JPH08339243A - 電子機器のリセット回路 - Google Patents

電子機器のリセット回路

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JPH08339243A
JPH08339243A JP7144565A JP14456595A JPH08339243A JP H08339243 A JPH08339243 A JP H08339243A JP 7144565 A JP7144565 A JP 7144565A JP 14456595 A JP14456595 A JP 14456595A JP H08339243 A JPH08339243 A JP H08339243A
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JP
Japan
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cpu
input
reset
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signal
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JP7144565A
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Ryozo Oba
良三 大庭
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 格別なソフトウェア制御なしにプログラムの
異常ループや暴走が発生した場合には速やかにリセット
できるようにする。 【構成】 CPUから所定の被制御対象に定期的に供給
される被制御対象を駆動するための情報の出力に係る信
号を入力しこの入力信号の入力間隔の異常を検知する。
そして、この入力信号の入力間隔の異常を検知するとC
PUを含む各部を初期状態にセットするリセット信号を
発生する回路を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器のリセット回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中央処理装置(以下、CPUと略
称する),リード・オンリ・メモリ(以下、ROMと略
称する),ランダム・アクセス・メモリ(以下、RAM
と略称する),入出力ポート(以下、I/Oポートと略
称する)等を搭載し、CPUがROM等に格納されたプ
ログラムに基づいて各部を制御することにより機器本体
を動作させるようにした電子機器においては、一般に、
電源の立上がりを検知するとリセット信号を発生するリ
セット回路を備え、このリセット信号をCPU,RA
M,I/Oポート等に与えることによって、電源投入時
や停電復帰時には常に各部を初期状態にセットし直すこ
とにより、動作の安定化を図っていた。
【0003】また、CPUの制御によりカウンタを一定
周期毎にリセットするようにし、このカウンタがオーバ
ーフローしたときプログラムの異常ループや暴走を検知
してリセット信号を発生するようにした回路、いわゆる
ウォッチドッグタイマを備えて、機器の信頼性を高めた
ものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ウ
ォッチドッグタイマを備えた従来の電子機器において
は、CPUは機器本体を動作させるためにROM,RA
M,I/Oポート等の被制御対象を制御する通常の制御
以外に、ウォッチドッグタイマのカウンタを一定周期毎
にリセットするための特別な制御が必要されていたの
で、制御が複雑化し、CPUの負担が大きいという問題
があった。
【0005】そこで本発明は、CPUは機器本体本来の
動作を行わせるための被制御対象に対する通常の制御を
行うだけで、プログラムの異常ループや暴走が発生した
場合にはそれを検知して速やかに機器全体を初期状態に
セットし直すことができ、CPUの負担軽減を図りつつ
機器動作の信頼性向上を図り得る電子機器のリセット回
路を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、CPU及びこ
のCPUからの情報に基づいて駆動制御される被制御対
象を搭載してなる電子機器において、CPUから所定の
被制御対象に定期的に供給される被制御対象を駆動する
ための情報の出力に係る信号を入力しこの入力信号の入
力間隔の異常を検知する異常検知手段と、この検知手段
により入力信号の入力間隔の異常を検知するとCPUを
