JP3178385B2 - 論理回路の誤動作検出装置および表示装置 - Google Patents

論理回路の誤動作検出装置および表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周期性の信号を出
力する論理回路の誤動作を検出する装置およびこの装置
を用いた表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CPUやノイズ試験機、クロック発生器
など、規則正しい周期性の信号を出力する論理回路にお
いて、出力信号のレベルのハイレベルとローレベルとが
入れ替わって逆転する場合、言い換えれば、論理が反転
する場合がある。この逆転は、論理回路の出力信号を利
用する装置に影響を与え障害を引き起こす場合がある。
【0003】図4は、論理回路から出力される周期性の
出力信号の状態を示す説明図である。図4(a)は正常
時の出力信号、図4(b)はノイズ発生時の出力信号で
ある。図4(a)に示すように、正常時に論理回路から
出力されるデータ出力信号(DATA)は、一定周期
(T)であって、ハイレベル(正論理として「1」で表
す)とローレベル(正論理として「0」で表す)が交互
に繰り返される。図4(b)に示すように、ノイズ発生
後においては、周期性は維持されているが、ハイレベル
の期間とローレベルの期間とが逆転し、データ出力信号
の論理が反転した状態で出力し続ける場合がある。この
現象は、論理回路内部にトリガでトグル動作するフリッ
プフロップ等を採用しているため、ノイズ等でこのフリ
ップフロップ等がトリガされて論理回路が誤動作したた
めであると考えられる。
【0004】図5は、従来のVFDモジュールの概要ブ
ロック図である。図中、21はインターフェース部、2
2はコントロールゲートアレイ、23はDC/DCコン
バータ、24はRAM、25はアノードドライバ、26
はグリッドドライバ、27はグラフィックディスプレ
イ、28はフィラメント、29は後述する本発明の誤動
作検出回路の組み込み位置である。
【0005】インターフェース部21は、ホストコンピ
ュータ側とこのVFDモジュール側とのインターフェー
スとなる回路部である。ホストコンピュータ側からクロ
ック信号(CLOCK)の供給および各種の制御信号を
受取り、コントロールゲートアレイ22に渡すととも
に、逆に割り込み制御信号(INT)をホストコンピュ
ータ側に送出して、ホストコンピュータとコントロール
ゲートアレイ22との間でデータ信号(D0〜D7)を
転送する。インターフェース部21は、また、ホストコ
ンピュータ側から電源の供給を受け、論理回路の各部に
論理レベルの電圧を供給するとともに、DC/DCコン
バータ23を介して、グラフィックディスプレイ27を
駆動するためのアノード電圧(ebb),グリッド電圧
(ecc),フィラメント電圧(Ef)を、それぞれア
ノードドライバ25,グリッドドライバ26,フィラメ
ント28に供給する。
【0006】コントロールゲートアレイ22は、ランダ
ムアクセスメモリ(RAM)24とともに動作する論理
回路であって、データ信号(D0〜D7)のラインを通
して画像信号の供給を受け、アノード制御データ(AD
ATA)をアノードドライバ25に出力し、グリッド制
御データ(GDATA)をグリッドドライバ26に出力
する。アノードドライバ25およびグリッドドライバ2
6は、グラフィックディスプレイ27のアノード電極お
よびグリッド電極をダイナミック駆動制御し、グラフィ
ックディスプレイ27に画像を表示させる。
【0007】蛍光表示管(VFD)を用いたグラフィッ
クディスプレイのVFDモジュールにおいては、複数の
アノード電極および複数のグリッド電極をダイナミック
に駆動制御して発光すべき点を制御しながら画像を表示
している。その際、グリッド制御データ(GDATA)
のラインには、正常時には図4(a)に示したデータ出
力信号(DATA)と同様な信号が出力される。グリッ
ド制御データ(GDATA)の出力信号は、ハイレベル
の期間がローレベルの期間よりも短いためデュティー比
は小さい。グリッド制御データ(GDATA)の出力信
号は、グリッドドライバ26に供給され、高速のクロッ
クで順次遅延シフトしながら複数のグリッド電極に駆動
電圧を印加し、印加された駆動電圧のハイレベル期間に
おいてゲート電極が順次ON状態になるように走査す
る。例えば、グラフィックディスプレイ27が一般のダ
イナミック駆動方式の場合には、グリッド電極を通常2
