI端子35を介して外部に接続されるホスト
コンピュータとの間のデータ送受の制御をも行う。
の光ディスク装置においては、シーク時の横断トラック
数の計測を、以下の構成により実現している。
は、図2に示すようなトラッキングエラーの大きさがト
ラック中心から所定の範囲以内であるか否かを状態変化
によって示す(例えばトラッキングエラーの大きさが目
的トラックのトラック中心から±1/4トラック以内の
範囲を越えると例えば”H”になる)オフトラック信号
(1/4オフトラック信号)を生成し、同じく図2に示
すようなトラッキングエラー信号のゼロクロス毎に状態
が変化する(例えばトラッキングエラー信号が正のと
き”H”で、負のとき”L”となる)トラックゼロクロ
ス信号を生成して、これら1/4オフトラック信号とト
ラックゼロクロス信号の状態変化に基づいて、横断トラ
ック数を計測(カウント)する上記トラック横断計測回
路50を備えている。
ィスク装置のトラック横断計測回路50では、1/4オ
フトラック信号が”H”でかつトラックゼロクロス信号
が”H”から”L”に変化し、その後トラックゼロクロ
ス信号が”L”の間に1/4オフトラック信号が”H”
から”L”に変化したときに、トラック横断数のカウン
ト値を1加算する。逆に、当該トラック横断計測回路5
0では、上記1/4オフトラック信号が”H”でかつト
ラックゼロクロス信号が”L”から”H”に変化し、そ
の後トラックゼロクロス信号が”H”の間に1/4オフ
トラック信号が”H”から”L”に変化したときに、ト
ラック横断数のカウント値を1減算するようにしてい
る。
でのロジックアルゴリズムは、図3のフローチャートに
示すようになる。
ラック横断数のカウント値を0に初期化し、ステップS
2ではトラックゼロクロス信号Zが”H”でかつ1/4
オフトラック信号Qが立ち上がったか否かの判断を行
う。
には、ステップS3に進む。ステップS3では1/4オ
フトラック信号Qが”H”か否かの判断を行い、Noと
判断したときにはステップS2に戻る。一方、ステップ
S3でYesと判断したときには、ステップS4に進
む。ステップS4ではトラックゼロクロス信号Zが立ち
下がったか否かの判断を行い、Noと判断した場合には
ステップS3に戻り、Yesと判断した場合にはステッ
プS5に進む。このステップS5では、カウント値を1
インクリメントし、その後ステップS7に進む。
には、ステップS6に進む。このステップS6では、ト
ラックゼロクロス信号Zが”L”でかつ1/4オフトラ
ック信号Qが立ち上がったか否かの判断を行う。当該ス
テップS6でNoと判断し場合にはステップS2に戻
り、Yesと判断した場合にはステップS7に進む。こ
のステップS7では、1/4オフトラック信号Qが”
H”か否かを判断し、Noと判断した場合にはステップ
S2に戻り、Yesと判断した場合にはステップS8に
進む。当該ステップS8では、トラックゼロクロス信号
Zが立ち上がったか否かの判断を行い、Noと判断した
場合にはステップS7に戻り、Yesと判断した場合に
はステップS9に進む。このステップS9では、カウン
ト値を1デクリメントし、その後ステップS3に進む。
路50内で上記1/4オフトラック信号を生成する1/
4オフトラック検出回路の具体的構成を示す。なお、当
該1/4オフセット検出回路は、通常は光ビームスポッ
トがディスク上のグルーブで形成されるトラックを横切
ったときのトラバース信号を作るために用いられている
回路である。
た光学ピックアップ4に備えられている4分割フォトダ
イオード(各フォトダイオードは通常A,B,C,Dの
4つで表現される)からの4つの信号が供給される。当
該端子46に供給された上記4分割フォトダイオードの
A,B,C,Dに対応する4つの信号の和信号は、コン
デンサC1及び反転増幅器41により、AC結合されて
増幅され、コンパレータ42に送られる。当該コンパレ
ータ42では上記AC結合されて増幅された信号と、当
該信号にオフセットを持たせたレベルとをコンパレート
する。これらの構成はトラック上(グルーブの中心)で
光量が最大になることを検出するための構成であり、さ
らにオフセットをかけることにより通常のトラッキング
ON時にオフトラック信号は”L”となる。上記コンパ
レータ42の出力は切換スイッチ43を介して端子47
から1/4オフトラック信号として出力される。
5から供給される切換制御信号に応じて、上記4分割フ
ォトダイオードからの信号に基づくオフトラック信号
と、端子44を介して供給される後述するミラー信号と
を切り換えるためのものである。なお、上記ミラー信号
は光ディスクからの信号がピットからなるトラックから
の信号である場合に用いられるものであり、上記4分割
フォトダイオードからの信号は光磁気ディスクの記録エ
リア(すなわちグルーブ)から得られる信号である。
ドからの信号に基づく1/4オフトラック信号は、いず
れにしてもトラック上で”L”、トラック間で”H”と
なる信号である。なお、この1/4オフトラック信号に
も、ディスク上の欠陥や電気ノイズ等により、ヒゲ状の
ノイズがのる場合があるが、前述したように、1/4オ
フトラック信号とトラックゼロクロス信号の両信号を用
いて横断トラック数の計測を行っているため、計測誤り
はない。
路は、図5に示すように構成されるものである。当該ミ
ラー回路は、通常は、光ビームスポットがディスク上の
ピットで形成されるトラックを横切ったときのトラバー
ス信号を作るための回路であり、トラック上で”L”、
トラック間のミラー部で”H”となるトラバース信号を
ミラー信号として出力するものである。また、当該ミラ
ー回路は、ディスク上の欠陥検出時にも”H”となるミ
ラー信号を出力する。
6の(a)に示すような光学ピックアップ4からのRF
信号が供給される。このRF信号は、直流成分カット用
のコンデンサC41を介して反転増幅器81で反転増幅
されて図6の(b)に示す信号となされ、後段のピーク
ホールド回路82及びボトムホールド回路83に送られ
る。
kHzのトラバースにも追従できるようにコンデンサC
42の静電容量が設定され、一方、ボトムホールド回路