含む各部を初期状態にセットするリセット信号を発生す
るリセット信号発生手段とを備えた電子機器のリセット
回路である。
【0007】
【作用】このような構成の本発明であれば、CPUは機
器本体本来の動作を行わせるために所定の被制御対象に
対して駆動制御するための情報に係る信号を定期的に出
力している。この状態で、上記信号の出力間隔が異常に
なると、異常検知手段によってその異常が検知され、リ
セット信号発生手段によりリセット信号が発生して、C
PUを含む各部が初期状態にセットし直される。所定の
被制御対象に定期的に供給される上記信号の異常は、プ
ログラムの異常ループや暴走に起因しているおそれが高
いので、この異常時にCPUを含む各部が初期状態にセ
ットし直されることにより機器動作の信頼性が高められ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。なお、この実施例では電子機器としてファ
クシミリ装置に本発明のリセット回路を適用した場合に
ついて説明する。
【0009】図1はこの実施例におけるファクシミリ装
置の概略構成を示すブロック図である。すなわち、この
ファクシミリ装置は、制御部本体としてCPU1を搭載
している。また、このCPU1によって制御される被制
御対象として、ROM2,RAM3,時計部4,画像圧
縮部5,画像復元部6,ファクシミリ用モデム7,読取
制御部8,印刷制御部9,キーボード入力回路10,表
示制御部11等の各部を搭載している。そして、前記C
PU1と被制御対象としての各部とは、アドレスバス,
データバス等のバスラインBLによって接続されてい
る。
【0010】前記ROM2には、前記CPU1が実行す
るプログラム等が予め格納されている。前記RAM3
は、前記CPU1が各種データの一時記憶装置として使
用する。前記時計部4は、現在の日付及び時刻を計時す
るものである。
【0011】前記ファクシミリ用モデム7には、公衆回
線12が接続されている。前記読取制御部8には、原稿
モータによって駆動される紙送り機構により送られる送
信原稿の画像をイメージスキャナによって光学的に読取
るようにした原稿読取部13が接続されている。前記印
刷制御部9には、記録紙搬送モータによって駆動される
紙送り機構により搬送される記録紙に印字ヘッドにより
受信画像データを記録するようにした印刷部14が接続
されている。前記キーボード入力回路10には、ダイヤ
ル番号を入力するためのキーやスタートキー等が配設さ
れたキーボード15が接続されている。前記表示制御部
11には、前記時計部4にて計時されている日時データ
やガイドメッセージ等を表示するための表示器16が接
続されている。
【0012】また、このファクシミリ装置は、図示しな
い電源スイッチの投入により交流電源17を入力し、+
5Vや+24Vの直流電源に変換して所要部位に供給す
る電源回路18と、前記CPU1,RAM3等の各部に
“L”レベルのリセット信号RST0を供給して各部を
初期状態にセットするリセット回路19を搭載してい
る。
【0013】図2は上記リセット回路19の要部構成を
示すブロック図である。すなわち、このリセット回路1
9は、交流電源17を入力し、この交流電源の立上がり
変化を検知すると出力信号S0を“L”レベルに立ち下
げる交流入力検知回路20と、それぞれ入力端子IN
1,IN2,IN3に入力される信号の正常,異常を判
定し、異常を検知すると出力信号S1,S2,S3を
“L”レベルに立ち下げる第1,第2,第3の判定回路
21,22,23と、各判定回路21〜23からの出力
信号S1,S2,S3をそれぞれ反転入力しその論理和
否定を演算する第1のNORゲート24と、この第1の
NORゲート24の出力信号S4と前記交流入力検知回
路の出力信号S0をそれぞれ反転入力しその論理和否定
を演算する第2のNORゲート25とを備えている。そ
して、上記第2のNORゲート25の出力信号を前記リ
セット信号RST0としている。また、このリセット回
路19は、上記第2のNORゲート25の出力信号であ
るリセット信号RST0を入力し、このリセット信号R
ST0に基づいて+5Vの直流電源を制御する電源制御
回路26を備えている。
【0014】しかして、この実施例では、前記第1の判
定回路21の入力端子IN1にはCPU1の制御により
チップセレクタ27からROM2に供給されるチップセ
レクト信号CS1を入力し、前記第2の判定回路22の
入力端子IN2には同チップセレクタ27からRAM3
に供給されるチップセレクト信号CS2を入力し、前記
第3の判定回路23の入力端子IN3には同チップセレ