本ずつON状態にしながらグリッド電圧を走査して画像
を表示する。
【0008】電気的な悪環境下においては、グリッド制
御データ(GDATA)の出力信号が、図4(b)のデ
ータ出力信号(DATA)と同様になる場合がある。こ
のようなグリッド制御データ(GDATA)がグリッド
ドライバ26に供給されると、レベルが逆転しているた
め、スタティック駆動のように多数のグリッド電極が同
時にONとなる状態が続くことになり、複数の発光ドッ
トが同時発光してDC/DCコンバータ23およびグリ
ッドドライバ26が過負荷状態となり、VFDモジュー
ルに内蔵のフューズが断線するに至る場合がある。
【0009】周期性の信号が出力されなくなったことを
検出するものとして、いわゆるウオッチドッグタイマー
が知られている。しかし、これは周期性を監視するもの
であって、上述したような信号レベルの逆転を検出でき
るものではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、周期性の信号を
出力する論理回路において、誤動作によるレベルの逆転
を検出する、論理回路の誤動作検出装置および、この誤
動作検出装置を用いた表示装置を提供することを目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために信号のレベルの逆転を検出することによっ
て、ノイズにより論理回路内部で生じる誤ったトグル動
作等による誤動作を検出することができる。
【0012】請求項に記載の発明においては、第1お
よび第2のレベルを交互に出力し前記第1のレベルの時
間長が第1の所定時間以内である周期性の信号を出力す
る論理回路の誤動作検出装置であって、前記信号を入力
し、前記第1のレベルから前記第2のレベルへの反転を
検出して、前記信号の周期内で前記第1の所定時間を超
える第2の所定時間の経過を検出するタイマー手段を有
し、前記タイマー手段が前記第2の所定時間の経過を検
出するまでに前記信号のレベルが第1のレベルとなるこ
とを検出して誤動作検出信号を出力するものである。し
たがって、論理回路内部で生じる誤ったトグル動作等に
よる論理回路の誤動作を容易に検出することができる。
【0013】請求項に記載の発明においては、第1お
よび第2のレベルを交互に出力し前記第1のレベルの時
間長が第1の所定時間以内である周期性の信号を出力す
る論理回路の誤動作検出装置であって、前記信号を入力
し、前記第2のレベルから前記第1のレベルへの反転を
検出して、前記信号の周期内で前記第1の所定時間を超
える第2の所定時間の経過を検出するタイマー手段を有
し、前記タイマー手段が前記第2の所定時間の経過を検
出したときに前記信号のレベルが第1のレベルであるこ
とを検出して誤動作検出信号を出力するものである。し
たがって、論理回路内部で生じる誤ったトグル動作等に
よる論理回路の誤動作を容易に検出することができる。
【0014】請求項に記載の発明においては、ダイナ
ミック駆動される表示装置において、ダイナミック駆動
のための制御信号を出力する論理回路の誤動作検出装置
として請求項1、2のいずれか1項に記載の論理回路の
誤動作検出装置を用いたものである。したがって、ダイ
ナミック駆動のための制御信号を出力する論理回路の誤
動作を検出することができる。
【0015】請求項に記載の発明においては、請求項
に記載の表示装置において、前記誤動作検出信号によ
り前記論理回路の動作を一時的にリセットするものであ
る。したがって、論理回路の誤動作によってダイナミッ
ク駆動ができなくなっても、すみやかに正常な表示状態
に復帰することができるとともに、表示用電源等が過負
荷になることを防止することができる。
【0016】請求項に記載の発明においては、請求項
に記載の表示装置において、前記誤動作検出信号によ
り表示用電源を一時的にリセットするものである。した
がって、表示用電源等が過負荷になることを確実に防止
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の誤動作検出装置
の実施の一形態のブロック図である。図中、1は論理回
路、2はワンショットマルチバイブレータ、3は時定数
回路、4はNANDゲートである。この論理回路は、ハ
イレベル(正論理で表すと「1」)およびローレベル
(正論理で表すと「0」)が交互に出力される周期性の
出力信号(DATA)(周期T)を出す。この実施の形
態の論理回路の誤動作検出装置は、この出力信号のレベ