83はディスク回転周期のミラー部のエンベロープ変動
に追従できる程度の時定数を設定するようにコンデンサ
C43の静電容量が設定されている。上記ピークホール
ド回路82によりホールドされた信号は図6の(c)に
示すようなピークホールド信号Hとなり、上記ボトムホ
ールド回路83によりホールドされた信号は図6の
(d)に示すようなボトムホールド信号Iとなる。
84によって差がとられることで図6の(e)の信号J
となされる。次段の抵抗R44及びR45の分圧抵抗及
び差動アンプ85,ダイオードD41からなる構成で
は、上記信号Jのピーク値の2/3のレベルを大きな時
定数でピークホールドした図6の(e)の信号Kを生成
し、当該信号Kと上記信号Jとがコンパレータ86によ
って比較され、このコンパレータ86の出力が図6の
(f)に示すようなミラー信号として端子87から出力
される。
図7に示すようなコンパレータ101を用いたトラック
ゼロクロス検出回路により生成することができるもので
ある。すなわちこの図7において、端子100にはトラ
ッキングエラー信号TEが供給され、このトラッキング
エラー信号TEがコンパレータ100により所定の基準
値と比較され、このコンパレート出力が端子102から
トラックゼロクロス信号として出力される。
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
また、上述した本発明にかかる横断トラック数の計測
は、ハードウエア構成のみならず、ソフトウエアにても
実現可能である。
タや映像,文字等の音楽用以外のデータ記録再生用に使
用されるMD用の光ディスク装置に本発明を適用した例
について説明したが、オーディオデータを扱う通常のM
D用の光ディスクを記録再生する装置にも適応できる。
おいては、シーク時に横断トラック数を計測する際、ト
ラックゼロクロス信号とオフトラック信号の両信号の逐
次変化により、横断トラック数の計測値を加算,減算す
ることで、トラックゼロクロス信号やオフトラック信号
に含まれるパルス状のノイズを、トラック横断として誤
って計測しないようにし、トラック横断方向と横断トラ
ック数を正確に数えることが可能で、さらに誤った計測
がないため、シーク時間の短縮も可能である。
すブロック回路図である。
とトラックゼロクロス信号と1/4オフトラック信号と
の関係を示す波形図である。
を示すフローチャートである。
す回路図である。
す回路図である。
図である。
す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 光ビームスポットがディスク上のトラッ
クを横断する際の横断トラック数を計測可能な光ディス
ク装置において、 トラッキングエラーの大きさがトラック中心から所定の
範囲以内であるか否かを状態変化によって示すオフトラ
ック信号を生成すると共に、トラッキングエラー信号の
ゼロクロス毎に状態が変化するトラックゼロクロス信号
を生成して、これらオフトラック信号とトラックゼロク
ロス信号の状態変化に基づいて、横断トラック数を計測
するトラック横断計測手段を有することを特徴とする光
ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14337395A JP3546535B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14337395A JP3546535B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08339547A true JPH08339547A (ja) | 1996-12-24 |
JP3546535B2 JP3546535B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
ID=15337284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14337395A Expired - Fee Related JP3546535B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3546535B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6721245B1 (en) | 1999-03-30 | 2004-04-13 | Fujitsu Limited | Optical recording medium processing apparatus and seek control method therefor |
US6975565B1 (en) | 1999-09-03 | 2005-12-13 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Disk apparatus |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP14337395A patent/JP3546535B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6721245B1 (en) | 1999-03-30 | 2004-04-13 | Fujitsu Limited | Optical recording medium processing apparatus and seek control method therefor |
US6975565B1 (en) | 1999-09-03 | 2005-12-13 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Disk apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3546535B2 (ja) | 2004-07-28 |
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