クタ27から表示ドライバ28に供給されるチップセレ
クト信号CS3を入力している。なお、表示ドライバ2
8は前記表示器15を駆動するもので、表示制御部11
の一部を構成している。
【0015】因みに、前記ROM2,RAM3及び表示
ドライバ28は、各チップセレクト信号CS1,CS
2,CS3の負パルスに応じてアクセスされる。そし
て、このファクシミリ装置においては、CPU1はRO
M2及びRAM3に対しては必ず数〜数百μ秒以内に再
アクセスし、表示ドライバ28に対しては時刻表示を切
換えるために必ず1秒に1回アクセスするようにプログ
ラムされている。すなわち、プログラムの異常ループや
暴走が発生しておらず、CPU1が正常に動作している
場合には、チップセレクト信号CS1及びCS2は必ず
数〜数百μ秒以内に負パルスを発生し、チップセレクト
信号CS3は必ず1s以内に負パルスを発生する。
【0016】前記第1〜第3の判定回路21〜23はい
ずれも同一構成であって、図3に示すように、カウンタ
31とJKフリップフロップ32とによって構成されて
いる。上記カウンタ31は、リセット端子Rへの入力信
号が“L”レベルになると、カウント値を予め設定され
ているプリセット値に戻し、その後トリガ端子Tにクロ
ックパルスCLKが入力される毎にダウンカウントし
て、“0”をカウントすると反転出力/Qを“L”レベ
ルにするもので、リセット端子Rには前記入力端子IN
1〜IN3が接続されている。一方、上記JKフリップ
フロップ32は、前記カウンタ31の反転出力/Qをト
リガ端子Tへの入力信号とし、反転出力/Qを該判定回
路21〜23の出力信号S1〜S3としたもので、リセ
ット端子Rには前記入力端子IN1〜IN3が接続され
ている。
【0017】したがって、この第1〜第3の判定回路2
1〜23は、入力端子IN1〜IN3に入力されるチッ
プセレクト信号CS1〜CS3の負パルス発生周期Aよ
りも長い時間間隔Bに相当する値をカウンタ31のプリ
セット値として予め設定しておくことにより、図4に示
すように、チップセレクト信号CS1〜CS3が負パル
ス発生周期Aを経過しても負パルスを発生しない異常状
態となり、最新の負パルス発生時から時間Bを経過する
と、カウンタ31が“0”カウントし、カウンタ31の
反転出力/Qが“L”レベルになり、これに応じてJK
フリップフロップ32の反転出力/Qすなわち出力信号
S1〜S3が“L”レベルになるようになっている。
【0018】ここに、カウンタ31は、CPU1から所
定の被制御対象(ROM2,RAM3,表示ドライバ2
8)に定期的に供給される被制御対象を駆動するための
情報の出力に係る信号CS1,CS2,CS3を入力
し、この入力信号CS1,CS2,CS3の入力間隔の
異常を検知する異常検知手段を構成する。また、JKフ
リップフロップ32は、前記入力信号CS1,CS2,
CS3の入力間隔の異常を検知すると、CPU1を含む
各部を初期状態にセットするリセット信号RST0を発
生するリセット信号発生手段を構成する。
【0019】なお、カウンタ31にプリセット値を予め
設定する手段としては、CPU1のバスラインBLにカ
ウンタ31を接続して、キーボード15のキー入力によ
りソフト的にプリセット値を設定する手段を採用すれば
よい。また、カウンタ31に外部操作可能なデップスイ
ッチを設け、ハード的にプリセット値を設定することも
可能である。
【0020】前記電源制御回路26は、図5に示すよう
に、第2のNORゲート25の出力信号であるリセット
信号RST0を反転させるインバータ41と、+5V電
圧と上記インバータ41の出力電圧とを分圧する分圧抵
抗R1,R2の接続点電位をベース電位とし、エミッタ
に電源回路18からの+5V直流電源を接続し、コレク
タ出力を+5Vの直流制御電源P5CONTとするPN
P型のトランジスタ42とで構成されている。
【0021】したがって、この電源制御回路26は、リ
セット信号RST0が“H”レベルのときにはトランジ
スタ42がオンしているので、+5V直流制御電源P5
CONTがオンし、リセット信号RST0が“L”レベ
ルになるとトランジスタ42がオフして、+5V直流制
御電源P5CONTがオフする。
【0022】このように構成された本実施例のリセット
回路19においては、交流電源17の立上がり変化を交
流入力検知回路20が検知すると、この検知回路20の
出力信号S0が“L”レベルに立ち下がる。これによ
り、リセット信号RST0が“L”レベルになるので、
CPU1を含む各部が初期状態にセットされる。したが
って、電源投入時や停電復帰時には常にCPU1を含む