ルの逆転を検出することにより、論理回路1の誤動作を
検出する装置である。ハイレベルの時間長(a)は、一
定であっても周期ごとに変動するものであってもよい
が、所定時間以内であることがあらかじめわかったもの
である。ワンショットマルチバイブレータ2は、外付け
の時定数回路3を備えたリトリガラブルワンショットマ
ルチバイブレータ(例えば、HD74HC123)であ
り、その出力Qがハイレベルとなる動作時間長(b)
は、信号(DATA)の周期(T)内で、かつ、上述し
た時間長(a)を常に超える所定時間となるように設定
してある。
【0018】論理回路1の出力信号(DATA)は、ワ
ンショットマルチバイブレータ2の入力およびNAND
ゲート4の第1の入力に接続される。ワンショットマル
チバイブレータ2は入力の立ち下がり(ダウンエッジ)
で動作するもので、その出力はNANDゲート4の第2
の入力に接続され、NANDゲート4から誤動作検出信
号Aが出力される。
【0019】図2は、本発明の誤動作検出装置の実施の
一形態の説明図である。図2(a)は論理回路の正常動
作時の説明図、図2(b)は論理回路の誤動作によるレ
ベル逆転時における説明図である。図中、11は論理回
路の出力信号中のハイレベル区間、12はワンショット
マルチバイブレータの出力パルス、13は論理回路の出
力信号中のローレベル区間、14は誤動作検出パルスで
ある。
【0020】図2(a)に示す正常時に、ワンショット
マルチバイブレータ2は論理回路1の出力信号(DAT
A)中のハイレベル区間11の立ち下がりによってトリ
ガされ、出力信号(Q)中に出力パルス12を発生す
る。この場合、NAND回路4の出力(A)からは、誤
動作検出パルス14が発生しない。これに対し、図2
(b)に示す誤動作時には、出力信号(DATA)はハ
イレベルとローレベルとが逆転したものとなり、図2
(a)における出力信号(DATA)中のハイレベル区
間11がローレベル区間13となる。したがって、ワン
ショットマルチバイブレータ2は出力信号(DATA)
中のローレベル区間13の最初の立ち下がりによってト
リガされ、出力信号(Q)中に出力パルス12を発生す
る。この場合、動作時間長(b)は時間長(a)を超え
る長さであるため、NAND回路4の論理演算によりそ
の出力(A)にローレベルの誤動作検出パルス14が発
生する。
【0021】この誤動作検出パルス14を論理回路1の
リセット(初期化)信号として用いると、レベル逆転が
回路素子の破壊によるものではないため、リセット解除
後には、信号のレベルおよび論理が正常状態に復旧す
る。また、論理回路1の出力を入力する利用装置側に対
しても、電源の一時的なリセットを行うなどにより論理
回路1の誤動作に対する保護動作を行うことができる。
【0022】上述した説明では、ワンショットマルチバ
イブレータ2を用いたが、ハイレベルからローレベルへ
の反転を検出して、所定周期(T)内であってハイレベ
ルの時間長(a)を常に超える所定時間長(b)にわた
り所定のレベルを出力するタイマー手段であればどのよ
うな手段を用いてもよい。例えば、レベル反転の検出
後、高速のクロック信号をカウントするディジタルカウ
ンタであってもよい。レベル反転も、アナログ的な微分
回路による検出の他、論理回路1の信号出力回路とこれ
を遅延回路で僅かに遅延した出力との論理演算で検出し
たり、あるいは、高速のクロック信号で論理回路1の出
力信号をサンプリングしてその値が1から0に変化した
ことを判定して検出してもよい。そして、このタイマー
手段が所定時間長(b)の経過を検出するまでに論理回
路1の出力信号のレベルがハイレベルとなることを検出
して誤動作検出パルス14を発生するように論理演算を
行なえばよい。
【0023】上述した論理回路の誤動作検出装置を用い
て、表示装置における誤動作検出および誤動作保護を行
うことができる。図5におけるVFDモジュールの概要
ブロック図を例として説明する。上述した論理回路の誤
動作検出装置を、破線で示した誤動作検出回路29の位
置に組み込み、コントロールゲートアレイ22のグリッ
ド制御データ(GDATA)のラインに、図1に示した
誤動作検出装置を接続する。図中、ダイナミック駆動の
ための制御信号を出力するコントロールゲートアレイ2
2が図1の論理回路1に相当し、グリッド制御データ
(GDATA)が出力信号(DATA)に相当する。そ
して、NAND4の出力Aをリセット信号としてコント
ロールゲートアレイ22およびDC/DCコンバータの