各部が初期状態にセットし直されるので、電子機器の動
作の安定化が図られる。
【0023】また、CPU1の制御によりROM2に定
期的に供給されるチップセレクト信号CS1が異常にな
ると、この異常を第1の判定回路21が検知し、この第
1の判定回路21の出力信号S1が“L”レベルに立ち
下がる。これにより、リセット信号RST0が“L”レ
ベルになるので、CPU1を含む各部が初期状態にセッ
トし直される。また、CPU1の制御によりRAM3に
定期的に供給されるチップセレクト信号CS2が異常に
なると、この異常を第2の判定回路22が検知し、この
第2の判定回路22の出力信号S2が“L”レベルに立
ち下がる。これにより、リセット信号RST0が“L”
レベルになるので、CPU1を含む各部が初期状態にセ
ットし直される。
【0024】また、CPU1の制御により表示ドライバ
28に定期的に供給されるチップセレクト信号CS3が
異常になると、この異常を第3の判定回路23が検知
し、この第3の判定回路23の出力信号S3が“L”レ
ベルに立ち下がる。これにより、リセット信号RST0
が“L”レベルになるので、CPU1を含む各部が初期
状態にセットし直される。
【0025】例えば、この実施例のファクシミリ装置に
おいて、CPU1が正常に動作しているとき、ROM2
に対しては必ず5μ秒以内に再アクセスし、RAM3に
対しては必ず100μ秒以内に再アクセスし、表示ドラ
イバ28に対しては必ず1秒に1回アクセスするように
プログラムされているとする。この場合、ROM2のチ
ップセレクト信号CS1を入力する第1の判定回路21
のカウンタ31には、例えば10μ秒に相当するプリセ
ット値を予め設定し、RAM3のチップセレクト信号C
S2を入力する第2の判定回路22のカウンタ32に
は、例えば200μ秒に相当するプリセット値を予め設
定し、表示トライバ28のチップセレクト信号CS3を
入力する第3の判定回路23のカウンタ33には、例え
ば2秒に相当するプリセット値を予め設定しておく。
【0026】こうすることにより、プログラムの異常ル
ープや暴走が発生してCPU1が異常動作し、ROM2
に対するチップセレクト信号CS1が10μ秒を経過し
ても負パルスを発生しない場合には、第1の判定回路2
1でチップセレクト信号CS1の異常が検知され、リセ
ット信号RST0が“L”レベルになって、CPU1を
含む各部が初期状態にセットし直される。また、ROM
2に対するチップセレクト信号CS1が正常に5μ秒以
内に負パルスを発生していても、RAM3に対するチッ
プセレクト信号CS2が200μ秒を経過しても負パル
スを発生しない場合には、第2の判定回路22でチップ
セレクト信号CS2の異常が検知され、リセット信号R
ST0が“L”レベルになって、CPU1を含む各部が
初期状態にセットし直される。また、RAM3に対する
チップセレクト信号CS2が正常に100μ秒以内に負
パルスを発生していても、表示ドライバ28に対するチ
ップセレクト信号CS3が2秒を経過しても負パルスを
発生しない場合には、第3の判定回路23でチップセレ
クト信号CS3の異常が検知され、リセット信号RST
0が“L”レベルになって、CPU1を含む各部が初期
状態にセットし直される。
【0027】このように本実施例のリセット回路19に
よれば、CPU1の制御により機器本体本来の動作を行
わせるためにROM2,RAM3及び表示ドライバ28
にそれぞれ定期的に供給される信号CS1,CS2,C
S3を個々に入力し、この入力信号CS1,CS2,C
S3の正常,異常をそれぞれ判定して、少なくとも1信
号の異常を検知すると、CPU1を含む各部を初期状態
にセットするリセット信号RST0を発生するようにし
たので、CPU1がウォッチドッグタイマのカウンタを
一定周期毎にリセットするような特別な制御を行うこと
なく、プログラムの異常ループや暴走が発生した場合に
は速やかに機器全体を初期状態にセットし直すことがで
きる。したがって、ウォッチドッグタイマを備えた従来
機器と比較してCPU1の負担を軽減できるとともに機
器動作の信頼性を高めることができる。
【0028】また、本実施例のリセット回路19は、リ
セット信号RST0が“L”レベルになったことに応じ
て+5Vの直流制御電源P5CONTをオフする電源制
御回路26を設けている。そこで、図6に示すように、
負荷51への通電オン,オフを切り換えるスイッチング
トランジスタ52のベースに、上記直流制御電源P5C
ONTを印加するように回路構成する。
【0029】こうすることにより、リセット信号RST
0が“H”レベルであり、機器が通常動作しているとき
には、直流制御電源P5CONTがオンしているので、
スイッチングトランジスタ52はCPU1によって制御
されるI/Oポート53からの駆動信号によりオン,オ
フ制御される。これに対し、リット信号RST0が
“L”レベルとなりリセットがかかると、直流制御電源
P5CONTがオフする。これにより、スイッチングト
ランジスタ52が強制的にオフするので、負荷51への
通電が断たれる。
【0030】したがって、CPU1を含む各部が初期状
態にセットし直されると同時に負荷51への通電も断た
れるので、機器全体の安全性を向上できる。なお、負荷
51としては原稿モータ,記録紙搬送モータ,印字ヘッ
ドのソレノイド等が対象となる。
【0031】なお、本発明のリセット回路は、ファクシ
ミリ装置への適用に限定されるものではなく、CPU及
びこのCPUによって制御される被制御対象を搭載して
なる一般的な電子機器に適用できるものである。また、
前記実施例では第1〜第3の判定回路21〜23で異常
を検知する対象の信号として、ROM2,RAM3及び
表示ドライバ28への各チップセレクト信号CS1〜C
S3を用いたが、これら以外の信号であってもCPU1
の制御により所定の被制御対象に定期的に供給される被
制御対象を駆動するための情報の出力に係る信号であれ
ば利用することができる。また、対象となる信号の種類
や数に特に制限はなく、例えばモータへの駆動制御信号
が定期的に供給される電子機器であれば、その駆動制御
信号の異常を検知するようにしてもよい。
【0032】また、前記実施例ではカウンタ31のプリ
セット値を入力信号の発生周期の2倍の時間に相当する
値としたが、入力信号の発生周期よりも長い時間に相当
する値であればよい。ただし、入力信号の発生周期に近
い時間に相当する値では正常時にリセットされる誤動作
を生じるおそれがあり、逆に入力信号の発生周期よりも
十分に長い時間に相当する値ではリセットをかける応答
が遅くなるので、1.5〜2倍程度の時間に相当する値
が望ましい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、C
PUから所定の被制御対象に定期的に供給される被制御
対象を駆動するための情報の出力に係る信号を入力し、
この入力信号の入力間隔の異常を検知するとCPUを含
む各部を初期状態にセットするリセット信号を発生する
ようにしたので、CPUは機器本体本来の動作を行わせ
るための被制御対象に対する通常の制御を行うだけで、
プログラムの異常ループや暴走が発生した場合にはそれ
を検知して速やかに機器全体を初期状態にセットし直す
ことができ、CPUの負担軽減を図りつつ機器動作の信
頼性向上を図り得る電子機器のリセット回路を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置の概
略ブロック図。
【図2】同実施例におけるリセット回路の要部ブロック
図。
【図3】図2に示す判定回路を具体的に示す回路図。
【図4】同判定回路の主要な信号のタイミング波形図。
【図5】図2に示す電源制御回路を具体的に示す回路
図。
【図6】同電源制御回路から出力される電源制御信号が
印加される負荷回路図。
【符号の説明】
1…CPU(中央処理装置) 2…ROM(リード・オンリ・メモリ) 3…RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 4…時計部 16…表示器 19…リセット回路 20…交流入力検知回路 21〜23…第1〜第3の判定回路 26…電源制御回路 28…表示ドライバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置及びこの中央処理装置から
    の情報に基づいて駆動制御される被制御対象を搭載して
    なる電子機器において、 前記中央処理装置から所定の被制御対象に定期的に供給
    される被制御対象を駆動するための前記情報の出力に係
    る信号を入力しこの入力信号の入力間隔の異常を検知す
    る異常検知手段と、この検知手段により前記入力信号の
    入力間隔の異常を検知すると前記中央処理装置を含む各
    部を初期状態にセットするリセット信号を発生するリセ
    ット信号発生手段とを具備したことを特徴とする電子機
    器のリセット回路。
JP7144565A 1995-06-12 1995-06-12 電子機器のリセット回路 Pending JPH08339243A (ja)

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