RESET(負論理)端子に接続する。
【0024】図3は、本発明の表示装置の実施の一形態
における誤動作検出の説明図である。図3(a)は図1
に示した誤動作検出装置を用いた例の説明図であり、図
3(b)は他の具体的構成の誤動作検出装置を用いた例
の説明図である。図3(a)において、ノイズが発生す
ると、グリッド制御データ(GDATA)のハイレベル
とローレベルとが逆転する。ノイズ発生後、グリッド制
御データ(GDATA)がハイレベルからローレベルに
反転すると、ワンショットマルチバイブレータ2の出力
(Q)がハイレベルとなる。次に、グリッド制御データ
(GDATA)がローレベルからハイレベルに反転する
ときに、NAND回路4の出力(A)に誤動作検出パル
スが発生し、これをリセット信号とする。その結果、わ
ずかな時間の経過後にグリッド制御データ(GDAT
A)は正常な初期状態に戻り、レベル逆転状態、すなわ
ち、論理の反転状態は解消する。
【0025】図3(b)は、図1に示した誤動作検出装
置4の具体的構成を若干変更した場合の説明図である。
図1において、ワンショットマルチバイブレータ2の入
力に第1のインバータを介在させ、両者を合わせてロー
レベルからハイレベルへの反転で動作するものとし、ワ
ンショットマルチバイブレータ2の出力(Q)に第2の
インバータを接続し、NAND回路4は、論理回路の信
号出力(DATA)と第2のインバータの出力(P)と
のNAND論理演算(出力B)を行うように変更したも
のである。なお、ワンショットマルチバイブレータ2に
反転出力(反転Q)端子がある場合には、この反転出力
を用いれば第2のインバータを用いる必要はない。
【0026】ノイズが発生すると、グリッド制御データ
(GDATA)がローレベルからハイレベルに反転す
る。ワンショットマルチバイブレータ2でこれを検出し
て所定時間長bが経過して第2のインバータの出力Pが
ローレベルからハイレベルに反転したときにグリッド制
御データ(GDATA)がハイレベルであることをNA
ND論理演算(出力B)で判定して誤動作検出パルスを
出力する。したがって、この第2の構成によっても誤動
作を検出することが可能である。ただし、この変更例で
は、リセットされる回路側では、グリッド制御データ
(GDATA)がローレベルであるときに継続してリセ
ットをかけるのではなく、グリッド制御データ(GDA
TA)がハイレベルからローレベルに反転したことをも
ってリセットをかけるようにする。
【0027】このように、グリッド制御データ(GDA
TA)の信号の逆転を検出したときに、コントロールゲ
ートアレイ22およびDC/DCコンバータ23が一時
的にリセットされ、リセット解除後初期状態に戻る。コ
ントロールゲートアレイ22内のフリップフロップやシ
フトレジスタは全てリセットされる。表示データは、R
AM24に記憶されているため、リセットによって失わ
れることはない。ユーザがコントロールゲートアレイ2
2に特別な設定を行って表示途中に命令を与えて表示を
行うような場合には、初期状態に戻ってしまう。しか
し、このような場合は再度命令を与えるようにすればよ
い。
【0028】誤動作時および初期状態においては瞬間的
に画像が正常に表示されないが、視覚的にはほとんどわ
からない。回路的にリセットがかかり初期化されること
で、正常なダイナミック駆動がすみやかに回復し、正常
動作に復帰するのでフューズ交換等の付帯作業が不要と
なる。
【0029】上述した説明では、グリッド制御データ
(GDATA)を誤動作検出回路で監視したが、ダイナ
ミック駆動のためにグリッド電圧を制御する信号であれ
ば、どのような出力信号を監視してもよい。ダイナミッ
ク駆動のためのアノード制御データを同様に監視して
も、また、グリッド、アノード両制御データを監視する
ようにしてもよい。上述した説明では、既存のVFDモ
ジュールに誤動作検出装置を組み込んだが、コントロー
ルゲートアレイ22に誤動作検出装置を組み込んだり、
グリッドドライバ26に誤動作検出装置を組み込んでも
よい。また、ハードウエアで誤動作検出機能を実現する
ようにしたが、マイクロコンピュータを用いて、同一の
機能をソフトウエアで実現するようにしてもよい。
【0030】上述した説明では、表示装置の表示デバイ
スとして蛍光表示管を例示したが、蛍光表示管に限られ
ない。同様なダイナミック駆動を行う表示デバイスであ
れば、FEC(電荷放出カソード)を使用したFED
(電界放出ディスプレイ)、発光ダイオード、ガス放
電、液晶などでもよい。
【0031】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明によれば、周期性の信号を出力する論理回路の誤動作
による論理の逆転を検出することができるという効果が
ある。この論理回路の誤動作検出装置をダイナミック駆
動される表示装置に用いることによって、すみやかに正
常な表示機能を回復することができるという効果があ
る。 論理回路の誤動作時に表示用電源等が過負荷にな
るような表示装置の場合、従来はフューズ断線となって
いたが、フューズ交換等の付帯作業が不要となり、フュ
ーズ交換を待たなければ表示装置自体の機能が復活しな
いというようなことがない。また、過負荷が問題となら
ない表示装置の場合でも、論理の反転による異常な表示
状態がリセットされて正常な表示状態に復旧させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誤動作検出装置の実施の一形態のブロ
ック図である。
【図2】本発明の誤動作検出装置の実施の一形態の説明
図である。
【図3】本発明の表示装置の実施の一形態における誤動
作検出の説明図である。
【図4】論理回路から出力される周期性の出力信号の状
態を示す説明図である。
【図5】従来のVFDモジュールの概要ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 論理回路、2 ワンショットマルチバイブレータ、
3 時定数回路、4NANDゲート、14 誤動作検出
パルス、21 インターフェース部、22コントロール
ゲートアレイ、25 アノードドライバ、26 グリッ
ドドライバ、27 グラフィックディスプレイ、28
フィラメント、29 誤動作検出回路の組み込み位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−158430(JP,A) 特開 平7−248842(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/28 H03K 5/19 G06F 1/04 302

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のレベルを交互に出力し
    前記第1のレベルの時間長が第1の所定時間以内である
    周期性の信号を出力する論理回路の誤動作検出装置であ
    って、前記信号を入力し、前記第1のレベルから前記第
    2のレベルへの反転を検出して、前記信号の周期内で前
    記第1の所定時間を超える第2の所定時間の経過を検出
    するタイマー手段を有し、前記タイマー手段が前記第2
    の所定時間の経過を検出するまでに前記信号のレベルが
    第1のレベルとなることを検出して誤動作検出信号を出
    力することを特徴とする論理回路の誤動作検出装置。
  2. 【請求項2】 第1および第2のレベルを交互に出力
    し前記第1のレベルの時間長が第1の所定時間以内であ
    る周期性の信号を出力する論理回路の誤動作検出装置で
    あって、前記信号を入力し、前記第2のレベルから前記
    第1のレベルへの反転を検出して、前記信号の周期内で
    前記第1の所定時間を超える第2の所定時間の経過を検
    出するタイマー手段を有し、前記タイマー手段が前記第
    2の所定時間の経過を検出したときに前記信号のレベル
    が第1のレベルであることを検出して誤動作検出信号を
    出力することを特徴とする論理回路の誤動作検出装置。
  3. 【請求項3】 ダイナミック駆動される表示装置におい
    て、ダイナミック駆動のための制御信号を出力する論理
    回路の誤動作検出装置として請求項1、2のいずれか1
    項に記載の論理回路の誤動作検出装置を用いたことを特
    徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 前記誤動作検出信号により前記論理回路
    の動作を一時的にリセットすることを特徴とする請求項
    3に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記誤動作検出信号により表示用電源を
    一時的にリセットすることを特徴とする請求項4に記載
    の表示装置。
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